JP2884595B2 - 受信機 - Google Patents

受信機

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JP2884595B2 JP12082489A JP12082489A JP2884595B2 JP 2884595 B2 JP2884595 B2 JP 2884595B2 JP 12082489 A JP12082489 A JP 12082489A JP 12082489 A JP12082489 A JP 12082489A JP 2884595 B2 JP2884595 B2 JP 2884595B2
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宗義 平野
力 中谷
聰 遠藤
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はPLL制御を行うラジオ受信機に関するもので
ある。
従来の技術 第4図は従来のPLL制御受信機の構成を示すブロック
図である。アンテナで受信したラジオ信号は混合手段1
によって電圧制御発振器4の出力と混合され、一度中間
周波数に変換(FM放送の場合10.7MHz)した後、中間周
波増幅手段2によって増幅した後検波手段3によって検
波を行い、低周波信号を取り出す。ここで、上記電圧制
御発振器4の出力と基準信号発生手段7の出力の位相比
較を位相比較手段5で行い、その出力を低周波遍波手段
6を介して電圧制御発振器4の制御電圧として帰還させ
るPLL回路を構成し、電圧制御発振器4の出力を基準信
号発生手段4の出力と周波数及び位相を合致させる。基
準信号発生手段7の基準クロックは水晶等の極めて周波
数精度が良くまた温度等による変動の小さいものを用
い、この基準クロックを分周して所望する周波数を得る
ように動作するため、該電圧制御発振器4の周波数は極
めて正確に保たれる。該基準信号発生手段7の基準信号
周波数設定は、データ出力手段8によって該基準信号発
生手段7に所望する周波数に設定するための分周データ
を与えることで行っている。周波数の変更は、キースイ
ッチ16,17の入力によって行う。スイッチ16は周波数を
上げるため、スイッチ17は周波数を下げるためのスイッ
チである。スイッチ16を操作した場合について説明を行
う。スイッチ16がオンとなると、データ入力手段15,遅
延手段14を介してその情報が基準信号設定手段11に伝え
られる。基準信号設定手段は、メモリー手段13から現在
の基準信号発生手段7の設定周波数を読み取り、その周
波数を基準ステップ(国内FM放送の場合100KHz)分だけ
高い周波数に設定し、この周波数をメモリー手段13にメ
モリーし、該データ出力手段8に基準信号周波数を基準
ステップ分だけ高くした周波数に設定するデータを出力
させると共に、表示駆動手段9を介して表示手段で、新
しく設定する受信周波数を表示させる。この表示は国内
の場合中間周波数10.7MHzだけ基準周波数より高い値と
なる。スイッチ16をオンした状態を保持した場合、該遅
延手段14の遅延時間周期で順次基本ステップ間隔で基準
信号周波数が高くなる。遅延手段14を設けてあるのは、
スイッチをオンした状態を保持した場合、周波数切り換
わりの周期が早すぎると表示手段での周波数表示の読み
取りが困難となり、また所望する周波数のつもりでスイ
ッチをオフした時に、すでに何ステップか高い周波数に
なってしまうというような操作上の不便さをなくすため
に設けてある。スイッチ17によって周波数を下げる場合
も同様である 発明が解決しようとする課題 しかしながら、このような従来の方式によれば、同一
バンド内でFM放送のみを受信する受信機では特に問題を
生じないが、FMワイドバンド(受信周波数78MHz〜108MH
z)でTV放送の1〜3チャネルの音声放送も受信出来る
受信機の場合、まず、TV放送の周波数は例えば2チャネ
ルの場合、101.75MHzであるのに対し、FM放送の周波数
は100KHz間隔で設定されているため、受信機の受信周波
数は100KHzステップでしか設定出来ない。つまり、2チ
ャネルを受信するためには、101.7MHzかあるいは101.8M
Hzに設定して受信することになり弱電界条件での受信条
件が悪化し、また通常使用者はTV放送の周波数を知らな
い場合が多く表示手段で受信周波数を表示してもその状
態が所望する放送受信状態であるかどうかがよく分らな
いという問題点を有していた。
本発明は上記問題点に鑑み、TV放送受信時には正確に
