JP2803778B2 - データ通信用配線器具 - Google Patents

データ通信用配線器具

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JP2803778B2
JP2803778B2 JP61142112A JP14211286A JP2803778B2 JP 2803778 B2 JP2803778 B2 JP 2803778B2 JP 61142112 A JP61142112 A JP 61142112A JP 14211286 A JP14211286 A JP 14211286A JP 2803778 B2 JP2803778 B2 JP 2803778B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、壁面等の取付面にデータ通信用の任意のコ
ネクタの取り付けることができるデータ通信用配線器具
に関するものである。 [背景技術] 近来、ビル、事務所等においてパソコン等を用いたビ
ル内のデータ通信が行なわれるようになってきた。第22
図及び第23図は従来のデータ通信用コネクタ専用プレー
トを示すものであり、第22図はデータ通信用コネクタの
取付穴(イ)を1つ設けたプレート(ロ)をボックスね
じ(ニ)により壁面ボックス(ハ)に取り付けた場合
で、また、第23図は同じ形状の取付穴(イ)を2つ設け
たプレート(ロ)の場合を示すものである。かかる従来
例の場合、プレート(ロ)の種類が少なく、事務所の壁
面の仕上げに合わせたものを選ぶことができず、また、
電話、テレビ等の他の器具と連接して取り付けることが
できないという問題があった。 [発明の目的] 本発明は、上述の点に鑑みて提供したものであって、
データ通信用のコネクタを100V用、電話用、テレビ用等
のように、壁面に取着されている壁面ボックスに容易に
取り付けられ、しかも配線器具一般において規格化され
た取付枠を利用して、データ通信用の任意のコネクタの
取付けを行なうことができるデータ通信用配線器具を提
供することを目的とするものである。 [発明の開示] (構 成) 本発明は、壁面ボックス等に取付可能で規格化された
取付枠に、係合凹所を有する取付部と、カバー露出用の
開口部と、壁面ボックスに螺合するボックスねじが挿通
するねじ孔と、プレートねじが螺合するねじ孔とが設け
られ、上記取付枠とは直接取付不可能なデータ通信用の
任意のコネクタが取付手段にて取付可能とされた配線器
具本体には、規格化された一般配線用器具の3モジュー
ルの大きさを有するカバーの背面に上記コネクタの取付
手段が設けられ、カバーの両端側に上記取付枠の係合凹
所に係合する合成樹脂製取付枠用の係止片と金属製取付
枠用の係止凹部とが設けられ、上記取付枠の前面側に取
着されるプレートには、配線器具本体のコネクタを露出
させる開口窓と、取付枠に螺合するねじが挿通するねじ
孔とが設けられているので、電話、テレビ等の他のデー
タ通信用のコネクタをも同一の壁面ボックスに取り付け
ることができるようにしたことを特徴とするものであ
る。 (実施例1) 以下、本発明の一実施例を図面により説明する。第1
図はデータ通信用配線器具全体の分解斜視図を示し、器
具取付等の壁面41に形成された凹所42内に埋設されてい
る壁面ボックス4に取着される取付枠2と、この取付枠
2に取着される配線器具本体3と、取付枠2の前面側に
取着されるプレート1等か構成されている。 一般配線器具である工業会規格により規格化された合
成樹脂製の取付枠2は、その両端部に穿孔されている挿
通孔21にボックスねじ45が挿通し、壁面ボックス4の舌
片43に形成してあるねじ穴44に上記ボックスねじ45が螺
着することで、取付枠2が壁面ボックス4の凹所42の開
口面に配設されていることになる。取付枠2の両側の弾
性を有する取付部24には一般の1モジュール単位の配線
器具を取付可能とする一対の係止凹所22が3つ連設して
ある。 配線器具本体3は、一般配線器具の3モジュールの大
きさで形成されており、そのカバー31の両側の鍔部32の
