JP2884863B2 - チャック爪自動交換装置 - Google Patents
チャック爪自動交換装置Info
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- JP2884863B2 JP2884863B2 JP31393191A JP31393191A JP2884863B2 JP 2884863 B2 JP2884863 B2 JP 2884863B2 JP 31393191 A JP31393191 A JP 31393191A JP 31393191 A JP31393191 A JP 31393191A JP 2884863 B2 JP2884863 B2 JP 2884863B2
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- Japan
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- claw
- chuck
- pin
- jaw
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、チャックの爪装着溝
の延長線上に設けたロッドでチャックの爪を爪装着溝に
自動的に脱着するように構成したチャック爪自動交換装
置に関するものである。
の延長線上に設けたロッドでチャックの爪を爪装着溝に
自動的に脱着するように構成したチャック爪自動交換装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の交換装置として、例え
ば、実開昭63−4246号公報、特公昭63−416
82号公報、特公昭62−18282号公報等に開示さ
れた技術が知られているが、これらの装置においては、
爪係脱機構を操作する操作部と、爪を掛止する掛止部と
が異なる位置のロッドに配設され、それぞれ別個の駆動
機構で作動するように構成されていた。
ば、実開昭63−4246号公報、特公昭63−416
82号公報、特公昭62−18282号公報等に開示さ
れた技術が知られているが、これらの装置においては、
爪係脱機構を操作する操作部と、爪を掛止する掛止部と
が異なる位置のロッドに配設され、それぞれ別個の駆動
機構で作動するように構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、従来技術に
よると、多数の部品が必要で装置全体が複雑化するばか
りでなく、操作部と掛止部との同期とりに時間がかかり
高速交換の妨げとなっていた。そこで、この発明の課題
は、簡単な構成で爪交換動作を高速化できるチャック爪
自動交換装置を提供することにある。
よると、多数の部品が必要で装置全体が複雑化するばか
りでなく、操作部と掛止部との同期とりに時間がかかり
高速交換の妨げとなっていた。そこで、この発明の課題
は、簡単な構成で爪交換動作を高速化できるチャック爪
自動交換装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明においては、チャックの爪装着溝の延長
線に沿って移動可能かつその移動軸線の周りで回動可能
なロッドを備え、そのロッドによりチャックの爪を爪装
着溝に脱着するチャック爪自動交換装置において、ロッ
ドの先端に、ロッドの移動に伴いチャックの嵌合部に位
置決めされる位置決め部と、ロッドの回動に伴い爪の係
合部に掛止される掛止部と、ロッドの回動に伴い爪係脱
機構を操作する操作部とを配設するという手段が採られ
ている。
めに、この発明においては、チャックの爪装着溝の延長
線に沿って移動可能かつその移動軸線の周りで回動可能
なロッドを備え、そのロッドによりチャックの爪を爪装
着溝に脱着するチャック爪自動交換装置において、ロッ
ドの先端に、ロッドの移動に伴いチャックの嵌合部に位
置決めされる位置決め部と、ロッドの回動に伴い爪の係
合部に掛止される掛止部と、ロッドの回動に伴い爪係脱
機構を操作する操作部とを配設するという手段が採られ
ている。
【0005】
【作用】この発明の交換装置によれば、一本のロッド上
に位置決め部、掛止部及び操作部が配設されているの
で、それらの取付機構及び駆動機構が共通化され、装置
全体が少ない部品で簡単に構成される。また、掛止部及
び操作部はロッドの回動に伴い爪の掛止及び係脱動作を
連続的に行うので、同期とりのための時間が不用とな
り、爪交換時間が短縮される。しかも、このときロッド
は位置決め部にてチャックに振れ止めされているから、
掛止部及び操作部がそれぞれ確実に動作し、高速交換に
際し爪がロッドから脱落するおそれがない。
に位置決め部、掛止部及び操作部が配設されているの
で、それらの取付機構及び駆動機構が共通化され、装置
全体が少ない部品で簡単に構成される。また、掛止部及
び操作部はロッドの回動に伴い爪の掛止及び係脱動作を
連続的に行うので、同期とりのための時間が不用とな
