JP2885194B2 - サポーター - Google Patents

サポーター

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JP2885194B2
JP2885194B2 JP8202652A JP20265296A JP2885194B2 JP 2885194 B2 JP2885194 B2 JP 2885194B2 JP 8202652 A JP8202652 A JP 8202652A JP 20265296 A JP20265296 A JP 20265296A JP 2885194 B2 JP2885194 B2 JP 2885194B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動二輪,自動
車,自転車等に乗る者が着用するサポーターに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】例えば、自動二輪,競
技用自動車あるいは競技用自転車に乗る乗員は、頭部に
ヘルメットを着用し、そのヘルメットの外殻には、合成
樹脂等からなる硬質なシェルが設けられている。また、
自動二輪等の乗員は、皮製等からなる所謂ライダースー
ツなどを着用する場合がある。
【0003】一方、乗員の頸部を覆うものではあるが、
実公平5−19283号公報には、ヘルメット着用者の
両肩部及び背中上部に内面が当接される板状の板本体を
比較的剛性の高い合成樹脂から一体形成(公報第4欄第
23〜27行)し、前記板本体の内面にパットを被着し、こ
のパットは、発泡スチロール等の弾性を有する合成樹脂
から成る弾性材を表皮で覆って成る(公報第5欄第15〜
17行)覆板が提案されている。
【0004】上記覆板は頸部を覆うものであるが、仮に
その覆板を腹部や背中に合わせて形成したとしても、次
のような欠点がある。まず、上記覆板では、板本体には
比較的剛性の高い合成樹脂を使用する、とあるが、前記
板本体は、合成樹脂の一体成型によるものであるため比
較的重たくなり、着用感に劣るものとなる。また、上記
覆板を着用すると、体にパッドが密着すると共に、この
パッドの表面を板本体が覆うため、夏場等では、パッド
の裏面側に熱が籠り易い。
【0005】そこで、本発明は、通気性に優れ、着用感
が良好なサポーターを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、前当
て部と、背当て部と、これら両当て部の上部間を連結す
る肩側連結部材と、それら両当て部の側部間を連結する
側部連結部材とを備えたサポーターにおいて、前記前当
て部はメッシュ状をなす前側着用体の表面に中空なシェ
ルを設け、前記背当て部はメッシュ状をなす背側着用体
の表面に中空なシェルを設け、それらシェルに表裏を貫
通する通気口を設けたものであるから、中空なシェルを
用いることにより軽量で高剛性のシェル構造が得られ、
シェルの通気口とメッシュ状をなす着用体との組み合わ
せにより、通気性が確保される。
【0007】また、請求項2の発明は、前側及び背側着
用体は、表裏面に弾性を有するメッシュ生地を離間して
備えるものであるから、硬質なシェルに対して、着用体
が弾性を備えるため、着用感に優れたものとなる。
【0008】さらに、請求項3の発明は、前記通気口が
表面側から裏面側に向って拡大形成されているものであ
るから、通気口による着用体のメッシュ部分と外部との
連通面積が大きくなる。
【0009】さらに、請求項4の発明は、前記前当て部
のシェルの中央には、表面側に隆起する縦方向の隆起部
を形成すると共に、この隆起部箇所に対応して該シェル
内に表裏方向に幅大な中央空洞部を形成し、この中央空
洞部の左右に横方向の前記通気口を設けたものであるか
ら、中央空洞部によりシェルの中央部分の剛性が向上
し、また、横方向の通気口により、この通気口の上下に
横方向の空洞部が形成されると共に、これら横方向の空
洞部を構成する横方向の筒部が形成されるため、シェル
の左右部分の剛性が向上する。
【0010】さらに、請求項5の発明は、前記側部連結
