JP2896167B2 - ホログラム形成シート - Google Patents

ホログラム形成シート

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JP2896167B2 JP20470089A JP20470089A JP2896167B2 JP 2896167 B2 JP2896167 B2 JP 2896167B2 JP 20470089 A JP20470089 A JP 20470089A JP 20470089 A JP20470089 A JP 20470089A JP 2896167 B2 JP2896167 B2 JP 2896167B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ホログラム形成面を有するシートに関す
る。
〔従来の技術〕
近年、光の干渉縞を記録材料の表面の凹凸パターンと
して記録するいわゆるホログラムレリーフを用いたホロ
グラムの複製が行われている。このホログラムの複製
は、ホログラムレリーフが形成されているホログラムレ
リーフ原版を用いて樹脂シートにエンボス加工を行い、
樹脂の凹凸面、すなわちホログラム形成面に金属蒸着を
施し、金属光沢を有するホログラムパターンを形成する
ものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、金属光沢を有するホログラムそれ自体は意匠
性に優れるものであるが、商品によってはシート、包装
袋等の全体が金属光沢のホログラムパターンを有するこ
とによって、逆に意匠性が低下する場合がある。
本発明は、このような事情に鑑み創案されたものであ
り、ホログラム形成シートの所望の領域にのみ金属光沢
を有するホログラムパターンを設けることのできるホロ
グラム形成面の加工方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、片面にホログラム形成面と、このホログラ
ム形成面に設置された金属反射層を有し、ホログラム形
成面の裏面の所定領域であって、ホログラムパターンの
つなぎ部分に相当する領域に不透明インキ層を有するよ
うな構成とした。
〔作用〕
シートの片面に形成されたホログラム形成面には金属
反射層が設けられるとともに、前記シートのホログラム
形成面の裏面の所定領域には不透明インキ層が設けられ
る。このため、前記不透明インキ層が設けられた所定領
域においては、ホログラムパターンが隠蔽され、不透明
インキ層が設けられていない領域にのみ金属光沢を有す
るホログラムパターンが形成される。
従って、ホログラムパターンが回析格子のような単純
なものであっても、印刷と組み合わせることにより種々
の異なったパターンを容易に形成することができ、ま
た、ホログラムパターンのつなぎ等を効果的に隠蔽する
ことができる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第1図は本発明の一実施例を説明するためのホログラ
ム形成シートの概略断面図である。第1図において、ホ
ログラム形成シート1は押出し成形された樹脂シート2
のホログラム形成面3に金属反射層4が設層されてい
る。この金属反射層4は、アルミニウム等の金属、酸化
亜鉛等の金属酸化物等を真空蒸着、スパッタリング、イ
オンプレーティング等によって設層したものでよい。金
属反射層4の厚さは通常20〜70nm程度が好ましい。この
場合、金属反射層4にフィルムをラミネートして金属反
射層を保護することが好ましい。
また、ホログラム形成シート1のホログラム形成面3
の裏面の所定領域には不透明インキ層5が設層される。
不透明インキ層5を設層する所定領域は意匠性等の点か
ら金属光沢のホログラムパターンが存在しない方が好ま
しい領域等に基づいて適宜決定することができる。不透
明インキ層5は例えば通常のグラビア印刷用の不透明イ
ンキをグラビア印刷等によって設層したものである。こ
の不透明インキ層5の厚さは、通常1〜3μm程度が好
ましい。
このようにホログラム形成シート1のホログラム形成
面3に金属反射層4が積設されることにより、ホログラ
ムパターンが金属光沢を有するようになる。また、ホロ
グラム形成シート1のホログラム形成面3の裏面の所定
領域に不透明インキ層5が設層されることにより、不透
明インキ層5が積設された部分において金属光沢のホロ
グラムパターンが隠蔽されることとなる。したがって、
不透明インキ層5側からホログラム形成シート1を見る
と、ホログラム形成シート1の中でグラビア印刷等が施
されなかった領域においてのみ金属光沢を有するホログ
ラムパターンが観察されることになる。
第2図は本発明の他の実施例を説明するためのホログ
ラム形成シートの概略断面図である。第2図において、
ホログラム形成シート10は基材シート11上に押し出し成
形された樹脂層12のホログラム形成面13に金属反射層14
