JP2887441B2 - ムース状石鹸供給装置 - Google Patents
ムース状石鹸供給装置Info
- Publication number
- JP2887441B2 JP2887441B2 JP6157963A JP15796394A JP2887441B2 JP 2887441 B2 JP2887441 B2 JP 2887441B2 JP 6157963 A JP6157963 A JP 6157963A JP 15796394 A JP15796394 A JP 15796394A JP 2887441 B2 JP2887441 B2 JP 2887441B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- passage
- chamber
- cylinder
- air
- soap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B7/00—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas
- B05B7/0018—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas with devices for making foam
- B05B7/0025—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas with devices for making foam with a compressed gas supply
- B05B7/0031—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas with devices for making foam with a compressed gas supply with disturbing means promoting mixing, e.g. balls, crowns
- B05B7/0037—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas with devices for making foam with a compressed gas supply with disturbing means promoting mixing, e.g. balls, crowns including sieves, porous members or the like
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B11/00—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
- B05B11/01—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
- B05B11/10—Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
- B05B11/1001—Piston pumps
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B11/00—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
- B05B11/01—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
- B05B11/10—Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
- B05B11/1087—Combination of liquid and air pumps
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B11/00—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
- B05B11/01—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
- B05B11/10—Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
- B05B11/1098—Air being permanently entrapped or sucked into the liquid pump chamber
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
- Nozzles (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ムース状石鹸を吐出
する装置に関するものである。
する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、手動式でムース状石
鹸を吐出させる装置は、シリンダ内に泡を溜めて、これ
を噴出させるように構成されており、長時間使用せず泡
を放置するとシリンダ内で消泡してしまい、次に使用す
る際に、直ちにはムース状石鹸を吐出させることができ
なくなるという問題点があった。
鹸を吐出させる装置は、シリンダ内に泡を溜めて、これ
を噴出させるように構成されており、長時間使用せず泡
を放置するとシリンダ内で消泡してしまい、次に使用す
る際に、直ちにはムース状石鹸を吐出させることができ
なくなるという問題点があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、長時間使用しない場合
にも直ちにムース状石鹸を吐出させることのできるムー
ス状石鹸供給装置を提供せんことを目的とし、その第1
の要旨は、泡室を形成するシリンダ内には摺動可能にピ
ストン部が内装されているとともに、該シリンダ内に
は、下端を外部の石鹸タンク等に連通し前記ピストン部
を貫通して上端を外部に開放した伸縮可能な通路が縦設
され、該通路内の上部部位および下部部位にはそれぞれ
逆止弁が設けられているとともに、下部側の逆止弁の上
流側の通路に外気と連通する空気孔が、また、該下部側
の逆止弁の下流側の通路には前記泡室と連通する連通孔
が形成され、さらに前記ピストン部内の通路には前記泡
室と連通する空気孔が形成されていることである。
点に鑑み案出したものであって、長時間使用しない場合
にも直ちにムース状石鹸を吐出させることのできるムー
ス状石鹸供給装置を提供せんことを目的とし、その第1
の要旨は、泡室を形成するシリンダ内には摺動可能にピ
ストン部が内装されているとともに、該シリンダ内に
は、下端を外部の石鹸タンク等に連通し前記ピストン部
を貫通して上端を外部に開放した伸縮可能な通路が縦設
され、該通路内の上部部位および下部部位にはそれぞれ
逆止弁が設けられているとともに、下部側の逆止弁の上
流側の通路に外気と連通する空気孔が、また、該下部側
の逆止弁の下流側の通路には前記泡室と連通する連通孔
が形成され、さらに前記ピストン部内の通路には前記泡
室と連通する空気孔が形成されていることである。
【0004】また、第2の要旨は、泡室を形成するシリ
ンダ内には、その上部部位にスプリングを介し上方へ付
勢されて摺動可能にピストン部が配設され、下部部位に
は筒状の内シリンダが底側から立設され、前記ピストン
部内には逆止弁を介し開放された通路を上部に有する混
合室が形成され、該混合室から連通状に垂下された垂下
パイプが前記内シリンダ内に上下動可能に挿通されてい
るとともに、前記内シリンダの下部には上端に逆止弁を
有し石鹸タンク等に連通接続される通路が設けられ、該
通路の前記逆止弁の上流側に外気と連通状に空気孔が形
成され、逆止弁の下流側の前記内シリンダには前記泡室
に連通状に連通孔が形成され、前記混合室には、前記泡
室と連通する空気孔が形成されているとともに、混合室
内部に網状体または多孔体が配設されていることであ
る。
ンダ内には、その上部部位にスプリングを介し上方へ付
勢されて摺動可能にピストン部が配設され、下部部位に
は筒状の内シリンダが底側から立設され、前記ピストン
部内には逆止弁を介し開放された通路を上部に有する混
合室が形成され、該混合室から連通状に垂下された垂下
パイプが前記内シリンダ内に上下動可能に挿通されてい
るとともに、前記内シリンダの下部には上端に逆止弁を
有し石鹸タンク等に連通接続される通路が設けられ、該
通路の前記逆止弁の上流側に外気と連通状に空気孔が形
成され、逆止弁の下流側の前記内シリンダには前記泡室