部材は、基端を前記前側着用体の下側左右に取付けた前
側連結バンドと、基端を前記背側着用体の下側左右に取
付けた背側連結バンドと、それら前側及び背側連結バン
ドの先端側に設けられ、相互に連結可能な連結具とを備
え、前記前側及び背側着用体の下側左右に縦方向の装着
用バンドを取付け、この装着用バンドの取付箇所に前記
連結バンドの基端を取付けたものであるから、前側及び
背側連結バンドを着用者の側部で連結して着用し、ま
た、装着用バンドを用いて着用体の下部側を着衣に取り
付けることにより、着用時、着用体のずり上がりが防止
される。そして、前側及び背側連結バンドの基端を装着
用バンドと共に着用体に取り付けたから、弾性を有する
メッシュが撓むことによりそれらバンドによる圧迫感が
軽減される。
【0011】
【発明の実施形態】以下、本発明の実施例を添付図面を
参照して説明する。図1乃至図14は本発明の第1実施
例を示し、同図において、サポーター1は、着用者の前
面に当てて着用する前当て部2と、背面に当てて着用す
る背当て部3と、これら当て部2,3の上部間を連結す
る一対の肩側連結部材4,4と、それら当て部2,3の
下側左右間を連結する一対の側部連結部材5,5とから
なり、そのサポーター1は、ボディーを覆う覆い体とな
る。
【0012】前記前当て部2は、図1に示すように、下
部が左右に拡大する前側着用体6と、この前側着用体6
の表面に設けられる中空な前側シェル7とからなる。そ
の前側着用体6には、合成樹脂製の繊維、例えばナイロ
ン(ポリアミド)繊維を編んでなる可撓性を有する立体
メッシュ生地8が用いられ、この立体メッシュ生地8
は、同形なメッシュ生地9,9を表裏に一定の間隔で離
間して設けると共に、これら表裏面のメッシュ生地9,
9を表裏方向の複数の繊維10で連結して所定の厚さTを
有してなる。尚、この例では厚さTは5〜8mm(ミリ
メートル)程度である。また、前記立体メッシュ生地8
の目は、上下に角部を有する縦方向に長い略六角形状で
ある。そして、前記前側着用体6は、着用者の胸部中央
を覆うと共に腹部を覆う大きさに前記立体メッシュ生地
8を形成し、この立体メッシュ生地8の縁8Aに二つ折
りした縁布11の折り目11Aを合わせると共に、その縁布
11により立体メッシュ生地8の縁8Aの表裏面を挟み、
縫着部12にて縫着してなり、前記縁布11は柔軟性を有す
る。
【0013】前記前側シェル7は、左右幅より高さ寸法
が大きく形成されていると共に、その左右幅は高さ方向
略中央にて最大幅に形成されており、図4に示すよう
に、表面側が凸になるように左右方向に緩やかな彎曲状
に形成されている。また、前記前側シェル7の左右方向
中央には、上下方向に形成されたほぼ平行な段部13,13
により、表面側に隆起する隆起部14を設け、この隆起部
14に対応して前側シェル7内には、表裏方向に幅大な中
央空洞部15が形成され、この中央空洞部15から左右外側
に向って前側シェル7の厚さは次第に薄くなっており、
また、該前側シェル7の全周囲には彎曲縁部16が形成さ
れている。また、図1の正面図に示すように、前側シェ
ル7の左右には長孔状の通気口17,17が左右対称に設け
られ、かつ左右対称な通気孔17,17が上下に等間隔で形
成され、それら上下の通気口17,17の間に横方向の筒部
18が形成され、この筒部18内に横方向の空洞部18Aが形
成されている。それら通気口17は、図4及び図5に示す
ように、裏面側に向って拡大形成され、その通気口17の
表側開口部17Aの面積に対して裏側開口部17Bは2倍以
上の面積を有している。そして、前記前側シェル7の成
型には、熱可塑性樹脂を成型材料としたブロー成型法が
用いられ、成型時、前側シェル7の下部中央位置7Aに
成型機(図示せず)のニードルを突き刺し、該ニードル
から前記中央空洞部15の長さ方向に空気を吹き込んで成
型される。
【0014】図1及び図5に示すように、前記前側シェ
ル7は、4箇所の取付部20により、前記前側着用体6に
取り付けられている。その取付部20は、前記前側シェル
7の表面四方に、リベット取付用の凹所21を形成し、こ
の凹所21の中央に前側シェル7の表裏を貫通する孔22を