が設層されている。この場合、金属反射層14にフィルム
をラミネートして金属反射層14を保護することが好まし
い。
また、ホログラム形成シート10のホログラム形成面の
裏面の基材シート11の所定領域には不透明インキ層15が
設層される。
本発明において対象となるホログラム形成面3,13は押
出し成形によってシート成形と同時に形成されたホログ
ラム形成面である。第3図は本発明におけるホログラム
形成面3を説明するための押出しラミネータ20の概略図
である。第3図において、押出しラミネータ20は、溶融
された樹脂を薄膜状に押し出すためのTダイ21と、Tダ
イ21から押し出された溶融薄膜状樹脂22を押圧・冷却す
るための冷却ロール23およびニップロール24と、成形さ
れた樹脂シート2を巻き取るためのワインダー25とを有
している。
Tダイ21は特に制限はなく、合成樹脂シート成形用の
通常のTダイを用いることができる。樹脂としては、ポ
リプロピレン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹
脂、ポリカーボネート樹脂、エチレン−ビニルアルコー
ル共重合体等透明性を有する樹脂から適宜選択すること
ができる。また、これらの樹脂は後述する金属反射層形
成工程においてガス化するような添加剤を含有しないも
のが好ましい。
Tダイ21から薄膜状に押し出される樹脂22の膜厚は5
〜100μm程度が好ましい。膜厚が5μm未満ではシー
ト強度が不十分であり、また後述する基材シートとのラ
ミネートにおける密着性が不十分となり、膜厚が100μ
mを越えると透明性が低下しホログラムの識別性が低下
するという問題がある。
冷却ロール23は第4図に示されるように、その周面に
ホログラムレリーフ原版26を備えている。ホログラムレ
リーフ原版26としては、(1)フォトレジストを感光材
料としてレリーフ状干渉縞を記録した2次ホログラム面
に化学銀メッキを施し、その上にニッケル(Ni)メッキ
を施した後、Ni金属膜を剥離して形成したレリーフ版
(プレスマスタ版)、(2)上記(1)のプレスマスタ
版のレリーフ面に剥離処理を行った後に再びNiメッキを
施し、このNi金属膜を剥離して形成したレリーフ版、ま
たは(3)熱可塑性樹脂のシートあるいはフィルムを上
記(2)のレリーフ版で熱プレスして形成したレリーフ
版等を用いることができる。この中では、押出し成形時
のレリーフ版の耐久性の点から上記(1),(2)のNi
レリーフ版が好ましい。
ホログラムレリーフ原版26の冷却ロール23の周面への
配設方法は、接着剤による貼合、真空吸着による固着、
ボルトによる装着等いずれでもよく、押出し成形時に脱
落しないような配設方法であれば特に制限はない。ま
た、冷却ロール23の周面へのホログラムレリーフ原版26
の配設数、配設パターン、配設間隔等は目的とするホロ
グラム形成シートに応じて適宜決定することができる。
そして、冷却ロール23の周面に配設するホログラムレリ
ーフ原版26を適宜他のホログラムレリーフ原版に変える
ことによって、例えば同一形状の樹脂シートにおいて、
その使用目的等に応じてホログラムパターンを変えるこ
とができる。
冷却ロール23の温度は、Tダイ21から押し出される樹
脂22の膜厚、押出し量等から決定することができ、通常
15〜25℃程度が好ましい。
上述の押出しラミネータ20のTダイ21から薄膜状に押
し出された溶融樹脂22は、冷却ロール23およびニップロ
ール24とによって押圧・冷却されてシート2に成形され
るが、この際、冷却ロール23の周面に配設されたホログ
ラムレリーフ原版26によってホログラム形成面3が一体
的にシート2に形成される(第1図)。
第5図は、本発明におけるホログラム形成面の他の例
を説明するための押出しラミネータ30の概略図である。
第5図において、押出しラミネータ30は、第3図に示さ
れる押出しラミネータ20に加えて、アンワインダー27か
ら基材シート11を冷却ロール23およびニップロール24間
に供給できるように構成されている。このため、ラミネ
ータ30のTダイ21から薄膜状に押し出された溶融樹脂22
は、基材シート11とラミネートされ冷却ロール23および
ニップロール24とによって押圧・冷却されてシート10に
成形されるが、この際、冷却ロール23の周面に配設され
たホログラムレリーフ原版によってホログラム形成面13
が樹脂層12側に一体的に形成される(第2図)。
基材シート11としては、延伸ポリプロピレンフィル
ム、ポリカーボネートフィルム、ポリエステルフィル
ム、セロファンフィルム等透明性を有するものの中から
適宜選択することができる。基材シート11の厚さは、10
〜200μm程度が好ましい。また、必要に応じて基材シ
ート11の溶融樹脂22とのラミネート側にアンカー剤、酸
変性ポリオレフィン等の接着剤等を塗布してもよい。
つぎに、実験例を示して本発明を更に詳細に説明す
