JP2892111B2 - 携帯可能記録媒体処理システム、携帯可能記録媒体、自動改札機及び通過地点送信機 - Google Patents
携帯可能記録媒体処理システム、携帯可能記録媒体、自動改札機及び通過地点送信機Info
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- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
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- G06K7/0008—General problems related to the reading of electronic memory record carriers, independent of its reading method, e.g. power transfer
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- G06K19/067—Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components
- G06K19/07—Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components with integrated circuit chips
- G06K19/0723—Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components with integrated circuit chips the record carrier comprising an arrangement for non-contact communication, e.g. wireless communication circuits on transponder cards, non-contact smart cards or RFIDs
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- G—PHYSICS
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- G07B—TICKET-ISSUING APPARATUS; FARE-REGISTERING APPARATUS; FRANKING APPARATUS
- G07B15/00—Arrangements or apparatus for collecting fares, tolls or entrance fees at one or more control points
- G07B15/02—Arrangements or apparatus for collecting fares, tolls or entrance fees at one or more control points taking into account a variable factor such as distance or time, e.g. for passenger transport, parking systems or car rental systems
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- G07C9/20—Individual registration on entry or exit involving the use of a pass
- G07C9/28—Individual registration on entry or exit involving the use of a pass the pass enabling tracking or indicating presence
Description
【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、例えば、鉄道等の交通機関において利用さ
れる携帯可能記憶媒体及び携帯可能記憶媒体処理装置に
関する。
れる携帯可能記憶媒体及び携帯可能記憶媒体処理装置に
関する。
(従来の技術) 多量の旅客を輸送する手段として鉄道等の交通機関が
利用されている。
利用されている。
このような鉄道等の交通機関では、乗客が所持してい
る乗車券を改札口にて駅員が検査し、場合によっては車
内でも乗務員により検査が行われている。
る乗車券を改札口にて駅員が検査し、場合によっては車
内でも乗務員により検査が行われている。
さらに最近ではマイクロコンピュータ技術、エレクト
ロニクス技術、メカニズム技術などの発達により乗車券
の情報を磁気記録するシステムが用いられている。
ロニクス技術、メカニズム技術などの発達により乗車券
の情報を磁気記録するシステムが用いられている。
このようなシステムでは乗車券類を、自動券売機等で
発行し、乗降時に、自動改札機にて乗車券類の磁気情報
を読取り、正しい区間の乗車であるか否かが判定される
ようになっている。
発行し、乗降時に、自動改札機にて乗車券類の磁気情報
を読取り、正しい区間の乗車であるか否かが判定される
ようになっている。
ところで、このような交通機関では、連続しない2枚
の乗車券類を持ち、このうちの1枚を乗車時に、他方を
降車時に使用するキセル乗車と称される不正乗車があと
を絶たない。
の乗車券類を持ち、このうちの1枚を乗車時に、他方を
降車時に使用するキセル乗車と称される不正乗車があと
を絶たない。
この不正乗車を防ぐため、乗車時の自動改札機にて乗
車券類の磁気情報に乗車したとの乗車情報を書込み、降
車時の自動改札で乗車情報が無い場合には不正とみなす
システムも発明されている。
車券類の磁気情報に乗車したとの乗車情報を書込み、降
車時の自動改札で乗車情報が無い場合には不正とみなす
システムも発明されている。
しかし、このようなシステムでは、すべての駅に自動
