JP2654296B2 - ドライクリーニング機及び衣類乾燥機 - Google Patents

ドライクリーニング機及び衣類乾燥機

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JP2654296B2
JP2654296B2 JP3358972A JP35897291A JP2654296B2 JP 2654296 B2 JP2654296 B2 JP 2654296B2 JP 3358972 A JP3358972 A JP 3358972A JP 35897291 A JP35897291 A JP 35897291A JP 2654296 B2 JP2654296 B2 JP 2654296B2
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敏昭 坂本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗浄後,乾燥する機能
を有するドライクリ−ニング機及び乾燥風を循環させて
衣類を乾燥する衣類乾燥機に関し、詳しくは乾燥制御の
改良に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】洗浄,脱液,乾燥の各行程を行うドライ
クリ−ニング機にあっては、運転スタ−ト時におけるド
ラム内の温度で洗浄後の乾燥時の乾燥温度の上昇する速
さが異なり、それにより乾燥終了の時間が変化する。例
えば、冬期の朝一番の運転と、夏期に運転を休止なしで
繰り返し行っている場合とでは、乾燥に要する時間が大
幅に異なる。
【0003】このため、従来では、例えば特開平1−2
36099号公報(D06F 58/28)に見られる
ように、乾燥終了を単に時間のみで制御するのではな
く、実際に衣類を乾燥している時の乾燥温度の変化を検
出して乾燥時間を設定し、乾燥終了を制御する方法がと
られている。一方、前述したドライクリ−ニング機や業
務用等の衣類乾燥機にあっては、乾燥時の熱源として蒸
気を用い、乾燥ヒ−タに蒸気を投入して高温度の乾燥風
を衣類を収容した回転ドラム内に循環させるようにして
いる。
【0004】この場合の乾燥制御は、ドラムの入口又は
出口に温度センサを配置して乾燥温度を検知し、この検
知温度が衣類に応じて設定された乾燥温度設定値に達し
た時に蒸気バルブを閉止して乾燥ヒ−タへの蒸気の導入
を停止し、検知温度が設定値より所定温度(約2℃)低
下した時に蒸気バルブを開放して乾燥ヒ−タに蒸気を投
入し、一定温度範囲で運転するようにしている(例えば
特開平2−29296号公報(D06F 43/08)
参照)。なお、蒸気バルブを検知温度が設定値に達した
時に開放しないのは蒸気バルブのチャタリングを防止す
るためである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のドライクリ−ニ
ング機にあっては、乾燥運転中の乾燥温度の変化を検出
して乾燥時間を設定するため、運転スタ−ト時には乾燥
終了が予告できず、洗浄,脱液,乾燥の各行程を順に実
行する場合、洗浄,脱液が終了し、乾燥行程に入って初
めて運転終了時刻が予告されることになる。
【0006】しかしながら、業務用ドライクリ−ニング
機にあっては、乾燥終了後,プレスや包装等の仕上げ行
程があるため、運転を開始した時に運転終了が予告でき
なければ仕上げ行程等の段取りに大きな狂いを生じる結
果となる。このため、業務用等の大半のドライクリ−ニ
ング機にあっては、乾燥終了をあらかじめ設定した時間
のみで制御するのが現状であり、ドラム内の条件に合っ
た効率の良い乾燥が行えるものではなかった。
【0007】一方、前述した乾燥運転の際、蒸気バルブ
を開閉して乾燥温度を設定値で制御する場合、実測した
乾燥温度が上昇して設定値に達した時に蒸気バルブを閉