その放送の周波数に受信周波数を設定出来、またその時
の表示は周波数ではなく“2ch"というようにチャネルを
表示することの出来る受信機を提供するものである。
課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために、本発明の受信機は、設
定する受信周波数がTV放送かどうかの判定を行う比較判
定手段と、TV放送受信時には周波数でなくチャネル表示
を行う表示駆動手段と、受信周波数を順次変化させて行
く場合に、TV放送受信状態から次の周波数に移るまでの
待ち時間をその他の場合より長く設定出来る遅延手段と
を設けたものである。
作用 本発明の受信機では、データ入力手段から入力された
基準信号周波数を上げる、あるいは下げるための信号を
比較判定手段に入力し、比較判定手段は次の設定周波数
がTV放送であるかどうかの判定を行い、その出力を基準
信号設定手段に結合し、周波数を設定する。また比較判
定手段の出力は遅延手段にも結合し、TV放送時に次の周
波数変更信号受け付けまでの待ち時間を長くする。基準
信号設定手段の出力はデータ出力手段及び表示駆動手段
に結合し、データ出力手段の出力で基準信号発生手段の
基準信号周波数を変更し、表示駆動手段の出力を表示手
段に結合し、表示手段でTV放送受信時は受信チャネル
を、その他の場合は受信放送周波数を表示するように構
成する。
実 施 例 以下、本発明の一実施例の受信機について図面を参考
にしながら説明を行う。
第1図は本発明の一実施例の全体構成を示すブロック
図である。本構成は、次の設定周波数がTV放送かどうか
の判定を行う比較判定手段12以外は第4図の従来例と同
様である。
第2図は本発明の実施例の具体的構成を示すブロック
図であり、データ入力手段,遅延手段,メモリー手段,
比較判定手段,基準信号設定手段,表示駆動手段,デー
タ出力手段の機能をマイクロコンピュータ18で実現した
ものである。第3図は本発明の実施例のマイクロコンピ
ュータの処理動作の要部を示すフローチャートである。
まずステップ20で受信周波数を高くするスイッチのオ
ンオフの判定を行い、スイチがオンの場合、ステップ21
でメモリー手段に記憶されている現在の設定周波数とTV
1チャネルの周波数との比較判定を行う。もし、この周
波数差が50KHzの場合ステップ24に進み、基準信号周波
数を50KHz高く設定し、1チャネルの周波数に合わせ
る。次にステップ25で、表示手段(LCD等)で“1ch"と
表示させる。この状態からステップ26でT1時間の待ち時
間の後、ステップ27で次のスイッチ入力待ちの状態とな
る。次のスイッチ入力が入った場合、ステップ28で基準
信号周波数を50KHz高く設定し、次のステップ34で表示
手段で受信周波数,国内の場合、基準周波数より10.7MH
zだけ高い周波数“95.8MHz"を表示する。つまり基準周
波数は1チャネルの前後で、95.70MHz,95.75MHz,95.80M
Hzと50KHz間隔で変化し、一方表示手段の方は、“95.7M
Hz",“1ch",“95.8MHz"と変化する。次にステップ35でT
2時間の待ち時間後、ステップ20にもどり、再びスイッ
チ入力待ちの状態となる。2チャネル受信の場合はステ
ップ22,29,30で、3チャネル受信の場合はステップ23,3
1,32で1チャネルの場合と同様の処理を行う。TV放送受
信以外の場合はステップ33に進み、基準周波数を100KHz
高く設定し、ステップ34で表示手段で受信周波数を表示
し、ステップ35でT2時間の待ち時間後、ステップ20にも
どってスイッチ入力待ちの状態となる。待ち時間T1はT2
よりも長く設定してある。これはTV放送周波数を知らな
い使用者がスイッチを押しつづけて、受信周波数を順次
変えて行き、所望のTV放送を受信しようとする場合、TV
放送以外の周波数では、表示手段の表示は100KHzきざみ
で順次周波数が高くなり、TV放送の周波数では例えば
“1ch"と表示され、それで目で確認してスイッチをオフ
にするため、この一連の動作による遅れ時間を考慮して
スイッチをオフにした時にはまだ次のスイッチ入力の処
理に進まないようにするためである。受信周波数を下げ
るスイッチのオン,オフの処理もステップ21,22,23に相
当する処理の判定条件が、 oscTV1=50KHz oscTV2=50KHz oscTV3=50KHz osc:現在の設定基準周波数T V1,TV2,TV3:各チャネルの受信時の基準周波数 と変化する以外は全く同様の処理となる。
このように、ステップ21,22,23で比較判定手段12の機
