JPS62185819A

JPS62185819A - 吹き付けランス

Info

Publication number: JPS62185819A
Application number: JP2166387A
Authority: JP
Inventors: ハインツ・ラシュケ; オットー・シャウフラ
Original assignee: Voestalpine AG
Current assignee: Voestalpine AG
Priority date: 1986-02-03
Filing date: 1987-01-30
Publication date: 1987-08-14
Also published as: LU86746A1; DE3700892A1; ATA24486A; AT384033B

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、水冷外壁と、溶湯に向いておりガス排出孔を
持った冷却されない底部とを備えた溶湯を処理する為の
、特に溶湯に酸素を吹き付ける為の吹き付けランスに関
する。

「従来技術」吹き付けランスの特に問題となる部分は、いわゆるノズ
ルヘッドと呼ばれる吹き付けランスの先端部分である。

このノズルヘッドは、寿命を延ばすために優先的に冷却
される。多孔ノズルの場合には、内部冷却装置を備えた
ノズルヘッドは、複雑な形状を存する。材質としては、
ノズルヘッドとして、機械学的な観点では特に耐摩耗性
の愛れた材質と言うわけではないが、熱伝導性のよい銅
が用いられる。また、銅を用いる際、この銅が鍛造され
たらのであれば特に大きな熱伝導性が達成されろ。

しかしながら、ノズルヘッドの複雑さのせいで、鍛造に
よってこれを製造することはなかなか困難であるため、
この様なノズルヘッドは、鋳造されろ。だが、鋳造され
た銅は、鍛造された乙のほど密度が高くないので、熱伝
導性も低く寿命ら短い。

この様な欠陥を除去する目的では、西ドイツ特許第ＤＥ
−Ａ−２９３７３０３号公報でよく知られた方法がある
。この方法では、ノズル底部が冷却されない耐熱性のセ
ラミック素材で作られ、水冷される外壁に納められる。

この方法には、水冷される外壁と冷却されないセラミッ
ク素材との間の隙間をなくすことがなかなか困難であり
、吹き付けランスの寿命を維持することも困難であると
いう欠点がある。更に、ノズル底部が完全に故障した場
合、例えば、ノズル底部のランス外壁への固定に機械学
的な影響或は損傷（例えば、熱膨張によって）が起こっ
た場合、吹き付けランスの吹き付け特性は、急激に変化
し、流出する酸素のｌが爆発的に何倍にもなるといった
危険もある。

このことで引き起こされる事故を防止するために、なる
ほど、酸素供給路に速い反応で閉じる弁が設けられては
いるが、酸素供給を切る時点までは、人的、設備的に、
重大な危険性を生ずる。

［発明の目的］本発明の目的は、上記の欠点と困難な点を回避し、溶湯
の方向を向いたノズル底部の故障の際にも吹き付けラン
スの吹き付け特性には本質的でない変化が起こるだけで
、溶４への仕上げ吹き付ζ十がノズルヘッドに損傷が生
じた際にも可能であるような冒頭に示した種類の吹き付
けランスを提供することにある。

［問題点を解決するための手段］この目的は、本発明によれば、以下のごとく達成される
。即ち、底部が、ランス内部空間のみ１こ向き外壁に固
定して連結された金属性の内部分と、内部分に支えられ
、溶湯にのみ向き、金属性の内部分を外部に対して保護
する耐火性の材料からなる外部分からなり、外部分が、
外に対して耐熱性の少なくとも一つの保護材で覆われて
いる、ネジのような支持手段を介して内部分に固定され
ることによって達成されるのである。

ジェット噴射を外に漏れないようにするため、また、内
部分と外部分との間の熱膨張の差による障害を回避する
ため、弾力性のあるガスケットが配備されており、特に
、吹き付けランスに多数のガス排出孔を簡単に設けられ
るように、弾力性のあるガスケットは、内部分全体を覆
う円板で出来ている。