端縁には一対の係止片33が2組一体に突設されている。
この配線器具本体3の係止片33が取付枠2の係止凹所22
に係合することで、配線器具本体3が取付枠2に保持固
定される。この時、配線器具本体3の上部は取付枠2の
開口部23より前面(図では上面)側に露出する。取付枠
2及び配線器具本体3の前面側に配置されるプレート1
はプレート枠12とプレートカバー11とから構成される。
プレート枠12はその内周側に穿孔されている挿通孔14に
挿通したプレートねじ13が、取付枠2のねじ穴25に螺着
することでプレート枠12が取付枠2に固定されるもので
ある。また、プレート枠12の内周縁には数個の係合溝15
が形成されており、この係合溝15に係合する先端が鉤形
となった弾性を有する固定片16が、プレートカバー11の
端縁より一体に形成されている。このプレートカバー11
をプレート枠12に取着することで、プレート枠12の開口
窓18が閉塞されると共に、プレートカバー11の開口窓17
より配線器具本体3のコネクタ36のコンタクト部37が露
出して、該コネクタ36に対して接続可能とする。 第2図は配線器具本体3の分解斜視図を示すものであ
り、コネクタ36を固定する上記カバー31及び固定枠50等
から構成されている。合成樹脂製のカバー31は上述のよ
うに、両側の鍔部32に係止片33を形成すると共に、上面
にはコネクタ36のコンタクト部37が臨む開口部35が形成
してある。また、カバー31の両側面には、係止凹部34が
形成してあり、配線器具本体3を金属製取付枠(図示せ
ず)に取り付ける場合に、その取付枠の内側に形成され
た爪(図示せず)が嵌合されるものである。このよう
に、カバー31つまりこの配線器具本体3には、配線器具
一般において規格化された樹脂製及び金属製の2種類の
取付枠に係止固定できるように2種類の係止手段を備え
ているものである。このため、既設の取付枠の利用によ
り比較的自由に取付場所の変更ができ、非常に作業性が
よくなる。更に、特殊な取付面の構造たとえば、専用の
配線ボックスなどが必要でなくなるので、全体的なコス
トが低減できるものである。 配線器具本体3に取り付けられるコネクタ36は、その
上部は絶縁材からなり多数のピン挿入孔を有するコンタ
クト部37と、中央部周囲より側方突出したフランジ部40
と、下面よりコネクタ端子39と突出した端子部38で構成
されている。上記カバー31とでコネクタ36を挾持固定す
る合成樹脂製の固定枠50は、中央部にコネクタ36の端子
部38が挿通する開口部51が形成され、また、周囲四隅に
は一段落とした段部52が形成されていて、この段部52に
取付穴53が穿孔されている。この配線器具本体3にてコ
ネクタ36を以下のように固定される。すなわち、第3図
に示すように、コネクタ36をカバー31内に下面から挿入
してコンタクト部37をカバー31の開口部35より露出せし
め、フランジ部40の上面をカバー31の開口部35の周縁下
面に当接する。更に、固定枠50の上面をコネクタ36のフ
ランジ部40の下面に当接し、固定枠50の段部52に位置す
るカバー31の天板下面に垂設された筒部31aのねじ部に
固定ネジ54を固定枠50の取付穴53に介して螺着すること
で、コネクタ36はカバー31と固定枠50とで挾持固定さ
れ、取付手段によりコネクタ36は配線器具本体3に取り
付けられることになる。尚、この配線器具本体3を一体
成形して一体化してもよい。また、このデータ通信用コ
ネクタ36は、D−subコネクタを用いており、ピン数と
して、9,15,25,37ピン等がある。そして、必要に応じて
これらのピン数の異なるコネクタ36を用い、また、D−
subコネクタに限らず、マイクロリボン角型コネクタ(1
4,24,36ピン等)を用いるものである。このように一体
化された配線器具本体3を上述のように壁面ボックス4
に取着された取付枠2に取り付け、更に、取付枠2にプ
レート枠12及びプレートカバー11を取着するものであ
る。 ところで、コネクタ36をカバー31と固定枠50とで挾持
