JP2896048B2 - ドライクリーニング機 - Google Patents
ドライクリーニング機Info
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- JP2896048B2 JP2896048B2 JP5187254A JP18725493A JP2896048B2 JP 2896048 B2 JP2896048 B2 JP 2896048B2 JP 5187254 A JP5187254 A JP 5187254A JP 18725493 A JP18725493 A JP 18725493A JP 2896048 B2 JP2896048 B2 JP 2896048B2
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- temperature
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- cleaning machine
- tank
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Links
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- 238000001035 drying Methods 0.000 claims description 46
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Landscapes
- Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
- Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、石油系溶剤を使用して
同一ドラム内で洗浄,脱液,乾燥等の各行程を行うドラ
イクリーニング機に関する。
同一ドラム内で洗浄,脱液,乾燥等の各行程を行うドラ
イクリーニング機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種ドライクリーニング機は、
例えば特開平2−99095号公報(D06F 43/
02)に示すように、クリーニング機の使用状態,即ち
長時間使用されていなく冷えた状態或いは運転後の暖ま
った状態に関係なく、洗浄,脱液,乾燥の一連の行程を
実行して運転を終了する。
例えば特開平2−99095号公報(D06F 43/
02)に示すように、クリーニング機の使用状態,即ち
長時間使用されていなく冷えた状態或いは運転後の暖ま
った状態に関係なく、洗浄,脱液,乾燥の一連の行程を
実行して運転を終了する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の前記ドライクリ
ーニング機において、長時間使用されていなくクリーニ
ング機が冷えた状態から運転を開始した場合、乾燥行程
において、衣類に熱を供給時、冷えた外槽や通風路にも
熱が奪われるため、連続運転時のクリーニング機が暖ま
った状態から運転をスタートする場合に比し、衣類の乾
燥状態が悪くなるという問題点がある。
ーニング機において、長時間使用されていなくクリーニ
ング機が冷えた状態から運転を開始した場合、乾燥行程
において、衣類に熱を供給時、冷えた外槽や通風路にも
熱が奪われるため、連続運転時のクリーニング機が暖ま
った状態から運転をスタートする場合に比し、衣類の乾
燥状態が悪くなるという問題点がある。
【0004】一方、クリーニング機が冷えた状態から運
転をスタートとしても、乾燥状態を良くする手段として
乾燥時間を延長することが考えられるが、季節や使用環
境によりクリーニング機の冷えた状態に温度差があるた
め、乾燥時間の延長設定が困難であるという問題点があ
る。本発明は、前記の点に留意し、衣類等の乾燥状態を
改善するドライクリーニング機を提供することを目的と
する。
転をスタートとしても、乾燥状態を良くする手段として
乾燥時間を延長することが考えられるが、季節や使用環
境によりクリーニング機の冷えた状態に温度差があるた
め、乾燥時間の延長設定が困難であるという問題点があ