改札機を設置しなければ不正を発見することは難しく、
またすべての駅に自動改札機を設置したとしても自動改
札機を通らず、有人口(係員の目視により検査を行う改
札口)を通ったと申告されれば不正乗車の判定は難しか
った。
改札機を設置しなければ不正を発見することは難しく、
またすべての駅に自動改札機を設置したとしても自動改
札機を通らず、有人口(係員の目視により検査を行う改
札口)を通ったと申告されれば不正乗車の判定は難しか
った。
このため、乗務員による車内検札を強化する必要があ
るが、混雑時などは不可能であり、また乗客にも評判は
よくなかった。
るが、混雑時などは不可能であり、また乗客にも評判は
よくなかった。
(発明が解決しようとする課題) 上述したように、従来の検札/改札のシステムでは、
すべての駅に自動改札機を設置しなければ不正を発見す
ることは難しく、またすべての駅に自動改札機を設置し
たとしても自動改札機を通らず、有人口を通ったと申告
されれば不正乗車の判定は難しかった。
すべての駅に自動改札機を設置しなければ不正を発見す
ることは難しく、またすべての駅に自動改札機を設置し
たとしても自動改札機を通らず、有人口を通ったと申告
されれば不正乗車の判定は難しかった。
本発明は上記問題を解決すべく成されたもので、乗務
員による車内検札を必要とせず、確実に不正乗車を発見
できる携帯可能記憶媒体及び携帯可能記憶媒体処理装置
を提供することを目的とする。
員による車内検札を必要とせず、確実に不正乗車を発見
できる携帯可能記憶媒体及び携帯可能記憶媒体処理装置
を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、 第1の発明は、交通機関において利用され、利用者に
よって所持され交通機関での利用可能な区間を示す有効
区間情報と交通機関の途中である通過地点を示す通過地
点情報とを記憶する記憶手段と、外部から前記通過地点
情報を無線で受信する受信手段と、この受信手段で受信
した通過地点情報を前記記憶手段に記憶させる制御手段
と、外部からの無線によるデータ送信要求に応答し、前
記記憶手段に記憶されている通過地点情報を無線で送信
する送信手段とを有する携帯可能記録媒体を用いて利用
者による交通機関の通過地点を確認するものであって、
前記交通機関の途中に設けられ、前記携帯可能記録媒体
の記憶手段に当該途中場所を示す通過地点情報を記憶さ
せるために利用者が所持する前記携帯可能記録媒体に対
して前記通過地点情報を無線で送信する通過地点送信手
段と、前記交通機関からの出場場所に設けられ、利用者
の所持する前記携帯可能記録媒体に対して前記記憶手段
に記憶されている情報を送信させるべくデータ送信要求
を無線で送信する出場場所送信手段と、前記出場場所に
設けられ、前記出場場所送信手段によるデータ送信要求
に応答して前記携帯可能記録媒体から送信された情報に
基づいて、前記通過地点が前記利用区間外であるとき前
記携帯可能記録媒体での交通機関の利用を不正であると
判定する判定手段とを具備したものであり、 第2の発明は、請求項1記載の携帯可能記録媒体処理
システムにおいて、前記出場場所に設けられ、前記判定
手段により正規利用と判定された携帯可能記録媒体に記
憶されている前記通過地点情報を消去する消去手段を備
えたものであり、 第3の発明は、交通機関において利用され、利用者に
よって所持され交通機関での利用可能な区間を示す有効
区間情報を記憶すると共に交通機関の入場場所を示す入
場情報と交通機関の途中である通過地点を示す通過地点
情報とが記憶可能な記憶手段と、外部から前記通過地点
情報を無線で受信する受信手段と、この受信手段で受信
した通過地点情報を前記記憶手段に記憶させる制御手段
と、外部からの無線によるデータ送信要求に応答し、前
記記憶手段に記憶されている通過地点情報を無線で送信
する送信手段とを有する携帯可能記録媒体を用いて利用
者による交通機関の通過地点を確認するものであって、
前記交通機関の入場場所に設けられ、前記携帯可能記録
媒体の記憶手段に記憶される前記通過地点情報を消去す
る消去手段と、前記交通機関の入場場所に設けられ、前
記携帯可能記録媒体の記憶手段に当該場所を示す入場場
所情報を記憶させるためにこの入場場所情報を送信する
入場場所送信手段と、前記交通機関の途中に設けられ、
前記携帯可能記録媒体の記憶手段に当該途中場所を示す
通過地点情報を記憶させるために利用者が所持する前記
携帯可能記録媒体に対して前記通過地点情報を無線で送
信する通過地点送信手段と、前記交通機関からの出場場
所に設けられ、利用者の所持する前記携帯可能記録媒体
に対して前記記憶手段に記憶されている情報を送信させ
るべくデータ送信要求を無線で送信する出場場所送信手
段と、前記出場場所に設けられ、前記出場場所送信手段
によるデータ送信要求に応答して前記携帯可能記録媒体
から送信された前記有効区間情報、前記入場場所情報及
び出場場所情報に基づいて、前記携帯可能記録媒体によ
る当該出場場所の通過の正否を判定し、かつ、前記通過
地点が前記利用区間外であるときには前記携帯可能記録
媒体での交通機関の利用を不正であると判定する判定手
段とを具備したものであり、 第4の発明は、交通機関の経路途中において、交通機
関の利用に使用され交通機関での利用可能な区間を示す
有効区間情報が記憶さた携帯可能記録媒体に当該途中場
所を示す通過地点情報を記憶させるために前記携帯可能
記録媒体に対して前記通過地点情報を無線で送信し、前
記交通機関の出場場所において、前記携帯可能記録媒体
に対して記憶されている情報を送信させるべくデータ送
信要求を行い、前記携帯可能記録媒体から送信される情
報に基づいて、前記通過地点が前記利用区間外であると
き前記携帯可能記録媒体での交通機関の利用を不正であ
ると判定する携帯可能記憶媒体処理システムに利用され
る携帯可能記憶媒体であって、利用者によって所持さ
れ、交通機関での利用可能な区間を示す有効区間情報が
予め記憶された記憶手段と、交通機関の経路途中におい
て送信される、交通機関の経路途中である通過地点情報
