JP2889488B2 - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JP2889488B2
JP2889488B2 JP6043673A JP4367394A JP2889488B2 JP 2889488 B2 JP2889488 B2 JP 2889488B2 JP 6043673 A JP6043673 A JP 6043673A JP 4367394 A JP4367394 A JP 4367394A JP 2889488 B2 JP2889488 B2 JP 2889488B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファクシミリ,複写機,
インクジェットプリンター等の記録装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の記録装置の構成を図5に示す。カ
セット51内に積載収納された複数枚の記録紙52は、給紙
ローラ53によって最上側より1枚ずつ繰り出され、送り
ローラ54によって記録部55へ搬送される。この記録部55
は、例えば電子写真方式やインクジェット記録方式等が
用いられ、記録紙52の上面にトナー像やインク像52aが
形成される。画像形成後の記録紙52は、上ガイド56及び
下ガイド57によって形成された搬送経路を経て排出ロー
ラ対58により装置外へ搬送・排出される。
【0003】ここで上記排出ローラ対58のうち記録紙52
の裏面側に接する排出ローラ58aはゴム等の摩擦係数の
高い材質のローラが用いられ、図の矢印方向に回転駆動
される。また記録紙52の記録面側に接する排出コロ58b
はプラスチック等のトナーやインクが付着し難い材質が
用いられ、図示しないバネ等の加圧手段によって排出ロ
ーラ58aに押圧されている。上記排出コロ58bの外径D
1 は排出ローラ58aの外径D2 より小さく設定されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来技術においては、上ガイド56及び下ガイド57間に
形成される搬送経路の間隔は、記録後の記録紙52の反り
や上下方向のばたつき等を規制するためにできるだけ狭
く構成されている。このため、記録紙52の記録面が上ガ
イド56と擦れて記録面が汚れてしまうおそれがあった。
特にインクジェット方式を用いた記録装置においては、
インクの乾燥・定着に時間を要するため重要な課題とな
っていた。
【0005】また画像汚れ防止のため仮に上ガイド56を
取り除いたとしても、先端部が上方向に反り返った記録
紙52が外径の小さな排出コロ58bの上に乗り上げて排出
ローラ58aとのニップに加えこまれず、搬送できなくな
り、ジャム(紙詰まり)を生ずるおそれがあった。
【0006】本発明の目的は、上記従来技術の課題を解
決し、高画像品位を維持すると共にジャム処理作業を簡
易化し、また記録後のシートに反りが生じてもジャムの
発生を低減させて信頼性を向上させた記録装置を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記従来技術の課題を解
決し、以下に述べる実施例に適用される本発明の代表的
な手段は、シートを搬送するための搬送手段と、前記搬
送手段により搬送されたシートに画像情報に応じて像を
記録するための記録手段と、前記記録手段により記録後
のシートを搬送・排出するための排出手段と、を装備
し、前記記録手段から排出手段に至るシート搬送経路は
記録面側を開放されており、また前記排出手段はシート
を挟持搬送する一対の回転体を備え、記録面側の回転体
の外径D1を裏面側の回転体の外径D2 より大きくした
(D1 >D2 )ことを特徴とする。
【0008】
【作用】上記手段によれば、記録手段から排出手段に至
るシート搬送経路は記録面側を開放したことにより、記
録後のシートの記録面を汚すことなく搬送できる。また
上記シート搬送経路におけるジャム処理スペースが十分
確保されることから、ジャム処理を容易に行なうことが
できる。
【0009】また前記排出手段はシートを挟持搬送する
一対の回転体を備え、記録面側の回転体の外径D1 を裏
面側の回転体の外径D2 より大きくした(D1 >D2
ことにより、記録後のシート端が上側に反り返っても、
確実に回転体対のニップにくわえ込んで搬送できる。
【0010】
【実施例】次に図面を参照して本発明に係る記録装置の
一実施例について説明する。本実施例では記録装置とし
てファクシミリ装置を用いて説明する。図1はファクシ
ミリ装置の概略構成を示す説明図、図2及び図3は排出
手段の構成を示す拡大説明図である。
【0011】(全体構成)
【0012】先ず図1を参照してファクシミリ装置の概
