JP2889214B2 - 境界用ブロック - Google Patents
境界用ブロックInfo
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- JP2889214B2 JP2889214B2 JP9243435A JP24343597A JP2889214B2 JP 2889214 B2 JP2889214 B2 JP 2889214B2 JP 9243435 A JP9243435 A JP 9243435A JP 24343597 A JP24343597 A JP 24343597A JP 2889214 B2 JP2889214 B2 JP 2889214B2
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- block
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- engaging
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- Road Paving Structures (AREA)
- Cultivation Of Plants (AREA)
Description
の外形を有し、設置面に定着するための基部を底部に具
備し、長手方向へ連続的に設置して境界を形成するため
のブロックに関するものである。
り、用途も例えば公園や花壇その他の敷地において通路
や立ち入りを禁止する領域などを区画したり、或いは歩
道と車道の境界を形成したりするために、様々な仕方で
使用されている。しかし、いずれの場合も、ブロック同
士を連続的に配列するときにブロック間に生じる隙き
間、つまり目地間にコンクリートモルタル等を充填して
いるのが普通である。ところが、ブロック間の目地を埋
めるコンクリートモルタルには強度が殆ど期待できず、
そのため外力で簡単に剥がれ落ち易いという問題があ
る。
り、その中は外界から或る程度閉ざされているため微小
な生物に住処を提供したり、植物が根をおろす場所とな
る可能性がある。このような観点に立つ場合、従来のよ
うに境界用ブロックの目地を埋める行為はあまり意味が
ないといわねばならない。
の境界用ブロックの目地を構成する端部は垂直に、或い
は配列方向に対して直角に断ち切られている。それ故、
直線状の境界には適してもそれ以外の施工法には向かな
いし、また断ち切られた端部は、目地を埋めずに放置し
た場合、いかにも工事が未完成であるという印象を与え
るという問題がある。また曲線部を施工する場合には、
目地の多用による対応を余儀なくされるため、景観上優
れた材料(ブロック)を使用したにも拘らず目地だらけ
になってしまい、折角の材料の特徴を生かすことができ
ないという問題もある。
目してなされたもので、その課題はブロックを突き合わ
せて連続的に配置することによりブロックの接続作業が
容易化し、かつ目地を埋めなくても完工効果が得られ、
曲線部施工にも容易に対応できるようにすることであ
る。
本発明は、比較的細長い一定の外形を有し、設置面に定
着するための基部を底部に具備し、長手方向へ連続的に
設置して境界を形成するためのブロックについて、隣接
するブロック同士の位置決めのため円弧状の突面からな
る係合突部11をブロック本体10の一端部に形成し、
その係合突部11と係合可能な円弧状の凹面からなる係
合凹部12をブロック本体10の他端部に少なくとも1
箇所形成し、隣接ブロック同士は係合突部11を中心と
して回転可能であり、回転時に接触し限界を規定する端
面11c、12cを係合突部11と係合凹部12に設け
るという手段を講じたものである。
形を有し、設置面に定着する基部を底部に具備したブロ
ック本体10を基本とし、隣接ブロック同士がブロック
本体10の端部の突き合わせで密接するので目地を埋め
る必要がなく、配列を容易化する。
る係合突部11を一端部に有し、その係合突部11と係
合可能な円弧状の凹面からなる係合凹部12を他の一端
部に少なくとも1箇所有するので、ブロック本体同士を
突き合わせたときに隣接ブロックの位置決めがし易く、
直線状、折線状或いは曲線状等、様々な形状に配列し易
くする。特に係合突部11と係合凹部12は互いに係合
可能な円弧状の曲面からなるため、曲線部施工にも容易
に対応できる。
係合凹部12もそれに応じた形状に形成してあるので、
ブロック本体10の端部形状が単調にならず、従来の境
界用ブロックと異なり形状変化があるため目地止め処理
をしなくても美しく仕上がる。また目地を埋めないため
そこが小型の生物や植物の住環境に利用され得る。
設置面に定着するための基部13を底部に有し、長手方
向へ連続的に設置して境界等を形成するために、比較的
細長い平面形状を持ったブロックである。
するブロック同士の位置決めのために、円弧状の突面か
らなる係合突部11が形成される。例示された係合突部
11はブロック本体10の幅、つまりその基部13の左
右両側辺間の間隔にほぼ等しい直径を持った円弧状の突
面によって構成されている。
係合突部11と係合可能な円弧状の凹面からなる係合凹
部12が形成される。係合凹部12は、係合突部11と
の突き合わせにより係合状態で接続する。
は基部13からほぼテーパ状に上方へ突出した装飾部1
4を有している。ブロック本体10の高さと幅の比など
の寸法関係は任意に選択可能であり、境界用ブロックと
しての目的を果たすことができる高さ(及び幅)を有し
ていれば良い。例示の装飾部14は係合突部11と凹部
12が幾何学的形状変化となっていることと、必要に応
じて施される着色のほかは特別の変化のない、すっきり
とした意匠を有する。
2は、基部13から装飾部14にかけての、端部全体に
わたって設けてある。故に図3に示すように隣接両ブロ
ックの端部を突き合わせると、係合突部11と係合凹部
12とはその端部全体で密接し、係合状態となる。図2