固定したときに、第4図に示すように、カバー31の上面
からのコンタクト部37の突出寸法H(所謂出しろ)を3m
m程度設けている。これは、レセプタクル側のコネクタ3
6にキャップ側のコネクタ36′を嵌合した際に、第5図
に示すように該コネクタ36′にジャンクションシェル55
等を付属させても使用可能とするためである。つまり、
コネクタ36′にジャンクションシェル55を付属させた場
合、ジャンクションシェル55の下部がコネクタ36′のフ
ランジ部40′より突出するため、ジャンクションシェル
55の下面がカバー31の上面に接触しないようにするため
である。また、第6図に示すように、カバー31にキャッ
プ側のコネクタ36′の仮固定用のネジ穴58を成形した
り、ネジをインサート成形するようにしてもよい。そし
て、キャップ側のコネクタ36′に仮固定用の貫通穴56を
介してネジ57をカバー31のねじ穴58に螺進させて、コネ
クタ36′をカバー31に仮固定する。 第7図は使用例を示すものであり、同図(a)はコネ
クタ36が1連の場合で、同図(b)は2連の場合であ
る。また、同図(c)はコネクタ36と電話用モジュラジ
ャック59とを連接した例を示し、同図(d)はコネクタ
36と100V用コンセント60とを連接した例を示すものであ
る。尚、同図(a)の場合は、第1図に示してある取付
枠2、プレート枠12、プレートカバー11等同じものを用
いているが、同図(b)〜(d)の場合は、一般の配線
器具の規格化された2連の取付枠を用いている。また、
取付枠2を2つ並設して用いてもよい。プレート枠及び
プレートカバーも倍の大きさの一般の配線器具の規格化
されたものを使用している。従って、データ通信用のコ
ネクタ36、電話用モジュラジャック59、コンセント60等
任意のコネクタを使用することができ、しかも、コネク
タを連接した場合でも、同一の壁面ボックス4に取り付
けることができ、また、プレート1も壁面に合わせて一
般配線器具用のものを選択でき、更に、他の100V器具の
プレートと合わせられるため、デザイン的な統一が可能
となるものである。 (実施例2) 第8図乃至第11図は配線器具本体3のカバー31にコネ
クタ36のコンタクト部37に対する防埃用の保護カバー61
を設けた実施例を示すものである。第8図乃至第10図に
おいて、配線器具本体3のカバー31の上面の端部に軸穴
65を穿孔した受け部62が一体に突設されており、この受
け部62の軸穴65を挿通した回転軸63を軸として保護カバ
ー61が回動自在に装着されるものである。すなわち、下
面が開口した偏平な箱状の保護カバー61の端部には受け
部62が位置する部分に切欠部64が形成され、合成樹脂等
を用いて形成された保護カバー61はカバー31の上面全体
を覆うようにしている。この保護カバー61により内部に
コンタクトピンを配設しているコンタクト部37を覆て、
埃等の侵入を阻止しているものである。従って、データ
通信用のコネクタ36を端末器等の設置に先行して壁に取
り付けた場合、コネクタ36のコンタクト部37を保護カバ
ー61で埃から保護していることで、コンタクト部37の接
続信頼性を確保することができるものである。 第11図は使用例を示すものであり、同図(a)はコネ
クタ36が1連の場合で、同図(b)は2連の場合で、保
護カバー61を開けた状態を示している。また、同図
(c)はコネクタ36と電話用モジュラジャック59とを連
接した例を示し、同図(d)はコネクタ36と100V用コン
セント60とを連接した例を示すものである。 (実施例3) 第12図乃至第16図はコネクタ36に該コネクタ36に接続
嵌合されるキャップ側のコネクタ36′をロックするスプ
リングロック機構を設けた実施例を示すものである。す
なわち、第13図に示すように、コネクタ36のフランジ部
40の両端の両側に枢支片68を一体に形成し、この枢支片
68に穴を形成すべく枢支部69を切り起こし形成してい
る。この枢支部69に枢支される弾性を有するスプリング
コンタクト67は略コ字型に形成され、その基部67aは外
