JP2884147B2 - 可撓性ポット苗箱の運搬具 - Google Patents
可撓性ポット苗箱の運搬具Info
- Publication number
- JP2884147B2 JP2884147B2 JP7354546A JP35454695A JP2884147B2 JP 2884147 B2 JP2884147 B2 JP 2884147B2 JP 7354546 A JP7354546 A JP 7354546A JP 35454695 A JP35454695 A JP 35454695A JP 2884147 B2 JP2884147 B2 JP 2884147B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seedling box
- pot seedling
- underframe
- pot
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Transplanting Machines (AREA)
- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、本出願人が出願
し特公昭５６−３４２４７号によって出願公告されたポ
ット状苗室が碁盤目状に多数配され全体が湾曲自在な移
植機用苗枠（図５参照）を、効率よく運搬するための可
撓性ポット苗箱の運搬具に関する。
し特公昭５６−３４２４７号によって出願公告されたポ
ット状苗室が碁盤目状に多数配され全体が湾曲自在な移
植機用苗枠（図５参照）を、効率よく運搬するための可
撓性ポット苗箱の運搬具に関する。
【０００２】即ちこの発明は、ポット苗室に床土や種子
の投入された苗箱をそのまま圃場の苗代に運搬したり、
その苗代で成長したポット苗を苗箱のまま植付圃場に搬
送することのできる可撓性ポット苗箱の運搬具に関す
る。
の投入された苗箱をそのまま圃場の苗代に運搬したり、
その苗代で成長したポット苗を苗箱のまま植付圃場に搬
送することのできる可撓性ポット苗箱の運搬具に関す
る。
【０００３】
【従来の技術】この種の運搬具としては、本出願人の出
願にかかる特願昭６２−２６８８２５号の苗箱運搬具
（以下従来運搬具と言う）があるが、従来運搬具はポッ
ト苗室で一定大きさに成長したポット苗を苗箱ごと運搬
することを目的としており、図６に図示する如く、垂直
に設けたフレームの両側にポット苗の植生されたポット
苗箱が傾斜して保持されている。このポット苗は苗室内
で固い根鉢を形成しているため、これを従来運搬具の両
側に傾斜して支持しても、苗室からポット苗の落ちる心
配はなく安全に運搬されていた。
願にかかる特願昭６２−２６８８２５号の苗箱運搬具
（以下従来運搬具と言う）があるが、従来運搬具はポッ
ト苗室で一定大きさに成長したポット苗を苗箱ごと運搬
することを目的としており、図６に図示する如く、垂直
に設けたフレームの両側にポット苗の植生されたポット
苗箱が傾斜して保持されている。このポット苗は苗室内
で固い根鉢を形成しているため、これを従来運搬具の両
側に傾斜して支持しても、苗室からポット苗の落ちる心
配はなく安全に運搬されていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ポット苗室
に床土と種子を投入したばかりの苗箱はポット苗室内で
床土が固まっていないため、これを従来運搬具で傾斜さ
せて運搬しようとすると苗室から床土や種子が飛び出し
易く運搬できない不便があった。
に床土と種子を投入したばかりの苗箱はポット苗室内で
床土が固まっていないため、これを従来運搬具で傾斜さ
せて運搬しようとすると苗室から床土や種子が飛び出し
易く運搬できない不便があった。
【０００５】また従来運搬具によるときは、１台で２枚
の苗箱しか運搬できないため大変非能率であった。
の苗箱しか運搬できないため大変非能率であった。
【０００６】
【課題を解決するための手段と作用】この発明は、上記
従来技術の欠点を除去することを目的としており、並列
に配した二本のフレームの側面に一定間隔にアームを植
設せしめると共に、それらフレームを回動させ上記アー
ムを任意の方向に指向させて掛止せしめるよう、上記フ
レームの端面に接近させて設けた台枠に対し、該フレー
ムをロック機構を介し着脱自在に掛止せしめたことを特
徴とするものである。
従来技術の欠点を除去することを目的としており、並列
に配した二本のフレームの側面に一定間隔にアームを植
設せしめると共に、それらフレームを回動させ上記アー
ムを任意の方向に指向させて掛止せしめるよう、上記フ
レームの端面に接近させて設けた台枠に対し、該フレー
ムをロック機構を介し着脱自在に掛止せしめたことを特
徴とするものである。