り、爪交換時間が短縮される。しかも、このときロッド
は位置決め部にてチャックに振れ止めされているから、
掛止部及び操作部がそれぞれ確実に動作し、高速交換に
際し爪がロッドから脱落するおそれがない。
【0006】
【実施例】以下、この発明を具体化した実施例を図面に
基づいて説明する。図1〜図3は第一実施例のチャック
爪自動交換装置を示すもので、図において、1は工作機
械の主軸台、2は主軸、3は主軸2に装着されたチャッ
ク、4はチャック3の上方において主軸台1に設置され
たチャック爪自動交換装置である。
基づいて説明する。図1〜図3は第一実施例のチャック
爪自動交換装置を示すもので、図において、1は工作機
械の主軸台、2は主軸、3は主軸2に装着されたチャッ
ク、4はチャック3の上方において主軸台1に設置され
たチャック爪自動交換装置である。
【0007】チャック3のボディ5には複数の爪6(一
つのみ図示)が装着され、各爪6はトップジョー7とマ
スタジョー8とから構成されている。マスタジョー8の
両側面にはボディ5の爪装着溝9(図3参照)に嵌合す
る凸部10が形成され、爪6が爪装着溝9に沿って半径
方向へ摺動自在に装着されている。各爪6の背面側には
摺動部材11がボディ5の案内部12に沿って半径方向
へ摺動自在に配設され、その内端部には断面T字形の楔
部13が突設されている。チャック3の中心にはウェッ
ジプランジャ14が前後動可能に挿入され、その前端部
には摺動部材11の楔部13に噛合う断面T字形の楔溝
15が形成されている。そして、摺動部材11はウェッ
ジプランジャ14の移動に伴い楔部13及び楔溝15の
噛合いを介して半径方向へ移動するようになっている。
つのみ図示)が装着され、各爪6はトップジョー7とマ
スタジョー8とから構成されている。マスタジョー8の
両側面にはボディ5の爪装着溝9(図3参照)に嵌合す
る凸部10が形成され、爪6が爪装着溝9に沿って半径
方向へ摺動自在に装着されている。各爪6の背面側には
摺動部材11がボディ5の案内部12に沿って半径方向
へ摺動自在に配設され、その内端部には断面T字形の楔
部13が突設されている。チャック3の中心にはウェッ
ジプランジャ14が前後動可能に挿入され、その前端部
には摺動部材11の楔部13に噛合う断面T字形の楔溝
15が形成されている。そして、摺動部材11はウェッ
ジプランジャ14の移動に伴い楔部13及び楔溝15の
噛合いを介して半径方向へ移動するようになっている。
【0008】摺動部材11の軸方向孔16にはラックピ
ン17が摺動自在に嵌挿され、そのラックピン17の前
面及びマスタジョー8の背面にはそれぞれラック18,
19が刻設されている。摺動部材11の半径方向孔20
には偏心ピン21が回動可能に挿入されて押え板22に
より抜け止めされている。偏心ピン21には、チャック
3の外周面に開口する嵌合孔23と、ラックピン17の
係合溝24に係合する偏心突起25とが設けられてい
る。そして、前記ラックピン17と偏心ピン21とから
チャック3の爪係脱機構が構成され、偏心ピン21が一
方向へ回動されたときには、ラックピン17が前進し、
そのラック18がマスタジョー8のラック19に係合し
て、爪6が摺動部材11に一体移動可能に結合され、ま
た、偏心ピン21が逆方向へ回動されたときには、ラッ
クピン17が後退し、ラック18がラック19から離脱
して、爪6が摺動部材11から解離されるようになって
いる。なお、ラックピン17には、摺動部材11から解
離した爪6の移動を規制するために、マスタジョー8の
ラック19に係止される係止ピン26と、これを前方へ
付勢するスプリング27とが設けられている。
ン17が摺動自在に嵌挿され、そのラックピン17の前
面及びマスタジョー8の背面にはそれぞれラック18,
19が刻設されている。摺動部材11の半径方向孔20
には偏心ピン21が回動可能に挿入されて押え板22に
より抜け止めされている。偏心ピン21には、チャック
3の外周面に開口する嵌合孔23と、ラックピン17の
係合溝24に係合する偏心突起25とが設けられてい
る。そして、前記ラックピン17と偏心ピン21とから
チャック3の爪係脱機構が構成され、偏心ピン21が一
方向へ回動されたときには、ラックピン17が前進し、
そのラック18がマスタジョー8のラック19に係合し
て、爪6が摺動部材11に一体移動可能に結合され、ま
た、偏心ピン21が逆方向へ回動されたときには、ラッ
クピン17が後退し、ラック18がラック19から離脱
して、爪6が摺動部材11から解離されるようになって
いる。なお、ラックピン17には、摺動部材11から解
離した爪6の移動を規制するために、マスタジョー8の
ラック19に係止される係止ピン26と、これを前方へ
付勢するスプリング27とが設けられている。
【0009】チャック爪自動交換装置4のベース29
は、主軸台1上に図示しないシリンダにより所定量前後
動可能に設けられ、そのベース29には支持筒30が立
