JP2885439B2 - 第1及び第2の物体の位置合せ方法及び装置 - Google Patents

第1及び第2の物体の位置合せ方法及び装置

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JP2885439B2
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、第1及び第2の物体を位置合せする方法
及び装置に関し、具体的には、露光装置におけるマスク
とウェハとを位置合せする方法及び装置に関する。
(従来の技術) 超LSI等の半導体素子が製造される工程においては、
露光装置によってウェハに回路パターンが転写されてい
る。即ち、予めマスクに形成された回路パターンにX線
が照射され、回路パターンの像がウェハに転写される。
この回路パターンが転写される前に、マスクとウェハと
が高精度に位置合せされる必要がある。
この位置合せを比較的高精度で行う方法として、従
来、光へテロダイン干渉式位置合せ方法が知られてい
る。この方法では、当初、一対の回折格子がマスクとウ
ェハとに配置され、これらの回折格子で回折され干渉さ
れた回折干渉光が検出され、この回折干渉光の位相ずれ
が求められ、その結果、マスクとウェハとの位置ずれが
求められている。しかしながら、求められた位相ずれに
は、マスクとウェハとの位置ずれの情報だけでなく、マ
スクとウェハとの間のギャップの情報をも含まれている
ことがあり、その結果、両者の間のギャップが所定に維
持されていないと、両者を正確に位置合せすることがで
きないことがあった。
そこで、第16図に示されように、この光ヘテロダイン
法を改良し、マスクとウェハとの間のギャップを無関係
に、マスクとウェハとを正確に位置合せする方法が提案
されている。即ち、マスクには、1次元回折格子11とウ
ィンドウ12とが配置されており、ウェハには、反射面21
と1次元回折格子22とが配置されている。周波数f1,f2
の2つの光ビームが所定方向からマスクに入射される。
マスクの1次元回折格子11で透過回折されて干渉され、
ウェハの反射面21で反射され、再度、1次元回折格子11
で透過回折された回折干渉光IMが1次元分布してマスク
から射出される。同時に、マスクのウィンドウ12を透過
し、ウェハの1次元回折格子22で反射回折されて干渉さ
れ、再度、ウィンドウ12を透過した干渉回折光IWが1次
元分布してマスクから射出される。回折干渉光IMのうち
0次光であるIM(0)が検出され、同時に、回折干渉光
のうち0次光であるIW(0)が検出される。IM(0)と
IW(0)とは、共にΔf=|f1−f2|の光ビートである
ため、これらIM(0)とIW(0)との位相差が求められ
て、位置ずれが求められている。これにより、理論的に
は、マスクとウェハとの間のギャップと無関係に、マス
クとウェハとが正確に位置合せされると考えられる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、2つの回折干渉光IM,IWは、共に1次
元分布している。そのため、IM(0)とIW(0)とは、
ほんの僅かの量(100μm)しか離れておらず、これら
の一部が重合して干渉するようにマスクから射出されて
いる。そのため、IM(0)とIW(0)とが分離・選択さ
れて検出されることができず、その結果、これらI
M(0)とIW(0)が干渉されたまま検出されると、マ
スクとウェハとの位置合せが高精度に実行されないとい
う問題があった。
また、この問題を解決するため、1次元回折格子11
1次元回折格子22とを第16図y方向に400〜500μm離間
して配置するという案が提案されている(即ち、第16図
のa幅を広くする)。しかしながら、これら回折格子が
占有する面積が大きくなり、その結果、スクライブライ
ン(LSIチップ間のラインのことを言い、このラインの
中に回折格子が配置される)が広くされ、1枚のウェハ
から生産されるチップの効率が低下されるという新たな
問題が生起されることになる。
以上から、マスクとウェハとの間のギャップに無関係
にこれらが位置合わせされるように、新たな光へテロダ
イン法が提案されているが、上述したように、IM(0)
とIW(0)とが分離・選択して検出されないため、この
新たな方法も実効を図ることができなかった。
そこで、この発明の目的は、スクライブラインを広く
せずに検出される回折干渉光を独立して分離・選択する
ことを可能にし、その結果、マスクとウェハとの間のギ
