JP2545586Y2 - 電気コンセント付きガスコック - Google Patents
電気コンセント付きガスコックInfo
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- JP2545586Y2 JP2545586Y2 JP5870191U JP5870191U JP2545586Y2 JP 2545586 Y2 JP2545586 Y2 JP 2545586Y2 JP 5870191 U JP5870191 U JP 5870191U JP 5870191 U JP5870191 U JP 5870191U JP 2545586 Y2 JP2545586 Y2 JP 2545586Y2
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- JP
- Japan
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- gas cock
- main body
- holding frame
- piece
- electric outlet
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- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、ガスコック本体と近接
して電気コンセントが配置される電気コンセント付きガ
スコックに関するものである。
して電気コンセントが配置される電気コンセント付きガ
スコックに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、ガスコック本体と近接して電気コ
ンセントが配置される電気コンセント付きガスコックが
提供されている。この電気コンセント付きガスコックは
図１１に示されるようにガスコック保持枠２の連結片４
０にガスコック本体３に取り付けられた連結板４１を連
結固定してガスコック本体３を取り付け、電気コンセン
ト２０はガスコック保持枠２の前面側に配置される取り
付け板７に取り付けられてガスコック本体３の下側に近
接して配置されるようになっている。そして、電気コン
セント２０より導出される電源線２１はガスコック本体
３の下側を通すようにして壁裏に配置されるようになっ
ている。
ンセントが配置される電気コンセント付きガスコックが
提供されている。この電気コンセント付きガスコックは
図１１に示されるようにガスコック保持枠２の連結片４
０にガスコック本体３に取り付けられた連結板４１を連
結固定してガスコック本体３を取り付け、電気コンセン
ト２０はガスコック保持枠２の前面側に配置される取り
付け板７に取り付けられてガスコック本体３の下側に近
接して配置されるようになっている。そして、電気コン
セント２０より導出される電源線２１はガスコック本体
３の下側を通すようにして壁裏に配置されるようになっ
ている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来例にあっては、電源線２１はガスコック本体３の下
側を通すようにしてガスコック本体３と近接して配置さ
れるようになっているため電源線２１には安全性を考慮
してガスコック本体３との接触防止のために保護用のカ
バーホース４２を設けたりする必要があり、部品点数が
増加するという問題があり、また、電源線２１は単に壁
裏に配置されるようになっているだけであるため取り付
け時に取り付け板等によって挟まれたりすると断線する
ようなこともあって安全性が低いと共に施工時には配置
に手間取って施工性が悪いという問題があった。
従来例にあっては、電源線２１はガスコック本体３の下
側を通すようにしてガスコック本体３と近接して配置さ
れるようになっているため電源線２１には安全性を考慮
してガスコック本体３との接触防止のために保護用のカ
バーホース４２を設けたりする必要があり、部品点数が
増加するという問題があり、また、電源線２１は単に壁
裏に配置されるようになっているだけであるため取り付
け時に取り付け板等によって挟まれたりすると断線する
ようなこともあって安全性が低いと共に施工時には配置
に手間取って施工性が悪いという問題があった。
【０００４】本考案は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、部品点数の削減を図ることができると共に安
全性の高い電気コンセント付きガスコックを提供しよう
とするものである。
のであり、部品点数の削減を図ることができると共に安
全性の高い電気コンセント付きガスコックを提供しよう
とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本考案では、上記目的を
達成するために、中央部に開口が設けられてロ字状に形
