JP2889533B2 - スクリーンボード - Google Patents

スクリーンボード

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JP2889533B2
JP2889533B2 JP8168769A JP16876996A JP2889533B2 JP 2889533 B2 JP2889533 B2 JP 2889533B2 JP 8168769 A JP8168769 A JP 8168769A JP 16876996 A JP16876996 A JP 16876996A JP 2889533 B2 JP2889533 B2 JP 2889533B2
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正人 日野
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  • Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像を投影するス
クリーンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】今日、液晶ビデオプロジェクターなどを
用いて幅が約1メートル又は数メートルの画面に映像を
投影し、この画像を鑑賞し又は映像の観察や検討を行う
ことが度々行われている。このような小型の投影用画面
を形成するスクリーンには、キャンバスの表面を白色又
は銀白色とするように樹脂加工された人工布が多用さ
れ、不使用時はロールなどに巻き取って保管を行い、使
用時に反射布を引き出して使用することが多い。
【0003】そして、会議などに用いられるスクリーン
としては、ロールスクリーンと称され、カバー内のロー
ルに反射布を巻き取ることを可能とし、このロール及び
カバーをホワイトボードなどの上部に取り付け可能とす
るものがある。このロールスクリーンは、通常はホワイ
トボードを使用し、必要に応じてカバーをホワイトボー
ドなどの上部に取り付け、カバー内のロールに巻き付け
ていた反射布を引き出して投影場所を形成するようにす
るものである。
【0004】尚、壁に固定するスクリーンにあっては、
投影用スクリーンの上に絵画やポスターを取り外し可能
とするものがあり、不使用時にはスクリーンをそのまま
放置しておく場合の他、スクリーンの上に絵画などを取
り付けておくことも有った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】今日、テレビなどに変
わり、画面の大きなスクリーンに映像を投影して利用す
ることが増えているも、不使用時のスクリーンは、固定
式のものにあっては壁面などを見苦しくするものであ
り、特に見易い位置に配置されるスクリーンほど目立つ
欠点があった。
【0006】又、ロールスクリーンなどの移動可能とさ
れたスクリーンは、投影を開始するための組立などを簡
略化する工夫はされているも、投影場所に合わせて見易
い位置にスクリーンをセットするには手数を要する欠点
があった。更に今日では、投影機としてビデオデッキを
内蔵したプロジェクタ、又、レーザーディスクやビデオ
CD、更にはパーソナルコンピュータのCRT用画像デ
ータやイメージキャナーなどで読み取った画像データに
基づいて投影を可能とするプロジェクタなどが使用され
ることも増加しており、映像に合わせた音声も利用され
ることが多く、スピーカシステムの設置もスクリーンの
設置と合わせて行う必要が生じ、投影準備に手数や時間
を要するようになってきた。
【0007】本発明は、このような欠点を排除し、投影
準備に手数を要することなく、又、投影を行わない場合
にも無駄な空間を壁面などに生じさせることのないスク
リーンを提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、投影用スクリ
ーンなどの画像表示面とポスターなどを取り付ける掲示
面とを有すると共に、スピーカを組み込んだスクリーン
ボードとするものである。このように、画像表示面と掲
示面とを設ける故、画像表示面に映像を映し出すことが
できる。そして、映像を映し出さないときは掲示面によ
りポスターなどを掲示することができる。更に、スピー
カを組み込むことにより、画像表示面に映像を映し出す
ときは音声や音楽を、掲示面に物を掲示したときは音楽