中、Sは係合突部11の突端と係合凹部12の凹端との
重なりを示す。
合突部11を上下2段にすると同時に係合凹部12もそ
れに対応して上下2段とした点にある。突部上段11a
には凹部上段12aが係合し、突部下段11bには凹部
下段12bが係合する。突部上段11aは突部下段11
bよりも小径であり、凹部上段12aは凹部下段12b
よりも大径のため突出し、オーバーハング状になってい
る。
端の端面11c、12cで接触するまで突部中心dを中
心として回転可能である。この回転角度θは基本的には
任意であるが、45〜6度とすると施工上好都合なこと
が多い。
ブロックは、ブロック本体10をその長手方向へ並べか
つ係合凹部12に係合突部11を突き合わせ、接続させ
て直線状に、或いは折線状に連続して設置することがで
きる。折線状にする場合の角度は直線から45〜6度程
度まで可能である。
るものであるから、ブロックを突き合わせて連続的に配
置する接続作業を非常に容易に行なうことができ、円弧
状の曲面からなる係合突部11と係合凹部12との係合
接続によって、曲線部施工にも非常に対応し易くなり、
また端部は係合突部11と係合凹部12の凹凸変化を有
し、かつ密接するので目地を埋めなくても十分美麗な完
工効果を期待することができ、従って目地を埋める作業
が不要となり、隣接ブロックは突部中心dを中心に回転
可能であり、かつ係合突部11と係合凹部12は端面1
1c、12cで接触し、回転の限界を規定するので曲線
部施工において曲率が自然に一定する。また僅かながら
存在する目地に相当する部分は生物、植物の住処に適し
た環境となるので生態系にとっても害が少ない等顕著な
効果を奏する。
部平面図。
Claims (4)
- 【請求項1】 比較的細長い一定の外形を有し、設置面
に定着するための基部を底部に具備し、長手方向へ連続
的に設置して境界を形成するためのブロックであって、
隣接するブロック同士の位置決めのため円弧状の突面か
らなる係合突部(11)をブロック本体(10)の一端
部に形成し、その係合突部(11)と係合可能な円弧状
の凹面からなる係合凹部(12)をブロック本体(1
0)の他端部に少なくとも1箇所形成し、隣接ブロック
同士は係合突部(11)を中心として回転可能であり、
回転時に接触し、限界を規定する端面(11c、12
c)を係合突部(11)と係合凹部(12)に設けたこ
とを特徴とする境界用ブロック。 - 【請求項2】 ブロック本体(10)は基部(13)と
そこからほぼテーパ状に上方へ突出した装飾部(14)
を有し、ブロック本体(10)の基部(13)から装飾
部(14)の全部にわたる本体端部に係合突部(11)
及び係合凹部(12)を設けたことを特徴とする請求項
1記載の境界用ブロック。 - 【請求項3】 係合突部(11)は、ブロック本体(1
0)の長手方向に添った左右両側辺間の間隔にほぼおさ
まる直径を有する円弧状の突面からなり、係合凹部(1
2)は、上記係合突部(11)にほぼ対応した直径を有
する円弧状の凹面からなる請求項1記載の境界用ブロッ
ク。 - 【請求項4】 係合突部(11)は上下2段に形成する
と同時に、係合凹部(12)も上下2段に形成し、突部
上段(11a)は突部下段(11b)よりも小径であ
り、これらと係合可能な凹部上段(12a)は凹部下段
(12b)よりも大径である請求項1記載の境界用ブロ
ック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9243435A JP2889214B2 (ja) | 1997-08-25 | 1997-08-25 | 境界用ブロック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9243435A JP2889214B2 (ja) | 1997-08-25 | 1997-08-25 | 境界用ブロック |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7145636A Division JP2794656B2 (ja) | 1995-05-19 | 1995-05-19 | 境界用ブロック |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1080230A JPH1080230A (ja) | 1998-03-31 |
JP2889214B2 true JP2889214B2 (ja) | 1999-05-10 |
Family
ID=17103835
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9243435A Expired - Lifetime JP2889214B2 (ja) | 1997-08-25 | 1997-08-25 | 境界用ブロック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2889214B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7806624B2 (en) | 2000-09-29 | 2010-10-05 | Tripstop Technologies Pty Ltd | Pavement joint |
JP5679619B2 (ja) * | 2004-05-19 | 2015-03-04 | トリップストップ テクノロジーズ ピーティーワイ リミテッド | 舗装目地 |
-
1997
- 1997-08-25 JP JP9243435A patent/JP2889214B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1080230A (ja) | 1998-03-31 |
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