JP3987198B2 - 集中管理システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の機器管理装置と集中管理装置とを通信回線を介して接続し、集中管理装置で各機器管理装置の接続された機器を集中的に管理する、集中管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
機器管理装置が、集中管理装置から指示された日時に、機器の管理用データを集中管理装置に送信するシステムが提案されている。上記と同等のシステムにおいて、集中管理装置から指示された日時に機器の管理用データの集中管理装置への送信に失敗した場合に、所定の規則で指定される時刻を再送信時刻として設定するシステムが提案されている(特開平4−76560)。さらに、上記と同等のシステムにおいて、集中管理装置が指示した日時に、機器管理装置が機器の管理用データの集中管理装置への送信に失敗した頻度を集中管理装置が演算し、演算結果に基づいて次回の発信日時を決定するシステムが提案されている(特開平4−88358)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
通信回線を介して接続されている複数の機器を集中管理装置にて集中的に管理し、集中管理装置から指示された次回発信日時に機器管理装置が機器の管理用データを集中管理装置に送信する集中管理システムにおいて、集中管理装置が機器管理装置に対して指示する次回発信日時を、集中管理装置が管理しているすべての機器に対して、集中管理装置を管理するオペレータが毎回設定するのは煩雑を極める。さらに、次回発信日時を設定し忘れた場合には、定期的に機器の状態を管理できなくなるという不具合がある。本発明は、集中管理装置が次回発信日時を自動的に決定することで、集中管理装置のオペレータの負荷を軽減し、かつ定期的な機器の管理を確実に行えるようにすることを目的とするものである。
【0004】
また、集中管理装置の指示した次回発信日時がその機器を所有するユーザーの休日であり、機器自体の電源が落とされている場合には、機器の管理用データを集中管理装置に送信できない。集中管理装置にとって、この状況は、機器に何らかの故障が発生したために発信が行われない状況との区別がつかないため、機器の故障と誤判定する可能性がある。本発明は、ユーザーの休日を避けて次回発信日時を決定することで、機器自体の電源が落とされていたために集中管理装置が指示した日時に機器管理装置が集中管理装置に対して機器の管理用データを送信できなくなる状況を無くし、これにより、機器の故障と誤判定することを無くすことを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、機器のデータ収集機能及び通信回線を介して集中管理装置に接続する機能を有する機器管理装置と、接続された複数の機器管理装置とのデータ通信を行う集中管理装置と、から成る集中管理システムにおいて、前記機器管理装置は、時計手段と、定時発信日時に集中管理装置に接続して所定のデータ通信を行う手段と、集中管理装置との接続時に受信される次回発信日時データを次回の定時発信日時データとして記憶する手段とを有し、前記集中管理装置は、時計手段と、機器管理装置に対して、使用頻度が高いほど発信曜日の数が多くなるように、1つ以上の発信曜日を自動的に割り当てて所定のメモリに保持している発信曜日割当手段と、当該機器管理装置に対して、同一曜日を発信曜日とする他の機器管理装置の発信時刻と重複しないように、自動的に発信時刻を割り当てて所定のメモリに保持している発信時刻割当手段と、前記発信曜日割当手段及び前記発信時刻割当手段によりそれぞれ割り当てられて保持されている曜日と時刻に適合する日時であって、前記時計手段から得られる現在時刻からもっとも近い未来の日時を次回発信日時として決定する次回発信日時決定手段と、前記次回発信日時決定手段により決定された次回発信日時のデータを前記機器管理装置へ送信する手段とを有する、集中管理システムである。
請求項2の発明は、請求項1に於いて、前記集中管理装置が、さらに、各機器を所有するユーザーのそれぞれの休日の情報を含むカレンダーと、前記カレンダーを参照して、前記発信日決定手段により決定された次回発信日時に於ける日がユーザーの休日である場合には、休日でない最も近い日付を次回発信日時に於ける日として修正する発信日修正手段と、を有することを特徴とする集中管理システムである。
【0006】
請求項3の発明は、対象機器のデータを収集する複数の機器管理装置の各々と集中管理装置との間で、各機器管理装置毎に指定した定時発信日の所定の発信時刻に集中管理装置を呼び出させて定時のデータ通信を行い、集中管理するシステムであって、前記集中管理装置は、機器管理装置に対して、使用頻度が高いほど発信曜日の数が多くなるように、1つ以上の発信曜日を自動的に割り当てて所定のメモリに保持している発信曜日割当手段と、前記発信曜日割当手段により割り当てられて保持されている、現在のデータ通信相手の発信曜日に該当する日付であって、現在時刻以後でもっとも近い日付を当該データ通信相手の次回発信日として決定する次回発信日決定手段と、前記次回発信日決定手段により決定され次回発信日データを当該のデータ通信相手に送信する手段と、を有し、前記機器管理装置は、前記集中管理装置から受信した次回発信日データを保持する記憶手段と、前記記憶手段から読み出した次回発信日に於いて所定の発信時刻になると前記集中管理装置を呼び出して定時のデータ通信を行う手段と、を有する、ことを特徴とする集中管理システムである。
上記「現在時刻から最も近い日付」は、現在の日付であってもよい。その場合には、機器管理装置毎の発信時刻データを集中管理装置が保持しているか、または、次回の発信日とともに発信時刻を集中管理装置が決定する必要がある。当然ながら、上記「現在時刻から最も近い日付」を翌日以後の日付として、発信時刻データを各機器管理装置が保持する構成でもよい。その場合、各機器管理装置の発信時刻データを予め設定しておいてもよく、各機器管理装置が任意に変える構成でもよい。
【0007】
上記構成の作用を説明する。
まず、請求項1〜3の集中管理装置では、管理するそれぞれの機器に対して、前記発信曜日割当手段により、使用頻度が高いほど発信曜日の数が多くなるように、1つ以上の発信曜日が自動的に割り当てられて保持される。さらに、請求項1や2では、前記発信時刻割当手段により、同一曜日を発信曜日とする他の機器管理装置の発信時刻と重複しないように、発信時刻が自動的に割り当てられて保持される。つぎに、割り当てられて保持されている発信曜日(と発信時刻とで決まる日時;請求項1や2の場合)の中で前記時計手段から得られる現在時刻からもっとも近い未来の日付(または「日時」;請求項1や2の場合)が次回発信日(または「次回発信日時」;請求項1や2の場合)として決定される。この決定された次回発信日(または「次回発信日時」;請求項1や2の場合)が前記機器管理装置に送信される。たとえば、発信曜日として金曜日が選択されており、現在日が1998年3月4日(水曜日)の場合、次回発信日は1998年3月6日(金曜日)と決定される。
【0008】
さらに、各機器を所有するユーザーのそれぞれの休日の情報を含むカレンダーを参照して、前記次回発信日決定手段により決定された次回発信日時に於ける日がユーザーの休日である場合には、該ユーザーの休日でない最も近い日付が次回発信日時に於ける日とされる。たとえば、前記次回発信日決定手段により決定された次回発信日が1998年2月11日(水曜日)で、この日が祭日のためユーザーの休日であるような場合には、例えばその翌日の1998年2月12日(木曜日)に修正される。前記機器管理装置は、上記の如く決定された発信日、又は上記の如く修正されて決定された次回発信日時に於ける日の同様に決定された発信時刻に、機器の管理用データを集中管理装置に送信する。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、管理対象の機器が多数の顧客のオフィスに設置されている複写機である場合を例にとって説明する。
1.システムの全体構成.
