JP2897307B2 - ピラゾールアミド類を有効成分とする農園芸用殺菌剤 - Google Patents

ピラゾールアミド類を有効成分とする農園芸用殺菌剤

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はピラゾールアミド類を有効成分とする農園芸
用の殺菌剤に関する。
〔従来の技術〕
本発明者らは先に特定の構造を有するピラゾールアミ
ド類が殺虫、殺ダニ活性を有することを見い出した(時
開昭64-25763号公報)。
〔発明が解決しようとする問題点〕 近年、薬剤耐性菌が発生するに至り、菌防除効果が著
しく低下し、深刻な問題となっている。かかる状況に対
処すべく種々の薬剤が開発されている。しかしながら新
剤にたいしてもまた耐性菌が発生することもあり、新規
な殺菌剤に対する期待は大きい。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは、かかる状況に対処すべく鋭意研究を行
った結果、特開昭64-25763号公報記載の特定の化合物が
優れた殺菌活性を有することを見い出し、本発明を完成
するに至った。
すなわち本発明の要旨は、下記一般式(I)で表され
るピラゾールアミド類を有効成分とする濃園芸用殺菌剤
に存する。
〔上記式中、R1はC1〜C4のアルキル基を示し、R2は水素
原子、C1〜C4のアルキル基またはシクロプロピル基を示
し、Xは水素原子、ハロゲン原子またはC1〜C4のアルキ
ル基を示し、R3及びR4はそれぞれ独立して水素原子また
はC1〜C4のアルキル基を示し、R5及びR6はそれぞれ独立
して水素原子、ハロゲン原子、C1〜C8のアルキル基、C3
〜C6のシクロアルキル基、C1〜C4のアルコキシ基、C1
C4のハロアルコキシ基、ニトロ基、トリフルオロメチル
基、フェノキシ基、アミノ基、C1〜C4のアルキルアミノ
基、C2〜C8のジアルキルアミノ基、シアノ基、カルボキ
シル基、C2〜C5のアルコキシカルボニル基、C4〜C7のシ
クロアルコキシカルボニル基、C2〜C6のアルキルアミノ
カルボニル基、C3〜C11のジアルキルアミノカルボニル
基、ピペリジノカルボニル基、モルホリノカルボニル
基、トリメチルシリル基、C1〜C4のアルキルチオ基、C1
〜C4のアルキルスルフィニル基またはC1〜C4のアルキル
スルホニル基を示す。〕 以下、本発明を詳細に説明する。
上記一般式(I)において、R1はメチル基、エチル
基、n−プロピル基、イソプロピル基、n一ブチル基、
イソブチル基、sec−ブチル基、t−ブチル基等のC1〜C
4の直鎖または分岐鎖アルキル基を示し、R2は水素原
子;メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピ
ル基、n−ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、
t−ブチル基等のC1〜C4の直鎖または分岐鎖アルキル基
またはシクロプロピル基を示し、Xは水素原子;フッ素
原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子等のハロゲン原
子;メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピ
ル基、n−ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、
t−ブチル基等のC1〜C4の直鎖または分岐鎖アルキル基
を示し、R3およびR4はそれぞれ独立して、水素原子;メ
チル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、
n−ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、t−ブ
チル基等のC1〜C4の直鎖または分岐鎖アルキル基を示
す。R5及びR6はそれぞれ独立して水素原子;フッ素原
子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子等のハロゲン原
子;メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピ
ル基、n−ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、
t−ブチル基、n−アミル基、イソアミル基、t−ペン
チル基、n−へキシル基、1−エチル−1−メチルプロ
ピル基、n−オクチル基等のC1〜C8の直鎖もしくは分岐
鎖アルキル基;シクロプロピル基、シクロブチル基、シ
クロペンチル基、シクロへキシル基等のC3〜C6のシクロ
アルキル基;メトキシ基、エトキシ基、n−プロポキシ
基、イソプロポキシ基、n−ブトキシ基、イソブトキシ
基、sec−ブトキシ基、t−ブトキシ基等のC1〜C4の直
