JP2889841B2 - 電子楽器自動伴奏時のコード変化処理方法 - Google Patents
電子楽器自動伴奏時のコード変化処理方法Info
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- JP2889841B2 JP2889841B2 JP7141775A JP14177595A JP2889841B2 JP 2889841 B2 JP2889841 B2 JP 2889841B2 JP 7141775 A JP7141775 A JP 7141775A JP 14177595 A JP14177595 A JP 14177595A JP 2889841 B2 JP2889841 B2 JP 2889841B2
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- musical instrument
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- G—PHYSICS
- G10—MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
- G10H—ELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
- G10H7/00—Instruments in which the tones are synthesised from a data store, e.g. computer organs
- G10H7/008—Means for controlling the transition from one tone waveform to another
-
- G—PHYSICS
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- G10H—ELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
- G10H1/00—Details of electrophonic musical instruments
- G10H1/36—Accompaniment arrangements
-
- G—PHYSICS
- G10—MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
- G10H—ELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
- G10H2210/00—Aspects or methods of musical processing having intrinsic musical character, i.e. involving musical theory or musical parameters or relying on musical knowledge, as applied in electrophonic musical tools or instruments
- G10H2210/155—Musical effects
- G10H2210/195—Modulation effects, i.e. smooth non-discontinuous variations over a time interval, e.g. within a note, melody or musical transition, of any sound parameter, e.g. amplitude, pitch, spectral response, playback speed
- G10H2210/221—Glissando, i.e. pitch smoothly sliding from one note to another, e.g. gliss, glide, slide, bend, smear, sweep
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動伴奏機能を有した
電子楽器に係るもので、詳しくは、電子楽器の自動伴奏
中、新しいコードの入力直前の演奏楽器の音色を認識
し、該認識された音色の楽器に該当する音にコードの変
化を行い得るようにした電子楽器自動伴奏時のコード変
化処理方法に関するものである。
電子楽器に係るもので、詳しくは、電子楽器の自動伴奏
中、新しいコードの入力直前の演奏楽器の音色を認識
し、該認識された音色の楽器に該当する音にコードの変
化を行い得るようにした電子楽器自動伴奏時のコード変
化処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動伴奏機能を有した電子楽器