や説明を流し、視覚と聴覚とを満足させることができ
る。
【0009】更に、本発明は、所要の大きさとして剛性
を有する平板状の掲示板部を形成し、この掲示板部より
も大きな面積としたボード本体部に前記掲示板部を取り
付け、ボード本体部にスピーカを内蔵させ、掲示板部の
裏面を投影用スクリーンとするものである。尚、掲示板
部は、所要の大きさとして剛性を有する平板状の基板の
一側面に透明な押え板を備えた掲示板部とするものであ
る。
【0010】このように、掲示板部の裏面を投影用スク
リーンとする故、掲示板部を裏返すことにより、映像の
投影を行うことができる。更に、掲示板部は透明な押え
板を備えている故、押え板によってポスターや写真、そ
の他絵画などを固定することができる。
【0011】又、本発明は、掲示板部の両側一端から支
持ピンを突出させ、且つ、ボード本体部における枠体の
対向辺の内側に前記支持ピンが挿入される溝部を有する
構造として掲示板部の一端をボード本体部に対して移動
可能に且つ回転可能に取り付けることとするものであ
る。このように、掲示板部の一端をボード本体部に対し
て移動可能に且つ回転可能に取り付けることにより、掲
示板部の裏返しを可能としつつ、常にボード本体部と投
影用スクリーンを裏面に設けた掲示板部とを一体とする
ことができるものである
【0012】更に、請求項に記載の発明は、掲示板部
をボード本体部に取り付けるに際し、掲示板部の中央両
端を各々支持杆により回転可能に支持し、支持杆の端部
をボード本体部の端部近くに回動可能に取り付けるもの
である。このように、支持杆により掲示板部を回転可能
にボード本体部に取り付ける故、掲示板部の裏返しを可
能としつつ、常にボード本体部と投影用スクリーンを裏
面に設けた掲示板部とを一体とすることができる。尚、
請求項3に記載の発明は、支持杆の上端をボード本体部
に取り付け、両支持杆の略中央で掲示板部を回転可能に
支持すると共に、両支持杆の下端を連結杆により接続す
るものである。
【0013】そして、請求項に記載の発明は、剛性を
有する平板状の掲示板部を有し、掲示板部の周囲に枠体
を形成して掲示板部を一体として壁面に固定可能とする
ボード本体部を有し、ボード本体部にスピーカを内蔵
し、掲示板部の上部に投影用スクリーンを引き上げる回
転ロールを内蔵するものである。このように、掲示板部
の上部に回転ロールを設ければ、回転ロールにより投影
用スクリーンを掲示板部の上部から引き出して掲示板部
の前面を覆い、投影を行うことができる。
【0014】そして、請求項に記載の発明は、ボード
本体部にスピーカと合わせて受信機及び増幅器を設ける
ものである。このように、ボード本体部に受信機及び増
幅器を設ければ、投影に際して結線を行うことなくスク
リーンボードに投影を行いつつ投影した絵に合わせた音
声などをスクリーンボードから発音させることができ
る。
【0015】更に、請求項に記載した発明は、ボード
本体部の裏面に係止具を設け、壁面への着脱を可能とす
るものである。このように、ボード本体部の裏面に係止
具を設ければ、壁面への取付けが容易となり、又、必要
に応じて取り外すこともでき、見易い場所への設置が容
易となる。 又、請求項に記載の発明は、板状薄型の映
像表示装置を回転可能にボード本体部に固定し、ボード
本体部に受信機及び増幅器とスピーカとを組み込み、且
つ、映像表示装置の裏面を掲示板部とするものである。
【0016】尚、一側面を掲示板部とし、他側面に板状
薄型の映像表示装置を備えた回転板は、その中央両端を
各々支持杆により回転可能に支持され、両支持杆の端部
をボード本体部の端部近くに回動可能に取り付けるもの
であり、又、掲示板部は透明な押え板を有するものとす
る。このように、映像表示装置の裏面を掲示板部とすれ
ば、映像を映し出さないとき、掲示板部に貼り付けたポ
スターなどを見せることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明に係るスクリーンボードの
第1の実施の形態は、図1に示すように、周囲に枠体を
設けて中央を掲示板部とするものである。この掲示板部
は、図2及び図3に示すように、剛性を有する板状の基
板31を中心とし、この基板31の表面に薄肉のコルク
材又はフェルト地などを貼着してクッション層33を形
成するものである。更にアクリル板などの押え板35を
着脱可能に固定し得るものであり、押え板35には中央
にクッション層33が挿入される凹みを設けて基板31
