JP2883999B2 - 遠隔管理装置 - Google Patents
遠隔管理装置Info
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- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
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- Audible And Visible Signals (AREA)
Description
タ等の画像形成装置及び自動販売機等の端末装置を通信
回線を用いて遠隔地にて管理する遠隔管理装置に関す
る。
めに感光体やトナーの交換などの保守・点検が必要であ
り、これらの管理は複写料金の管理と共に専門のサービ
ス会社が担当している。サービス会社は定期的に又は複
写機の故障時等にサービスマンを現地に派遣させる形態
をとっている。しかしながら複写機台数の増大及び点検
項目の増加に伴ってサービス会社の負担は大きくなり、
複数の複写機を1台のセンター装置によって遠隔的に管
理して省力化するシステムが求められている。
動販売機では売上管理及び保守・点検を専門のベンダー
会社が行っており、複数の自動販売機を1台のセンター
装置によって遠隔的に管理するシステムが求められてい
る。
2502号に開示されているものがある。これは複写機を複
写機に取り付けられた通信手段たるデータ端末ユニット
を介してセンター装置と通信回線を用いて接続した遠隔
管理装置に関するものである。データ端末ユニットは複
写機から取り出したサイズ別コピー枚数、トータルコピ
ー枚数、露光電圧、現像バイアス電圧等の情報を予め設
定した定時発信時刻にセンター装置に送る定時発信機
能、トラブルが発生した場合に送るトラブル発信機能、
そのトラブルが回復したときに送るトラブル回復発信機
能を有している。これを使えばサービス会社はサービス
マンを現地に派遣しなくてもセンター装置によって複写
機の使用状況、部品の交換時期の把握が可能となる。
タ端末ユニットの電源が複写機から供給されているの
で、定時発信時刻に複写機が使用されておらず、データ
端末ユニットの電源が遮断されている場合、その定時発
信時刻における定時発信すべき送信データが送れないと
いう問題があった。
間複写動作を行わない場合、電源が遮断されるようにな
っており、定時発信時刻に電源が遮断中であると送信デ
ータが送れなかった。このことは自動販売機でも同様で
あり、自動販売機、特に酒類の自動販売機では夜間の販
売を条例で規制している場合が多く、夜間は電源を遮断
していることが多い。
られないと、センター装置においてデータの収集が確実
に行われず、その管理機能が充分に発揮できないという
問題があった。
タ端末ユニットに設けられた発信時刻に発信すべき情報
を格納するメモリ及び現在時刻の計時用のICをバッテリ
バックアップしておき、発信時刻に端末装置の電源が遮
断され、前記情報を発信できなかった場合であってもバ
ックアップされた現在時刻と発信時刻とを比較し、その
比較結果に基づき、バックアップされた発信すべき情報
を電源投入時に確実に送ることができ、センター装置の
管理機能を強化した遠隔管理装置を提供することを目的
にする。
毎に設けられ、電源にて前記端末装置の動作状態に関連
する情報を所定時刻に発信する複数の通信手段と、各通
信手段と通信回線を介して接続され、各通信手段から発
信された情報に基づき前記端末装置を集中管理する集中
管理手段とを備えた遠隔管理装置において、前記通信手
段は前記情報を格納する格納手段と、前記所定時刻のデ
ータを保持する保持手段と、現在時刻を計時する計時手
段と、前記格納手段及び計時手段を前記電源遮断時にバ
ックアップするバックアップ電源とを備え、前記電源が
遮断され、前記所定時刻に前記情報を発信できない場
合、計時された現在時刻と、保持された所定時刻のデー
タとに基づき、電源が投入されているときに、前記格納
手段に格納された前記所定時刻に発信すべき情報を発信
すべくなしてあることを特徴とする。
所定時刻に発信すべき情報を格納する格納手段とがバッ
クアップ電源によりバックアップされており、通信手段
の電源が遮断されていてもそれらのデータが消滅しな