成された保持枠２ａの端部より固定片２ｂを突設してＬ
字状のガスコック保持枠２を形成し、ガスコック保持枠
２の背方にガスコック本体３を配設し、ガスコック本体
３と隣接して保持枠２ａに電気コンセント２０を取り付
け、固定片２ｂ寄りの開口縁より保持枠２ａと直交する
ように背方に向けて連結片４を突設し、連結片４に上記
ガスコック本体３を連結固定し、固定片２ｂより固定片
２ｂと直交するように連結片４に向けて電源線支持突片
１９を突設し、電源線支持突片１９と固定片２ｂと連結
片４とで囲まれる部分に電気コンセント２０より導出さ
れる電源線２１を挿通する電線収納部２２を設けたもの
である。
達成するために、中央部に開口が設けられてロ字状に形
成された保持枠２ａの端部より固定片２ｂを突設してＬ
字状のガスコック保持枠２を形成し、ガスコック保持枠
２の背方にガスコック本体３を配設し、ガスコック本体
３と隣接して保持枠２ａに電気コンセント２０を取り付
け、固定片２ｂ寄りの開口縁より保持枠２ａと直交する
ように背方に向けて連結片４を突設し、連結片４に上記
ガスコック本体３を連結固定し、固定片２ｂより固定片
２ｂと直交するように連結片４に向けて電源線支持突片
１９を突設し、電源線支持突片１９と固定片２ｂと連結
片４とで囲まれる部分に電気コンセント２０より導出さ
れる電源線２１を挿通する電線収納部２２を設けたもの
である。
【０００６】
【作用】しかして、電気コンセント２０より導出される
電源線２１は電源線支持突片１９と固定片２ｂと連結片
４とで囲まれる部分に形成された電源線収納部２２に挿
通することでガスコック本体３に接したりするようなこ
となくガスコック本体３より離されて設置されることと
なる。
電源線２１は電源線支持突片１９と固定片２ｂと連結片
４とで囲まれる部分に形成された電源線収納部２２に挿
通することでガスコック本体３に接したりするようなこ
となくガスコック本体３より離されて設置されることと
なる。
【０００７】
【実施例】以下、本考案を図示された実施例に基づいて
詳述する。壁面に設置される電気コンセント付きガスコ
ックは図１に示されるようにガスコック本体３、ガスコ
ック本体３を保持するガスコック保持枠２、ガスコック
本体３に被嵌されると共にガスコック本体３のノズル３
ａに連結されるソケットを保持する開閉蓋１０ａ付きの
ソケットカバー１０、ガスコック本体３と近接してガス
コック保持枠２に取り付けられる電気コンセント２０、
壁材１を挟むようにしてガスコック保持枠２に連結され
る取り付け板７、取り付け板７を覆うように取り付けら
れるプレート枠１１、プレート枠１１の外面側に取り付
けられるカバープレート１２とで構成されている。ガス
コック本体３は図６に示されるように基台３ｂよりノズ
ル３ａを突設して構成されており、基台３ｂの先部には
図７に示されるような固定板１３が連結固定されてい
る。固定板１３は連結板１３ａの一端より支持片１３ｂ
を突設して略Ｌ字状に形成されており、支持片１３ｂの
先部には支持片１３ｂと直交するように側方に向けてＴ
字状の係止片６が突設されている。この係止片６はＴ字
状に形成されて先部に抜け止め片６ａが設けられてい
る。連結板１３ａには通孔１４が設けられており、この
通孔１４よりガスコック本体３の基台３ｂに設けられた
ネジ孔１５にネジを螺入することで固定板１３がガスコ
ック本体３に取り付けられており、これによってガスコ
ック本体３より係止片６が突設されている。ここで、係
止片６は基台３ｂに連結固定される固定板１３に設ける
ようにしたものについて示したが、基台３ｂより一体に
突設するようにしてあってもよい。壁材１の裏面側にお
いて壁材１と略平行となるように配されるガスコック保
持枠２は図４、図５に示されるようにロ字状の保持枠２
ａの端部より固定片２ｂを突設して平面視Ｌ字状に形成
されており、通孔１６を介して固着具１７によって固定
片２ｂを間柱１８に連結固定することで保持枠２ａが壁
材１の裏面に沿って配置されるようになっている。保持
枠２ａの中央部には開口が設けられており、固定片２ｂ
側の開口縁からは保持枠２ａと直交するように連結片４
が背方に向けて固定片２ｂと略平行に突設されている。
連結片４には上下多段に長孔状の係止孔５が複数設けら
れており、図示された実施例にあっては、連結片４の中
央部と、上部と下部の三箇所に設けられている。この係
止孔５には図２に示されるようにガスコック本体３より
突設された係止片６が係止されるものであり、複数の係
止孔５のうちいずれかを選択して係止片６を係止するこ
とでガスコック本体３の取り付け高さを任意に決めるこ
とができるようになっている。つまり、上部の係止孔５
に係止片６を係止することでガスコック本体３をガスコ
ック保持枠２の上部寄りに配置できるようになってお
り、また、下部の係止孔５に係止片６を係止することで
ガスコック本体３をガスコック保持枠２の下部寄りに配
置できるようになっており、さらに、中間部の係止孔５