に連通状に連通孔が形成され、前記混合室には、前記泡
室と連通する空気孔が形成されているとともに、混合室
内部に網状体または多孔体が配設されていることであ
る。
【0005】
【作用】前記第1の要旨において、シリンダ内でピスト
ン部を上方へ移動させると、これにより、シリンダの泡
室内に石鹸液が供給され、これと同時に空気孔から空気
が混入されて、泡室内には空気と混合して泡を生じた石
鹸水が流入されることとなり、空気と混合した石鹸液が
泡室内に充満し、その後にピストン部をシリンダ内で下
降させると、泡室内に溜められた空気と混合した石鹸液
は連通孔を通り通路内に入り、さらにピストン部内の通
路に設けられた空気孔から空気を導入して、空気孔から
導入される空気によりさらに細かい泡となりムース状石
鹸となって外部に噴出される。したがって、シリンダ内
に入る時に空気が混入されるとともに、シリンダから出
る時にも空気が混入されることとなり、良好なムース状
石鹸を噴出させることができ、シリンダ内に溜められた
石鹸液の泡が時間の経過とともに消失した場合にも、出
口側で空気が混入されるため良好なムース状石鹸を吐出
することができる。
ン部を上方へ移動させると、これにより、シリンダの泡
室内に石鹸液が供給され、これと同時に空気孔から空気
が混入されて、泡室内には空気と混合して泡を生じた石
鹸水が流入されることとなり、空気と混合した石鹸液が
泡室内に充満し、その後にピストン部をシリンダ内で下
降させると、泡室内に溜められた空気と混合した石鹸液
は連通孔を通り通路内に入り、さらにピストン部内の通
路に設けられた空気孔から空気を導入して、空気孔から
導入される空気によりさらに細かい泡となりムース状石
鹸となって外部に噴出される。したがって、シリンダ内
に入る時に空気が混入されるとともに、シリンダから出
る時にも空気が混入されることとなり、良好なムース状
石鹸を噴出させることができ、シリンダ内に溜められた
石鹸液の泡が時間の経過とともに消失した場合にも、出
口側で空気が混入されるため良好なムース状石鹸を吐出
することができる。
【0006】また、前記第2の要旨において、ピストン
部を上方より押圧してシリンダ内で下降させることによ
り、シリンダ内の泡室内に溜められている空気と混合し
た石鹸が内シリンダに形成された連通孔を通り、さらに
通路を通って混合室内に導かれ、この混合室内で空気孔
から導入される空気とさらに混合されて細かいムース状
泡となり、通路を経て外部に吐出される。また、ピスト
ンへの押圧力を解くと、スプリングの付勢力によりピス
トンはシリンダ内で上方へ移動し、この時に、通路を通
り石鹸タンク等からシリンダ内に石鹸水が吸入される
が、この時に空気孔から空気を吸い込み、空気を良好に
混合した泡の石鹸液として泡室内に溜められる。
部を上方より押圧してシリンダ内で下降させることによ
り、シリンダ内の泡室内に溜められている空気と混合し
た石鹸が内シリンダに形成された連通孔を通り、さらに
通路を通って混合室内に導かれ、この混合室内で空気孔
から導入される空気とさらに混合されて細かいムース状
泡となり、通路を経て外部に吐出される。また、ピスト
ンへの押圧力を解くと、スプリングの付勢力によりピス
トンはシリンダ内で上方へ移動し、この時に、通路を通
り石鹸タンク等からシリンダ内に石鹸水が吸入される
が、この時に空気孔から空気を吸い込み、空気を良好に
混合した泡の石鹸液として泡室内に溜められる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1および図2は、ムース状石鹸供給装置の断面
構成図であり、図1は使用していない状態であり、図2
はピストンを下動させてムース状石鹸水を吐出させる時
の状態を示す。このムース状石鹸供給装置は、シリンダ
1内に上下方向に摺動可能にピストン部2が内装されて
おり、このピストン部2は、シリンダ1の底面部1bか
ら立ち上げられたスプリング3の上端に当接して、常に
はスプリング3の付勢力により上方側へ付勢されたもの
となっている。
する。図1および図2は、ムース状石鹸供給装置の断面
構成図であり、図1は使用していない状態であり、図2
はピストンを下動させてムース状石鹸水を吐出させる時
の状態を示す。このムース状石鹸供給装置は、シリンダ
1内に上下方向に摺動可能にピストン部2が内装されて
おり、このピストン部2は、シリンダ1の底面部1bか
