JP2884022B2 - ポリアミド原着用液状着色剤 - Google Patents
ポリアミド原着用液状着色剤Info
- Publication number
- JP2884022B2 JP2884022B2 JP6875891A JP6875891A JP2884022B2 JP 2884022 B2 JP2884022 B2 JP 2884022B2 JP 6875891 A JP6875891 A JP 6875891A JP 6875891 A JP6875891 A JP 6875891A JP 2884022 B2 JP2884022 B2 JP 2884022B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- modified
- olefin oligomer
- liquid colorant
- polyamide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Artificial Filaments (AREA)
Description
着色剤に関し、さらに詳しくは、染料、顔料の分散媒体
として変性α−オレフィンオリゴマーを用いた液状着色
剤に関するものである。
性質から繊維、モノフィラメント、成形品、フイルム等
各種産業分野に広く使用されている。従来このようなポ
リアミドの原液着色方法としては種々の技術が知られて
いる。例えばポリアミド重合反応時に顔料又は染料を添
加する方法、ポリアミド樹脂に顔料又は染料を高濃度に
分散させたマスターバッチ方式、顔料又は染料を金属石
けんやワックス等で分散加工したドライカラー方式が良
く知られている。
反応時に顔料又は染料を添加する方法に於いては反応が
高温かつ長時間であるため、染料や有機顔料のように耐
熱性の乏しいものは殆ど使用することができず、酸化物
系の無機顔料やカーボンブラックなどごく限られた顔料
に制約され、また反応釜が着色汚染するため、専用の反
応釜を設備しないと色替えのとき釜の洗浄に長時間の労
力を要し、経費がかさむなどの欠点があった。またマス
ターバッチ方式によると顔料又は染料の混練やマスター
バッチの乾燥工程における熱履歴のため、溶融紡糸して
得られたポリアミド繊維の引張り強度などの糸物性の低
下或は凝集塊が発生するという欠陥がある。更にまた分
散助剤によって粉末状に加工した顔料又は染料をポリア
ミドペレット等に直接ブレンドするドライカラーリング
方式は、顔料や染料が微粉末のため飛散が激しく作業場
の汚染が問題となり、色替えに際しての混合機の洗浄に
手間が掛かり好ましくなかった。上記の方法に替え最近
では顔料や染料を常温で液体のビヒクルで混練した液状
着色剤も使用されている。この方法はギヤポンプやプラ
ンジャーポンプなどを用いて着色剤を溶融状態のポリア
ミドに定量供給するものである(例えば特開昭63−9
2717号公報)しかしながら、ポリアミドは極めて極
性の高い樹脂で液状着色剤のビヒクルとの相溶性が悪
く、またビヒクルの耐熱性が悪いと紡糸時に糸切れや白
煙の発生などのトラブルが生じ、現在のところこれらの
問題を十分回避することのできる満足する液状着色剤が
開発されていない。本発明者らは、上記に鑑み、液状着
色剤の分散媒体であるビヒクルに関して種々研究を進め
た結果、顔料又は染料の分散媒体として変性α−オレフ
ィンオリゴマーを用いた液状着色剤がポリアミドとの相
溶性が良好で高温に於ける紡糸や各種成形加工に十分耐
える物性を具備することを知見して本発明を完成するに
至った。
性α−オレフィンオリゴマーに染料又は顔料を配合し、
常温における粘度を10,000ポイズ以下にしたこと
を特徴とするポリアミド原着用液状着色剤である。以
下、本発明を詳細に説明する。
は例えばアゾ系顔料、アントラキノン系顔料、ペリレ
ン、ペリノン系顔料、キナクリドン系顔料、ジオキサジ
ン系顔料、イソインドリノン系顔料、フタロシアニン系
顔料、ピロコリン系顔料、フルオルビン系顔料等の有機
顔料、黄鉛、コバルトブルー、ベンガラ、二酸化チタ
ン、群青、カーボンブラック、酸化亜鉛等の無機系顔
料、アゾ系染料、アントラキノン系染料、ペリレン、ペ
リノン系染料等が挙げられる。上記した顔料又は染料は
1種又は2種以上併用して使用される。顔料と染料を併
用して使用することも可能である。
レフィンオリゴマーは、カルボニル基含有モノマーでグ
ラフト化されたα−オレフィンオリゴマーないし、エチ
レン・α−オレフィンコオリゴマーである。上記のα−
オレフィンオリゴマーは、炭素数が3〜20、好ましく
は3〜12のα−オレフィンより構成されたものであ
り、数平均分子量が約300〜2,000、好ましくは
600〜2,000であり、100℃における動粘度が
30〜300cStである。
リゴマーは、エチレン含有量が30〜80重量%、炭素
数3〜12のα−オレフィン含有量が70〜20重量%