鎖もしくは分岐鎖アルコキシ基;モノフルオロメトキシ
基、ジフルオロメトキシ基、トリフルオロメトキシ基、
2,2,2−トリフルオロエトキシ基、クロロメトキシ基、
2−クロロエトキシ基、2−ブロモエトキシ基、3−ク
ロロプロポキシ基、4−クロロブトキシ基、4−ブロモ
ブトキシ基、1,1−ジメチル−2−クロロエトキシ基等
のC1〜C4のハロアルコキシ基;ニトロ基;トリフルオロ
メチル基;フェノキシ基;アミノ基;メチルアミノ基、
エチルアミノ基、n−プロピルアミノ基、イソプロピル
アミノ基、n−ブチルアミノ基、イソブチルアミノ基、
sec−ブチルアミノ基、t−ブチルアミノ基等のC1〜C4
の直鎖もしくは分岐鎖アルキルアミノ基;ジメチルアミ
ノ基、ジエチルアミノ基、ジ−n−プロピルアミノ基、
ジイソプロピルアミノ基、ジ−n−ブチルアミノ基、ジ
イソブチルアミノ基、N−エチルメチルアミノ基、N−
メチルプロピルアミノ基、N−n−ブチルエチルアミノ
基、N一イソブチルエチルアミノ基等のC2〜C8のジ(直
鎖もしくは分岐鎖)アルキルアミノ基;シアノ基;カル
ボキシル基;メトキシカルボニル基、エトキシカルボニ
ル基、n−プロポキシカルボニル基、イソプロポキシカ
ルボニル基、n−ブトキシカルボニル基、イソブトキシ
カルボニル基、sec−ブトキシカルボニル基、t−ブト
キシカルボニル基等のC2〜C5の直鎖もしくは分岐鎖アル
コキシカルボニル基;シクロプロポキシカルボニル基;
シクロブトキシカルボニル基、シクロペンチルオキシカ
ルボニル基、シクロへキシルオキシカルボニル基等のC4
〜C7のシクロアルコキシカルボニル基;メチルアミノカ
ルボニル基、エチルアミノカルボニル基、n−プロピル
アミノカルボニル基、イソプロピルアミノカルボニル
基、n−ブチルアミノカルボニル基、イソブチルアミノ
カルボニル基、sec−ブチルアミノカルボニル基、t−
ブチルアミノカルボニル基、ペンチルアミノカルボニル
基等のC2〜C6のアルキルアミノカルボニル基;ジメチル
アミノカルボニル基、ジエチルアミノカルボニル基、ジ
プロピルアミノカルボニル基、ジブチルアミノカルボニ
ル基、ジペンチルアミノカルボニル基、メチルエチルア
ミノカルボニル基、メチルプロピルアミノカルボニル
基、エチルブチルアミノカルボニル基等のC3〜C11のジ
アルキルアミノカルボニル基;ピペリジノカルボニル
基;モルホリノカルボニル基;トリメチルシリル基;メ
チルチオ基、エチルチオ基、n−プロピルチオ基、イソ
プロピルチオ基、n−ブチルチオ基、イソブチルチオ
基、sec−ブチルチオ基、t−ブチルチオ基等のC1〜C4
の直鎖もしくは分岐鎖アルキルチオ基;メチルスルフィ
ニル基、エチルスルフィニル基、n−プロピルスルフィ
ニル基、イソプロピルスルフィニル基、n−ブチルスル
フィニル基、イソブチルスルフィニル基、sec−ブチル
スルフィニル基、t−ブチルスルフィニル基等のC1〜C4
の直鎖もしくは分岐鎖アルキルスルフィニル基;または
メチルスルホニル基、エチルスルホニル基、n−プロピ
ルスルホニル基、イソプロピルスルホニル基、n−ブチ
ルスルホニル基、イソブチルスルホニル基、sec−ブチ
ルスルホニル基、t−ブチルスルホニル基等のC1〜C4
直鎖もしくは分岐鎖アルキルスルホニル基を示す。
次に、本発明化合物の製法について述べる。
前記一般式(I)で表わされる本発明化合物は、下記
反応式に従って製造することができる。
〔上記反応式中、R1,R2,R3,R4,R5,R6及びXは前記一般
式(I)中で定義したとおりであり、Zは塩素原子、臭
素原子、ヒドロキシル基、メトキシ基、エトキシ基また
はプロポキシ基を示す〕 上記一般式(II)において、Zが塩素原子、臭素原子
を示す場合には、ベンゼン、トルエンもしくはキシレン
等の芳香族炭化水素;アセトン、メチルエチルケトンも
しくはメチルイソブチルケトン等のケトン類;クロロホ
ルムもしくは塩化メチレン等のハロゲン化炭化水素;
水;酢酸メチルもしくは酢酸エチル等のエステル類;ま
たはテトラヒドロフラン、アセトニトリル、ジオキサ
ン、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリド
ンもしくはジメチルスルホキシド等の極性溶媒中、0〜
30℃好ましくは0〜5℃の塩基の存在下、一般式(II
I)で示される化合物を反応させることにより上記一般
式(I)の化合物を得ることができる。塩基としては、
水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、
炭酸カリウム、ピリジンまたはトリエチルアミン等が挙
げられる。
また、一般式(II)において、Zがヒドロキシル基、
メトキシ基、エトキシ基またはプロポキシ基を示す場合
には、無溶媒またはN,N−ジメチルホルムアミド、N−
メチルピロリドンもしくはジメチルスルホキシド等の高