においては、使用者の選択した自動伴奏機能及び自動伴
奏スタイルに各々対応するキー信号が入出力される機能
入力部101と、使用者により選択されたコード及びメ
ロディーの鍵盤情報が入出力される鍵盤情報入力部10
2と、機能入力部101及び鍵盤情報入力部102から
の出力信号により自動搬送機能を行う制御部103と、
該制御部103の制御により既設定された音響データ中
の音響信号を発生し処理する音源部104と、該音源部
104の出力音響信号を増幅して出力する音響出力部1
05と、を備えていた。
においては、使用者の選択した自動伴奏機能及び自動伴
奏スタイルに各々対応するキー信号が入出力される機能
入力部101と、使用者により選択されたコード及びメ
ロディーの鍵盤情報が入出力される鍵盤情報入力部10
2と、機能入力部101及び鍵盤情報入力部102から
の出力信号により自動搬送機能を行う制御部103と、
該制御部103の制御により既設定された音響データ中
の音響信号を発生し処理する音源部104と、該音源部
104の出力音響信号を増幅して出力する音響出力部1
05と、を備えていた。
【0003】そして、このように構成された自動伴奏機
能を有する電子楽器の作用を以下に説明する。先ず、使
用者の選択した自動伴奏キー信号が機能入力部101か
ら入力されたか否かを制御部103が判断し(ST
1)、自動伴奏キー信号が入力されたと判断されると、
該制御部103により鍵盤情報入力部102からコード
信号が入力されたか否かが判断される(ST2)。
能を有する電子楽器の作用を以下に説明する。先ず、使
用者の選択した自動伴奏キー信号が機能入力部101か
ら入力されたか否かを制御部103が判断し(ST
1)、自動伴奏キー信号が入力されたと判断されると、
該制御部103により鍵盤情報入力部102からコード
信号が入力されたか否かが判断される(ST2)。
【0004】次いで、該コード信号が入力されたと判断
されると、該制御部103は前記機能入力部101から
出力された自動伴奏スタイル信号を認識し(ST3)、
該認識(ST3)した結果に従い自動伴奏機能を行う
(ST4)。この場合、制御部103は使用者により選
択された自動伴奏信号を認識(ST3)して、制御信号
を音源部104に出力し、該音源部104は既設定され
た音響データから該当の音響信号を発生し、該発生した
音響信号を処理して音響出力部105に出力する。その
後、制御部103は前記鍵盤情報入力部102から印加
する信号をチェックして現在自動伴奏中のコードと異な
る新しいコード信号が入力したかを判断し(ST5)、
該判断(ST5)の結果、新しいコードが入力したと判
断されると、該入力された新しいコードによりコードの
変化を行う。
されると、該制御部103は前記機能入力部101から
出力された自動伴奏スタイル信号を認識し(ST3)、
該認識(ST3)した結果に従い自動伴奏機能を行う
(ST4)。この場合、制御部103は使用者により選
択された自動伴奏信号を認識(ST3)して、制御信号
を音源部104に出力し、該音源部104は既設定され
た音響データから該当の音響信号を発生し、該発生した
音響信号を処理して音響出力部105に出力する。その
後、制御部103は前記鍵盤情報入力部102から印加
する信号をチェックして現在自動伴奏中のコードと異な
る新しいコード信号が入力したかを判断し(ST5)、
該判断(ST5)の結果、新しいコードが入力したと判
断されると、該入力された新しいコードによりコードの
変化を行う。
【0005】即ち、図6(A)に示したように、C長調
のコードの自動伴奏が行われた後、図6(B)に示した
ように、F長調のコード情報が入力すると、制御部10
3の制御によりその入力されたF長調のコードの自動伴
奏が進行する。併し、図6(C)に示したように、C長
調のZ時点まで自動伴奏が遂行された後、F長調のコー
ドが入力すると、図6(D)に示したように、C長調か
らF長調に変化するとき、2つの音を各々演奏楽器の特
性に従い、スラー(slur)処理、又はリトリガー処
理若しくはF長調を無視してC長調に処理し、演奏すべ
きであるが、このようなコードの処理が行われていなか
った。
のコードの自動伴奏が行われた後、図6(B)に示した
ように、F長調のコード情報が入力すると、制御部10
3の制御によりその入力されたF長調のコードの自動伴
奏が進行する。併し、図6(C)に示したように、C長
調のZ時点まで自動伴奏が遂行された後、F長調のコー
ドが入力すると、図6(D)に示したように、C長調か
らF長調に変化するとき、2つの音を各々演奏楽器の特
性に従い、スラー(slur)処理、又はリトリガー処
理若しくはF長調を無視してC長調に処理し、演奏すべ
きであるが、このようなコードの処理が行われていなか