まず、図1〜図4に即して、本システムの概略構成を説明する。
【0010】
図1〜図3に示すように、本システムは、多数のユ−ザ側装置(図には1組のユ−ザ側装置を示す)と、管理者であるセンター側装置と、これらを接続する通信回線網とから構成される。ここに、ユ−ザ側には、複写機4、DT(データターミナル)1、通信端末装置としての機能をも有するモデム52、及び、通話装置である電話機53が設置されている。なお、データターミナル1は、複写機4から各種情報を取入れて所定の処理を施し、センター側のコンピュ−タへ送信する装置である。一方、センター側には、通信端末装置としての機能をも有するモデム72、コンピュ−タ(本体90,ディスプレィ92,キーボ−ド93,プリンタ94)、及び、通話装置である電話機73が設置されており、通信回線網(例えば、電話回線網)を介して受信されるデータに基づいて複写機管理用のデータを作成し、必要な対応を行う。
【0011】
2.各装置の構成.
2−1.複写機4.
原稿画像走査により、複写画像を用紙上に形成する装置である。複写機4では、画像形成プロセスに影響する各種エレメントデータ(用紙搬送所要時間,感光体ドラムの表面電位,現像剤中のトナ−濃度,感光体ドラムの露光量,現像バイアス電圧,感光体ドラム上のトナ−付着量,帯電チャ−ジャのグリッド電圧等)を、図示しない各種センサ群によって検出し、CPU41に取り入れて処理した後、シリアルI/F43・シリアルI/F13を介してデータターミナル1のCPU11に送信する。なお、上記各種エレメントデータは、後述する制御の説明中では、エレメントデータxi (i=1〜エレメントデータの項目数)として、一括して抽象的に表記される。
【0012】
複写機4では、また、管理者側からの請求金額の基礎となるカウンタ(用紙排出回数を示すト−タルカウンタ,用紙サイズ別の使用回数を示す用紙サイズ別カウンタ)、メインテナンス上の目安となるカウンタ(箇所別のJAM回数を示す箇所別JAMカウンタ,箇所別のトラブル回数を示す箇所別トラブルカウンタ,部品別の使用回数を示す部品別PMカウンタ)の各カウント値をそれぞれ計数し、シリアルI/F42・シリアルI/F12を介して、データターミナル1のCPU11へ送信する。なお、PMカウンタは、部品毎に使用回数を計数するカウンタであり、そのカウント値は、当該部品交換時期の目安とされる。
【0013】
また、複写機4は、操作パネル40(図4(b))上の各種キースイッチ(複写動作開始を指令するためのプリント(PR)キー46,数値入力用のテンキー群47,入力データのクリアを指令するためのクリアキー48等)、操作パネル以外の各種スイッチ群(例えば、トラブルのリセットを指令するためのトラブルリセットスイッチ49(図2))からの信号に対応して、所定の動作、或いはモ−ドの設定等を行うとともに、必要に応じて、対応する信号を、シリアルI/F42・シリアルI/F12を介して、データターミナル1のCPU11へ送信する。なお、該送信データには、表示部45に表示中の数値データも含まれる。
【0014】
2−2.データターミナル1.
複写機4のデータを取り入れて処理し、所定の発信条件(発信フラグが“1”にセットされる条件:詳細は後述する制御の説明の項参照)が満たされると、モデム52を起動してセンター側との通信回線を接続させ、複写機の管理データ(エレメントデータ,カウントデータ等)を、センター側へ送信等する装置である。また、定時発信による通信時には、管理センターから送信されて来る次回の定時発信日時刻データが受信され、所定のメモリエリアに記憶される。
【0015】
図2に示すように、本データターミナル1の制御CPU11は、制御プログラムの格納されたROM14、電話番号データ(後述)等を格納するための不揮発性メモリ16、バッテリ−バックアップされた作業用のシステムRAM15、同様にバッテリ−バックアップされた時計IC17に接続されている。かかるCPU11は、複写機4から送信されるデータをシリアルI/F12又はシリアルI/F13より取り入れることにより、或いは、所定の時刻になると、後述する処理を実行する。
【0016】
なお、図4(c)は、シリアルI/F12を介して入力されるデータである用紙排出コ−ド,JAMコ−ド,トラブルコ−ドのデータ構成を示す図である。即ち、用紙排出コ−ドはビットb0 の立ち下がりエッジとして表され、JAMコ−ドはビットb7 =1,b6 =0として表される。また、トラブルコ−ドはビットb7 =1,b6 =1として表される。
【0017】
CPU11は、また、操作スイッチの入力に応じて、所定の動作、或いはモ−ドの設定等を実行する。上記操作スイッチとしては、図2に示すように、4つのディップスイッチDIP・SW1〜DIP・SW4、及びプッシュスイッチ21が設置されている。DIP・SW4は初期設定モ−ドを設定するためのスイッチである。DIP・SW1はセンターの選択番号(電話番号)入力モ−ドを設定するためのスイッチである。DIP・SW2はデータターミナル1の識別用のID番号(DTID)の入力モ−ドを設定するためのスイッチである。DIP・SW3はセンターの識別用のID番号(センターID)の入力モ−ドを設定するためのスイッチである。プッシュスイッチ21は、初期設定発信(図8のステップS145参照)等を指令するためのスイッチである。
【0018】
CPU11は、また、CPU11側の通信インタ−フェ−ス(RS232CI/F)18・モデム52側の通信インタ−フェ−ス(RS232CI/F)51を介して、通信端末装置であるモデム52に接続されている。即ち、これらの機器を介し、モデム52から通信回線に対して、オフフック信号・センター選択番号信号を送出させることにより、センター側モデム72との通信回線を接続せしめ、センターのコンピュ−タとの通信を実行できるように構成されている。なお、データターミナル1からセンター側へ送信されるデータ(複写機の管理用データ)の内容は、後に詳述するように、“1”にセットされた発信フラグの種類によって定まる。
【0019】
2−3.センター側装置.
