JP2886489B2 - 建設資材用移載装置 - Google Patents

建設資材用移載装置

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JP2886489B2
JP2886489B2 JP23973695A JP23973695A JP2886489B2 JP 2886489 B2 JP2886489 B2 JP 2886489B2 JP 23973695 A JP23973695 A JP 23973695A JP 23973695 A JP23973695 A JP 23973695A JP 2886489 B2 JP2886489 B2 JP 2886489B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築資材等を搬送
する装置に係り、特に複数階のフロアを有しかつ各フロ
アが構築されている建築物に好適な建設資材用移載装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建築資材を建築物の各フロアーに
搬送する搬送装置としては、従来例として、各フロア
に亘って垂設された揚重リフトと、前記揚重リフトの乗
降口から建築資材を載置すべき場所の近傍まで延設され
た案内軌道と、荷積み・荷降ろしをするための昇降機能
を備え前記案内軌道に沿って自走可能とされた自走台車
と、前記揚重リフトおよび自走台車のそれぞれに所定の
動作信号を送出する命令手段と、前記命令手段に所要動
作を入力するための入力手段と、を有して成るものが知
られている(特開平4−185869号)。
【0003】また、従来例として、ビル等の高層建築
物の建造用建設リフトの床に入り口から奥へ向かって前
後方向に敷設されたリフトレールと、上記レールに沿っ
てリフトとデッキとの両者に亘って前後方向へ移動する
フォークリフトと、上記各デッキにそれぞれ配置され上
記フォークリフトにより各デッキ間を相互にシャトル的
に運搬される建築資材用パレットとを備えた建設用リフ
ト装置が知られている(特開平6−171865号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来例においては、自走台車の駆動源としてバッテリー
を搭載しているため、自重が非常に重くなり、自走台車
の能力を小さくしたり、該自走台車が走る床の耐圧を大
きくする必要があった。また、フロアーの全域を動き回
るので、障害物等の監視が出来ないと言う不都合があ
り、人や障害物との接触の危険性が伴うと言う問題点が
あった。更に、自走台車を無線操作で制御するので、電
波障害等により前記自走台車が御動作したり、制御不能
となったりするおそれがある。
【0005】前記従来例では、フォークリフトが直進
しかできないので、荷の置場所が有効に使用できないと
共に、このフォークリフトの片側の車輪が障害物等でス
リップして当該フォークリフトの位置がずれると、リフ
ト内へ戻すことが出来なくなると言う問題点があった。
また、荷を搬入するするだけの計画に留まり、搬出まで
の総合的な計画まではできておらず、廃材等の塵を含め
た資材の搬送が効率的になされていなかった。
【0006】このように、従来の建築資材搬送装置は、
軽量化と搬送機能の多様化において解決すべき課題を有
していた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る建設資材用
移載装置の上記課題を解決するための要旨は、建築物の
各フロアーに亘って垂設された揚重リフトと、該揚重リ
フトから各フロアーに給電・操作制御用の繰り出し自在
なケーブルを介して移動できる移載機と、前記揚重リフ
トの昇降と前記移載機の移動とを制御する制御装置と、
からなる移載装置であって、前記移載機が直進する移動
機能と直進方向に対して直交方向に進む横移動機能とを
合わせ持っていることである。
【0008】また、前記移載機には、パレット用のフォ
ーク爪が一対備えられ、かつ、両フォーク爪の間隔が可
変できること、;更に、前記移載機には、荷物の有無を
検出する検出装置と、該検出装置で荷物があることを検
出した時にフォーク爪を所定量リフトアップさせる自動
リフトアップ機能と、が設けられていることである。
【0009】本発明に係る建設資材用移載装置によれ
ば、揚重リフトの出入り口から移載機が直進して荷置場
所へ向かい、建築資材の搬入・搬出作業をすることがで
きるとともに、該移載機は直角ターンして行う、若しく
は、該移載機の姿勢を変えずに行う横移動ができるの
で、荷置場所の空きパレットや台車を回収して揚重リフ
トに戻ることができる。また、移載機のフォーク爪がそ
の間隔を可変させることができるので、パレットのみな
らず台車などの各種荷台に対応して搬入作業等すること