った。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】然るに、このような従
来の電子楽器自動伴奏時のコード変化処理方法において
は、自動伴奏の進行中に、新しいコード情報が入力する
と、該入力したコードと該入力コード直前の演奏楽器音
とが楽器の特性に各々該当して処理されていないため、
ピアノ等の鍵盤楽器又はバイブラフォン(vibrap
hone)等の音律打楽器には存在しない音響が発生
し、自動伴奏時の発生音と正常伴奏時の発生音とが異な
るようになるという不都合な点があった。
来の電子楽器自動伴奏時のコード変化処理方法において
は、自動伴奏の進行中に、新しいコード情報が入力する
と、該入力したコードと該入力コード直前の演奏楽器音
とが楽器の特性に各々該当して処理されていないため、
ピアノ等の鍵盤楽器又はバイブラフォン(vibrap
hone)等の音律打楽器には存在しない音響が発生
し、自動伴奏時の発生音と正常伴奏時の発生音とが異な
るようになるという不都合な点があった。
【0007】本発明の目的は、電子楽器を自動伴奏する
際、新しいコードが入力すると、該入力コード直前の伴
奏楽器の音色を確認し、該確認された音色の楽器に該当
する音にコード変化を行い得る電子楽器自動伴奏時のコ
ード変化処理方法を提供しようとするものである。
際、新しいコードが入力すると、該入力コード直前の伴
奏楽器の音色を確認し、該確認された音色の楽器に該当
する音にコード変化を行い得る電子楽器自動伴奏時のコ
ード変化処理方法を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】そして、このような本発
明の目的は、自動伴奏の進行中に新しいコード情報が入
力すると、現在演奏楽器の音色を確認し、スラー処理が
適合か否かを判断する第1過程と、該第1過程の判断結
果、スラー処理が適合であるときスラー処理を行って自
動伴奏を進行する第2過程と、前記第1過程の判断結
果、スラー処理が不適合であると、リトリガー(ret
rigger)処理をするか、又は新しいコード情報を
無視して自動伴奏を進行する第3過程と、を行う電子楽
器自動伴奏時のコード変化処理方法を提供することによ
り達成される。
明の目的は、自動伴奏の進行中に新しいコード情報が入
力すると、現在演奏楽器の音色を確認し、スラー処理が
適合か否かを判断する第1過程と、該第1過程の判断結
果、スラー処理が適合であるときスラー処理を行って自
動伴奏を進行する第2過程と、前記第1過程の判断結
果、スラー処理が不適合であると、リトリガー(ret
rigger)処理をするか、又は新しいコード情報を
無視して自動伴奏を進行する第3過程と、を行う電子楽
器自動伴奏時のコード変化処理方法を提供することによ
り達成される。
【0009】
【作用】自動伴奏中、新しいコード信号が入力すると、
該入力コード信号直前の伴奏中の楽器の音色が認識さ
れ、該認識した音色の楽器に該当する音にスラー処理又
はリトリガー処理、若しくは入力コードを無視したコー
ドの変化処理が各々行われる。
該入力コード信号直前の伴奏中の楽器の音色が認識さ
れ、該認識した音色の楽器に該当する音にスラー処理又
はリトリガー処理、若しくは入力コードを無視したコー
ドの変化処理が各々行われる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳しく
説明する。本発明に係る電子楽器は図4に示した従来と
同様に、使用者の選択した自動伴奏及び自動伴奏スタイ
ルに対応するキー信号の入力される機能入力部101
と、鍵盤情報の入出力される鍵盤情報入力部102と、
それら機能入力部101及び鍵盤情報入力部102の出
力信号により自動伴奏を行う制御部103と、該制御部
103の制御により既設定された音響データ中の音響信
号を発生する音源部104と、該音源部104の出力音
響信号を増幅して出力する音響出力部105と、を備え
ている。
説明する。本発明に係る電子楽器は図4に示した従来と
同様に、使用者の選択した自動伴奏及び自動伴奏スタイ
ルに対応するキー信号の入力される機能入力部101
と、鍵盤情報の入出力される鍵盤情報入力部102と、
それら機能入力部101及び鍵盤情報入力部102の出
力信号により自動伴奏を行う制御部103と、該制御部
103の制御により既設定された音響データ中の音響信
号を発生する音源部104と、該音源部104の出力音
響信号を増幅して出力する音響出力部105と、を備え
ている。
【0011】そして、このような電子楽器を自動伴奏す
る時のコード変化処理方法においては、自動伴奏機能及
び自動伴奏スタイルが選択された後コード信号が入力す
ると、自動伴奏を行う第1過程と、該第1過程を進行中
に新しいコード情報が入力すると、現在演奏楽器の音色