設されている。この支持筒30には昇降筒30aが回り
止めされた状態で所定量昇降可能に嵌合され、図示しな
いシリンダによって所定量昇降されるようにしてある。
この昇降筒30aには、ガイドブロック31とブラケッ
ト33が固定的に支持されると共に、爪マガジン32が
回動自在に支持されている。ガイドブロック31にはチ
ャック3の爪装着溝9の上方に位置するようにガイド溝
34が形成されている。爪マガジン32の上面にはギア
35が固定されるとともに、外周には複数の保持溝36
が形成されている。ブラケット33にはモータ37及び
シリンダ38が設置され、モータ37はギア35を介し
爪マガジン32を旋回して、各保持溝36を爪装着溝9
の上方位置に割出すようになっている。シリンダ38の
内部にはピストン39が収容され、そのピストンロッド
40にはラックギア41が回動可能に外嵌されている。
ラックギア41のボス部42にはカム溝43が斜状に形
成されるとともに、ピストンロッド40にはカム溝43
に係合する係合ピン44が植設されていて、ピストンロ
ッド40の上下動に伴いラックギア41が所定の角度で
正逆回動される。45はピストンロッド40をブラケッ
ト33に対し回り止めするピンである。
は、主軸台1上に図示しないシリンダにより所定量前後
動可能に設けられ、そのベース29には支持筒30が立
設されている。この支持筒30には昇降筒30aが回り
止めされた状態で所定量昇降可能に嵌合され、図示しな
いシリンダによって所定量昇降されるようにしてある。
この昇降筒30aには、ガイドブロック31とブラケッ
ト33が固定的に支持されると共に、爪マガジン32が
回動自在に支持されている。ガイドブロック31にはチ
ャック3の爪装着溝9の上方に位置するようにガイド溝
34が形成されている。爪マガジン32の上面にはギア
35が固定されるとともに、外周には複数の保持溝36
が形成されている。ブラケット33にはモータ37及び
シリンダ38が設置され、モータ37はギア35を介し
爪マガジン32を旋回して、各保持溝36を爪装着溝9
の上方位置に割出すようになっている。シリンダ38の
内部にはピストン39が収容され、そのピストンロッド
40にはラックギア41が回動可能に外嵌されている。
ラックギア41のボス部42にはカム溝43が斜状に形
成されるとともに、ピストンロッド40にはカム溝43
に係合する係合ピン44が植設されていて、ピストンロ
ッド40の上下動に伴いラックギア41が所定の角度で
正逆回動される。45はピストンロッド40をブラケッ
ト33に対し回り止めするピンである。
【0010】また、チャック爪自動交換装置4には、チ
ャック3の前記爪係脱機構を操作して爪6を爪装着溝9
に脱着するロッド46が設けられている。ロッド46は
図示しない支承部材によって回動自在かつ長手方向へ移
動自在に支承されており、シリンダ等のアクチュエータ
(図示略)により爪装着溝9の延長線に沿って上下に移
動され、またロッド46の外周面には前記ラックギア4
1に噛合うラック47が所定の角度範囲で全長にわたっ
て刻設されていて、ラックギア41の回動に伴い前記移
動軸線の周りで正逆回動される。図2に示すように、ロ
ッド46の先端には、ロッド46の下降に伴い偏心ピン
21の嵌合孔23に嵌入して位置決めされる小径の位置
決め部48が下方へ突設されるとともに、ロッド46の
回動に伴いマスタジョー8の外端面に固着した係合片4
9に掛止される掛止部50が側方へ突設されている。ま
た、位置決め部48には、ロッド46の回動に伴って偏
心ピン21を回動操作する六角形状の操作部51が同心
に設けられると共に、断面半円状の係合溝48aが環状
に形成されている。なお、偏心ピン21に設けた係止孔
52には、係合溝48aに係脱する係合子52aが嵌合
され、摺動部材11に設けた収容孔53には偏心ピン2
1の係止孔52に嵌脱する規制ピン53aと、これを前
方へ付勢するスプリング54とが設けられ、ラックピン
17の前進及び後退の二位置に対応する偏心ピン21の
回動位置でのみ係止孔52と収容孔53が連通し、係合
溝48aが係合子52aを収容孔53内に臨む位置まで
押出すことによって、位置決め部48を嵌合孔23に挿
脱でき、位置決め部48が嵌合孔23から離脱したとき
には、規制ピン53aがスプリング54によって係止孔
52に嵌合されて偏心ピン21の回動を規制し、ラック
ピン17を前記二位置に確実に保持できるように構成さ
れている。前記操作部51は位置決め部48全体に設け
てもよい。
ャック3の前記爪係脱機構を操作して爪6を爪装着溝9
に脱着するロッド46が設けられている。ロッド46は
図示しない支承部材によって回動自在かつ長手方向へ移
動自在に支承されており、シリンダ等のアクチュエータ
(図示略)により爪装着溝9の延長線に沿って上下に移
動され、またロッド46の外周面には前記ラックギア4
1に噛合うラック47が所定の角度範囲で全長にわたっ