沸点溶媒中、150〜250℃好ましくは200〜250℃で、一般
式(III)で示される化合物を反応させることにより、
上記一般式(I)の化合物を得ることができる。
なお、上記一般式(II)で表わされる化合物は、例え
ばBull.Soc.Chim.France,293,(1966)記載の方法に準
じて製造することができる。
〔作用〕
一般式(I)で表される化合物は農園芸上問題となる
いろいろな植物病害、例えばイモチ病、紋枯病、ウドン
コ病、サビ病、疫病、ベト病、斑点落葉病等に対する殺
菌剤として有用である。中でもウドンコ病、イモチ病に
対しては特に有用である。
一般式(I)で示される本発明の化合物を殺菌剤とし
て使用する場合には単独で用いてもよいが、通常は従来
の農薬と同様に補助剤を用いて乳剤、粉剤、水和剤、液
剤などの形態に製剤し、そのまま、あるいは希釈して使
用する。補助剤としては、農薬の製剤に用いられる通常
のものが用いられる。例えばクルク、カオリン、珪藻
土、粘土、デンプンなどの固形担体、水、シクロへキサ
ン、ベンゼン、キシレン、トルエン等の炭化水素類、ク
ロロベンゼンのようなハロゲン化炭化水素類、エーテル
類、ジメチルホルムアミド等のアミド類、ケトン類、ア
ルコール類、アセトニトリル等のニトリル類などの溶
媒、その他公知の乳化剤、分散剤などの界面活性剤があ
げられる。
また、所望によっては他の殺虫剤、殺ダニ剤、殺菌
剤、昆虫生育調整物質、植物生育調整物質などと混用ま
たは併用することも可能である。
製剤された殺菌剤中の有効成分濃度は、特に限定され
るものではないが、通常、粉剤では0.5〜20重量%好ま
しくは1〜10重量%、水和剤は1〜90重量%好ましくは
10〜80重量%、乳剤は1〜90重量%好ましくは10〜40重
量%の有効成分を含有する。
上記一般式(I)で表される化合物を殺菌剤として用
いる場合、通常、活性成分が5〜1000ppm、好ましくは1
0〜500ppmの濃度範囲で使用する。
〔実施例〕
次に本発明化合物の製造例、製剤例及び試験例によっ
て本発明を更に具体的に説明するが、本発明はその要旨
を越えない限り以下の例に限定されるものではない。
合成例1 N−(4−tert−ブチルベンジル)−4−クロロ−3−
エチル−1−メチル−5−ピラゾールカルボキサミドの
製造 4−クロロ−3−エチル−1−メチルピラゾール−5
−カルボン酸1.89gと塩化チオニル11.7gとを1時間加熱
還流した。塩化チオニルを減圧下留去後、残渣をトルエ
ン20mlに溶解した。
これを4−tert−ブチルベンジルアミン1.96gとトリ
エチルアミン1.21gのトルエン溶液25ml中に0〜10℃で
滴下した。滴下後、2時間撹拌し氷水に注ぎ、トルエン
で抽出した。トルエン層を炭酸ナトリウム水溶液、水、
飽和食塩水にて洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥
後、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフ
ィーで精製し、表−1記載の化合物(No.37)3.11gを得
た。
本化合物のNMR,IRは以下の如くであった。1HNMR(CDCl
3)δppm;1.2(t,3H),1.3(s,9H),2.55(q,2H),4.1
(8,3H),4.55(d,2H),6.9(b,1H),7.3(m,4H) IR(KBr)cm-1;3300,2960,1650,1550,1295,1090,985,
820,620,580 合成例2 N−(4−tert−ブチルベンジル)−4−クロロ−1,3
−ジメチル−5−ピラゾールカルボキサミドの製造 4−クロロ−1,3−ジメチルピラゾール−5−カルボ
ン酸エチルエステル2.03gと4−tert−ブチルベンジル
アミン2.45gを200℃で4時間加熱還流した。室温に冷却
後、シリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、
表−1記載の化合物(No.27)2.24gを得た。
本化合物のNMR,IRは以下の如くであった。1HNMR(CDCl
3)δppm;1.30(s,9H),2.25(s,3H),4.15(s,3H),4.6
0(d,2H),7.00(b,1H),7.40(m,4H) IR(KBr)cm-1;3300,2960,1650,1465,1300,1090,990,
820,660,640 合成例3 合成例1または2の方法に準じて、表−1記載の化合
物を得た。
次に本発明化合物の製剤例を示す。なお、以下に
「部」、「%」とあるのは、それぞれ「重量部」、「重
量%」を意味する。また、各化合物No.は表−1記載の
化合物に対応する。
製剤例1:水和剤 表−1の本発明の化合物20部、カープレックス♯80
(塩野義製薬社、商標名)20部、N,Nカオリンクレー
(土屋カオリン社、商標名)55部、高級アルコール硫酸
