JP2885022B2 - 電気機器の取付構造 - Google Patents

電気機器の取付構造

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JP2885022B2 JP5273169A JP27316993A JP2885022B2 JP 2885022 B2 JP2885022 B2 JP 2885022B2 JP 5273169 A JP5273169 A JP 5273169A JP 27316993 A JP27316993 A JP 27316993A JP 2885022 B2 JP2885022 B2 JP 2885022B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば制御盤、動力
盤、操作盤等(以下盤という)の面に取付けて使用に供
するブザー、表示器、警報機等の電気機器の取付構造に
関する。以下ではブザーを用いて具体的構成を説明す
る。
【0002】
【従来の技術】従来ブザーの取付構造としては、盤の前
面からブザーを取付ける構造と、盤の裏面からブザーを
取付ける構造とがある。図6はその各々の取付構造を示
す図である。即ち、図6(a)は盤の前面からブザーを
取付ける構造を示す。ブザー61の上下の取付片62、
62に設けた取付穴621、621で螺子63、63を
締めて、盤64に装着する。
【0003】また図6(b)は盤の裏面からブザーを取
付ける構造を示す。盤65にブザー61の発音部67に
対応する穴68を開ける。次にブザー61の前面カバー
611を盤65の表面から穴68を覆いながら、ブザー
61の本体612を盤65の裏面から穴68を覆いなが
ら、各々を前面カバー611に設けた取付穴69、6
9、本体612に設けた取付穴70、70、及び盤65
に設けた取付穴71、71で長尺の螺子66、66を締
めて盤65に装着する。
【0004】然しながら前者従来例、後者従来例いずれ
の場合にも正面から取付穴621や螺子63などが見え
てしまい美観上問題がある。
【0005】また後者従来例のようにブザー61を盤6
5の裏面から取り付ける場合、発音部67の外部からの
保護や美観上などの点より穴68を隠蔽するのに、ブザ
ー61の本体612とは別に前面カバー611が必要と
なるため、部品点数が増え組立が困難となりコストもか
かるという欠点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の目的は
上述の技術的課題を解決し、複数の取付手段を同時に提
供できる電気機器の取付構造を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は以上に述べた問
題を解決するために、略菱形状の取付具と、略直方体状
筐体をもつ電気機器との組合わせで提供される電気機
器の取付構造であって、取付具は一方辺縁とその対向辺
縁に係止用片を有し、取付穴を少なくとも長対角線両端
部に穿設して形成され、電気機器は前面の取付カバー部
周縁に段部を設けるとともに、裏面には第一の係止部群
と、第一の係止部群に対して所定角度傾けた第二の係止
部群を設け、それぞれ取付具の係止用片に対応した構成
を成し、 上記取付具は第一の係止部群をもって電気機器
筐体裏面内に収装され、また第二の係止部群をもって長
対角線両端部の取付穴が電気機器筐体の縁外に配置する
よう電気機器裏面に装着されることを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明の構造によれば、複数の取付ける手段を
同時に提供できる。即ち、第一の取付構造として、取付
具の係止用片を電気機器の第一の係止部群に係止し、盤
の前面から電気機器を取付ける構造がある。第二の取付
構造として、取付具の係止用片を電気機器の第二の係止
部群に係止し、盤の前面から電気機器を取付ける構造が
ある。第三の取付構造として、取付具の係止用片を電気
機器の第二の係止部群に係止し盤の裏面から電気機器を
取付ける構造がある。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例を以下、図面に従って説明
する。図1は本発明の1実施例を示すブザーの取付構造
を示す分解斜視図である。図2は上記取付具部分の斜視
図である。図3は本発明の第一の取付構造を示す分解側
面図である。
【0010】取付具1は、略菱形状を呈し角に丸みを持
たせた金属板である。11aは取付具1の一方辺縁に略
