JP2888483B2 - 光記録キャリア及び光データ読み書き装置 - Google Patents

光記録キャリア及び光データ読み書き装置

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JP2888483B2
JP2888483B2 JP61178612A JP17861286A JP2888483B2 JP 2888483 B2 JP2888483 B2 JP 2888483B2 JP 61178612 A JP61178612 A JP 61178612A JP 17861286 A JP17861286 A JP 17861286A JP 2888483 B2 JP2888483 B2 JP 2888483B2
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は光学的に読み取り可能な情報を記録もしくは
消去するトラツクの中心上に読取/書込もしくは読取ビ
ームを維持する装置に係り、より詳細にはトラツクの芯
出し及びカウントを行うトラツキング情報を記録メデイ
ア内に存在させる装置に関する。 <発明の背景> 放射ビームの入射スポツトを情報トラツクの中心に合
せるいくつかの装置があるが、これらの装置にはいくつ
かの制約があり、30cmデイスクに1000Mバイト程度の光
学記録密度を与える商業的に成り立つ装置を得るには高
精度の装置を考案する必要がある。 本発明の好ましい形態において、単一ビームがある角
度でデイスクすなわち記録メデイア表面に指向され、デ
イスク表面で変調された反射ビームを検出器が受光す
る。検出器装置の発生する信号を分析するとトラツク中
心に対するビーム位置及びトラツク内のデータに関する
正確な情報が得られる。もう一つの“シーク”モードに
おいて、同じ信号から交差トラツク数を分析することが
できる。 記録メデイア表面上のトラツクセクターヘツダー構成
のフオーマツト制約が堅持され及び/もしくはこのよう
なフオーマツト制約がトラツク追跡及びカウンテイング
について説明する方法と調和して使用される限り、ここ
に開示する概念は、単独の書き込みビームに対して、反
射ビームを多数の検出器の間で分割して検出することに
応用することができる。 実施例は(レーザ光線の)放射に物理的に応答する反
射メデイア表面を使用している。しかしながら、ここで
説明する新しい有用な構造を使用する限り、反射性及び
伝達性、及び放射に対する物理的もしくは化学的な応答
性を有するメデイアを含むさまざまな形式のメデイアに
応用することができる。 一般的に、実施例に示すように、ディスクメディア
は、“マクター”プレスされ、データトラック(溝)と
非データエリア(一般的に溝を囲むランド)とサーボす
なわち調整エリア(ヘツダと呼ばれ、溝の中心線内及び
その周りに間隔をとつて配置されている)が生成されて
いる。これらは全てデイスクの情報層すなわち面内にあ
る。デイスクメデイアにはデータをマスタープレスする
こともでき、データの読み取り及び書き込みを行うのと
同じ装置を使用してそれ自体がマスタリングを行う光学
ドライブに使用する完全ブランクデイスクメデイアが将
来販売されるであろう。 ここに開示する発明概念はこれら各形式のメデイアの
いずれにも応用することができるが、実施例の説明には
一つの形式しか記載されておらず、書込みによる情報記
録層の検出可能な変調はそこでは“ピツト”と呼ばれて
おり、これらのピツトは異なるメデイアを使用した場合
には隆起や他の表示とすることができる。 放射ビームのトラツク内での中心決定を行う既存の一
種の装置が米国特許第4,271,334号に示されており、そ
れはトラツクの通過時にトラツクの幅内でビーム(もし
くは関連ビーム)を動揺させる。(ビームが中心から離
れるに従つて増大する)反射ビームの平均強度の増大及
び反射ビームの強度変化がトラツクの一方の側のみでデ
イザー信号と位相角を生じるという事実を使用してエラ
ー信号が生成される。その強度の増大量はエラーの大き
さを反映し、デイザー信号と反射強度変化信号間の位相
差の有無によってオフセンタエラーの方向が見い出され
る。米国特許第4,236,105号及び第4,234,837号には“ス
イツチングライン”を見つけ出してサーボ機構に方向変
換を知らせるデイザー装置が記載されている。しかしな
がら、デイザーすなわちアクテイブウオブリングは書込
/読取装置へ容易に実施することを妨げる固有の設計問
題を有している。 米国特許第4,243,850号では、3つの読み取りビーム
スポツトを使用してトラツキングエラー信号が生成さ
れ、外側の2つのスポツトの反射は隣接トラツクの情報
ピツトやヒルと接触すると強度を得失する。この信号は
これらの外側反射ビームを読み取る光検出器対が発生す
る差信号であり、差の絶対値はエラーの大きさを示し正
もしくは負の差の事実がエラーの方向を示す。 他の装置はトラツク縁自体による光の回折を使用して
おり、米国特許第4,232,337号、第4,209,804号及び第4,
100,557号に記載されたプツシユプル信号と呼ばれるト
ラツク追跡エラー信号を発生する。これらの装置の難点
について後記するが、基本的にビーム整合の不正確さに
よりプツシユプル信号に発見不能な欠陥が生じ不正確な
トラツキング測定となる。 他の装置はトラツク中心に埋め込まれた情報ピツトの
線に関するデイスクトラツク表面構造のウオブリングに
より生じるエラー信号を使用している。このエラー信号
は米国特許第4,135,083号(第8欄の初め)に記載され
ているような直線径路上にデータピツトがあるウオブリ
ング溝もしくはオランダ特許第8,000,121号、第8,000,1
22号、第8,103,117号及び第8,102,621号に記載されてい
るようにトラツクの周りにデータ径路中心線のどちら側
かに所定の間隔で連続的に配置された一連のオフセンタ
ー予書込データピツトにより生じる正弦状変動により生
じることがある。アクテイブウオツブルすなわちデイザ
ーリング技術に付随する問題を解消しながらこのような
連続“パツシブ”ウオブリング技術を使用すると、主と
して関連ビームスポツトが最初にウオブル周波数に位相
固定するように追跡を行わなければならずしかも信号/
ノイズ比が低いため(ウオブル周波数の)トラツキング
信号の検索や分析は困難となる。米国特許第4,456,981
号で所望されているように、溝自体をウオブルさせるよ
りも、タイミングやトラツク追跡のために多くのピツト
が必要とされる場合には、ウオブルされたピツトに隣接
する溝内にはデータを書き込むことができないため、デ
ータに使用できるデイスクスペース量が低減されてしま
うだろう。従来技術に見られる唯一の省略されたウオブ
ルピツトパターンは米国特許第4,428,069号に開示され
ているが、それは不正確さを修正する手段は提供せずプ
ツシユプル信号やここに開示される多くの改良点も示さ
れていない。(中心決定のためにヘツダ内にウオブルド
ピツトを使用することは磁気記録技術にも見い出すこと
ができ、例えば米国特許第4,472,750号を参照された
い)。 一つの装置には修正エラー信号が記載されている;米
国特許第4,476,555号。この特許では“中央開口信号”
(記録媒体から反射されるビームを複数の検出器で検出
した場合に、それらの検出器の出力を加算して得られる
信号をいう。)にほぼ対応する“トラバース”信号がカ
ウンタ及びRAMで使用されてデイスクの1回転ごとに1
回トラツキングエラー信号を修正するが、本発明ではト
ラツキングエラー信号を連続的に各ヘツダーで修正す
