JP2886966B2 - チューブ容器の製造方法 - Google Patents
チューブ容器の製造方法Info
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- JP2886966B2 JP2886966B2 JP27300390A JP27300390A JP2886966B2 JP 2886966 B2 JP2886966 B2 JP 2886966B2 JP 27300390 A JP27300390 A JP 27300390A JP 27300390 A JP27300390 A JP 27300390A JP 2886966 B2 JP2886966 B2 JP 2886966B2
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Description
【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は主としてペースト状物を内填させるチューブ
容器の製造方法に関するものである。
容器の製造方法に関するものである。
「従来の技術」 チューブ容器は、胴部成形用の積層シートによる筒状
体からなる胴部と、該胴部の一方の端部に対して圧縮ま
たは射出成形されている熱可塑性合成樹脂製の頭部、す
なわち、口頸部と該口頸部に連なる肩部とからなる頭部
とによって形成されている。
体からなる胴部と、該胴部の一方の端部に対して圧縮ま
たは射出成形されている熱可塑性合成樹脂製の頭部、す
なわち、口頸部と該口頸部に連なる肩部とからなる頭部
とによって形成されている。
内填物に対する保存性能を高めるために高度のガスバ
リヤー性を有するチューブ容器が要求されており、胴部
のガスバリヤー性に対しては胴部成形用素材として金属
箔が積層されている積層シートを利用することによって
対処しており、また、截頭円錐状の肩部に対しては、該
肩部の内周面に、金属箔の表,裏両面にポリオレフィン
系樹脂層が積層されている積層シートによる截頭円錐状
の打ち抜き成形体からなる通常ロンデルと称される成形
体を積層し、肩部のガスバリヤー性の改良を行なってい
る。
リヤー性を有するチューブ容器が要求されており、胴部
のガスバリヤー性に対しては胴部成形用素材として金属
箔が積層されている積層シートを利用することによって
対処しており、また、截頭円錐状の肩部に対しては、該
肩部の内周面に、金属箔の表,裏両面にポリオレフィン
系樹脂層が積層されている積層シートによる截頭円錐状
の打ち抜き成形体からなる通常ロンデルと称される成形
体を積層し、肩部のガスバリヤー性の改良を行なってい
る。
「発明が解決しようとする課題」 前述の金属箔の表,裏両面にポリオレフィン系樹脂層
が積層されている積層シートによる胴部の場合は、積層
シート同士の貼り合わせ部に、例えばシール用のテープ
を介装させたり、あるいは、反転させた貼着部とする等
によって、積層シート中の金属箔が容器内周面に露出す
るのを防止している。
が積層されている積層シートによる胴部の場合は、積層
シート同士の貼り合わせ部に、例えばシール用のテープ
を介装させたり、あるいは、反転させた貼着部とする等
によって、積層シート中の金属箔が容器内周面に露出す
るのを防止している。
しかしながら、合成樹脂製の肩部の内周面に対して貼
着されているロンデルは、その端面が容器の内周面に露
出したままになっているため、特に酸性の内填物が充填
された場合には、ロンデル中の金属箔が内填物によって
腐食され易く、これが内填物の保存性能を悪化させる要
因になっている。
着されているロンデルは、その端面が容器の内周面に露
出したままになっているため、特に酸性の内填物が充填
された場合には、ロンデル中の金属箔が内填物によって
腐食され易く、これが内填物の保存性能を悪化させる要
因になっている。
これに対して本発明は、チューブ容器の肩部の内周面
に積層されているロンデルの端面の金属箔が隠蔽されて
いるチューブ容器を得るものであり、高度のガスバリヤ
ーを有し、しかも、内填物による金属箔の腐食の虞れが
無く、保存性能において極めて優れた性質を有するチュ
ーブ容器を簡単に製造する方法を提供する。
に積層されているロンデルの端面の金属箔が隠蔽されて
いるチューブ容器を得るものであり、高度のガスバリヤ
ーを有し、しかも、内填物による金属箔の腐食の虞れが