通信回線網を介して多数のデータターミナルに接続されるように構成されたコンピュ−タ装置である。各データターミナルに接続されている複写機が、本装置によってそれぞれ管理される。
【0020】
図3に示すように、データターミナル1側から通信回線網を介してモデム72に送信されるデータは、モデム72側の通信インタ−フェ−ス(RS232CI/F)71・コンピュ−タ側の通信インタ−フェ−ス(RS232CI/F)98を介して、順次、CPU91に入力される。CPU91は、該データ(前記エレメントデータ,カウントデータ等)を処理して、当該データターミナル1に接続されている複写機4の管理用データを作成する。さらに、作成した管理用データに基づいて請求書をプリントアウトしたり、或いは、サ−ビスマン派遣の是非についての指示をしたり、さらには派遣時に用意すべき部品等の選定を行う。また、定時の通信(定時発信フラグが“1”にセットされたことによる通信)時には、CPU91側からデータターミナル1側に対して、次回の定時発信日時刻データが送信される。この次回の定時発信日時刻は、後述のように、各データターミナル毎に発信曜日と発信時刻を選択し、その中で現在時刻から最も近い日時刻として決定したものである。また、当該決定した次回の発信日が当該データターミナルの設置されている会社の休日と重なる場合には、その最も近い日付に修正されたものである。
【0021】
3.システムの制御.
次に、図6〜図19に即して、本システムの制御を説明する。
【0022】
3−1.複写機側の処理.
まず、複写機の制御CPU41での処理を、図5のフロ−チャ−トに即して説明する。CPU41は、例えば、電源の投入により処理をスタ−トし、メモリのクリア,標準モ−ドの設定等の初期設定を行う(S41)。その後、ステップS43〜S49の処理を実行する。
【0023】
ステップS43は、操作パネル40上のキースイッチ群(数値入力用のテンキー群47、コピ−開始指令用のプリント(PR)キー46、置数のクリア指令用のクリアキー48等)、トラブルリセットスイッチ49等のスイッチ群、複写機内に配置された図示しないセンサ群からのデータ、及びデータターミナル1側から受信したデータを取り入れる処理であり、また、データターミナル1へカウントデータ等を送信させる処理でもある。ステップS47は、複写動作時に必要とされる処理を一括して示すステップである。例えば、給紙制御,走査制御,感光体ドラム制御,現像器制御等である。
【0024】
ステップS51以下は、トラブル発生時の処理である。即ち、ジャムやその他のトラブルが発生すると(S49;YES)、データターミナル1の制御用CPU11に対して、当該ジャムやトラブルに対応する信号を送信する(S51)。また、オペレ−タ等によってトラブルリセットスイッチ49が操作されると(S53;YES)、上記と同様にして、データターミナル1の制御用CPU11に対して、トラブルリセット信号を送信する(S55)。
【0025】
3−2.データターミナル側の処理.
次に、データターミナルの制御用CPU11での処理を、図6〜図17に示すフロ−チャ−トに即して説明する。
【0026】
3−2−1.メインル−チン
まず、第7図図示のメインル−チンに即して、処理の概略を説明する。制御用CPU11は、電源の投入によって処理をスタ−トする。初期設定モードの場合は(S11;YES)、初期設定処理(S13)を実行した後、複写機の制御用CPU41に対してコピ−許可信号を送信する(S15)。初期設定モードでない場合は(S11;NO)、直ちにステップS15に進む。次に、ステップS17〜S31のル−プ処理を繰り返して実行する。
【0027】
各サブル−チンステップでは、概略、以下の処理が行われる。
(a)初期設定(S13).
電源の投入時に於いて、ディップスイッチDIP・SW4がオンである場合、即ち、初期設定モ−ドである場合に(S11;YES)、実行される。後述するように、センターの選択(電話)番号,データターミナルのID番号(DTID),センターのID番号(センターID)の設定、及び、初期設定発信を行う。
【0028】
(b)カウントデータ受信(S17).
複写機の制御CPU41から送信される各種カウントデータの受信処理を行う。データ内容は、排出コ−ド,JAM・トラブルコ−ド,JAM・トラブルカウンタ,用紙サイズ別カウンタ,PMカウンタである。データターミナルの制御CPU11は、これらのデータを最新の値に更新して、保持する。
(c)エレメントデータ受信・データ処理(S19).
後述するように、順次、各エレメントデータの平均値、及び、標準偏差に相当するデータを演算して、最新の値に更新する。
(d)トラブル発信判定(S21).
後述するように、トラブルデータ,トラブル回復データを、センター側へ送信すべきか否か、判定等する。
【0029】
(e)定時発信判定(S23).
前回の定時発信による通信時にセンターから送信されてメモリに保持している定時発信日時刻になると、定時発信フラグを1にセットする。これにより、各種カウントデータ,各種エレメントデータが通信回線網を介してセンターへ送信される。定時発信による送信終了後には、センター側から、次回の定時発信日時刻データ,現在時刻データ,請求書の締日データが送信されて来る。
(f)警告発信判定(S25).
後述するように、エレメントデータ,JAMカウンタのカウント値,PMカウンタのカウント値を、それぞれ所定の閾値と比較し、その結果に基づいて、警告データ,警告回復データを、センター側へ送信すべきか否か判定等する。
(g)マニュアル発信判定(S27).
初期設定モ−ドでない場合に於いてプッシュスイッチ21がオンされると、マニュアル発信フラグを1にセットする。これにより、各種カウントデータ,各種エレメントデータがセンターに送信される。
(h)PM発信判定(S29).
後述するように、部品交換により、カウント値を“0”にクリアされたPMカウンタのクリア前のカウント値を、センターへ送信させる。
【0030】
(i)架電処理(S31).
後述するように、何れかの発信フラグが“1”にセットされると、センター側の通信端末装置を呼び出させる。また、センター側のCPU91との通信回線が接続されると、データ通信を実行させる。なお、定時発信(定時発信フラグ=1による発信)の通信時には、センター側から送信されて来る次回の定時発信日時刻データが受信される。
【0031】
3−2−2.サブル−チン.