る。本発明は、前記の点に留意し、衣類等の乾燥状態を
改善するドライクリーニング機を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明のドライクリーニング機は、外槽内に回転自
在に配設され衣類を収容する回転ドラムと、洗浄用の石
油系溶剤を貯蔵するタンクと、タンクから溶剤を外槽内
に導く洗浄管と、ファン,クーラ及びヒータを内装しフ
ァンにより外槽との間で乾燥風を循環させる通風路と、
通風路の回転ドラムの出口に配設され回転ドラムからの
乾燥風の温度を検知する第1温度検知手段と、通風路の
クーラの近傍に配設されクーラにより冷却された乾燥風
の温度を検知する第2温度検知手段とを備え、両温度検
知手段の検知温度を比較し検知温度がほぼ同じ場合,所
定時間の予備乾燥行程を行った後、洗浄,脱液,乾燥の
各行程を順次行うようにしたものである。
に、本発明のドライクリーニング機は、外槽内に回転自
在に配設され衣類を収容する回転ドラムと、洗浄用の石
油系溶剤を貯蔵するタンクと、タンクから溶剤を外槽内
に導く洗浄管と、ファン,クーラ及びヒータを内装しフ
ァンにより外槽との間で乾燥風を循環させる通風路と、
通風路の回転ドラムの出口に配設され回転ドラムからの
乾燥風の温度を検知する第1温度検知手段と、通風路の
クーラの近傍に配設されクーラにより冷却された乾燥風
の温度を検知する第2温度検知手段とを備え、両温度検
知手段の検知温度を比較し検知温度がほぼ同じ場合,所
定時間の予備乾燥行程を行った後、洗浄,脱液,乾燥の
各行程を順次行うようにしたものである。
【0006】
【作用】前記のように構成された本発明のドライクリー
ニング機は、乾燥風を循環させる通風路の回転ドラムの
出口に、回転ドラムからの乾燥風の温度を検知する第1
の温度検知手段を配設し、通風路のクーラの近傍に、ク
ーラにより冷却された乾燥風の温度を検知する第2温度
検知手段を配設し、両温度検知手段の検知温度を比較
し、検知温度がほぼ同じ場合、所定時間の予備乾燥行程
を行った後、洗浄,脱液,乾燥の各行程を順次行うよう
にしたため、季節や使用環境にかかわらず、クリーニン
グ機が暖まった状態から前記各行程の運転が開始される
ことになり、容易に衣類等の乾燥状態が改善される。
ニング機は、乾燥風を循環させる通風路の回転ドラムの
出口に、回転ドラムからの乾燥風の温度を検知する第1
の温度検知手段を配設し、通風路のクーラの近傍に、ク
ーラにより冷却された乾燥風の温度を検知する第2温度
検知手段を配設し、両温度検知手段の検知温度を比較
し、検知温度がほぼ同じ場合、所定時間の予備乾燥行程
を行った後、洗浄,脱液,乾燥の各行程を順次行うよう
にしたため、季節や使用環境にかかわらず、クリーニン
グ機が暖まった状態から前記各行程の運転が開始される
ことになり、容易に衣類等の乾燥状態が改善される。
【0007】
【実施例】1実施例について図1ないし図3を参照して
説明する。まず、ドライクリーニング機の構成を示した
図1において、1は外槽、2は外槽1内に回転自在に配
設され内部に衣類を収容する回転ドラム、3は外槽1内
の液位が設定位置に達したとき検知信号を出力するフロ
ートスイッチ、4は石油系溶剤を貯蔵した溶剤タンク、
5はタンク4内の溶剤を外槽1内に導く洗浄管であり、
出液バルブ6,給液ポンプ7,フィルタ8,給液バルブ
9が順に設けられている。10は給液ポンプ7,フィル
タ8間の洗浄管5とタンク4とを連結した連通管、11
は連通管10に設けられた入液バルブ、12は外槽1の
底部と,給液ポンプ7,フィルタ8間の洗浄管5側の連
通管10とを連結した排液管であり、ドレンバルブ1
3,ドレンポンプ14が順に設けられている。
説明する。まず、ドライクリーニング機の構成を示した
図1において、1は外槽、2は外槽1内に回転自在に配
設され内部に衣類を収容する回転ドラム、3は外槽1内
の液位が設定位置に達したとき検知信号を出力するフロ
ートスイッチ、4は石油系溶剤を貯蔵した溶剤タンク、
5はタンク4内の溶剤を外槽1内に導く洗浄管であり、
出液バルブ6,給液ポンプ7,フィルタ8,給液バルブ
9が順に設けられている。10は給液ポンプ7,フィル
タ8間の洗浄管5とタンク4とを連結した連通管、11
は連通管10に設けられた入液バルブ、12は外槽1の