ャップに無関係にこれらの位置合わせを達成できる、位
置合せ方法及び装置を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明の位置合せ方法では、第1の物体(マスク)
に第11及び第12の領域が形成され、第2の物体(ウェ
ハ)に第21及び第22の領域が形成されており、 第11及び第21の領域は、これら2つの領域を移行した
後に射出する光を2次元分布の回折光とするように少な
くとも1つの回折格子を有し、第12及び第22の領域も、
これら2つの領域を移行した後に射出する光を2次元分
布の回折光とするように少なくとも1つの回折格子を有
し、 光源から周波数f1,f2(f1≠f2)の2つの光ビームを
発射する工程と、 これら2つの光ビームを第11及び第12の領域又は第21
及び第22の領域に移行させ、その結果、これらの2つの
光ビームを、第11及び第21の領域で回折させ干渉させ
て、2次元分布する第1の回折干渉光IMに変化させて射
出すると同時に、第12及び第22の領域でも回折させ干渉
させて、2次元分布する第2の回折干渉光IWに変化させ
て射出する工程と、 第1の回折干渉光IMのうち特定次数の光を検出して、
第1の物体の位置ずれに対応する位相ずれxMを有し周波
数Δf=|f1−f2|の第1のビート信号に変換する一
方、第2の回折干渉光IWのうち特定次数の光を検出し
て、第2の物体の位置ずれに対応する位相ずれxWを有し
周波数Δfの第2のビート信号に変換する工程と、 第1及び第2のビート信号の位相差を計算し、即ち、
|xM−xW|を計算して、第1及び第2の物体の位置ずれ
を検出する演算工程と、 この位置ずれに対応して第1及び第2の物体の相対位
置を調整して、第1及び第2の物体を位置合せする工程
と、 を具備している。
(作用) この発明では、第11及び第21の領域は、射出する光を
2次元分布の回折光とする回折格子を有し、第12及び第
22の領域も、射出光を2次元分布の回折光とする回折格
子を有している。そのため、第1及び第2の回折干渉光
IM,IWは、各々、2次元分布される。そのため、第1及
び第2の回折干渉光IM,IWの各々の特定次数の光は、第
2図に示されるように、比較的離間して射出される。従
って、これらの特定次数の光が独立して分離・選択され
ることが可能にされ、その結果、マスクとウェハとの間
のギャップに無関係にこれらの位置合わせが達成され
る。
また、各々の特定次数の光が離間して射出されるた
め、第11及び第21の領域の回折格子と、第12及び第22
領域の回折格子とが所定方向に近接して配置されること
が可能になり、スクラブラインが広くされる必要がな
い。
(実施例) 第1図には、この発明の実施例に係るX線露光装置の
マスクとウェハとの位置合せ装置が示されている。ここ
で、マスクとウェハとを水平面内で位置合せする方向を
x方向と規定し、水平面内においてこのx方向に直交す
る方向をy方向と規定し、これらxy平面に垂直に延出す
る方向をy方向と規定する。
位置合せ装置には、ウェハテーブル31がx方向に移動
可能に設けられ、このウェハテーブル31に、このテーブ
ルを駆動するためのアクチュエータ32が連結されてい
る。ウェハテーブル31の上に、ウェハ33が載置されてい
る。このウェハにz方向に所定間隔をおいてマスク34が
配置されている。このマスク34は、マスクをz方向に移
動させるマスクテーブル35に支持されている。
マスク34の所定位置には、第11及び第12の領域が規定
されており、ウェハ33の所定位置には、第21及び第22
領域が規定されている。第2図に示されるように、第11
の領域には、x方向のピッチpX、y方向のピッチpy1
ある市松状回折格子が配置されており、第12の領域に
は、透過面であるウィンドウが形成されている。第21
領域には、反射面であるミラー面が形成されており、第
22の領域には、x方向のピッチpX、y方向のピッチpy2
である市松状回折格子が配置されている。即ち、2つの
市松状回折のx方向のピッチは、等しくされ、これらの
y方向のピッチが異なっている。
この発明の位置合せでは、光ヘテロダイン干渉法が用
いられている。これについて簡単に説明する。この方法
では、周波数f1とf2との2つの光ビームが回折格子で回
折され干渉されて生起された回折干渉光(光ビート)の
位相ずれφがマスク又はウェハの位置ずれに比例すると
ころから、この位相ずれφが求められて、位置ずれが検
出されている。
具体的には、第3図に示されるように、検出信号を得