各サブル−チンステップの詳細を図7〜図17を参照して説明する。
【0032】
(a)初期設定処理(図7,図8).
本処理は、電源の投入時に於いて、ディップスイッチDIP・SW4がオンされている場合(S11;YES)に実行される。本処理では、センターの選択番号、データターミナルのID番号(DTID)、及び、センターのID番号(センターID)の初期設定の受け付け処理、及び、初期設定発信が行われる。
【0033】
まず、メモリ15を初期化し(S101)、その後、3つのディップスイッチDIP・SW1〜DIP・SW3のオンを待機する。DIP・SW1がオンされると(S111;YES)、選択番号(電話番号)の入力モ−ドとなる。即ち、複写機のテンキー47によって入力され、表示部45の第1桁に表示中の数値を、プリントキー46の入力に対応して(S113;YES)、センターの選択番号データとして、不揮発性メモリ16に格納する(S115)。なお、センターの選択番号入力モ−ドは、DIP・SW1のオフによって解除される(S117)。同様に、DIP・SW2のオンに対応して(S121;YES)、DTIDの入力モ−ドが設定され、表示部45の第1桁に表示中の数値が、プリントキー46の入力に対応して(S123;YES)、DTIDデータとして不揮発性メモリ16に格納される(S125)。また、DTID入力モ−ドは、DIP・SW2のオフにより解除される(S127)。同様に、DIP・SW3のオンに対応して(S131;YES)、センターIDの入力モ−ドが設定され、プリントキー46の入力毎に(S133;YES)、表示部45の第1桁に表示されている数値が、センターIDデータとして不揮発性メモリ16に格納される(S135)。また、センターID入力モ−ドは、DIP・SW3のオフにより解除される(S137)。
【0034】
こうして、3種類のデータ設定がすべて終了すると(S141;YES)、プッシュスイッチ21が有効とされ、該プッシュスイッチ21が押されると(S143;YES)、センターに対して初期設定発信を行う(S145)。即ち、センター側との回線接続後に、センターのCPU91へ、上記2種類のIDデータを送信する。また、送信が終了すると、センターのCPU91から送信されるデータ(カウントデータの締め日,次回の定時発信日時刻,現在時刻,警告判定の閾値)を受信する。なお、上記送受信が終了すると、通信が正常に行われたか否かが判定される(S147)。その結果、正常に行われていない場合は(S147;NO)、ステップS111に戻り、プッシュスイッチ21の再度のオンを待機する。また、正常に行われた場合は(S147;YES)、メインル−チンにリタ−ンして、ステップS15以下の処理を実行する。
【0035】
(b)エレメントデータ受信等(図9,図10).
本処理では、複写機から送信されるエレメントデータに基づいて、閾値(警告発信判定;図12参照)との比較のためのデータが演算される。
【0036】
まず、複写紙の排出毎に複写機から送信されるエレメントデータ群xi,j を、シリアルI/F13より取り込む(S201)。ここに、添字iはエレメントデータの項目番号を表し、また、添字jは各項目中での順番を表す。次に、項目番号iに初期値1を代入した後(S203)、各項目について、最大値xiMAX、最小値xiMIN、及び、和xikを、順次更新する(S205〜S217)。その後、添字jをインクリメントして(S219)、jが4以下の場合は、メインル−チンにリタ−ンする。
【0037】
こうして、ステップS201〜S217の処理が、各項目について4回づつ行われると(S221;YES)、添字jを1にリセットした後(S223)、項目番号iに初期値1を代入して(S225)、各項目について、最大値と最小値との差Rik、及び4個のデータの平均値Xikを、それぞれ演算する(S227〜S233)。なお、ステップS229は、次回のステップS205〜S211での処理に備えて、最大値xiMAX及び最小値xiMINの初期値を与えるステップである。
【0038】
上記ステップS227〜S233の処理の後は、ステップS237〜S245の処理、又は、ステップS247〜S263の処理を実行する。ステップS237〜S245の処理は、上記S227〜S233の処理の累計が33回に達していない場合の処理であり、各項目について、前記最大値と最小値との差Rikの和RiSUM、及び前記4個のデータの平均値Xikの和XiSUMを、32回分のデータについて演算するステップである。ステップS247〜S263の処理は、上記ステップS227〜S233の処理の累計が33回以上となった場合の処理であり、各項目について、上記差Rikの和RiSUM、及び上記平均値Xikの和XiSUMを、最新の32回分のデータについて演算するとともに、それぞれの平均値Xi,Ri を演算するステップである。
【0039】
以上のようにして、エレメントデータの各項目について、最新の128(=4×32)個のデータの平均値Xi 、及び、偏差の平均値(標準偏差に相当する値)Ri を得る。
【0040】
(c)トラブル発信判定(図11).
本処理は、トラブル発信、及びトラブル回復発信を管理するサブル−チンである。即ち、“トラブルフラグ=0”の状態で(S301;YES)、複写機からのトラブルコ−ドが検出されると(S303;YES)、トラブルフラグ及びトラブル発信フラグを、“1”に、それぞれセットする(S305)。また、“トラブルフラグ=1”の状態で(S301;NO)、複写機からの用紙排出コ−ドが検出されると(S307;YES)、トラブルフラグを“0”にリセットし、また、トラブル回復発信フラグを“1”にセットする(S309)。これは、複写機での用紙排出がトラブル回復後に行われる動作だからである。なお、トラブル発信フラグ,トラブル回復発信フラグのセットに応じて架電処理(図15〜図17)が実行されて、センターへ、トラブルデータ、トラブル回復データがそれぞれ送信される。
【0041】
(d)警告発信判定(図12,図13).