を受信する受信手段と、この受信手段で受信した前記通
過地点情報を前記記憶手段に記憶させる制御手段と、交
通機関の出場場所における前記記憶手段に記憶されてい
る情報のデータ送信要求に応答し、前記記憶手段に記憶
されている前記有効区間情報及び前記通過地点情報を無
線で送信する送信手段とを具備したものであり、 第5の発明は、少なくとも交通機関での利用可能な区
間を示す有効区間情報が記憶さた記憶手段を有する携帯
可能記録媒体において、交通機関の経路途中において無
線で送信された通過地点情報と出場場所において無線で
送信されたデータ送信要求とを受信する受信手段と、前
記受信手段により受信された通過地点情報を前記記憶手
段に追記する制御手段と、前記受信手段によりデータ送
信要求が受信された場合、前記データ送信要求に応答し
て前記記憶手段に記憶されている前記有効区間情報及び
前記通過地点情報を無線で送信する送信手段とを具備し
たものであり、 第6の発明は、交通機関の経路途中において、交通機
関の利用に使用され交通機関での利用可能な区間を示す
有効区間情報が記憶される携帯可能記録媒体に当該途中
場所を示す通過地点情報を記憶させるために前記携帯可
能記録媒体に対して前記通過地点情報を無線で送信し、
前記交通機関の出場場所において、前記携帯可能記録媒
体に対して記憶されている情報を送信させるべくデータ
送信要求を行い、前記携帯可能記録媒体から送信される
情報に基づいて、前記通過地点が前記利用区間外である
とき前記携帯可能記録媒体での交通機関の利用を不正で
あると判定する携帯可能記憶媒体処理システムに利用さ
れる自動改札機であって、前記交通機関からの出場場所
に設けられ、利用者の所持する前記携帯可能記録媒体に
記憶されている情報を送信させるべくデータ送信要求を
無線で送信する出場場所送信手段と、前記出場場所に設
けられ、前記出場場所送信手段によるデータ送信要求に
応答して前記携帯可能記録媒体から送信された情報に基
づいて、前記通過地点が前記利用区間外であるとき前記
携帯可能記録媒体での交通機関の利用を不正であると判
定する判定手段とを具備したものであり、 第7の発明は、交通機関の経路途中において、交通機
関の利用に使用され交通機関での利用可能な区間を示す
有効区間情報が記憶される携帯可能記録媒体に当該途中
場所を示す通過地縁情報を記憶させるために前記携帯可
能記録媒体に対して前記通過点情報を無線で送信し、前
記交通機関の出場場所において、前記携帯可能記録媒体
に対して記憶されている情報を送信させるべくデータ送
信要求を行い、前記携帯可能記録媒体から送信される情
報に基づいて、前記通過地点が前記利用区間外であると
き前記携帯可能記録媒体での交通機関の利用を不正であ
ると判定する携帯可能記憶媒体処理システムに利用され
る通過地点送信機であって、前記交通機関の経路途中に
設けられ、前記携帯可能記録媒体に当該途中場所を示す
通過地点情報を記憶させるために利用者が所持する前記
携帯可能記録媒体に対して前記通過地点情報を無線で送
信する通過地点送信手段を具備したものである。
よって所持され交通機関での利用可能な区間を示す有効
区間情報と交通機関の途中である通過地点を示す通過地
点情報とを記憶する記憶手段と、外部から前記通過地点
情報を無線で受信する受信手段と、この受信手段で受信
した通過地点情報を前記記憶手段に記憶させる制御手段
と、外部からの無線によるデータ送信要求に応答し、前
記記憶手段に記憶されている通過地点情報を無線で送信
する送信手段とを有する携帯可能記録媒体を用いて利用
者による交通機関の通過地点を確認するものであって、
前記交通機関の途中に設けられ、前記携帯可能記録媒体
の記憶手段に当該途中場所を示す通過地点情報を記憶さ
せるために利用者が所持する前記携帯可能記録媒体に対
して前記通過地点情報を無線で送信する通過地点送信手
段と、前記交通機関からの出場場所に設けられ、利用者
の所持する前記携帯可能記録媒体に対して前記記憶手段
に記憶されている情報を送信させるべくデータ送信要求
を無線で送信する出場場所送信手段と、前記出場場所に
設けられ、前記出場場所送信手段によるデータ送信要求
に応答して前記携帯可能記録媒体から送信された情報に
基づいて、前記通過地点が前記利用区間外であるとき前
記携帯可能記録媒体での交通機関の利用を不正であると
判定する判定手段とを具備したものであり、 第2の発明は、請求項1記載の携帯可能記録媒体処理
システムにおいて、前記出場場所に設けられ、前記判定
手段により正規利用と判定された携帯可能記録媒体に記
憶されている前記通過地点情報を消去する消去手段を備
えたものであり、 第3の発明は、交通機関において利用され、利用者に
よって所持され交通機関での利用可能な区間を示す有効
区間情報を記憶すると共に交通機関の入場場所を示す入
場情報と交通機関の途中である通過地点を示す通過地点
情報とが記憶可能な記憶手段と、外部から前記通過地点
情報を無線で受信する受信手段と、この受信手段で受信
した通過地点情報を前記記憶手段に記憶させる制御手段
と、外部からの無線によるデータ送信要求に応答し、前
記記憶手段に記憶されている通過地点情報を無線で送信
する送信手段とを有する携帯可能記録媒体を用いて利用
者による交通機関の通過地点を確認するものであって、
前記交通機関の入場場所に設けられ、前記携帯可能記録
媒体の記憶手段に記憶される前記通過地点情報を消去す
る消去手段と、前記交通機関の入場場所に設けられ、前
記携帯可能記録媒体の記憶手段に当該場所を示す入場場
所情報を記憶させるためにこの入場場所情報を送信する
入場場所送信手段と、前記交通機関の途中に設けられ、
前記携帯可能記録媒体の記憶手段に当該途中場所を示す
通過地点情報を記憶させるために利用者が所持する前記
携帯可能記録媒体に対して前記通過地点情報を無線で送
信する通過地点送信手段と、前記交通機関からの出場場
所に設けられ、利用者の所持する前記携帯可能記録媒体
に対して前記記憶手段に記憶されている情報を送信させ
るべくデータ送信要求を無線で送信する出場場所送信手
段と、前記出場場所に設けられ、前記出場場所送信手段