を確認してスラー処理が適合するか否かを判断する第2
過程と、該第2過程の判断結果、スラー処理が適合であ
るとき、スラー処理をして自動伴奏を進行する第3過程
と、前記第2過程の判断結果、スラー処理が不適合であ
るとき、リトリガー処理を行い又は新しいコード情報を
無視して自動伴奏を進行する第4過程と、を順次行うよ
うになっている。
る時のコード変化処理方法においては、自動伴奏機能及
び自動伴奏スタイルが選択された後コード信号が入力す
ると、自動伴奏を行う第1過程と、該第1過程を進行中
に新しいコード情報が入力すると、現在演奏楽器の音色
を確認してスラー処理が適合するか否かを判断する第2
過程と、該第2過程の判断結果、スラー処理が適合であ
るとき、スラー処理をして自動伴奏を進行する第3過程
と、前記第2過程の判断結果、スラー処理が不適合であ
るとき、リトリガー処理を行い又は新しいコード情報を
無視して自動伴奏を進行する第4過程と、を順次行うよ
うになっている。
【0012】そして、第4過程においては、新しく入力
したコードの持続時間が既設定された基準時間よりも長
いか否かを判断する第1段階と、該第1段階の判断結
果、新しく入力したコードの持続時間が長いとき該入力
されたコードをリトリガーして自動伴奏を進行する第2
段階と、前記第1段階の判断結果、新しく入力したコー
ドの持続時間が短いとき該入力されたコードを無視し、
以前のコード情報により自動伴奏を進行する第3段階
と、を順次行うようになっている。
したコードの持続時間が既設定された基準時間よりも長
いか否かを判断する第1段階と、該第1段階の判断結
果、新しく入力したコードの持続時間が長いとき該入力
されたコードをリトリガーして自動伴奏を進行する第2
段階と、前記第1段階の判断結果、新しく入力したコー
ドの持続時間が短いとき該入力されたコードを無視し、
以前のコード情報により自動伴奏を進行する第3段階
と、を順次行うようになっている。
【0013】以下、本発明に係る電子楽器自動伴奏時の
コード変化処理方法及び作用について、図1乃至図4を
用いて詳しく説明する。図1に示したように、先ず、制
御部103は、機能入力部101から入力する信号をチ
ェックし自動伴奏機能が使用により選択されたかを判断
する(ST1)。該判断(ST1)の結果、自動伴奏機
能が選択されていないとき該判断(ST1)の行為を継
続反復し、自動伴奏機能が選択されているとき鍵盤情報
入力部102からコード信号が入力されたかを判断(S
T2)する。次いで、該判断(ST2)の結果、コード
信号が入力されていないとき該判断(ST2)の行為を
継続反復し、コード信号が入力されているとき機能入力
部101から入力する自動伴奏スタイルを認識(ST
3)し、該認識結果に従い自動伴奏を進行する(ST
4)。
コード変化処理方法及び作用について、図1乃至図4を
用いて詳しく説明する。図1に示したように、先ず、制
御部103は、機能入力部101から入力する信号をチ
ェックし自動伴奏機能が使用により選択されたかを判断
する(ST1)。該判断(ST1)の結果、自動伴奏機
能が選択されていないとき該判断(ST1)の行為を継
続反復し、自動伴奏機能が選択されているとき鍵盤情報
入力部102からコード信号が入力されたかを判断(S
T2)する。次いで、該判断(ST2)の結果、コード
信号が入力されていないとき該判断(ST2)の行為を
継続反復し、コード信号が入力されているとき機能入力
部101から入力する自動伴奏スタイルを認識(ST
3)し、該認識結果に従い自動伴奏を進行する(ST
4)。
【0014】その後、制御部103は、鍵盤情報入力部
102から入力する信号をチェックして現在伴奏中のコ
ードと異なる新しいコードが入力されたかを判断し(S
T5)、新しいコードが入力されていないとき該判断の
行為を継続判断し、新しいコードが入力されているとき
現在伴奏楽器の音色を認識(ST6)し、該認識した音
色と既貯蔵された楽器の特性情報とを比較し、現在伴奏
中の楽器のスラー処理が適合であるかを判断(ST7)
する。この場合、制御部103には、代表的な電子楽器
に対する3つの情報が設定されている。即ち、トランペ
ット又はギターのようなスラー処理に適合する特性、ピ
アノ又はオルガンのようなスラー処理に不適合で音響の
持続時間が長い特性及びベル(bell)のようにスラ
ー処理に不適合で音響の持続時間が短い特性とに係る情
報が各々制御部103に貯蔵されている。
102から入力する信号をチェックして現在伴奏中のコ
ードと異なる新しいコードが入力されたかを判断し(S
T5)、新しいコードが入力されていないとき該判断の
行為を継続判断し、新しいコードが入力されているとき
現在伴奏楽器の音色を認識(ST6)し、該認識した音
色と既貯蔵された楽器の特性情報とを比較し、現在伴奏