い。従って所定時刻に電源が遮断されている場合であっ
ても、次に電源が投入されたときに、現在時刻と所定時
刻とが比較され、所定時刻が現在時刻を越えている場合
は直ちに所定時刻に発信すべき情報が集中管理手段に対
して発信され、発信すべき情報が確実に送られる。
する。
図、第2図はセンター装置の構成を示すブロック図であ
る。
ム一体型の通信手段たるデータ端末ユニット2,2…が設
けられている。複写機1はシリアル1インタフェース
(以下I/Fという)11及びシリアル2I/F 12を介してデー
タ端末ユニット2にデータを送信する(第3図参照)。
またその上面には複写動作の指示等に用いる操作パネル
100が設けられている。データ端末ユニット2,2…は複写
機1,1…の動作状態等のデータを収集し、それを通信回
線6を介して集中管理手段たるセンター装置3に送信す
る。データ端末ユニット2,2…は操作部材20を有してお
り、それにより初期設定時のモードの設定等の操作を行
う。センター装置3では通信回線6を通じて得られるデ
ータをモデム35を介してパーソナルコンピュータを用い
た中央処理部32に取り込み、データ処理を行った後、自
動又はオペレータのキーボード33のキー操作による手動
処理により所定のデータをCRTディスプレイを用いたモ
ニタ31又はプリンタ36に出力する。また中央処理部32に
はROM、RAM及びハードディスク装置等の補助記憶装置を
含む記憶部34が接続され、記憶部34には、そこで取扱う
データ及びプログラムが格納されている。
図である。データ端末ユニット2は電源29投入時に動作
するCPU 200にて、その各種処理が実行される。電源29
は複写機1の電源と共用しており、図示しないスイッチ
によりオンオフされる。
2I/F 12から送られた各種データ端末ユニット2側のシ
リアル1I/F 21及びシリアル2I/F 22を介して与えられ
る。ここでシリアル1I/F 11,21は複写機1のモード設定
情報、複写機1の動作状態を示す情報及び各種カウント
データ等のデータを取扱い、シリアル2I/F 12,22は現像
バイアス、露光電圧を含む作像条件等のエレメントデー
タを取扱う。シリアル1I/F 11,21、シリアル2I/F 12,22
を介してCPU 200に読み込まれたカウントデータ及びエ
レメントデータはスタティックRAM(以下SRAMという)2
4に格納される。またSRAM24には初期設定時に操作部20
及び操作パネル100の操作によりセンター装置3の電話
番号及び識別(以下IDという)番号、データ端末ユニッ
ト2のID番号等の初期設定データが格納される。SRAM24
は時計IC25とともにバックアップ電源27によりバックア
ップされており、電源遮断時においても格納された各種
データが保持される。
す図であり、データ端末ユニット2の前面には4つのデ
ィップスイッチDS1,DS2,DS3,DS4及びプッシュスイッチP
Sが設けられている。ここでディップスイッチDS4は初期
設定モードに入るためのスイッチであり、同DS1,DS2,DS
3は夫々センター装置3の電話番号、ID番号及びデータ
端末ユニット2のID番号の設定モードを指定するための
スイッチである。またプッシュスイッチPSはマニュアル
送信を行わせるためのスイッチである。これらのプッシ
ュスイッチPS及びディップスイッチDS1〜DS4がCPU 200
に接続されている。各モードの設定時の数値の入力は複
写機1に設けられた操作パネル100を用いて行う。第5
図は操作パネル100の配置構成図であり、操作パネル100
には2桁の数値を7セグメント表示する表示部101、数
値入力用のテンキー102、クリアキー103及びプリントキ
ー104が配置されている。
る。LED1 L1はデータ端末ユニット2の初期設定時に点
灯し、設定が正しく終了すると点滅し、失敗であると消
灯する。またLED2 L2はデータ端末ユニット2とセンタ
ー装置3との通信時に点灯し、通信が正しく終了すると
点滅し、失敗であると消灯する。
してモデム28により通信回線6に送出され、センター装
置3のモデム35を介してセンター装置3に取込まれる。
作について説明する。
容を示すフローチャートである。
るオンエッジ及びオフエッジという用語を定義する。
オフ状態からオン状態へ変化したとき、この状態変化を