ができる。更に、移載機の自動リフトアップ機能によ
り、効率的な自動化が可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る実施形態につ
いて図面を参照して詳細に説明する。本発明の第1実施
例に係る建設資材用移載装置1は、図1乃至図2に示す
ように、建築物の各フロアーに亘って垂設された揚重リ
フト2と、該揚重リフト2から各フロアーに給電・操作
制御用の繰り出し自在なケーブル3を介して移動できる
移載機4と、前記揚重リフト2の昇降と前記移載機4の
移動とを制御する制御装置5と、からなる。
【0011】前記揚重リフト2は、図3乃至図6に示す
ように、地上より立ち上げた2条のマスト6に荷台7が
昇降自在に設けられ、該荷台7には両側面にワイヤーロ
ープ8を介してカウンターウエイト9が配設されてい
る。
【0012】前記荷台7には、上部に4基のモータ10
と減速機とが設けられ、前記マスト6に配設されたラッ
クギアと歯合して、前記モータ10の回転により当該荷
台7がカウンターウエイト9と共にマスト6を挟んで、
つるべ式に昇降するものである。
【0013】前記荷台7の中には、図4に示すように、
移載機4が配置され、該移載機4にケーブル3の一端が
接続され、その他端がケーブルリール12に繋着されて
いる。
【0014】また、荷台7は、その昇降速度が高速と低
速の2段階に制御され、目的のフロアーに近ずくと低速
モードとなって高精度に着床されるものである。
【0015】そして、荷台7が着床すると、図5に示す
ように、扉開閉用のモータ13が開方向に駆動してチェ
ーン14によって自動的に前面扉15,16が上下方向
に同時移動し開口する。更に、各フロアーの扉19が同
様にして上下方向に移動して開口する。
【0016】また、このとき、図6に示すように、荷台
7の床面7aから回動自在に支持されるとともに、例え
ば、ネジリバネ等の弾性体17で常に前面扉側に先端部
18aが付勢されて扉に当接している踏み板18が、前
面扉の下扉16の下降と共に前記先端部18aが前記弾
性体17の付勢力で回転してフロアー20に係止し、該
フロアー20と荷台の床面7aとに対して略水平にな
る。これでフロアー20と荷台の床面7aとの走行が可
能となる。
【0017】なお、踏み板の先端部18aと前記下扉1
6との当接面にはスベリ板21が設けられ、互いにスム
ーズに摺接するようにされている。
【0018】次に、移載機4は、移動用の躯体部分と荷
物用のリフト装置とからなる。まず、躯体部分は、図7
乃至図13に示すように、躯体部分の後方左右にモータ
22及び減速機付の駆動輪23が設けられ、更に該駆動
輪23の回転数を検出するエンコーダ24が設けられて
いる。
【0019】躯体部分の前方に延びる枠体26の端部に
従動輪25が設けられている。この躯体部分は、前記駆
動輪23,23を同時同方向に回転させることで前進・
後進し、逆回転させることで左右方向に躯体部分が回転
するものであり、前記エンコーダ24の回転数の検知に
より直交方向に向けることができる。
【0020】このように、移載機4の躯体部分は、直進
する移動機能と直進方向に対して直交方向に進む横移動
機能とを合わせ持っている。勿論、その移動・回転制御
は前記制御装置5によってなされる。
【0021】また、この躯体部分の後部には、水平方向
に板状のバンパースイッチ27が設けられており、該バ
ンパースイッチ27は水平方向に移動自在であって、こ
の移載機4が後進して荷台7内に収容された際に、該荷
台7の後側面に設けられた当て板28に当接して偏倚す
る。そして、機械的スイッチがONとなって、制御装置
5を介して移載機4の後進が停止されるようになってい
る。
【0022】このほか、前記躯体部分に、後述のリフト
装置29の昇降のガイドとなる、断面形状がコ字状の案
内レール30が一対垂設されている。更に、リフト装置
29を昇降させる油圧シリンダ31が設けられ、この油
圧シリンダ31に給油する電動式油圧ポンプ32が設け
られている。
【0023】また、前記躯体部分の下部には、フロアー
20に走行ライン上に敷設された白線に対して、走行時
に逸脱しないように監視するためのセンサー33が設け
られている。
【0024】そして、前記躯体部分の上部には、図12
乃至図13に示すように、ケーブル3のケーブル尻手3
4が回動自在に接続され、移載機4の躯体部分の方向回
転を検知するためのエンコーダ35が設けられている。
【0025】次に、移載機4におけるリフト装置29
は、図14乃至図19に示すように、前記躯体部分の油
圧シリンダ31で昇降されるように、リフト用の剛性な
フレーム36が垂設されると共に、水平剛性架材36
a,36bとで矩形状に組み立てられて框体を形成して
いる。そして、フレーム36の上下部分で水平に延びる
