JP2895923B2 - 空気圧送式光ファイバケーブルおよびその製造方法 - Google Patents
空気圧送式光ファイバケーブルおよびその製造方法Info
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- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/46—Processes or apparatus adapted for installing or repairing optical fibres or optical cables
- G02B6/50—Underground or underwater installation; Installation through tubing, conduits or ducts
- G02B6/52—Underground or underwater installation; Installation through tubing, conduits or ducts using fluid, e.g. air
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- G02B6/4401—Optical cables
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、空気圧送式光ファイバケーブルおよびそ
の製造方法に関するもので、光ファイバユニットのパイ
プ内への空気圧送を容易にしたものである。
の製造方法に関するもので、光ファイバユニットのパイ
プ内への空気圧送を容易にしたものである。
従来、空気圧送式光ファイバケーブルはポリエチレン
などのパイプに、外層が発泡ポリエチレンからなる光フ
ァイバユニットを圧搾空気により送込み布設して得てい
た。第3図は、光ファイバユニットの典型例を示したも
ので、直径0.25mmの光ファイバ心線1を7個撚合わせ、
その周りにナイロン12からなる内層2を施して外形1.0m
mとし、さらにその周りに発泡ポリエチレンからなる外
層3を施して外形2.0mmとしたものである。この外層と
して発泡ポリエチレンが採用されているのは、圧送特性
上軽量であることが要求されるからである。
などのパイプに、外層が発泡ポリエチレンからなる光フ
ァイバユニットを圧搾空気により送込み布設して得てい
た。第3図は、光ファイバユニットの典型例を示したも
ので、直径0.25mmの光ファイバ心線1を7個撚合わせ、
その周りにナイロン12からなる内層2を施して外形1.0m
mとし、さらにその周りに発泡ポリエチレンからなる外
層3を施して外形2.0mmとしたものである。この外層と
して発泡ポリエチレンが採用されているのは、圧送特性
上軽量であることが要求されるからである。
しかしながら、ポリエチレンパイプ内に発泡ポリエチ
レンの外層を有する光ファイバユニットを空気圧送する
過程で、ポリエチレンパイプと発泡ポリエチレン外層と
の接触による摩擦に起因する静電気が発生し、光ファイ
バユニットの推進速度が妨げられるといううことがあっ
た。
レンの外層を有する光ファイバユニットを空気圧送する
過程で、ポリエチレンパイプと発泡ポリエチレン外層と
の接触による摩擦に起因する静電気が発生し、光ファイ
バユニットの推進速度が妨げられるといううことがあっ
た。
この発明は、以上の観点からなされたもので、その特
徴とする第1の請求項の発明は、パイプ内に光ファイバ
ユニットがルーズに収容されてなる空気圧送式光ファイ
バケーブルにおいて、前記光ファイバユニットの外層も
しくはパイプの少なくとも一方が帯電防止剤を含むプラ
スチックからなることにある。また、第2の請求項の発
明は、帯電防止剤を含む発泡ポリエチレン外層を有する
光ファイバユニットをパイプ内に空気圧送する空気圧送
式光ファイバケーブルの製造方法にある。
徴とする第1の請求項の発明は、パイプ内に光ファイバ
ユニットがルーズに収容されてなる空気圧送式光ファイ
バケーブルにおいて、前記光ファイバユニットの外層も
しくはパイプの少なくとも一方が帯電防止剤を含むプラ
スチックからなることにある。また、第2の請求項の発
明は、帯電防止剤を含む発泡ポリエチレン外層を有する
光ファイバユニットをパイプ内に空気圧送する空気圧送
式光ファイバケーブルの製造方法にある。
なお、発泡ポリエチレン外層もしくはポリエチレンパ
イプ内に混入される帯電防止剤としては、非イオン系の
界面活性剤があげられる。
イプ内に混入される帯電防止剤としては、非イオン系の
界面活性剤があげられる。
光ファイバユニットを構成する発泡ポリエチレン外層
もしくはポリエチレンパイプの少なくとも一方に帯電防
止剤が混入されているので、両者間が接触しても静電気
が発生せず光ファイバユニットはスムーズに空気圧送さ