中の楽器のスラー処理が適合であるかを判断(ST7)
する。この場合、制御部103には、代表的な電子楽器
に対する3つの情報が設定されている。即ち、トランペ
ット又はギターのようなスラー処理に適合する特性、ピ
アノ又はオルガンのようなスラー処理に不適合で音響の
持続時間が長い特性及びベル(bell)のようにスラ
ー処理に不適合で音響の持続時間が短い特性とに係る情
報が各々制御部103に貯蔵されている。
【0015】次いで、該判断(ST7)の結果、スラー
処理が適合であるとき、現在のテンポに合わせて新しい
コードの入力直前の伴奏楽器の音をスラー処理した後、
前記の判断(ST4−ST7)行為を反復して行う。且
つ、該判断(ST7)の結果、スラー処理が不適合であ
るとき、入力したコードの持続時間が既設定された基準
時間よりも長いかを判断(ST9)し、長い場合は図2
(B)に示したように、リトリガー処理を行う。即ち、
制御部103は、新しいコードの入力直前の自動伴奏楽
器の音をノートオフ(note off)させ、新しく
入力されたコードの音をノートオン(note on)
させた後、前記の判断(ST4−ST9)行為を反復し
て行う。この場合、図3に示したように、ノートオン時
点の音の強さ(V2)が新しいコードの入力直前の伴奏
中の音の強さ(V1)と同様であると、コードの変化が
行われないものとなって、伴奏が不自然的になるので、
次の式(1)により音の強さ(V2)が演算され決定さ
れた後、自動伴奏が進行されるように制御部103は制
御する。
処理が適合であるとき、現在のテンポに合わせて新しい
コードの入力直前の伴奏楽器の音をスラー処理した後、
前記の判断(ST4−ST7)行為を反復して行う。且
つ、該判断(ST7)の結果、スラー処理が不適合であ
るとき、入力したコードの持続時間が既設定された基準
時間よりも長いかを判断(ST9)し、長い場合は図2
(B)に示したように、リトリガー処理を行う。即ち、
制御部103は、新しいコードの入力直前の自動伴奏楽
器の音をノートオフ(note off)させ、新しく
入力されたコードの音をノートオン(note on)
させた後、前記の判断(ST4−ST9)行為を反復し
て行う。この場合、図3に示したように、ノートオン時
点の音の強さ(V2)が新しいコードの入力直前の伴奏
中の音の強さ(V1)と同様であると、コードの変化が
行われないものとなって、伴奏が不自然的になるので、
次の式(1)により音の強さ(V2)が演算され決定さ
れた後、自動伴奏が進行されるように制御部103は制
御する。
【0016】ここで、t3−t1はコードが変化されな
い場合の音の持続時間を示し、t2はコードが変化され
た時点を示す。又、前記判断(ST9)の結果、新しく
入力したコードの持続時点が既設定された基準時間より
も短いとき、図2(C)に示したように、新しく入力し
たコードは無視され、以前のコードに前記判断(ST4
−ST9)行為が反復して行われる。
い場合の音の持続時間を示し、t2はコードが変化され
た時点を示す。又、前記判断(ST9)の結果、新しく
入力したコードの持続時点が既設定された基準時間より
も短いとき、図2(C)に示したように、新しく入力し
たコードは無視され、以前のコードに前記判断(ST4
−ST9)行為が反復して行われる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る電子
楽器自動伴奏時のコード変化処理方法においては、コー
ドの変化を行うとき、該コード変化直前の伴奏中の楽器
の音色を認識し、該認識した音色の楽器に該当する音に
スラー処理、又はリトリガー処理、若しくは入力した新
しいコードを無視するコード処理を各々行って自動伴奏
を行うようになっているため、各楽器の特性に適合した
コードの変化を行い、実際の楽器には存在しない非正常
な音の発生を防止し得るという効果がある。
楽器自動伴奏時のコード変化処理方法においては、コー
ドの変化を行うとき、該コード変化直前の伴奏中の楽器
の音色を認識し、該認識した音色の楽器に該当する音に
スラー処理、又はリトリガー処理、若しくは入力した新
しいコードを無視するコード処理を各々行って自動伴奏
を行うようになっているため、各楽器の特性に適合した
コードの変化を行い、実際の楽器には存在しない非正常
な音の発生を防止し得るという効果がある。
【図1】本発明に係る電子楽器自動伴奏時のコード変化
処理方法を示したフローチャートである。
処理方法を示したフローチャートである。
【図2】本発明に係るコード変換処理のスラー処理、リ
トリガー処理及び入力コードを無視する態様表示図(A
〜C)である。
トリガー処理及び入力コードを無視する態様表示図(A
〜C)である。
【図3】本発明に係るコード変換処理時の音響の強さを
示したグラフである。
示したグラフである。
