JP2896992B2 - カバー付きリニアモーションベアリング - Google Patents
カバー付きリニアモーションベアリングInfo
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- F16C29/0633—Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with a bearing body defining a U-shaped carriage, i.e. surrounding a guide rail or track on three sides
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- F16C29/0638—Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with a bearing body defining a U-shaped carriage, i.e. surrounding a guide rail or track on three sides whereby the return paths are provided as bores in a main body of the U-shaped carriage, e.g. the main body of the U-shaped carriage is a single part with end caps provided at each end with balls
- F16C29/0642—Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with a bearing body defining a U-shaped carriage, i.e. surrounding a guide rail or track on three sides whereby the return paths are provided as bores in a main body of the U-shaped carriage, e.g. the main body of the U-shaped carriage is a single part with end caps provided at each end with balls with four rows of balls
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Description
ベアリングに関し、特に悪環境下での使用を考慮した、
カバー付きリニアモーションベアリングに関する。
体(移動体)を移動させる手段としてリニアモーション
ベアリングが広く用いられている。リニアモーションベ
アリングとは、床面や基台等にレールを固定し、このレ
ール上をスライダが滑らかに移動できるように構成した
ものであり、このスライダの上面に移動体を固定するた
めの移動体取付部が設けられている。
ションベアリングでは、レールに異物,粉塵及び液体等
が付着すると、スライダが滑らかに移動しなくなったり
ガタ付きを生じたりすることが考えられる。例えば鍛造
工場においては、高温状態の製品の表面には酸化膜が形
成されるが、この酸化膜が高温の粉塵となってリニアモ
ーションベアリングのレールに付着してリニアモーショ
ンベアリングの信頼性を低下させてしまうようなことが
考えられる。
ションベアリングを使用すると、熱影響を受けてリニア
モーションベアリングの使用寿命が低下してしまうとい
う課題がある。そこで、実公平6−20897号公報に
は、図6に示すように、リニアモーションベアリングの
レール2全体を蛇腹式のカバー3Aで覆って異物や粉塵
等の付着を防止する技術が開示されている。
うに、伸縮式のカバー3Bでレール2を覆って異物や粉
塵等の付着を防止することが考えられる。しかしなが
ら、図6に示すような蛇腹式のカバー3Aや、図7に示
すような伸縮式のカバー3Bでは、カバー3A,3Bの
収縮代L1 ,L2 が必要となるため、スライダ1をレー
ル2の端部まで移動させることができないという課題が
ある。これにより、限られた設置スペース内でリニアモ
ーションベアリングを設置する場合、設置スペースを有
効に利用できないという課題もある。
の隙間からの異物や粉塵等の侵入を完全には防止できな