無く、保存性能において極めて優れた性質を有するチュ
ーブ容器を簡単に製造する方法を提供する。
「課題を解決するための手段」 本発明のチューブ容器の製造方法は、積層シートによ
って形成されている筒状体からなる胴部と、金属箔の
表,裏両面にポリオレフィン系樹脂層が積層されている
積層シートによる截頭円錐状の成形体からなるロンデル
とを、筒状体からなる胴部の上方端部の内周面と截頭円
錐状の成形体の下方端部の外周面との間に間隙が存する
ようにして、圧縮成形または射出成形用の金型内にイン
サートした後、熱可塑性合成樹脂の圧縮成形または射出
成形を行なうことにより、口頸部と該口頸部に連続する
截頭円錐状の肩部とからなるチューブ容器用の合成樹脂
製の頭部を形成する前段工程と、 前段工程によって得られた合成樹脂製の頭部と筒状体
の胴部とからなるチューブを、該チューブにおける合成
樹脂製の肩部に対応する箇所にコイルが配設されている
リテーナーにセットし、リテーナーに配設されているコ
イルに高周波電流を通すことにより、前記截頭円錐状の
ロンデルにおける金属箔を発熱させ、該ロンデルの両端
面に露出している金属箔を、該金属箔の表,裏両面にお
けるポリオレフィン系樹脂の溶融流によって被覆し,固
化させる後段工程とからなる。
って形成されている筒状体からなる胴部と、金属箔の
表,裏両面にポリオレフィン系樹脂層が積層されている
積層シートによる截頭円錐状の成形体からなるロンデル
とを、筒状体からなる胴部の上方端部の内周面と截頭円
錐状の成形体の下方端部の外周面との間に間隙が存する
ようにして、圧縮成形または射出成形用の金型内にイン
サートした後、熱可塑性合成樹脂の圧縮成形または射出
成形を行なうことにより、口頸部と該口頸部に連続する
截頭円錐状の肩部とからなるチューブ容器用の合成樹脂
製の頭部を形成する前段工程と、 前段工程によって得られた合成樹脂製の頭部と筒状体
の胴部とからなるチューブを、該チューブにおける合成
樹脂製の肩部に対応する箇所にコイルが配設されている
リテーナーにセットし、リテーナーに配設されているコ
イルに高周波電流を通すことにより、前記截頭円錐状の
ロンデルにおける金属箔を発熱させ、該ロンデルの両端
面に露出している金属箔を、該金属箔の表,裏両面にお
けるポリオレフィン系樹脂の溶融流によって被覆し,固
化させる後段工程とからなる。
前記構成からなる本発明のチューブ容器の製造方法の
前段工程たる合成樹脂製の頭部と筒状体の胴部とによる
チューブ容器を得る工程は、従来のこの種のチューブ容
器を成形する場合と同一の工程からなるものである。
前段工程たる合成樹脂製の頭部と筒状体の胴部とによる
チューブ容器を得る工程は、従来のこの種のチューブ容
器を成形する場合と同一の工程からなるものである。
すなわち、例えば、金属箔の表,裏両面に合成樹脂層
が積層されている積層シートからなる胴部形成用素材を
利用し、内周面層がポリエチレンやポリプロピレンによ
るオレフィン系樹脂層で形成されている筒状体の胴部
と、金属箔の表,裏両面にポリオレフィン系樹脂層が積
層されている積層シートを圧空成形またはプレス成形等
の冷間成形に付し、さらに、これを打ち抜くことによっ
て得られる截頭円錐状の成形体からなるロンデルとを、
所定の圧縮成形または射出成形用の金型内にインナート
した状態で、口頸部と該口頸部に連なる截頭円錐状の肩
部とからなる頭部を、合成樹脂の圧縮成形または射出形
成によって成形することからなる。
が積層されている積層シートからなる胴部形成用素材を
利用し、内周面層がポリエチレンやポリプロピレンによ
るオレフィン系樹脂層で形成されている筒状体の胴部
と、金属箔の表,裏両面にポリオレフィン系樹脂層が積
層されている積層シートを圧空成形またはプレス成形等
の冷間成形に付し、さらに、これを打ち抜くことによっ
て得られる截頭円錐状の成形体からなるロンデルとを、
所定の圧縮成形または射出成形用の金型内にインナート
した状態で、口頸部と該口頸部に連なる截頭円錐状の肩
部とからなる頭部を、合成樹脂の圧縮成形または射出形
成によって成形することからなる。
なお、截頭円錐状の成形体からなるロンデルは、筒状
体に対して射出成形されている合成樹脂製の肩部におけ
るガスバリヤー性を改良するものであり、例えば、Al箔
の表,裏両面にポリエチレンやポリプロピレン等のオレ
フィン系樹脂層が積層されている積層シートを、圧縮成
形または射出成形によって成形される合成樹脂製の肩部