に固定することができるようにするものである。
【0018】従って、クッション層33と押え板35と
の間にポスターや写真、その他絵画などを固定すること
ができる掲示板部としたものである。更に、この基板3
1の裏面には反射布37を取付けて投影用スクリーンを
形成するものである。又、枠体は、上部枠11及び下部
枠13や右枠15、左枠17でこの基板31を囲うよう
にするものであり、この基板31の上端左右から左右に
円柱状の支持ピン41をを突出させ、スクリーンボード
10の右枠15及び左枠17の内側に形成した溝部にこ
の支持ピン41を挿入するものである。そして、この溝
部は、右枠15及び左枠17の上端から下端に至る長さ
とし、溝部に沿って支持ピン41が右枠15及び左枠1
7の上端から下端に移動するように摺動可能とし、且
つ、この基板31が、溝部に挿入した支持ピン41を回
転中心として上下方向に回動可能として基板31を枠体
に取り付けるものである。
【0019】又、枠体を構成する上部枠11、下部枠1
3、及び、右枠15、左枠17の各後端は、図3に示す
ように、板状にして剛性を有するボード本体部20の支
持板21に接続固定するものであり、このボード本体部
20には裏カバー23を設け、裏カバー23の背面上方
などには掛け穴やフックなどを設けて壁面などに取付け
可能とするものである。
【0020】更に、このスクリーンボード10の上部枠
11には、音声信号用の受信機51としての赤外線受光
器を設け、支持板21の裏面には赤外線受光器に入力さ
れた信号を増幅して可聴域の音声信号とする増幅器を設
けるものであり、適宜の小型のスピーカを右枠15や左
枠17の内部に前方に向けて組み込むことによりボード
本体部20にスピーカを内蔵させるものである。又、ス
ピーカは、枠体に組み込む場合のみでなく、支持板21
の裏面や裏カバー23の内側に取り付けることもある。
【0021】尚、ボード本体部20に取り付ける受信機
51としては、赤外線受光器に限ることなく、適宜の無
線受信機51をボード本体部20に収納するように組み
込むことも有る。従って、裏カバー23を壁面の見易い
位置に掛け穴などの係止具により取り付けて固定し、こ
の裏カバー23と支持板21とを一体としてボード本体
部20を壁面に取り付け、掲示板部である基板31のク
ッション層33と押え板35との間にポスターなどを挟
み込んで固定しておけば、見易い壁面などへの取付けが
容易であって、額に入れたポスターとして壁面を飾るこ
とができる。
【0022】又、このスクリーンボード10は、赤外線
受光器と増幅器とによるワイヤレスアンプを内蔵してい
る故、赤外線送信機を用いて音声信号などをスクリーン
ボード10に送信すれば、ポスターや絵に合わせた音楽
をスクリーンボード10から流すことができ、視覚と聴
覚とを楽しませることができる。そして、この掲示板部
の基板31は、上端の左右を支持ピン41により左枠1
7及び右枠15の溝部に取り付けている故、図4に示す
ように、下端の固定を外して手前に引き出し、図5及び
図6に示すように支持ピン41を設けた掲示板部の上端
を降下させ、支持ピン41の位置を回転中心として回転
させることにより下端を上方に持ち上げて上部枠11の
内側に位置させることにより、裏面の投影用スクリーン
である反射布37を表面とすることができる。
【0023】従って、ビデオプロジェクタなどを用いて
映像を投影するに際しては、掲示板部を裏返すのみで簡
単に投影準備を行うことができ、投影に際しては映像に
合わせた音楽や音声などをスクリーンの位置から流すこ
とができる。尚、掲示板部を裏返すに際しては、基板3
1の左右に支持ピン41を突出させる場合のみでなく、
基板31における又は一端から上下に支持ピン4
1を突出させ、上部枠11の内側及び下部枠13の内側
に溝部を形成し、掲示板部とスクリーンとを表裏に形成
した基板31を左右に回転させて同一箇所で掲示板部を
表とし、又は裏として固定し得るようにすることも有
る。
【0024】このように、支持ピン41により基板31
とボード本体部20とを一体としておけば、掲示板部と
スクリーンとの反転を簡単に行うことができるものであ
る。更に、基板31を回転可能にボード本体部20に取
り付けるに際しては、図7に示すように、掲示板部を形
成する基板31の左右中央を各々支持杆43,44によ
り回転可能に支持し、この基板31の右側を支持する支
持杆43の上端を右枠15の上部に、又、基板31の左