このガスケットは、ガス排出孔各々の周囲の取り巻く気
密なリングからなる。

ノズルの断面が、簡単に、必要な条件に適するよう、内
部分には、ガス排出孔を構成する鞘部がはめ込まれてい
る。

これらの鞘部が、外部分をも中心に据えろことが出来る
ように、鞘部は、吹き付ｌナランスの軸方向に外向きに
突き出しており、鞘部分に対応する外部分のくぼみに、
側面に遊びをもちつつ入り込んだ形になっている。

外部分の固定か、本発明の場合、ことに有利な点である
。耐久性があり簡単に取り外せることは、外部分が内部
分に中央の固定ネジで固定されており、ネジの頭が外部
分のくぼみに納まって耐火性の材料で覆われていること
から明らかである。

外部分の仕上げを簡単にするには、必要な吹き付け特性
に応じて、外部分と外壁との間に、環状の空隙を設け、
これが内部分と共に環状ノズルを形成するようにすれば
よい。

目的に応じて、外部分は、セラミック素材で作１でもよ
い。このことで、特に、外部分の寿命を長くできる。

［実施例コ以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。ヤ第１図には本発明によるランスヘッド部の断面が示
されており、第２図には、第１図の直線■−Ｈに沿った
断面か示されている。第３図及び第４図は、各々、第１
図の実施例と類似の他の実施例のランスヘッド下の構成
が示されている。

吹き付けランスｌは、同軸の管２，３．４からなる水冷
外壁５を持っており、その下端６には、ガス排出孔７を
もった非冷却の底部８が配されている。この底部８は、
酸素が導入されろランス内部空間９のみに向いた、金属
性の、外壁５に溶接された内部分ＩＯで構成され、そし
て、内部分１゜に固定され溶湯に向いた側部１１で覆わ
れている外壁１２に覆われている。

外壁５と底部８の内部分１０は、特に、金柑に対して耐
性を持つ鋼材で作られており、一方、外部分１２は、セ
ラミック素材で作られている。

哩ｉｓの内部分ＩＯは、水冷外壁５の外側の管２に溶接
された折り返し部１３と一体になっている。折り返し部
１３は、内部分ｌＯの下面ＩＩ上に下向きに突き出して
おり、外部分１２の周囲を取り囲み衝撃から保護する補
強凸部１４で出来ている。底部８は、内部分ＩＯに溶接
された環状溝１５の刻まれた支持部１６を介して、滑り
ガスケット１７が内部管４と向かい合って填隙されてい
る。

セラミックの外部分１２は、散在する複数のガス排出孔
７′を持っており、そのもっとも狭くなった断面の所で
、内部分１０にあるガス排出孔７の断面が最も狭くなっ
たところに接続されている。

外部分１２を内部分１０に固定するため、外部分Ｉ２を
貫き、内部分１０に刻んだネジ山にねじ止め出来る固定
ネジ１９か、中央に用いられる。

ネジ１９の頭２０は、ここで、外部分Ｉ２のくぼみ２目
こ納まっており、耐火性の材料で、好ましくは硬化性の
材料２２で覆われている。

硬化性の材料をよりよ（取り付けるため、くぼみ２１に
填められた補強材２３が用いられ、ネジ頭２０を介して
外部分１２に固定される。

内部分１０では、ガス排出孔７に、鞘部２４がはめ込ま
れ、この鞘部２４は、吹き付けランス１の軸方向に外向
きに突き出しており、鞘部２４に対応して、外部分１２
と外部分１２のくぼみ２５に側面に遊びをもちつつ入り
込んでいる。この鞘部２４の交換によって、簡単にガス
排出孔７のもっとも狭い断面を変更することが出来る。

即ち、簡単に作業状況に合わすことが出来るのである。

内部分１０と外部分！２との間には、弾力性のあるガス
ケットが、内部分全体を覆う円板２６の形ではめ込まれ
ている。このガスケットは、外部分１２と内部分１０と
の間の様々な熱膨張による膨張を受は入れる役割をも果
たしている。

セラミック性の外部分１２は、弾力性のあるガスケット
２６のみを介して、内部分１ｏに接続されている。様々
な熱膨張を吸収するには、外部分１２とその回りの補強
凸部１４との間に外部分１２の全体の高さを越えて広が
る環状のスリット２７を持たせることが重要である。