形成し、金属製のワッシャ23に挿通したリベット24を、
前記孔22及び前記前側着用体6に挿通し、さらに、その
リベット24の先端に、樹脂製のリング25と金属製のワッ
シャ26とを挿通し、リベット24の先端を加締固定したも
のである。そして、前記ワッシャ26は、0.5mm程度
の厚さで、前記リング25はこれより厚い2mm程度のも
のを用いている。また、前記リング25はワッシャ26より
大きな外径を有するものを用いることにより、ワッシャ
26が着用体6に直接当たることを防止すると共に、その
リング25と前側シェル7の裏面とにより比較的広い面積
で着用体6を挟み付けている。
【0015】前記背当て部3は、図2に示すように、縦
長な背側着用体31と、この背側着用体21の表面に設けた
中空な背側シェル32,32,32とからなり、その背側着用
体31は、前記前側着用体6と同様に前記立体メッシュ生
地8の縁に前記縁布11を縫着してなる。
【0016】また、前記背側着用体31には3個の前記背
側シェル32,32,32を上下に並んで設けており、その背
側シェル32は、図8に示すように、表面側中央が凸にな
るように左右方向及び上下方向に緩やかな彎曲状に形成
されている。また、前記背側シェル32の左右方向中央に
は、上下方向に形成されたほぼ平行な段部13,13によ
り、表面側に隆起する隆起部14を設け、この隆起部14に
対応して背側シェル32内には、表裏方向に幅大な中央空
洞部15が形成され、この中央空洞部15から左右外側に向
って背側シェル32の厚さは次第に薄くなっており、ま
た、該背側シェル32の全周囲には彎曲縁部16が形成され
ている。また、図7の背面図に示すように、前記背側シ
ェル32の左右には、通気口33が左右対称に設けられ、こ
の通気口33と彎曲縁部16との間に筒部34が形成され、こ
の筒部34内に前記中央空洞部15と連通する空洞部34Aが
形成されている。それら通気口33は、図8及び図9に示
すように、裏面側に向って拡大形成され、その通気口33
の表側開口部33Aの面積より裏側開口部33Bの面積が大
きく形成されている。また、前記前側シェル7と同様
に、前記背側シェル32の成型には、ブロー成型法が用い
られ、成型時、背側シェル32の下部中央位置32Aから前
記中央空洞部15の長さ方向に空気を吹き込んで成型され
る。
【0017】また、図2及び図7に示すように、前記背
側シェル32は、4箇所の前記取付部20により前記背側着
用体31に取り付けられ、前記背側シェル32の表面四方
に、リベット取付用の前記凹所21を形成し、この凹所21
の中央に前記背側シェル32の表裏を貫通する前記孔22を
形成し、前記ワッシャ23,リベット24,リング25及びワ
ッシャ26により、前記背側着用体31の表面に前記背側シ
ェル32を取り付けている。
【0018】図1,図2及び図10に示すように、前記
前側着用体6及び背側着用体31の下側左右には、ずり上
がりを防止するための装着用バンド41が縦方向に設けら
れている。この装着用バンド41は合成樹脂製の繊維を織
った帯であって可撓性を有する。前記装着用バンド41の
上部を折り返し、折り返し部分41Aを横方向の縫着部42
により前記各着用体6,31の立体メッシュ生地8に縫着
し、折り返し部分41Aの表面側に該バンド41の短片部41
S、裏面側に長片部41Lを垂設している。また、前記短
片部41Sの表面側と前記長片部41Lの下部裏面側とに面
ファスナー43A,43Bを設け、装着用バンド41の長さ方
向において、前記長片部41Lに設けた面ファスナー43B
を、短片部41Sに設けた面ファスナー43Aより長く形成
している。そして、図10に示すように、着用者の腰ベ
ルト44などの裏面に前記長片部41Lを差し通して表面側
に折り返し、面ファスナー43A,43Bを重ね合わせて係
止できるようになっている。尚、その装着用バンド41は
着衣のその他の部位に挿通して使用することもできる。
【0019】前記側部連結部材5は、基端を前記前側着
用体6の下側左右に取付けた前側連結バンド51と、基端
を前記背側着用体32の下側左右に取付けた背側連結バン
ド52と、それら前側及び背側連結バンド51,52の先端側