止するため、実際の乾燥温度は設定値より高温側にオ−
バ−シュ−ト,いわゆる後押しを生じ、逆に乾燥温度が
下降して設定値より所定温度低下した時に蒸気バルブを
開放するため、実際の乾燥温度はそれより低温側に後押
しを生じる。
【0008】この上,下の後押し幅は、加熱源としての
蒸気の蒸気圧,蒸気の質(水分量),周囲温度等により
大きく変化し、蒸気圧が高く,蒸気の質が良く(水分が
少ない),周囲温度が高い場合には、高温側の後押しが
大きくなり、逆の場合、低温側の後押しが大きくなる。
【0009】ところが、高温側の後押しが大きい場合に
は、乾燥温度の平均値が設定値より高くなり、衣類を高
い温度で加熱することになるため、衣類に縮みやしわを
生じ、特に石油系溶剤を使用したドライクリ−ニング機
にあっては、溶剤の蒸発量が増加して溶剤濃度が爆発下
限界濃度(0.6%以上)に達する危険がある。また、
低温側の後押しが大きい場合には、平均して設定値より
低い温度で加熱することになり、乾燥不良を生じる結果
となる。
【0010】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に留意してなされたものであり、第1の目的は、
使用状態に応じた最適な乾燥時間を洗浄開始時に設定で
きるドライクリ−ニング機を提供することにあり、第2
の目的は、安全でしかも効率の良い乾燥制御を可能にし
た衣類乾燥機を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的を達成す
るために、本発明のドライクリ−ニング機においては、
衣類を収容した回転ドラムの温度を検知する温度検知手
段と、洗浄開始直前のドラムの検知温度に従って洗浄後
の乾燥時間を決定する乾燥時間設定手段とを備えたもの
である。
【0012】また、前記第2の目的を達成するために、
本発明の衣類乾燥機においては、外槽内に衣類を収容し
た回転ドラムを配設し、ファンにより前記外槽との間で
乾燥風を循環させる通風路にヒータを配設すると共に
記乾燥風の温度を検知する温度検知手段を設け、前記
乾燥風の検知温度と乾燥温度設定値とを比較して前記ヒ
ータを駆動又は停止し、乾燥温度を制御するようにした
衣類乾燥機において、前記ヒータの駆動、停止に基づい
前記検知温度の上側及び下側のオーバーシュートの最
大値を検出する手段と、前記両最大値にもとづいて前記
設定値を変更するための変更値を算出し、前記上側の最
大値が前記下側の最大値より小さいときは、前記設定値
を前記変更値だけ上側へ変更し、前記下側の最大値が前
記上側の最大値より小さいときは、前記設定値を前記変
更値だけ下側へ変更する変更手段とを備えたものであ
る。
【0013】
【作用】前述のように構成されたドライクリ−ニング機
にあっては、洗浄開始直前の回転ドラムの温度を検知
し、この検知温度に従って洗浄後の乾燥時間を決定する
が、洗浄時はドラムの半分程度しか溶剤が導入されず、
しかも洗浄時間はそれ程長くはないため、洗浄終了後の
ドラム温度は洗浄前とあまり変わらず、したがって、洗
浄開始直前のドラム温度で乾燥時間を設定することによ
り、ドラム内の温度に応じた無駄のない乾燥が実現す
る。その上、洗浄開始時にこの洗浄後の乾燥時間が決定
されるため、この時点で乾燥終了時刻がわかり、乾燥後
の仕上げ行程等の後処理の段取りに狂いを生じなくな
る。
【0014】また、前述のように構成された衣類乾燥機
にあっては、乾燥運転時、温度検知手段による乾燥風の
検知温度が衣類に応じた乾燥温度設定値と比較されて
ータの駆動、停止が制御されるが、この時検知温度の設
定値に対する高温側及び低温側のオーバーシュートの最
大値がそれぞれ検出され、これらの最大値を用いて上側
のオーバーシュートが大きい場合には設定値が低温側
に、下側のオーバーシュートが大きい場合には設定値が
高温側に変更され、実測した検知温度の平均値が当初設