るための検出系において、光源から発射された光ビーム
が偏向フィルターにより周波数f1とf2(f1≠f2)との2
つの光ビームに分離され、これら2つの光ビームがマス
ク又はウェハとの回折格子に入射されると、回折格子に
より回折され同時に合成されて干渉され、その結果、回
折干渉光に変化される。この回折干渉光は、周波数Δf
=|f1−f2|であり且つマスク又はウェハの位置ずれに
比例する位相ずれφ又はφが生起されている光ビー
トであり、光センサーにより検出されると、ビート信号
(即ち、cos 2πΔft−φ,cos 2πΔft−φ、但し
tは時間)に変換され、検出信号として用いられる。
従って、検出信号の位相差|φ−φ|が演算され
ると、マスクとウェハとの相対的な位置ずれが検出され
る。このヘテロダイン干渉法では、回折光の強度を検出
して位置ずれを求める方法に比べて、高精度に位置ずれ
が検出されるという特徴を有する。
また、第3図に示されるように、参照系において、光
源から発射された光に対して位相ずれを有しないビート
信号(cos 2πΔft)が求められ、これが参照信号とし
て用いられても良い。この場合には、参照信号に対する
回折干渉光の位相ずれφ又はφが演算され、これに
より、マスク又はウェハの位置ずれが検出され、結果と
して間接的にマスクとウェハとの相対位置ずれが検出さ
れる。
第1図の位置合せ装置には、参照信号を利用せずに直
接的にマスクとウェハとの相対位置ずれを検出する先に
述べた場合のヘテロダイン干渉法を利用した光学系が設
けられている。即ち、この光学系では、ゼーマン効果形
レーザ源(光源)41から発射された光ビームが偏向ビー
ムスプリッタ42により周波数f1とf2(f1≠f2)との2つ
の光ビームに分離される。これら2つの光ビームは、ミ
ラー42〜47を介して、z軸に対してsinθ=λ/pX
びsinθ-1=−λ/pXの角度でマスクの第11及び第12
領域に集光するように入射される。
これらf1,f2の2つの光ビームは、第2図に示される
ように、第11の領域の市松状回折格子で透過回折される
と同時に干渉され、次に、第21の領域のミラー面で反射
され、再度、第11の領域の市松状回折格子で透過回折さ
れ、その結果、第1の回折干渉光IMに変化されて射出さ
れる。同時に、f1,f2の2つの光ビームは、第22の領域
のウィンドウを透過し、次に、第22の領域の市松状回折
格子で反射回折され同時に干渉され、再度、ウィンドウ
を透過し、その結果、第2の回折干渉光IWに変化されて
射出される。この第1の回折干渉光IMのx方向に0次y
方向に1次の回折光であるIM(0,1)は、後述するよう
に、周波数Δf=|f1−f2|であり且つマスクの位置ず
れに比例する位相ずれφが生起されている光ビートで
あり、同様に、第2の回折干渉光IWのx方向に0次y方
向に1次の回折光であるIW(0,1)は、周波数Δfであ
り且つウェハの位置ずれに比例する位相ずれφが生起
されている光ビートである。IM(0,1),IW(0,1)は、
各々、ミラー51,52を介して、光センサー53,54に導かれ
る。
このとき、第1及び第2の回折干渉光IM,IWは、各々
別々に2次元分布されてマスクから射出されている。即
ち、この第1及び第2の回折干渉光IM,IWは、第2図に
示されるように、各々、別々の2次元座標を有するよう
に射出されている。さらに、第11の領域の市松状回折格
子のy方向のピッチが第22の領域の市松状回折格子のy
方向のピッチと異なっている。そのため、IM(0,1)とI
W(0,1)とは、y方向の異なった方向にマスクから射出
される。そのため、ミラー51,52によりIM(0,1),I
W(0,1)が受光されるとには、これらは、互いに離間し
ている。例えば、IM(0,1)は、中心から4.54mmの所
で、IW(0,1)は、中心から6.38mmの所で、ミラーによ
り受光される。従って、IM(0,1)とIW(0,1)とは、分
離・選択して検出されることができる。
センサー53,54により検出されたIM(0,1),IW(0,
1)は、各々、周波数Δfで位相ずれφの第1のビー
ト信号と、周波数Δfで位相ずれφの第2のビート信
号とに変換される。これら第1及び第2のビート信号
は、位相計55に入力されて、位相差Δφ=φ−φ
計算される。
また、このとき、第1図に破線で示されるように、レ
ーザ源41から発射された光ビームを分光する偏向フィル
ター48と、分光された光ビームを検出して参照信号のビ
ート信号を発するセンサー49が設けられ、参照信号に対