略構成について説明する。ファクシミリ装置は、原稿画
像を読み取る原稿読取部Aと画像情報に応じて記録紙等
のシートに記録を行なう記録部Bとを装備している。
【0013】先ず原稿読取部Aの構成について説明する
と、図1において1は原稿載置台であり、原稿を画像面
を下側にして積載する。原稿載置台1に積載された原稿
は幅方向に移動可能なスライダー1aによって位置決め
が行なわれる。2は予備搬送ローラであり、上記原稿載
置台1に積載された原稿を予備搬送する。3aは分離ロ
ーラであり、これに押圧する分離押圧片3bとの協働作
用により、予備搬送された原稿を1枚ずつ分離搬送す
る。4a,4bは原稿搬送ローラ,原稿搬送コロであ
り、分離搬送された原稿を読取位置に搬送する。5は密
着型センサであり、原稿搬送ローラ4a及び原稿搬送コ
ロ4bによって挟持されて搬送された原稿画像を読み取
る。上記密着型センサ5により読み取られた画像情報
は、コピーモードの場合には後述する記録部Bに転送さ
れ、ファクシミリモードの場合には他機の記録部に転送
される。6a,6bは原稿排出ローラ,原稿排出コロで
あり、画像読取後の原稿を搬送して装置上面に形成され
た原稿排出トレイ7に排出する。この原稿排出トレイ7
は装置本体の外装を構成するカバーを兼用しており、図
の二点鎖線に示すように開閉可能に構成されている。ま
た上記原稿読取部Aの上面にはテンキーや各種ファンク
ションキーが設けられた操作パネルCが設けられてい
る。
【0014】次に記録部Bの構成について説明すると、
図1において、8はシートPを複数枚積載収納可能なカ
セットである。このカセット8は装置下部に図面左側よ
り着脱自在に装着されている。上記カセット8は記録シ
ートPを収納する筐体状の本体ケース8a内にシートP
を積載する中板8bを装備している。この中板8bは後
述する給送ローラ9に対応するシート給送方向下流側よ
りの裏面より加圧バネ8cによって上方に付勢されてい
る。8dは分離爪であり、シートPの先端部を係止す
る。8eは後端規制板であり中板8bに積載されたシー
トPの長さ方向後端位置を規制する。8fはサイド規制
板であり中板8bに積載されたシートPの幅方向側端位
置を規制する。
【0015】9は給送ローラであり、上記カセット8に
積載収納されたシートPを前記分離爪8dとの協働作用
によって最上側の1枚のみを分離給送する。この給送ロ
ーラ9は、半月形状をしており、シートPと接触して給
送する円弧面9aと、シートPに所定の間隔を隔てて対
向する平面部9bとを有しており、給送待機時において
は、平面部9bをシートPに対向させた状態にある。ま
た給送時には、図示しない1回転バネクラッチ等により
1回転だけ回転してシートPを繰り出す。
【0016】10は搬送手段である搬送ローラであり、上
記給送ローラ9によって分離給送されたシートPを巻き
付けるように搬送する。上記搬送ローラ10の下部には形
成された下ガイド11にはコロ11aが設けられており、板
バネ11bによって搬送ローラ10に押圧されている。12は
反転ガイドであり、上記搬送ローラ10と対向するガイド
面12aには搬送コロ12b設けられており、板バネ12cに
よって搬送ローラ10に押圧されている。上記反転ガイド
12は、装置本体より開閉可能に取り付けられている。
尚、13は上記カセット8の下部にオプションとしてカセ
ットを有する給紙装置等を設けた場合のシート搬送経路
である。
【0017】Dは記録手段であり、上記搬送ローラ10に
より搬送されたシートPにインク像を記録するものであ
る。この装置における記録手段としては、記録ヘッドか
らインクを吐出して記録するインクジェット記録方式を
用いている。即ち、この記録ヘッドは微細な液体吐出口
(オリフィス)、液路及びこの液路の一部に設けられる
エネルギー作用部と、該作用部にある液体に作用させる
液滴形成エネルギーを発生するエネルギー発生手段を備
えている。
【0018】このようなエネルギーを発生するエネルギ
ー発生手段としてはピエゾ素子等の電気機械変換体を用
いた記録方法、レーザー等の電磁波を照射して発熱さ
せ、該発熱による作用で液滴を吐出させるエネルギー発
生手段を用いた記録方法、あるいは発熱抵抗体を有する
発熱素子等の電気熱変換体によって液体を加熱して液体
を吐出させるエネルギー発生手段を用いた記録方法等が
ある。
【0019】その中でも熱エネルギーによって液体を吐
出させるインクジェット記録方法に用いられる記録ヘッ
ドは、記録用の液滴を吐出して吐出用液滴を形成するた
めの液体吐出口(オリフィス)を高密度に配列すること
ができるために高解像度の記録をすることが可能であ
る。その中でも電気熱変換体をエネルギー発生手段とし
て用いた記録ヘッドは、コンパクト化も容易であり、且
つ最近の半導体分野における技術の進歩と信頼性の向上