定された設定値に近づくことになる。
【0015】
【実施例】実施例につき、図1〜図4を用いて説明す
る。 (実施例1)まず、請求項1に対応する実施例1を図1
〜図3により説明する。図2は回収乾燥付石油系ドライ
クリ−ニング機の全体構成を示したものであり、1は外
槽、2は外槽1内に回転自在に配設され内部に衣類を収
容する回転ドラム、3は石油系溶剤を貯蔵した溶剤タン
ク、4はタンク3内の溶剤を外槽1内に導く洗浄管路で
あり、給液ポンプ5が介設されている。6は外槽1の底
部とタンク3との連通路に介設されたドレンバルブであ
る。
【0016】7は外槽1の上方に設けられ両端がそれぞ
れ外槽1に接続された通風路であり、ブロア−ファン
8,冷却水を用いた乾燥ク−ラ9及び蒸気を用いた乾燥
ヒ−タ10が内装されると共に、脱臭行程において開操
作される給気弁11及び排気弁12が設けられている。
13はク−ラ9への冷却水管路に設けられた冷却水バル
ブ、14はヒ−タ10への蒸気管路に設けられた蒸気バ
ルブ、15は水分離器、16は外槽1の出口温度を検知
するサ−ミスタである。
【0017】つぎに、図3はブロック構成を示し、17
はCPU,ROM,RAM等からなるマイクロコンピュ
−タ(以下マイコンという)、18,19はマイコン1
7にバス結合された第1,第2入出力部であり、第1入
出力部18には、ドライクリ−ニング機の操作パネル部
に配設された表示装置20及びキ−ボ−ド21が接続さ
れると共に、サ−ミスタ16からの信号が入力され、第
2入出力部19には、回転ドラム2のドラムモ−タ2
2,ポンプ5,バルブ6,13,14,ブロア−ファン
8等が接続されている。
【0018】ここで、前記サ−ミスタ16からは温度に
応じて変化する抵抗値を電圧信号に変換したものが出力
されるが、マイコン17は第1入出力部18を通して種
々の温度に対応する電圧デ−タ信号を出力しており、こ
れをD/A変換器23でアナログ信号に変換して比較器
24でサ−ミスタ16からの電圧信号と順次比較するこ
とにより、比較器23からの一致信号でその時出力した
電圧デ−タ信号からサ−ミスタ16による検知温度を得
るようになっている。
【0019】図1は、前記マイコン17における運転プ
ログラムをフロ−チャ−トで示したものであり、つぎ
に、実施例の動作を図1を用いて説明する。洗浄,排液
・脱液,乾燥の一連の行程を順次行わせるために、プロ
グラムをスタ−トすると、マイコン17は、洗浄行程の
給液動作を開始する前に、まずサ−ミスタ16の検知温
度を取り込んでドラム出口温度Tを測定する。
【0020】そして、この温度Tが、T≦10℃,10
℃<T≦20℃,20℃<T≦30℃,30℃<T≦4
0℃,40℃<Tのいずれの範囲であるかを判断し、ど
の範囲であるかによって洗浄後の乾燥時間を決定する。
すなわち、ドラム出口温度TがT≦10℃の時は乾燥時
間を25分に設定し、10℃<T≦20℃の時は24分
に設定し、同様に、20℃<T≦30℃の時23分,3
0℃<T≦40℃の時22分,40℃<Tの時21分に
設定する。
【0021】このように設定された乾燥時間はマイコン
17内のRAMに格納され、その後、マイコン17は給
液ポンプ5を駆動してタンク3内の溶剤を外槽1内に導
き、洗浄動作を実行し、その後排液・脱液行程,乾燥行
程を順に行う。
【0022】すなわち、洗浄行程では、給液ポンプ5に
よりタンク3内の溶剤が外槽1内に所定液位まで導入さ
れた後,ドラム2が低速反転,すなわち正転及び逆転さ
れ、衣類がたたき洗いされる。次の排液・脱液行程で
は、ドレンバルブ6が開かれて外槽1内の溶剤がタンク
3に回収され、さらに、ドラム2が高速回転され、衣類
から溶剤が脱液される。
【0023】そして、乾燥行程では、回転ドラム2を低
速反転動作させた状態で、ブロア−ファン8が駆動され
ると共に、乾燥ク−ラ9及び乾燥ヒ−タ10にそれぞれ