る。“トラバース”信号を中央開口信号と仮定しても、
それがどのようにして引き出されるかは示されていな
い。本出願では、信号を復調して修正トラツキング情報
を得る方法だけではなく、中央開口信号を用いて修正信
号を発生するための限定事項が教示且つ請求されてい
る。 トラツキング信号を修正するもう一つの装置が欧州特
許出願第EP0099576A2号に記載されている。この装置は
トラツク溝内の不連続性すなわち平坦ミラーエリアを使
用しており、そこから引き出されるプツシユプル信号が
プツシユプル信号を修正する。それは書込データ及び反
射光線レベル変動による信号強度変動問題は処理しな
い。またブランクすなわち“ミラー”エリア位置内のエ
ラーやこのような“ミラー”エリア周りの欠陥の処理方
法も取り扱つていない。 (低周波プツシユプル信号で見られる)トラツクや溝
の一方もしくは他方側へそれるビームにより生じる回折
パターンは非修正時にトラツク追跡を測定する際の信頼
度を低下させることが判つた。これは光検出装置の中心
に対する反射ビームの位置の変移及び変移の原因を検出
不能なためである。これらの変移は光学系の不安定性、
機械的変位もしくはレーザビーム強度分布自体により生
じる。本発明では、トラツク追跡信号がプツシユプル信
号と修正信号の組合せであるためこれらの問題が解決さ
れる。両方の実施例において、修正信号は被追跡情報ト
ラツクのヘツダ構造により変調されるリターンビームか
ら引き出される。 本発明の一実施例において、プツシユプル信号と結合
した、ウオツブルすなわちオフセンターラインピツトも
しくはホールの短いパターンを使用して修正トラツキン
グエラー信号を生成している。オフセンターラインピツ
トによる変調は全反射ビームから引き出される中央開口
信号に見られる。それはプツシユプル信号を使用してト
ラツク交差のカウントも行つている。 本発明の別の実施例では、前記ウオブルドピツトでは
なくプツシユプル信号を修正するためにトラツクセクタ
ーヘツドの溝内の非連続性を使用している。本実施例に
おいても、各トラツク上をビームスポツトが交差するこ
とにより生じるプツシユプル信号変化のカウントを相対
トラツクアドレスの決定に使用することができる。しか
しながら(不連続性を使用しない場合の最初の実施例の
ように)連続溝を使用する場合には、トラツク交差(す
なわちシーク)速度に理論的制約はないが、トラツクに
不連続性がある場合にはそれを越えると正確なトラツク
カウントが不可能となるようなシーク速度限界がある。 どの実施例を使用するかの判断は前記した事柄を含む
さまざまな配慮及び製作コスト等の要因に依る。もちろ
ん、第1もしくは第2のメデイア実施例を復号する前記
電子装置セツトを前記2つの基本的な高データ密度メデ
イアの構造のいずれかと作動する一つのシステムに含め
ることができる。 <発明の概要> 基本的に、本発明は記録デイスクメデイア上にフオー
マツト化された表面を提供し、それはこの表面からの反
射ビームをトラツク追跡信号の発生と修正及びトラツク
カウント信号の発生に使用できるように配置されてい
る。また、これらの信号の発生方法も提供される。これ
らの信号を使用してサーボ機構を指令し、情報トラツク
中心に対するビームの位置決めの動的調整及び再調整を
行うことができる。 いくつかの実施例において、データトラツク溝の正弦
波形状をした床部からの反射によりクロツク信号が与え
られる。セクター内にサーボエリアを使用したこれらの
実施例では、タイミングピツトがクロツク発生に使用さ
れる。データを表わすピツトはトラツク溝の中心に書き
込むことができ、サーボ情報を与えるピツトは両側ヘウ
オブルするかもしくはヘツダーエリア内の中心線上に書
き込むことができる。これらのサーボピツトは公知のフ
オーマツト(もしくはパターン)で書き込まれ、このフ
オーマツトの受信が監視される。プツシユプル信号によ
り与えられるトラツク追跡修正は、想定パターンと一致
しない範囲にまで使用されることはない。第2の実施例
では、ヘツダーエリア内の不連続性がトラツク追跡信号
の修正に使用され、2つの別個のパターンが教示されて
いるので、異なるデイスクサイズや応用に使用すること
ができる。 本発明においては、トラツクシーキング動作により放
射ビームをデイスク表面上で放射状に移動させる時、プ
ツシユプル信号の正弦波状変化を用いて、簡便なトラツ
クカウント信号が得られる。 プツシユプル信号は前記米国特許第4,232,337号、第
4,209,804号及び第4,100,557号に記載されているが、基
本的にそれは反射ビームの中心両側の強度差の測定値で
ある。これらの強度差は反射ビームの回折パターンの変
化による。これらの変化はトラツク中心線に対するビー
ムスポツトの横方向位置に依存する。この回折パターン
はトラツク側のランドから反射されたビーム部分とトラ
ツク床部から反射された部分との位相差による。 <実施例> 第1図にいわゆる“溶発性”メデイアを使用した代表
的記録デイスク10を示し、そのセグメントを拡大して詳
細を示している。前記したように、これは代表的なメデ
イアに過ぎず、さまざまなメデイアを使用してここに開
示する概念の利点を享受することができる。拡大図はそ
れぞれトラツク13及び15に現われるように配置されたデ
ータピツト30及びサーボピツト40を示す。トラツク13に
は不連続部39も示されている。書込む前の情報やデータ
トラツクは予溝として知られている。記録メデイアの情
報面すなわち層上の各トラツク間には例えば第1図にお
いてトラツク13と15間のランド14のようなランドがあ
る。情報トラツクは記録メデイア10の情報面上に同心も
しくはスパイラルパターンとて配置することができる。
(トラツクは滑動平面メデイアもしくはテープ上に平行
シリーズとして形成することもできるが、現在そのよう
なメデイアは放射に基づくデータ記憶には使用されな
い)。 一般的に、ピツト30及び40が実施例の記録メデイア表
面上に書き込まれるピツトを表わす。使用する特定メデ
イアによつては“ピツト”の性質が変ることがある。最
小限、メディアからの、あるいはメディアを通る入射発
光ビームの伝達または反射を許可、変更、または不能と
する「変化」、「変調」、または「変換」が必要であ
る。すなわち、どんなメデイアであれ、変調の徴候(本
願においてはピット)は、残りのメデイア情報層とは異
なる影響を入射発光ビームに及ぼしその差が検出できな
ければならない。さまざまなメデイアにおいて、情報層
はデイスク表面にあつたりデイスク内のある面にあるこ
とをお判り願いたい。本発明の教示することろから逸脱
することなく、データトラツク及び非データエリアの形
状は異なる構造として他のメデイアに適応させることが
できる。要約すれば、本発明は多くの形式のメデイアに
使用できる。 実施例において、ピツトは非反射性であり、デイスク
は情報面内のその他全ての点で光学反射性である。この
ようにして、ビームスポツトが通過する時ピツトは結果
として生じる信号値に変調を生じる。 第1図の情報層19の拡大部の断面図である第2図は、
実施例において記録メデイアの表面に書き込んだピツト
とランド及びトラツクを示す。情報層19は透明光重合ラ
ツカー層18に被覆されている。実施例において、層18上
にはレーザや他の放射を容易に通すことのできるガラス
等の実質的に透明な基板層18aを構造上の強度を高める
ために設けることができる。代表的におよそ0.9μm幅
でトラツクの中心線内に適切に書き込まれるデータピツ
ト30はトラツク13の両縁を越えて延在する。同様に、ウ
オブルピツト40は一部ランド16を抹消しデータピツト30