能を、ステップ24,29,31,33,28で基準信号設定手段11の
機能を、ステップ26,35で遅延手段14の機能を、ステッ
プ25,30,32,34で表示駆動手段9の機能を実現してい
る。
以上のように本実施例によれば、FMワイドバンドの受
信機において、正確にTV放送周波数に合わせた受信が出
来、TV放送受信時にはそのチャネルを表示すると共に受
信周波数設定スイッチを入れた状態を保持し、順次周波
数を変化させて行きTV放送を見つけようとする場合、TV
放送受信状態から次の周波数へ移るまでの待ち時間を長
くすることにより、TV放送周波数を知らない使用者が、
容易にTV放送受信状態に設定出来る受信機を提供出来
る。
なお、本実施例ではデータ入力手段,遅延手段,メモ
リー手段,比較判定手段,基準信号設定手段,表示駆動
手段,データ出力手段の機能をマイクロコンピュータで
実現しているが、これらの機能を複数個のマイクロコン
ピュータで実現してもよく、これらの機能の全部、また
は一部をマイクロコンピュータ以外の汎用集積回路,ゲ
ートアレイ等で実現してもよい。
発明の効果 以上のように本発明は、次に設定する受信周波数がTV
放送かどうかの判定を行う比較判定手段を備え、TV放送
受信時には周波数ステップを変え正確にTV放送周波数に
同調させ、表示手段で受信チャネルを表示すると共に、
次の周波数設定スイッチの入力までの待ち時間を長くす
ることにより、周波数を順次変えて行く場合に、容易に
TV放送に設定出来るという優れた効果を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の受信機の一実施例の全体構成を示すブ
ロック図、第2図は本発明の実施例の具体的構成を示す
ブロック図、第3図は本発明の実施例のマイクロコンピ
ュータの処理動作を示すフローチャート、第4図は従来
の受信機の全体構成を示すブロック図である。 1……混合手段、2……中間周波増幅手段、3……検波
手段、4……電圧制御発振器、5……位相比較手段、6
……低周波遍波手段、7……基準信号発生手段、8……
データ出力手段、9……表示駆動手段、10……表示手
段、11……基準信号設定手段、12……比較判定手段、13
……メモリー手段、14……遅延手段、15……データ入力
手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂本 徳行 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−194530(JP,A) 特開 昭59−131219(JP,A) 特開 昭61−19221(JP,A) 実開 昭63−153623(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H03J 5/00 - 7/32

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アンテナで受信したラジオ信号と局部発振
    信号を混合する混合手段と、該混合手段出力を増幅する
    中間周波増幅手段と、該中間周波増幅手段の出力から低
    周波信号を取り出す検波手段と、局部発振信号を発生す
    る電圧制御発振器と、該電圧制御発振器をPLL制御する
    ための基準信号発生手段と、該電圧制御発振器の出力と
    該基準信号発生手段の基準信号の位相比較を行う位相比
    較手段と、該位相比較手段の出力で該電圧制御発振器に
    加えPLL制御をかけるための低周波遍波手段と、該基準
    信号発生手段の信号周波数を決めるデータ入力手段と、
    次のデータ入力までの待ち時間を設けるための遅延手段
    と、該データ入力手段のデータから次の基準信号設定周
    波数がTV放送の音声周波数であるかどうかの比較を行う
    と共に、該遅延手段の遅延時間を変化させる比較検出手
    段と、該比較検出手段の判定に必要な周波数情報を記憶
    するメモリー手段と、該比較判定手段の出力によって該
    基準信号発生手段の周波数を設定する基準周波数設定手
    段と、該基準信号設定手段の出力から該基準信号発生手
    段の信号周波数を設定するデータ出力手段と、該基準周
    波数設定手段の出力からTV放送受信時はチャネルを、そ
    の他の場合は周波数を表示させる表示駆動手段と、表示
    手段を備えたことを特徴とする受信機。
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