て刻設されていて、ラックギア41の回動に伴い前記移
動軸線の周りで正逆回動される。図2に示すように、ロ
ッド46の先端には、ロッド46の下降に伴い偏心ピン
21の嵌合孔23に嵌入して位置決めされる小径の位置
決め部48が下方へ突設されるとともに、ロッド46の
回動に伴いマスタジョー8の外端面に固着した係合片4
9に掛止される掛止部50が側方へ突設されている。ま
た、位置決め部48には、ロッド46の回動に伴って偏
心ピン21を回動操作する六角形状の操作部51が同心
に設けられると共に、断面半円状の係合溝48aが環状
に形成されている。なお、偏心ピン21に設けた係止孔
52には、係合溝48aに係脱する係合子52aが嵌合
され、摺動部材11に設けた収容孔53には偏心ピン2
1の係止孔52に嵌脱する規制ピン53aと、これを前
方へ付勢するスプリング54とが設けられ、ラックピン
17の前進及び後退の二位置に対応する偏心ピン21の
回動位置でのみ係止孔52と収容孔53が連通し、係合
溝48aが係合子52aを収容孔53内に臨む位置まで
押出すことによって、位置決め部48を嵌合孔23に挿
脱でき、位置決め部48が嵌合孔23から離脱したとき
には、規制ピン53aがスプリング54によって係止孔
52に嵌合されて偏心ピン21の回動を規制し、ラック
ピン17を前記二位置に確実に保持できるように構成さ
れている。前記操作部51は位置決め部48全体に設け
てもよい。
【0011】次に、上記のように構成されたチャック爪
自動交換装置4の作用について説明する。使用済みの爪
6をチャック3から取外す場合には、図1に示す状態に
おいて、まず、ロッド46が爪装着溝9の延長線に沿っ
て下降され、図2に示すように、位置決め部48が偏心
ピン21の嵌合孔23に嵌入されてチャック3に対し位
置決めされる。次いで、シリンダ38のピストン39が
押し下げられ、ピストンロッド40の下降に伴いラック
ギア41が一方向へ回動され、そのラックギア41によ
りロッド46が回動され、掛止部50がマスタジョー8
の係合片49に掛止されるとともに、操作部51により
偏心ピン21が回動される。偏心ピン21の回動によ
り、ラックピン17が後退され、そのラック18がマス
タジョー8のラック19から離脱して、爪6が摺動部材
11から解離される。続いて、ロツド46が上昇され、
爪6が爪装着溝9から抜き取られ、その爪6はガイドブ
ロック31のガイド溝34を通過したのち、爪マガジン
32の保持溝36に保持される。その後、爪マガジン3
2がモータ37により旋回されると、ロッド46の掛止
部50が爪6から解離され、新しい爪6が爪装着溝9の
延長線上に割出されるとその新しい爪6の係合片49が
掛止部50に引掛けられる。
自動交換装置4の作用について説明する。使用済みの爪
6をチャック3から取外す場合には、図1に示す状態に
おいて、まず、ロッド46が爪装着溝9の延長線に沿っ
て下降され、図2に示すように、位置決め部48が偏心
ピン21の嵌合孔23に嵌入されてチャック3に対し位
置決めされる。次いで、シリンダ38のピストン39が
押し下げられ、ピストンロッド40の下降に伴いラック
ギア41が一方向へ回動され、そのラックギア41によ
りロッド46が回動され、掛止部50がマスタジョー8
の係合片49に掛止されるとともに、操作部51により
偏心ピン21が回動される。偏心ピン21の回動によ
り、ラックピン17が後退され、そのラック18がマス
タジョー8のラック19から離脱して、爪6が摺動部材
11から解離される。続いて、ロツド46が上昇され、
爪6が爪装着溝9から抜き取られ、その爪6はガイドブ
ロック31のガイド溝34を通過したのち、爪マガジン
32の保持溝36に保持される。その後、爪マガジン3
2がモータ37により旋回されると、ロッド46の掛止
部50が爪6から解離され、新しい爪6が爪装着溝9の
延長線上に割出されるとその新しい爪6の係合片49が
掛止部50に引掛けられる。
【0012】新しい爪6をチャック3に装着する場合に
は、ロッド46が爪マガジン32の爪6を引掛けて下降
され、爪6がガイド溝34により位置補正されたのちチ
ャック3の爪装着溝9に挿入される。この状態で、シリ
ンダ38のピストン39が押し上げられ、ラックギア4
1によりロッド46が逆回動されて、掛止部50が係合
片49から解離されるとともに、操作部51により偏心
ピン21が逆回動され、ラックピン17が前進されて、
爪6が摺動部材11に結合される。その後、ロッド46
が上昇され、チャック3が次の交換位置に割出され、前
記と同様にして残りの爪6が順次交換される。
は、ロッド46が爪マガジン32の爪6を引掛けて下降
され、爪6がガイド溝34により位置補正されたのちチ
ャック3の爪装着溝9に挿入される。この状態で、シリ
ンダ38のピストン39が押し上げられ、ラックギア4
1によりロッド46が逆回動されて、掛止部50が係合
片49から解離されるとともに、操作部51により偏心