オンエッジと定義する。
オン状態からオフ状態へ変化したとき、この状態変化を
オフエッジと定義する。
ッチDS4のオン,オフ状態により初期設定モードか否か
を判定し、ディップスイッチDS4がオン状態となってい
るときは初期設定モードに入り、初期設定を行う(ステ
ップS2)。ディップスイッチDS4がオフ状態であり、初
期設定モードではないとき又は初期設定が終了したとき
はシリアル1I/F 21,11を介してコピー許可信号を複写機
1,1…に送り、複写動作を許可する(ステップS3)。複
写動作を許可すると複写機1から複写動作毎にシリアル
1I/F 11,21を介してカウントデータを受信する(ステッ
プS4)。カウントデータの内容は排出コード、JAM・ト
ラブルコード、JAM・トラブルカウンタ、用紙サイズ別
カウンタ及び部品毎の使用カウンタ(以下PMカウンタと
いう)である。データ端末ユニット2はこれらのカウン
トデータを受け取ったら常に最新の値に更新し、それを
保持する。
コードは用紙が複写機1…から排出されたことを示す1
バイト(8ビット)のデータであり、最下位ビットb0
の立ち下がりで1枚排出したことを示している。JAM・
トラブルコードは複写機1の状態を示す1バイトのデー
タであり、最上位ビットb7=0で正常状態を示す。ま
た最上位ビットb7=1であれば、ビットb6=0でJAM
(紙詰まり)状態を、また同b6=1でトラブル状態を
夫々示し、ビットb5〜b0でJAM・トラブルの原因を示
している。JAM・トラブルカウンタは項目(原因)毎に1
6ビットでカウント値を表し、同様に用紙サイズ別カウ
ンタ、PMカウンタも項目(用紙サイズ、部品)毎に24ビ
ットでカウント値を表している。
排出する毎にシリアル2I/F 12,22を介して送信されるエ
レメントデータを受信し、それに後述するデータ処理を
施す(ステップS5)。エレメントデータは前述した如く
例えば現像バイアス、露光電圧等の作像条件を示し、そ
れらの数値を8ビット(256レベル)の数値で表してい
る。これが終了するとJAM・トラブルコードの状態によ
りセットされるトラブルフラグによりトラブル発信判定
を行い(ステップS6)、センター装置3にて設定された
定時発信時刻を過ぎたか否かを示す定時発信フラグによ
り定時発信判定を行う(ステップS7)。次にエレメント
データが上下限閾値を越えたとき、又はJAM・カウン
タ、PMカウンタがカウント閾値を越えたときにセットさ
れる警告発信フラグによる警告発信判定(ステップS8)
及びマニュアル発信判定(ステップS9)を行う。初期設
定時に初期設定発信を行うときに用いたプッシュスイッ
チPSを通常時に押すことによりセットされるマニュアル
発信フラグによりマニュアル発信判定は行われる。送信
データはトラブル発信、警告発信と同じである。さらに
PMカウンタがカウント閾値となり部品交換されたときに
セグメントされるPM発信フラグによるPM発信判定を行い
(ステップS10)、これらの判定結果に基づき発信すべ
きデータをモデム28,35を介してセンター装置3に送信
する(ステップS11)。
示すフローチャートである。
プスイッチDS1のオンエッジを検出する(ステップS10
1)。ディップスイッチDS1のオンエッジを検出するとセ
ンター装置3の電話番号入力モードに入る。最初にステ
ップS102でプリントキー104のオンエッジを検出し、プ
リントキー104のオンエッジを検出したときはテンキー1
02の操作により入力され、表示部101に表示された数字
の1位の数字を取り込み、電話番号として登録する(ス
テップS103)。このステップS102,S103のステップを電
話番号の数字の数だけ繰り返し、ステップS104でディッ
プスイッチDS1のオフエッジを検出して電話番号入力モ
ードを終了する。
ッジを、またステップS109でディップスイッチDS3のオ
ンエッジを検出することにより、夫々センター装置3の
ID番号及びデータ端末ユニット2のID番号の設定モード
に入り、ディップスイッチDS2,DS3のオフエッジにより
夫々のモードを終了する(ステップS106〜S108、同S110
〜S112)。
か否かにより、設定終了を判断し(ステップS113)、設
定が終了するとプッシュスイッチPSのオンエッジを検出