冷却水及び蒸気が導入される。したがって、外槽1内の
空気がファン8によりク−ラ9に案内され、該所で凝縮
されて乾燥された後,ヒ−タ10で加熱されて外槽1内
に戻され、回転ドラム2内の衣類に高温の乾燥空気が吹
き付けられることにより衣類に付着した溶剤が蒸発し、
この動作の繰り返しにより衣類が乾燥される。
【0024】前記乾燥運転は、マイコン17のRAMに
格納した乾燥時間,つまり洗浄前に設定した乾燥時間に
もとづいて行われる。この場合、洗浄時にはドラム2内
に半分程溶剤が導入されるのみで、ドラム2の上半部及
び通風路7は洗浄動作中温度変化はあまり生じず、乾燥
開始時のドラム温度は洗浄前とあまり変わらないため、
洗浄前に設定した乾燥時間で乾燥運転をすることにより
ドラム2内の温度に応じた乾燥が行えることになる。な
お、ク−ラ9で回収された溶剤は水分離器15で水分が
除去された後,タンク3に戻される。
【0025】(実施例2)つぎに、請求項2に対応する
実施例2を図4及び前記図2,図3を用いて説明する。
図2に1点鎖線で示すように、回収乾燥付石油系ドライ
クリ−ニング機における通風路7の出口付近に乾燥
(風)温度を検知するサ−ミスタ25を設置する。
【0026】マイコン17は、洗浄行程及び排液・脱液
行程を終了し乾燥行程に入ると、図4にフロ−チャ−ト
で示す乾燥行程プログラムを実行する。すなわち、この
プログラムがスタ−トすると、まず回転ドラム2を低速
で正転,逆転させるドラム反転動作が行われ、続いてブ
ロア−ファン8が駆動されると共に、蒸気バルブ14が
開かれて乾燥ヒ−タ10による加熱が開始される。な
お、図4では乾燥ク−ラ9の駆動を制御する冷却水バル
ブ13の開閉が省略されている。
【0027】そして、乾燥ヒ−タ10の駆動によりドラ
ム2内に循環する乾燥風の温度が徐々に上昇するが、こ
の時、マイコン17はサ−ミスタ25による乾燥温度を
一定周期で取り込み、これが衣類に応じて設定された乾
燥温度設定値に達したかどうかを常に監視している。
【0028】サ−ミスタ25による乾燥温度が設定値に
達すると、蒸気弁14を閉じるが、この後乾燥温度は後
押しでなお上昇しある温度(最大値)から今度は下降し
始める。マイコン17は、サ−ミスタ25による乾燥温
度が最大を示したかどうかを前回取り込んだ乾燥温度と
比較しながら逐次判断し、乾燥温度が最大になった時、
その最大値と設定値との差つまり上側の後押し量Q1
算出する。
【0029】さらに、乾燥温度の下降が進み、これが設
定値より所定温度(2℃)低くなると、これを検出した
マイコン17は蒸気バルブ14を開いて乾燥ク−ラ10
を再び駆動する。しかし、乾燥温度は後押しによりなお
下降し、ある温度(最小値)から上昇し始める。マイコ
ン17は、この乾燥温度の最小値を前回の乾燥温度と比
較しながら逐次判断し、乾燥温度が最小になった時、設
定温度より2℃低い値と最小値との差つまり下側の後押
し量Q2 を算出する。
【0030】そして、上側の後押し量Q1 と下側の後押
し量Q2 との差から設定値の変更値Q=(Q1 −Q2
/2を算出し、この変更値Qを用いて乾燥温度設定値を
変更し(設定値−Q)、以後この変更設定値に従って蒸
気バルブ14の開閉を制御する。
【0031】この場合、変更設定値に従って蒸気バルブ
14を開閉制御しても前回と同様に上側及び下側の後押
し量Q1,2 に差を生じるが、実際の乾燥温度つまりサ
−ミスタ25による実測値の平均が本来衣類に応じて設
定された設定値に近づくことになり、安全で効率の良い
乾燥が実現することになる。
【0032】マイコン17は、設定値を変更した後にお
いても、前述と同様に、乾燥温度を取り込んで蒸気バル
ブ14の開閉、後押し量Q1,2 の算出、変更値Qの算
出を順次行っており、乾燥行程中の蒸気圧,蒸気質,周
囲温度の変動や衣類の状態によって変わる後押し量Q1,
2 に追従して設定値をその都度変更し、常に実測温度
の平均値が衣類に応じた設定値になるようにしている。
【0033】そして、あらかじめ設定された乾燥時間が
経過すると、ドラムモ−タ22を停止してドラム2の反
転を停止し、ブロア−ファン8を停止すると共に、蒸気
バルブ14が開いている場合にこれを閉じ、次の行程へ
移行する。
【0034】なお、前記実施例2ではドライクリ−ニン
グ機に適用した場合を示したが、本発明の請求項2は蒸
気による乾燥ヒ−タを用いた他の衣類乾燥機に適用でき
るものである。
【0035】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているため、つぎに記載する効果を奏する。請求項1記
載のドライクリ−ニング機にあっては、洗浄開始直前の
回転ドラムの温度により洗浄後の乾燥時間を決定するた
め、ドラム内の温度に応じた無駄のない乾燥が実現でき
る上、洗浄開始時に乾燥時間がわかり、乾燥終了時間が
わかるため、特に業務用にあっては、乾燥終了後の後処
理つまりプレス,包装等の仕上げの段取りに狂いを生じ
なく、円滑に業務を遂行できるものである。
【0036】また、請求項2記載の衣類乾燥機にあって
は、乾燥運転中、乾燥温度を検知して設定値と比較し
ータを駆動,停止制御すると同時に、乾燥温度の上側及
び下側のオーバーシュートの最大値を検出してこれらを
もとに設定値を変更するようにしたので、蒸気圧やその
質、周囲温度等が変化しても実際の乾燥温度の平均値を
本来の設定値に近づけることができ、加熱しすぎによる
衣類の縮みやしわの発生を防止できると共に、特に石油
系ドライクリーニング機にあっては溶剤濃度の上昇によ
る爆発の危険を回避でき、加熱不足による乾燥不足もな
くなり、安全でしかも効率の良い乾燥が実現するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるドライクリ−ニング機の実施例1
を示す動作説明用フロ−チャ−トである。
【図2】実施例1の全体構成図である。
【図3】実施例1のブロック図である。
【図4】本発明による衣類乾燥機の実施例2を示す動作
説明用フロ−チャ−トである。
【符号の説明】
1 外槽 2 回転ドラム 7 通風路 8 ブロア−ファン 10 乾燥ヒ−タ 14 蒸気バルブ 16 サ−ミスタ 17 マイコン 25 サ−ミスタ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転ドラム内に衣類を収容し、洗浄,脱
    液,乾燥の一連の行程を実行するドライクリ−ニング機
    において、前記ドラムの温度を検知する温度検知手段
    と、洗浄開始直前の前記ドラムの検知温度に従って洗浄
    後の乾燥時間を決定する乾燥時間設定手段とを備えたこ
    とを特徴とするドライクリ−ニング機。
  2. 【請求項2】 外槽内に衣類を収容した回転ドラムを配
    設し、ファンにより前記外槽との間で乾燥風を循環させ
    る通風路にヒータを配設すると共に、前記乾燥風の温度
    を検知する温度検知手段を設け、前記乾燥風の検知温度
    と乾燥温度設定値とを比較して前記ヒータを駆動又は停
    止し、乾燥温度を制御するようにした衣類乾燥機におい
    て、前記ヒータの駆動、停止に基づいた 前記検知温度の上側
    及び下側のオーバーシュートの最大値を検出する手段
    と、前記両最大値にもとづいて前記設定値を変更するた
    めの変更値を算出し、前記上側の最大値が前記下側の最
    大値より小さいときは、前記設定値を前記変更値だけ上
    側へ変更し、前記下側の最大値が前記上側の最大値より
    小さいときは、前記設定値を前記変更値だけ下側へ変更
    する変更手段とを備えたことを特徴とする衣類乾燥機。
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