いという課題もある。本発明は、このような課題に鑑み
創案されたもので、異物や粉塵等の付着を防止するとと
もに、限られた設置スペースを有効に利用できるように
したカバー付きリニアモーションベアリングを提供する
ことを目的とする。
の本発明のカバー付きリニアモーションベアリングは、
レールと該レール上を移動可能なスライダとを有するリ
ニアモーションベアリング本体と、該レール及び該スラ
イダを同時に覆うように形成され該レールの長さ方向に
沿って延びる空隙部を有する固定カバーと、該固定カバ
ーの上方に配設され該固定カバーへ冷却水を散水する散
水ノズルと、該固定カバーの内側で該スライダに固定さ
れ該空隙部を介して該固定カバーの外側に延びるように
形成されたブラケットとをそなえ、該ブラケットの該固
定カバーよりも外側部分に移動体取付部が形成されると
ともに、該固定カバー内に加圧空気が供給され、該加圧
空気が該空隙部から排出されるように構成されているこ
とを特徴としている。
リニアモーションベアリングは、レールと該レール上を
移動可能なスライダとを有するリニアモーションベアリ
ング本体と、該レール及び該スライダを同時に覆うよう
に形成され該レールの長さ方向に沿って延びる空隙部を
有する固定カバーと、該固定カバーの内側で該スライダ
に固定され該空隙部を介して該固定カバーの外側に延び
るように形成されたブラケットとをそなえ、該ブラケッ
トの該固定カバーよりも外側部分に移動体取付部が形成
されるとともに、該固定カバー内に加圧空気が供給さ
れ、該加圧空気が該空隙部から排出されるように構成さ
れ、該固定カバーに、冷却水が循環するウォータジャケ
ットが形成されていることを特徴としている。また、請
求項3記載の本発明のカバー付きリニアモーションベア
リングは、レールと該レール上を移動可能なスライダと
を有するリニアモーションベアリング本体と、該レール
及び該スライダを同時に覆うように形成され該レールの
長さ方向に沿って延びる空隙部を有する固定カバーと、
該固定カバーの内側で該スライダに固定され該空隙部を
介して該固定カバーの外側に延びるように形成されたブ
ラケットとをそなえ、該ブラケットの該固定カバーより
も外側部分に移動体取付部が形成されるとともに、該固
定カバー内に加圧空気が供給され、該加圧空気が該空隙
部から排出されるように構成され、該レールが垂直な基
台上に設置され、該空隙部が該固定カバーの下面に形成
されていることを特徴としている。
実施形態としてのカバー付きリニアモーションベアリン
グについて説明すると、図1,図2において、1はスラ
イダ、2はレール、3は固定カバー、4はブラケットを
示している。ここで、レール2は基台5(図2参照)の
上に略水平に取り付けられており、このレール2に沿っ
てスライダ1が移動するようになっている。また、スラ
イダ1及びレール2からなるリニアモーションベアリン
グ本体は、ここでは、一般的なリニアモーションベアリ
ング本体と同様の構成されている。すなわち、スライダ
1及びレール2の互いに対向する位置に溝部が形成され
るとともに、この溝部に例えばスチールボール8が複数
設けられており、これらのスチールボール8により動摩
擦抵抗が極力低減されて、スライダ1が滑らかに移動す
るようになっている。
にはレール2の長さ方向に沿って固定カバー3が延在し
ており、この固定カバー3によりスライダ1及びレール
2が被覆されている。そして、この固定カバー3によ
り、上方から落下する異物や粉塵のレール2への付着が
防止されてリニアモーションベアリングが保護されるよ
うになっている。
イダ1には、この固定カバー3を挟み込むように構成さ
れたブラケット4が取り付けられており、このブラケッ
ト4とスライダ1とが一体に移動するようになってい
る。ここで、ブラケット4は、固定カバー3の内側に設
けられた第1ブラケット4Aと、固定カバー3の外側に
設けられた第2ブラケット4Bとから構成されている。
すように、断面形状が略コ字状に形成され、その内側の
水平面がスライダ1の上面に固定されている。また、第
1ブラケット4Aの外側の面と上記固定カバー3とは接
しないような大きさに形成されている。また、第2ブラ
ケット4Bも、上記第1ブラケット4Aと同様に、断面
形状が略コ字状となるように形成されている。また、こ
の第2ブラケット4Bの内側の面は、上記固定カバー3
よりもやや大きい寸法で形成されており、固定カバー3
を跨ぐようにして配設されている。