し(ステップS114)、その検出のタイミングで初期設定
データをモデム28,35を介してセンター装置3に発信
し、カウントデータを集計するためにセンター装置3側
で予め設定された日(締日)並びに定時発信時刻及び警
告判定に用いる各種の閾値を受信する(ステップS11
5)。
完了を判定するとメインルーチンに戻る。センター装置
3が話し中の場合及び通信障害が生じた場合等の正常終
了していない場合はステップS101に戻り、ステップS114
で再度プッシュスイッチPSのオンエッジを待つ。
処理ルーチンの内容を示すフローチャートである。最初
にステップS201で複写機1が用紙1枚排出毎にシリアル
2I/F 12,22を介して送ってくる8ビットのエレメントデ
ータxij(i:データ番号)を取り込み、データ番号iを
1にセットし(ステップS202)、そして項目毎のエレメ
ントデータの最大値XiMAX(ステップS203〜S204)、最
小値XiMIN(ステップS205〜S206)及び和Xik(ステッ
プS207)を求め、それを4回繰り返して4個ずつの最大
値XiMAX、最小値XiMIN、和Xikを求める(ステップS2
08〜S211)。
まると、その中での範囲Rik、平均Xikを全項目数につ
いて求める(ステップS212〜S217)。範囲Rik、平均X
ikを求めるとそれらの32個についての夫々の項目毎の平
均i、範囲の平均iを求める(ステップS218、S228〜
S232、S219〜S220)。
ータは最新のXik,Rikなので新しいXi33,Ri33が来る都
度、一番古いXil,Rilを捨てて順送りする(ステップS2
21〜S227)。
個の平均 4個の範囲Rik=(XiMAX-XiMIN)の最新の32個を求
め、 を計算する。これを項目数の数だけ行う。つまり、エ
レメントデータの種類毎に4枚複写毎に平均Xik及び範
囲Rikを求め、それを32回、すなわち128枚複写毎に平
均i及び範囲平均iを求めると共に、4枚複写毎に新
しいXik,Rikを用いて平均i、範囲平均iを求める移
動平均処理を行うものである。
にXiMAX=0,XiMIN=255,XiSUM=0,RiSUM=0,Xik=0,R
ik=0,j=1,k=1に夫々設定される。
の内容を示すフローチャートである。最初にトラブルフ
ラグ=0か否かを判定し(ステップS301)、トラブルフ
ラグが“0"のときはトラブルコードのビットb6のオン
エッジを検出し(ステップS302)、オンエッジを検出し
たときは何らかのトラブルが生じたことになるのでトラ
ブルフラグ及びトラブル発信フラグを“1"にセットする
(ステップS303)。トラブルフラグが“0"のときは正常
状態、“1"のときはトラブル状態を示し、トラブル発信
フラグが“1"のときはトラブルが発生したためにセンタ
ー装置3に発信すべき状態であることを示す。またステ
ップS301で既にトラブルフラグが“1"にセットされ、ト
ラブル状態のときは、トラブルコードのビットb6及び
排出コードの最下位ビットb0のオフエッジを検出する
ことにより、トラブル回復後に複写機1本体に設けられ
たリセットスイッチ(図示せず)を操作した後の用紙1
枚の排出を検出し(ステップS304)、排出されたときは
トラブルフラグを“0"にリセットし、トラブル回復発信
フラグを“1"にセットし、メインルーチンにリターンす
る。トラブル回復発信フラグが“1"のときはトラブルが
回復したためにセンター装置3に発信すべき状態である
ことを示し、このフラグ及びトラブル発信フラグは実際
にセンター装置3にトラブルコードが発信された後に
“0"にリセットされる。
容を示すフローチャートである。まずステップS701で定
時発信フラグが“0"か否かを判定する。ここで定時発信
フラグが“1"のときは現在の時刻が既に定時発信時刻を
越えており、センター装置3に定時発信すべき状態であ
るこを示しており、直ちにメインルーチンに戻る。定時
発信フラグが“0"のときは、ステップS702で現在時刻が
定時発信時刻を越えたか否かを判定し、越えたときは定
時発信フラグを“1"にセットし(ステップS703)、メイ
ンルーチンに戻る。このフラグは実際にセンター装置3
にデータが発信された後に“0"にリセットされ、新たな