本処理は、警告発信及び警告回復発信を管理するサブル−チンである。ステップS401〜S427は、エレメントデータの値が当該エレメントデータに固有の許容範囲を外れた場合に警告発信を、また、許容範囲内に復帰した場合に警告回復発信を、それぞれ実行させるための処理である。まず、エレメントデータの種別を示す項目番号iに初期値“1”をセットする(S401)。次に、ステップS411で、対象となるエレメントデータ(初回は、第1番目のエレメントデータ)についての警告フラグを判定する。その結果、当該エレメントデータについての警告フラグが“0”である場合は(S411;YES)、該エレメントデータ値が、該エレメントデータに固有の許容範囲内にあるか否か、換言すれば、上限閾値iU以下、且つ、下限閾値iL以上の範囲内にあるか否かを判定し、上記許容範囲を外れている場合は(S413;YES,又は,S415;YES)、該エレメントデータについての警告フラグFi 、及び警告発信フラグを、それぞれ“1”にセットする(S417)。これにより架電処理(図15〜図17)が実行されて、センターに対して、警告データが送信される。
【0042】
一方、ステップS411に於いて、対象となるエレメントデータの警告フラグが“1”の場合は(S411;NO)、該エレメントデータの値が上記許容範囲内に復帰したか否かを判定し、復帰した場合には(S421;YES,且つ,S423;YES)、該エレメントデータについての警告フラグFi を“0”にリセットし、また、警告回復発信フラグを“1”にセットする。これにより架電処理(図15〜図17)が実行されて、センターに対して、警告回復データが送信される。
【0043】
かかる処理を、iがエレメントデータの項目数に達するまで行った後、換言すれば、全てのエレメントデータについて行った後、ステップS431以下の処理に移行する。
【0044】
ステップS431〜S445は、JAMカウンタ及びPMカウンタのカウント値(頻度)が、固有の閾値を越えた場合に警告発信を、閾値以下に復帰した場合に警告回復発信を、それぞれ実行させるための処理である。まず、JAMカウンタ及びPMカウンタの種別を示す項目番号mに、初期値“i(エレメントデータの最終番号の値+1)”をセットする(S431)。次に、ステップS433に於いて、対象となるJAMカウンタ又はPMカウンタについての警告フラグを判定する。その結果、当該JAMカウンタ又はPMカウンタについての警告フラグが“0”の場合は(S433;YES)、該カウンタの値が、該カウンタに固有の許容範囲内にあるか、即ち、閾値m を越えていないか判定し、越えている場合は(S435;YES)、該カウンタについての警告フラグFm 及び警告発信フラグを“1”に、それぞれセットする(S437)。これにより、架電処理(図15〜図17)が実行され、センターに対し、警告データが送信される。
【0045】
一方、前記S433に於いて、対象となるJAMカウンタ又はPMカウンタについての警告フラグが“1”の場合は(S433;NO)、該カウンタの値が上記閾値以下に復帰したか否かを判定し、復帰した場合は(S441;YES)、該カウンタについての警告フラグFm を“0”にリセットし、また、警告回復発信フラグを“1”にセットする。これにより架電処理(図15〜図16)が実行されて、センターに対して、警告回復データが送信される。
【0046】
かかる処理を、mがカウンタ及びエレメントデータの総項目数に達するまで行った後、換言すれば、全てのカウンタに関して行った後、メインル−チンにリタ−ンする。以上のようにして、警告発信及び警告回復発信が管理される。
【0047】
(e)PM発信判定(図14).
本処理では、PM発信が管理される。まず、PMカウンタの種別を示す項目番号iに初期値“1”をセットし(S501)、ステップS503〜S511の処理を実行した後、iの値をインクリメントして、即ち、PMカウンタの種別を変えて、上記処理を繰り返す。ここに、上記S503〜S511の処理は、PMカウンタがクリアされた場合に(S505;YES,且つ,S507;YES)、該PMカウンタのクリア直前のカウント値を保存して(S509)、PM発信フラグを“1”にセットする(S511)処理である。なお、PMカウンタのクリアは、該PMカウンタに対応する部品を交換する際に、サ−ビスマンによって行われる。また、“PM発信フラグ=1”とされると、架電処理(図15〜図17)が実行され、センターに対して、PMデータ(交換された部品の種別,交換直前のカウント値)が送信される。
【0048】
(f)架電処理(図15〜図16).
本処理では、“何れかの発信フラグ=1”に対応してセンターを呼び出し、該発信フラグに対応するデータを送信する。まず、何れかの発信フラグが“1”にセットされると(S601;YES)、リダイアル待機中でないこと(S603;NO)、センター側モデム72との通信回線が接続されていないこと(S605;NO)、オフフック信号及び選択信号を通信回線に送出させていないこと(S607;NO)を条件として、モデム52に対して、オフフック信号及び選択信号の通信回線への送出を指令する(S609)。ステップS609での処理により、次回のステップS607での判定は“YES”となる。この場合に於いてユ−ザの電話機53が『話中(通信回線の使用中)』であり、したがって、モデム52が、オフフック信号及び選択信号を通信回線へ送出できない場合(S611;YES)は、一定時間後の時刻を、リダイアル時刻として設定する(S613)。該S613での処理により、前記リダイアル時刻になるまでステップS603での判定は“YES”となり、センター側モデム72の呼び出し処理は実行されない。なお、前記リダイアル時刻になると、S603;NO→S605;NO→S607;NO→S609により、再び、モデム52に対して、オフフック信号及び選択信号の通信回線への送出が指令される。
【0049】
また、前記ステップS609の処理により、モデム52から通信回線に対してオフフック信号及び選択信号が送出された結果、センター側のモデム72が『話中(センター側の通信回線が占有されている)』と判明した場合は(S615;YES)、リダイアル時刻処理(図17;後述)が実行される(S617)。これにより、該リダイアル時刻処理で設定される時刻までステップS603での判定は“YES”となり、センター側モデム72の呼び出し処理は実行されない。なお、リダイアル時刻処理で設定された時刻になると、再び、センター側モデム72の呼び出しが行われる。
【0050】
一方、前記ステップS609の処理により、モデム52から通信回線にオフフック信号及び選択信号が送出され、その結果、センター側モデム72との通信回線が接続されると(S605;YES)、センター側からのデータ送信許可による送信可能状態を待機し、送信可能状態になると(S621;YES)、センター側とのデータ通信を行う(S625)。該ステップS625で送受信されるデータ内容は、“1”にセットされた発信フラグで規定される。例えば、定時発信による通信の場合は、次回の定時発信日時刻データがセンターから受信され、所定のメモリエリアに記憶される。
【0051】
こうして、全てのデータ通信が終了すると(S623;YES)、発信フラグを“0”にリセットし(S627)、また、通信回線に対して回線切断信号を送出させ、センター側モデム72との通信回線を切断させる(S629)。
【0052】