であり、数平均分子量が500〜9,000、100℃
における動粘度が50〜48,000cStである。本発明
で用いられる変性α−オレフィンオリゴマーは、上記の
ようなα−オレフィンオリゴマー又はエチレン・α−オ
レフィンコオリゴマーに対して、カルボニル基含有モノ
マーを0.2〜50重量%好ましくは0.2〜30重量%
グラフト化したものである。
は、例えばアクリル酸、メタクリル酸、オレイン酸等の
一塩基酸、マレイン酸、フマール酸、イタコン酸、シト
ラコン酸、5−ノルボルネン−2,3−ジカルボン酸等
の二塩基酸、マレイン酸、イタコン酸、5−ノルボルネ
ン−2,3−ジカルボン酸等の酸無水物、これらのエス
テル、ハーフエステル、アミド、イミドが挙げられる。
上記のカルボニル基含有モノマーの中でも特にマレイン
酸、無水マレイン酸が好ましく用いられる。
ンオリゴマー又は変性エチレン・α−オレフィンコオリ
ゴマーを単独で用いてもよいし、また組み合わせて用い
てもよい。グラフト反応は通常、ラジカル開始剤の存在
下に、α−オレフィンオリゴマー、エチレン・α−オレ
フィンコオリゴマーにカルボニル基含有モノマーを添加
して行われる。
オリゴマーには更に鉱物油、植物油、及び液状ポリブテ
ン等を添加して使用することができる。本発明の液状着
色剤は、使用時に自動計量機等で連続して供給するた
め、常温又は保温時に流動性を示すことが好ましく、そ
のためには、常温で10,000ポイズ以下でなくては
ならない。従って変性α−オレフィンオリゴマーの粘度
も10,000ポイズ以下のものを使用しなくてはなら
ないが、本発明で用いる変性α−オレフィンオリゴマー
は顔料を30重量%位配合しても粘度が極端に上昇しな
いので常温で2,000ポイズ以下好ましくは1,000
ポイズ以下のものが使用される。
89号公報等で開示されている液状ポリエステル等を使
用すると常温で200ポイズ以下のものを使用しなけれ
ばならないが、本発明で用いる変性α−オレフィンオリ
ゴマーの場合2,000ポイズ位のまで使用が可能であ
る。本発明のポリアミド原着用液状着色剤の製造は、変
性α−オレフィンオリゴマーに顔料又は染料を配合し、
配合物を三本ロールミル、ボールミル、サンドミル、ア
トライター、ニーダーなどの通常の混練機によって混練
して製造される。本発明の液状着色剤には上記成分の他
に必要に応じて分散剤、帯電防止剤、紫外線吸収剤、酸
化防止剤、無機フィラーなどを添加使用することができ
る。
る。 実施例1 エチレン/プロピレンコオリゴマー1(エチレン組成5
3モル%、数平均分子量Mn2,200、Q価1.85)
100重量部を窒素雰囲気下で160℃で加熱し、撹拌
しながら変性剤としての無水マレイン酸を6.25重量
部と、さらに別のノズルから開始剤としてのジターシャ
リーブチルパーオキシド1.25重量部とを5時間かけ
て滴下した。次いで180℃真空下において未反応の無
水マレイン酸、及びジターシャリーパーオキシドの分解
物を除去し、Mn2,450、酸価27mgKOH/g、25
℃で120ポイズのマレイン酸変性エチレン/プロピレ
ンコオリゴマーを得た。上記のマレイン酸変性エチレン
/プロピレンコオリゴマーを70重量部、ペリレン系レ
ッド(CI.Name Pig.Red−178)30
重量部を三本ロールにて分散処理を行い、800ポイズ
(B8型粘度計、ローター回転数10rpm、25℃にて
測定、以下の例においても同じ)の液状着色剤を得た。
次いで、ナイロン6(濃H2SO4による溶液粘度ηre
l=2.67)の溶融ポリマー中に、上記着色剤を顔料
分0.8%になるようにギアポンプを用いて溶融紡糸ヘ
ッドより圧入し、スタティックミキサ(ケーニクス社
製)40エレメントで混練・分散をはかった後、温度2
65℃で紡糸し、冷延伸を行い、単糸3デニールの糸を
得た。紡糸時における糸切れや、白煙の発生などのトラ
ブルは全くなく、延伸時にも糸切れは生じなかった。ま
た、得られた糸の表面にも、ビヒクルのブリードは見ら
れなかった。
ザーPN−400、旭電化製)70重量部、ペリレン系
レッド(実施例1と同じ)30重量部を実施例1と同様
の処理を行い、1,700ポイズの液状着色剤を得た。
上記着色剤を用いて前記実施例1と同様の操作で紡糸・
延伸を行ったところ、紡糸時に糸切れが多発し、紡糸口
金より白煙が発生した。また、延伸時にも糸切れが多発
し、得られた糸の表面にはビヒクルのブリードが見られ
た。
9モル%、Mn1,240、Q値1.74)100重量部
を用いた以外は実施例1の調製と同様にして、Mn1,
310、酸価29mgKOH/g、25℃で35ポイズのマ
レイン酸変性エチレン/プロピレンコオリゴマーを得
た。上記のマレイン酸変性エチレン/プロピレンコオリ
ゴマーを75重量部、ファーネスカーボンブラック(一
次粒子径30mμ、DBP吸油量113ml/100g)
25重量部を三本ロールにて分散処理を行い、1,60
0ポイズの液状着色剤を得た。次いで、顔料分が1.5