れる。
もしくはポリエチレンパイプの少なくとも一方に帯電防
止剤が混入されているので、両者間が接触しても静電気
が発生せず光ファイバユニットはスムーズに空気圧送さ
れる。
第1図は、この発明の空気圧送式光ファイバケーブル
の断面図である。同図において、10は光ファイバユニッ
トで、12は7個撚りされた光ファイバ心線、14はその周
りに押出被覆されたナイロン12からなる内層、16はこの
内層14の上に押出被覆された帯電防止剤入り発泡ポリエ
チレン外層、18は光ファイバユニット10をルーズに収容
する帯電防止剤入りポリエチレンパイプである。
の断面図である。同図において、10は光ファイバユニッ
トで、12は7個撚りされた光ファイバ心線、14はその周
りに押出被覆されたナイロン12からなる内層、16はこの
内層14の上に押出被覆された帯電防止剤入り発泡ポリエ
チレン外層、18は光ファイバユニット10をルーズに収容
する帯電防止剤入りポリエチレンパイプである。
第2図は、第1図の空気圧送式光ファイバケーブルを
製造する装置の概略説明図である。図において、20は全
体として円筒形の装置本体で、帯電防止剤入り発泡ポリ
エチレン外層を有する光ファイバユニット10を通すため
の通路22を備えている。24は通路22の一端である光ファ
イバユニット入口、26は通路22の他端である光ファイバ
ユニット出口、28はこの出口26に挿入固定されたジョイ
ントパイプ、30、30は通路22の拡径部に配設されたコロ
で、光ファイバユニット10を通路の他端側に送出すため
のもの、32は通路22に連通された圧搾空気流通路であ
る。なお、18はジョイントパイプ28に取外し自在に接続
された、光ファイバユニット1が圧送される帯電防止剤
入りポリエチレンパイプである。
製造する装置の概略説明図である。図において、20は全
体として円筒形の装置本体で、帯電防止剤入り発泡ポリ
エチレン外層を有する光ファイバユニット10を通すため
の通路22を備えている。24は通路22の一端である光ファ
イバユニット入口、26は通路22の他端である光ファイバ
ユニット出口、28はこの出口26に挿入固定されたジョイ
ントパイプ、30、30は通路22の拡径部に配設されたコロ
で、光ファイバユニット10を通路の他端側に送出すため
のもの、32は通路22に連通された圧搾空気流通路であ
る。なお、18はジョイントパイプ28に取外し自在に接続
された、光ファイバユニット1が圧送される帯電防止剤
入りポリエチレンパイプである。
以上の構成において、コロ30、30を回動させつつ、圧
搾空気を通路32から通路22に送込むと、その空気圧によ
って光ファイバユニット10はポリエチレンパイプ18内に
圧送される。
搾空気を通路32から通路22に送込むと、その空気圧によ
って光ファイバユニット10はポリエチレンパイプ18内に
圧送される。
(具体例) ポリエチレンパイプとして、ポリエチレン樹脂(三井
石油化学社製商品名Hz5305)20重量部に帯電防止剤(花
王社製商品名エレストマスターHE−110)1重量部を配
合したものを用いた。また、光ファイバユニット外層16
として、発泡ポリエチレン20重量部に帯電防止剤エレス
トマスターHE−110を1重量部配合したものを用いた。
この外層を有する光ファイバユニットをコロ30、30によ
り送出しながら、通路22内に圧搾空気流通路32から8kg/
cm2圧の空気を送込んだ。
石油化学社製商品名Hz5305)20重量部に帯電防止剤(花
王社製商品名エレストマスターHE−110)1重量部を配
合したものを用いた。また、光ファイバユニット外層16
として、発泡ポリエチレン20重量部に帯電防止剤エレス
トマスターHE−110を1重量部配合したものを用いた。
この外層を有する光ファイバユニットをコロ30、30によ
り送出しながら、通路22内に圧搾空気流通路32から8kg/
cm2圧の空気を送込んだ。
その結果、長さ500mの帯電防止剤入りポリエチレンパ
イプ内に光ファイバユニットを15〜20分で送込むことが
できた。
イプ内に光ファイバユニットを15〜20分で送込むことが
できた。
因みに、発泡ポリエチレン外層にのみ帯電防止剤を入
れ、ポリエチレンパイプは無添加の場合、500m圧送する
のに30〜35分を要した。これに対して従来の発泡ポリエ
チレン外層、ポリエチレンパイプのいずれにも帯電防止
剤を添加しないケースでは500mの圧送は途中で不可能で
あった。
れ、ポリエチレンパイプは無添加の場合、500m圧送する
のに30〜35分を要した。これに対して従来の発泡ポリエ
チレン外層、ポリエチレンパイプのいずれにも帯電防止
剤を添加しないケースでは500mの圧送は途中で不可能で
あった。
この発明は、光ファイバユニットの発泡ポリエチレン
外層もしくはこの光ファイバユニットをルーズに収容す
るポリエチレンパイプの少なくとも一方に帯電防止剤を