が著しいIC技術やマイクロ加工技術の長所を十二分に
活用出来、高密度実装化が容易で、製造コストも安価な
ことから有利である。
【0020】本実施例では、記録ヘッドとインクタンク
とを一体にしたディスポーザブルタイプのインクジェッ
トカートリッジ14が用いられており、該インクジェット
カートリッジ14をキャリッジ15に搭載してシートPの幅
方向に走行させて記録を行なう。16はプラテン板であ
り、上記インクジェットカートリッジ14に対向して設け
られており、シートPを記録位置において裏面側より支
持する。
【0021】17はプラテンローラであり、上記プラテン
板16よりシート搬送方向上流側に配置されシートPをプ
ラテン板16上に搬送する。18はプラテンローラ17に押圧
して従動する押圧コロである。19は上ガイドであり、前
記搬送ローラ10により搬送されたシートPをプラテンロ
ーラ17及び押圧コロ18間に導く。20はエッジセンサであ
り、シートPの先端位置を検出する。21,22は送りロー
ラ,拍車であり、プラテン板16のシート搬送方向下流側
に配置され、記録終了後のシートPを下流側に搬送す
る。上記拍車22は図示しない押圧手段により送りローラ
21に押圧するように設けられており、シートPの記録面
に接触してもインクが転写されることがない材質、例え
ばプラスチック等が用いられている。23は搬送ガイドで
あり、上記送りローラ21及び拍車22によって搬送される
シートPをガイドする。上記搬送ガイド23の上側は広く
開放されており、前記原稿排出トレイ7が配置されてい
る。24は排出ローラであり、25は排出拍車コロであり、
これらは上記送りローラ21及び拍車22によって搬送され
たシートPをシート排出トレイ26に排出する。
【0022】(排出手段の構成)
【0023】次に前記排出ローラ24及び排出拍車コロ25
の構成について図2及び図3を参照して説明する。図3
は図2の矢印E方向から見た説明図である。排出ローラ
24は図示しない駆動源より駆動を伝達されて矢印方向に
回転する。上記排出ローラ24は、芯金部24aの軸方向に
複数箇所に円筒状のゴム部24bが嵌め込まれている。前
記送りローラ21は装置本体の内部(記録手段の直後)に
配置されており、画像形成されたシートPを装置外に排
出するために排出ローラ24を設けてシートPを搬送して
シート排出トレイ26に排出し、シートPを確認しながら
記録を行なうことができるように構成されている。
【0024】排出拍車コロ25は、前記排出ローラ24に対
応して軸方向に複数箇所に設けられており、図示しない
バネ等の押圧手段により排出ローラ24に押圧されてエッ
ジ部25aがゴム部24bに圧接して図の矢印方向に従動回
転する。上記排出拍車コロ25は、図3に示すように接触
面積の小さいそろばん球のような形状をしており、シー
トPの記録面に接触してもインクが転写されることがな
い材質、例えばプラスチック等が用いられる。上記排出
拍車コロ25の外径D1 は、排出ローラ24の外径D2 より
大きく構成されている。
【0025】また上記送りローラ21から排出ローラ24に
至るシート搬送経路において、搬送ガイド23の上方はガ
イド等を設けずに空間を広く開放してある。従って、記
録後のシートPの記録面を汚すことなく搬送でき、高画
像品位を維持することができる。また前述したように、
図1に示す原稿排出トレイ7は開閉可能であり、該原稿
排出トレイ7はインクジェットカートリッジ14を交換す
る際の他、上記搬送ガイド23上にジャム等により滞留し
たシートPを取り出すための十分な空間を形成してい
る。従ってジャム処理等の理由により滞留したシートP
の取り出し作業を容易に行なうことができる。
【0026】次に上記ファクシミリ装置における記録動
作について説明する。図示しない制御部より記録開始信
号が送信されると、図示しない駆動部が起動して給送ロ
ーラ9及び搬送ローラ10を回転させ、カセット8内のシ
ートPを1枚ずつ繰り出す。シートPは搬送ローラ10の
周面及び反転ガイド12により反転して搬送され、記録部
Dに搬送される。記録部DではシートPはプラテンロー
ラ17及び押圧コロ18によって記録位置に搬送され、キャ
リッジ15を走査させながらインクジェットカートリッジ
14に装備された記録ヘッドよりインクを吐出させて記録
を行なう。記録後のシートPは送りローラ21及び拍車22
により、搬送ガイド23上に沿って下流側に搬送され、排
出ローラ24及び排出拍車コロ25のニップに導かれる。
【0027】上記シートPはカセット8内に収納されて
いる時の放置癖や、経時的なシートP内の水分量変化、
記録時のインク水分加水等の理由により様々な状態に反
り(以下『カール』という)が生ずる。例えば図2にお
いて、シートPの端部が下方にカールした場合にはカー