正方形状に切り欠いてL字状に形成した係止用片であ
る。11bは上記係止用片11aと同一辺縁上にて一定
距離をおいた位置にある係止用片であり、形成方法は係
止用片11aと同じである。
【0011】12は上記係止用片11a、11bと対向
した辺縁において、L字凸状に形成して成る係止用片で
ある。係止用片12の下部中央には螺子穴121があ
る。取付具1の中央縦断線上、両端部に取付穴13、1
3があり、取付具1の長対角線上、両端部に取付穴1
4、14がある。
【0012】ブザー2は略直方体状の筐体を有し、盤に
取付けて使用するものである。23はブザー2の裏面に
略菱形形状に凹設した段部である。21aは上記段部2
3の一方辺縁側に長方形状の凹部を形成して成る係止部
である。21bは上記係止部21aと同一辺縁上にて
定距離をおいた位置にある係止部であり、形状、形成方
法は係止部21aと同じである。22aは上記係止部2
1a、21bと対向した辺縁側に長方形状の凹部を形成
して成る係止部である。以上、係止部21a、係止部2
1b、および係止部22aを併せて第一の係止部群とす
る。
【0013】24aは上記段部23中、係止部21aを
基準に時計逆回り45°の位置に凹部を形成して成る係
止部であり、形状、形成方法は係止部21aと同じであ
る。24bは上記段部23中、係止部21bを基準に時
計逆回り45°の位置に凹部を形成して成る係止部であ
り、形成方法は係止部21aと同じである。22bは上
記段部23中、係止部22aを基準に時計逆回り45°
の位置にあり、形状、形成方法は係止部22aと同じで
ある。以上、係止部24a、係止部24b、および係止
部22bを併せて第二の係止部群とする。
【0014】25aはブザー2の裏面中央部上端に段部
23に連続して設けた略三角形状の切欠きである。25
bはブザー2の裏面中央部下端に段部23に連続して設
けた略逆三角形状の切欠きである。
【0015】26はブザー2の体前面に設けた取付カ
バー部であり、ブザー2と一体的に形成し凸状に構成す
る。28は、取付カバー部26の周縁に設けた段部であ
る。27はブザー2の下面中央部に設けた螺子穴であ
る。
【0016】ブザー2の取付構造としては、盤の前面か
らブザー2を取付ける構造と、盤の裏面からブザー2を
取付ける構造とがある。ここでは説明の便宜上盤の前面
からブザー2を取付ける構造から説明する。
【0017】第一の取付構造として、図3に示す盤
前面からブザー2を取付ける構造がある。この場合、ま
ず取付具1を盤4に取付けるため、取付具1に設けた取
付穴13、13に螺子15、15を締め、取付具1を盤
4に螺子止めする。
【0018】そして取付具1の係止用片11aをブザー
2の第一の係止部群のうち係止部21aに係止し、取付
具1の係止用片11bをブザー2の第一の係止部群のう
ち係止部21bに係止する。次に取付具1の係止用片1
2をブザー2の第一の係止部群のうち係止部22aに係
止し、取付具1をブザー2に装着する。この場合取付具
1はブザー2の裏面の段部23内に収まり、全体が同一
面上となる。
【0019】さらにブザー2に設けた取付穴27、取付
具1に設けた取付穴121で螺子3を締めることによ
り、取付具1をブザー2により確実に装着する。このよ
うに構成すれば、ブザー2を盤4に取付けるための螺子
がブザー2の表面にあらわれない。
【0020】第二の取付構造として、図4に示す盤の前
面からブザー2を取付ける構造がある。この場合、まず
取付具1の係止用片11aをブザー2の第二の係止部群
のうち係止部24aに係止し、取付具1の係止用片11
bをブザー2の第二係止部群のうち係止部24bに係止
する。次に取付具1の係止用片12をブザー2の第二の
係止部群のうち係止部22bに係止し、取付具1をブザ
ー2に装着する。取付具1の長対角線両端、略三角形状
部は、ブザー2の裏面に設けた切欠き25a、25bに
嵌まり安定した取付構造がえられる。
【0021】そして取付具1を盤42の前面に向かって
時計回り方向に45°回転させ、取付具1に設けた取付
穴14、14で螺子41、41を締め、取付具1を盤4
2に装着する。この場合取付具1の長対角線両端部と、
取付穴14、14とはブザー2の裏面から上下に突出す
る。
【0022】次に第三の取付構造として盤の裏面からブ
ザー2を取付ける構造を説明する。図5は本発明の一実
施例を示すブザーの取付構造を示す分解斜視図である。
まず取付具1の係止用片11aをブザー2の第二の係止
部群のうち係止部24aに係止し、取付具1の係止用片
11bをブザー2の第二の係止部群のうち係止部24b
に係止する。次に取付具1の係止用片12をブザー2の
第二の係止部群のうち係止部22bに係止し、取付具1
をブザー2に装着する。取付具1の長対角線両端、略三
角形状部は、ブザー2の裏面に設けた切欠き25a、2
5bに嵌まり安定した取付構造がえられる。この場合取
付具1の長対角線両端部と取付穴14、14とはブザー
2の裏面から上下に突出する。
【0023】そして盤57の所定部にブザー2の取付カ
バー部26が嵌まる程度の大きさの穴58を開けて、ブ
ザー2の取付カバー26を穴58に嵌め、段部28を
盤57の裏面に当接させる。さらに取付具1に設けた取
付穴14、14と穴58の上下に開けた取付穴59、5
9で長尺の螺子55、55で締めて取付穴14、14の
逆側でナット56、56により固定する。
【0024】以上に述べたところから明らかなようにこ
の構成によれば、前面カバー26はブザー2と一体であ
るため別部品として用意する必要はない。
【0025】なお、この構成は取付具1をブザー2に対
して裏返してブザー2に装着することによっても可能で
ある。この場合取付具1はブザー2にブザー2の第二の
係止部群を用いずに装着されることになるが、長尺の螺
子55、55とナット56、56によって盤57に固定
されるので問題はない。
【0026】本発明の実施例の説明は以上のとおりであ
るが、本発明は上記の実施例に限定されるものではな
い。取付具1の形状は、取付具1を所定の角度回動させ
た時に取付具1の長対角線両端部と取付穴14、14が
ブザー2の裏面から上下に突出すればよく、平行四辺形
など様々な形状とすることが可能である。さらに係止用
片11a、11b、及び係止用片12はその個数、位置
等様々なバリエーションンが可能である。以上のような
取付具1の設計変更に応じてブザー2の裏面も様々な設
計変更が可能である。その他、本発明の要旨を変更しな
い範囲で種々の設計変更を施すことができる。
【発明の効果】本発明によれば、電気機器を盤に取付け
る場合、前面から取付穴や螺子が見えず美観面で向上す
る。また盤の裏面から電気機器を取付ける場合にも前面
カバーと一体の電気機器により簡単な構成となり、組み
易く安価なものとなった。さらに電気機器を盤の前面か
ら取付ける方法として第一、及び第二の取付構造が、電
気機器を盤の裏面から取付ける方法として第三の取付構
造が提供できることになり、取付方法が多様化し使用者
にとって使い易い構造となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示す電気機器の取付構造を
示す分解斜視図である。
【図2】上記取付具部分の斜視図である。
【図3】本発明の第一の取付構造を示す分解側面図であ
る。
【図4】本発明の第二の取付構造を示す斜視図である。
【図5】本発明の第三の取付構造を示す分解斜視図であ
る。
【図6】従来例の電気機器の取付構造を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 取付具 11a 係止用片 11b 係止用片 12 係止用片 2 電気機器 21a 係止部 21b 係止部 22a 係止部 22b 係止部 24a 係止部 24b 係止部 28 段部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G10K 9/122 G10K 9/13 101 G10K 9/15 G10K 9/22

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】略菱形状の取付具と、略直方体状の筐体を
    もつ電気機器との組合わせで提供される電気機器の取付
    構造であって、 取付具は一方辺縁とその対向辺縁に係止用片を有し、
    付穴を少なくとも長対角線両端部に穿設して形成され、 電気機器は前面の取付カバー部周縁に段部を設けるとと
    もに、裏面には第一の係止部群と、第一の係止部群に対
    して所定角度傾けた第二の係止部群を設け、それぞれ取
    付具の係止用片に対応した構成を成し、 上記取付具は第一の係止部群をもって電気機器筐体裏面
    内に収装され、また第二の係止部群をもって長対角線両
    端部の取付穴が電気機器筐体の縁外に配置するよう電気
    機器裏面に装着される ことを特徴とする電気機器の取付
    構造。
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