と同程度のサイズである。12,14等のランドはおよそ1
μm幅であり、トラツクはおよそ0.6μm幅である。実
施例において、情報層19(溶発面)は記録メデイア構造
の全面上に沈積された反射性テルリウムもしくはロジウ
ム層であり、溶発して孔もしくは(データピツト30等
の)ピツトを形成し適切な強さの放射すなわちレーザビ
ームがメデイアの記録面、層19に衝突する。例えばトラ
ツク11のトラツク溝の平均深さは放射ビームの波長の1/
8に等しい。この深さはビームの回折により極めて明白
な“プツシユプル”信号を生じる。このプツシユプル信
号を使用してトラツク追跡情報を生成することは従来技
術で公知である。米国特許第4,209,804号参照。 いくつかのトラツク上をデイスクの半径方向にビーム
が移動する時の迅速なプツシユプル信号変化により、高
周波成分のプツシユプル信号がシーク(トラツク交差)
期間中に生じる。このようにして、正弦波信号が生じ、
この信号の各周期が、ビームが一つのトラックと交差し
たことを示している。ところで、ユーザが書き込むデー
タピツトは高周波数において前記プツシユプル信号の質
に悪影響を及ぼすことがあり、高速シーク時に正確なト
ラツクカウントを妨げることがある。これは、例えば米
国特許第4,464,714号に記載されているようないわゆる
“無直流”周波数スペクトルを有する適切なデータ変調
を選定して一部排除することができる。 トラツク追跡のためには、プツシユプル信号の低周波
成分を用いたのでは正確でないかもしれない。プツシユ
プル信号の有効性は、デイスク表面から戻つたビームが
光検出器の中心線に対して変移することにより変化す
る。これらのビーム変移は光学機械的不安定、レーザポ
イント不安定、デイスク自体の傾き、アクチュエータの
変位、レーザビーム分布の強度変移及び他の原因によ
る。 本発明を使用するデータ読取/書込装置では、第5図
に示すような光学系が使用され易い。レーザ50がビーム
52を発生しそれは一般的な光学径路57へ指向され偏光ビ
ームスプリツタ51により1/4波長板4及び対物レンズ55
へ通され、ビームスポツト70においてデイスク10により
反射及び変調され対物レンズ55へ反射されて反射ビーム
53となり、それは異なる光学径路に沿つて1/4波長板4
及び偏光ビームスプリツタ51を通つてクワド検出器(四
角形の検出器)80に衝突する。光学径路57全体がアクチ
ュエータ・サーボ手段56に応答して、デイスクに対して
ディスクの半径方向に移動できる。 第6図にビームスポツト70においてトラツク11から反
射して反射ビーム53を形成するビーム52を示す。クワド
光検出器80の輪郭を反射ビーム53の遠方に示し、それは
クワド検出器80上に干渉縞を生じる0次回折エリア53′
及び1次回折エリア53″、53を受光するように配置さ
れている。第6図に示す干渉縞は適切に一致及び中心決
めしたビーム52を表わしている。干渉縞の暗い部分72及
び73の均一性によりクワド検出器80の両側から均一な信
号が生じる。 オフトラツク干渉縞を第7図に示す。オフトラック干
渉縞は、ビームスポット70がトラック11の中央線上にな
いときに発生する。反射ビーム53がクワド検出器80の中
央に向けられているため、0次ビームスポツト71はまだ
クワド検出器80の中央にある。0次ビーム53′とプラス
1次回折エリア53″の干渉を干渉スポツト72に示し、一
方(0次及びマイナス1次回折ビーム間の)干渉縞の暗
い部分はエリア74にあるため、クワド検出器80のそつち
側には弱い信号が生じる。第7A図は適切に調整した装置
において、トラツク11に対して第7図の干渉縞をクワド
検出器80上に生じるビームスポツト70の位置を示す。 プツシユプルトラツキングエラー信号はクワド検出器
の一面及び他面から生じる信号間の強度差である。エラ
ーの方向と大きさは信号間の差の符号と値で与えられ
る。 反射ビームとその回折及び干渉縞が光検出器ダイオー
ド(クワド検出器80)と正確に調整されていないか、も
しくはビーム強度がスポツト70全体にわたつて適切に分
布されていない場合には、非修正プツシユプル信号に依
存する方法を使用して偽トラツキングエラー信号が発生
されることが容易に判る。本発明はいくつかのメデイア
構成によりこれらのエラーを連続且つ自動的に自己修正
する手段を提供する。 次に、トラツク追跡信号の修正に使用できるメデイア
のフオーマツトのバリエーションについて説明し、続い
てそれらを実施例に使用する方法について説明する。 一般的に、関連するバリエーションはセクターヘツダ
エリアで生じ、情報トラツクはこれらのヘツダ及び関連
して隣接するデータ記録セクターに分割されている。 代表的なセクターヘツダを第4図に示す。ウオツブル
ドオフセンターピツトが想定パターンを与えそれが次の
ようにエラー信号を発生する。まず、オフセンターピッ
トパターンを有する一つのフォーマットを想定する。オ
フセンターピットパターンは読み取りによって確認でき
る。単位長のトラツクについて少数のヘツダーを使用す
る場合、この確認は重要である。 次に、このようなセクターヘッダエリアにおけるトラ
ッキング方式の例として、いわゆるサンプルサーボトラ
ッキングについて説明する。読取パターンを示す信号
が、一方の側のみにおいて想定ピットを見つけそこなっ
た場合、もしくは、一方の側の想定パターンを通過して
確認する時の信号が他方の側の想定パターンを通過して
確認する時の信号よりも弱い場合には、強い方の信号を
有するトラックの側をビームスポットが一層追跡するこ
とは明白である。 トラツクの不連続部は別の方法で類似の機能を提供す
る。不連続部は、トラック部に比べて強い1次回折ビー
ムを発生しない平坦な反射面であっても良い。その場
合、クワド検出器上には、主に0次ビームスポット71が
存在する。ビームの位置がずれていると、クワド検出器
上の0次ビームスポットが中央からずれて、トラック以
外の場所においてもクワド検出器にゼロでない差信号が
発生する。この差信号はプッシュプル信号に異常をもた
らし、ビームスポット70のトラッキングが中央の線から
外れる結果となる。この差信号を補償するためのサーボ
回路は、前記ウォッブルドピットパターンを使用するも
のとは別のものでなければならない。前記いくつかの不
連続パターンを使用する必要のある装置にも相違点があ
り、主な相違点は不連続部がヘツダーのみにあるものと
データエリア内の特殊サーボバイトに存在するものとの
相違点である。 第4図は2つのトラツク11及び13を示し、その各々の
セグメントがヘツダーのみにサーボ情報(変調)を有す
る前記2つの実施例を示している。トラツク13はウオブ
ルドピツト29を有し、トラツク11は不連続部41を有して
いる。図中の拡大された部分はトラツク13からのヘツダ
ー24とトラツク11からのヘツダー44を示している。同期
化ピツト25,45、クオリフアイアピツト26、46及びアド
レスピツト27,47を使用するのは後記する拡張のためで
ある。トラツク13は点28では不連続性となることもあ
り、そこでは各ウオブルドピツトパターンはこのような
ヘツダーから修正トラツキング信号を引き出す能力に影
響を及ぼすことなく存在することをお判り願いたい。図
示する様なトラックの各サイドの2ピットを有するパタ
ーンは、任意のウォブルドパターンと同様にトラッキン
グエラー信号を発生するのに役立つ。ウォブルドパター
ンは、光システムで読み取ることができ、トラックの各
サイドに同数のピットを有する等により平衡していて、
トラッキングエラー信号を発生するのに役立つことは既