ル量が搬送ガイド23に規制されて搬送される。しかし、
シートPの端部が上方にカールした場合には、搬送ガイ
ド23の上方に規制するガイドがないため、シートPは高
さhのカールが生じたまま搬送され、排出拍車コロ25に
接近する。
【0028】上記排出拍車コロ25の外径D1 は、排出ロ
ーラ24の外径D2 より大きく構成されているので、カー
ルしたシートPの先端は排出ローラ24より先に排出拍車
コロ25に接触する。ここで、上記カールの高さhがD1
/2より小さければ排出拍車コロ25の回転に伴いシート
Pの先端P′は下方にかきおとされ、排出ローラ24と排
出拍車コロ25のニップにくわえ込まれ、更に下流側に搬
送されてシート排出トレイ26上に排出される。図中、G
はシートPに記録されたインク像を示す。よって、上記
排出拍車コロ25の外径D1 をD1 ≧2hとなるように設
定しておけば、シートPにカールが生じても搬送するこ
とが可能となり、シートPのジャムを低減して安定した
搬送性能を維持することができ、装置の信頼性を向上さ
せることができる。
【0029】〔他の実施例〕
【0030】前記記録装置の他例について図4を参照し
て説明する。尚、ファクシミリ装置の概略構成は前記実
施例と同様であるので、同一部材には同一番号を付して
説明を援用する。以下、排出手段の構成を中心に説明す
る。
【0031】図4において、排出拍車コロ27はステンレ
ススチール等の金属材料により形成されており、その外
周には複数のギザギサ状(鋸歯状)の突起27aが形成さ
れている。上記排出拍車コロ27は、図示しない押圧手段
により押圧されており、突起27aの頂点部27bが排出ロ
ーラ24のゴム部24bに圧接してシートPを搬送するよう
に構成されている。上記排出拍車コロ27の頂点部27bの
外径D3 は、排出ローラ24の外径D2 より大きく構成さ
れている。
【0032】上記突起27aはシートPとの接触面積は極
めて小さいため、インクが未定着でも記録画像を汚すこ
とがない。また上記突起27aは長辺部27cと短辺部27d
とを有しており、回転方向に対しては短辺部27dから先
に回転するように形成されている。従って、上方に高さ
hだけカールしたシートPが排出拍車コロ27に突き当た
った場合、該排出拍車コロ27の回転に伴ってシートPの
先端部を突起27aの長辺部27c及び短辺部27dによって
引っ掛けてかきおとすし易いように構成されている。こ
のため、シートPのカールの高さHが排出拍車コロ27の
頂点部27bの外径のD3 /2より大きくてもかきおとし
が可能で、実験によれば排出拍車コロ27の頂点部27bの
外径のD3 を想定されるカールの高さhとほぼ同一の寸
法以上、即ちD3 ≧hに設定しておけば、シートPによ
り大きなカールが生じても搬送することが可能となり、
シートPのジャムを一層低減して搬送性能の安定性、装
置の信頼性を更に向上させることができる。
【0033】尚、前述した各実施例では記録手段として
インクジェット記録方式を用いたが、記録信号に応じて
電気熱変換体に通電し、前記電気熱変換体によって印加
される熱エネルギーにより、インクに生ずる膜沸騰を利
用してインクに生ずる気泡の成長,収縮により、インク
を吐出口より吐出して記録を行うように構成すると更に
好ましい。
【0034】その代表的な構成や原理については、例え
ば米国特許第 4723129号明細書、同第 4740796号明細書
に開示されている基本的な原理を用いて行うものが好ま
しい。この方式は所謂オンデマンド型、コンティニュア
ス型の何れにも適用可能であるが、特にオンデマンド型
の場合には、液体(インク)が保持されているシートや
液路に対応して配置されている電気熱変換体に、記録情
報に対応していて核沸騰を越える急速な温度上昇を与え
る少なくとも1つの駆動信号を印加することによって、
電気熱変換体に熱エネルギーを発生せしめ、記録ヘッド
の熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結果的にこの駆動信
号に一対一で対応した液体内の気泡を形成出来るので有
効である。この気泡の成長、収縮により吐出用開口を介
して液体を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成す
る。この駆動信号をパルス形状とすると、即時適切に気
泡の成長収縮が行われるので、特に優れた液体の吐出が
達成出来、より好ましい。
【0035】前記パルス形状の駆動信号としては、米国
特許第 4463359号明細書、同第 4345262号明細書に記載
されているようなものが適している。尚、前記熱作用面
の温度上昇率に関する発明の米国特許第 4313124号明細
書に記載されている条件を採用すると、更に優れた記録
を行うことが出来る。