の内周面に添う外郭形状の成形体に成形することによっ
て得られるものであり、この種のチューブ容器に利用さ
れている従来のロンデルと全く同様のものが利用され
る。
体に対して射出成形されている合成樹脂製の肩部におけ
るガスバリヤー性を改良するものであり、例えば、Al箔
の表,裏両面にポリエチレンやポリプロピレン等のオレ
フィン系樹脂層が積層されている積層シートを、圧縮成
形または射出成形によって成形される合成樹脂製の肩部
の内周面に添う外郭形状の成形体に成形することによっ
て得られるものであり、この種のチューブ容器に利用さ
れている従来のロンデルと全く同様のものが利用され
る。
前段工程によって得られたチューブ、すなわち、合成
樹脂製の頭部と筒状の胴部との接合体からなるチューブ
をセットさせるリテーナーには、該チューブの肩部と胴
部上部とがリテーナーによって支承され、しかも、肩部
に対応する箇所を巡るようにしてコイルが配設されてい
るものが利用される。
樹脂製の頭部と筒状の胴部との接合体からなるチューブ
をセットさせるリテーナーには、該チューブの肩部と胴
部上部とがリテーナーによって支承され、しかも、肩部
に対応する箇所を巡るようにしてコイルが配設されてい
るものが利用される。
後段工程では、かかるリテーナー対して、前段工程で
得られたチューブをセットした後、該リテーナーに配設
されているコイルに高周波電流を通すことによってロン
デルの金属箔を発熱させ、ロンデルの表,裏面層をなし
ているオレフィン系樹脂層を溶融させ、このポリオレフ
ィン系樹脂の溶融流によって、ロンデルの端面に露出し
ている金属箔を被覆させる。
得られたチューブをセットした後、該リテーナーに配設
されているコイルに高周波電流を通すことによってロン
デルの金属箔を発熱させ、ロンデルの表,裏面層をなし
ているオレフィン系樹脂層を溶融させ、このポリオレフ
ィン系樹脂の溶融流によって、ロンデルの端面に露出し
ている金属箔を被覆させる。
なお、ロンデルに成形される積層シートにおける金属
箔は、ロンデルによって得られるガスバリヤー性能と積
層シートの成形性能との関係から、厚さ10〜100μ程度
のものが利用される。
箔は、ロンデルによって得られるガスバリヤー性能と積
層シートの成形性能との関係から、厚さ10〜100μ程度
のものが利用される。
また、金属箔の表,裏両面のポリオレフィン系樹脂層
は、該樹脂層の溶融による流れ出しによって金属箔の端
面の被覆が十分に行なわれ得るように、金属箔の厚さ以
上の厚さの表面層及び裏面層として形成されていること
が好ましい。
は、該樹脂層の溶融による流れ出しによって金属箔の端
面の被覆が十分に行なわれ得るように、金属箔の厚さ以
上の厚さの表面層及び裏面層として形成されていること
が好ましい。
「実施例」 以下本発明のチューブ容器の製造方法の具体的な構成
を、実施例を以って説明する。
を、実施例を以って説明する。
実施例1 第1図において、Al箔を含む積層シートによる筒状体
2と、厚さ50μのAl箔と該Al箔の表面に積層されている
厚さ150μのポリエチレン樹脂層とAl箔の裏面に積層さ
れている厚さ150μのポリエチレン樹脂層とからなるロ
ンデル用の積層シートを、圧空成形とそれに続く打ち抜
き成形に付すことによって得られた截頭円錐状のロンデ
ル6とを、射出成形用の金型内の所定の位置にインサー
トし、ポリプロピレン樹脂の射出成形によって、筒状体
2とロンデル6とに対して、口頸部3と該口頸部3に連
なる截頭円錐状の肩部4からなるポリプロピレン樹脂製
の頭部5が接合されているチューブ7を得た。
2と、厚さ50μのAl箔と該Al箔の表面に積層されている
厚さ150μのポリエチレン樹脂層とAl箔の裏面に積層さ
れている厚さ150μのポリエチレン樹脂層とからなるロ
ンデル用の積層シートを、圧空成形とそれに続く打ち抜
き成形に付すことによって得られた截頭円錐状のロンデ
ル6とを、射出成形用の金型内の所定の位置にインサー
トし、ポリプロピレン樹脂の射出成形によって、筒状体
2とロンデル6とに対して、口頸部3と該口頸部3に連
なる截頭円錐状の肩部4からなるポリプロピレン樹脂製
の頭部5が接合されているチューブ7を得た。
次いで、符号Rで表示されるリテーナーに対して前述
の工程によって得られたチューブ7をセットした後、該
リテーナーRに配設されているコイル8に高周波電流を
通し、ロンデル6におけるAl箔を発熱させ、ロンデル6