添加するようにしたので、圧送時に両者間に摩擦に起因
する静電気が発生することがなく、以て長尺パイプ内へ
の光ファイバユニットの空気圧送が可能である。
外層もしくはこの光ファイバユニットをルーズに収容す
るポリエチレンパイプの少なくとも一方に帯電防止剤を
添加するようにしたので、圧送時に両者間に摩擦に起因
する静電気が発生することがなく、以て長尺パイプ内へ
の光ファイバユニットの空気圧送が可能である。
第1図は、この発明の空気圧送式光ファイバケーブルの
断面図、第2図は、この発明ケーブルを製造する装置の
概略断面図、第3図は従来の光ファイバユニットの断面
図である。 図において、10:光ファイバユニット、16:光ファイバユ
ニットの外層、18:パイプ、32:圧搾空気流通路。
断面図、第2図は、この発明ケーブルを製造する装置の
概略断面図、第3図は従来の光ファイバユニットの断面
図である。 図において、10:光ファイバユニット、16:光ファイバユ
ニットの外層、18:パイプ、32:圧搾空気流通路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 秀雄 千葉県佐倉市六崎1440番地 藤倉電線株 式会社佐倉工場内 (72)発明者 和田 亨 東京都江東区木場1丁目5番1号 藤倉 電線株式会社内 (72)発明者 小池 洋二 東京都江東区木場1丁目5番1号 藤倉 電線株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−150803(JP,A) 特開 平3−264906(JP,A) 実開 昭63−78909(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02B 6/46
Claims (2)
- 【請求項1】パイプ内に光ファイバユニットがルーズに
収容されてなる空気圧送式光ファイバケーブルにおい
て、前記光ファイバユニットの外層もしくはパイプの少
なくとも一方が帯電防止剤を含むプラスチックからなる
ことを特徴とする空気圧送式光ファイバケーブル。 - 【請求項2】帯電防止剤を含む発泡ポリエチレン外層を
有する光ファイバユニットをパイプ内に空気圧送するこ
とを特徴とする空気圧送式光ファイバケーブルの製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2166687A JP2895923B2 (ja) | 1990-06-27 | 1990-06-27 | 空気圧送式光ファイバケーブルおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2166687A JP2895923B2 (ja) | 1990-06-27 | 1990-06-27 | 空気圧送式光ファイバケーブルおよびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0456905A JPH0456905A (ja) | 1992-02-24 |
JP2895923B2 true JP2895923B2 (ja) | 1999-05-31 |
Family
ID=15835877
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2166687A Expired - Lifetime JP2895923B2 (ja) | 1990-06-27 | 1990-06-27 | 空気圧送式光ファイバケーブルおよびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2895923B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB9513569D0 (en) * | 1995-07-04 | 1995-09-06 | Zeneca Ltd | Optical fibre assemblies and ducts therefor |
GB0313017D0 (en) * | 2002-08-10 | 2003-07-09 | Emtelle Uk Ltd | Signal transmitting cable |
CN102934824A (zh) * | 2012-10-25 | 2013-02-20 | 成都香花食品有限公司 | 苹果醋饮料配方 |
-
1990
- 1990-06-27 JP JP2166687A patent/JP2895923B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0456905A (ja) | 1992-02-24 |
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