【0036】記録ヘッドの構成としては、前述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路又は直角液流路)の他に熱
作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示する
米国特許第 4558333号明細書、同第 4459600号明細書を
用いた構成も本発明に含まれるものである。
【0037】また複数の電気熱変換体に対して、共通す
るスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示す
る特開昭59−123670号公報や熱エネルギーの圧力波を吸
収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示する特開昭
59−138461号公報に基づいた構成としても本発明の効果
は有効である。即ち、記録ヘッドの形態がどのようなも
のであっても、本発明によれば記録を確実に効率良く行
うことが出来るようになるからである。
【0038】更に、記録装置が記録出来る記録媒体の最
大幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録ヘ
ッドに対しても本発明は有効に適用出来る。そのような
記録ヘッドとしては、複数記録ヘッドの組合せによっ
て、その長さを満たす構成や、一体的に形成された1個
の記録ヘッドとしての構成のいずれでも良い。
【0039】加えて、前述したシリアルタイプのもので
も、キャリッジに固定された記録ヘッド、或いはキャリ
ッジに装着されることで装置本体との電気的な接続や装
置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチッ
プタイプの記録ヘッド等を用いても良い。
【0040】また本発明の記録装置の構成として設けら
れる、記録ヘッドの回復手段、予備的な補助手段等を付
加することは本発明の効果を一層安定出来るので好まし
いものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッド
に対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧
或いは吸引手段、電気熱変換タイプ或いはこれとは別の
加熱素子或いはこれらの組合せによる予備加熱手段、記
録とは別の吐出を行う予備吐出モードを行うことも安定
した記録を行うために有効である。
【0041】またキャリッジに搭載される記録ヘッドの
種類ないし個数についても、例えば単色のインクに対応
して1個のみが設けられたものの他、記録色や濃度を異
にする複数のインクに対応して複数個数設けられるもの
であって良い。即ち、例えば記録装置の記録モードとし
ては黒色等の主流色のみの記録モードでなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成する複数個の組合せによるかいずれで
も良いが、異なる色の複色カラー、または混色によるフ
ルカラーの少なくとも一つを備えた装置にも適用し得
る。
【0042】更に加えて、前述した実施例に於いてはイ
ンクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で固
化するインクであって、室温で軟化若しくは液化するも
の、或いはインクジェット記録方式ではインク自体を30
℃以上70℃以下の範囲内で温度調整を行ってインクの粘
性を安定吐出範囲にあるように温度制御するものが一般
的であるから、使用記録信号付与時にインクが液状をな
すものであれば良い。加えて、積極的に熱エネルギーに
よる昇温をインクの固形状態から液体状態への状態変化
のエネルギーとして使用せしめることで防止するか、ま
たはインクの蒸発防止を目的として放置状態で固化する
インクを用いるかして、いずれにしても熱エネルギーの
記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状イ
ンクが吐出されるものや、シートに到達する時点ではす
でに固化し始めるもの等のような、熱エネルギーによっ
て初めて液化する性質のインクを使用する場合も適用可
能である。
【0043】このような場合のインクは、特開昭54− 5
6847号公報或いは特開昭60− 71260号公報に記載される
ような、多孔質シート凹部または貫通孔に液状又は固形
物として保持された状態で、電気熱変換体に対して対向
するような形態としても良い。上述した各インクに対し
て最も有効なものは、前述した膜沸騰方式を実行するも
のである。
【0044】更に、前述した記録装置の形態としては、
ファクシミリ装置に限らずコンピュータ等の情報処理機
器の画像出力端末として用いられるものの他、リーダ等