の表,裏面層をなしているポリエチレン樹脂を溶融する
ことによって、ロンデル6と肩部4とを熱溶着接着する
と共に、ロンデル6の端面に露出しているAl箔を、該Al
箔の表,裏両面におけるポリエチレン樹脂の溶融流によ
って被覆,固化し、第2図にて符号1で表示される本発
明の目的製品であるチューブ容器1を得た。
の工程によって得られたチューブ7をセットした後、該
リテーナーRに配設されているコイル8に高周波電流を
通し、ロンデル6におけるAl箔を発熱させ、ロンデル6
の表,裏面層をなしているポリエチレン樹脂を溶融する
ことによって、ロンデル6と肩部4とを熱溶着接着する
と共に、ロンデル6の端面に露出しているAl箔を、該Al
箔の表,裏両面におけるポリエチレン樹脂の溶融流によ
って被覆,固化し、第2図にて符号1で表示される本発
明の目的製品であるチューブ容器1を得た。
なお、第2図において符号9は、チューブ容器1にお
けるロンデルを示すものであり、ロンデル9の端面にお
いて、ロンデル9の中芯層をなしているAl箔aが、表面
層をなしているポリエチレン樹脂層bと裏面層をなして
いるポリエチレン樹脂層cとの溶融,固化により、隠蔽
されている状態を示す。
けるロンデルを示すものであり、ロンデル9の端面にお
いて、ロンデル9の中芯層をなしているAl箔aが、表面
層をなしているポリエチレン樹脂層bと裏面層をなして
いるポリエチレン樹脂層cとの溶融,固化により、隠蔽
されている状態を示す。
「発明の作用,効果」 本発明のチューブ容器の製造方法は、圧縮成形または
射出成形によって得られる合成樹脂製の肩部のガスバリ
ヤー製を高めるために、該肩部の内面に対して、金属箔
を具備する積層シートによるロンデルが積層されている
チューブを得た後、該チューブの肩部に対応する箇所に
コイルが配設されているリテーナーに前述のチューブを
セットし、さらに、該リテーナーに配設されているコイ
ルに高周波電流を通すことによって、ロンデルにおける
金属箔を発熱させ、ロンデルの端面に露出している金属
箔を、該金属箔の表,裏両面におけるポリオレフィン系
樹脂の溶融流によって被覆するものであり、ロンデルを
容器の肩部の内周面に積層させることによって高度のガ
スバリヤー性が得られることは勿論のこと、ロンデルの
端面における金属箔の露出が完全に防止される。
射出成形によって得られる合成樹脂製の肩部のガスバリ
ヤー製を高めるために、該肩部の内面に対して、金属箔
を具備する積層シートによるロンデルが積層されている
チューブを得た後、該チューブの肩部に対応する箇所に
コイルが配設されているリテーナーに前述のチューブを
セットし、さらに、該リテーナーに配設されているコイ
ルに高周波電流を通すことによって、ロンデルにおける
金属箔を発熱させ、ロンデルの端面に露出している金属
箔を、該金属箔の表,裏両面におけるポリオレフィン系
樹脂の溶融流によって被覆するものであり、ロンデルを
容器の肩部の内周面に積層させることによって高度のガ
スバリヤー性が得られることは勿論のこと、ロンデルの
端面における金属箔の露出が完全に防止される。
したがって、本発明のチューブ容器の製造方法におい
ては、内填物による金属箔の腐食の虞れが無く、保存性
能において極めて優れた性質を有するチューブ容器が簡
単に得られる。
ては、内填物による金属箔の腐食の虞れが無く、保存性
能において極めて優れた性質を有するチューブ容器が簡
単に得られる。
第1図は本発明のチューブ容器の製造方法の工程中の要
部を説明する断面図、第2図は本発明のチューブ容器の
製造方法によって得られたチューブ容器の要部を示す断
面図である。 1:本発明のチューブ容器の製造方法によって得られたチ
ューブ容器、2:チューブ容器の胴部をなす筒状体、3:口
頸部、4:截頭円錐状の肩部、5:口頸部2と肩部4とによ
る合成樹脂製の頭部、6:チューブ7の肩部の内周面に積
層されているロンデル、R:リテーナー、7:前段工程によ
って得られたチューブ、8:リテーナーRに配設されてい
るコイル、9:チューブ容器1の肩部に積層されているロ
ンデル、a:ロンデル8の中芯層をなすAl箔、b:ロンデル
8の表面層をなすポリエチレン樹脂層、c:ロンデル8の
裏面層をなすポリエチレン樹脂層。
部を説明する断面図、第2図は本発明のチューブ容器の
製造方法によって得られたチューブ容器の要部を示す断
面図である。 1:本発明のチューブ容器の製造方法によって得られたチ