に知られている。 スポツトがトラツク中心線に沿つて移動しておれば、
左右ウオブルドピツト位置を通過する時の平均和信号は
等しくなる。右側通過時の損失が大きければ、スポツト
はトラツク中心線の右側に向つて中心決めされているこ
とが明白である。 実施例のトラツク設計の詳細は代表的トラツクの中心
に沿つた部分を示す第3図を参照されたい。トラツクの
正弦波形状をした床部21はトラツクの全長に沿つて延在
しており、この床部のサイズと方位は点22がピークを表
わし点23が次のピークを表すことを考えれば理解できる
と思う。クロック発生に利用できる正弦波形状をした床
部を使用して同期化情報を発生することにより電子装置
がどんな速度でデータを想定するかを“知る”ことは従
来の光学デイスク記憶装置で良く知られている。 不連続トラツクを有する実施例を使用するか連続トラ
ツクを有する実施例を使用するか、あるいはどれだけの
ウオブルドピツトをトラツクの各面に使用するかという
ことは記憶メデイア上にこのようなパターンを生成する
ユーザの能力を含む多くの要因に基いている。不連続部
を使用してトラツキング信号を修正する実施例では、ウ
オブルピツトを完全に省くことができ、次に“ゼロイン
グ”すなわちビームスポツト70が不連続部を通過する時
に(不連続部において)干渉格子のないプツシユプル信
号のオフセンター値を見つけて適用することにより修正
信号を発生することができる。これらの不連続部はブラ
ンクエリアと呼ばれるトラツクセクターヘツド内に設定
された平坦な反射面である。第4図に示すような全ての
実施例において、トラツクセクターヘツダは各トラツク
の長さに沿つて互いに所定間隔で書き込まれている。各
セクターヘッダの構成及びパターンと共に、セクター間
の距離即ち各セクターヘッダ位置間の正弦波クロックの
ピーク数を知ることによって、この光システムを使用す
るデータ記録再生システムは、クロック信号だけでなく
プッシュプル信号、修正信号、トラックカウント信号及
びデータ信号を読取信号から発生することができる本発
明は、トラツク溝にクロック発生用の正弦波形状をした
床部を使用しない実施例も包含しており、それについて
は後記する。 トラツク交差カウント決定を説明するために第10図を
参照とし、ここではトラツク13の他面上で2つのウオブ
ルピツト31,32と、スペーサ33と2つのウオブルピツト3
4,35を使用しているウオブルパターンが4本のトラツク
上の4つのトラツクセクターヘツダのコース上に連続し
ている。このウオブルパターンは読取スポツトの径路の
中心線A、B、C、Dがトラツク交差(シーク)モード
でトラツクの縁を交差する時に第10A図、第10B図、第10
C図及び第10D図のタイミングパターンを変えるように示
されている。結果として生じる信号のピークからピーク
へのカウントもしくは信号の任意の一周期測定からスポ
ツトが一つのトラツクから次のトラツクへ交差したこと
を容易に知ることができる。 左、スペース、右、スペース、左、スペース、右、ス
ペースのシーケンスからなり間に空白(非書込)トラツ
クセグメントを有する両側の2対のダブルウオブルスツ
ポトパターンが一つの満足なパターンを構成している。
4つのタイミングスポツトの縦方向長さで放射状にトラ
ツクを交差させることができるようなトラツク交差速度
であつても、このようなシーケンスでプツシユプル信号
によりトラツク交差カウントが消失されることはない。
(同じウオブルパターンを有する完全に連続的なトラツ
クはトラツク交差速度のこの制約をも解消させる)。第
10図及び第10A図の実施例がトラツク交差カウントを一
般的に示すものとすると、第10A図の実際のピーク3は
第10図の線Aと位置5の交差点で生じ、線Aとトラツク
15の左縁位置6との交差点にはトラフ2がみられること
が判る。同様な機能はそれぞれ第10B図、第10C図及び第
10D図の線B、C、Dにも観察される。点線A、B、
C、Dはこのような不連続部のないトラツク上の同じ交
差点から生じる信号を表わしている。このようにして、
いずれの場合にも、各中心線が1本のトラツクと交差す
ると一つの正弦波信号が発生し、これらの正弦波をカウ
ントすると交差トラツク数が得られる。タイミング図は
明確にするため三角状とされており、プツシュプル信号
は実際上はもつと正弦状に生じる。 ここで第11図及び第11A図を参照として、トラツク追
跡に使用する直流もしくは低周波プツシユプル信号変動
の性質を説明する。第11A図の線Eは第11図の線(e)
に沿つて中心が移動するビームスポツトを使用して正確
に調整した装置から引き出されるプツシユプル信号であ
る。このプッシュプル信号は、前述したように、反射ビ
ームの両側の強度差を測定したものであるから、一方の
側の反射ビームが他方の側の反射ビームよりも強いとき
にマイナスの値をとり、両側の反射ビームの強度が等し
いときにゼロとなり、一方の側の反射ビームが他方の側
の反射ビームよりも弱いときにプラスの値をとるので、
第11図の線(e)の両側の反射状態に応じて、第11A図
に示すような波形となる。第11図はここに教示すること
に従つて配置されたクオリフアイアピツト204、アドレ
スピツト205、不連続部206及び同期化ピツト207及びデ
ータエリア208を有する3つの放射状に隣接するヘツダ
エリア201、202及び203の構成例を示す。 不連続部を使用する全ての実施例において、不連続部
からのビームの反射はビームスポツトが溝エリア上にあ
る時間中の反射よりも強度が高く、且つ書込みエリアか
らの反射の強度よりも高いことが(反射メデイアを使用
して)容易に判る。 この事実のため、信号強度の変動を補償して前記3つ
エリアからの信号を混合するための自動利得制御が必要
とされる。 これを説明するために、不連続部に基づく実施例であ
って多くのヘッダーを使用するものの適応について第4A
(i)図、第4A(ii)図、第4A(iii)図、及び第4B
(i)図、第4B(ii)図及び第4B(iii)図を参照とし
て説明する。この不連続部を使用することにより、デー
タエリア全体にわたって発生するプッシュプル信号をト
ラッキング信号の一部として使用する必要性がなくなる
ため、これらの図に示す実施例はデータの存在を補償す
る利得制御を必要としない。 特に、ブランクエリアすなわち不連続部314は第2の
サーボバイト311の位置2〜11に見られる。第4A(iii)
図の和信号299に示すように、その終端の明確な表示は
位置12に書き込んだピツトにより与えられる。和信号は
また、位置1の予溝エリアと位置2(フルブランクエリ
アの第1位置)との反射率の差を示す。これを見れば、
両者の差は小さい。一方、予溝エリアにデータ信号が記
録されている場合には、和信号の直流オフセットの影響
を受けるプッシュプル信号は、連続的な自動利得制御を
行わなければ見失われてしまうことは明白である。非書
込予溝エリアから発生される信号とブランク(すなわち
不連続部)だけをトラツキングに使用する場合には、こ
れら2つのエリアの信号間の利得差は実質的に一定であ
る。 従来技術で知られているように、高い読取パワーレベ
ルを使用するとデータエリアが損われることがある。ブ
ランクエリア(不連続部)信号が読取パワーレベルをチ
エツクするのに使用され、高過ぎる場合にはレーザレベ
ルを下方に調整して補助的な利得制御回路を確立する。 本発明は、プッシュプル信号を発生するのにデータエ
リア全体を使用する必要はないこと、及び、データエリ
ア全体を使用しないでどのようにして適切なトラッキン
グを達成できるかを教示するものであるが、同時に連続