側方へ折曲形成されて、該基部67aがコネクタ36の枢支
片68の枢支部69に挿通し、スプリングコンタクト67をコ
ネクタ36に回動自在に枢支している。一方、配線器具本
体3のカバー31の開口部35の両端にはスプリングコンタ
クト67を上方へ挿通させる開口部35より幅広の挿通孔66
を、開口部35と連通して形成している。また、本実施例
では、スプリングコンタクト67を設けているため、前実
施例の保護カバー61よりもスプリングコンタクト67の位
置する分だけ寸法の短い保護カバー61aとしている。 キャップ側のコネクタ36′を配線器具本体3に取着さ
れているコネクタ36に接続嵌合する場合には、保護カバ
ー61aをあけ、スプリングコンタクト67を外側方に広げ
て、キャップ側のコネクタ36′をレセプタクル側のコネ
クタ36に嵌合する。そして、第15図に示すようにスプリ
ングコンタクト67を内側の回動させてコネクタ36′のフ
ランジ部40′に係止してコネクタ36′をロックする。従
って、キャップ側のコネクタ36′をスプリングコンタク
ト67により容易に固定することができ、使用中のキャッ
プ側のコネクタ36′の抜けを防止することができるもの
である。 第16図は使用例を示すものであり、同図(a)はコネ
クタ36が1連の場合で、同図(b)2連の場合で、保護
カバー61aを開けた状態を示している。また、同図
(c)はコネクタ36と電話用モジュラジャック59とを連
接した例を示し、同図(d)はコネクタ36と100V用コン
セント60とを連接した例を示すものである。 (実施例4) 第17図乃至第21図は、配線器具本体3をカバー31と、
このカバー31の前面よりねじ止めする化粧カバー70とで
構成し、この化粧カバー70を代えるだけでコネクタ36a
をそのピン数に応じて代えられるようにしたものであ
る。カバー31の中央部には凹んだ凹所75が形成してあ
り、この凹所75の底部に開口部74が開口されている。開
口部75の上部周縁には段差面80が形成してある。カバー
31の一端側には、上記実施例と同様な受け部62bが一体
に突設してあり、この受け部62bに保護カバー61bが回転
軸63aにより上記実施例と同様に回動自在に枢支さてい
る。カバー31の他端側には段部77が形成されており、こ
の段部77の中央部には保護カバー61bを開閉する操作レ
バー78が配置してある。 第18図においては、D−subコネクタの15ピンのコネ
クタ36aを用いており、このコネクタ36aは化粧カバー70
によりカバー31とで取着されるものである。すなわち、
第18図に示すように、化粧カバー70の中央部には開口部
71が開口されており、また、化粧カバー70の対角線状の
隅部には化粧カバー70自体をカバー31にねじ止めするた
めの挿通孔72が穿設してある。またコネクタ36aをカバ
ー31の段差面80に落とし込み、コネクタ36aの端子部38
をカバー31の開口部74より下方に突出せしめると共に、
フランジ部40の段差面80上に載置する。そして、化粧カ
バー70をカバー31の凹所75内に落とし込み、コネクタ36
aのコンタクト部39を化粧カバー70の開口部71より突出
せしめ、凹所75の底部の隅部に形成してあるねじ穴76に
ねじ73を化粧カバー70の挿通孔72を介して螺着し、化粧
カバー70をカバー31に固定する。従って、カバー31と化
粧カバー70とでコネクタ36aが挟持固定される形とな
り、コネクタ36aの取付けが容易となる。第20図はコネ
クタ36aを配線器具本体3に取着した状態を示すもので
ある。そして、保護カバー61bを閉めることで、コネク
タ36aのコンタクト部39は閉塞され、埃の侵入を防止す
る。ここで、保護カバー61bの先端面には突部79が一体
に形成してあり、この突部79と係合する凹部(図示せ
ず)が操作レバー78の凹所75側に形成してある。操作レ
バー78は弾性を有する断面略コ字型に形成してあり、保
護カバー61bを閉成すると、突部79と操作レバー78の凹
部とが係合して、保護カバー61bを保持する。そして、
操作レバー78の上面を押すと、その弾性力により操作レ