回転軸に転動輪37が回動自在に支持され、該転動輪3
7は前記案内レール30のガイド溝に嵌挿されている。
【0026】また、前記フレーム36の前面に横スライ
ド可能な爪38,39が設けられている。この爪38,
39を横スライドさせる構造は、中央部に拡縮用のシリ
ンダ40を設け、そのシリンダのロッド先端を爪38の
爪フレーム41に連結する。
【0027】前記爪フレーム41は、水平に横架された
断面形状コ字型の剛性枠材であり、図17に示すよう
に、互いに背向して配置され、その上にラックギア42
がその歯部分を互いに対向させて設けられている。そし
て、前記両歯の間にピニオンギア43が一以上介在して
歯合されている。
【0028】よって、前記シリンダ40のロッドが伸長
することで、図15に示すように、爪38が図中で左側
に移動し、その動きがラックギア42とピニオンギア4
3を介して爪39の爪フレーム41側のラックギア42
に伝達され、当該爪39は右側(爪38とは逆方向)に
同時に移動する。
【0029】この爪38,39の、リフト装置29にお
ける中心位置から水平方向への拡縮により任意の爪幅と
することができ、パレットや台車等を搬送する際の爪幅
の違いに対して容易に対応させることができる。かかる
爪幅の変化量はエンコーダ44で制御装置5により把握
される。
【0030】また、リフト装置29には、図18乃至図
19に示すように、荷有検出装置45が設けられてい
る。該荷有検出装置45は、上部端で揺動自在に支持さ
れた検知板45aと、該検知板45aの下端部を常に展
開させようとするリンク46及び弾性体としてのコイル
バネ47、検出装置としてのセンサー48、可動棒49
とで構成されている。
【0031】前記荷有検出装置45でパレットの建築資
材が爪38,39上に位置せしめられたことを検知する
と、制御装置5の指令により移載機4の躯体部分の走行
が停止され、そして、油圧シリンダ31が駆動されて、
リフト装置29が安全性のため最上部にまで持ち上げら
れるのである。
【0032】このようにしてなる本発明の建設資材用移
載装置1の使用方法を説明すると、図1乃至図2に示す
ように、例えば、オペレーションルームにおける制御装
置5の設定された指令により、まず、1階のフロアー2
0のパレットヤード内に載置したパレット50及びコン
テナ化した建築資材51に対して荷積みを行う。そこ
で、移載機4を荷台7から直進させセンサー33によっ
て監視しながら白線に沿って走行させて、リフト装置2
9の爪38,39をパレット50に差し込む。
【0033】そして、移載機4の荷有検出装置45(図
18乃至図19参照)によって、荷有りとするセンサー
48からの信号を受け取って、自動リフトアップ機能に
より油圧シリンダ31を作動させ(図7参照)、走行中
の安全を確保するため最上部にまでリフト装置29を持
ち上げて、前記パレット50及び建築資材51をリフト
アップさせる。
【0034】次に、移載機4を揚重リフト2の荷台7に
向かって後進させる。荷台7の当て板28(図11参
照)に後進移動してきた移載機4のバンパースイッチ2
7が当接して、当該バンパースイッチ27の偏倚で機械
的スイッチがON等して、制御装置5によって移載機4
の後進が停止される。続いて、前記荷台7の前面扉1
5,16が同時に扉開閉用のモータ13の作用で閉じら
れ、下扉16の上昇により踏み板18も自動的に跳ね上
げられる(図6参照)。
【0035】そして、1階フロアーの扉19が閉じられ
ると、荷台7が目的の階まで昇降される。該荷台7の昇
降が所定の目的階にて停止すると、該目的階の扉19が
開かれて開口し、同時に、荷台7の前面扉15,16も
開かれる。
【0036】前面扉の下扉16が下降したことで荷台7
の踏み板18が自動的に回転し、その先端部18aが目
的階のフロアー20の端部に係止する。そして、図1に
示すように、制御装置5からの指令によって、移載機4
を前進させ、ケーブル3をケーブルリール12から繰り
出しながら、所定位置にまで白線に沿って前進させる。
【0037】次に、前記油圧シリンダ31を作動させ
て、パレット50及びコンテナ化した建築資材51を下
降させフロアー20上に載置する。そして、移載機4を
後進させてリフト装置29の爪38,39を前記パレッ
ト50から離間させる。リフト装置29の荷有検出装置
45の検知板45aが、コイルバネ47の付勢力で再び
展開される。これによって、荷降ろし作業が完了する。
【0038】次に、移載機4の躯体部分の両駆動輪2
3,23をエンコーダ24(図10参照)で駆動輪の回
転数を監視しながら互いに逆回転させ、該躯体部分を前
記直進方向に対していずれかの直交方向へと直角ターン
させる。
【0039】そして、直角ターンさせた後に白線に沿っ
て直進させ、空コンテナ51a及びパレット50を前記