するプッシュプル信号をトラッキングの修正に利用でき
ることも示し、その手段について説明する。 簡単化された利得制御を提供するに際し、第4A図と第
4B図において提案されたフォーマットは、それらのフォ
ーマットを使用するシステムに様々な方面で影響を及ぼ
し、他にもこれらのフォーマットのために考慮すべき点
が沢山ある。第1に、第4A(ii)の概説から始めてフオ
ーマツト自体を完全に説明しなければならない。本図に
は第4図のトラツクセクターと同じと考えることのでき
る一つのトラツクセクター内のデータエリアセグメント
を示す。ヘツダーエリアは正規のトラツクアドレス、セ
クター及び同期化情報を含むものと考える。通常セクタ
ーヘツダエリアに続く各セクターデータエリアは各々が
各セグメントの先頭に2サーボバイト319を有するセグ
メント1及びセグメント2等のいくつかのセグメントに
分割される。各セグメントが16バイト長であれば、この
ようなセグメントの最終14バイトはユーザデータに利用
できるものと考えられる。選定されたセグメントのサイ
ズはセクターサイズ、書込データに使用する変調コード
のサイズ及び所要サーボバイト対の繰返量に依存し、従
つて単位時間当りのサーボエリアのサンプリングは充分
でありサーボ応答の遅相はサーボ機能を損うほど大きく
はならない。所要サーボバイトエリア量を決定するもう
一つの要因はユーザデータを書き込む必要性もしくはユ
ーザデータスペースの利用可能性である。 また、このサーボバイトフォーマットにより、後述す
るようにサーボエリアがヘッダーエリアのみならずデー
タエリアにも設けられることとなるので、クロックを発
生するためのトラックのユーザデータエリア及び溝エリ
アにおける正弦波形状をした床部が不要となる。しかし
ながら、後記するクロツキング法を使用する場合には一
つのトラツクと隣接トラツクとの間でこれらのサーボバ
イトを一列に維持するのが望ましい。そうすることによ
り、トラツク追跡中だけでなくトラツクシーキング中に
も、このようなメデイアを使用したシステムが正確なク
ロツキングを行うことができるようになる。 ヘツダーエリア内にないサーボバイトのブランクエリ
アや不連続部を使用する簡単な構成を第4A(i)図を参
照として説明することができる。 最初に、各「バイト」(サーボエリアのサーボバイト
310及び311を含む)を15スペースに分割することを理解
されたい。これは、情報の各バイトすなわち8ビットに
ついて、ホールのために利用可能な15スペースの中のあ
る数のスペースのみにデータを書き込むことのできる1
つのデータ変調コードを表している。また、どんな変調
コードを使用する場合でも、サーボバイトにおけるサー
ボ型変調は、その変調コードにおいて認識可能な16種の
変調形式のいずれにも該当しないように注意すべきであ
る。この特有の信号は、クォリファイア信号として使用
することができ、例えばクロック発生、フォーカシン
グ、トラッキング、和信号レベル、レーザ読取レベルを
含む全てのサンプルされた信号について各サーボバイト
対の通過の際に通常生じる更新は、このクォリファイア
信号によりディスエーブル(禁止)することが可能であ
る。本例において使用される変調コードでは、通常のデ
ータバイトについては位置4にピットは許されないた
め、第4A(i)図に示すように、サーボバイトについて
は位置4(ピット316)の後の予溝315と、その後のブラ
ンクエリア314がサンプルされて、先に述べたようなサ
ンプル信号のレベルをセットする。第2サーボバイト31
1の位置12においてピツト317が検出されると、クロツク
が更新され、データエリア内にサーボバイト対が生じる
たびにクロツクを常に再同期化させることができる。ク
ロツキング回路に誤トリガーを生じることのある読取信
号の遷移を避けるために、位置12のクロツキングホール
はブランクエリア(すなわち不連続部)のすぐ後に置か
れていることをお判り願いたい。これにより、サーボが
ヘツダーエリアにしかない実施例を参照としたクロック
発生用の正弦波形状をした床部を使用することなく極め
て正確な同期化を行うことができる。 クロック発生用の正弦波形状をした床部を使用しない
利点はいくつかある。本発明はクロック発生用の正弦波
形状をした床部を使用しないため、ユーザデータホール
はクロツクのいかなる部分も破壊することはなく、従つ
てこの種の破壊によるビツト密度の制限はない。従つ
て、不均一に分布されたユーザデータホールによりクロ
ツクプル(干渉信号によりPLLが安定状態から離れた状
態に引き込まれること)を生じるような信号成分を生じ
ることはない。さらにクロック発生用の正弦波形状をし
た床部の波の数によりユーザデータに課されるビツト密
度制限は存在しない。クロック発生用の正弦波形状をし
た床部は光学デイスクドライブ分解能限界もしくはその
付近で書き込むことができ、従つてビツト周波数が増大
するとこのような装置のクロツクを分解するのが困難に
なることがある。サンプルされたサーボバイトにはこの
問題がない。また、ユーザデータ変調コードは、クロッ
ク周波数において周波数スペクトルをゼロとする必要は
ない(ゼロ信号パワー成分とする必要はない)。さらに
予溝のクロツク発生用の正弦波の振幅と書込検出中の直
接読取りとの間で妥協を行う必要もない。 サーボバイト実施例及びこれらのサーボバイトのフオ
ーマツトデザインを使用する際、第4A(i)図を参照と
して他の注意点を指摘することができる。使用する2点
はサーボバイトに隣接して書き込まれるユーザデータホ
ールがクロツクプルを生じないような位置に選定しなけ
ればならない。15個の位置コード内の自由な(ユーザデ
ータホールを含まない)3つの位置(第1のサーボバイ
ト310内の位置1、2、3)が、クロックプルの可能性
を解消するのに充分な自由スペースを与えると考えられ
る。大概の信号のサンプリングはブランクエリアでなさ
れるため、正確な検出を行うのに充分な長さにすると共
に第10図を参照として説明した信頼度の高いトラツクカ
ウンテイングと干渉しないよう充分短くなければならな
い。 サーボバイトを使用した実施例においては、ブランク
エリアにおけるプッシュプル信号がDCオフセットレベル
を決定するのに用いられ、予溝エリアにおけるプッシュ
プル信号が非修正トラッキングエラー信号を発生するの
に用いられるため、第1のサーボバイト内の自由な予溝
エリアはプツシユプル信号内に直流オフセツトを位置決
めするのに充分な長さに選定しなければならない。しか
しながら、サーボバイトの“クオリフアイイング”パタ
ーン(例えば、第4A(i)図の第1のサーボバイト310
におけるパターン)が適切に検出されず、充分なトラツ
ク長が経過して適切なトラツクセンタリングが失われる
場合には、非修正連続プツシユプル信号を一時的にトラ
ツキングに使用することができる。非修正プツシユプル
信号の同様な使用は不連続性のあるヘツダにも適用でき
るが、この場合にはプツシユプル信号をチエツクする不
連続部が遥かに少いため、この非修正信号の使用ではク
リティカルになり、クオリフアイア変調なしではトラツ
キングが完全に失われることがある。 第4B(i)図及び第4B(ii)図はウオブルドピツト31
8をオクリフアイア信号の1パターンとして使用する第4
A(i)図に示すパターンの変化を示し、これはヘツダ
ーエリア内のウオブルドピツトに関して前記したトラツ
ク追跡に使用することもできる。しかしながらこれらの
実施例では、クロツキングは第4A(i)図に関して説明
したように行われ、ブランクエリアは、電気系や光学系
におけるオフセットの補償に供することにより、トラッ