側を支持する支持杆44の上端を左枠17の上部に各々
回動自在に固定することも有る。
【0025】このように、基板31の左右中央を支持杆
43,44により回転可能に支持し、左右の支持杆4
3,44の上端を各々ボード本体部20の端部近くに回
転可能に取り付けている故、図8に示すように、基板3
1をボード本体部20の支持板21から浮かせるように
引き出し、基板31を回転させることにより容易に基板
31を裏返すことができる。
【0026】又、このように、両支持杆43,44の一
端を枠体の上部近くで回転可能に支持し、両支持杆4
3,44の他端又は中間で基板31の中心を回転可能に
支持する構造は、基板31とボード本体部20とを結合
するに際して摺動部を有しない故、故障などが生じにく
く、堅牢とすることができ、基板31の上方を固定する
のみで、容易に掲示板部を前面として固定し、又、スク
リーンを前面として固定しておくことができる。
【0027】尚、両支持杆43,44の中間で基板31
を支持する場合、左右の支持杆43,44の下端は連結
杆45により接続しておくことが好ましい。このよう
に、基板31の一方の面を掲示板部とし、他方の面に投
影用スクリーンを形成しておけば、通常の場合、掲示板
部を前面として絵やポスターを飾ることができ、且つ、
スクリーン面に汚れや傷が付くことを防止し、投影を行
うに際しては基板31を裏返すことにより直ちに投影を
行うことが可能となると共に、映像の投影中に絵やポス
ターの置場所を別の場所に確保する必要がない利点を有
するものである。
【0028】又、基板31の裏面に反射布37を貼り付
けて投影用スクリーンを形成する場合のみでなく、図9
に示すように、掲示板部を前面に形成した基板31の上
部に回転ロール19を設け、この回転ロール19に投影
用スクリーンとなる反射布37を巻き取るようにするこ
とも有る。そして、基板31の周囲に枠体を設け、額と
しての見栄えを保ち、スピーカ53から音楽などを流し
て投影を行わないときに壁面を見苦しくすることが無い
利点を有するものである。
【0029】又、基板31を支持板21に固定するに際
しては、図10に示すように、基板31の上部に回転ロ
ール19を設け、投影用スクリーンの一端を回転ロール
19で折り返して基板31の背面に引き込み、ゴムやバ
ネなどの弾性体49を用いて反射布37を基板31の裏
面に引き込むように付勢することもある。
【0030】この場合は、この弾性体49を引き伸ばし
て反射布37を引き出し、掲示板部とした基板31の前
面を覆うようにし、フックなどを外すことにより反射布
37が弾性体49により基板31の背面に引き込まれる
ものである。そして又、基板31の背面に引き込んだ反
射布37の端部などに重錘を設けておくことにより弾性
体49を省略し、この重錘の重みにより、フックなどを
外すと反射布37が基板31の背面に引き込まれるよう
にする場合も有る。
【0031】この実施の形態では、反射布37を基板3
1の裏面に収納することができ、回転ロール19の直径
を細くしてスクリーンボード10を正面から見たとき、
回転ロール19を覆う部分を容易に目立たないようにす
ることができる。 又、更に他の実施の形態としては、
11及び図12に示すように、壁掛け式又は載置可能と
するボード本体部20に対し、支持杆43,44をもっ
て回転板39を取り付け、この回転板39の一面にはク
ッション層33や押え板35を設けて掲示板部とすると
共に、他面にはプラズマディスプレイや液晶表示器など
の平板状とされる薄型の画像表示装置を組み込むもので
ある。
【0032】従って、この実施の形態においても、画像
表示装置を使用しないとき、掲示板部を表としてポスタ
ーや写真などを掲示し、画像表示装置に画像を表すとき
は、回転板を回転させるのみで容易に画像を見ることが
できるようにすることができるものである。
【0033】
【発明の効果】請求項1に記載の発明は、投影スクリー
ンなどの画像表示面とポスターなどを取り付ける掲示面
とを有すると共に、スピーカを組み込んだスクリーンボ
ードとするものであり、平板状の基板の一側面に押え板
を備えた掲示板部と、支持板及 び支持板の周縁に枠体を
備えたボード本体部とを有し、掲示板部の両側一端から
支持ピンが突出し、且つ、ボード本体部における枠体の
対向辺の内側に前記支持ピンが挿入される溝部を有し、
掲示板部の一端がボード本体部に対して摺動可能に且つ
回転可能に取り付けられ、掲示板部の裏面を投影用スク
リーンとし、ボード本体部にスピーカを内蔵するスクリ
ーンボードとするものである。
【0034】従って、掲示板部の裏面を投影用スクリー
ンとする故、映像を映さないときは、掲示面を表として
ポスターや絵画を見せるとともに音楽を流し、又、掲示
板部を裏返すことにより、画像表示面を表とし、直ちに
映像を投影することを行うことができ、不使用時には見
栄えをよくする絵画などの掲示を行い、投影時に絵画な
どの置場所を探すなどの取り扱いに困ることがない。
に、不使用時はスクリーンを裏面とし、スクリーンに傷
や汚れが付くことを防止することができ、又、枠対に囲
まれたポスターなどを見せつつ音楽を流すこともでき
る。
【0035】そして、掲示板部の一端をボード本体部に
対して移動可能に且つ回転可能に取り付けることによ
り、掲示板部の裏返しを可能としつつ常にボード本体部
と投影用スクリーンを裏面に設けた掲示板部とを一体と
することができ、スクリーンボードの取付けや取り扱い
を容易に行うことができるものである
【0036】、請求項に記載の発明は、平板状の基
板の一側面に押え板を備えた掲示板部と、支持板及び支
持板の周縁に枠体を備えたボード本体部とを有し、掲示
板部の中央両端を各々支持杆により回転可能に支持し、
両支持杆の端部ボード本体部の端部近くに回動可能に
取り付けられ、掲示板部の恵面を投影用スクリーンと
し、ボード本体部にスピーカを内蔵するスクリーンボー
ドとするものである。
【0037】このように、支持杆により掲示板部を回転
可能にボード本体部に取り付ける故、掲示板部の裏返し
を可能としつつ常にボード本体部と投影用スクリーンを
裏面に設けた掲示板部とを一体とすることができ、スク
リーンボードの取付けや取り扱いを容易に行うことがで
きる。尚、請求項3に記載の発明は、両支持杆の上端を
ボード本体部に取り付け、両支持杆の略中央で掲示板部
を回転可能に支持すると共に、両支持杆の下端を連結杆
により接続するものである。
【0038】そして、請求項に記載の発明は、剛性を
有する平板状の掲示板部の周囲に枠体を形成し、掲示板
部や枠体を一体として壁面に固定可能とするボード本体
部を設け、ボード本体部にスピーカを内蔵し、掲示板部
の上部に投影用スクリーンを引き上げる回転ロールを設
けるものである。このように、掲示板部の上部に回転ロ
ールを設ければ、投影用スクリーンを掲示板部の上部か
ら引き出して掲示板部の前面を覆い、容易に投影を開始
することができる。
【0039】、請求項に記載の発明は、ボード本体
部にスピーカと合わせて受信機及び増幅器を設けるもの
である。このように、ボード本体部に受信機などを設け
れば、投影を行わない場合や投影を行う場合、絵に合わ
せた音声や音楽などを絵や映像の表示位置であるスクリ
ーンボードから簡単に発音させることができる。
【0040】更に、請求項に記載の発明は、ボード本
体部の背面に係止具を有するものである。このように、
掲示板部などを取り付けるスクリーンボードのボード本
体部に係止具を有する故、所要の壁面などにスクリーン
ボードを取り付けることが容易であり、スクリーンの設
置を容易とすることができ、設置後は、スクリーンを使
用しないときはポスターの掲示を行うなど額としの使用
により視覚を楽しませ、スピーカからの音楽などにより
聴覚によっても楽しませることができる。
【0041】、請求項に記載の発明は、回転板の一
側面に透明な押え板を備えた掲示板部とし、この回転板
の周囲を囲む枠体を備えたボード本体部を有し、回転板
の中 央両端を各々支持杆により回転可能に支持し、両支
持杆の端部がボード本体部の端部近くに回動可能に取り
付けられ、回転板の他側面に板状薄型の映像表示装置を
有し、ボード本体部にスピーカを内蔵するスクリーンボ
ードとするものである。このように、回転板の一側面を
掲示板部とし、回転板の他側面を映像表示装置として
像表示装置の裏面を掲示ボードとすれば、映像を映し出
さないとき、掲示板部に貼り付けたポスターなどを見せ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスクリーンボードの第1の実施の
形態を示す正面図。
【図2】本発明に係るスクリーンボードに使用する掲示
板部の一例を示す図。
【図3】本発明に係るスクリーンボードの第1の実施の
形態を示す側面図。
【図4】本発明に係るスクリーンボードの第1の実施の
形態の操作例を示す側面図。