ピン21が逆回動され、ラックピン17が前進されて、
爪6が摺動部材11に結合される。その後、ロッド46
が上昇され、チャック3が次の交換位置に割出され、前
記と同様にして残りの爪6が順次交換される。
【0013】このように、第一実施例のチャック爪自動
交換装置4によれば、一本のロッド46上に位置決め部
48、掛止部50及び操作部51が配設されているの
で、それらの取付機構及び駆動機構を共通化して、装置
全体を少ない部品で簡単に構成できる。また、掛止部5
0及び操作部51はロッド46の回動に伴い爪6の掛止
及び係脱動作を連続的に行うので、従来とは異なり、同
期とりのための時間が不用となり、爪交換時間を短縮で
きる。しかも、このときロッド46は位置決め部48に
てチャック3に振れ止めされているから、掛止部50が
爪6の係合片49に確実に掛止され、高速交換に際して
爪6がロッド46から脱落するおそれがない。
交換装置4によれば、一本のロッド46上に位置決め部
48、掛止部50及び操作部51が配設されているの
で、それらの取付機構及び駆動機構を共通化して、装置
全体を少ない部品で簡単に構成できる。また、掛止部5
0及び操作部51はロッド46の回動に伴い爪6の掛止
及び係脱動作を連続的に行うので、従来とは異なり、同
期とりのための時間が不用となり、爪交換時間を短縮で
きる。しかも、このときロッド46は位置決め部48に
てチャック3に振れ止めされているから、掛止部50が
爪6の係合片49に確実に掛止され、高速交換に際して
爪6がロッド46から脱落するおそれがない。
【0014】次に、この発明の第二実施例を図4〜図1
3に従って説明するが、第一実施例と同一または相当す
る部材には各図に同一の符号が付されている。第二実施
例のチャック3においては、図4に示すように、マスタ
ジョー8の内端部に楔部56が突設され、背面には抜止
孔57が形成されている。楔部56は摺動部材11の楔
部13と共にウェッジプランジャ14の楔溝15に噛合
っている。摺動部材11には抜止孔57に係合する抜止
部材58が前後に摺動可能に支持されるとともに、その
抜止部材58を係合位置に保持するノッチボール59及
びスプリング60が設けられている。また、図5〜図8
に示すように、摺動部材11には結合用プッシュピン6
1と解離用プッシュピン62とが半径方向に摺動自在に
挿入され、それらの外周面には抜止部材58に突設した
ピン63に係合する傾斜溝64,65がそれぞれ逆向き
に刻設されている。そして、前記抜止部材58及びプッ
シュピン61,62によりチャック3の爪係脱機構が構
成され、解離用プッシュピン62が押し下げられたとき
には、抜止部材58が後退して抜止孔57から離脱し、
爪6が摺動部材11から解離され、また、結合用プッシ
ュピン61が押し下げられたときには、抜止部材58が
前進して抜止孔57に係合し、爪6が摺動部材11に結
合されるようになっている。なお、摺動部材11から解
離した爪6の半径方向内側への移動を規制するために、
マスタジョー8の背面に位置決めピン66が、摺動部材
11の前面には位置決め溝67が設けられている。
3に従って説明するが、第一実施例と同一または相当す
る部材には各図に同一の符号が付されている。第二実施
例のチャック3においては、図4に示すように、マスタ
ジョー8の内端部に楔部56が突設され、背面には抜止
孔57が形成されている。楔部56は摺動部材11の楔
部13と共にウェッジプランジャ14の楔溝15に噛合
っている。摺動部材11には抜止孔57に係合する抜止
部材58が前後に摺動可能に支持されるとともに、その
抜止部材58を係合位置に保持するノッチボール59及
びスプリング60が設けられている。また、図5〜図8
に示すように、摺動部材11には結合用プッシュピン6
1と解離用プッシュピン62とが半径方向に摺動自在に
挿入され、それらの外周面には抜止部材58に突設した
ピン63に係合する傾斜溝64,65がそれぞれ逆向き
に刻設されている。そして、前記抜止部材58及びプッ
シュピン61,62によりチャック3の爪係脱機構が構
成され、解離用プッシュピン62が押し下げられたとき
には、抜止部材58が後退して抜止孔57から離脱し、
爪6が摺動部材11から解離され、また、結合用プッシ
ュピン61が押し下げられたときには、抜止部材58が
前進して抜止孔57に係合し、爪6が摺動部材11に結
合されるようになっている。なお、摺動部材11から解
離した爪6の半径方向内側への移動を規制するために、
マスタジョー8の背面に位置決めピン66が、摺動部材
11の前面には位置決め溝67が設けられている。
【0015】第二実施例のチャック爪自動交換装置4に
おいては、図9に示すように、ベース29にシリンダ3
8が設置され、シリンダ38の側方にはガイド溝34が
形成されている。ガイド溝34の上方には爪カセット6
9が取出し可能に配設され、ここには保持溝70が設け
られている。ベース29の上方に配設されたブラケット