する回折干渉光の位相ずれφ又はφが演算され、こ
れにより、位相差Δφが検出されても良い。
この位相差Δφは、マスクとウェハとの相対位置ずれ
を表しており、位相計55の出力信号として、CPU56に入
力され、その結果、位相差Δφが零になるように、制御
信号がCPU56からアクチュエータ32に送られ、これによ
り、ウェハテーブル31がx方向が移動されて、マスク34
に対するウェハ33の位置が調整され、マスクとウェハと
が位置合せされる。
次に、マスクとウェハとの間のギャップに無関係に、
これらが位置合せされることを証明する。
第4図において、x,y方向の回折次数(n,rM)で表す
と、周波数fの光が位置合せ方向に入射角θで入射した
場合、(n,rM)次の回折光の強度IM(n,rM)は、次式と
なる。
ここで、XM=(2π/pX)xM、Z=πλz/pX 2、pX,p
y1は、x,y方向のピッチ、zは、マスクとウェハとのギ
ャップ、λは、波長、θは、入射角、xMは、マスクの光
学系(入射光)に対する位置ずれ量であり、MC(k,r1)
MC(m,r2)とは、マスク格子の(m,r)次のフーリエ係
数、WClは、ウェハのl次のフーリエ係数である(実際
には、l=0)。また、iは、虚数を示している。
sin θ=λ/pXを満たす角度で周波数f1の光が、s
in θ=−λ/pXを満たす角度で周波数f2の光がマス
クの第11の領域の市松状回折格子に入射したとする。
このとき、f1とf2との光がマスク→ウェハ→マスクと
順次回折して得られる回折光のうち、f1については、1
+k1+l1+m1=0=n1,r1+r2=rM1=±1となる組合わ
せを考え、IM(n1,rM1)=IM(0,±1)が受光される。
同様に、f2については、−1+k2+l2+m2=0=n2,r1
+r2=rM2=±1となる組合わせを考え、IM(n2,rM2
=IM(0,±1)が受光される。即ち、位置合せ方向(x
方向)には、0次、これに直交する方向(y方向)に
は、+1次若しくは−1次の方向に射出される周波数f1
とf2との光が受光される。
k1+l1+m1=−1,k2+l2+m2=+1を満たす組合わせ
を回折次数を高次まで考慮して、周波数f1,f2につい
て、IM(0,±1)を複素振幅表示すると、それぞれ次式
で表すことができる。
ここで、a=t/2π,b=2r/πであり、t,rは、各
々マスクの回折格子の振幅透過率・反射率である。式
(2)と(3)とにより、回折光強度IM(0,±1)=|
uf1+uf2を計算すると、次式が得られる。
IM(0,1)∝2/π・{4r2+t(t/2+2r)・(1+cos
2Z)} ・cos(2πΔf・t−2XM) …(4) 同様にして、マスクの第12の領域がウィンドウであ
り、ウェハの第22の領域が市松状回折格子(x,y方向の
ピッチは、pX,py2)である場合、uf1,uf2は、次式で表
すことができる。
ここで、A,Bは、定数である。
回折光強度 を計算すると、次式となる。
IW(0,±1)∝2ABcos(2πΔf・t−2XW) …
(7) 式(4)と(7)のIM(0,±1)とIW(0,±1)は、
Xのみの関数であり、Zの変数を含んでいない。そのた
め、IM(0,±1)とIW(0,±1)は、マスクとウェハと
の位置ずれがこれらの間のギャップに無関係に検出され
ることを示している。
IM(0,±1)とIW(0,±1)との位相差Δφは、Δφ
=2(XM−XW)=4π/pX(xM−xW)となる。これを横
軸にマスクとウェハとの位置ずれ量Δx=xM−xW,縦軸
に位相差Δφを取りグラフに表すと、第5図に示される
ようになる。この第5図において、回折格子のピッチpX
=5μmであり、(a)はギャップ25μmの場合、
(b)はギャップ30μmの場合、(c)はギャップ35μ
mの場合、(d)はギャップ40μmの場合を示してい
る。従って、この第5図から明らかなように、ギャップ
の値に無関係に、位置ずれΔが求められている。その
ため、Δφ=0となるように、マスクとウェハとの相対
位置が調整されると、これらの位置合せがギャップに無
関係に高精度に実行される。尚、ギャップは、25〜40μ
mに限定されることなく、これよりも狭くても広くても
位置合わせがギャップに無関係に高精度に実行される。
以上から、この発明では、第1及び第2の回折干渉光
IM,IWは、各々別々に2次元分布され、さらに、第11
領域の市松状回折格子のy方向のピッチが第22の領域の
市松状回折格子のy方向のピッチと異なっている。その