の間には、図1に示すように、レール2の長さ方向に沿
って隙間部分(空隙部)9が設けられており、上記第1
ブラケット4Aと第2ブラケット4Bとは、この空隙部
9で接合されている。そして、このような構成により、
スライダ1の移動時にブラケット4が固定カバー3と接
することなく移動するようになっているのである。
動体取付部10が形成されており、この移動体取付部1
0に被加工物等が取り付けられるようになっている。ま
た、図1に示すように、この固定カバー3の両端部に
は、穴部(与圧口)6が形成されており、図示しないコ
ンプレッサ等からこの与圧口6を介して、固定カバー3
内に加圧空気が供給されるようになっている。そして、
このようにして供給された加圧空気は、空隙部9を介し
て固定カバー3の外側に排出されるようになっており、
これにより、空隙部9からの異物や粉塵等の侵入を防止
するようになっているのである。
バー3には、リニアモーションベアリングに対する熱影
響を低減すべく、散水ノズル7を介して冷却水が散水さ
れるようになっている。そして、このように固定カバー
3に冷却水を散水することで、周囲に熱源があっても、
レール2及びスライダ1の温度上昇が抑制されるように
なっている。
リニアモーションベアリングは、上述のように構成され
ているので、固定カバー3により、上方から落下する異
物や粉塵等のレール2への付着が防止される。また、固
定カバー3の与圧口6から加圧空気を供給して空隙部9
から外側に排出することで、空隙部9からの異物や粉塵
等の侵入も防止することができ、リニアモーションベア
リングを確実に保護することができる。
のカバーのように、スライダ1の作動時に固定カバー3
が収縮することがないので、固定カバー3の収縮代を考
慮することなくリニアモーションベアリングを設置でき
るという利点がある。すなわち、従来のリニアモーショ
ンベアリングのカバーでは、カバー部材の収縮代が必要
となるためスライダ1をレール2の端部まで移動させる
ことができなかったが、本実施形態のカバー付きリニア
モーションベアリングによれば、レール2の端部までス
ライダ1を移動させることができるので、限られた設置
スペースを有効に利用することができるという利点があ
る。
ライダ1を覆うことで、周囲の熱影響を低減することが
できる。特に、リニアモーションベアリングの周囲に熱
源が存在する場合は、固定カバー3には冷却水を散水す
ることで、熱源による影響(特に輻射熱による温度上
昇)を極力低減することができるのである。また、これ
により、高温環境下でのリニアモーションベアリングの
使用寿命を延ばすことができるようになる。
の使用寿命は以下のような計算式により算出することが
できる。 L=〔(fH ・fT ・fC /fW )・(C/P)〕3 ×
50 L:定格寿命(km/h) C:基本動定格荷重(N) P:負荷荷重(N) fH :硬さ係数 fT :温度係数 fC :接触係数 fW :荷重係数 このうち、温度係数fT に着目すると、温度係数f
T は、図3に示すように、レール温度の上昇にともない
低下する係数である。したがって、レール温度が上昇す
ると、温度係数fT が低下して計算上の定格寿命が短く
なってしまう。
ーションベアリングでは、レール2及びスライダ1を固
定カバー3で被覆し、固定カバー3に冷却水を散水する
ことでレール温度の上昇が抑制されるので、高温環境下
でのリニアモーションベアリングの使用寿命を延ばすこ
とができるのである。さて、次に本発明の第1実施形態
の変形例について説明すると、この変形例では、図4に
示すように、固定カバー3に冷却水を散水する代わり
に、固定カバー3にウォータジャケット11が設けられ
ており、ウォータジャケット11内の冷却水が循環する
ように構成されている。なお、この変形例では、上述以
外は、第1実施形態と同様に構成されている。
タジャケット11を設けることで、上述の第1実施形態
と同様の作用効果を得ることができる。すなわち、周囲
の熱(特に輻射熱)の影響を低減することができ、これ
により、高温環境下でのリニアモーションベアリングの
使用寿命を延ばすことができるようになる。また、固定
カバー3により、上方から落下する異物や粉塵等のレー
ル2への付着が防止され、固定カバー3内に加圧空気を
供給して空隙部9から外側に排出することで、空隙部9
からの異物や粉塵等の侵入も防止することができ、リニ
アモーションベアリングを確実に保護することができ
る。