に係止片６を係止することでガスコック本体３をガスコ
ック保持枠２の中央部に配置できるようになっている。
ここで、係止孔５は長孔状に形成されており、係止片６
は係止孔５に係止した状態で係止孔５内でスライド移動
できるようになっており、ガスコック本体３は支持され
た状態で前後に移動できるようになっている。５ａは係
止片６を係止する場合に係止片６の抜け止め片６ａが挿
通されることとなる挿通用開口である。固定片２ｂの上
部と下部からは固定片２ｂと直交すると共に保持枠２ａ
と略平行となるように連結片４に向けて電源線支持突片
１９が突設されており、この電源線支持突片１９と連結
片４と固定片２ｂとによってガスコック保持枠２の側部
に電気コンセント２０に接続される電源線２１を収納保
持するための電源線収納部２２が形成されている。
詳述する。壁面に設置される電気コンセント付きガスコ
ックは図１に示されるようにガスコック本体３、ガスコ
ック本体３を保持するガスコック保持枠２、ガスコック
本体３に被嵌されると共にガスコック本体３のノズル３
ａに連結されるソケットを保持する開閉蓋１０ａ付きの
ソケットカバー１０、ガスコック本体３と近接してガス
コック保持枠２に取り付けられる電気コンセント２０、
壁材１を挟むようにしてガスコック保持枠２に連結され
る取り付け板７、取り付け板７を覆うように取り付けら
れるプレート枠１１、プレート枠１１の外面側に取り付
けられるカバープレート１２とで構成されている。ガス
コック本体３は図６に示されるように基台３ｂよりノズ
ル３ａを突設して構成されており、基台３ｂの先部には
図７に示されるような固定板１３が連結固定されてい
る。固定板１３は連結板１３ａの一端より支持片１３ｂ
を突設して略Ｌ字状に形成されており、支持片１３ｂの
先部には支持片１３ｂと直交するように側方に向けてＴ
字状の係止片６が突設されている。この係止片６はＴ字
状に形成されて先部に抜け止め片６ａが設けられてい
る。連結板１３ａには通孔１４が設けられており、この
通孔１４よりガスコック本体３の基台３ｂに設けられた
ネジ孔１５にネジを螺入することで固定板１３がガスコ
ック本体３に取り付けられており、これによってガスコ
ック本体３より係止片６が突設されている。ここで、係
止片６は基台３ｂに連結固定される固定板１３に設ける
ようにしたものについて示したが、基台３ｂより一体に
突設するようにしてあってもよい。壁材１の裏面側にお
いて壁材１と略平行となるように配されるガスコック保
持枠２は図４、図５に示されるようにロ字状の保持枠２
ａの端部より固定片２ｂを突設して平面視Ｌ字状に形成
されており、通孔１６を介して固着具１７によって固定
片２ｂを間柱１８に連結固定することで保持枠２ａが壁
材１の裏面に沿って配置されるようになっている。保持
枠２ａの中央部には開口が設けられており、固定片２ｂ
側の開口縁からは保持枠２ａと直交するように連結片４
が背方に向けて固定片２ｂと略平行に突設されている。
連結片４には上下多段に長孔状の係止孔５が複数設けら
れており、図示された実施例にあっては、連結片４の中
央部と、上部と下部の三箇所に設けられている。この係
止孔５には図２に示されるようにガスコック本体３より
突設された係止片６が係止されるものであり、複数の係
止孔５のうちいずれかを選択して係止片６を係止するこ
とでガスコック本体３の取り付け高さを任意に決めるこ
とができるようになっている。つまり、上部の係止孔５
に係止片６を係止することでガスコック本体３をガスコ
ック保持枠２の上部寄りに配置できるようになってお
り、また、下部の係止孔５に係止片６を係止することで
ガスコック本体３をガスコック保持枠２の下部寄りに配
置できるようになっており、さらに、中間部の係止孔５
に係止片６を係止することでガスコック本体３をガスコ
ック保持枠２の中央部に配置できるようになっている。
ここで、係止孔５は長孔状に形成されており、係止片６
は係止孔５に係止した状態で係止孔５内でスライド移動
できるようになっており、ガスコック本体３は支持され
た状態で前後に移動できるようになっている。５ａは係
止片６を係止する場合に係止片６の抜け止め片６ａが挿
通されることとなる挿通用開口である。固定片２ｂの上
部と下部からは固定片２ｂと直交すると共に保持枠２ａ
と略平行となるように連結片４に向けて電源線支持突片
１９が突設されており、この電源線支持突片１９と連結
片４と固定片２ｂとによってガスコック保持枠２の側部
に電気コンセント２０に接続される電源線２１を収納保
持するための電源線収納部２２が形成されている。
【０００８】しかして、連結片４に設けられた複数の係
止孔５のうちいずれかにガスコック本体３より突設され
た係止片６を係止することでガスコック本体３をガスコ
ック保持枠２の任意の高さ位置に取り付けることができ
るものであり、ガスコック保持枠２の上部にガスコック
本体３を取り付けてガスコック本体３の下部側に電気コ
ンセントを取り付けるにあたっては、図１に示されるよ
うにガスコック本体３より突設された係止片６を連結片
４に設けられた上部側の係止孔５に係止してガスコック
本体３をガスコック保持枠２の上部寄りに配置し、ガス
コック保持枠２の下部側に電気コンセント２０を設置す
るための設置空所を形成して設置空所に電気コンセント
２０を設置するものであり、図３に示されるようにガス
コック本体３が上部側となり、電気コンセント２０が下
部側となるように設置されるものである。そして、ガス
コック本体３のノズル３ａにソケットカバー１０を被嵌
し、壁材１を挟むようにして取り付け板７をソケットカ
バー１０の外面側に配置し、固着具８によって取り付け
板７とソケットカバー１０とをガスコック本体３に連結
固定する。ここで、ガスコック本体３は前後にスライド
自在となっており、ガスコック本体３に連結される取り
付け板７も前後に移動自在となっており、壁材１の厚み
寸法に対応することができるようになっている。次いで
プレート枠１１を取り付け板７の外面側に配置してプレ
ート枠１１の通孔１１ａに挿通された固着具９を取り付
け板７のネジ孔７ａより壁材１を介してガスコック保持
枠２のネジ孔２ｃに螺合することで取り付け板７とガス
コック保持枠２とで壁材１を挟持した状態でガスコック
が壁面に設置されるものであり、プレート枠１１の外面
側にはカバープレート１２が嵌め込み固定されて電気コ
ンセント付きガスコックが壁面に取り付けられるもので
ある。そして、電気コンセント２０より導出された電源
線２１はガスコック保持枠２の側部に形成された電源線
収納部２２内に収納配置してガスコック本体３に触れた
りするようなことなくガスコック本体３より離された状
態でガスコック保持枠２の側部に配置されるものであ
り、このようにガスコック本体３に触れたりすることな
くガスコック本体３と離されて配置されるようになって
いるため、電源線２１に保護用のカバーホース等を取り
付けたりすることなくそのままの状態であっても安全性
を確保しながら電源線２１の設置を行うことができるよ
うになっており、部品点数を削減できると共に取り付け
施工を簡易に行うことができるようになっている。
止孔５のうちいずれかにガスコック本体３より突設され
た係止片６を係止することでガスコック本体３をガスコ
ック保持枠２の任意の高さ位置に取り付けることができ
るものであり、ガスコック保持枠２の上部にガスコック
本体３を取り付けてガスコック本体３の下部側に電気コ
ンセントを取り付けるにあたっては、図１に示されるよ
うにガスコック本体３より突設された係止片６を連結片
４に設けられた上部側の係止孔５に係止してガスコック
本体３をガスコック保持枠２の上部寄りに配置し、ガス
コック保持枠２の下部側に電気コンセント２０を設置す
るための設置空所を形成して設置空所に電気コンセント
２０を設置するものであり、図３に示されるようにガス
コック本体３が上部側となり、電気コンセント２０が下
部側となるように設置されるものである。そして、ガス
コック本体３のノズル３ａにソケットカバー１０を被嵌
し、壁材１を挟むようにして取り付け板７をソケットカ
バー１０の外面側に配置し、固着具８によって取り付け
板７とソケットカバー１０とをガスコック本体３に連結
固定する。ここで、ガスコック本体３は前後にスライド
自在となっており、ガスコック本体３に連結される取り
付け板７も前後に移動自在となっており、壁材１の厚み
寸法に対応することができるようになっている。次いで
プレート枠１１を取り付け板７の外面側に配置してプレ
ート枠１１の通孔１１ａに挿通された固着具９を取り付
け板７のネジ孔７ａより壁材１を介してガスコック保持
枠２のネジ孔２ｃに螺合することで取り付け板７とガス
コック保持枠２とで壁材１を挟持した状態でガスコック
が壁面に設置されるものであり、プレート枠１１の外面
側にはカバープレート１２が嵌め込み固定されて電気コ
ンセント付きガスコックが壁面に取り付けられるもので
ある。そして、電気コンセント２０より導出された電源
線２１はガスコック保持枠２の側部に形成された電源線
収納部２２内に収納配置してガスコック本体３に触れた
りするようなことなくガスコック本体３より離された状
態でガスコック保持枠２の側部に配置されるものであ
り、このようにガスコック本体３に触れたりすることな
くガスコック本体３と離されて配置されるようになって
いるため、電源線２１に保護用のカバーホース等を取り
付けたりすることなくそのままの状態であっても安全性
を確保しながら電源線２１の設置を行うことができるよ
うになっており、部品点数を削減できると共に取り付け
施工を簡易に行うことができるようになっている。
【０００９】上述した実施例にあっては、電気コンセン
ト２０をガスコック本体３の下側に配置する場合を示し
たが、図９に示されるように電気コンセント２０を上部
側に配置してガスコック本体３を下部側に配置する場合
には連結片４に設けられた下部側の係止孔５にガスコッ
ク本体３より突設された係止片６を係止するようにして
ガスコック本体３と電気コンセント２０とを所定位置に
配置するものであり、この場合には電源線２１は上部側
より電源線収納部２２内を通ってガスコック保持枠２の
下部側に向けて配置されるものである。ここで、連結片
４の上下部と中間部に設けられる係止孔５はそれぞれ高
さ位置が予め設定されており、上部側の係止孔５に係止
片６を係止してガスコック本体３を取り付けた場合には
ガスコック保持枠２の下部側に電気コンセント２０が配
置されるだけのスペースが形成されるようになってお
り、また、下部側の係止孔５に係止片６を係止してガス
コック本体３を取り付けた場合にはガスコック保持枠２
の上部側に電気コンセント２０が配置されるだけのスペ
ースが確保されるようになっており、複数の係止孔５の
うちいずれかを選択して係止片６を係止するだけでガス
コック本体３を所定高さに手間取ることなく簡易に且つ
確実に配置することができるものであり、また、施工現
場で高さ位置を変えるような場合にもネジを付け変えた
りするようなことなく、差換えによって係止孔５への係
止片５の係止位置を変えるだけで簡単にガスコック本体
３の取り付け位置を変更することができるものであり、
取り付け作業を手間取ることなく簡単に行うことができ
るようになっている。
ト２０をガスコック本体３の下側に配置する場合を示し
たが、図９に示されるように電気コンセント２０を上部
側に配置してガスコック本体３を下部側に配置する場合
には連結片４に設けられた下部側の係止孔５にガスコッ
ク本体３より突設された係止片６を係止するようにして
ガスコック本体３と電気コンセント２０とを所定位置に
配置するものであり、この場合には電源線２１は上部側
より電源線収納部２２内を通ってガスコック保持枠２の
下部側に向けて配置されるものである。ここで、連結片
４の上下部と中間部に設けられる係止孔５はそれぞれ高
さ位置が予め設定されており、上部側の係止孔５に係止
片６を係止してガスコック本体３を取り付けた場合には
ガスコック保持枠２の下部側に電気コンセント２０が配
置されるだけのスペースが形成されるようになってお
り、また、下部側の係止孔５に係止片６を係止してガス
コック本体３を取り付けた場合にはガスコック保持枠２
の上部側に電気コンセント２０が配置されるだけのスペ
ースが確保されるようになっており、複数の係止孔５の
うちいずれかを選択して係止片６を係止するだけでガス
コック本体３を所定高さに手間取ることなく簡易に且つ
確実に配置することができるものであり、また、施工現
場で高さ位置を変えるような場合にもネジを付け変えた
りするようなことなく、差換えによって係止孔５への係
止片５の係止位置を変えるだけで簡単にガスコック本体
３の取り付け位置を変更することができるものであり、
取り付け作業を手間取ることなく簡単に行うことができ
るようになっている。
【００１０】
【考案の効果】本考案は上述のように、中央部に開口が
設けられてロ字状に形成された保持枠の端部より固定片
を突設してＬ字状のガスコック保持枠を形成し、ガスコ
ック保持枠の背方にガスコック本体を配設し、ガスコッ
ク本体と隣接して保持枠に電気コンセントを取り付け、
固定片寄りの開口縁より保持枠と直交するように背方に
向けて連結片を突設し、連結片に上記ガスコック本体を
連結固定し、固定片より固定片と直交するように連結片
に向けて電源線支持突片を突設し、電源線支持突片と固
定片と連結片とで囲まれる部分に電気コンセントより導
出される電源線を挿通する電源線収納部を設けてあるの
で、電気コンセントより導出される電源線は電源線支持
突片と固定片と連結片とで囲まれる部分に形成された電
源線収納部に挿通することでガスコック本体に接したり
するようなことなくガスコック本体より離されて設置さ
れることとなるものであり、このようにガスコック本体
に触れたりすることなくガスコック本体と離されて配置
されるようになっているため電源線に保護用のカバーホ
ース等を取り付けたりすることなくそのままの状態であ
っても安全性を確保しながら電源線の設置を行うことが
できるようになっており、部品点数を削減できると共に
取り付け施工を楽に行うことができるものである。
設けられてロ字状に形成された保持枠の端部より固定片
を突設してＬ字状のガスコック保持枠を形成し、ガスコ
ック保持枠の背方にガスコック本体を配設し、ガスコッ
ク本体と隣接して保持枠に電気コンセントを取り付け、
固定片寄りの開口縁より保持枠と直交するように背方に
向けて連結片を突設し、連結片に上記ガスコック本体を
連結固定し、固定片より固定片と直交するように連結片
に向けて電源線支持突片を突設し、電源線支持突片と固
定片と連結片とで囲まれる部分に電気コンセントより導
出される電源線を挿通する電源線収納部を設けてあるの