によるデータ送信要求に応答して前記携帯可能記録媒体
から送信された前記有効区間情報、前記入場場所情報及
び出場場所情報に基づいて、前記携帯可能記録媒体によ
る当該出場場所の通過の正否を判定し、かつ、前記通過
地点が前記利用区間外であるときには前記携帯可能記録
媒体での交通機関の利用を不正であると判定する判定手
段とを具備したものであり、 第4の発明は、交通機関の経路途中において、交通機
関の利用に使用され交通機関での利用可能な区間を示す
有効区間情報が記憶さた携帯可能記録媒体に当該途中場
所を示す通過地点情報を記憶させるために前記携帯可能
記録媒体に対して前記通過地点情報を無線で送信し、前
記交通機関の出場場所において、前記携帯可能記録媒体
に対して記憶されている情報を送信させるべくデータ送
信要求を行い、前記携帯可能記録媒体から送信される情
報に基づいて、前記通過地点が前記利用区間外であると
き前記携帯可能記録媒体での交通機関の利用を不正であ
ると判定する携帯可能記憶媒体処理システムに利用され
る携帯可能記憶媒体であって、利用者によって所持さ
れ、交通機関での利用可能な区間を示す有効区間情報が
予め記憶された記憶手段と、交通機関の経路途中におい
て送信される、交通機関の経路途中である通過地点情報
を受信する受信手段と、この受信手段で受信した前記通
過地点情報を前記記憶手段に記憶させる制御手段と、交
通機関の出場場所における前記記憶手段に記憶されてい
る情報のデータ送信要求に応答し、前記記憶手段に記憶
されている前記有効区間情報及び前記通過地点情報を無
線で送信する送信手段とを具備したものであり、 第5の発明は、少なくとも交通機関での利用可能な区
間を示す有効区間情報が記憶さた記憶手段を有する携帯
可能記録媒体において、交通機関の経路途中において無
線で送信された通過地点情報と出場場所において無線で
送信されたデータ送信要求とを受信する受信手段と、前
記受信手段により受信された通過地点情報を前記記憶手
段に追記する制御手段と、前記受信手段によりデータ送
信要求が受信された場合、前記データ送信要求に応答し
て前記記憶手段に記憶されている前記有効区間情報及び
前記通過地点情報を無線で送信する送信手段とを具備し
たものであり、 第6の発明は、交通機関の経路途中において、交通機
関の利用に使用され交通機関での利用可能な区間を示す
有効区間情報が記憶される携帯可能記録媒体に当該途中
場所を示す通過地点情報を記憶させるために前記携帯可
能記録媒体に対して前記通過地点情報を無線で送信し、
前記交通機関の出場場所において、前記携帯可能記録媒
体に対して記憶されている情報を送信させるべくデータ
送信要求を行い、前記携帯可能記録媒体から送信される
情報に基づいて、前記通過地点が前記利用区間外である
とき前記携帯可能記録媒体での交通機関の利用を不正で
あると判定する携帯可能記憶媒体処理システムに利用さ
れる自動改札機であって、前記交通機関からの出場場所
に設けられ、利用者の所持する前記携帯可能記録媒体に
記憶されている情報を送信させるべくデータ送信要求を
無線で送信する出場場所送信手段と、前記出場場所に設
けられ、前記出場場所送信手段によるデータ送信要求に
応答して前記携帯可能記録媒体から送信された情報に基
づいて、前記通過地点が前記利用区間外であるとき前記
携帯可能記録媒体での交通機関の利用を不正であると判
定する判定手段とを具備したものであり、 第7の発明は、交通機関の経路途中において、交通機
関の利用に使用され交通機関での利用可能な区間を示す
有効区間情報が記憶される携帯可能記録媒体に当該途中
場所を示す通過地縁情報を記憶させるために前記携帯可
能記録媒体に対して前記通過点情報を無線で送信し、前
記交通機関の出場場所において、前記携帯可能記録媒体
に対して記憶されている情報を送信させるべくデータ送
信要求を行い、前記携帯可能記録媒体から送信される情
報に基づいて、前記通過地点が前記利用区間外であると
き前記携帯可能記録媒体での交通機関の利用を不正であ
ると判定する携帯可能記憶媒体処理システムに利用され
る通過地点送信機であって、前記交通機関の経路途中に
設けられ、前記携帯可能記録媒体に当該途中場所を示す
通過地点情報を記憶させるために利用者が所持する前記
携帯可能記録媒体に対して前記通過地点情報を無線で送
信する通過地点送信手段を具備したものである。
(作用) この携帯可能記録媒体処理システム、携帯可能記録媒
体、自動改札機及び通過地点送信機では、交通機関の経
路上にて券媒体に対して通過地点情報を記録し、交通機
関の出場場所、つまり出口にて券媒体から通過地点情報
を読み出し、読み出した通過地点情報が券媒体の利用区
間外であるときに、不正乗車であると判定する。つま
り、交通機関の出口にて、通過地点情報に基づいて、利
用の正否を判定するので、例えば交通機関の利用者が自
身の所持する券媒体の利用区間外へ移動し利用区間外の
出場場所で清算しようとする場合、交通機関利用中は不
正乗車と判定されることがなく、かつ出場場所で清算し
なかった場合のみについて確実に不正乗車と判定するこ
とができる。
体、自動改札機及び通過地点送信機では、交通機関の経
路上にて券媒体に対して通過地点情報を記録し、交通機
関の出場場所、つまり出口にて券媒体から通過地点情報
を読み出し、読み出した通過地点情報が券媒体の利用区
間外であるときに、不正乗車であると判定する。つま
り、交通機関の出口にて、通過地点情報に基づいて、利
用の正否を判定するので、例えば交通機関の利用者が自
身の所持する券媒体の利用区間外へ移動し利用区間外の
出場場所で清算しようとする場合、交通機関利用中は不
正乗車と判定されることがなく、かつ出場場所で清算し
なかった場合のみについて確実に不正乗車と判定するこ
とができる。
したがってキセル乗車などの不正乗車を防止すること
ができ、検札のための乗務員は不要となる。
ができ、検札のための乗務員は不要となる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
第1図は本発明の携帯可能記憶媒体及び携帯可能記憶