ため、IM(0,1),IW(0,1)とは分離・選択して検出さ
れることができ、その結果、位置合せがギャップに無関
係に高精度に実行することが達成されている。また、IM
(0,1),IW(0,1)とは分離・選択して検出されるた
め、第11及び第21の領域の回折格子と、第12及び第22
領域の回折格子とがy方向に近接して配置されることが
可能になり、スクライブラインが広くされる必要がな
い。
上述した実施例では、IM(0,1),IW(0,1)光が検出
されて位置ずれが求められているが、回折干渉光は、こ
れに限定されず、IM(0,±r),IW(0,±r)が検出さ
れても良い。
さらに、上述した実施例では、2次元分布する回折干
渉光を得るために、市松状回折格子が利用されている
が、回折格子は、これに限定されず、2次元分布させる
ものであれば良く、種々のものが考えられる。以下、第
6図乃至第9図に、2次元分布の回折干渉光を射出する
回折格子を示す。
第6図に示されるように、マスクの第11の領域に2次
元回折格子が配置され、ウェハの第21の領域にミラー面
が配置されている場合にも、回折光は、図に示されるよ
うに、2次元分布される。
第7図及び第8図に示されるように、マスクの第11
領域に市松状回折格子又は2次元回折格子が配置され、
ウェハの第21の領域に、1次元回折格子が配置されてい
る場合にも、回折光は、2次元分布される。
さらに、第9図に示されるように、マスクの第11の領
域及びウェハの第21の領域に、1次元回折格子が配置さ
れている場合にも、回折光は、2次元分布される。
以上から、第11及び第12の領域、及び第21及び第22
領域に配置される回折格子は、第10図乃至第13図に示さ
れるような組合わせが考えられる。
第10図に示されるように、マスクの第11の領域及びウ
ェハの第22の領域に、市松状又は2次元回折格子が配置
される組合わせが考えられる。この場合のピッチは、上
述した通りである。
第11図に示されるように、第10図の場合に加えて、ウ
ェハの第21の領域に、ストライプパターンがx方向に延
出する1次元回折格子が配置されている組合わせが考え
られる。
第12図に示されるように、マスクの第11の領域に、ス
トライプパターンがy方向に延出する1次元回折格子が
配置され、ウェハの第21の領域に、ストライプパターン
がx方向に延出する1次元回折格子が配置され、第22
領域には、市松状又は2次元回折格子が配置されている
組合わせが考えられる。第21の1次元回折格子のy方向
のピッチが第22の市松状回折格子のy方向のピッチと異
なっている必要がある。
第13図の場合は、第11図において、第21の1次元回折
格子のストライプパターンの延出方向がy方向に変更さ
れている場合である。
以上のように、回折格子の組合わせは、4つのグルー
プに分けられ、16通りが考えられる。但し、第10図
(a)に示される市松状回折格子の組合わせの場合に
は、ビート信号の振幅が最大にされるため(最小振幅の
4倍)、この場合の組合わせが最適である。
さらに、上述した実施例では、第14図(a)に示され
るように、入射光は、マスク(透過型)→ウェハ(反射
型)→マスク(透過型)の光路で回折されるが、第14図
(b)に示されるように、ウェハ(透過型)→マスク
(反射型)の光路でも良く、第14図(c)に示されるよ
うに、マスク(透過型)→ウェハ(透過型)の光路でも
良い。
さらに、上記説明は、X線の等倍露光装置について適
用した場合を説明したが、この発明は、これに限定され
ることなく、例えば、マスクとウェハとの間に光学系が
配置されるX線の反射型縮小投影露光装置、マスクとウ
ェハとの間に投影レンズが配置されるi線,g線,エキシ
マレーザ等を用いた縮小投影露光装置、さらには、半導
体の製造装置以外の位置合わせにも適用でき、例えば、
マスクとウェハとのギャップが大きい場合には、入射光
は、ウェハ(反射型)→マスク(透過型)の光路でも良
い。
さらに、f1,f2の入射光は、マスクに垂直に入射され
る必要はなく、マスクに垂直な仮想面61に対して斜めに
傾斜された仮想面62に沿って、マスクに斜めに入射され
ても良い。この場合、回折光は、垂直な仮想面61を基準
として仮想面62に対称である仮想面63上のz′軸線を基
準として2次元分布される。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明では、スクライブライ
ンが広くされることなく、検出される回折干渉光が独立
して分離・選択されることが可能にされ、その結果、マ