ク修正及びサンプルされた信号(フォーカス、レーザレ
ベル、4つのクワドの強度変化及びクワドの和レベル)
のサンプリングに利用することができる。第4B(ii)図
に示すフォーマットは、第4A(i)図及び第4B(iii)
図に示すフオーマツトと同様に、一つの簡単なレーザマ
スタリングマシンで書き込むことができる。第4B図を参
照として、単位トラツク長当り充分多くのサーボバイト
があるという事実により、ウオブル信号を使用してトラ
ツキング信号を完全に引き出すことができる。第4B(ii
i)図は高速トラツクカウンテイングを必要としない場
合に使用できる2つのサーボバイトフオーマツトを示
す。 記載するさまざまなフオーマツトタイプに対して、検
出器からの関連信号を分析するのに異なる回路を使用し
なければならない。 本発明がウオブルドすなわちオフセンターピツトを使
用する場合には、(第8図を参照として)トラツク追跡
信号は一般的に次のように生成される。 正電圧が抵抗器R1を介して検出器80の両カソードに加
えられる。 本発明のこのような検出器の機能に必要な最小構成で
あるため、ここで検出器80はスプリツトフオトダイオー
ドすなわち入射放射検出器対として示されている。(通
常、フオーカス能力を最適化し且つ本発明に毛関係な他
の理由によりクワド検出器が使用される。クワドの左及
び右側の2入力と2出力を単に一緒に接続することによ
り、ここに示すものと等価のものが得られる。) 検出器80により検出される変調の和が増幅器108の入
力に生じ、その出力はメデイアから戻るビームの全体変
調の反射である“中央開口”信号である。この信号を位
相固定ループ及び関連するデータ復調論理を有する回路
111に通すことにより、入力信号はシステムクロツクと
同相とされる。データ信号及びタイミング確認信号が線
97上に生じる。タイミング論理102はセクターヘツダ中
に生じる現在同相の中央開口信号の一部をクオリフアイ
ア101に通す。タイミング論理102は所定パターンを回路
111と同相かチエツクする。従つて、セクターヘツダ中
に線102a上のクオリフアイア101に単に信号を出すこと
ができ、クオリフアイア101はこのようなセクターヘツ
ダ中に線97bを介して受信できる信号のこの部分を読み
出すことができる。しかしながら、実施例では、このよ
うなセクターヘツダ中に線97aからのこの信号をタイミ
ング102を介して線102a上のクオリフアイア101へ通す。
いずれの方法も作動する。クオリフアイア101はノンシ
ークモード、すなわち線103によるトラツク追跡状態中
イネーブルされる。イネーブルされると、(第4図、第
11図に関して前記した)セクターヘツダに埋め込まれて
いるクオリフアイアコードが予想するものと一致するか
どうか検出され、一致する場合のみ、サンプルホールド
ゲート90はウオブル信号を低減濾波器99へ通すことがで
きる。 増幅器108からの中央開口信号も左右ピーク検出器84
及び85へ供給される。これらのピーク検出器論理回路は
入力88を介して左ピーク検出器85をイネーブルするタイ
ミング論理102によりイネーブルされるが、左ウインド
(左ウオブル信号が存在する時間)中のみであり、右ウ
インドの存在時に線86により右ピーク検出器84もイネー
ブルされる。これらのピーク検出器の出力は差動増幅器
89へ供給され、その出力はサンプルホールドゲート90へ
供給され、前節で説明したように“クオリフアイ”され
ると“ウオブル信号”として通過することができる。こ
のウオブル信号がプツシユプル信号を修正する。 プツシユプル信号を見つけ出すために、検出器80のア
ノードは差動増幅器94の入力へ接続され、線95上のその
出力がプツシユプル信号である。高域濾波器109及び低
域濾波器99は(“ブリーク”とも呼ばれる)同じ“コー
ナー”周波数を有し、プツシユプル及びウオブル信号成
分はこのコーナー周波数でマージすることができる。そ
の結果修正されたトラツキング信号が生じる。次に、こ
の信号は増幅器91により増幅されてトラツク追跡論理11
7及びサーボ制御論理115へ供給されサーボ機構150にト
ラツクを正確に追跡させる。信号の混合は図示するよう
に線99aと109aを接続するかもしくは線99bと109aを増幅
器91に直結して行うことができる。 シーク状態を表す線103がこのクオリフアイア101をデ
イスエーブルすると、プツシユプル信号のみが増幅器91
へ通されトラツクカウンテイング論理116に使用される
正弦波プツシユプル信号(第10図等)を生じる。 その冗長度を犠牲にするならば、第8図の回路からク
オリフアイア101を完全に消去することができる。線103
で示す非シーク状態中にタイミング論理102により示さ
れるヘツダーの発生時にイネーブルされるサンプルホー
ルドゲートは置換することができる。クオリフアイアの
使用が好ましい。第4図を参照として前記したように誤
読取り時にシステムはフオーカシングを停止したり、レ
ーザレベルその他の調整を行うことができる。 修正トラツキング信号のトラツクヘツダー内の不連続
部により発生する信号を使用するために、第9図に示す
ような回路を使用しなければならない。第9図におい
て、クワド光検出器80はスプリツトパネルで示されてい
るが、その形式に関する一般的考慮は第8図の検出器80
と同様にこの回路にも適用される。第13図の回路におい
て、プツシユプル信号も差動増幅器60により発生され、
この増幅器の2つの各入力が検出器80のどちらか半分か
ら発生する信号に応答する。 線64及び65は増幅器61により一緒に増幅して中央開口
信号を表わす増幅和信号を線63a上に生じることができ
る。この中央開口信号は同期化およびデータ復調回路67
へ加えられ、各不連続部の発生時にほぼその持続期間だ
け(線1を介して)第1のサンプルホールドゲート68を
イネーブルする。同期化及びデータ復調回路67は例えば
第11図に示すトラツクセクターヘツダの始めに含むこと
ができる同期化情報だけでなく、ヘツダ間のクロツク数
を調べることにより不連続部の通過を予想する。同期化
及び復調回路67は受信してクオリフアイア信号と判断す
る信号のセグメントもしくは同期化信号の大きい部分を
クオリフアイア69へ(線3を介して)通して比較するこ
とができる。回路67から受信するクオリフアイア信号と
クオリフアイア69の比較器内の予期クオリフアイア信号
が不整合とならない限り、クオリフアイア69はANDゲー
ト75の出力をデイスエーブルしない。(これは第8図の
クオリフアイア101と類似の機能である)。回路67は実
施例のセクターヘツダ長もしくは第1のサンプルホール
ドゲート68からのプツシユプル信号を第2のサンプルホ
ールドゲート77へ通すのに充分な別の長さに等しい持続
時間だけ線2を介してANDゲート75へイネーブリングパ
ルスを送出し、それは線2上のこのパルスにより制限さ
れる。もちろん、線78がローで駆動ユニツトがトラツク
追跡モードではなくトラツクシークモードであることを
示しておれば、ANDゲート75は線76を介して第2のサン
プルホールドゲート77へ肯定信号を送出することを防止
される。 差動増幅器60からの放射プツシユプル信号RPPは自動
利得制御回路62へ供給され線63上へ使用可能信号を出力
する。ある種の利得制御なしではユーザデータエリア、
トラツク溝の非書込エリア及びブランクエリアの存在に
より生じるRPP信号の変動により使用可能信号が得られ
ない。従つて、これを要する実施例では、従来技術で公
知の多くの方法により自動利得制御(AGC)を行うこと
ができるが、本発明に応用するにはいくつかの制約が課