に設けられ、相互に連結可能な雌型及び雄型連結具53,
54とからなる。また、それら連結バンド51,52は、合成
樹脂製の繊維を織った帯であって可撓性を有し、前記装
着用バンド41の幅より幅狭に形成されている。また、図
10及び図11に示すように、前記前側連結バンド51
は、基端側を裏面側に二回折って三重とし、この基端側
三重部分51Aを前記装着用バンド41の長片部41Lの表面
に重ね合し、前記ワッシャ23に挿通したリベット55を、
前記基端側三重部分51A,長片部41L及び立体メッシュ
生地8に挿通し、さらに、そのリベット55の先端に前記
リング25及びワッシャ26を挿通し、リベット55の先端を
加締固定している。尚、前記基端側三重部分51A及び長
片部41Lには、前記リベット55を挿通する孔を穿設して
おく。また、前記基端側三重部分51Aは、前記リベット
55の両側に幅方向の縫着部56,56をそれぞれ設けること
により、基端側三重部分51Aで三重に重なり合ったバン
ド51が平坦に形成され、また、前記リベット55を中心に
前側連結バンド51が廻動可能に取り付けられ、一方、前
記前側連結バンド51の先端には、該バンド51を裏面側に
折り返して縫着部57,57により縫着して輪部51Wを形成
し、この輪部51W内に前記雌型連結具53の基端軸58を回
転自在に設けている。その雌型連結具53は先端側に略長
方形形状の挿入孔59を有し、幅狭側面60,60の中央に係
止孔61,61を有する。
【0020】前記雄型連結具54は先端に一対の弾性爪片
62,62を有し、この弾性爪片62,62の先端係止部63,63
が前記雌型連結具53の前記係止孔61,61に係止する。し
たがって、雌型連結具53の挿入孔59に弾性爪片62,62を
弾発的に挿入すると、前記係止孔61,61に前記先端係止
部63,63が係止し、また、その先端係止部63,63を挟み
付けて弾性爪片62,62の先端間隔を狭めてやれば、係止
を解除して雄型連結具54を抜き取ることができる。ま
た、前記雄型連結具54の基端側には、幅方向のバンド装
着孔64A,64Bが背側連結バンド52の長さ方向に並んで
形成され、前記背側連結バンド52の先端を、一側から先
端側の前記バンド装着孔64Aに挿通した後、さらに、他
側から基端側の前記バンド装着孔64Bに挿入して基端側
に引き出し、これにより、背側連結バンド52の基端から
雄型連結具54までの長さが調整可能となっており、前記
雄型連結具54が各バンドの長さ調整部となる。このよう
にして先端側に雄型連結具54を設けた背側連結バンド52
の基端は、図10及び図12に示すように、前記リベッ
ト55により背側着用体31の装着用バンド41の取付箇所に
取付けられ、背側連結バンド52は、基端側を裏面側に二
回折って三重とし、この基端側三重部分52Aを前記装着
用バンド41の長片部41Lの基端側に重ね合わせ、前記リ
ベット55を中心に前記背側連結バンド52が廻動可能に取
り付けられており、また、前記リベット55の両側に幅方
向の縫着部56,56をそれぞれ設けることにより、基端側
三重部分52Aの三重に重なり合ったバンド52が平坦に形
成されている。尚、前記基端側三重部分52A及び前記長
片部41Lには、前記リベット55を挿通する孔を穿設して
おく。
【0021】図1,図2,図13及び図14等に示すよ
うに、前記肩側連結部材4は、基端を前記前側着用体6
の上側左右に取付けた前側吊りバンド71と、基端を前記
背側着用体32の上側左右に取付けた背側吊りバンド72
と、それら吊りバンド71,72の先端側に設けられ、相互
に連結可能な前記雄型及び雌型連結具53,54とからな
る。また、それら吊りバンド71,72は、合成樹脂製の繊
維を織った帯であって可撓性を有している。また、前側
吊りバンド71の基端を二つ折りして二重とし、この基端
二重部分71Aを前側着用体6の上部表面に重ね合わせ、
前記ワッシャ23に挿通したリベット73を、基端側二重部
分71A及び立体メッシュ生地8に挿通し、そのリベット
73の先端に前記リング25及びワッシャ26を挿通し、リベ
ット73の先端を加締固定している。さらに、前記背側吊