媒体処理装置を鉄道の検札/改札に適用した場合の検札
のための通過駅データ送信機を設置した列車と乗客が所
持する無線カード乗車券を示している。
媒体処理装置を鉄道の検札/改札に適用した場合の検札
のための通過駅データ送信機を設置した列車と乗客が所
持する無線カード乗車券を示している。
1は列車内に設けられた通過駅データ送信機を示して
おり、所定の通過駅においてアンテナ2から通過駅に対
応する通過駅データの無線信号を送信し、乗客が所持す
る無線カード乗車券3にアクセスしてデータのライトが
できるようになっている。
おり、所定の通過駅においてアンテナ2から通過駅に対
応する通過駅データの無線信号を送信し、乗客が所持す
る無線カード乗車券3にアクセスしてデータのライトが
できるようになっている。
第2図は送受信機を組込んだ自動改札機および無線カ
ード乗車券を示している。
ード乗車券を示している。
4は送受信機を組込んだ自動改札機である。この自動
改札機の上部にはアンテナ5が設けられており、乗客が
所持する無線カード乗車券3にアクセスして通過駅デー
タ及び利用開始場所を示す利用開始情報としての乗車駅
データのリード・ライトができるようになっている。
改札機の上部にはアンテナ5が設けられており、乗客が
所持する無線カード乗車券3にアクセスして通過駅デー
タ及び利用開始場所を示す利用開始情報としての乗車駅
データのリード・ライトができるようになっている。
第3図は乗客が所持する無線カード乗車券3の構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
6は入出力用のアンテナである。そして7はアンテナ
6から入力される電波をディジタル信号に復調するとと
もに、搬送波をディジタル信号によって変調してアンテ
ナ6に供給する変/復調部である。
6から入力される電波をディジタル信号に復調するとと
もに、搬送波をディジタル信号によって変調してアンテ
ナ6に供給する変/復調部である。
8は自動改札機4および通過駅データ送信機1とのア
クセスのためのデータを格納するデータメモリである。
クセスのためのデータを格納するデータメモリである。
そしてこのデータメモリ8と変/復調部7は主制御部
9により制御される。
9により制御される。
第4図はデータメモリ8のデータ領域を示す図であ
る。
る。
同図に示すようにデータメモリ8は、乗車駅データ
(利用開始場所を示す利用開始情報)を格納する乗車駅
データ領域DA1、通過駅データを格納する通過駅データ
領域DA2、有効期間データを格納する有効期間データ領
域DA3、有効区間データを格納する有効区間データ領域D
A4に分割されている。
(利用開始場所を示す利用開始情報)を格納する乗車駅
データ領域DA1、通過駅データを格納する通過駅データ
領域DA2、有効期間データを格納する有効期間データ領
域DA3、有効区間データを格納する有効区間データ領域D
A4に分割されている。
つぎに上述した構成の検札/改札システムの動作につ
いて説明する。
いて説明する。
自動改札機4の入場の動作 第5図は自動改札機4と無線カード乗車券3のデータ
交換のシーケンスを示す図である。
交換のシーケンスを示す図である。
旅客はまず、乗車駅の改札口で所持している無線カー
ド乗車券3を自動改札機4に近づける。すると自動改札
機4から送信されている呼出信号CALLにより無線カード
乗車券3が交信モードとなる。つぎに無線カード乗車券
3は自動改札機4に応答信号ACKを送信するとともに、
通過駅データ領域DA2をクリアする。
ド乗車券3を自動改札機4に近づける。すると自動改札
機4から送信されている呼出信号CALLにより無線カード
乗車券3が交信モードとなる。つぎに無線カード乗車券
3は自動改札機4に応答信号ACKを送信するとともに、
通過駅データ領域DA2をクリアする。
そして自動改札機4が応答信号ACKを受信すると乗車
駅に対応する乗車駅データINが送信される。また無線カ
ード乗車券3が乗車駅データINを受信すると無線カード
乗車券3のデータメモリ8の乗車駅データ領域DA1に乗
車駅データINが格納される。そして、無線カード乗車券
3から再び応答信号ACKが送信され、無線カード乗車券
3は受信状態となる。
駅に対応する乗車駅データINが送信される。また無線カ
ード乗車券3が乗車駅データINを受信すると無線カード
乗車券3のデータメモリ8の乗車駅データ領域DA1に乗
車駅データINが格納される。そして、無線カード乗車券
3から再び応答信号ACKが送信され、無線カード乗車券
3は受信状態となる。
応答信号ACKが自動改札機によって受信されなかった
場合には、アクセス不良として、再び無線カード乗車券
3とのアクセスを繰返す。信号ACKが自動改札機4によ
って受信された場合には、自動改札機4の入場のシーケ
ンスは終了となる。
場合には、アクセス不良として、再び無線カード乗車券
3とのアクセスを繰返す。信号ACKが自動改札機4によ
って受信された場合には、自動改札機4の入場のシーケ
ンスは終了となる。
列車内検札の動作 旅客が乗込んだ列車が所定の駅に達すると、列車内に
設置された通過駅データ送信機1によりアンテナ2から
通過駅に対応する通過駅データTSが送信される。
設置された通過駅データ送信機1によりアンテナ2から
通過駅に対応する通過駅データTSが送信される。
この通過駅データTSが旅客が所持している無線カード
乗車券3によって受信された内部のデータメモリ8の通
過駅データ領域DA2に書込まれる。
乗車券3によって受信された内部のデータメモリ8の通
過駅データ領域DA2に書込まれる。
以上で列車内検札の動作を終了する。
自動改札機4の出場の動作 第6図は自動改札機4と無線カード乗車券3のデータ
交換のシーケンスを示す図である。
交換のシーケンスを示す図である。
旅客が目的とする駅に降り、自動改札機4に無線カー
ド乗車券3を近づけると自動改札機4から送信されてい
る呼出信号CALLを受信し、無線カード乗車券3は応答信
号ACKを出力する。
ド乗車券3を近づけると自動改札機4から送信されてい
る呼出信号CALLを受信し、無線カード乗車券3は応答信