される。AGCにより直流オフセツトを導入することは出
来ず、入力電圧の変動は無歪で処理しなければならな
い。(AGCのこれらの制約は2つのサーボバイト実施例
に応用するのに必要ではない)。第12図は単なる説明用
であり、D点において回路300への正電圧入力を有するF
ET(電界効果型トランジスタ)の整合対を有する回路30
0を示している。しかしながら、AGCの形状は使用するシ
ステムの条件により著しく変化することを強調すると共
に、前記説明はAGC問題の最善対処法を簡潔に示すもの
と信ずる。 線63上の信号(正規化プツシユプル信号)は低周波信
号であり、線1上のイネーブリングパルスにより回路67
が第1のサンプルホールドゲート68を開放可能としない
限り第1のサンプルホールドゲート68によりホールドさ
れる。クォリファイア69によりクォリファイアされた場
合に、第1のサンプルホールドゲート68からのこの信号
は、同期化及びデータ復調論理67により定められるセク
ターヘツダの通過時に生じる。マシンがトラツク追跡モ
ードであると、この信号は次に第2のサンプルホールド
ゲート77へ通すことができる。すなわち、第2のサンプ
ルホールドゲート77はANDゲート75によりイネーブルさ
れる。 抵抗器R1及びR2を使用して線79上に生じる信号を調整
し、この信号と回路62の不完全な利得正規化及びトラン
ジスタ溝構成により生じる線63の信号との間の電圧差を
補償する。線79及び63からの入力を差動増幅器92に加え
ると、線93上にオフセツト修正トラツキング信号を生じ
る。第3のサンプルホールドゲート、S&H3(ゴースト
内)を使用して線63上の演算増幅器92に到達する放射プ
ツシユプル信号の部分的制限を強化することができる。
これを使用して、同期化及びデータ復調回路67からのパ
ルスに依存するS&H3の“パススルー”型動作を行つ
て、線79及び63を介して演算増幅器92が受信する信号の
持続時間を等化することができる。(点線4上の)これ
らのパルスは例えば書込データピツト間で発生すること
ができる。 装置をトラツク交差のカウントに使用する場合には、
(トラツクシーキング中)第2のサンプルホールドゲー
ト77に出力は通されず、従つて差動増幅器92にオフセツ
トは生じない。ここで、第9図の差動増幅器92の出力は
第8図の増幅器91の出力と同様に使用することができ
る。トラックシーキング中に同期化信号が正しく検出さ
れたならば、第2のサンプルホールドゲート77を介して
出力がなされ、差動増幅器92の出力においてトラックの
カウントが可能である。 第4A(i)図、第4B(i)図及び第4B(ii)図に示す
サーボバイトフオーマツトからの放射プツシユプル信号
内に見られるトラツキング信号について説明するため
に、第13図及び第4A(i)図を参照とする。第1サーボ
バイト内のサーボピツトのタイミングもしくは検出に基
いて、同期化及びデータ復調回路309から出力される信
号S1及びS2がそれぞれサンプルホールドゲート302及び3
03へ出力され、各々がサンプルされる放射プツシユプル
信号のその部分を通すことができる。サンプルホールド
ゲート302は例えば第4A(i)図の部分長S1に対応する
予溝により表わされる放射プツシユプル信号の一部を通
す。信号S2に対応するサンプルホールドゲート303は第
2のサーボバイトのブランクすなわち不連続部を表わす
放射プツシユプル信号部分、第4A(i)図のS2部分を通
す。不明確な利得変動がない、すなわち、予溝エリアと
ブランクエリア間の利得差は常に実質的に同じであるた
め、ブランクエリアから発生する半径方向のプツシユプ
ル信号に一定の利得低減304を行うことができる。サン
プルされた2部分が線306に修正信号を発生する差動増
幅器305に入力として与えられる。データ信号に適切な
クオリフアイアが生じない場合には、クオリフアイア31
0から出力される信号Q1によりサンプルホールドゲート3
07がトラツキング信号308を通すことはない。 第13図の同じ検出器装置80、加算増幅器61及び差動増
幅器60を使用することは第9図に使用するのと同じであ
ることをお判り願いたい。 同期化及びデータ復調論理回路309は加算増幅器61か
ら和信号を受信して第9図のアナログ回路67と同様に作
動する。すなわち、サーボエリア間の内部クロツクパル
スをカウントして前記信号S1、S2及び(クオリフアイア
310を介した)Q1を出力する。その309′クロツクパルス
は正弦波状に変化する床高ではなくタイミングピツトに
より更新される。 第8図、第9図及び第13図の回路図は前記好ましい記
録メデイアからオフセツト修正トラツキング信号を発生
するための発明者の知る最善モードを示し、そこに含ま
れる全ての素子により通常の同業者ならば本発明を製作
もしくは使用することができる。しかも、不要な制約を
避けるために一般的用語で描かれている。例えば、利得
補償を行う第9図の抵抗器R1及びR2は単なる回路素子対
の例と考えるべきである。また、同期化回路67の出力は
例えばANDゲート75の替りに第2のANDゲートの入力とす
ることができ、ANDゲート75の出力は第2のANDゲートの
入力へも与えて線76上に同じ信号を発生することができ
る。使用するメデイアの制約だけでなく使用する特定装
置の制約は本発明の範囲内で前記回路の代替案や増強を
示唆するものである。
【図面の簡単な説明】 第1図はサイズを著しく誇張したトラツク溝及びトラツ
クランドを示すデイスク記録メデイアの平面図、第2図
は第1図の線2−2に沿つた記録メデイアの表面断面
図、第3図は線3−3において、第2図の断面に直角な
記録メデイアの表面断面図、第4図は各々のセクシヨン
ヘツダーエリアの拡大図を含む2つのメデイア実施例の
各々に対する2つのトラツクの平面図、第4A(i)図、
第4B(i)図、第4B(ii)図及び第4B(iii)図は異な
るヘツダーパターンを示す図であり、第4A(iii)図は
第4A(i)図のパターンに応答して発生する和信号を示
す図であり、第4A(ii)図は代表的トラツク上における
データエリアに関して第4A(i)図、第4B(i)図、第
4B(ii)図及び第4B(iii)図のヘツダー位置を示す図
であり、第5図は本発明を実施した代表的構造における
記録メデイアの表面及びそこから反射するレーザ光線の
径路を示す図であり、第6図はクワド検出器もしくはス
プリツトダイオード光検出器に衝突して記録メデイアの
表面から戻る反射及び回折ビームにより発生する回折光
スポツトを示す図であり、第7図は反射光ビーム径路内
の光検出器上に生じる光スポツトを示す図であり、第7A
図は第7図の回折パターンを生じる記録メデイアの表面
上の光スポツトの位置を示す図であり、第8図は一実施
例において光検出器信号を分析するのに使用できる論理
回路を示すブロツク図、第9図はもう一つの実施例にお
いて光検出器信号の分析に使用できる論理回路を示すブ
ロツク図、第10図は記録メデイアのエリア内の隣接トラ
ツクセクターヘツダーエリア、第10A図、第10B図、第10
C図及び第10D図は実際上第10図のビームスポツトトラツ
ク交差により生じる正弦波プツシユプル信号であるべき
三角波表示の極めて概略的なタイミング図、第11図及び
第11A図はそれぞれ不連続性及びそれにより生じるプツ
シユプル信号を使用したトラツクの実施例、第12図はヘ
ツダーエリアのみに不連続性を使用するAGC機能を得る
方法を示す回路図、第13図は光検出器信号を分析する論