りバンド72の基端を三つ折りして三重とし、この基端側
三重部分72Aを、背側着用体31の上部表面に重ね合わ
せ、前記ワッシャ23に挿通したリベット73を、基端側三
重部分72A及び立体メッシュ生地8に挿通し、そのリベ
ット73の先端に前記リング25及びワッシャ26を挿通し、
リベット73の先端を加締固定している。また、前記基端
二重部分71Aは、縫着部74により表裏のバンド71,71が
それぞれ縫着され、一方、前側吊りバンド71の先端に、
縫着部75により輪部71Wを形成し、この輪部71W内に前
記雌型連結具53の基端軸58を設けている。また、前記背
側吊りバンド72の前記基端側三重部分72Aは、前記リベ
ット73の両側に幅方向の縫着部76,76をそれぞれ設ける
ことにより、基端側三重部分72Aで三重に重なり合った
バンド72が平坦に形成され、その背側吊りバンド72の先
端側に、前記雄型連結具54を装着している。
【0022】次に、前記サポーター1の使用方法につき
説明すると、着用者の左右の肩にそれぞれ左右の肩側連
結部材4,4を掛け、前当て部2を着衣の前面に当てる
と共に、背当て部3を着衣の背中に当て、雄型連結具54
を用いて左右の背側吊りバンド72,72の長さを調節する
ことにより、所望の高さ位置にセットする。また、着用
者の腰ベルト44やその他の着衣部分などに、装着用バン
ド41を差し通してその長片部41Lを上側に折り返し、面
ファスナー43A,43Bを重ね合わせて係止する。この場
合、短片部41Sを長片部41Lの表面側に重ね合わせるこ
とにより短片部41Sの裏面側にリベット55の頭部及びワ
ッシャ23が隠れる。次に、背側連結バンド52の先端に設
けた雄型連結具54を、前側連結バンド51の雌型連結具53
に連結し、背側連結バンド52の長さを調整する。このよ
うにして側部連結部材5,5の長さ調整を行ってサポー
ター1を着用した後、着用者が姿勢を変える等の動作を
行っても、バンド51,52の基端を着用体6,31の側部に
取り付けているため、それら着用体6,31の立体メッシ
ュ生地8,8が撓むことにより、脇腹等がそれらバンド
51,52により圧迫されない。また、側部連結部材5,5
により着用体6,31が左右方向に伸縮する場合でも、幅
広な装着用バンド41の折り返し部41Aの幅方向全長を立
体メッシュ生地8に縫着すると共に、リベット55により
各バンド51,52を取り付けているから、立体メッシュ生
地8はリベット55箇所のみが局部的に引っ張られること
がなく、安定した取付強度が得られる。さらに、体とシ
ェル7,32との間には、弾性を有する着用体6,31が設
けられるため、硬質なシェル7,32が直接体に当たるこ
とがなく、特に着用体6,31は、厚さ方向に良好な弾性
を有する立体メッシュ生地8を用いることにより、良好
な着用感が得られる。そして、このサポーター1は、中
空なシェル7,32と立体メッシュ生地8を用いた着用体
6,31からなるから、軽量なものとなり、動き易い。ま
た、背側着用体31には、複数の背側シェル32,32,32を
上下方向に並べて設けたから、着用者の背中の姿勢に合
わせて個々の背側シェル32,32,32の向きが変わる。し
かも、夏場等に着用しても、通気口17,33と立体メッシ
ュ生地8とを通して通気が行われ、特に通気口17,33は
裏面側に向ってその開口面積が大きくなるように形成さ
れているから、立体メッシュ生地8が広い範囲で外部と
連通する。さらに、中空形状により軽量化が図られたシ
ェル7,32は、中央空洞部15により中央部分の剛性が向
上し、また、通気口17,33を形成することにより、通気
口17,33の回りに筒部18,34が形成されるため、左右の
剛性も向上し、しかも、表面に外力を受けても、中空な
シェル7,32により緩衝作用が得られる。そして、サポ
ーター1を外す際には、面ファスナー43A,43Bを外
し、肩側連結部材4及び側部連結部材5の各連結具53,
54の係止を解除することにより、左右の肩側連結部材
4,4から頭を抜くことなく、前当て部2と背当て部3
とを分離して取り外すことができる。
【0023】このように本実施例では、請求項1に対応