【図4】一般の電子楽器の自動伴奏装置を示したブロッ
ク図である。
ク図である。
【図5】従来の電子楽器自動伴奏時のコード変化処理方
法表示フローチャートである。
法表示フローチャートである。
【図6】従来のコード変化処理態様表示図である。
101…機能入力部 102…鍵盤情報入力部 103…制御部 104…音源部 105…音響出力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G10H 1/053 - 1/057 G10H 1/36 - 1/38 G10H 1/00 101 G10H 1/00 102
Claims (1)
- 【請求項1】 スラー処理が出来る楽器の特性情報と、
スラー処理が出来なくコード情報の持続時間が長い楽器
の特性情報と、スラー処理が出来なくコード情報の持続
時間の短い楽器の特性情報とを格納した後、使用者によ
り設定された自動伴奏機能及びコード情報により自動伴
奏を実行する電子楽器において、 自動伴奏中に新しいコード情報が入力されると、現在伴
奏している楽器音でスラー処理が出来る否かを判断する
第1段階と、 前記第1段階での判断の結果、スラー処理が出来る楽器
のとき、当該楽器の楽器音がスラー処理され、スラー処
理が出来ない楽器のとき、新しく入力されたコード情報
の持続時間と既に設定された基準時間を比較する第2段
階と、 前記第2段階での比較の結果、新しいコード情報の持続
時間が既に設定された基準時間より長いとき、新しいコ
ード情報の入力される直前に伴奏されていた楽器音をノ
ートオフし、新しいコード情報に応じた楽器音を所定の
音の強さでノートオンし、新しいコード情報の持続時間
が既に設定された基準時間より短いとき、新しいコード
情報の入力される直前に伴奏されていた楽器音をそのま
ま使用して自動伴奏を実行する第3段階と、 を具備する電子楽器自動伴奏時のコード変化処理方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR13027/1994 | 1994-06-09 | ||
KR1019940013027A KR0121126B1 (ko) | 1994-06-09 | 1994-06-09 | 전자악기의 자동반주시 코드변화처리방법 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0869285A JPH0869285A (ja) | 1996-03-12 |
JP2889841B2 true JP2889841B2 (ja) | 1999-05-10 |
Family
ID=19385035
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7141775A Expired - Fee Related JP2889841B2 (ja) | 1994-06-09 | 1995-06-08 | 電子楽器自動伴奏時のコード変化処理方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5606145A (ja) |
EP (1) | EP0686961A3 (ja) |
JP (1) | JP2889841B2 (ja) |
KR (1) | KR0121126B1 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7155388B2 (en) | 2004-06-30 | 2006-12-26 | Motorola, Inc. | Method and apparatus for characterizing inhalation noise and calculating parameters based on the characterization |
US7254535B2 (en) * | 2004-06-30 | 2007-08-07 | Motorola, Inc. | Method and apparatus for equalizing a speech signal generated within a pressurized air delivery system |
US7139701B2 (en) | 2004-06-30 | 2006-11-21 | Motorola, Inc. | Method for detecting and attenuating inhalation noise in a communication system |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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