【図5】本発明に係るスクリーンボードの第1の実施の
形態の操作例を示す側面図。
【図6】本発明に係るスクリーンボードの第1の実施の
形態の操作例を示す側面図。
【図7】本発明に係るスクリーンボードの第2の実施の
形態を示す正面図。
【図8】本発明に係るスクリーンボードの第2の実施の
形態を示す側面図。
【図9】本発明に係るスクリーンボードの第3の実施の
形態を示す側面図。
【図10】本発明に係るスクリーンボードの第4の実施
の形態を示す側面図。
【図11】本発明に係るスクリーンボードの第5の実施
の形態を示す正面図。
【図12】本発明に係るスクリーンボードの第5の実施
の形態を示す側面図。
【符号の説明】
10 スクリーンボード 11 上部枠 13 下部枠 15 右枠 17 左枠 19 ロール 20 ボード本体部 21 支持板 23 裏カバー 27 支柱部 31 基板31 33 クッション
層 35 押え板 37 反射布 41 支持ピン 43,44 支持杆 45 連結杆 49 弾性体 51 受信機

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所要の大きさとして剛性を有する平板状
    の基板の一側面に透明な押え板を備えた掲示板部と、 この掲示板部よりも大きな面積を有する支持板と前記掲
    示板部の周囲を囲む枠体を支持板の周縁に備えたボード
    本体部とを有し、 掲示板部の両側一端から支持ピンが突出し、且つ、ボー
    ド本体部における枠体の対向辺の内側に前記支持ピンが
    挿入される溝部を有し、掲示板部の一端がボード本体部
    に対して摺動可能に且つ回転可能に取り付けられ、 掲示板部の裏面を投影用スクリーンとし、ボード本体部
    にスピーカを内蔵する ことを特徴とするスクリーンボー
    ド。
  2. 【請求項2】 所要の大きさとして剛性を有する平板状
    基板の一側面に透明な押え板を備えた掲示板部と、 この掲示板部よりも大きな面積を有する支持板を備える
    と共に、前記掲示板部の周囲を囲む枠体を前記支持板の
    周縁に備えたボード本体部とを有し、掲示板部の両端を各々支持杆により回転可能に支持し、
    両支持杆の端部がボード本体部の端部近くに回動可能に
    取り付けられ、 掲示板部の裏面を投影用スクリーンとし、 ボード本体部
    にスピーカを内蔵することを特徴とするスクリーンボー
    ド。
  3. 【請求項3】 両支持杆の上端をボード本体部に取り付
    け、両支持杆の略中央で掲示板部を回転可能に支持する
    と共に、両支持杆の下端を連結杆により接続したことを
    特徴とする請求項2に記載のスクリーンボード。
  4. 【請求項4】 所要の大きさとして剛性を有する平板状
    の基板の一側面に透明な押え板を備えた掲示板部と、 この掲示板部よりも大きな面積を有する支持板と前記掲
    示板部の周囲を囲む枠体を支持板の周縁に備えたボード
    本体部とを有し、 ボード本体部にスピーカを内蔵し、掲示板部の上部に投
    影用スクリーンを引き上げる回転ロールを内蔵する こと
    を特徴とするスクリーンボード。
  5. 【請求項5】 ボード本体部にスピーカと合わせて受信
    機及び増幅器を有することを特徴とする請求項1乃至請
    求項4の何れかに記載のスクリーンボード。
  6. 【請求項6】 ボード本体部は、背面に係止具を有し、
    壁面に着脱可能とされることを特徴とする請求項1乃至
    請求項5の何れかに記載のスクリーンボード。
  7. 【請求項7】 所要の大きさとして剛性を有する平板状
    の回転板の一側面に透明な押え板を備えた掲示板部と
    し、 この回転板の周囲を囲む枠体を備えたボード本体部を有
    し、 回転板の中央両端を各々支持杆により回転可能に支持
    し、両支持杆の端部がボード本体部の端部近くに回動可
    能に取り付けられ、 回転板の他側面に板状薄型の映像表示装置を有し、 ボード本体部にスピーカを内蔵する ことを特徴とするス
    クリーンボード。
JP8168769A 1996-06-28 1996-06-28 スクリーンボード Expired - Fee Related JP2889533B2 (ja)

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