号ACKを出力する。
応答信号ACKを受信した自動改札機4は無線カード乗
車券3にデータ送信を要求するリクエスト信号REQを送
信する。
車券3にデータ送信を要求するリクエスト信号REQを送
信する。
リクエスト信号REQを受信した無線カード乗車券3は
データメモリ8に格納されている有効期間データVP、有
効区間データVS、乗車駅データIN、通過駅データTSを送
信する。
データメモリ8に格納されている有効期間データVP、有
効区間データVS、乗車駅データIN、通過駅データTSを送
信する。
これらのデータに基づき、自動改札機4により旅客が
この自動改札機4を通過することの正否が判定される。
この自動改札機4を通過することの正否が判定される。
正しいと判断された場合には自動改札機4の図示を省
略するゲートが開き、旅客は通過することができる。
略するゲートが開き、旅客は通過することができる。
正しくないと判断された場合には、自動改札機4のゲ
ートは閉まり、旅客は通過することができない。
ートは閉まり、旅客は通過することができない。
以上で自動改札機4の出場の動作は終了となる。
つぎに本実施例の検札/改札システムを用いて第7図
に示す鉄道の線路の駅S1から駅S2へ矢印(A)のルート
を通って行く場合を考える。
に示す鉄道の線路の駅S1から駅S2へ矢印(A)のルート
を通って行く場合を考える。
この場合、本実施例の検札/改札システムでは、旅客
は無線カード乗車券3のデータメモリ8に駅S3でこの駅
S3に対応する通過駅データが書込まれる。
は無線カード乗車券3のデータメモリ8に駅S3でこの駅
S3に対応する通過駅データが書込まれる。
したがって、旅客が駅S1から駅S2までの乗車券と駅S5
から駅S2までの定期券を所持して駅S1から駅S2まで乗車
する、いわゆるキセル乗車を防止することができる。ま
た検札のための乗務員は不要となる。
から駅S2までの定期券を所持して駅S1から駅S2まで乗車
する、いわゆるキセル乗車を防止することができる。ま
た検札のための乗務員は不要となる。
なお本実施例の検札/改札システムでは列車内の通過
駅データ送信機により通過駅データをそのまま送信して
いたが、鉄道会社別の識別データIDを付加して送信し、
さらに無線カード乗車券3に、あらかじめ識別データID
を格納しておき、受信した識別データIDと格納されてい
る識別データIDを比較し、一致した場合のみ通過駅デー
タをデータメモリ8に格納してもよい。
駅データ送信機により通過駅データをそのまま送信して
いたが、鉄道会社別の識別データIDを付加して送信し、
さらに無線カード乗車券3に、あらかじめ識別データID
を格納しておき、受信した識別データIDと格納されてい
る識別データIDを比較し、一致した場合のみ通過駅デー
タをデータメモリ8に格納してもよい。
このようにすれば、他の会社の鉄道に用いられる無線
カード乗車券に通過駅情報を書込むことが無くなる。
カード乗車券に通過駅情報を書込むことが無くなる。
また本実施例の検札/改札システムでは自動改札機4
に入るときに無線カード乗車券3の通過駅データ領域DA
1をクリアしていたが、自動改札機4を出るときに通過
駅データ領域DA2をクリアしても良い。
に入るときに無線カード乗車券3の通過駅データ領域DA
1をクリアしていたが、自動改札機4を出るときに通過
駅データ領域DA2をクリアしても良い。
さらに本実施例の検札/改札システムでは自動改札機
と無線カード乗車券とのアクセスを無線信号により行な
っているが、無線カード乗車券に磁気記録面を設け、こ
の磁気記録面に読み書きすることによりデータを交換し
ても良い。
と無線カード乗車券とのアクセスを無線信号により行な
っているが、無線カード乗車券に磁気記録面を設け、こ
の磁気記録面に読み書きすることによりデータを交換し
ても良い。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の携帯可能記憶媒体及び
携帯可能記憶媒体処理装置によれば、通過駅の情報が携
帯可能記録媒体に記憶されるため、キセル乗車などの不
正乗車を防止することができ、検札のための乗務員は不
要となる。
携帯可能記憶媒体処理装置によれば、通過駅の情報が携
帯可能記録媒体に記憶されるため、キセル乗車などの不
正乗車を防止することができ、検札のための乗務員は不
要となる。
第1図は本発明の携帯可能記憶媒体及び携帯可能記憶媒
体処理装置を鉄道の検札/改札に適用した場合の検札の
ための通過駅データ送信機を設置した列車と乗客が所持
する無線カード乗車券を示す図、第2図は送受信機を組
込んだ自動改札機および無線カード乗車券を示す図、第
3図は無線カード乗車券の構成を示すブロック図、第4
図は無線カード乗車券のデータメモリのデータ領域を示
す図、第5図は自動改札機と無線カード乗車券のデータ
交換のシーケンスを示す図、第6図は自動改札機と無線
カード乗車券3のデータ交換のシーケンスを示す図、第
7図は鉄道の線路と駅を模式的に示す図である。 1…通過駅データ送信機、3…無線カード乗車券、4…
自動改札機、7…変/復調部、8…データメモリ、9…
主制御部。
体処理装置を鉄道の検札/改札に適用した場合の検札の
ための通過駅データ送信機を設置した列車と乗客が所持
する無線カード乗車券を示す図、第2図は送受信機を組
込んだ自動改札機および無線カード乗車券を示す図、第
3図は無線カード乗車券の構成を示すブロック図、第4
図は無線カード乗車券のデータメモリのデータ領域を示
す図、第5図は自動改札機と無線カード乗車券のデータ
交換のシーケンスを示す図、第6図は自動改札機と無線
カード乗車券3のデータ交換のシーケンスを示す図、第
7図は鉄道の線路と駅を模式的に示す図である。 1…通過駅データ送信機、3…無線カード乗車券、4…
自動改札機、7…変/復調部、8…データメモリ、9…
主制御部。
Claims (7)
- 【請求項1】交通機関において利用され、利用者によっ
て所持され交通機関での利用可能な区間を示す有効区間
情報と交通機関の途中である通過地点を示す通過地点情
報とを記憶する記憶手段と、外部から前記通過地点情報