バー78の内側にたわみ、突部79と凹部との係合を解除し
て、保護カバー61bを開けることができるものである。 また、第19図は、9ピンのコネクタ36bの場合を示す
ものであり、この場合はコネクタ36bのピン数に応じて
化粧カバー70′の開口部71′の大きさを異ならしめてい
る。ここで、化粧カバー70′の開口部71′の両側のキャ
ップ側のコネクタ固定用の内穴81を成形時加工、また
は、ねじをインサート加工等を施して設けても良い。こ
のように、小型のコネクタ36bを用いる場合でも、コネ
クタ36bの大きさに応じた開口部71′を有する化粧カバ
ー70′を用いるだけで、つまり、化粧カバー70′を変更
するだけで、他の部品は共通使用して任意のコネクタを
用いることができるものであり、商品の製造が容易とな
るものである。また、保護カバー61bにより埃の侵入を
防ぐこともできるものである。 第21図は使用例を示すものであり、同図(a)はコネ
クタ36aが1連の場合で、同図(b)は2連の場合で、
保護カバー61bを開けた状態を示している。また、同図
(c)はコネクタ36aと電話用モジュラジャック59とを
連接した例を示し、同図(d)はコネクタ36と100V用コ
ンセント60とを連接して例を示すものである。 [発明の効果] 本発明は、上述のように、壁面ボックス等に取付可能
で規格化された取付枠に、係合凹所を有する取付部と、
カバー露出用の開口部と、壁面ボックスに螺合するボッ
クスねじが挿通するねじ孔と、プレートねじが螺合する
ねじ孔とが設けられ、上記取付枠とは直接取付不可能な
データ通信用の任意のコネクタが取付手段にて取付可能
とされた配線器具本体には、規格化された一般配線器具
の3モジュールの大きさを有するカバーの背面に上記コ
ネクタの取付手段が設けられ、カバーの両端側に上記取
付枠の係合凹所に係合する合成樹脂製取付枠用の係止片
と金属製取付枠用の係止凹部とが設けられ、上記取付枠
の前面側に取着されるプレートには、配線器具本体のコ
ネクタを露出させる開口窓と、取付枠に螺合するねじが
挿通するねじ孔とが設けられて成るから、取付枠とは直
接取付け不可能なデータ通信用の任意のコネクタを配線
器具本体のカバーに取付けて、該カバーに設けた合成樹
脂製取付枠用の係止片を取付枠に設けた係止凹所に係合
させることによって、取付枠とは直接取付け不可能なデ
ータ通信用の任意のコネクタを取付手段により配線器具
本体を介して取付枠に容易に取付けることができるもの
であり、また、カバーの背面にコネクタをカバーに固定
するための取付手段を設けたから、カバーの両端側に取
付枠に係合する合成樹脂製取付枠用の係止片と金属製取
付枠用の係止凹部とを設けた構造でありながら、カバー
の背面側を利用してコネクタを容易に固定することがで
き、そのうえ1つのカバーにコネクタの取付手段と、取
付枠への係止片及び係止凹部とを互いに干渉されること
なく、合理的且つコンパクトに配設できるようになり、
しかも配線器具本体のカバーは規格化された一般配線器
具の3モジュールの大きさを有するもので、例えば電話
用モジュラジャック、コンセント等のような任意のコネ
クタを使用することができ、また、コネクタを連接した
場合でも同一の取付枠及び壁面ボックスに取付けること
ができ、更に取付枠の前面側にプレートを取り付けるこ
とで、データ通信用の任意のコネクタを壁面ボックスに
取り付けることができるものであり、そのため、一般配
線器具用のプレートを事務所の壁面に合わせて選択で
き、また、他の100V器具にプレートと合わせられるた
め、デザイン的統一が可能であり、更に、電話、TV等の
他のデータ通信のコネクタとも同一の壁面ボックスに取
り付けることができ、事務所の美化にもつながる効果を
奏するものである。さらに、配線器具本体を取付枠に取
付ける取付手段として、配線器具本体のカバーには合成
樹脂製取付枠用の係止片と金属製取付枠用の係止凹部と
を設けてあるので、合成樹脂製及び金属製の2種類の取
付枠を選択して配線器具本体を取付けることが可能とな
り、従って、配線器具一般において規格化された取付枠