定時発信時刻がセンター装置3から送信され、データ端
末ユニット2に設定される。また定時発信時刻にデータ
端末ユニット2の電源が落とされていても、バックアッ
プ電源27によりSRAM24及び時計IC25は動作しているの
で、データ端末ユニット2の電源が投入され次第、ステ
ップS702の判定により定時発信フラグが“1"にセットさ
れ、この定時発信時刻におけるデータがこのときセンタ
ー装置3に送られる。なお、データ端末ユニット2の電
源が落とされているときは、複写機1の複写動作は許可
されないため、各種カウンタの値は更新されない。
容を示すフローチャートである。ここでは全てのエレメ
ントデータ及びJAMカウンタ、PMカウンタの判定を行
う。最初にステップS401〜S410でエレメントデータの閾
値判定を行い、次のステップS411〜S418でカウント値の
閾値判定を行い、夫々の閾値を1つでも越えた場合は警
告発信フラグを“1"にセットし、センター装置3に発信
すべき状態であることを示す。
が“0"か否か、即ちエレメントデータが固有の許容範囲
内であるか否か(以下、許容範囲内であることを正常と
いう。)を判定する(ステップS402)。エレメントデー
タが正常であるときは、平均iと範囲平均iとを加算
し、それが上限閾値iUを越えているか否かを判定し
(ステップS403)、越えていないときは平均iから、
範囲平均iを減算し、それが下限閾値iLより小さいか
否かを判定する(ステップS405)。ステップS403で上限
閾値iUを越えているとき及びステップS405で下限閾値i
Lより小さいときエレメントデータが正常ではないと判
定し、警告フラグ及び警告発信フラグを夫々“1"にセッ
トし(ステップS404)、ステップS409でiをインクリメ
ントし、ステップS410でiが項目数を越えたか否か、即
ち全てのエレメントデータについての閾値判定を終了し
たか否かを判定し、越えていないときはステップS402に
戻り、次のエレメントデータの閾値判定を行い、終了し
たときは次のステップS411に進む。
はフラグを何も変化させずステップS409に進む。
され、添字iのエレメントデータが正常ではないと判定
され警告中のときは、ステップS406、同S407で正常状態
に戻ったか否かを判定し、正常状態に戻ったときはステ
ップS408で警告フラグiを“0"にリセットし、警告回復
発信フラグを“1"にセットする。警告発信フラグ及び警
告回復発信フラグは実際にセンター装置3にエレメント
データが発信された後に“0"にリセットされる。
終了すると、JAMカウンタおよびPMカウンタの閾値判定
を行う。ここでは便宜上添字mを用いてエレメントデー
タからの通し番号をつける(ステップS411)。従って添
字mの最小値はエレメントデータの項目数+1となり、
最大値は前記項目数+JAMカウンタ及びPMカウンタの項
目数となる。ステップS412では警告フラグm=0か否
か、即ちカウンタ値mが正常状態か否かを判定し、正常
状態のときはカウンタ値mが閾値mUを越えたか否かを判
定する(ステップS413)。越えているときはカウンタ値
mが正常状態ではないと判定し、警告フラグm及び警告発
信フラグを“1"にセットし(ステップS414)、ステップ
S417でmをインクリメントし、ステップS418でmが総項
目数を越えたか否か、即ち全てのJAM及びPMカウンタの
項目についての閾値判定が終了したか否かを判定し、終
了していない場合はステップS412に戻り、次のカウンタ
値mの閾値判定を行い、終了したときはメインルーチン
にリターンする。また正常状態と判定されたとき(ステ
ップS413:NO)はフラグを何も変化させずステップS417
に進む。
トされ、添字mのカウント値mが正常ではないと判断さ
れ警告中のときは、ステップS415で正常状態に戻ったか
否かを判定し、正常状態に戻ったときは、ステップS416
で警告フラグmを“0"にセットし、警告回復発信フラグ
を“1"にセットする。警告発信フラグ及び警告回復発信
フラグは実際にセンター装置3にカウントデータが発信
された後に“0"にリセットされる。
容を示すフローチャートである。PMカウンタは前述した
如く部品毎の使用カウンタであり、保守者が部品交換し
たときに“0"にして使用する。最初にカウント用の変数