を無線で受信する受信手段と、この受信手段で受信した
通過地点情報を前記記憶手段に記憶させる制御手段と、
外部からの無線によるデータ送信要求に応答し、前記記
憶手段に記憶されている通過地点情報を無線で送信する
送信手段とを有する携帯可能記録媒体を用いて利用者に
よる交通機関の通過地点を確認するものであって、 前記交通機関の途中に設けられ、前記携帯可能記録媒体
の記憶手段に当該途中場所を示す通過地点情報を記憶さ
せるために利用者が所持する前記携帯可能記録媒体に対
して前記通過地点情報を無線で送信する通過地点送信手
段と、 前記交通機関からの出場場所に設けられ、利用者の所持
する前記携帯可能記録媒体に対して前記記憶手段に記憶
されている情報を送信させるべくデータ送信要求を無線
で送信する出場場所送信手段と、 前記出場場所に設けられ、前記出場場所送信手段による
データ送信要求に応答して前記携帯可能記録媒体から送
信された情報に基づいて、前記通過地点が前記利用区間
外であるとき前記携帯可能記録媒体での交通機関の利用
を不正であると判定する判定手段と を具備したことを特徴とする携帯可能記録媒体処理シス
テム。 - 【請求項2】前記出場場所に設けられ、前記判定手段に
より正規利用と判定された携帯可能記録媒体に記憶され
ている前記通過地点情報を消去する消去手段を備えたこ
とを特徴とする請求項1記載の携帯可能記録媒体処理シ
ステム。 - 【請求項3】交通機関において利用され、利用者によっ
て所持され交通機関での利用可能な区間を示す有効区間
情報を記憶すると共に交通機関の入場場所を示す入場情
報と交通機関の途中である通過地点を示す通過地点情報
とが記憶可能な記憶手段と、外部から前記通過地点情報
を無線で受信する受信手段と、この受信手段で受信した
通過地点情報を前記記憶手段に記憶させる制御手段と、
外部からの無線によるデータ送信要求に応答し、前記記
憶手段に記憶されている通過地点情報を無線で送信する
送信手段とを有する携帯可能記録媒体を用いて利用者に
よる交通機関の通過地点を確認するものであって、 前記交通機関の入場場所に設けられ、前記携帯可能記録
媒体の記憶手段に記憶される前記通過地点情報を消去す
る消去手段と、 前記交通機関の入場場所に設けられ、前記携帯可能記録
媒体の記憶手段に当該場所を示す入場場所情報を記憶さ
せるためにこの入場場所情報を送信する入場場所送信手
段と、 前記交通機関の途中に設けられ、前記携帯可能記録媒体
の記憶手段に当該途中場所を示す通過地点情報を記憶さ
せるために利用者が所持する前記携帯可能記録媒体に対
して前記通過地点情報を無線で送信する通過地点送信手
段と、 前記交通機関からの出場場所に設けられ、利用者の所持
する前記携帯可能記録媒体に対して前記記憶手段に記憶
されている情報を送信させるべくデータ送信要求を無線
で送信する出場場所送信手段と、 前記出場場所に設けられ、前記出場場所送信手段による
データ送信要求に応答して前記携帯可能記録媒体から送
信された前記有効区間情報、前記入場場所情報及び出場
場所情報に基づいて、前記携帯可能記録媒体による当該
出場場所の通過の正否を判定し、かつ、前記通過地点が
前記利用区間外であるときには前記携帯可能記録媒体で
の交通機関の利用を不正であると判定する判定手段と を具備したことを特徴とする携帯可能記録媒体処理シス
テム。 - 【請求項4】交通機関の経路途中において、交通機関の
利用に使用され交通機関での利用可能な区間を示す有効
区間情報が記憶さた携帯可能記録媒体に当該途中場所を
示す通過地点情報を記憶させるために前記携帯可能記録
媒体に対して前記通過地点情報を無線で送信し、前記交
通機関の出場場所において、前記携帯可能記録媒体に対
して記憶されている情報を送信させるべくデータ送信要
求を行い、前記携帯可能記録媒体から送信される情報に
基づいて、前記通過地点が前記利用区間外であるとき前
記携帯可能記録媒体での交通機関の利用を不正であると
判定する携帯可能記憶媒体処理システムに利用される携
帯可能記憶媒体であって、 利用者によって所持され、 交通機関での利用可能な区間を示す有効区間情報が予め
記憶された記憶手段と、 交通機関の経路途中において送信される、交通機関の経
路途中である通過地点情報を受信する受信手段と、 この受信手段で受信した前記通過地点情報を前記記憶手
段に記憶させる制御手段と、 交通機関の出場場所における前記記憶手段に記憶されて
いる情報のデータ送信要求に応答し、前記記憶手段に記
憶されている前記有効区間情報及び前記通過地点情報を
無線で送信する送信手段と を具備したことを特徴とする携帯可能記憶媒体。 - 【請求項5】少なくとも交通機関での利用可能な区間を
示す有効区間情報が記憶された記憶手段を有する携帯可
能記録媒体において、 交通機関の経路途中において無線で送信された通過地点
情報と出場場所において無線で送信されたデータ送信要
求とを受信する受信手段と、 前記受信手段により受信された通過地点情報を前記記憶
手段に追記する制御手段と、 前記受信手段によりデータ送信要求が受信された場合、
前記データ送信要求に応答して前記記憶手段に記憶され
ている前記有効区間情報及び前記通過地点情報を無線で
送信する送信手段と を具備したことを特徴とする携帯可能記憶媒体。 - 【請求項6】交通機関の経路途中において、交通機関の
利用に使用され交通機関での利用可能な区間を示す有効
区間情報が記憶される携帯可能記録媒体に当該途中場所
を示す通過地点情報を記憶させるために前記携帯可能記
録媒体に対して前記通過地点情報を無線で送信し、前記
交通機関の出場場所において、前記携帯可能記録媒体に
対して記憶されている情報を送信させるべくデータ送信
要求を行い、前記携帯可能記録媒体から送信される情報
に基づいて、前記通過地点が前記利用区間外であるとき
前記携帯可能記録媒体での交通機関の利用を不正である
と判定する携帯可能記憶媒体処理システムに利用される
自動改札機であって、 前記交通機関からの出場場所に設けられ、利用者の所持
する前記携帯可能記録媒体に記憶されている情報を送信