スクとウェハとの間のギャップに無関係にこれらの位置
合わせが達成されている。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の実施例に係る位置合せ装置の模式
図、第2図は、マスク及びウェハに配置された回折格子
により回折された回折光の分布を示す模式図、第3図
は、光ヘテロダイン干渉法を説明するための図、第4図
は、市松状回折格子が2次元分布する様子を示す模式
図、第5図は、実験結果を示す図であって位相ずれと位
置ずれとの関係を示すグラフ、第6図乃至第9図は、回
折光を2次元分析させる回折格子を示す図、第10図乃至
第13図は、マスクの第11及び第12の領域及びウェハの第
21及び第22の領域に配置される回折格子の組合わせを示
す図、第14図及び第15図は、この発明の変形例を説明す
るための図、第16図は、従来の位置合せに用いられる回
折格子を示す図である。 34……第1の物体(マスク)、33……第2の物体(ウェ
ハ)、41……光源(レーザ源)、42〜47……移行手段
(ミラー)、53,54……検出手段(光センサー)、55…
…演算手段(位相計)、32……調整手段(アクチュエー
タ)。

Claims (22)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第11及び第12の領域が形成された第1の物
    体と、第21及び第22の領域が形成された第2の物体と
    を、それらの物体の対向方向に直交する方向に位置合せ
    する方法であって、 第11及び第21の領域は、これら2つの領域を移行した後
    に射出する光を2次元分布の回折光とするように少なく
    とも1つの回折格子を有し、第11及び第22の領域も、こ
    れら2つの領域を移行した後に射出する光を2次元分布
    の回折光とするように少なくとも1つの回折格子を有
    し、 光源から周波数f1,f2(f1≠f2)の2つの光ビームを発
    射する工程と、 これら2つの光ビームを第11及び第12の領域又は第21
    び第22の領域に移行させ、その結果、これらの2つの光
    ビームを、第11及び第21の領域で回折させ干渉させて、
    2次元分布する第1の回折干渉光IMに変化させて射出す
    ると同時に、第12及び第22の領域でも回折させ干渉させ
    て、2次元分布する第2の回折干渉光IWに変化させて射
    出する工程と、 第1の回折干渉光IMのうち特定次数の光を検出して、第
    1の物体の位置ずれに対応する位相ずれxMを有し周波数
    Δf=|f1−f2|の第1のビート信号に変換する一方、
    第2の回折干渉光IWのうち特定次数の光を検出して、第
    2の物体の位置ずれに対応する位相ずれxWを有し周波数
    Δfの第2のビート信号に変換する工程と、 第1及び第2のビート信号の位相差を計算し、即ち、|
    xM−xW|を計算して、第1及び第2の物体の位置ずれを
    検出する演算工程と、 この位置ずれに対応して第1及び第2の物体の相対位置
    を調整して、第1及び第2の物体を位置合せする工程
    と、 を具備する、第1及び第2の物体の位置合せ方法。
  2. 【請求項2】第1の物体は、露光装置のマスクであり、
    第2の物体は、ウェハである、請求項1に記載の、第1
    及び第2の物体の位置合せ方法。
  3. 【請求項3】位置合せ方向をx軸とし、これに直交する
    方向をy軸とする2次元座標を仮定し、 第11及び第12の領域、及び、第21及び第22の領域は、各
    々、y軸方向に並列され、 検出する特定次数の回折干渉光は、IM(0,rM)と、I
    W(0,rW)とである、請求項1に記載の、第1及び第2
    の物体の位置合せ方法。
  4. 【請求項4】検出する特定次数の回折干渉光は、IM(0,
    ±1)と、IW(0,±1)とである、請求項3に記載の、
    第1及び第2の物体の位置合せ方法。
  5. 【請求項5】第11及び第21の領域が有する回折格子のy
    軸方向のピッチpと、第12及び第22の領域が有する回折
    格子のy軸方向のピッチPとが異なっている、請求項3
    に記載の、第1及び第2の物体の位置合せ方法。
  6. 【請求項6】第11及び第12の領域上に、y軸方向に直交
    する第1の仮想面が規定され、この第1の仮想面がy軸
    方向に所定角度(α)傾斜した面が第2の仮想面と規定