して、前当て部2と、背当て部3と、これら両当て部
2,3の上部間を連結する肩側連結部材4,4と、それ
ら両当て部4,4の側部間を連結する側部連結部材5,
5とを備えたサポーターにおいて、前当て部2はメッシ
ュ状をなす前側着用体6の表面に中空な前側シェル7を
設け、背当て部3はメッシュ状をなす背側着用体31の表
面に中空な背側シェル32を設け、それらシェル7,32に
表裏を貫通する通気口17,33を設けたから、中空なシェ
ル7,32を用いることにより軽量で高剛性のシェル構造
が得られ、また、サポーター1が軽量となるから、着用
しても動き易く、さらに、シェル7,32の通気口17,33
とメッシュ状をなす着用体6,31との組み合わせによ
り、通気性が確保されるため、夏場等でも体の熱を発散
することができる。また、サポーター1が外部からの力
を受けても、この力をシェル7,32と着用体6,31が吸
収する。
【0024】また、このように本実施例では、請求項2
に対応して、前側及び背側着用体6,31は、表裏面に弾
性を有するメッシュ生地9,9を離間して備える立体メ
ッシュ生地8を用いたから、硬質なシェル7,32に対し
て、着用体6,31が弾性を有するため、着用感に優れた
ものとなる。
【0025】また、このように本実施例では、請求項3
に対応して、通気口17,33が表面側から裏面側に向って
拡大形成されているから、通気口17,33による着用体
6,31のメッシュ部分と外部との連通面積が大きくなる
ため、通気性の向上が図られる。
【0026】さらに、このように本実施例では、請求項
4に対応して、前当て部2の前側シェル7の中央には、
表面側に隆起する縦方向の隆起部14を形成すると共に、
この隆起部14箇所に対応して該前側シェル7内に表裏方
向に幅大な中央空洞部15を形成し、この中央空洞部15の
左右に横方向の通気口17を設けたから、中央空洞部15に
より前側シェル7の中央部分の剛性が向上し、また、横
方向の通気口17により、この通気口17の上下に横方向の
空洞18A,18Aが形成され、この空洞部18A,18Aを構
成する筒部18,18により、前側シェル7の左右部分の剛
性も効果的に向上する。
【0027】さらに、このように本実施例では、請求項
5に対応して、側部連結部材5は、基端を前側着用体6
の下側左右に取付けた前側連結バンド51と、基端を背側
着用体31の下側左右に取付けた背側連結バンド52と、そ
れら前側及び背側連結バンド51,52の先端側に設けら
れ、相互に連結可能な雄型及び雌型連結具53,54とを備
え、前側及び背側着用体6,31の下側左右に縦方向の装
着用バンド41,41を取付け、この装着用バンド41,41の
取付箇所に連結バンド51,52の基端を取付けたから、前
側及び背側連結バンド51,52を着用者の側部で連結して
着用し、また、装着用バンド41を用いて着用体6,31の
下部側を取り付けることにより、着用体6,31のずり上
がりが防止される。そして、前側及び背側連結バンド5
1,52の基端を装着用バンド41と共に着用体6,31に取
り付けたから、弾性を有するメッシュが撓むことにより
それらバンド51,52,41による圧迫感が軽減される。
【0028】また、実施例上の効果として、ナイロン繊
維からなる立体メッシュ生地8を用いたから、着用体
6,31は耐久性に優れたものとなり、さらに、立体メッ
シュ生地8には孔を形成することなく、リベット24,5
5,73を使用することができる。また、図5などに示す
ように、リベット24を加締めると、シェル7,32とリン
グ25とにより挟まれた立体メッシュ生地8部分の厚さが
縮小し、リング25,ワッシャ26及びリベット24の先端
が、立体メッシュ生地8の厚さT内に収納される。さら
に、リベット24,55,73を立体メッシュ生地8に用いる
場合、ワッシャ26と立体メッシュ生地8の裏面との間に
大径なリング25を介在したから、該リング25によって立
体メッシュ生地8を保護することができる。また、メッ
シュ生地9,9の目は縦方向に長い六角形状としたか
ら、着用体6,31は、左右方向に良好な伸縮性が得られ
ると共に、上下方向の伸びを抑制することができる。さ
らに、前側シェル7の上部を着用体6に固定するリベッ
ト24と、前側吊りバンド71を前側着用体6に固定するリ
ベット73とが近接しているから、前側シェル7の自重に
よる前側着用体6上部の上下方への伸びが抑制され、同
様に、背側シェル32の最上部のリベット24と、背側吊り
バンド72のリベット73とが近接しているから、背側着用
体31上部の上下方向の伸びが抑制される。また、背側着
用体31には、複数の背側シェル32を上下方向に並べて設
けたから、着用者の背中の姿勢に合わせて該背中を覆う
ことができる。さらに、各バンド51,52,72の基端側三
重部分51A,52A,72Aにリベット55,73を挿通するよ
うにしたから、バンド51,52,72の基端の取付強度が増
す。また、前側吊りバンド71の基端に基端二重部分71A
を形成したから、その基端部分の取付強度も良好とな
る。さらに、装着用バンド41は、上部の縫着部42とリベ
ット55とにより立体メッシュ生地8に取付けたから、良
好な取付強度が得られ、さらに、その装着用バンド41の
外面に、基端側三重部分51A,52Aを重ね合わせてリベ
ット55により取付けたから、立体メッシュ生地8に直接
取付ける場合と異なり、前側連結バンド51,背側連結バ
ンド52を廻動可能に取付けることができる。また、前側
連結バンド51及び前側吊りバンド71を短く形成したか
ら、体の前側で連結具53,54の係止及び解除作業を行う
ことができる。
【0029】図15は本発明の第2実施例を示し、上記
第1実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説
明を省略して詳述すると、この例では、前側及び背側シ
ェルの裏面側にも凹所を形成するものを示し、背側シェ
ル32の裏面側に前記凹所21とほぼ同形の凹所21Aを形成
する。このように裏面にも凹所21Aを形成することによ
り、加締固定が容易になり、また、前記リング25を凹所
21Aに収納可能な直径に形成すれば、加締固定した後の
リベット24の先端位置がシェル7,32の裏面に近接す
る。
【0030】尚、本発明は上記各実施例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨の範囲内において、種々の変
形実施が可能である。例えば、連結具は各種タイプのも
のを用いることができる。また、吊りバンドとなる肩側
連結部材には、必ずしも連結具を設ける必要はないが、
連結具を設けない場合にも、長さ調整部により長さを調
整可能とすることが好ましい。
【0031】
【発明の効果】請求項1の発明は、前当て部と、背当て
部と、これら両当て部の上部間を連結する肩側連結部材
と、それら両当て部の側部間を連結する側部連結部材と
を備えたサポーターにおいて、前記前当て部はメッシュ
状をなす前側着用体の表面に中空なシェルを設け、前記
背当て部はメッシュ状をなす背側着用体の表面に中空な
シェルを設け、それらシェルに表裏を貫通する通気口を
設けたものであり、通気性に優れ、着用感が良好なサポ
ーターを提供することができる。
【0032】また、請求項2の発明は、前記前側及び背
側着用体は、表裏面に弾性を有するメッシュ生地を離間
して備えるものであり、通気性に優れ、着用感が良好な
サポーターを提供することができる。
【0033】また、請求項3の発明は、前記通気口が表
面側から裏面側に向って拡大形成されているものであ
り、通気性に優れ、着用感が良好なサポーターを提供す
ることができる。
【0034】さらに、請求項4の発明は、前記前当て部
のシェルの中央には、表面側に隆起する縦方向の隆起部
を形成すると共に、この隆起部箇所に対応して該シェル
内に表裏方向に幅大な中央空洞部を形成し、この中央空
洞部の左右に横方向の前記通気口を設けたものであり、
通気性に優れ、着用感が良好なサポーターを提供するこ
とができる。
【0035】さらに、請求項5の発明は、前記側部連結
部材は、基端を前記前側着用体の下側左右に取付けた前
側連結バンドと、基端を前記背側着用体の下側左右に取
付けた背側連結バンドと、それら前側及び背側連結バン
ドの先端側に設けられ、相互に連結可能な連結具とを備