次に、リダイアル時刻処理(S617,図17)について説明する。リダイアル時刻処理は、センター側の事情でセンターに接続できなかった場合(S615;YES)に、再発信(リダイアル=再発呼)時刻を設定する処理である。まず、リダイアル回数計数用のカウンタ(リダイアルカウンタ)をカウントアップする(S651)。なお、該カウンタは、センター側との通信回線の接続後にクリアされる。次に、今回の発呼が、緊急モ−ド(例えば、トラブル発信)での発呼であるか否かを判定する。その結果、緊急モ−ドであれば(S653;YES)、リダイアルカウンタ値がa回(=10〜20回程度)未満であることを条件として(S655;YES)、現在から1分後の時刻を次の発呼(リダイアル)時刻として設定する(S657)。即ち、緊急モ−ド時には、リダイアル回数がa回に達するまで、1分毎にセンターの呼出し処理が行われる。なお、緊急モ−ドでのリダイアル回数がa回に達した場合には(S655;NO)、翌日の所定時刻を、リダイアル時刻として設定する(S659)。a回の発呼にもかかわらずセンターに接続できない場合(回線の異常混雑,センター側CPU91の作動停止等が想定される)に、ユ−ザ側の通信回線を占有して、電話機53等の使用を妨げることのないようにするためである。
【0053】
一方、ステップS653で、緊急モ−ドでないとされた場合は(S653;NO)、リダイアルカウンタ値がb回未満であることを条件に(S661;YES)、現在から20分以内の任意の偶数分時刻を、乱数によって、次の発呼(リダイアル)時刻として設定する(S663)。これにより、多数のデータターミナルからのセンター呼出しが発生している場合であっても、各データターミナルのリダイアル時刻が散らされてセンターへの接続可能性が高まる。なお、非緊急モ−ドでのリダイアル回数がb回以上となった場合は(S661;NO)、翌日の所定の時刻を次回のリダイアル時刻として設定する(S665)。b回のセンター呼出しにもかかわらずセンターに接続できない場合(通信回線の異常混雑,センター側CPU91の作動停止等が想定される)に、ユ−ザ側の通信回線を占有して、電話機53等の使用を妨げることのないようにするためである。以上のようにして架電処理が行われ、センターに対してデータが送信されるとともに、必要に応じて、センターからのデータが受信される。
【0054】
3−3.センターでの処理.
次に、センターのコンピュ−タに搭載されているCPU91での処理を、図18〜図22に即して説明する。
【0055】
3−3−1.F1〜F7キー処理(図18).
まず、キーボ−ド93からの入力に対する処理を説明する。CPU91は、例えば、電源の接続によって処理をスタ−トする。まず、モデム,プリンタ等の環境設定を実行した後(S61)、キーボ−ド93上のF1〜F7の各キースイッチの入力操作に応じて下記のモ−ドを設定し、或いは下記の処理を実行する。
【0056】
(a)F1キー操作(S63;YES)
機種登録の受付モ−ドを設定する(S65)。即ち、機種名,エレメントデータの項目数,各エレメントデータの名称,各エレメントデータの閾値,各カウントデータの閾値等の新規登録を受け付ける。
(b)F2キー操作(S67;YES)
ユ−ザマスタの登録受付モ−ドを設定する(S69)。即ち、ユ−ザ名称,住所,電話番号,定時発信日時刻等の新規登録を受け付ける。
(c)F3キー操作(S71;YES)
トラブル状況を表示させる(S73)。即ち、トラブル発信された複写機のユ−ザ情報(ユ−ザ名称,住所,電話番号,機種名)、及び発生日時等を、トラブル内容とともにディスプレイ92に表示させる。なお、F3キーの操作と無関係に、ディスプレイ92の隅には、トラブル件数が常時表示されている。
(d)F4キー操作(S75;YES)
警告状況を表示させる(S77)。即ち、警告発信された複写機のユ−ザ情報等を、警告内容とともにディスプレイ92に表示させる。なお、F4キーの操作とは無関係に、ディスプレイ92の隅には、警告件数が常時表示されている。
(e)F5キー操作(S79;YES)
未受信状況を表示させる(S81)。即ち、所定の定時発信日時刻を過ぎても定時発信を行わない複写機管理装置のユ−ザ情報を未受信バッファから読み出して、ディスプレイ92に表示させる。なお、F4キーの操作とは無関係に、ディスプレイ92の隅には、未受信件数が常時表示されている。
(f)F6キー操作(S83;YES)
ユ−ザデータの表示モ−ドとなる(S85)。即ち、ユ−ザを選択すると、ディスプレイ92にユ−ザ情報を表示させる。また、サブメニュ−を選択すると、該ユ−ザ複写機の各種カウンタ(ト−タルカウンタ,用紙サイズ別カウンタ,JAMカウンタ,トラブルカウンタ,PMカウンタ)のカウント値、及び、エレメントデータを、月別、又は、項目別に表示する。
(g)F7キー操作(S87;YES)
請求書をプリントアウトさせる(S89)。例えば、ト−タルカウンタのカウント値と所定の計算式とに基づいて請求金額を算出して、プリンタ94を起動して、プリントアウトさせる。
【0057】
3−3−2.発信曜日・時刻の設定(図19(b)).
センターでは、管理対象の複写機(正確には複写機に設置されている複写機管理装置)について、それぞれ別々に発信曜日を設定することができる。この発信曜日としては、日曜日〜土曜日の7曜日の中から少なくとも1つの曜日が選択されて各複写機毎に各々設定される。つまり、センターは、データターミナルDTj(jは管理対象の複写機を特定する番号)について、図19(b)に示す8ビット構成の発信曜日データD0Wjを保持しており、この発信曜日データD0Wjでは、図示のように曜日が何れかのビットに割り当てられている。オペレータによって指定された曜日のビットが1にセットされ、指定されなかった曜日のビットは0のままとされる。CPU91は、各データターミナルについて、少なくとも1つの曜日が選択されるように管理する。
【0058】
上記では、オペレータ入力によって曜日を指定して発信曜日データD0Wjの対応するビットを1にセットする例を述べたが、このような設定方式に限定されず、例えば、新規に登録データターミナルが登録されると、センターのコンピュータが乱数等を用いて自動的に当該データターミナルの発信曜日を割り当てるように構成してもよい。また、その際、当該データターミナルの顧客に適合するように、週内の割り当て日数(曜日数)を決めてもよい。つまり、複写機の使用頻度が高いと想定される業種の場合は3つの曜日を割り当て、使用頻度が低いと想定される業種の場合は1つの曜日を割り当て、通常の使用頻度の業種の場合は2つの曜日を割り当てる、というようにしてもよい。また、日曜日に営業する業種であれば日曜日を除外せず、日曜日に営業しない業種であれば日曜日を除外するように割り当ててもよい。同様に、水曜日に休業する業種であれば水曜日を除外するように割り当ててもよい。
【0059】
また、センターでは、管理対象の複写機について、それぞれ別々に発信時刻を設定することができる。即ち、センターは、データターミナルDTjについて発信時刻データTjを記憶保持しており、オペレータにより指定された時刻がこの発信時刻データTjに設定される。CPU91は、同一曜日を発信曜日とする複数のデータターミナルの発信時刻が重複しないように管理する。即ち、同一の日時刻に多数のデータターミナルがセンターを発呼しないように管理する。上記では、オペレータ入力によって時刻を指定する例を述べたが、このような設定方式に限定されず、例えば、新規に登録データターミナルが登録されると、センターのコンピュータが乱数等を用いて自動的に当該データターミナルの発信時刻を割り当てるように構成してもよい。なお、以下では、説明を簡略化するため、発信時刻については全発信曜日で共通であるとして説明する。
【0060】
3−3−3.データ通信.