グのカバーのように、スライダ1の作動時に固定カバー
3が収縮することがないので、固定カバー3の収縮代を
考慮することなくリニアモーションベアリングを設置で
き、限られた設置スペースを有効に利用することができ
るという利点がある。なお、上述の第1実施形態では、
ブラケット4を第1ブラケット4Aと第2ブラケット4
Bとから構成した例について説明しているが、ブラケッ
ト4は必ずしもこのようなもの構成のものに限定される
ものではなく、例えば、カバー3が挿通するような空間
部を有する一体式のブラケットであってもよい。
ー付きリニアモーションベアリングについて説明する
と、この第2実施形態では、図5に示すように、基台5
が略垂直方向に設けられ、この基台5にレール2が取り
付けられている。また、このレール2には、第1実施形
態と同様にスライダ1が移動可能に設けられている。そ
して、これらのレール2及びスライダ1を覆うように固
定カバー3′が設けられており、固定カバー3′は基台
2に取り付けられている。
2の長さ方向に沿って空隙部9′が形成されている。一
方、スライダ1には、図5に示すように、ブラケット
4′が固定されており、上記空隙部9′を介してブラケ
ット4′の一部が固定カバー3′の外側に突出するよう
に構成されている。そして、ブラケット4′のうち、固
定カバー3′の外側に突出した部分に、移動体を取り付
けるための移動体取付部10′が形成されている。
図示しない与圧口が形成されており、この与圧口を介し
て、固定カバー3′内に加圧空気が供給されるようにな
っている。そして、このようにして供給された加圧空気
は、第1実施形態と同様に、空隙部9′を介して固定カ
バー3′の外側に排出されるようになっており、これに
より空隙部9′からの異物や粉塵等の侵入が防止される
ようになっている。
リニアモーションベアリングは、上述のように構成され
ているので、リニアモーションベアリングを鉛直方向に
取り付ける場合でも、異物や粉塵等の侵入を効果的に防
止できるという利点がある。すなわち、固定カバー3′
により、レール2に異物や粉塵等が付着することが防止
される。また、固定カバー3′の与圧口から加圧空気を
供給して空隙部9′から外側に排出することで、空隙部
9′からの異物や粉塵等の侵入も防止することができ、
リニアモーションベアリングを確実に保護することがで
きる。
のカバーのように、スライダ1の作動時に固定カバー
3′が収縮することがないので、固定カバー3′の収縮
代を考慮することなくリニアモーションベアリングを設
置でき、限られた設置スペースを有効に利用することが
できるという利点がある。なお、この第2実施形態にお
いても、上述の第1実施形態と同様に、固定カバー3′
に冷却水を散水したり、固定カバー3′にウォータジャ
ケットを設け、冷却水が循環するようにしてもよい。こ
のような構成によれば、リニアモーションベアリングの
周囲に熱源が存在する場合に、熱源による影響(特に輻
射熱による温度上昇)を極力低減することができ、高温
環境下でのリニアモーションベアリングの使用寿命を延
ばすことができるという利点がある。
発明のカバー付きリニアモーションベアリングによれ
ば、レールと該レール上を移動可能なスライダとを有す
るリニアモーションベアリング本体と、該レール及び該
スライダを同時に覆うように形成され該レールの長さ方
向に沿って延びる空隙部を有する固定カバーと、該固定
カバーの上方に配設され該固定カバーへ冷却水を散水す
る散水ノズルと、該固定カバーの内側で該スライダに固
定され該空隙部を介して該固定カバーの外側に延びるよ
うに形成されたブラケットとをそなえ、該ブラケットの
該固定カバーよりも外側部分に移動体取付部が形成され
るとともに、該固定カバー内に加圧空気が供給され、該
加圧空気が該空隙部から排出されるように構成されるこ
とにより、カバーの収縮代をなくすことができ、スライ
ダをレールの端部まで移動させることができるようにな
る。したがって、蛇腹式のカバーや伸縮式のカバーを使
用するものに比べて、省スペースのリニアモーションベ
アリングとすることができ、限られた設置スペースを有
効に利用することができるという利点がある。また、固
定カバー内には加圧空気が供給されて空隙部から排出さ
れるため空隙部からの異物や粉塵等の付着を確実に防止
することができ、リニアモーションベアリングの寿命を
延ばすことができるという利点もある。また、レール及
びスライダを固定カバーにより覆うことにより、周囲の