底部と,給液ポンプ7,フィルタ8間の洗浄管5側の連
通管10とを連結した排液管であり、ドレンバルブ1
3,ドレンポンプ14が順に設けられている。
【0008】15は外槽1の上方に設けられ,外槽1の
上部の一側と他側とを連結した通風路であり、通風路1
5に乾燥風を循環させるブロアーファン16,クーラ1
7,ヒータ18が順に設けられている。19はクーラ1
7の両端に接続された冷却源、20はヒータ18の両端
に蒸気バルブ21を介して接続された加熱源である。
上部の一側と他側とを連結した通風路であり、通風路1
5に乾燥風を循環させるブロアーファン16,クーラ1
7,ヒータ18が順に設けられている。19はクーラ1
7の両端に接続された冷却源、20はヒータ18の両端
に蒸気バルブ21を介して接続された加熱源である。
【0009】ここで、例えばクリーニング店の営業時間
中においては、常に、冷却源19が作動しており、クー
ラ17がオン状態であり、また、加熱源19も作動して
いるが、蒸気バルブ21の開閉により、乾燥行程時に加
熱源19の蒸気をヒータ18に送り、加熱するようにな
っている。
中においては、常に、冷却源19が作動しており、クー
ラ17がオン状態であり、また、加熱源19も作動して
いるが、蒸気バルブ21の開閉により、乾燥行程時に加
熱源19の蒸気をヒータ18に送り、加熱するようにな
っている。
【0010】22はサーミスタからなる第1温度検知手
段であり、通風路15の回転ドラム2の出口に配設さ
れ、回転ドラム2からの乾燥風の温度を検知する。23
はサーミスタからなる第2温度検知手段であり、通風路
15のクーラ17の下手に配設され、クーラ17により
冷却された乾燥風の温度を検知する。
段であり、通風路15の回転ドラム2の出口に配設さ
れ、回転ドラム2からの乾燥風の温度を検知する。23
はサーミスタからなる第2温度検知手段であり、通風路
15のクーラ17の下手に配設され、クーラ17により
冷却された乾燥風の温度を検知する。
【0011】つぎに、図2はブロック回路を示し、24
はCPU,ROM,RAM等からなるマイクロコンピュ
ータ(以下マイコンという)、25,26はマイコン2
4にバス結合された第1,第2入出力部であり、第1入
出力部25には、ドライクリーニング機の操作パネル部
に配設された表示装置27及びキーボード28が接続さ
れると共に、両温度検知手段22,23からの信号が入
力され、第2入出力部26には、回転ドラム2のドラム
モータ29,両ポンプ7,14,各バルブ9,11,1
3,21,ブロアーファン16,フロートスイッチ3等
が接続されている。
はCPU,ROM,RAM等からなるマイクロコンピュ
ータ(以下マイコンという)、25,26はマイコン2
4にバス結合された第1,第2入出力部であり、第1入
出力部25には、ドライクリーニング機の操作パネル部
に配設された表示装置27及びキーボード28が接続さ
れると共に、両温度検知手段22,23からの信号が入
力され、第2入出力部26には、回転ドラム2のドラム
モータ29,両ポンプ7,14,各バルブ9,11,1
3,21,ブロアーファン16,フロートスイッチ3等
が接続されている。
【0012】ここで、前記両温度検知手段22,23か
らは温度に応じて変化する抵抗値を電圧信号に変換した
ものが出力されるが、マイコン24は第1入出力部25
を通して種々の温度に対応する電圧データ信号を出力し
ており、これをD/A変換器30でアナログ信号に変換
して比較器31で両温度検知手段22,23からの電圧
信号と順次比較することにより、比較器31からの一致
信号でその時出力した電圧データ信号から両温度検知手
段22,23による検知温度を得るようになっている。
らは温度に応じて変化する抵抗値を電圧信号に変換した
ものが出力されるが、マイコン24は第1入出力部25
を通して種々の温度に対応する電圧データ信号を出力し
ており、これをD/A変換器30でアナログ信号に変換
して比較器31で両温度検知手段22,23からの電圧
信号と順次比較することにより、比較器31からの一致
信号でその時出力した電圧データ信号から両温度検知手
段22,23による検知温度を得るようになっている。
【0013】そして、洗浄行程では、入液バルブ11が