理回路を示すもう一つの実施例である。 参照符号の説明 10……記録デイスク 12,14,16……ランド 11,13,15……トラツク 18……ラツカー層 19……情報層 24,44……ヘツダー 25,45,207……同期ピツト 26,46,204……クオリフアイアピツト 27,47,205……アドレスピツト 29,40……ウオブルピツト 30……データピツト 40……サーボピツト 50……レーザ源 51……偏光ビームスプリツタ 55……対物レンズ 56……アクチュエータ用サーボ装置 61……加算増幅器 62……自動利得制御回路 67、309……同期化及びデータ復調回路 68,77,302,303,307……サンプルホールドゲート 75……ANDゲート 80……クワド光検出器 84……右ピーク検出器 85……左ピーク検出器 60,89,92,94,305……差動増幅器 90……サンプルホールドゲート 61,91,108……増幅器 93……演算増幅器 99……低域濾波器 69,101,301……クオリフアイア 102……タイミング論理 109……高域濾波器 111……位相固定ループ及びデータ復調論理 115……サーボ制御論理 116……トラツクカウンテイング論理 117……トラツク追跡論理 150……サーボ機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヨハネス ヤコブス ベルブーム オランダ国ベルゲイク,バン デン バ ラレツトストラート 16 (72)発明者 ピエール ロベルト バレレ ソンネビ ル オランダ国 ベールト,ダーリアストラ ート 91 (56)参考文献 特開 昭57−50330(JP,A) 特開 昭55−157134(JP,A) 特開 昭55−28516(JP,A) 特開 昭58−57635(JP,A)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.光記録キャリア(但体)(10)であって、 前記光記録キャリアは、データ記録用トラックを有する
    情報層を有し、前記トラックは、各セクターのデータエ
    リアに配置された複数のサーボ領域(310、311)を含
    み、前記複数のサーボ領域は、第1の長さを有する第1
    のサーボ領域(310)と、前記第1の長さと等しい第2
    の長さを有する第2のサーボ領域(311)とを含み、 前記第1のサーボ領域は、読み出された信号を所定の信
    号と比較検査してトラッキングエラー補正信号を使用す
    るか否かを決定するための光学的に検出可能なクオリフ
    ァイアパターンを有し、前記クオリファイアパターン
    は、第1のウォブルピット(318)と、第2のウォブル
    ピット(318)と、前記第1のサーボ領域を他の領域か
    ら区別するための第1の非ピット領域とを含み、 前記第2のサーボ領域は、クロック同期パターンを有
    し、前記クロック同期パターンは、クロックピット(31
    7)と、前記第2のサーボ領域を他の領域から区別する
    ための第2の非ピット領域とを含み、 前記光記録キャリアは、少なくとも1つのユーザデータ
    領域(309、312)をさらに含み、前記第1のサーボ領域
    (310)における前記第1のウォブルピット、前記第2
    のウォブルピット、前記第1の非ピット領域と、前記第
    2のサーボ領域(311)における前記クロックピット(3
    17)、前記第2の非ピット領域の配置が、前記ユーザデ
    ータ領域(309、312)におけるピット領域と非ピット領
    域とのいかなる組み合わせの配置とも異なっていること
    を特徴とする前記光記録キャリア。 2.データ記録用トラックを有する情報層を有し、前記
    トラックは、各セクターのデータエリアに配置された複
    数のサーボ領域(310、311)を含み、前記複数のサーボ
    領域は、第1の長さを有する第1のサーボ領域(310)
    と、前記第1の長さと等しい第2の長さを有する第2の
    サーボ領域(311)とを含み、前記第1のサーボ領域
    は、読み出された信号を所定の信号と比較検査してトラ
    ッキングエラー補正信号を使用するか否かを決定するた
    めの光学的に検出可能なクオリファイアパターンを有
    し、前記クオリファイアパターンは、第1のウォブルピ
    ット(318)と、第2のウォブルピット(318)と、前記
    第1のサーボ領域を他の領域から区別するための第1の
    非ピット領域とを含み、前記第2のサーボ領域は、クロ
    ック同期パターンを有し、前記クロック同期パターン
    は、クロックピット(317)と、前記第2のサーボ領域
    を他の領域から区別するための第2の非ピット領域とを
    含み、前記光記録キャリアは、少なくとも1つのユーザ
    データ領域(309、312)をさらに含み、前記第1のサー
    ボ領域(310)における前記第1のウォブルピット、前
    記第2のウォブルピット、前記第1の非ピット領域と、
    前記第2のサーボ領域(311)における前記クロックピ
    ット(317)、前記第2の非ピット領域の配置が、前記
    ユーザデータ領域(309、312)におけるピット領域と非
    ピット領域とのいかなる組み合わせの配置とも異なって
    いるような光記録キャリア(但体)(10)の読み出し又
    は書き込みを行う光データ読み書き装置であって、 レーザービーム(52)を前記トラックに向ける光システ
    ムと、 前記光記録キャリアから戻って来るレーザービーム(5
    3)から電気的な出力信号を発生する検出器(80)と、 クロック同期パターンに相当する前記出力信号に基づい
    てタイミング信号を発生する同期回路(111)であっ
    て、前記タイミング信号は前記第1及び第2のウォブル
    ピットを走査する時間間隔を示している、前記同期回路
    と、 前記クオリファイアパターンに相当する前記出力信号が
    所定の信号と一致するか否かを検査するクオリファイア
    信号監視回路(101)と、 前記第1及び第2のウォブルピットがレーザービーム
    (52)によって走査されるときに、前記タイミング信号
    及び前記クオリファイア信号監視回路の出力に応答し
    て、前記第1及び第2のウォブルピットに相当する前記
    出力信号をサンプルホールドするサンプルホールド回路
    (90)と、 前記出力信号及び前記サンプルホールド回路(90)の出
    力に依存するトラッキングエラー信号を発生するトラッ
    キング回路(91、99)と、 を含む前記光データ読み書き装置。
JP61178612A 1985-07-30 1986-07-29 光記録キャリア及び光データ読み書き装置 Expired - Lifetime JP2888483B2 (ja)

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JPH01235039A (ja) * 1988-03-14 1989-09-20 Matsushita Commun Ind Co Ltd 焦点位置決定装置

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JPS5857635A (ja) * 1981-10-02 1983-04-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光学的情報記録再生装置

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