ら立ち上げられたスプリング3の上端に当接して、常に
はスプリング3の付勢力により上方側へ付勢されたもの
となっている。
【0008】このピストン部2には、シリンダ1の上面
部1aから上方へ突出状に押し棒部4が一体形成されて
おり、この押し棒部4に吐出口5が形成されており、押
し棒部4内には吐出口5と連通する上部通路R3が形成
されており、上部通路R3内には、ボール6aを有する
逆止弁6が設けられている。この上部通路R3は、前記
ピストン部2内に形成されている混合室S2に連通され
ており、この混合室S2内には網状体8が水平状に配設
されており、混合室S2の下端には垂下状に垂下パイプ
12が垂設されており、垂下パイプ12内には前記上部
通路R3と連通する通路R2が形成されている。また、
この垂下パイプ12と平行状に前記混合室S2には貫通
状に空気孔9が形成されており、この空気孔9により混
合室S2とシリンダ1内の泡室S1が連通されたものと
なっている。なお、シリンダ1の上面部1aにはピスト
ン部2の摺動移動を容易化するために空気抜き孔7が形
成されている。
部1aから上方へ突出状に押し棒部4が一体形成されて
おり、この押し棒部4に吐出口5が形成されており、押
し棒部4内には吐出口5と連通する上部通路R3が形成
されており、上部通路R3内には、ボール6aを有する
逆止弁6が設けられている。この上部通路R3は、前記
ピストン部2内に形成されている混合室S2に連通され
ており、この混合室S2内には網状体8が水平状に配設
されており、混合室S2の下端には垂下状に垂下パイプ
12が垂設されており、垂下パイプ12内には前記上部
通路R3と連通する通路R2が形成されている。また、
この垂下パイプ12と平行状に前記混合室S2には貫通
状に空気孔9が形成されており、この空気孔9により混
合室S2とシリンダ1内の泡室S1が連通されたものと
なっている。なお、シリンダ1の上面部1aにはピスト
ン部2の摺動移動を容易化するために空気抜き孔7が形
成されている。
【0009】また、シリンダ1の底面部1bには、シリ
ンダ1の中心軸に沿って上方へ立ち上げて内シリンダ1
0が立設されており、この内シリンダ10内には通路R
1が形成されている。また、内シリンダ10の基部10
aには、通路R1と直角状に交わる水平方向の連通孔1
1が貫通形成されており、この連通孔11により通路R
1と泡室S1が連通されている。さらにシリンダ1の底
面部1b内には、前記通路R1と連通して垂下する下部
通路R4が形成されており、この下部通路R4の上端に
は前記底面部1b内に逆止弁13が形成されており、内
部にボール13aが配置されている。なお、下部通路R
4はシリンダ1の底面からさらに下方へチューブ等によ
り延出されて、図示しない石鹸液を溜めた石鹸タンク等
に接続されている。
ンダ1の中心軸に沿って上方へ立ち上げて内シリンダ1
0が立設されており、この内シリンダ10内には通路R
1が形成されている。また、内シリンダ10の基部10
aには、通路R1と直角状に交わる水平方向の連通孔1
1が貫通形成されており、この連通孔11により通路R
1と泡室S1が連通されている。さらにシリンダ1の底
面部1b内には、前記通路R1と連通して垂下する下部
通路R4が形成されており、この下部通路R4の上端に
は前記底面部1b内に逆止弁13が形成されており、内
部にボール13aが配置されている。なお、下部通路R
4はシリンダ1の底面からさらに下方へチューブ等によ
り延出されて、図示しない石鹸液を溜めた石鹸タンク等
に接続されている。
【0010】このような構成において、図2の状態か
ら、押し棒部4から手を離すと、スプリング3の付勢力
によりピストン部2はシリンダ1内を上方に移動し、こ
の時に、下部通路R4を通し石鹸タンクから石鹸液をシ
リンダ1の泡室S1内に吸い込むこととなるが、この時
には、前記逆止弁6のボール6aは上部通路R3を閉止
し、逆に下方の逆止弁13のボール13aは下部通路R
4を開放した状態となり、下部通路R4を通り上昇する
石鹸液に対し、逆止弁13の上流側の前記底面部1bに
形成されている空気孔14から空気が下部通路R4内に
導入されて、これにより、石鹸液中に空気が混入して泡
状の石鹸液となり、石鹸液は逆止弁13を通り、さらに
連通孔11を通って泡室S1内に吸い込まれて溜められ
る。ピストン部2の上昇が止まった時には、ボール13
aは下部通路R4を閉止して泡室S1内に泡状の石鹸液