閉じられた状態で、まず出液バルブ6,給液バルブ9が
開かれ、給液ポンプ7が作動し、タンク4の溶剤が外槽
1に供給される。そして、フロートスイッチ3により設
定液位が検知されると、出液バルブ6が閉じられ、給液
ポンプ7が停止され、ドレンバルブ13が開かれ、ドレ
ンポンプ14が作動され、排液管12,洗浄管15を介
して溶剤が循環され、回転ドラム2が低速反転してたた
き洗いが行われる。
閉じられた状態で、まず出液バルブ6,給液バルブ9が
開かれ、給液ポンプ7が作動し、タンク4の溶剤が外槽
1に供給される。そして、フロートスイッチ3により設
定液位が検知されると、出液バルブ6が閉じられ、給液
ポンプ7が停止され、ドレンバルブ13が開かれ、ドレ
ンポンプ14が作動され、排液管12,洗浄管15を介
して溶剤が循環され、回転ドラム2が低速反転してたた
き洗いが行われる。
【0014】つぎに洗浄行程が終了すると、脱液行程が
行われる。ドレンポンプ14が作動した状態で、給液バ
ルブ9が閉じられるとともに、入液バルブ11が開か
れ、外槽1内の溶剤が排液管12,連通管10及び入液
バルブ11を介してタンク4に流入され、その後、回転
ドラム2が高速回転されて脱液が行われる。つぎに、脱
液行程が終了すると、入液バルブ11,ドレンバルブ1
3が閉じられ、ドレンポンプ14が停止され、乾燥行程
に入る。
行われる。ドレンポンプ14が作動した状態で、給液バ
ルブ9が閉じられるとともに、入液バルブ11が開か
れ、外槽1内の溶剤が排液管12,連通管10及び入液
バルブ11を介してタンク4に流入され、その後、回転
ドラム2が高速回転されて脱液が行われる。つぎに、脱
液行程が終了すると、入液バルブ11,ドレンバルブ1
3が閉じられ、ドレンポンプ14が停止され、乾燥行程
に入る。
【0015】そして、乾燥行程では、まず、蒸気バルブ
21が開かれ、ヒータ18がオン状態になり、ブロアー
ファン16が作動され、回転ドラム2が低速反転されな
がら、ヒータ18により加熱された乾燥風により乾燥さ
れ、クーラ17により乾燥風の溶剤の回収が行われ、ヒ
ータ18がオフされ、クールダウンが自動的に行われ
る。
21が開かれ、ヒータ18がオン状態になり、ブロアー
ファン16が作動され、回転ドラム2が低速反転されな
がら、ヒータ18により加熱された乾燥風により乾燥さ
れ、クーラ17により乾燥風の溶剤の回収が行われ、ヒ
ータ18がオフされ、クールダウンが自動的に行われ
る。
【0016】つぎに予備乾燥行程の制御方法について図
3を用いて説明する。まず、電源を投入(S1 )する
と、第2温度検知手段23がクーラ出口温度を検知(S
2 )し、第1温度検知手段22がドラム出口温度を検知
(S3 )する。これと同時に、使用者はキーボード28
により運転プログラムの設定(S4 )を行う。
3を用いて説明する。まず、電源を投入(S1 )する
と、第2温度検知手段23がクーラ出口温度を検知(S
2 )し、第1温度検知手段22がドラム出口温度を検知
(S3 )する。これと同時に、使用者はキーボード28
により運転プログラムの設定(S4 )を行う。
【0017】つぎに、運転プログラム設定時に予備乾燥
の設定があるか(S5 )否かを判別し、予備乾燥があれ
ば、両温度検知手段22,23の温度検知結果に関わら
ず、使用者が設定した時間だけ予備乾燥を実行する。
の設定があるか(S5 )否かを判別し、予備乾燥があれ
ば、両温度検知手段22,23の温度検知結果に関わら
ず、使用者が設定した時間だけ予備乾燥を実行する。
【0018】この予備乾燥の行程では、ヒータ18によ
りドラム2,外槽1ともかなり高温になるため、この高
温の状態のまま洗浄行程に移行し、石油系溶剤が給液さ
れると、溶剤が蒸発し、溶剤ガス濃度が急激に上昇して
危険な状態になる。そのため、予備乾燥行程の終りの2
分間クールダウンを自動的に実行し、危険温度以下に下
げる。
りドラム2,外槽1ともかなり高温になるため、この高
温の状態のまま洗浄行程に移行し、石油系溶剤が給液さ
れると、溶剤が蒸発し、溶剤ガス濃度が急激に上昇して
危険な状態になる。そのため、予備乾燥行程の終りの2
分間クールダウンを自動的に実行し、危険温度以下に下
げる。
【0019】そして、運転プログラム設定時、予備乾燥