33にはラックギア41が支持され、そのラックギア4
1にはピストン39のピストンロッド40が下方から挿
入されている。第一実施例と同様、ラックギア41のボ
ス部42にはピストンロッド40の係合ピン44に係合
するカム溝43が形成され、ピストンロッド40の上下
動に伴いラックギア41が正逆回動される。図11及び
図12に示すように、ロッド46の外周面にはラックギ
ア41に噛合うラック47が所定の角度範囲で全長にわ
たって刻設されている。ロッド46の下端には、ロッド
46の下降に伴い摺動部材11の嵌合孔23に嵌入して
位置決めされる位置決め部48が下方へ突設されるとと
もに、ロッド46の回動に伴いマスタジョー8の係合片
49に掛止される係止部50が側方へ突出形成されてい
る。また、ロッド46の下端には、ロッド46の正逆回
動に伴い結合用プッシュピン61及び解離用プッシュピ
ン62を選択的に押し下げ操作する操作部51が設けら
れ、その操作部51には一対の傾斜面71と凸面72と
が位置決め部48の周りに扇形に形成されている。
おいては、図9に示すように、ベース29にシリンダ3
8が設置され、シリンダ38の側方にはガイド溝34が
形成されている。ガイド溝34の上方には爪カセット6
9が取出し可能に配設され、ここには保持溝70が設け
られている。ベース29の上方に配設されたブラケット
33にはラックギア41が支持され、そのラックギア4
1にはピストン39のピストンロッド40が下方から挿
入されている。第一実施例と同様、ラックギア41のボ
ス部42にはピストンロッド40の係合ピン44に係合
するカム溝43が形成され、ピストンロッド40の上下
動に伴いラックギア41が正逆回動される。図11及び
図12に示すように、ロッド46の外周面にはラックギ
ア41に噛合うラック47が所定の角度範囲で全長にわ
たって刻設されている。ロッド46の下端には、ロッド
46の下降に伴い摺動部材11の嵌合孔23に嵌入して
位置決めされる位置決め部48が下方へ突設されるとと
もに、ロッド46の回動に伴いマスタジョー8の係合片
49に掛止される係止部50が側方へ突出形成されてい
る。また、ロッド46の下端には、ロッド46の正逆回
動に伴い結合用プッシュピン61及び解離用プッシュピ
ン62を選択的に押し下げ操作する操作部51が設けら
れ、その操作部51には一対の傾斜面71と凸面72と
が位置決め部48の周りに扇形に形成されている。
【0016】次に、第二実施例のチャック爪自動交換装
置4の作用について説明する。使用済みの爪6をチャッ
ク3から取外す場合には、まず、図4に示す状態におい
て、ウェッジプランジャ14が後退され、マスタジョー
8及び摺動部材11が半径方向内側へ移動され、図9に
示すように、マスタジョー8がウェッジプランジャ14
から解離され、爪6の半径方向外側への移動が抜止部材
58により規制され、かつ、爪6の半径方向内側への移
動が位置決めピン66によって規制される。次いで、ロ
ッド46が爪装着溝9の延長線に沿って下降され、図1
0に示すように、位置決め部48が摺動部材11の嵌合
孔23に嵌入されて、ロッド46がチャック3に対し位
置決めされる。次に、シリンダ38のピストン39が押
し下げられ、ピストンロッド40の下降に伴いラックギ
ア41が一方向へ回動され、そのラックギア41により
ロッド46が回動され、掛止部50がマスタジョー8の
係合片49に掛止されるとともに、操作部51の一方の
傾斜面71により解離用プッシュピン62が押し下げら
れたのち凸面72により保持される。これにより、抜止
部材58が後退されて抜止孔57から離脱され、爪6が
摺動部材11から解離される。続いて、図13に示すよ
うに、ロッド46が上昇され、爪6が爪装着溝9から抜
き取られ、その爪6はガイド溝34で案内されたのち、
爪カセット69の保持溝70に保持される。その後、爪
カセット69が側方へ取出され、これによって、ロッド
46が爪6から解離され、新しい爪6を保持した爪カセ
ット69が爪装着溝9の延長線上に配置される。
置4の作用について説明する。使用済みの爪6をチャッ
ク3から取外す場合には、まず、図4に示す状態におい
て、ウェッジプランジャ14が後退され、マスタジョー
8及び摺動部材11が半径方向内側へ移動され、図9に
示すように、マスタジョー8がウェッジプランジャ14
から解離され、爪6の半径方向外側への移動が抜止部材
58により規制され、かつ、爪6の半径方向内側への移
動が位置決めピン66によって規制される。次いで、ロ
ッド46が爪装着溝9の延長線に沿って下降され、図1
0に示すように、位置決め部48が摺動部材11の嵌合
孔23に嵌入されて、ロッド46がチャック3に対し位
置決めされる。次に、シリンダ38のピストン39が押
し下げられ、ピストンロッド40の下降に伴いラックギ
ア41が一方向へ回動され、そのラックギア41により
ロッド46が回動され、掛止部50がマスタジョー8の
係合片49に掛止されるとともに、操作部51の一方の
傾斜面71により解離用プッシュピン62が押し下げら
れたのち凸面72により保持される。これにより、抜止
部材58が後退されて抜止孔57から離脱され、爪6が
摺動部材11から解離される。続いて、図13に示すよ
うに、ロッド46が上昇され、爪6が爪装着溝9から抜
き取られ、その爪6はガイド溝34で案内されたのち、
爪カセット69の保持溝70に保持される。その後、爪
カセット69が側方へ取出され、これによって、ロッド
46が爪6から解離され、新しい爪6を保持した爪カセ
ット69が爪装着溝9の延長線上に配置される。
【0017】新しい爪6をチャック3に装着する場合に
は、ロッド46が爪カセット69の爪6を引掛けて下降
され、爪6がガイド溝34により位置補正されたのちチ
ャック3の爪装着溝9に挿入される。この状態で、シリ
ンダ38のピストン39が押し上げられ、ラックギア4
1によりロッド46が逆回動されて、掛止部50が係合
片49から解離されるとともに、操作部51により結合
用プッシュピン61が押し下げられ、抜止部材58が前
進して抜止孔57に嵌入されて、爪6が摺動部材11に
結合される。このとき、抜止部材58の前進に伴いその
ピン63によって解離用プッシュピン62が押し上げら
れる。その後、ロッド46が上昇され、チャック3が次
の交換位置に割出され、前記と同様の順序で残りの爪6
が順次交換される。
は、ロッド46が爪カセット69の爪6を引掛けて下降
され、爪6がガイド溝34により位置補正されたのちチ
ャック3の爪装着溝9に挿入される。この状態で、シリ
ンダ38のピストン39が押し上げられ、ラックギア4
1によりロッド46が逆回動されて、掛止部50が係合
片49から解離されるとともに、操作部51により結合
用プッシュピン61が押し下げられ、抜止部材58が前
進して抜止孔57に嵌入されて、爪6が摺動部材11に
結合される。このとき、抜止部材58の前進に伴いその
ピン63によって解離用プッシュピン62が押し上げら
れる。その後、ロッド46が上昇され、チャック3が次
の交換位置に割出され、前記と同様の順序で残りの爪6
が順次交換される。
【0018】したがって、この第二実施例のチャック爪
自動交換装置4によっても、第一実施例と同様、掛止部
50及び操作部51の取付機構及び駆動機構を共通化し
て、装置全体を少ない部品で簡単に構成できるととも
に、掛止部50及び操作部51をロッド46の回動に伴
い連続的に動作させて、短時間に爪6を交換することが
できる。また、ロッド46は位置決め部48にてチャッ
ク3に位置決めされているから、操作部51がプッシュ
ピン61,62を押し下げたときの力でロッド46が撓
むおそれがなく、掛止部50を係合片49に確実に掛止
保持して、高速交換時における爪6の脱落を防止でき
る。
自動交換装置4によっても、第一実施例と同様、掛止部
50及び操作部51の取付機構及び駆動機構を共通化し
て、装置全体を少ない部品で簡単に構成できるととも
に、掛止部50及び操作部51をロッド46の回動に伴
い連続的に動作させて、短時間に爪6を交換することが
できる。また、ロッド46は位置決め部48にてチャッ
ク3に位置決めされているから、操作部51がプッシュ
ピン61,62を押し下げたときの力でロッド46が撓
むおそれがなく、掛止部50を係合片49に確実に掛止
保持して、高速交換時における爪6の脱落を防止でき
る。
【0019】なお、この発明は上記実施例の構成に限定
されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で
各部の形状並びに構成を適宜に変更して具体化すること
も可能である。
されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で
各部の形状並びに構成を適宜に変更して具体化すること
も可能である。
【0020】
【発明の効果】以上に詳述したように、この発明によれ
ば、ロッドの先端に、チャックの嵌合部に位置決めされ
る位置決め部と、爪の係合部に掛止される掛止部と、チ
ャックの爪係脱機構を操作する操作部とを配設したの
で、装置全体を少ない部品で簡単に構成できるととも
に、爪を確実に高速交換できるという効果を奏する。
ば、ロッドの先端に、チャックの嵌合部に位置決めされ
る位置決め部と、爪の係合部に掛止される掛止部と、チ
ャックの爪係脱機構を操作する操作部とを配設したの
で、装置全体を少ない部品で簡単に構成できるととも
に、爪を確実に高速交換できるという効果を奏する。
【図1】この発明の第一実施例を示すチャック及び交換
装置の断面図である。
装置の断面図である。
【図2】図1の交換装置のロッドが下降したときのチャ
ックを示す断面図である。
ックを示す断面図である。
【図3】図1のチャックの要部平面図である。
【図4】この発明の第二実施例を示すチャックの部分断
面図である。
面図である。
【図5】図4のチャックにおける摺動部材の正面図であ