iを“1"にセットし(ステップS501)、PMカウンタiの
カウンタ値iか“0"か否かを判定し(ステップS502)、
続いてステップS503で前回のPMカウンタiのカウント値i
が“0"ではないか否かを判定する。これらの判定が全て
YESであり、PMカウンタiが今回“0"にされたと判定した
ときはクリア値iとして前回のPMカウントiのカウント値
iを保持し(ステップS504)、PM発信フラグを“1"にセ
ットする(ステップS505)。このフラグは実際にセンタ
ー装置3にカウンタ値i及びクリア値iが送信された場合
に“0"にリセットされる。このクリア値iは、部品交換
したときまでのカウンタ値iを保持するものである。次
にiをインクリメントし(ステップS506)、全てのPMカ
ウンタiについてこの判定をおこない(ステップS50
7)、メインルーチンに戻る。
容を示すフローチャートである。ステップS601でトラブ
ル、定時、警告、マニュアル及びPM発信のうちいずれか
の発信フラグが“1"にセットされており、ステップS602
でリダイアル待ちではないときはモデム28を介してセン
ター装置3との通信動作を行う。ステップS603で回線接
続中か否かを判定し、既に回線接続中であれば、ステッ
プS604でモデムレディ時に終了を判定するまで(ステッ
プS605)データ送信を続ける(ステップS608)。送信す
るデータはJAM・トラブルコード、JAM・トラブルカウン
タ、用紙サイズ別カウンタ、PMカウンタの各カウンタ
値、PMカウンタのクリア値及びエレメントデータ(X,
R)とする。データ送信が終了すると各発信フラグを
“0"にリセットし(ステップS606)、回線を切断する
(ステップS607)。ステップS603で回線未接続のときは
ステップS609でダイヤルする。次にステップS610で発信
側、即ちデータ粉末ユニット2に接続中の併設電話が使
用中か否かを判定し、使用中でないときはステップS612
でさらに着信側、即ちセンター装置3が話し中か否かを
判定し、いずれか一方が話し中のときはリダイアル時刻
を設定する(ステップS611,S613)。これらの処理が終
了するとメインルーチンに戻る。
図はセンター装置3のメインルーチンの内容を示すフロ
ーチャートである。
条件を含む環境設定を行う。この後はステップS1002〜S
1014でオペレータのキー入力によりファンクションキー
F1〜F7のいずれが選択されたかを判定し、対応する機能
の動作を行う。その後ステップS1016で定時発信時刻監
視処理を行い、ステップS1002〜S1016の動作を常時繰り
返して行う。ステップS1002でファンクションキーF1が
選択されると、機種登録処理が実行される(ステップS1
003)。ここでは複写機の機種名、エレメントデータの
項目数、エレメントデータの名称、エレメントデータ標
準閾値、各カウンタ標準閾値をキー入力により登録す
る。
とユーザマスタ入力処理が実行される(ステップS100
5)。ここではユーザ名称、住所、TEL、機種名、機番、
発信日時等をキー入力により登録する。なおデータ端末
ユニット2のID番号は自動発番する。
とトラブル状況表示処理が実行される(ステップS100
7)。ここでは、現在トラブル状況にある複写機1のユ
ーザ名称、住所、TEL、機種、発生日時等のユーザ情報
をトラブル内容と共に表示する。また画面の一部にトラ
ブル件数を常に表示している。またこのトラブル件数は
どのような画面においてもその一部に表示される。
と警告状況表示処理が実行される(ステップS1009)。
ここでは、現在警告状況にある複写機1のユーザ情報を
警告内容と共に表示する。なお、ファンクションキーF4
の操作とは無関係に画面の一部に警告件数を常に表示し
ている。
と、未受信状況表示処理が実行される(ステップS101
1)。ここでは後述するステップS1016の定時発信時刻監
視処理で未受信情報として登録された複写機1のユーザ
情報を定時発信予定日時と共に表示する。また画面の一
部に未受信件数を常時表示している。第18図は未受信状
況表示の表示画面を示す図であり、画面上部に未受信件
数及びトラブル件数が表示される。また画面には2件分
のトラブル件数が表示され、夫々の右上隅には定時発信
予定時刻が表示される。
と、ユーザ情報表示処理が実行される(ステップS101