の設定がなく、両温度検知手段22,23の検知温度の
差がほぼ同じ,即ち絶対値が5℃以内であるか否かを判
別(S6 )し、5℃以内、即ちドライクリーニング機が
冷えている状態であると、マイコン24内の比較制御部
が判断し、自動的に予備乾燥を5分間設定(S7 )し、
スタートキーが操作されるまで待機する。
の設定がなく、両温度検知手段22,23の検知温度の
差がほぼ同じ,即ち絶対値が5℃以内であるか否かを判
別(S6 )し、5℃以内、即ちドライクリーニング機が
冷えている状態であると、マイコン24内の比較制御部
が判断し、自動的に予備乾燥を5分間設定(S7 )し、
スタートキーが操作されるまで待機する。
【0020】つぎに、スタートキーがONされたか否か
を判別(S8 )し、その後、予備乾燥の設定があるか否
かを判定(S9 )し、予備乾燥の設定がなければ、洗浄
行程から運転が開始され、予備乾燥の設定があれば、予
備乾燥行程(S10に移り、蒸気バルブ21を開き
(S11)、ファン16,回転ドラム2を作動(S12)さ
せ、使用者が設定した乾燥時間又はマイコン24が設定
した乾燥時間(5分間)が、マイコン24内のタイマに
設定され、予備乾燥行程の時間の減算が開始(S13)さ
れる。
を判別(S8 )し、その後、予備乾燥の設定があるか否
かを判定(S9 )し、予備乾燥の設定がなければ、洗浄
行程から運転が開始され、予備乾燥の設定があれば、予
備乾燥行程(S10に移り、蒸気バルブ21を開き
(S11)、ファン16,回転ドラム2を作動(S12)さ
せ、使用者が設定した乾燥時間又はマイコン24が設定
した乾燥時間(5分間)が、マイコン24内のタイマに
設定され、予備乾燥行程の時間の減算が開始(S13)さ
れる。
【0021】そして、予備乾燥時間が2分以下であるか
否かを判別(S14)し、残り2分になると、蒸気バルブ
21を閉じ(S15)、クールダウン(S16)を行い、タ
イマが0、即ち予備乾燥時間が終了したか否かを判別
(S17)し、ブロアーファン16,回転ドラム2を停止
(S18)させ、つぎの洗浄行程(S19)へ移り、洗浄行
程が終了すると、脱液行程(S20)を行い、続いてクー
ルダウンを含む乾燥行程(S21)が行われ、運転が終了
する。
否かを判別(S14)し、残り2分になると、蒸気バルブ
21を閉じ(S15)、クールダウン(S16)を行い、タ
イマが0、即ち予備乾燥時間が終了したか否かを判別
(S17)し、ブロアーファン16,回転ドラム2を停止
(S18)させ、つぎの洗浄行程(S19)へ移り、洗浄行
程が終了すると、脱液行程(S20)を行い、続いてクー
ルダウンを含む乾燥行程(S21)が行われ、運転が終了
する。
【0022】このように、クリーニング機が冷えた状態
から運転が開始されたとしても必ず予備乾燥が実行され
た後、即ちクリーニング機が暖まった状態になった後、
洗浄,脱液,乾燥の各行程を処理していくため、第1回
目の運転時でも連続運転時と同じ条件から運転が開始さ
れることになり、衣類の乾燥状態が改善される。
から運転が開始されたとしても必ず予備乾燥が実行され
た後、即ちクリーニング機が暖まった状態になった後、
洗浄,脱液,乾燥の各行程を処理していくため、第1回
目の運転時でも連続運転時と同じ条件から運転が開始さ
れることになり、衣類の乾燥状態が改善される。
【0023】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているため、つぎに記載する効果を奏する。本発明のド
ライクリーニング機は、乾燥風を循環させる通風路15
の回転ドラム2の出口に、回転ドラム2からの乾燥風の
温度を検知する第1の温度検知手段22を配設し、通風
路15のクーラ17の近傍に、クーラ17により冷却さ
れた乾燥風の温度を検知する第2温度検知手段23を配
設し、両温度検知手段22,23の検知温度を比較し、
検知温度がほぼ同じ場合、所定時間の予備乾燥行程を行
った後、洗浄,脱液,乾燥の各行程を順次行うようにし
たため、季節や使用環境にかかわらず、クリーニング機
が暖まった状態から前記各行程の運転を開始することが
でき、容易に衣類等の乾燥状態を改善することができ
る。
ているため、つぎに記載する効果を奏する。本発明のド