熱影響を低減することができる。さらには、固定カバー
に対して散水ノズルから冷却水を散水することで、熱源
による影響(特に輻射熱による温度上昇)を極力低減す
ることができ、高温環境下でのリニアモーションベアリ
ングの使用寿命を延ばすことができるという利点があ
る。
ーションベアリングによれば、レールと該レール上を移
動可能なスライダとを有するリニアモーションベアリン
グ本体と、該レール及び該スライダを同時に覆うように
形成され該レールの長さ方向に沿って延びる空隙部を有
する固定カバーと、該固定カバーの内側で該スライダに
固定され該空隙部を介して該固定カバーの外側に延びる
ように形成されたブラケットとをそなえ、該ブラケット
の該固定カバーよりも外側部分に移動体取付部が形成さ
れるとともに、該固定カバー内に加圧空気が供給され、
該加圧空気が該空隙部から排出されるように構成され、
該固定カバーに、冷却水が循環するウォータジャケット
が形成されるという構成により、カバーの収縮代をなく
すことができ、スライダをレールの端部まで移動させる
ことができるようになる。したがって、蛇腹式のカバー
や伸縮式のカバーを使用するものに比べて、省スペース
のリニアモーションベアリングとすることができ、限ら
れた設置スペースを有効に利用することができるという
利点がある。また、固定カバー内には加圧空気が供給さ
れて空隙部から排出されるため空隙部からの異物や粉塵
等の付着を確実に防止することができ、リニアモーショ
ンベアリングの寿命を延ばすことができるという利点も
ある。 また、高温環境下でのリニアモーションベアリン
グの温度上昇を抑制して、リニアモーションベアリング
の寿命を延ばすことができるという利点がある。
ーションベアリングによれば、レールと該レール上を移
動可能なスライダとを有するリニアモーションベアリン
グ本体と、該レール及び該スライダを同時に覆うように
形成され該レールの長さ方向に沿って延びる空隙部を有
する固定カバーと、該固定カバーの内側で該スライダに
固定され該空隙部を介して該固定カバーの外側に延びる
ように形成されたブラケットとをそなえ、該ブラケット
の該固定カバーよりも外側部分に移動体取付部が形成さ
れるとともに、該固定カバー内に加圧空気が供給され、
該加圧空気が該空隙部から排出されるように構成され、
該レールが垂直な基台上に設置され、該空隙部が該固定
カバーの下面に形成されるという構成により、カバーの
収縮代をなくすことができ、スライダをレールの端部ま
で移動させることができるようになる。したがって、蛇
腹式のカバーや伸縮式のカバーを使用するものに比べ
て、省スペースのリニアモーションベアリングとするこ
とができ、限られた設置スペースを有効に利用すること
ができるという利点がある。また、固定カバー内には加
圧空気が供給されて空隙部から排出されるため空隙部か
らの異物や粉塵等の付着を確実に防止することができ、
リニアモーションベアリングの寿命を延ばすことができ
るという利点もある。 さらに、リニアモーションベアリ
ングを鉛直方向に取り付ける場合でも、異物や粉塵等の
付着を効果的に防止できるという利点がある。
アモーションベアリングにおける全体構成を示す模式的
な斜視図である。
アモーションベアリングにおける要部構成を示す模式的
な正面図である。
アモーションベアリングの作用を説明するための図であ
る。
アモーションベアリングの変形例の要部構成を示す模式
的な正面図である。
アモーションベアリングにおける要部構成を示す模式的
な正面図である。
を設けた場合の構成を示す模式的な斜視図である。
を設けた場合の構成を示す模式的な斜視図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 レールと該レール上を移動可能なスライ
ダとを有するリニアモーションベアリング本体と、 該レール及び該スライダを同時に覆うように形成され該
レールの長さ方向に沿って延びる空隙部を有する固定カ
バーと、該固定カバーの上方に配設され該固定カバーへ冷却水を
散水する散水ノズルと、 該固定カバーの内側で該スライダに固定され該空隙部を
介して該固定カバーの外側に延びるように形成されたブ
ラケットとをそなえ、 該ブラケットの該固定カバーよりも外側部分に移動体取
付部が形成されるとともに、 該固定カバー内に加圧空気が供給され、該加圧空気が該
空隙部から排出されるように構成されていることを特徴