エステル系界面活性剤ソルポール8070(東邦化学社、商
標名)5部を配合し、均一に混合粉砕して、有効成分40
%を含有する水和剤を得た。
製剤例2:乳剤 表−1の本発明の化合物20部を、キシレン35部および
ジメチルホルムアミド30部からなる混合溶媒に溶解さ
せ、これにポリオキシエチレン系界面活性剤ソルポール
3005X(東邦化学社、商標名)15部を加えて、有効成分2
0%を含有する乳剤を得た。
製剤例3:フロアブル剤 表−1の本発明化合物30部、あらかじめ混合しておい
たエチレングリコール8部、ソルポールAC3032(東邦化
学社、商標名)5部、キサンタンガム0.1部を水56.9部
に良く混合分散させた。次にこのスラリー状混合物を、
ダイノミル(シンマルエンタープライゼス社)で湿式粉
砕して、有効成分30%を含有する安定なフロアブル剤を
得た。
実施例1 コムギうどんこ病防除効果試験 径6cmのポットに育苗した1−2葉期のコムギ(品
種:農林61号)に製剤例1と同様にして調製した水和剤
を水で所定濃度に希釈して、1ポット当り10mlの割合で
茎葉散布した。薬液風乾後、コムギうどんこ病(Erysip
he graminis)に罹病したコムギ葉から得た胞子懸濁液
を噴霧接種した後、温室内に7〜10日間放置した。
評価は各葉の発病面積比率を査定し下記の式により防
除価を算出した。結果を表−2に示した。
実施例2 イモチ病菌に対する効果 直径6cmの樹脂製ポットで、1ポット当り10株の稲
(品種:アキニシキ)を育成し、3〜4葉期において製
剤例1で調製した水和剤を水で所定濃度に希釈して得ら
れた供試薬剤を1ポット当り10mlの割合で茎葉散布し
た。散布した薬液を風乾した後、オートミール培地にて
培養したイモチ病菌(Pyricularia oryzae)の胞子を噴
霧接種し、27℃の湿室に24時間保った後温室内水槽中に
3日間放置し、現われてくる病斑数を測定し、下記式に
より防除価を算出した。結果を表−3に示した。
実施例3 トマト疫病菌に対する効果 直径6cmの樹脂製ポットで1ポット当り3株のトマト
(品種:レッドチェリー)を育成し、3〜4葉期におい
て製剤例1で調製した水和剤を水で所定濃度に希釈して
得られた供試薬剤を1ポット当り10mlの割合で茎葉散布
した。散布した薬液を風乾した後、トマト切葉上にて培
養したトマト疫病菌(Phytophthora infestans)の胞子
を噴霧接種し、20℃の湿室に24時間保った後温室内水槽
中に2日間放置し、現われてくる葉中の病斑面積を測定
し、発病指数で示し、下記式により防除価を算出した。
結果を表−4に示した。
発病指数0:無病位 1:病斑面積 1/3以下 3: 〃 1/3〜2/3 5: 〃 2/3以上 nx:1ポット当りの、上記発病指数がXであるトマトの
葉数 〔発明の効果〕 本発明のピラゾールアミド類は上記実施例から明らか
なように殺菌剤として有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−25763(JP,A) 特開 昭64−61463(JP,A) 特開 昭60−34949(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A01N 43/56 CA FILE REGISTRY FILE

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記一般式(I) 〔上記式中、R1はC1〜C4のアルキル基を示し、R2は水素
    原子、C1〜C4のアルキル基またはシクロプロピル基を示
    し、Xは水素原子、ハロゲン原子またはC1〜C4のアルキ
    ル基を示し、R3及びR4はそれぞれ独立して水素原子また
    はC1〜C4のアルキル基を示し、R5及びR6はそれぞれ独立
    して水素原子、ハロゲン原子、C1〜C8のアルキル基、C3
    〜C6のシクロアルキル基、C1〜C4のアルコキシ基、C1
    C4のハロアルコキシ基、ニトロ基、トリフルオロメチル
    基、フェノキシ基、アミノ基、C1〜C4のアルキルアミノ
    基、C2〜C8のジアルキルアミノ基、シアノ基、カルボキ
    シル基、C2〜C5のアルコキシカルボニル基、C4〜C7のシ
    クロアルコキシカルボニル基、C2〜C6のアルキルアミノ
    カルボニル基、C3〜C11のジアルキルアミノカルボニル
    基、ピペリジノカルボニル基、モルホリノカルボニル
    基、トリメチルシリル基、C1〜C4のアルキルチオ基、C1
    〜C4のアルキルスルフィニル基またはC1〜C4のアルキル
    スルホニル基を示す。〕で表わされるピラゾールアミド
    類を有効成分とする農園芸用殺菌剤。
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