【０００７】従って本発明によるときは、一対のフレー
ムに設けたアームを対向させ水平支持するときは、フレ
ームとアームで形成された平面上に、床土や種子の投入
されたばかりのポット苗箱でも安定よく搭載することが
でき、そのまま運搬できるようになった。また、アーム
の間隔を適当に設け上方に向けて直立させれば、直立し
たアームとアームの間にポット苗の植生された苗箱を湾
曲させて挿入することができ、苗代で生育されたポット
苗を苗箱のまま植付圃場に搬送できるようになった。
ムに設けたアームを対向させ水平支持するときは、フレ
ームとアームで形成された平面上に、床土や種子の投入
されたばかりのポット苗箱でも安定よく搭載することが
でき、そのまま運搬できるようになった。また、アーム
の間隔を適当に設け上方に向けて直立させれば、直立し
たアームとアームの間にポット苗の植生された苗箱を湾
曲させて挿入することができ、苗代で生育されたポット
苗を苗箱のまま植付圃場に搬送できるようになった。
【０００８】また、台枠の上方には支柱を介し提げ手を
設けたため、人手による搬送も容易になった。
設けたため、人手による搬送も容易になった。
【０００９】而も、台枠の底面には提げ手に対して嵌合
自在な凹溝を設け積載自在に構成したため、トラックの
荷台等に多数のポット苗箱が効率よく搭載できるように
なった。
自在な凹溝を設け積載自在に構成したため、トラックの
荷台等に多数のポット苗箱が効率よく搭載できるように
なった。
【００１０】また本発明は台枠に対しフレームが着脱自
在であり、相互に容易に分割できるので収納や輸送が便
利になった。
在であり、相互に容易に分割できるので収納や輸送が便
利になった。
【００１１】
【実施例】図１は本発明実施例の分解図であり、並列に
配した２本のフレーム１に対し台枠２が直角に配されて
いる。フレーム１には側方に向けて適当数のアーム３が
一定間隔に植設されており、台枠２にはフレーム１端面
の開口部４に対し嵌挿自在に掛止杆５が突出して設けら
れている。このフレーム３を回動させ上記アーム３を任
意の方向に向けてから、フレーム３の開口部４に対し掛
止杆５を挿入しロック機構６でロックすると、フレーム
３は掛止杆５を介し台枠２に対して固着されアーム３は
任意の方向、即ち上方或は水平方向に支持自在となる。
なお、台枠２の上方には支柱７を介し提げ手８が設けら
れており、台枠２底部には提げ手８に対して嵌合自在な
凹溝９が設けられている。
配した２本のフレーム１に対し台枠２が直角に配されて
いる。フレーム１には側方に向けて適当数のアーム３が
一定間隔に植設されており、台枠２にはフレーム１端面
の開口部４に対し嵌挿自在に掛止杆５が突出して設けら
れている。このフレーム３を回動させ上記アーム３を任
意の方向に向けてから、フレーム３の開口部４に対し掛
止杆５を挿入しロック機構６でロックすると、フレーム
３は掛止杆５を介し台枠２に対して固着されアーム３は
任意の方向、即ち上方或は水平方向に支持自在となる。
なお、台枠２の上方には支柱７を介し提げ手８が設けら
れており、台枠２底部には提げ手８に対して嵌合自在な
凹溝９が設けられている。
【００１２】この発明は上記のように構成されているの
で、フレーム１を回動させアーム３を水平に指向させて
掛止すれば図２のようになり、上方に向けて掛止すれば
図３のように組み立てられる。
で、フレーム１を回動させアーム３を水平に指向させて
掛止すれば図２のようになり、上方に向けて掛止すれば
図３のように組み立てられる。
【００１３】即ち図２は、アーム３を対向させて水平支
持させた場合の組立斜視図であり、苗室ｂに床土と種子
を投入しただけの苗箱ａでも、これを水平支持すること
により安全に運搬できて便利である。
持させた場合の組立斜視図であり、苗室ｂに床土と種子
を投入しただけの苗箱ａでも、これを水平支持すること
により安全に運搬できて便利である。
【００１４】図３は、アーム３を上方に向けて掛止した
組立斜視図であり、ポット苗ｃの植生されているポット
苗箱ａを湾曲させてアーム３の間に、或はアーム３と支
柱７の間に挿入して支持することができ多数のポット苗
の搬送が容易になった。
組立斜視図であり、ポット苗ｃの植生されているポット
苗箱ａを湾曲させてアーム３の間に、或はアーム３と支
柱７の間に挿入して支持することができ多数のポット苗
の搬送が容易になった。
【００１５】図４は台枠２底部の凹溝９に対し台枠２上
方の提げ手８を嵌合させ、多段に積載した場合の実施例
図であり、多数の苗箱をトラックの荷台等に効率よく積
載できるようになった。なお、上記実施例はアーム３を
水平支持した場合を示すが、図３のようにアーム３を直
立させた場合でも同様に積載できることは勿論である。
方の提げ手８を嵌合させ、多段に積載した場合の実施例