で、電気コンセントより導出される電源線は電源線支持
突片と固定片と連結片とで囲まれる部分に形成された電
源線収納部に挿通することでガスコック本体に接したり
するようなことなくガスコック本体より離されて設置さ
れることとなるものであり、このようにガスコック本体
に触れたりすることなくガスコック本体と離されて配置
されるようになっているため電源線に保護用のカバーホ
ース等を取り付けたりすることなくそのままの状態であ
っても安全性を確保しながら電源線の設置を行うことが
できるようになっており、部品点数を削減できると共に
取り付け施工を楽に行うことができるものである。
【図１】本考案の一実施例を示す分解斜視図である。
【図２】同上の部分斜視図である。
【図３】同上の設置状態を示す斜視図である。
【図４】ガスコック保持枠の斜視図である。
【図５】ガスコック保持枠を示すものであり、（ａ）は
側面図、（ｂ）は平面図である。
側面図、（ｂ）は平面図である。
【図６】ガスコック本体の斜視図である。
【図７】係止片が設けられた固定板の斜視図である。
【図８】固定板の平面図である。
【図９】他の実施例における分解斜視図である。
【図１０】同上の設置状態を示す斜視図である。
【図１１】従来例の分解斜視図である。
【図１２】同上の設置状態を示す斜視図である。
２ ガスコック保持枠 ２ａ 保持枠 ２ｂ 固定片 ３ ガスコック本体 ４ 連結片 １９ 電源線支持突片 ２０ 電気コンセント ２１ 電源線 ２２ 電源線収納部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−76773（ＪＰ，Ａ) 実開 昭61−57281（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭56−42575（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭62−122419（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】 中央部に開口が設けられてロ字状に形成
された保持枠の端部より固定片を突設してＬ字状のガス
コック保持枠を形成し、ガスコック保持枠の背方にガス
コック本体を配設し、ガスコック本体と隣接して保持枠
に電気コンセントを取り付け、固定片寄りの開口縁より
保持枠と直交するように背方に向けて連結片を突設し、
連結片に上記ガスコック本体を連結固定し、固定片より
固定片と直交するように連結片に向けて電源線支持突片
を突設し、電源線支持突片と固定片と連結片とで囲まれ
る部分に電気コンセントより導出される電源線を挿通す
る電源線収納部を設けて成る電気コンセント付きガスコ
ック。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5870191U JP2545586Y2 (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | 電気コンセント付きガスコック |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5870191U JP2545586Y2 (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | 電気コンセント付きガスコック |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0510883U JPH0510883U (ja) | 1993-02-12 |
| JP2545586Y2 true JP2545586Y2 (ja) | 1997-08-25 |
Family
ID=13091828
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5870191U Expired - Lifetime JP2545586Y2 (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | 電気コンセント付きガスコック |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2545586Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-07-25 JP JP5870191U patent/JP2545586Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0510883U (ja) | 1993-02-12 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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