ライクリーニング機は、乾燥風を循環させる通風路15
の回転ドラム2の出口に、回転ドラム2からの乾燥風の
温度を検知する第1の温度検知手段22を配設し、通風
路15のクーラ17の近傍に、クーラ17により冷却さ
れた乾燥風の温度を検知する第2温度検知手段23を配
設し、両温度検知手段22,23の検知温度を比較し、
検知温度がほぼ同じ場合、所定時間の予備乾燥行程を行
った後、洗浄,脱液,乾燥の各行程を順次行うようにし
たため、季節や使用環境にかかわらず、クリーニング機
が暖まった状態から前記各行程の運転を開始することが
でき、容易に衣類等の乾燥状態を改善することができ
る。
【図1】本発明の1実施例の切断正面図である。
【図2】図1のブロック回路図である。
【図3】図1のフローチャートである。
1 外槽 2 回転ドラム 4 タンク 5 洗浄管 15 通風路 16 ファン 17 クーラ 18 ヒータ 22 第1温度検知手段 23 第2温度検知手段
Claims (1)
- 【請求項1】 外槽内に回転自在に配設され衣類を収容
する回転ドラムと、洗浄用の石油系溶剤を貯蔵するタン
クと、該タンクから溶剤を前記外槽内に導く洗浄管と、
ファン,クーラ及びヒータを内装し前記ファンにより前
記外槽との間で乾燥風を循環させる通風路と、前記通風
路の前記回転ドラムの出口に配設され前記回転ドラムか
らの乾燥風の温度を検知する第1温度検知手段と、前記
通風路の前記クーラの近傍に配設され前記クーラにより
冷却された乾燥風の温度を検知する第2温度検知手段と
を備え、前記両温度検知手段の検知温度を比較し前記検
知温度がほぼ同じ場合,所定時間の予備乾燥行程を行っ
た後、洗浄,脱液,乾燥の各行程を順次行うドライクリ
ーニング機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5187254A JP2896048B2 (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | ドライクリーニング機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5187254A JP2896048B2 (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | ドライクリーニング機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0716397A JPH0716397A (ja) | 1995-01-20 |
JP2896048B2 true JP2896048B2 (ja) | 1999-05-31 |
Family
ID=16202757
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5187254A Expired - Lifetime JP2896048B2 (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | ドライクリーニング機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2896048B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1584731A3 (en) * | 2004-03-15 | 2007-11-14 | SANYO ELECTRIC Co., Ltd. | Dry cleaner and corresponding drying machine |
KR102427608B1 (ko) * | 2021-06-02 | 2022-08-02 | 주식회사 태양기계세탁 | 하이드로크리닝 세탁기계 작동방법 |
-
1993
- 1993-06-29 JP JP5187254A patent/JP2896048B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0716397A (ja) | 1995-01-20 |
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