え、前記前側及び背側着用体の下側左右に縦方向の装着
用バンドを取付け、この装着用バンドの取付箇所に前記
連結バンドの基端を取付けたものであり、通気性に優
れ、着用感が良好なサポーターを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すサポーターの正面図
である。
【図2】本発明の第1実施例を示すサポーターの背面図
である。
【図3】本発明の第1実施例を示す前当て部の要部の正
面図である。
【図4】本発明の第1実施例を示す前側シェルの平断面
図である。
【図5】本発明の第1実施例を示す前当て部の要部の縦
断面図である。
【図6】本発明の第1実施例を示す一部を切欠いた立体
メッシュ生地の要部の拡大斜視図である。
【図7】本発明の第1実施例を示す背当て部の要部の正
面図である。
【図8】本発明の第1実施例を示す背側シェルの平断面
図である。
【図9】本発明の第1実施例を示す背側シェルの縦断面
図である。
【図10】本発明の第1実施例を示す装着用バンドの取
付箇所の縦断面図である。
【図11】本発明の第1実施例を示す前当て部における
装着用バンドの取付箇所の一部を切欠いた正面図であ
る。
【図12】本発明の第1実施例を示す背当て部における
装着用バンドの取付箇所の一部を切欠いた正面図であ
る。
【図13】本発明の第1実施例を示す前側吊りバンドを
前側着用体に取付ける前の断面図である。
【図14】本発明の第1実施例を示すサポーターの側面
図である。
【図15】本発明の第2実施例を示す背側シェルの縦断
面図である。
【符号の説明】
2 前当て部 3 背当て部 4 肩側連結部材 5 側部連結部材 6 前側着用体 7 前側シェル 8 立体メッシュ生地 14 隆起部 15 中央空洞部 17 通気口 31 背側着用体 32 背側シェル 33 通気口 41 装着用バンド 51 前側連結バンド 52 背側連結バンド 53 雌型連結具 54 雄型連結具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A41D 13/00 A63B 71/08,71/12

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前当て部と、背当て部と、これら両当て
    部の上部間を連結する肩側連結部材と、それら両当て部
    の側部間を連結する側部連結部材とを備えたサポーター
    において、前記前当て部はメッシュ状をなす前側着用体
    の表面に中空なシェルを設け、前記背当て部はメッシュ
    状をなす背側着用体の表面に中空なシェルを設け、それ
    らシェルに表裏を貫通する通気口を設けたことを特徴と
    するサポーター。
  2. 【請求項2】 前記前側及び背側着用体は、表裏面に弾
    性を有するメッシュ生地を離間して備えることを特徴と
    する請求項1記載のサポーター。
  3. 【請求項3】 前記通気口が表面側から裏面側に向って
    拡大形成されていることを特徴とする請求項1記載のサ
    ポーター。
  4. 【請求項4】 前記前当て部のシェルの中央には、表面
    側に隆起する縦方向の隆起部を形成すると共に、この隆
    起部箇所に対応して該シェル内に表裏方向に幅大な中央
    空洞部を形成し、この中央空洞部の左右に横方向の前記
    通気口を設けたことを特徴とする請求項2記載のサポー
    ター。
  5. 【請求項5】 前記側部連結部材は、基端を前記前側着
    用体の下側左右に取付けた前側連結バンドと、基端を前
    記背側着用体の下側左右に取付けた背側連結バンドと、
    それら前側及び背側連結バンドの先端側に設けられ、相
    互に連結可能な連結具とを備え、 前記前側及び背側着用体の下側左右に縦方向の装着用バ
    ンドを取付け、この装着用バンドの取付箇所に前記連結
    バンドの基端を取付けたことを特徴とする請求項2記載
    のサポーター。
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