3)。ここではユーザを選択することによりユーザ情報
を表示し、さらにサブメニューを選択することにより用
紙サイズ別カウンタの値の合計であるトータルカウン
タ、用紙サイズ別カウンタ、JAM・トラブルカウンタ、P
Mカウンタ、エレメントデータを月別又は項目別に表示
する。
と請求書発行処理が実行される(ステップS1015)。こ
こではトータルカウンタのカウント値と計算式とにより
請求金額を算出し、請求書を発行する。
容を示すフローチャートである。最初にiを“0"にセッ
トし(ステップS1201)、データ端末ユニット2iの定時
発信時刻が現在時刻を越えたか否かを判定する(ステッ
プS1202)。定時発信時刻は定時発信されると次の時刻
にセットされるので、正常に定時発信がなされている場
合は、現在時刻を越えることはない。従ってここで現在
時刻を越えた場合は何らかの原因で通信不良となったと
判定し、その複写機1を未受信情報として記憶部34に登
録する(ステップS1203)。そしてiをインクリメント
し(ステップS1204)、全てのデータ端末ユニット2iに
ついての監視を行い(ステップS1205)、メインルーチ
ンに戻る。この未受信情報が未受信状況表示処理に用い
られ、通信回線6の不良又はデータ端末ユニット2の異
常を早期に検出できる。
/F 26、モデム28,35を介してデータ端末ユニット2から
のデータ受信・処理の割込みが許可され、ステップS100
2〜S1016のどの処理中であっても常にステップS1017の
データ受信処理が実行される。第17図はデータ受信・処
理の内容を示すフローチャートである。各データ端末ユ
ニット2からの発信によりセンター装置3で受信割込み
要求が発生すると、データ端末ユニット2のID番号及び
各データを所定の順に受信する(ステップS1101)。次
に受信データのエラーの発生の有無を判定し(ステップ
S1102)、エラーが発生した場合はデータ端末ユニット
2に再送要求を出す(ステップS1103)。エラーが発生
しなかった場合は受信終了を待って(ステップS110
4)、回線を切断し(ステップS1105)、項目別、月別に
各データを集計する(ステップS1106)。これらのデー
タを基にユーザ情報の表示及び請求書の発行等の処理を
行う。
たが、端末装置として自動販売機等のフィールドサービ
スの必要なものであればどのようなものにも本発明は適
用できることは言うまでもない。
トからセンター装置への定時発信終了の都度、センター
装置からデータ端末ユニットへ送信しているが、本発明
はこれに限るものではなく、定時発信時刻はデータ端末
ユニットにROM化又はダイヤルセット等により予めセッ
トしておいてもよい。
信手段に設けられた現在時刻の計時手段と、発信時刻に
発信すべき情報を格納する格納手段とがバックアップ電
源によりバックアップされており、電源遮断後に電源が
再投入されたとき、バックアップされた現在時刻と定時
発信時刻とを比較し、発信時刻が現在時刻を越えている
ときに発信時刻に発信すべき情報を格納手段から読みだ
して集中管理手段に送る。これにより発信時刻に通信手
段の電源が遮断されている場合であっても、確実にその
ときに発信すべき情報を電源再投入時に送ることがで
き、集中管理手段が確実に定時発信時刻の情報を収集で
き、その管理機能を強化できる等優れた効果を奏する。
第2図はセンター装置の構成を示すブロック図、第3図
はデータ端末ユニットの構成を示すブロック図、第4図
はデータ端末ユニットの操作部を示す図、第5図は複写
機の操作パネルを示す図、第6図はデータ端末ユニット
のメインルーチンの内容を示すフローチャート、第7図
はカウントデータの説明図、第8図〜第14図はデータ端
末ユニットの各処理ルーチンの内容を示すフローチャー
ト、第15図はセンター装置のメインルーチンの内容を示
すフローチャート、第16図は定時発信時刻監視処理の内
容を示すフローチャート、第17図はデータ受信・処理の
内容を示すフローチャート、第18図は未受信状況表示の
表示画面図である。 1……複写機、2……データ端末ユニット、3……セン
ター装置、6……通信回線、24……SRAM、25……時計I
C、27……バックアップ電源、200……CPU
Claims (2)
- 【請求項1】1又は複数の端末装置毎に設けられ、電源