る。
実験例−1 第3図に示されるような押出しラミネータ20におい
て、下記のポリプロピレン樹脂を用いて、下記の押し出
し条件で押出しラミネートを行ってホログラム形成シー
トを製造した。この場合、冷却ロールには、プレスマス
タ版のレリーフ面に剥離処理を行った後に再びNiメッキ
を施し、このNi金属膜を剥離して形成したホログラムレ
リーフ版を接着剤を用いて貼合した。
・ポリプロピレン樹脂 三井石油化学工業製LA−221 ・押し出し条件 スクリューL/D=24 シリンダー温度=160℃,180℃,240℃ アダプター温度=260℃ Tダイ温度=280℃ 成形厚み=100μm 冷却ロール温度=23℃ このホログラム形成シートのホログラム形成面に30nm
の厚みでアルミニウムを蒸着した後、ドライラミネート
法により低密度ポリエチレンフィルム40μmを貼り合わ
せた。その後、ホログラム形成シートのホログラム形成
面の裏面にグラビア印刷用インキ(大日本インキ化学工
業社製パナミア SL−PR)を用いてグラビア印刷を施し
たところ、グラビア印刷が施された領域においてはホロ
グラムパターンは隠蔽され、グラビア印刷が施されてい
ない領域にのみホログラムパターンが観察された。これ
によって、ホログラムパターンのつなぎ等を効果的に隠
蔽することができた。
実験例−2 第5図に示されるような押出しラミネータ30におい
て、下記のポリプロピレン樹脂、基材シートを用いて、
下記の押し出し条件で押出しラミネートを行ってホログ
ラム形成シートを製造した。この場合、冷却ロールに
は、実験例−1と同様のホログラムレリーフ版を接着剤
を用いて貼合した。
・ポリプロピレン樹脂 三井石油化学工業製LA−221 ・基材シート 二軸延伸ポリプロピレフィルム(20μm) ・押し出し条件 スクリューL/D=24 シリンダー温度=160℃,180℃,240℃ アダプター温度=260℃ Tダイ温度=280℃ ラミネート厚み=30μm 冷却ロール温度=23℃ このホログラム形成シートのホログラム形成面に30nm
の厚みでアルミニウムを蒸着した後、ドライラミネート
法により低密度ポリエチレンフィルム40μmを貼り合わ
せた。その後、二軸延伸ポリプロピレンフィルムにグラ
ビア印刷用インキ(大日本インキ化学工業社製パナミア
SL−PR)を用いてグラビア印刷を施したところ、グラビ
ア印刷が施された領域においてはホログラムパターンは
隠蔽され、グラビア印刷が施されていない領域にのみホ
ログラムパターンが観察された。これによって、ホログ
ラムパターンのつなぎ等を効果的に隠蔽することができ
た。
以上の実験例から本発明の効果は明らかであった。
〔発明の効果〕
本発明によれば、シート、包装袋等において部分的に
金属光沢を有するホログラムパターンを得ることが可能
となり、従って、ホログラムパターンが回折格子のよう
な単純なものであっても、印刷と組み合わせることによ
り種々の異なったパターンを容易に形成することがで
き、また、ホログラムパターンのつなぎ等を効果的に隠
蔽することができるという効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を説明するためのホログラム
形成シートの概略断面図、第2図は本発明の他の実施例
を説明するためのホログラム形成シートの概略断面図、
第3図は本発明におけるホログラム形成面を説明するた
めの押出しラミネータの概略図、第4図は本発明におけ
るホログラム形成の説明図、第5図は本発明におけるホ
ログラム形成面の他の例を説明するための押出しラミネ
ータの概略図である。 1,10……ホログラム形成シート、2……樹脂シート、3,
13……ホログラム形成面、4,14……金属反射層、5,15…
…不透明インキ層、11……基材シート、12……樹脂層、
20,30……押出しラミネータ、21……Tダイ、22……溶
融樹脂、23……冷却ロール、24……ニップロール、25…
…ワインダー、26……ホログラムレリーフ版、27……ア
ンワインダー。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】片面にホログラム形成面と、このホログラ
    ム形成面に設置された金属反射層を有し、ホログラム形
    成面の裏面の所定領域であって、ホログラムパターンの
    つなぎ部分に相当する領域に不透明インキ層を有するこ
    とを特徴とするホログラム形成シート。
  2. 【請求項2】前記ホログラム形成面はTダイから薄膜状
    に押し出された溶融樹脂またはTダイから基材シートの
    片面に薄膜状に押し出された溶融樹脂を周面にホログラ
    ムレリーフ原版を備えた冷却ロールによって押圧・冷却
    することにより成形されることを特徴とする請求項1記
    載のホログラム形成シート。
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