を封入維持させる。
ら、押し棒部4から手を離すと、スプリング3の付勢力
によりピストン部2はシリンダ1内を上方に移動し、こ
の時に、下部通路R4を通し石鹸タンクから石鹸液をシ
リンダ1の泡室S1内に吸い込むこととなるが、この時
には、前記逆止弁6のボール6aは上部通路R3を閉止
し、逆に下方の逆止弁13のボール13aは下部通路R
4を開放した状態となり、下部通路R4を通り上昇する
石鹸液に対し、逆止弁13の上流側の前記底面部1bに
形成されている空気孔14から空気が下部通路R4内に
導入されて、これにより、石鹸液中に空気が混入して泡
状の石鹸液となり、石鹸液は逆止弁13を通り、さらに
連通孔11を通って泡室S1内に吸い込まれて溜められ
る。ピストン部2の上昇が止まった時には、ボール13
aは下部通路R4を閉止して泡室S1内に泡状の石鹸液
を封入維持させる。
【0011】この状態で使用者が図2に示すように、押
し棒部4を指等で下方側へ押圧すると、ピストン部2が
シリンダ1内を下降し、内シリンダ10内に垂下パイプ
12が下動して通路R1と通路R2が重なった状態とな
り、この時には、下方の逆止弁13は閉じられ、逆に上
方の逆止弁6のボール6aは上昇して上部通路R3を開
放した状態となり、泡室S1内の石鹸液はピストン部2
の下降により押し出されて連通孔11を通り通路R2内
に入り、混合室S2内に上昇するが、この時に、空気孔
9から、泡室S1内の上部に残留している空気が混合室
S2内に入り、混合室S2内でさらに空気が混入されて
石鹸は細かい泡状となり、特に網状体8において空気の
混合が良好に行なわれて、より細かい空気を混入したム
ース状泡となって上部通路R3を通り吐出口5から外部
に噴出される。
し棒部4を指等で下方側へ押圧すると、ピストン部2が
シリンダ1内を下降し、内シリンダ10内に垂下パイプ
12が下動して通路R1と通路R2が重なった状態とな
り、この時には、下方の逆止弁13は閉じられ、逆に上
方の逆止弁6のボール6aは上昇して上部通路R3を開
放した状態となり、泡室S1内の石鹸液はピストン部2
の下降により押し出されて連通孔11を通り通路R2内
に入り、混合室S2内に上昇するが、この時に、空気孔
9から、泡室S1内の上部に残留している空気が混合室
S2内に入り、混合室S2内でさらに空気が混入されて
石鹸は細かい泡状となり、特に網状体8において空気の
混合が良好に行なわれて、より細かい空気を混入したム
ース状泡となって上部通路R3を通り吐出口5から外部
に噴出される。
【0012】したがって、本例では使用時に押し棒部4
を押して操作した時には、混合室S2で空気が混入され
て確実にムース状の石鹸液となるため、図1の状態で長
時間泡室S1内に石鹸液が溜められて、泡が消失してい
るような場合にも、使用時には必ず混合室S2内で空気
が混合されて、良好なムース状石鹸液となり外部に吐出
される。
を押して操作した時には、混合室S2で空気が混入され
て確実にムース状の石鹸液となるため、図1の状態で長
時間泡室S1内に石鹸液が溜められて、泡が消失してい
るような場合にも、使用時には必ず混合室S2内で空気
が混合されて、良好なムース状石鹸液となり外部に吐出
される。
【0013】したがって、本例のものでは、泡室S1内
に石鹸液が流入される時に空気孔14から空気を混入し
て、良好な泡状態で泡室S1内に封入されるとともに、
使用時には、さらに混合室S2内で空気を混合し、2回
の空気の混合により細かい泡となって外部に吐出させる
ことができ、良好なムース状石鹸を確実に供給すること
ができるものであり、泡室S1内には大量の石鹸液を貯
留しておくことができ、使用時にムース状石鹸の吐出量
を十分に確保することができるものとなる。
に石鹸液が流入される時に空気孔14から空気を混入し
て、良好な泡状態で泡室S1内に封入されるとともに、
使用時には、さらに混合室S2内で空気を混合し、2回
の空気の混合により細かい泡となって外部に吐出させる
ことができ、良好なムース状石鹸を確実に供給すること
ができるものであり、泡室S1内には大量の石鹸液を貯
留しておくことができ、使用時にムース状石鹸の吐出量
を十分に確保することができるものとなる。
【0014】なお、本例では、垂下パイプ12を内シリ
ンダ10内に上下動させる構成を例示したが、垂下パイ
プ12および内シリンダ10に代えて、この部分を伸縮