荷積み作業時と同様にして移載機4のリフト装置29で
リフトアップし、所定位置にまで後進させた後に、当該
移載機4の躯体部分を、両駆動輪23,23を前記直角
ターンさせたときと逆回転させ、90゜向きを回転させ
て荷台7に対して向き直させる。
【0040】その後、揚重リフト2の荷台7に前記移載
機4を収納させる。該荷台7のバンパースイッチ27に
より、荷台7の奥行側に所定の位置まで移載機4が収納
されたことが判り、移載機4の移動が停止される。
【0041】続いて前面扉15,16がモータ13の作
用によって閉じられ、また、踏み板18も跳ね上げられ
る。
【0042】そして、荷台7が揚重リフト2を降下して
一階のフロアー20に到着して、高精度な範囲内で着床
すると、図11に示すように、荷台7の前面扉15,1
6が開けられ、移載機4が前進してパレットヤード内に
おいて、前記空コンテナ51a及びパレット50を所定
の位置に載置する。これで空コンテナの回収作業が完了
する。
【0043】更に、フロアー20の所定の位置に移動し
て、トラックで搬入されフォークリフト等で予めパレッ
トヤード内に載置されたパレット50及びコンテナ化し
た建築資材51を、リフトアップして次の目的階に搬送
し、これを繰り返して建築資材の搬入を行うものであ
る。
【0044】このように、決められた各フロアー20の
パレットヤード内と揚重リフト2とを往復するのみで、
フロアー20の全範囲を移載機4が低速で移動するもの
ではないので、本発明に係る建設資材用移載装置1で
は、建築資材の搬入作業をスピーディに行えるようにな
った。
【0045】そして、移載機4のリフト装置29におけ
る爪38,39は、その間隔を自在に変えられるので、
搬送すべき台車やコンテナの長さが異なっていても、拡
縮用のシリンダ40を作動させることで適宜対応させる
ことができる。
【0046】また、移載機4は、揚重リフト2の荷台7
からケーブル3を介して駆動制御され一定範囲のパレッ
トヤード内に限って移動されるものなので、例えば、荷
台7の上に監視カメラをセットして制御装置5で監視す
ることが容易となり、監視員を配置する必要がないばか
りでなく、人との接触等の危険性が減る。
【0047】更に、ケーブル3で制御信号を送るので移
載機の誤動作が防止され、駆動用電源もケーブル3から
供給されるのでバッテリーを移載機に搭載する必要が無
く小型軽量化された移載機となって積載能力が増し、よ
り多くの建築資材を移載機4に搬送させることができ
る。但し、移載機4の部材を軽量化して、動力をバッテ
リーにすることもあり、荷重範囲においては適宜変更で
きる。また、白線等を検知してそれに沿って移動してい
く装置を搭載しており、コンテナやパレットをパレット
ヤード内で効率的に配置する平面計画によって、希望す
る場所に自由に移載機4を誘導することが可能である。
【0048】次に、本発明の第2実施例に係る移載装置
は、前記第1実施例に係る建築資用移載装置1がその移
載機を直角ターンさせて横移動する、のに対して、移載
機4の枠体26の従動輪25及び駆動輪23を、その支
持軸を公知手段により各々直交方向に回転させ、そし
て、前記駆動輪23を回転させることにより、当該移載
機4の姿勢を回転させないで横移動(蟹の横歩きのよう
に)させるものである。
【0049】このような第2実施例に係る建築資材用移
載装置によれば、パレットヤード内において、並設させ
てパレット間の間隔が狭くても、例えば、パレットをフ
ォークアップした後にそのままの姿勢で移載機を横移動
することができるようになり、直角ターンによる前記パ
レットの他のパレット上の建築資材との衝突が避けられ
て、作業能率が向上するものである。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る建設
資材用移載装置は、建築物の各フロアーに亘って垂設さ
れた揚重リフトと、該揚重リフトから各フロアーに給電
・操作制御用の繰り出し自在なケーブルを介して移動で
きる移載機と、前記揚重リフトの昇降と前記移載機の移
動とを制御する制御装置と、からなる移載装置であっ
て、前記移載機が直進する移動機能と直進方向に対して
直交方向に進む横移動機能とを合わせ持っているので、
ケーブルを介して移載機を移動制御することで誤動作が
無く安全であると共に、建築資材の搬入作業のみならず
空パレットや空台車等を回収することもできると言う優
れた効果を奏する。
【0051】前記移載機には、パレット用のフォーク爪
が一対備えられ、かつ、両フォーク爪の間隔が可変でき
るので、一台の移載機で長さの異なるパレットや台車を
搬送することが容易にできると言う優れた効果を奏す
る。
【0052】更に、前記移載機には、荷物の有無を検出
する検出装置と、該検出装置で荷物があることを検出し
た時にフォーク爪を所定量リフトアップさせる自動リフ