ここに示した実施例では、耐火性の外部分１２は穴空き
円板の形をしており、ことに簡単に取り付けることが出
来る。

第３図に示した実施例のように円板状のガスケット２６
の代わりに、ガス排出孔７各々の回りを囲むようなガス
ケットリング２８を用いてもよい。

このガスケットリング２８は、ここでは、外部分１２°
に刻まれたくぼみ２９に納められており、ここでは、ガ
ス排出孔７の回りを囲む中央突起３０が突き出ている。

第４図では、外部分１２“には、折り返し部Ｉ３の補強
凸部１４と外部分１２”との間に環状空間３１が設けら
れ、内部分１０と共に環状ノズルが形成されるようにな
っている。内部分１０は、この実施例では、その縦方向
に延びている部分を介して、内管４とこま３２て固定さ
れている。

本発明は、ここに示された実施例に限らず、様々な点で
応用され得ろものである。例えば、硬化性の材料２２０
代わりに、例えば、くぼみ２１に荒くきったネジ山にね
じこまれる、ネジ１９の保護の為のセラミック素材の蓋
に変えることも可能である。更に、ネジ１９の代わりに
、固定できる他の取り付け手段、例えば、合わせ釘を用
いてもよい。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明によるランスヘッド部の断面図である
。第２図は、第１図の直線■−■に沿った断面図である
。第３図及び第４図は、各々、第１図の実施例と類似の
他の実施例のランスヘッド部の断面図である。 ■・・・吹き付けランス、５・・・水冷外壁、７．７°
・・・ガス排出孔、８・・・底部、９・・・内部空間、
１０・・・内部分、１２・・・外部分、！９・・・ネジ
、２２・・・保護材。特許出願人　ホエストーアルビン・アクチェンケ゛セ゛ルシャフト

Claims

【特許請求の範囲】

（１）水冷外壁と、溶湯に向きガス排出孔を持ち冷却さ
れない底部とを備えた溶湯を処理する為の、特に溶湯に
酸素を吹き付ける為の吹き付けランスに於て、底部が、ランス内部空間のみに向き、外壁に固定して連
結された金属性の内部分と、内部分に支えられ、溶湯に
のみ向き、金属性の内部分を外部に対して保護する耐火
性材料からなる外部分とからなり、外部分は、外部に対して耐熱性の保護材で覆われている
少なくとも一つの支持手段を介して内部分に固定されて
いることを特徴とする吹き付けランス。
（２）内部分と外部分との間に弾力性のあるガスケット
が配備されることを特徴とする特許請求の範囲第１項記
載の吹き付けランス。
（３）弾力性のあるガスケットが、内部分を全体的に覆
う円板よりなることを特徴とする特許請求の範囲第２項
記載の吹き付けランス。
（４）ガスケットが、ガス排出孔各々の周囲を取り巻く
気密なリングからなることを特徴とする特許請求の範囲
第２項記載の吹き付けランス。
（５）内部分にガス排出孔を形成する鞘部が設けられて
いることを特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第４
項の何れか１項に記載の吹き付けランス。
（６）内部分の上の鞘部が、吹き付けランスの軸方向に
外向きに突き出しており、鞘部に対応する外部分のくぼ
みに側面に遊びをもちつつ入り込んでいることを特徴と
する特許請求の範囲第５項記載の吹き付けランス。
（７）外部分が、内部分に中央の固定ネジで固定されて
おり、ネジの頭が外部分のくぼみに納まって耐火性の材
料で覆われていることを特徴とする特許請求の範囲第１
項ないし第６項の何れか１項に記載の吹き付けランス。
（８）外部分と外壁との間に環状空隙があり、これが内
部分と共に環状ノズルを形成することを特徴とする特許
請求の範囲第１項ないし第７項の何れか１項に記載の吹
き付けランス。
（９）外部分が、穴空き円板の形状を取ることを特徴と
する特許請求の範囲第１項ないし第７項の何れか１項に
記載の吹き付けランス。
（１０）外部分が、セラミック素材で出来ていることを
特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第９項の何れか
１項に記載の吹き付けランス。