にて動作し、前記端末装置の動作状態に関連する情報を
所定時刻に発信する複数の通信手段と、各通信手段と通
信回線を介して接続され、各通信手段から発信された情
報に基づき前記端末装置を集中管理する集中管理手段と
を備えた遠隔管理装置において、 前記通信手段は、前記情報を格納する格納手段と、前記
所定時刻のデータを保持する保持手段と、現在時刻を計
時する計時手段と、前記格納手段及び計時手段を前記電
源遮断時にバックアップするバックアップ電源とを備
え、前記電源が遮断され、前記所定時刻に前記情報を発
信できない場合、計時された現在時刻と、保持された所
定時刻のデータとに基づき、電源が投入されているとき
に、前記格納手段に格納された前記所定時刻に発信すべ
き情報を発信すべくなしてあることを特徴とする遠隔管
理装置。 - 【請求項2】1又は複数の端末装置毎に設けられ、電源
にて動作し、前記端末装置の動作状態に関連する情報を
所定時刻に発信する複数の通信手段と、各通信手段と通
信回線を介して接続され、各通信手段から発信された情
報に基づき前記端末装置を集中管理する集中管理手段と
を備えた遠隔管理装置において、 前記通信手段は、前記情報を格納する格納手段と、前記
所定時刻のデータを保持する保持手段と、現在時刻を計
時する計時手段と、前記格納手段及び計時手段を前記電
源遮断時にバックアップするバックアップ電源と、前記
電源が投入されているときに、保持された所定時刻のデ
ータと、計時された現在時刻とを比較する手段と、比較
結果に基づき、前記格納手段に格納された情報を発信す
べき状態であることを示す発信フラグをセットする手段
とを備えることを特徴とする遠隔管理装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2095666A JP2883999B2 (ja) | 1990-04-10 | 1990-04-10 | 遠隔管理装置 |
US08/203,684 US5631724A (en) | 1990-04-10 | 1994-02-28 | Centralized control system for terminal device |
US08/783,119 US5933675A (en) | 1990-04-10 | 1997-01-14 | Centralized control system for terminal device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2095666A JP2883999B2 (ja) | 1990-04-10 | 1990-04-10 | 遠隔管理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03292046A JPH03292046A (ja) | 1991-12-24 |
JP2883999B2 true JP2883999B2 (ja) | 1999-04-19 |
Family
ID=14143820
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2095666A Expired - Lifetime JP2883999B2 (ja) | 1990-04-10 | 1990-04-10 | 遠隔管理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2883999B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002232513A (ja) * | 2001-02-01 | 2002-08-16 | Canon Inc | データ通信システム、データ通信方法、通信装置、プログラムおよび記憶媒体 |
-
1990
- 1990-04-10 JP JP2095666A patent/JP2883999B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03292046A (ja) | 1991-12-24 |
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