可能なチューブまたはベローズ様のものに変更させるこ
ともできる。また、前記網状体8はセラミック等の多孔
体に変更しても良く、さらに、このような網状体8また
は多孔体は、逆止弁6の下流側の上部通路R3内に設け
たものであっても良く、逆止弁6の上流側および下流側
にそれぞれ設けたものであっても良い。
ンダ10内に上下動させる構成を例示したが、垂下パイ
プ12および内シリンダ10に代えて、この部分を伸縮
可能なチューブまたはベローズ様のものに変更させるこ
ともできる。また、前記網状体8はセラミック等の多孔
体に変更しても良く、さらに、このような網状体8また
は多孔体は、逆止弁6の下流側の上部通路R3内に設け
たものであっても良く、逆止弁6の上流側および下流側
にそれぞれ設けたものであっても良い。
【0015】
【発明の効果】本発明は、泡室を形成するシリンダ内に
は摺動可能にピストン部が内装されているとともに、該
シリンダ内には、下端を外部の石鹸タンク等に連通し前
記ピストン部を貫通して上端を外部に開放した伸縮可能
な通路が縦設され、該通路内の上部部位および下部部位
にはそれぞれ逆止弁が設けられているとともに、下部側
の逆止弁の上流側の通路に外気と連通する空気孔が、ま
た、該下部側の逆止弁の下流側の通路には前記泡室と連
通する連通孔が形成され、さらに前記ピストン部内の通
路には前記泡室と連通する空気孔が形成されていること
により、ピストン部をシリンダ内で上動させて泡室内に
石鹸液を吸い込み、この時に空気孔から空気を混入し
て、泡室内に良好に空気を混合した石鹸液を貯留するこ
とができ、ピストン部を下動させることにより泡室内の
石鹸液を連通孔を通し通路に導き、さらに通路内に形成
された空気孔から空気を導入して、さらに細かいムース
状石鹸として外部に吐出させることができ、泡室内への
吸い込み時と泡室からの吐出時に2回にわたり空気孔か
ら空気を混入させるため、確実な細かい泡のムース状石
鹸を供給でき、泡室内に長時間溜められて泡が消失して
いる場合にも吐出側の通路内で確実に空気孔から空気を
混入して、ムース状石鹸液を確実に吐出することがで
き、しかも簡単な構造でシリンダ内に大量の石鹸液を貯
留できて、ムース状石鹸の吐出量を十分に確保できる効
果を有する。
は摺動可能にピストン部が内装されているとともに、該
シリンダ内には、下端を外部の石鹸タンク等に連通し前
記ピストン部を貫通して上端を外部に開放した伸縮可能
な通路が縦設され、該通路内の上部部位および下部部位
にはそれぞれ逆止弁が設けられているとともに、下部側
の逆止弁の上流側の通路に外気と連通する空気孔が、ま
た、該下部側の逆止弁の下流側の通路には前記泡室と連
通する連通孔が形成され、さらに前記ピストン部内の通
路には前記泡室と連通する空気孔が形成されていること
により、ピストン部をシリンダ内で上動させて泡室内に
石鹸液を吸い込み、この時に空気孔から空気を混入し
て、泡室内に良好に空気を混合した石鹸液を貯留するこ
とができ、ピストン部を下動させることにより泡室内の
石鹸液を連通孔を通し通路に導き、さらに通路内に形成
された空気孔から空気を導入して、さらに細かいムース
状石鹸として外部に吐出させることができ、泡室内への
吸い込み時と泡室からの吐出時に2回にわたり空気孔か
ら空気を混入させるため、確実な細かい泡のムース状石
鹸を供給でき、泡室内に長時間溜められて泡が消失して
いる場合にも吐出側の通路内で確実に空気孔から空気を
混入して、ムース状石鹸液を確実に吐出することがで
き、しかも簡単な構造でシリンダ内に大量の石鹸液を貯
留できて、ムース状石鹸の吐出量を十分に確保できる効
果を有する。
【0016】また、泡室を形成するシリンダ内には、そ
の上部部位にスプリングを介し上方へ付勢されて摺動可
能にピストン部が配設され、下部部位には筒状の内シリ
ンダが底側から立設され、前記ピストン部内には逆止弁
を介し開放された通路を上部に有する混合室が形成さ
れ、該混合室から連通状に垂下された垂下パイプが前記
内シリンダ内に上下動可能に挿通されているとともに、
前記内シリンダの下部には上端に逆止弁を有し石鹸タン
ク等に連通接続される通路が設けられ、該通路の前記逆
止弁の上流側に外気と連通状に空気孔が形成され、逆止
弁の下流側の前記内シリンダには前記泡室に連通状に連
通孔が形成され、前記混合室には、前記泡室と連通する
空気孔が形成されているとともに、混合室内部に網状体