ューブ容器、2:チューブ容器の胴部をなす筒状体、3:口
頸部、4:截頭円錐状の肩部、5:口頸部2と肩部4とによ
る合成樹脂製の頭部、6:チューブ7の肩部の内周面に積
層されているロンデル、R:リテーナー、7:前段工程によ
って得られたチューブ、8:リテーナーRに配設されてい
るコイル、9:チューブ容器1の肩部に積層されているロ
ンデル、a:ロンデル8の中芯層をなすAl箔、b:ロンデル
8の表面層をなすポリエチレン樹脂層、c:ロンデル8の
裏面層をなすポリエチレン樹脂層。
Claims (1)
- 【請求項1】積層シートによって形成されている筒状体
からなる胴部と、金属箔の表,裏両面にポリオレフィン
系樹脂層が積層されている積層シートによる截頭円錐状
の成形体とを、筒状体からなる胴部の上方端部の内周面
と、截頭円錐状の成形体の下方端部の外周面との間に間
隙を有するようにして、圧縮成形用または射出成形用の
金型内にインサートした後、口頸部と該口頸部に連続す
る截頭円錐状の肩部とからなるチューブ容器用の頭部
を、熱可塑性合成樹脂の圧縮成形または射出成形によっ
て成形し、頭部と筒状体の胴部とによるチューブを得た
後、さらに、得られたチューブを、該チューブにおける
肩部に対応する箇所にコイルが配設されているリテーナ
ーにセットし、リテーナーに配設されているコイルに高
周波電流を通すことにより、前記截頭円錐状の成形体に
おける金属箔を発熱させ、該成形体の両端面に露出して
いる金属箔を、該金属箔の表,裏両面におけるポリオレ
フィン系樹脂の溶融流によって被覆することを特徴とす
るチューブ容器の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27300390A JP2886966B2 (ja) | 1990-10-11 | 1990-10-11 | チューブ容器の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27300390A JP2886966B2 (ja) | 1990-10-11 | 1990-10-11 | チューブ容器の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04147837A JPH04147837A (ja) | 1992-05-21 |
JP2886966B2 true JP2886966B2 (ja) | 1999-04-26 |
Family
ID=17521798
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27300390A Expired - Lifetime JP2886966B2 (ja) | 1990-10-11 | 1990-10-11 | チューブ容器の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2886966B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4662444B2 (ja) * | 2005-02-17 | 2011-03-30 | 大日本印刷株式会社 | チューブ容器の肩部および口頸部に一体化成形して用いる上部部材の製造方法、およびその製造方法で製造された上部部材を用いたチューブ容器 |
US7842225B2 (en) * | 2007-04-20 | 2010-11-30 | Lrm Industries International, Inc. | Method of preparing a molded article |
JP5509550B2 (ja) * | 2008-07-23 | 2014-06-04 | 大日本印刷株式会社 | ロンデル成形体用積層体の製造方法、ロンデル成形体の製造方法、及びチューブ容器の製造方法 |
-
1990
- 1990-10-11 JP JP27300390A patent/JP2886966B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04147837A (ja) | 1992-05-21 |
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Legal Events
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