トアップ機能と、が設けられているので、荷物を自動的
にリフトアップさせることができ作業能率が向上すると
言う優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る建設資材用移載装置の使用状態説
明図である。
【図2】同本発明に係る建設資材用移載装置の全体構成
を示す説明図である。
【図3】同本発明に係る建設資材用移載装置の揚重リフ
トの概略構成図である。
【図4】同本発明に係る建設資材用移載装置の揚重リフ
トの一部構成図である。
【図5】同本発明に係る建設資材用移載装置における荷
台の前面扉の開閉動作の説明図である。
【図6】同建設資材用移載装置の荷台における踏み板の
動作説明図である。
【図7】同建設資材用移載装置における、移載機の躯体
部分の正面図である。
【図8】同移載機の躯体部分の平面図である。
【図9】同移載機の躯体部分の側面図である。
【図10】同移載機における躯体部分の駆動輪の一部詳
細拡大図であれる。
【図11】1階フロアーにおける、本発明に係る建設資
材用移載装置の移載機の動作を示す説明図である。
【図12】本発明に係る建設資材用移載装置における、
移載機の躯体部分の一部説明図である。
【図13】同本発明に係る建設資材用移載装置におけ
る、移載機の躯体部分の一部拡大説明図である
【図14】同本発明に係る建設資材用移載装置におけ
る、移載機のリフト装置の正面図である。
【図15】同移載機のリフト装置の平面図である。
【図16】同移載機のリフト装置の一部側面図である。
【図17】同移載機のリフト装置の一部拡大詳細図であ
る。
【図18】同移載機のリフト装置の側面図である。
【図19】同移載機のリフト装置の荷有検出装置の説明
図である。
【符号の説明】
1 建設資材用移載装置、 2 揚重リフト、 3 ケーブル、 4 移載機、 5 制御装置、 7 荷台、 12 ケーブルリール、 13 モータ、 15,16 前面扉、 18 踏み板、 19 扉、 20 フロアー、 23 駆動輪、 24 エンコーダー、 27 バンパースイッチ、 28 当て板、 29 リフト装置、 31 油圧シリンダ、 32 油圧ポンプ、 33 センサー、 34 ケーブル尻手、 38,39 爪、 40 シリンダ、 41 爪フレーム、 45 荷有検出装置、 50 パレット、 51 コンテナ化した建築資材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 半田 雅俊 東京都中央区京橋1−7−1 戸田建設 株式会社内 (72)発明者 景山 亨 東京都中央区京橋1−7−1 戸田建設 株式会社内 (72)発明者 尾崎 久夫 東京都中央区京橋1−7−1 戸田建設 株式会社内 (72)発明者 渡邊 重信 東京都港区虎ノ門1−5−12 株式会社 サノヤス・ヒシノ明昌 東京営業部内 (72)発明者 足利 正広 広島県東広島市西条中央4丁目2番27号 株式会社サノヤス・ヒシノ明昌 西条 工場内 (72)発明者 藤原 義隆 広島県東広島市西条中央4丁目2番27号 株式会社サノヤス・ヒシノ明昌 西条 工場内 (56)参考文献 特開 平6−171865(JP,A) 特開 平4−185869(JP,A) 特開 平3−211199(JP,A) 特開 平7−157294(JP,A) 特開 平7−257893(JP,A) 特開 平8−157199(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B66F 9/00 - 11/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築物の各フロアーに亘って垂設された
    揚重リフトと、該揚重リフトから各フロアーに給電・操
    作制御用の繰り出し自在なケーブルを介して移動できる
    移載機と、前記揚重リフトの昇降と前記移載機の移動と
    を制御する制御装置と、からなる移載装置であって、前
    記移載機が直進する移動機能と直進方向に対して直交方
    向に進む横移動機能とを合わせ持っていることを特徴と
    する建設資材用移載装置。
  2. 【請求項2】 移載機には、パレット用のフォーク爪が
    一対備えられ、かつ、両フォーク爪の間隔が可変できる
    ことを特徴とする請求項1に記載の建設資材用移載装
    置。
  3. 【請求項3】 移載機には、荷物の有無を検出する検出
    装置と、該検出装置で荷物があることを検出した時にフ
    ォーク爪を所定量リフトアップさせる自動リフトアップ
    機能と、が設けられていることを特徴とする請求項1に
    記載の建設資材用移載装置。
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