または多孔体が配設されていることにより、ピストン部
を押圧操作して下降させた時には、泡室内に溜められて
いる石鹸液が連通孔を通り混合室内に導かれ、この混合
室内で空気孔から導入される空気と混入されて確実なム
ース状石鹸液として外部に吐出することができ、ピスト
ン部の押圧力を解除した時には、スプリングの付勢力に
よりピストン部が上動して、この時に、空気孔から空気
を混入した状態で泡室内に大量の石鹸液を吸い込むこと
ができ、泡室内に十分な量の石鹸液を確保できるととも
に、吐出時には混合室内で確実に空気を混合して、大量
の良好なムース状石鹸液を吐出できる効果を有する。
の上部部位にスプリングを介し上方へ付勢されて摺動可
能にピストン部が配設され、下部部位には筒状の内シリ
ンダが底側から立設され、前記ピストン部内には逆止弁
を介し開放された通路を上部に有する混合室が形成さ
れ、該混合室から連通状に垂下された垂下パイプが前記
内シリンダ内に上下動可能に挿通されているとともに、
前記内シリンダの下部には上端に逆止弁を有し石鹸タン
ク等に連通接続される通路が設けられ、該通路の前記逆
止弁の上流側に外気と連通状に空気孔が形成され、逆止
弁の下流側の前記内シリンダには前記泡室に連通状に連
通孔が形成され、前記混合室には、前記泡室と連通する
空気孔が形成されているとともに、混合室内部に網状体
または多孔体が配設されていることにより、ピストン部
を押圧操作して下降させた時には、泡室内に溜められて
いる石鹸液が連通孔を通り混合室内に導かれ、この混合
室内で空気孔から導入される空気と混入されて確実なム
ース状石鹸液として外部に吐出することができ、ピスト
ン部の押圧力を解除した時には、スプリングの付勢力に
よりピストン部が上動して、この時に、空気孔から空気
を混入した状態で泡室内に大量の石鹸液を吸い込むこと
ができ、泡室内に十分な量の石鹸液を確保できるととも
に、吐出時には混合室内で確実に空気を混合して、大量
の良好なムース状石鹸液を吐出できる効果を有する。
【図1】ピストン部が上動して泡室内に石鹸液が吸い込
まれる状態の断面構成図である。
まれる状態の断面構成図である。
【図2】ピストンを下動させてムース状石鹸液を吐出さ
せる状態の断面構成図である。
せる状態の断面構成図である。
1 シリンダ 1b 底面部 2 ピストン部 3 スプリング 4 押し棒部 5 吐出口 6 逆止弁 6a ボール 7 空気抜き孔 8 網状体 9 空気孔 10 内シリンダ 11 連通孔 12 垂下パイプ 13 逆止弁 13a ボール 14 空気孔 S1 泡室 S2 混合室 R1,R2 通路 R3 上部通路 R4 下部通路
Claims (2)
- 【請求項1】 泡室S1を形成するシリンダ1内には摺
動可能にピストン部2が内装されているとともに、該シ
リンダ1内には、下端を外部の石鹸タンク等に連通し前
記ピストン部2を貫通して上端を外部に開放した伸縮可
能な通路R1,R2,R3,R4が縦設され、該通路内
の上部部位および下部部位にはそれぞれ逆止弁6,13
が設けられているとともに、下部側の逆止弁13の上流
側の通路R4に外気と連通する空気孔14が、また、該
下部側の逆止弁13の下流側の通路R1には前記泡室S
1と連通する連通孔11が形成され、さらに前記ピスト
ン部2内の通路R2には前記泡室S1と連通する空気孔
9が形成されていることを特徴とするムース状石鹸供給
装置。 - 【請求項2】 泡室S1を形成するシリンダ1内には、
その上部部位にスプリング3を介し上方へ付勢されて摺
動可能にピストン部2が配設され、下部部位には筒状の
内シリンダ10が底側から立設され、前記ピストン部2
内には、逆止弁6を介し開放された通路R3を上部に有
する混合室S2が形成され、該混合室S2から連通状に
垂下された垂下パイプ12が前記内シリンダ10内に上
下動可能に挿通されているとともに、前記内シリンダ1
0の下部には、上端に逆止弁13を有し石鹸タンク等に
連通接続される通路R4が設けられ、該通路R4の前記
逆止弁13の上流側に外気と連通状に空気孔14が形成
され、逆止弁13の下流側の前記内シリンダ10には前
記泡室S1に連通状に連通孔11が形成され、前記混合
室S2には、前記泡室S1と連通する空気孔9が形成さ
れているとともに、混合室S2内部には網状体または多
孔体8が配設されていることを特徴とするムース状石鹸
供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6157963A JP2887441B2 (ja) | 1994-06-15 | 1994-06-15 | ムース状石鹸供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6157963A JP2887441B2 (ja) | 1994-06-15 | 1994-06-15 | ムース状石鹸供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07330004A JPH07330004A (ja) | 1995-12-19 |
JP2887441B2 true JP2887441B2 (ja) | 1999-04-26 |
Family
ID=15661280
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6157963A Expired - Lifetime JP2887441B2 (ja) | 1994-06-15 | 1994-06-15 | ムース状石鹸供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2887441B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008133491A1 (en) * | 2007-04-26 | 2008-11-06 | Rexam Airspray N.V. | Dispensing device |
DK2135681T3 (en) * | 2008-06-20 | 2015-07-13 | Gojo Ind Inc | Totrinsskumpumpe |
JP7397688B2 (ja) * | 2020-01-23 | 2023-12-13 | 株式会社 資生堂 | 泡吐出器 |
-
1994
- 1994-06-15 JP JP6157963A patent/JP2887441B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07330004A (ja) | 1995-12-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0615891Y2 (ja) | 発泡性液体の小出し容器 | |
RU2005128306A (ru) | Устройство для образования пены | |
JP5214418B2 (ja) | フォーマーディスペンサー | |
CA2918292C (en) | Foamer dispenser, and container with foamer dispenser | |
JP3215641B2 (ja) | 泡噴出ポンプ容器 | |
JP2887441B2 (ja) | ムース状石鹸供給装置 | |
JPH0624394Y2 (ja) | 泡噴出ポンプ容器 | |
JP2008188485A (ja) | 泡噴出器及び泡噴出容器 | |
KR20230008426A (ko) | 폼 펌프 용기 | |
JPH0786024B2 (ja) | 泡用ポンプ | |
JP3213249B2 (ja) | 泡噴出ポンプ容器 | |
JP2008189321A (ja) | 泡噴出容器 | |
JPH0523488Y2 (ja) | ||
JP3278022B2 (ja) | 泡噴出容器 | |
KR200351198Y1 (ko) | 공급수로를 갖는 거품 발생기가 장착된 비데 | |
JP3329581B2 (ja) | 泡噴出容器 | |
JPH0516127Y2 (ja) | ||
JP3187743B2 (ja) | 泡放出用ポンプ容器 | |
JPH0733894Y2 (ja) | 泡ディスペンサー | |
JPH0420531Y2 (ja) | ||
JP2006143247A (ja) | 泡吐出容器 | |
JP4637501B2 (ja) | 泡形成装置、およびポンプ式泡出し容器 | |
JPS6310305B2 (ja) | ||
JPH0654549U (ja) | 泡噴出ポンプ容器 | |
JP4761720B2 (ja) | 泡形成装置、およびポンプ式泡出し容器 |