を利用して、上記データ通信用の任意のコネクタが取付
けられた配線器具本体の取付けが行なえるので、比較的
自由に取付け場所の変更ができ、非常に作業性が良くな
ると共に、特殊な取付け面の構造、例えば専用の配線ボ
ックスなどが必要でなくなるので、全体的なコストの低
減を図ることができるという効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例の分解斜視図、第2図は同上
の配線器具本体の分解斜視図、第3図は同上のコネクタ
の取付状態を示す断面図、第4図は同上のキャップ側の
コネクタを取り付けた状態を示す断面図、第5図は同上
のジャンクションシェルを取り付けた状態を示す図、第
6図は同上の分解斜視図、第7図(a)〜(d)は同上
の夫々使用例を示す図、第8図は同上の実施例2の分解
斜視図、第9図は同上の配線器具本体の分解斜視図、第
10図は同上の断面図、第11図(a)〜(d)は同上の夫
々使用例を示す図、第12図は同上の実施例3の分解斜視
図、第13図は同上の配線器具本体の分解斜視図、第14図
は同上の断面図、第15図は同上のロックをかけた状態を
示す断面図、第16図(a)〜(d)は同上の夫々使用例
を示す図、第17図は同上の実施例4の分解斜視図、第18
図は同上の配線器具本体の分解斜視図、第19図は同上の
化粧カバーの他の例を示す図、第20図(a)(b)は同
上の横断面図及び縦断面図、第21図(a)〜(d)は同
上の夫々使用例を示す図、第22図は従来例の正面図、第
23図は他の従来例の正面図である。 1はプレート、2は取付枠、3は配線器具本体、4は壁
面ボックス、31はカバー、36はコネクタ、37はコンタク
ト部、50は固定枠、61は保護カバー、70は化粧カバーで
ある。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.壁面ボックス等に取付可能で規格化された取付枠
    に、係合凹所を有する取付部と、カバー露出用の開口部
    と、壁面ボックスに螺合するボックスねじが挿通するね
    じ孔と、プレートねじが螺合するねじ孔とが設けられ、
    上記取付枠とは直接取付不可能なデータ通信用の任意の
    コネクタが取付手段にて取付可能とされた配線器具本体
    には、規格化された一般配線器具の3モジュールの大き
    さを有するカバーの背面に上記コネクタの取付手段が設
    けられ、カバーの両端側に上記取付枠の係合凹所に係合
    する合成樹脂製取付枠用の係止片と金属製取付枠用の係
    止凹部とが設けられ、上記取付枠の前面側に取着される
    プレートには、配線器具本体のコネクタを露出させる開
    口窓と、取付枠に螺合するねじが挿通するねじ孔とが設
    けられて成るデータ通信用配線器具。 2.上記配線器具本体を取付枠に取付可能なカバーと固
    定枠とで構成し、上記コネクタをカバーと固定枠とで挟
    持固定し、配線器具本体にコネクタのコンタクト部を覆
    う防埃用の保護カバーを設けたことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載のデータ通信用配線器具。 3.上記コネクタに接続嵌合されるキャップ側のコネク
    タをロックするスプリングロック機構を配線器具本体側
    に設けたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    データ通信用配線器具。 4.配線器具本体を取付枠に取付可能なカバーと、カバ
    ーの前面から取付け可能で各種コネクタの形状に合った
    化粧カバーとで形成し、配線器具本体にコネクタのコン
    タクト部を覆う防埃用の保護カバーを設けたことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載のデータ通信用配線器
    具。
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