(a)着信割込(図19(a)).
通信回線からの着信があると、図19(a)の割込処理が実行されて、図20〜図22に詳細を示すデータ受信・データ処理(S91)が実行される。
【0061】
(b)データ受信・データ処理(図20).
通信回線からの着信による割り込みが発生すると、まず、DTIDとデータの受信処理が行われる(S901)。また、通信エラーが発生した場合は(S903;YES)、データターミナル側に対して、DTIDとデータの再送が要求される(S911)。この通信エラーとしては、受信したDTIDがCPU91の管理する何れのデータターミナルにも該当しない場合も含まれる。
【0062】
データターミナルからのDTIDと送信データが正常に受信されて受信が終了すると(S905;YES)、受信したDTIDに基づいて発信元のデータターミナルが特定される。つまり、DTj(CPU91が管理するj番目のデータターミナル)が特定される(S921)。
【0063】
このDTjに対応する発信曜日データD0Wj及び発信時刻データTjがメモリから読み出されて、読み出したデータに基づいて、CPU91は、当該DTjの次回発信日時刻を決定する(S923)。この次回発信日時決定処理の詳細については後述する。
【0064】
続いて、CPU91は、ステップS923で決定された次回発信日時刻の中の日付が、データターミナルDTjの設置されているユーザーの休日であるか否か調べ、休日である場合は、次回発信日を変更する(S925)。この次回発信日修正処理の詳細については、後述する。
【0065】
以上の如く決定され、さらに必要に応じて修正されて確定された次回発信日時刻データが、当該データターミナルDTjへ送信される(S927)。次回発信日時刻データの送信後、当該データターミナルDTjから折り返してデータが送信されなかった場合は(S929;NO)、通信回線の切断処理が実行され(S931)、割り込み処理が終了する。当該データターミナルDTjから折り返してデータが送信されて来た場合は(S929;YES)、再度、データの受信処理を行う(S901)。
【0066】
(c)次回発信日時決定処理(図21)
図20のステップS923の処理を説明する。この処理では、現在時刻より未来の発信時刻Tjを有し、且つ、発信曜日データD0Wjが1の曜日に対応する日付の中で、最も現在時刻に近い日付が探索され、該探索された日付と発信時刻Tjとが、通信相手先のデータターミナルDTjへ送信される。
【0067】
まず、現在の日時刻が取得される(S951)。取得した現在日時刻データ中の曜日データが変数「候補曜日」に代入され、現在の日付データが変数「候補日付」に代入される(S953)。
【0068】
次に、現在時刻が、通信相手先のデータターミナルDTjの発信時刻Tjを過ぎているか否か判定される。過ぎていない場合は(S955;NO)、現在データ通信を行っている当日も次回発信日時刻の候補となり得るため、ステップS957をジャンプしてステップS959へ進む。過ぎている場合は(S955;YES)、現在データ通信を行っている当日は次回発信日時刻の候補となり得ないため、ステップS957にて、変数「候補曜日」と変数「候補日付」とが各々インクリメントされる。例えば、「候補曜日」に代入されている曜日データが「月曜日」であれば「火曜日」にされる。また、「候補日付」に代入されている日付データが「1998年3月4日」であれば「1998年3月5日」にされる。
【0069】
ステップS959では、メモリに記憶されている当該データターミナルDTjの発信曜日データD0Wjが参照されて、上記「候補曜日」に代入されている曜日が、当該データターミナルDTjの発信曜日か否か判定される。つまり、発信曜日データD0Wj内の曜日の中で上記「候補曜日」に代入されている曜日に対応するビットが「1」であるか否か判定される。その結果「1」でない場合、つまり、上記「候補曜日」に代入されている曜日が当該データターミナルDTjの発信曜日でない場合は(S959;NO)、前記ステップS957に戻る。これにより、ステップS959で判定した翌日について、同様の判定が行われることになる。この処理は、ステップS959での判定が「YES」になるまで繰り返して実行される。
【0070】
ステップS959での判定が「YES」の場合、つまり、上記「候補曜日」に代入されている曜日が当該データターミナルDTjの発信曜日である場合は、当該曜日に対応する日付(この日付はステップS957での処理により判定対象の曜日に常に対応付けられている)が、当該データターミナルDTjの次回の発信日としてセットされる(S961)。併せて、当該データターミナルDTjの発信時刻Tjがメモリから読み出されて、上記発信日とともにセットされる(S961)。つまり、当該データターミナルDTjの発信日時刻データがセットされる(S961)。
【0071】
(d)次回発信日時修正処理(図22).