%になるように実施例1と同様の操作を行い、単糸3デ
ニールの糸を得た。実施例1と同様に、紡糸・延伸時に
おける糸切や、紡糸時の白煙の発生も全く見られず糸表
面へのビヒクルブリードも見られなかった。また、糸中
でのカーボンの分散状態も良好であった。
ク(実施例2と同じ)25重量部を実施例2と同様の処
理を行った。得られた着色混合物は流動性が全くなく、
粘度測定は不可能であった。次いで、上記の着色混合物
を用いて実施例2と同様の操作を行って紡糸・延伸を試
みたが流動性が全くないためギアポンプでは定量供給で
きず、糸の色ムラや糸切れが多発して、満足な紡糸が行
えなかった。
オリゴマーを80重量部、ルチル型酸化チタン(一次粒
子径0.3μm)15重量部シアニンブルー(CI.Na
me Pig.B1−15)5重量部をアトライターに
て分散処理を行い、120ポイズの液状着色剤を得た。
上記液状着色剤を酸化チタン分0.45%、シアニンブ
ルー分0.15%になるよう計量ポンプより直接射出成
形機のホッパー孔に輸送し、自動計量して連続的にナイ
ロン6(実施例1と同じ)の着色成形板を得た。得られ
た成形板は色分散が良好で、かつ成形板表面にはビヒク
ルのブリードは見られなかった。
は、染顔料の分散媒体として変性α−オレフィンオリゴ
マーを用いているため、300℃の高温に於いても安定
でありポリアミドの高温着色紡糸時に糸切れなどのトラ
ブルが生じない。また本発明の液状着色剤で用いている
上記の分散媒体は、ポリアミドとの相溶性が良好である
ためポリアミドの表面にブリードすることがない。更に
また上記分散媒体は、流動特性に優れており、特にカー
ボンブラックの分散媒体としても有効である。
Claims (5)
- 【請求項1】変性α−オレフィンオリゴマーに染料又は
顔料を配合し、常温における粘度を10,000ポイズ
以下にしたことを特徴とするポリアミド原着用液状着色
剤。 - 【請求項2】変性α−オレフィンオリゴマーがカルボニ
ル基含有モノマーでグラフト化されたα−オレフィンオ
リゴマーないしエチレン・α−オレフィンコオリゴマー
である請求項1記載のポリアミド原着用液状着色剤。 - 【請求項3】変性α−オレフィンオリゴマーがα−オレ
フィンオリゴマー又はエチレン・α−オレフィンコオリ
ゴマーに対してカルボニル基含有モノマーを0.2〜5
0重量%グラフト化したものである請求項1記載のポリ
アミド原着用液状着色剤。 - 【請求項4】カルボニル基含有モノマーがマレイン酸又
は無水マレイン酸である請求項2記載のポリアミド原着
用液状着色剤。 - 【請求項5】染料又は顔料100重量部と変性α−オレ
フィンオリゴマー20〜2,000重量部の配合割合か
ら成る請求項1記載のポリアミド原着用液状着色剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6875891A JP2884022B2 (ja) | 1991-03-08 | 1991-03-08 | ポリアミド原着用液状着色剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6875891A JP2884022B2 (ja) | 1991-03-08 | 1991-03-08 | ポリアミド原着用液状着色剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04281013A JPH04281013A (ja) | 1992-10-06 |
JP2884022B2 true JP2884022B2 (ja) | 1999-04-19 |
Family
ID=13382973
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6875891A Expired - Fee Related JP2884022B2 (ja) | 1991-03-08 | 1991-03-08 | ポリアミド原着用液状着色剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2884022B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107587204A (zh) * | 2017-09-25 | 2018-01-16 | 浙江纳美新材料股份有限公司 | 一种聚酰亚胺原液着色用颜料分散体及其制备方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5389327A (en) * | 1993-04-13 | 1995-02-14 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Polyamide pigment dispersion |
-
1991