    され、 第2の仮想面に沿って1つの軸線がx方向に直交して延
    出され、 f1,f2の2つの光ビームは、第2の仮想面に沿って、前
    記軸線を基準として対称に、且つ、この軸線に対して所
    定角度(±θ=sin-1(±mλ/pX);mは整数、λは前
    記2つの光ビームの基準波長、pXは第11及び第21の領域
    又は第12及び第22の領域が有する回折格子のx方向のピ
    ッチ)傾斜して、第11及び第12の領域に入射される、請
    求項3に記載の、第1及び第2の物体の位置合せ方法。
  7. 【請求項7】f1,f2の2つの光ビームから分光された2
    つの光ビームを干渉させた後に検出して、位相ずれを有
    しない周波数Δf=|f1−f2|のビート信号に変換し、
    これを参照信号として前記演算工程に供給する工程をさ
    らに具備している、請求項3に記載の、第1及び第2の
    物体の位置合せ方法。
  8. 【請求項8】第11の領域は、射出回折光を2次元分布す
    る市松状回折格子又は2次元回折格子を有し、 第12の領域は、透過面を有し、 第21の領域は、反射面を有し、 第22の領域は、射出回折光を2次元分布する市松状回折
    格子又は2次元回折格子を有している、請求項5に記載
    の、第1及び第2の物体の位置合せ方法。
  9. 【請求項9】第11の領域は、射出回折光を2次元分布す
    る市松状回折格子又は2次元回折格子を有し、 第12の領域は、透過面を有し、 第21の領域は、x方向に延出するストライプが形成され
    た1次元分布する1次元回折格子を有し、 第22の領域は、射出回折光を2次元分布する市松状回折
    格子又は2次元回折格子を有している、請求項5に記載
    の、第1及び第2の物体の位置合せ方法。
  10. 【請求項10】第11の領域は、y方向に延出するストラ
    イプが形成された1次元回折格子を有し、 第12の領域は、透過面を有し、 第21の領域は、x方向に延出するストライプが形成され
    た1次元分布する1次元回折格子を有し、 第22の領域は、射出回折光を2次元分布する市松状回折
    格子又は2次元回折格子を有している、請求項5に記載
    の、第1及び第2の物体の位置合せ方法。
  11. 【請求項11】第11の領域は、射出回折光を2次元分布
    する市松状回折格子又は2次元回折格子を有し、 第12の領域は、透過面を有し、 第21の領域は、y方向に延出するストライプが形成され
    た1次元分布する1次元回折格子を有し、 第22の領域は、射出回折光を2次元分布する市松状回折
    格子又は2次元回折格子を有している、請求項5に記載
    の、第1及び第2の物体の位置合せ方法。
  12. 【請求項12】第11及び第12の領域が形成された第1の
    物体と、第21及び第22の領域が形成された第2の物体と
    を、これらの物体の対向方向に直交する方向に位置合せ
    する装置であって、 第11及び第21の領域は、これら2つの領域を移行した後
    に射出する光を2次元分布の回折光とするように少なく
    とも1つの回折格子を有し、第12及び第22の領域も、こ
    れら2つの領域を移行した後に射出する光を2次元分布
    の回折光とするように少なくとも1つの回折格子を有
    し、 周波数f1,f2(f1≠f2)の2つの光ビームを発射する光
    源と、 これら2つの光ビームを第11及び第12の領域又は第21
    び第22の領域に移行させ、その結果、これら2つの光ビ
    ームを、第11及び第21の領域で回折させ干渉させて、2
    次元分布する第1の回折干渉光IMに変化させて射出する
    と同時に、第12及び第22の領域でも回折させ干渉させ
    て、2次元分布する第2の回折干渉光IWに変化させて射
    出する移行手段と、 第1の回折干渉光IMのうち特定次数の光を検出して、第
    1の物体の位置ずれに対応する位相ずれxMを有し周波数
    Δf=|f1−f2|の第1のビート信号に変換する一方、
    第2の回折干渉光IWのうち特定次数の光を検出して、第
    2の物体の位置ずれに対応する位相ずれxWを有し周波数
    Δfの第2のビート信号に変換する検出手段と、 第1及び第2のビート信号の位相差を計算し、即ち、|
    xM−xW|を計算して、第1及び第2の物体の位置ずれを
    検出する演算手段と、 この位置ずれに対応して第1及び第2の物体の相対位置
    を調整して、第1及び第2の物体を位置合せする調整手
    段と、 を具備する、第1及び第2の物体の位置合せ装置。
  13. 【請求項13】2.第1の物体は、露光装置のマスクであ
    り、第2の物体は、ウェハである、請求項12に記載の、
    第1及び第2の物体の位置合せ装置。
  14. 【請求項14】位置合せ方向をx軸とし、これに直交す
    る方向をy軸とする2次元座標を仮定し、 第11及び第12の領域、及び、第21及び第22の領域は、各
    々、y軸方向に並列され、 検出する特定次数の回折干渉光は、IM(0,rM)と、I
    W(0,rW)とである、請求項12に記載の、第1及び第2
    の物体の位置合せ装置。
  15. 【請求項15】検出する特定次数の回折干渉光は、I
    M(0,±1)と、IW(0,±1)とである、請求項14に記
    載の、第1及び第2の物体の位置合せ装置。
  16. 【請求項16】第11及び第21の領域が有する回折格子の
    y軸方向のピッチpと、第12及び第22の領域が有する回
    折格子のy軸方向のピッチpとが異なっている、請求項
    14に記載の、第1及び第2の物体の位置合せ装置。
  17. 【請求項17】第11及び第12の領域上に、y軸方向に直
    交する第1の仮想面が規定され、この第1の仮想面がy
    軸方向に所定角度(α)傾斜した面が第2の仮想面と規
    定され、 第2の仮想面に沿って1つの軸線がx方向に直交して延
    出され、 前記移行手段は、f1,f2の2つの光ビームを、第2の仮
    想面に沿って、前記軸線を基準として対称に、且つ、こ
    の軸線に対して所定角度(±θ=sin-1(±mλ/pX);
    mは整数、λは前記2つの光ビームの基準波長、pXは第1
    1及び第21の領域又は第12及び第22の領域が有する回折
    格子のx方向のピッチ)傾斜して、第11及び第12の領域
    に入射する入射手段を有している、請求項14に記載の、
    第1及び第2の物体の位置合せ装置。
  18. 【請求項18】f1,f2の2つの光ビームから分光された
    2つの光ビームを干渉させた後に検出して、位相ずれを
    有しない周波数Δf=|f1−f2|のビート信号に変換
    し、これを参照信号として前記演算手段に供給する参照
    信号供給手段をさらに具備している、請求項3に記載
    の、第1及び第2の物体の位置合せ方法。
  19. 【請求項19】第11の領域は、射出回折光を2次元分布
    する市松状回折格子又は2次元回折格子を有し、 第12の領域は、透過面を有し、 第21の領域は、反射面を有し、 第22の領域は、射出回折光を2次元分布する市松状回折
    格子又は2次元回折格子を有している、請求項16に記載
    の、第1及び第2の物体の位置合せ装置。
  20. 【請求項20】第11の領域は、射出回折光を2次元分布
    する市松状回折格子又は2次元回折格子を有し、 第12の領域は、透過面を有し、 第21の領域は、x方向に延出するストライプが形成され
    た1次元分布する1次元回折格子を有し、 第22の領域は、射出回折光を2次元分布する市松状回折
    格子又は2次元回折格子を有している、請求項16に記載
    の、第1及び第2の物体の位置合せ装置。
  21. 【請求項21】第11の領域は、y方向に延出するストラ
    イプが形成された1次元回折格子を有し、 第12の領域は、透過面を有し、 第21の領域は、x方向に延出するストライプが形成され
    た1次元分布する1次元回折格子を有し、 第22の領域は、射出回折光を2次元分布する市松状回折
    格子又は2次元回折格子を有している、請求項16に記載
    の、第1及び第2の物体の位置合せ装置。
  22. 【請求項22】第11の領域は、射出回折光を2次元分布
    する市松状回折格子又は2次元回折格子を有し、 第12の領域は、透過面を有し、 第21の領域は、y方向に延出するストライプが形成され
    た1次元分布する1次元回折格子を有し、 第22の領域は、射出回折光を2次元分布する市松状回折
    格子又は2次元回折格子を有している、請求項16に記載
    の、第1及び第2の物体の位置合せ装置。
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