とする、カバー付きリニアモーションベアリング - 【請求項2】 レールと該レール上を移動可能なスライ
ダとを有するリニアモーションベアリング本体と、 該レール及び該スライダを同時に覆うように形成され該
レールの長さ方向に沿って延びる空隙部を有する固定カ
バーと、 該固定カバーの内側で該スライダに固定され該空隙部を
介して該固定カバーの外側に延びるように形成されたブ
ラケットとをそなえ、 該ブラケットの該固定カバーよりも外側部分に移動体取
付部が形成されるとともに、 該固定カバー内に加圧空気が供給され、該加圧空気が該
空隙部から排出されるように構成され、 該固定カバーに、冷却水が循環するウォータジャケット
が形成されていることを特徴とする、カバー付きリニア
リニアモーションベアリング装置。 - 【請求項3】 レールと該レール上を移動可能なスライ
ダとを有するリニアモーションベアリング本体と、 該レール及び該スライダを同時に覆うように形成され該
レールの長さ方向に沿 って延びる空隙部を有する固定カ
バーと、 該固定カバーの内側で該スライダに固定され該空隙部を
介して該固定カバーの外側に延びるように形成されたブ
ラケットとをそなえ、 該ブラケットの該固定カバーよりも外側部分に移動体取
付部が形成されるとともに、 該固定カバー内に加圧空気が供給され、該加圧空気が該
空隙部から排出されるように構成され、 該レールが垂直な基台上に設置され、該空隙部が該固定
カバーの下面に形成されていることを特徴とする、 カバ
ー付きリニアモーションベアリング装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP8191226A JP2896992B2 (ja) | 1996-07-19 | 1996-07-19 | カバー付きリニアモーションベアリング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8191226A JP2896992B2 (ja) | 1996-07-19 | 1996-07-19 | カバー付きリニアモーションベアリング |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1037956A JPH1037956A (ja) | 1998-02-13 |
JP2896992B2 true JP2896992B2 (ja) | 1999-05-31 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP8191226A Expired - Lifetime JP2896992B2 (ja) | 1996-07-19 | 1996-07-19 | カバー付きリニアモーションベアリング |
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CN100413662C (zh) * | 2002-06-20 | 2008-08-27 | 上银科技股份有限公司 | 气刀式线性滑轨 |
KR20040040234A (ko) * | 2002-11-06 | 2004-05-12 | 현대자동차주식회사 | 로딩 머신 |
KR101230839B1 (ko) | 2010-10-11 | 2013-02-07 | 주식회사 로보스타 | 리니어 로봇 |
JP5917255B2 (ja) * | 2012-04-16 | 2016-05-11 | キヤノン株式会社 | 案内装置、露光装置および物品の製造方法 |
JP6104426B2 (ja) * | 2016-04-07 | 2017-03-29 | キヤノン株式会社 | 案内装置、露光装置および物品の製造方法 |
CN106271681A (zh) * | 2016-08-31 | 2017-01-04 | 张家港市华扬冶金机械有限公司 | 一种数控机床用冷却式导轨 |
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1996
- 1996-07-19 JP JP8191226A patent/JP2896992B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1037956A (ja) | 1998-02-13 |
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