る。
る。
【図6】図5の摺動部材の平面図である。
【図7】図5のA−A線からみた結合用プッシュピンの
側面図である。
側面図である。
【図8】図5のB−B線からみた解離用プッシュピンの
側面図である。
側面図である。
【図9】ウェッジプランジャが後退したときの図4のチ
ャック及び第二実施例の交換装置を示す断面図である。
ャック及び第二実施例の交換装置を示す断面図である。
【図10】図9の交換装置のロッドが下降したときにお
けるチャックを示す部分断面図である。
けるチャックを示す部分断面図である。
【図11】図10のC−C線に沿う断面図である。
【図12】図11のロッドの底面図である。
【図13】図9の交換装置の異なる作動状態を示す断面
図である。
図である。
3・・チャック、4・・チャック爪自動交換装置、5・
・ボディ、6・・爪、7・・トップジョー、8・・マス
タジョー、9・・爪装着溝、11・・摺動部材、14・
・ウェッジプランジャ、17・・ラックピン、21・・
偏心ピン、23・・嵌合孔、29・・ベース、31・・
ガイドブロック、32・・爪マガジン、35・・ギア、
37・・モータ、38・・シリンダ、40・・ピストン
ロッド、41・・ラックギア、46・・ロッド、47・
・ラック、48・・位置決め部、49・・係合片、50
・・掛止部、51・・操作部、57・・抜止孔、58・
・抜止部材、61・・結合用プッシュピン、62・・解
離用プッシュピン、69・・爪カセット。
・ボディ、6・・爪、7・・トップジョー、8・・マス
タジョー、9・・爪装着溝、11・・摺動部材、14・
・ウェッジプランジャ、17・・ラックピン、21・・
偏心ピン、23・・嵌合孔、29・・ベース、31・・
ガイドブロック、32・・爪マガジン、35・・ギア、
37・・モータ、38・・シリンダ、40・・ピストン
ロッド、41・・ラックギア、46・・ロッド、47・
・ラック、48・・位置決め部、49・・係合片、50
・・掛止部、51・・操作部、57・・抜止孔、58・
・抜止部材、61・・結合用プッシュピン、62・・解
離用プッシュピン、69・・爪カセット。
Claims (1)
- 【請求項1】 チャックの爪装着溝の延長線に沿って移
動可能かつその移動軸線の周りで回動可能なロッドを備
え、そのロッドによりチャックの爪を爪装着溝に脱着す
るチャック爪自動交換装置において、ロッドの先端に、
ロッドの移動に伴いチャックの嵌合部に位置決めされる
位置決め部と、ロッドの回動に伴い爪の係合部に掛止さ
れる掛止部と、ロッドの回動に伴い爪係脱機構を操作す
る操作部とを配設してなることを特徴とするチャック爪
自動交換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31393191A JP2884863B2 (ja) | 1991-10-30 | 1991-10-30 | チャック爪自動交換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31393191A JP2884863B2 (ja) | 1991-10-30 | 1991-10-30 | チャック爪自動交換装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05123910A JPH05123910A (ja) | 1993-05-21 |
JP2884863B2 true JP2884863B2 (ja) | 1999-04-19 |
Family
ID=18047240
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31393191A Expired - Lifetime JP2884863B2 (ja) | 1991-10-30 | 1991-10-30 | チャック爪自動交換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2884863B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19930784B4 (de) * | 1999-07-03 | 2008-11-27 | Röhm Gmbh | Spannfutter für Werkzeugmaschinen |
CN112589032B (zh) * | 2020-11-19 | 2022-08-23 | 宁波职业技术学院 | 一种汽车弯折臂的卡件锻造设备 |
-
1991
- 1991-10-30 JP JP31393191A patent/JP2884863B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05123910A (ja) | 1993-05-21 |
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