ステップS923により決定された次回の発信日が、当該データターミナルDTjの設置されているユーザの休日である場合には、ステップS925の処理により、下記のように、休日以外の日付に変更される。
【0072】
まず、データターミナルDTjの設置された複写機を所有するユーザーjの休日情報を含むカレンダーが参照され、次回発信日時決定処理(図21)で決定された次回発信日が当該ユーザーjの休日か調べられる(S981)。次回発信日が当該ユーザーjの休日でない場合は(S981でNO)、次回発信日時決定処理(図21)で決定された次回発信日時刻データが、当該データターミナルDTjの次回発信日時刻データとしてそのまま送信されることになる。
【0073】
ステップS981で、次回発信日時決定処理(図21)で決定された次回発信日が当該ユーザーjの休日である場合は(S981でYES)、次回発信日がインクリメントされ(S982)、該インクリメントされた日付について、同様に調べられる。この処理は、次回発信日が当該ユーザーjの休日でなくなるまで繰り返される。このようにして次回の発信日を当該ユーザの休日以外の日に修正する処理が行われ、最終的に得られた次回発信日時刻データが、当該データターミナルDTjへ送信されることになる。なお、ステップS982のインクリメントは、例えば、次回発信日時が1998年3月4日の13時00分の場合に、1998年3月5日の13時00分に修正する処理である。
【0074】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によると、集中管理装置が機器管理装置に対して指示する次回発信日(や次回発信日時)、使用頻度が高いほど発信曜日の数が多くなるように自動的に割り当てられて保持されている発信曜日(や、同一曜日を発信曜日とする他の機器管理装置の発信時刻と重複しないように割り当てられて保持されいてる発信時刻)に基づいて決定されるため、集中管理装置のオペレータの作業負荷を軽減することができる。また、機器管理装置に対して次回発信日時の指示をし忘れることが無く、集中管理装置で機器の定期的な管理を確実に実行することができる。さらに、請求項2ではユーザの休日を避けて次回発信日時が決定されるため、機器を所有するユーザーの休日において、機器の電源が落とされているために発信ができない状況を、集中管理装置が機器に何らかの故障が発生したために発信がなされない状況と誤判定することを無くすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例にかかるシステムの構成を示す模式図。
【図2】実施例にかかるシステムの回路構成の一部を示すブロック図。
【図3】実施例にかかるシステムの回路構成の残部を示すブロック図。
【図4】データターミナルのディップスイッチの説明図(a)、データターミナルの接続される複写機の操作パネルの説明図(b)、該複写機からデータターミナルに送信されるデータの構成説明図(c)。
【図5】上記複写機の制御CPUでの処理を示すフロ−チャ−ト。
【図6】データターミナルの制御CPUでの処理のメインル−チンを示すフロ−チャ−ト。
【図7】図6の初期設定処理の一部を示すフロ−チャ−ト。
【図8】図6の初期設定処理の残部を示すフロ−チャ−ト。
【図9】図6のエレメントデータ受信・データ処理の一部を示すフロ−チャ−ト。
【図10】図6のエレメントデータ受信・データ処理の残部を示すフロ−チャ−ト。
【図11】図6のトラブル発信判定処理を示すフロ−チャ−ト。
【図12】図6の警告発信判定処理の一部を示すフロ−チャ−ト。
【図13】図6の警告発信判定処理の残部を示すフロ−チャ−ト。
【図14】図6のPM発信判定処理を示すフロ−チャ−ト。
【図15】図6の架電処理の一部を示すフロ−チャ−ト。
【図16】図6の架電処理の残部を示すフロ−チャ−ト。
【図17】図16のリダイアル時刻設定処理を示すフロ−チャ−ト。
【図18】データターミナルに通信回線網を介して接続されるセンターのコンピュ−タの機能キー入力に対応する処理を示すフロ−チャ−ト。
【図19】上記コンピュータの着信割込処理を示すフロ−チャ−ト(a)と、発信曜日データの構成を示す説明図(b)。
【図20】上記コンピュータの着信割込処理の詳細を示すフロ−チャ−ト。
【図21】図20の次回発信日時決定処理を示すフロ−チャ−ト。
【図22】図20の次回発信日時修正処理を示すフロ−チャ−ト。
【符号の説明】
1 データターミナル(DT)
4 複写機
90 センターのコンピュ−タ
11 DTのCPU
41 複写機のCPU
91 センターのCPU

Claims (3)

  1. 機器のデータ収集機能及び通信回線を介して集中管理装置に接続する機能を有する機器管理装置と、接続された複数の機器管理装置とのデータ通信を行う集中管理装置と、から成る集中管理システムにおいて、
    前記機器管理装置は、
    時計手段と、
    定時発信日時に集中管理装置に接続して所定のデータ通信を行う手段と、
    集中管理装置との接続時に受信される次回発信日時データを次回の定時発信日時データとして記憶する手段とを有し、
    前記集中管理装置は、
    時計手段と、
    機器管理装置に対して、使用頻度が高いほど発信曜日の数が多くなるように、1つ以上の発信曜日を自動的に割り当てて所定のメモリに保持している発信曜日割当手段と、
    当該機器管理装置に対して、同一曜日を発信曜日とする他の機器管理装置の発信時刻と重複しないように、自動的に発信時刻を割り当てて所定のメモリに保持している発信時刻割当手段と、
    前記発信曜日割当手段及び前記発信時刻割当手段によりそれぞれ割り当てられて保持されている曜日と時刻に適合する日時であって、前記時計手段から得られる現在時刻からもっとも近い未来の日時を次回発信日時として決定する次回発信日時決定手段と、
    前記次回発信日時決定手段により決定された次回発信日時のデータを前記機器管理装置へ送信する手段とを有する、
    集中管理システム。
  2. 請求項1に於いて、
    前記集中管理装置が、さらに、
    各機器を所有するユーザーのそれぞれの休日の情報を含むカレンダーと、
    前記カレンダーを参照して、前記発信日決定手段により決定された次回発信日時に於ける日がユーザーの休日である場合には、休日でない最も近い日付を次回発信日時に於ける日として修正する発信日修正手段と、
    を有する集中管理システム。
  3. 対象機器のデータを収集する複数の機器管理装置の各々と集中管理装置との間で、各機器管理装置毎に指定した定時発信日の所定の発信時刻に集中管理装置を呼び出させて定時のデータ通信を行い、集中管理するシステムであって、
    前記集中管理装置は、
    機器管理装置に対して、使用頻度が高いほど発信曜日の数が多くなるように、1つ以上の発信曜日を自動的に割り当てて所定のメモリに保持している発信曜日割当手段と、
    前記発信曜日割当手段により割り当てられて保持されている、現在のデータ通信相手の発信曜日に該当する日付であって、現在時刻以後でもっとも近い日付を当該データ通信相手の次回発信日として決定する次回発信日決定手段と、
    前記次回発信日決定手段により決定され次回発信日データを当該のデータ通信相手に送信する手段と、を有し、
    前記機器管理装置は、
    前記集中管理装置から受信した次回発信日データを保持する記憶手段と、
    前記記憶手段から読み出した次回発信日に於いて所定の発信時刻になると前記集中管理装置を呼び出して定時のデータ通信を行う手段と、を有する、
    ことを特徴とする集中管理システム。
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