図であり、多数の苗箱をトラックの荷台等に効率よく積
載できるようになった。なお、上記実施例はアーム３を
水平支持した場合を示すが、図３のようにアーム３を直
立させた場合でも同様に積載できることは勿論である。
【００１６】
【発明の効果】この発明によれば、ポット苗室に床土や
種子を投入したばかりのポット苗箱でも安全確実に搬送
できる効果がある。
種子を投入したばかりのポット苗箱でも安全確実に搬送
できる効果がある。
【００１７】また、適当間隔に設けたアームを上方に向
けて直立させると、ポット苗室で生育したポット苗を苗
箱のまま搬送できる効果がある。
けて直立させると、ポット苗室で生育したポット苗を苗
箱のまま搬送できる効果がある。
【００１８】また本発明によるときは、台枠上方に支柱
を介して提げ手を設けたため、人手による運搬も容易な
効果がある。
を介して提げ手を設けたため、人手による運搬も容易な
効果がある。
【００１９】またこの発明によるときは、台枠底面に台
枠上方に配した提げ手に対して嵌合自在な凹溝を設けた
ため、多段に積載自在でありトラック輸送などに便利な
効果がある。
枠上方に配した提げ手に対して嵌合自在な凹溝を設けた
ため、多段に積載自在でありトラック輸送などに便利な
効果がある。
【００２０】更にまたこの発明によるときは、フレーム
と台枠に分解自在なため保管或は輸送に便利な効果があ
る。
と台枠に分解自在なため保管或は輸送に便利な効果があ
る。
【図１】 分解斜視図
【図２】 アームを水平指向させた組立図
【図３】 アームを直立させた組立図
【図４】 多段に積載した状態を示す斜視図
【図５】 移植機用苗枠の斜視図
【図６】 従来運搬具の斜視図
１ フレーム ２ 台 枠 ３ アーム ４ 開口部 ５ 掛止杆 ６ ロック機構 ７ 支 柱 ８ 提げ手 ９ 凹 溝 ａ ポット苗箱 ｂ ポット苗室 ｃ ポット苗
Claims (3)
- 【請求項１】並列に配した二本のフレームの側面に一定
間隔にアームを植設せしめると共に、それらフレームを
回動させ上記アームを任意の方向に指向させて掛止せし
めるよう、上記フレームの端面に接近させて設けた台枠
に対し、該フレームをロック機構を介し着脱自在に掛止
せしめたことを特徴とする可撓性ポット苗箱の運搬具。 - 【請求項２】台枠上方に支柱を介し提げ手を設けたこと
を特徴とする第１項記載の可撓性ポット苗箱の運搬具。 - 【請求項３】台枠底面に提げ手に対して嵌合自在な凹溝
を設けたことを特徴とする第２項記載の可撓性ポット苗
箱の運搬具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7354546A JP2884147B2 (ja) | 1995-12-19 | 1995-12-19 | 可撓性ポット苗箱の運搬具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7354546A JP2884147B2 (ja) | 1995-12-19 | 1995-12-19 | 可撓性ポット苗箱の運搬具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09168320A JPH09168320A (ja) | 1997-06-30 |
| JP2884147B2 true JP2884147B2 (ja) | 1999-04-19 |
Family
ID=18438286
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7354546A Expired - Lifetime JP2884147B2 (ja) | 1995-12-19 | 1995-12-19 | 可撓性ポット苗箱の運搬具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2884147B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030048286A (ko) * | 2001-12-11 | 2003-06-19 | 박효근 | 모판 운반대 |
| JP4666362B2 (ja) * | 2005-06-30 | 2011-04-06 | 金子農機株式会社 | 可撓性ポット苗箱の運搬装置 |
-
1995
- 1995-12-19 JP JP7354546A patent/JP2884147B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09168320A (ja) | 1997-06-30 |
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