させるべくデータ送信要求を無線で送信する出場場所送
信手段と、 前記出場場所に設けられ、前記出場場所送信手段による
データ送信要求に応答して前記携帯可能記録媒体から送
信された情報に基づいて、前記通過地点が前記有効区間
外であるとき前記携帯可能記録媒体での交通機関の利用
を不正であると判定する判定手段と を具備したことを特徴とする自動改札機。 - 【請求項7】交通機関の経路途中において、交通機関の
利用に使用され交通機関での利用可能な区間を示す有効
区間情報が記憶される携帯可能記録媒体に当該途中場所
を示す通過地点情報を記憶させるために前記携帯可能記
録媒体に対して前記通過地点情報を無線で送信し、前記
交通機関の出場場所において、前記携帯可能記録媒体に
対して記憶されている情報を送信させるべくデータ送信
要求を行い、前記携帯可能記録媒体から送信される情報
に基づいて、前記通過地点が前記利用区間外であるとき
前記携帯可能記録媒体での交通機関の利用を不正である
と判定する携帯可能記憶媒体処理システムに利用される
通過地点送信機であって、 前記交通機関の経路途中に設けられ、前記携帯可能記録
媒体に当該途中場所を示す通過地点情報を記憶させるた
めに利用者が所持する前記携帯可能記録媒体に対して前
記通過地点情報を無線で送信する通過地点送信手段を具
備したことを特徴とする通過地点送信機。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17142190A JP2892111B2 (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | 携帯可能記録媒体処理システム、携帯可能記録媒体、自動改札機及び通過地点送信機 |
GB9113029A GB2246896B (en) | 1990-06-29 | 1991-06-17 | A method for processing a ticket in a transfer system |
FR9107976A FR2664075A1 (fr) | 1990-06-29 | 1991-06-27 | Systeme pour controler des tickets et tickets pour un tel systeme. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17142190A JP2892111B2 (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | 携帯可能記録媒体処理システム、携帯可能記録媒体、自動改札機及び通過地点送信機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0461433A JPH0461433A (ja) | 1992-02-27 |
JP2892111B2 true JP2892111B2 (ja) | 1999-05-17 |
Family
ID=15922823
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17142190A Expired - Fee Related JP2892111B2 (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | 携帯可能記録媒体処理システム、携帯可能記録媒体、自動改札機及び通過地点送信機 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2892111B2 (ja) |
FR (1) | FR2664075A1 (ja) |
GB (1) | GB2246896B (ja) |
Families Citing this family (31)
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---|---|---|---|---|
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JP3013211B2 (ja) * | 1992-06-02 | 2000-02-28 | 財団法人鉄道総合技術研究所 | 経路情報管理装置 |
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FR2736451B1 (fr) * | 1995-07-06 | 1997-09-26 | Monetel | Lecteur de cartes sans contact a clavier de selection de service |
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-
1990
- 1990-06-29 JP JP17142190A patent/JP2892111B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1991
- 1991-06-17 GB GB9113029A patent/GB2246896B/en not_active Expired - Fee Related
- 1991-06-27 FR FR9107976A patent/FR2664075A1/fr active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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FR2664075B1 (ja) | 1994-08-19 |
GB2246896A (en) | 1992-02-12 |
FR2664075A1 (fr) | 1992-01-03 |
GB9113029D0 (en) | 1991-08-07 |
JPH0461433A (ja) | 1992-02-27 |
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