と組み合わせた複写装置等の形態をとるもの等であって
も良い。
【0045】尚、前述した記録手段としてインクジェッ
ト記録方式を用いた例を説明したが、本発明は記録方式
はインクジェット記録方式に限定する必要はなく、他に
も熱転写記録方式や感熱記録方式、更にはワイヤードッ
ト記録方式等のインパクト記録方式以外の記録方式であ
っても適用し得る。またシリアル記録方式に限定する必
要もなく、所謂ライン記録方式を用いても良い。
【0046】
【発明の効果】本発明は、前述したように、記録手段か
ら排出手段に至るシート搬送経路は記録面側を開放した
ことにより、記録後のシートの記録面を汚すことなく搬
送でき、高画像品位を維持することができる。また上記
シート搬送経路におけるジャム処理スペースが十分確保
されることから、ジャム処理を容易に行なうことができ
る。
【0047】また前記排出手段はシートを挟持搬送する
一対の回転体を備え、記録面側の回転体の外径D1 を裏
面側の回転体の外径D2 より大きくした(D1 >D2
ことにより、記録後のシート端が上側に反り返っても、
確実に回転体対のニップにくわえ込んで搬送できる。従
って、ジャムの発生を低減して安定した搬送性能を維持
することができ、装置の信頼性を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】ファクシミリ装置の概略構成を示す説明図であ
る。
【図2】排出手段の構成を示す拡大説明図である。
【図3】排出手段の構成を示す拡大説明図である。
【図4】他例に係る排出手段の構成を示す拡大説明図で
ある。
【図5】従来の記録装置の構成を示す説明図である。
【符号の説明】
A…原稿読取部 B…記録部 C…操作パネル D…記録手段 1…原稿載置台 1a…スライダー 2…予備搬送ローラ 3a…分離ローラ 3b…分離押圧片 4a…原稿搬送ローラ 4b…原稿搬送コロ 5…密着型センサ 6a…原稿排出ローラ 6b…原稿排出コロ 7…原稿排出トレイ 8…カセット 8a…本体ケース 8b…中板 8c…加圧バネ 8d…分離爪 8e…後端規制板 8f…サイド規制板 9…給送ローラ 9a…円弧面 9b…平面部 10…搬送ローラ 11…下ガイド 11a,12b…コロ 11b,12c…板バネ 12…反転ガイド 12a…ガイド面 13…シート搬送経路 14…インクジェットカートリッジ 15…キャリッジ 16…プラテン板 17…プラテンローラ 18…押圧コロ 19…上ガイド 20…エッジセンサ 21…送りローラ 22…拍車 23…搬送ガイド 24…排出ローラ 24a…芯金部 24b…ゴム部 25,27…排出拍車コロ 25a…エッジ部 26…シート排出トレイ 27a…突起 27b…頂点部 27c…長辺部 27d…短辺部

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを搬送するための搬送手段と、 前記搬送手段により搬送されたシートに画像情報に応じ
    て像を記録するための記録手段と、 前記記録手段により記録後のシートを搬送・排出するた
    めの排出手段と、を装備し、 前記記録手段から排出手段に至るシート搬送経路は記録
    面側を開放されており、また前記排出手段はシートを挟
    持搬送する一対の回転体を備え、記録面側の回転体の外
    径D1 を裏面側の回転体の外径D2 より大きくした(D
    1 >D2 )ことを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 前記記録面側の回転体の外径Dは、記録
    後に想定されるシート端の反りの高さhに対してD1
    2hに設定されていることを特徴とする請求項1記載の
    記録装置。
  3. 【請求項3】 前記記録面側の回転体の周面は複数の突
    起が形成されており、その外径Dは記録後に想定される
    シート端の反りの高さhに対してD1 ≧hに設定されて
    いることを特徴とする請求項1記載の記録装置。
  4. 【請求項4】 前記記録装置は、記録手段が信号に応じ
    てインクを吐出して記録を行うインクジェット記録方式
    である請求項1記載の記録装置。
  5. 【請求項5】 前記記録装置は、記録手段がインク吐出
    用の熱エネルギーを発生するための電気熱変換体を備え
    ていることを特徴とする請求項4記載の記録装置。
  6. 【請求項6】 前記記録装置は、記録手段が前記電気熱
    変換体によって印加される熱エネルギーにより、インク
    に生ずる膜沸騰を利用して吐出口よりインクを吐出させ
    ることを特徴とする請求項5記載の記録装置。
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