- 1991-03-08 JP JP6875891A patent/JP2884022B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107587204A (zh) * | 2017-09-25 | 2018-01-16 | 浙江纳美新材料股份有限公司 | 一种聚酰亚胺原液着色用颜料分散体及其制备方法 |
CN107587204B (zh) * | 2017-09-25 | 2020-04-03 | 浙江纳美新材料股份有限公司 | 一种聚酰亚胺原液着色用颜料分散体及其制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04281013A (ja) | 1992-10-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN1160489C (zh) | 生产用于合成丝的添加剂和在热塑性成丝聚合物材料中加入这些添加剂的方法 | |
KR100378334B1 (ko) | 마스터뱃치를제조하기위한착색제제제 | |
JPH0635688B2 (ja) | ポリエステル繊維原着用黒色液状着色剤 | |
US3011904A (en) | Method of coating a flake of nylon with a pigment | |
JP2884022B2 (ja) | ポリアミド原着用液状着色剤 | |
CN108102313A (zh) | 一种染色聚酯母粒及其生产工艺 | |
US4782111A (en) | Colorant formulation | |
JPS61162554A (ja) | ポリエステル系着色樹脂組成物 | |
JPS6248691B2 (ja) | ||
US3156745A (en) | Process for the manufacture of shaped structures of polyolefins having improved dyeing properties | |
JPS58180613A (ja) | 微粒子分散ポリエステル系繊維及びその製造法 | |
CN113896912A (zh) | 一种液体色母料及其应用 | |
CN107922632A (zh) | 聚合材料 | |
CN108059804B (zh) | 一种pbat降解色母粒及其制备方法 | |
JP3050661B2 (ja) | 縮合系ポリマー原着用液状着色剤 | |
JPS6272709A (ja) | 合成樹脂用滑剤および顔料分散剤 | |
US3275590A (en) | Dispersing carbon black in terephthalate polyesters by sand grinding | |
JP3077448B2 (ja) | ポリエステル樹脂高濃度着色物およびそれを用いたポリエステル繊維用着色組成物 | |
JP3158847B2 (ja) | 着色用樹脂組成物の製造方法および着色用樹脂組成物 | |
US4012358A (en) | Pigmenting fiber grade polyester | |
DE2312260A1 (de) | Verfahren zur herstellung mit farbstoffen oder additiven impraegnierten granulaten aus linearen polyamiden oder polyestern | |
JP3562185B2 (ja) | 顔料組成物およびそれを用いた被覆剤 | |
JPS634857B2 (ja) | ||
JPS63117071A (ja) | ポリエステル原着用液状着色剤 | |
JPH073527A (ja) | 改質ポリエステル繊維の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 10 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090212 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 10 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090212 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 11 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100212 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 12 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110212 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |