JP2883984B2 - 連続ラベルシートの作成方法 - Google Patents

連続ラベルシートの作成方法

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JP2883984B2
JP2883984B2 JP1167215A JP16721589A JP2883984B2 JP 2883984 B2 JP2883984 B2 JP 2883984B2 JP 1167215 A JP1167215 A JP 1167215A JP 16721589 A JP16721589 A JP 16721589A JP 2883984 B2 JP2883984 B2 JP 2883984B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ラベルシートの作成方法に関し、特に、ラ
ベル基材の裏面側に印刷を施した連続ラベルシートの作
成方法に関する。
〔従来の技術〕
従来において、ラベルシートの作成方法は種々知られ
ているものの、ラベル基材の裏面側に印刷を施したラベ
ルシートを効率的に作成する方法は知られていない。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記ラベル基材の裏面側に印刷を施したラベルシート
から剥離形成されるラベルは、例えば、隠蔽すべき情報
を表示した葉書やカード等に前記隠蔽すべき情報を被覆
隠蔽するように剥離可能に接着されて隠蔽情報を有する
葉書やカード等を作成するために用いられているが、前
記ラベル基材の裏面側の印刷内容を隠蔽すべき情報とす
れば、隠蔽すべき情報の表示量を増大することができる
という利点がある。
このため、前記ラベル基材の裏面側に印刷を施したラ
ベルシートの容易で効率的な作成方法の開発が要望され
ており、本発明は、この要望に応えることを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明は、ラベル基材に折
り用ミシン目を介して隠蔽すべき情報を表示する隠蔽情
報表示片を延設してなるとともに、前記ラベル基材の裏
面側に合成樹脂フィルムが一体的に設けられてなる連続
状の上部シートの前記合成樹脂フィルムの表出面に印刷
を施す裏印刷工程と、透明合成樹脂フィルムが剥離シー
トに剥離可能に接着されてなる連続状の下部シートを、
前記上部シートの前記合成樹脂フィルム面に前記下部シ
ートの透明合成樹脂フィルム面が対向するよう配置する
とともに、これら対向面の間に透明合成樹脂層を介在さ
せて前記上部シートと前記下部シートとを剥離可能に接
着して連続状のラベルシートを形成する重ね合わせ接着
工程と、ラベルの剥離開始位置を示す平行な2本のミシ
ン目を前記下部シートの前記透明合成樹脂フィルム面に
は達しないように前記上部シート方向から設けるミシン
目形成工程と、からなるものである。
〔作用〕
ラベル基材に折り用ミシン目を介して隠蔽すべき情報
を表示する隠蔽情報表示片を延設してなるとともに、前
記ラベル基材の裏面側に合成樹脂フィルムが一体的に設
けられてなる連続状の上部シートの前記合成樹脂フィル
ム面に印刷をする一方、透明合成樹脂フィルムが剥離シ
ートに剥離可能に接着されてなる連続状の下部シート
を、前記上部シートの合成樹脂フィルム面に前記下部シ
ートの透明合成樹脂フィルム面側が対向するよう配置す
るとともに、これら対向面間に透明合成樹脂を介在させ
て前記上部シートと前記下部シートとを剥離可能に接着
することによって、前記ラベル基材の裏面に印刷が施さ
れたラベルシートが作成される。
〔実 施 例〕
以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳
細に説明する。
ここにおいて、第1図は作成工程を概略的に示す説明
図、第2図は上部シートの断面図、第3図は下部シート
の断面図、第4図は接着された上部シートと下部シート
を示す断面図、第5図はミシン目形成工程後の状態を示
す断面図、第6図は同状態の平面図、第7図は作成した
隠蔽すべき情報を有する葉書を示す断面図、第8図は葉
書片からラベル基材を部分的に剥離した状態を示す平面
図である。
第1図及び第2図に示すように、ラベル基材1に折り
用ミシン目32を介して、隠蔽情報表示片たる葉書片31を
延設してなり、前記ラベル基材1の裏面側には、不透光
性を高めるためのアルミ箔2を介してポリプロピレンフ
ィルム3が一体的に設けられて連続状の上部シート4を
構成している。前記葉書片31は前記ラベル基材1よりも
幅方向に長く形成されている。そして、前記上部シート
4は、前記ラベル基材1が表面側に位置した状態でロー
ル5に巻回されている。
上部シート4は、ガイドロールを介して引き出された
うえ図示していない適宜な移送機構によって、第1図上
右方向に移相され、印刷装置6によりポリプロピレンフ
ィルム3面に隠蔽すべき情報X、例えば定期預金の満期
に関する説明文(第4図参照)を印刷する裏印刷工程が
施される。
第1図及び第3図に示すように、透明ポリエチレンフ
ィルム8が剥離シート9に粘着剤10によって剥離可能に
接着されてなる連続状の下部シート11が、前記透明ポリ
エチレンフィルム8が表面側に位置した状態でロール7
に巻回されている。前記下部シート11は、ガイドロール
を介して引き出されたうえ、上部シート4のポリプロピ
レンフィルム3面に透明ポリエチレンフィルム8面が対
向する状態で、図示していない適宜な移送機構によって
第1図上右方向に移送される。
一方、ロール12に巻回されている透明ポリプロピレン
フィルム13が引き出され、ポリプロピレンフィルム3と
透明ポリエチレンフィルム8との間に挟みこまれて互い
に重ね合わされ、熱圧着装置14で各フィルム3,8,13の接
合面を溶融接着することにより、透明合成樹脂層たる前
記透明ポリエチレンフィルム13を介して前記ポリプロピ
レンフィルム3と前記透明ポリエチレンフィルム8とを
剥離可能に接着する重ね合わせ接着工程が施される(第
4図参照)。ここにおいて、ラベルシート19が作成され
ることになる。
第1図に示すように、前記重ね合わせ接着工程によっ
て接着された連続状態にある上部シート4と下部シート
11からなるラベルシート19に対して、前記上部シート4
のラベル基材1表面に、通常の表示情報Y、例えば「定
期預金満期通知」の表題、差し出し人である銀行名表
示、剥離開始位置を示す注意文を印刷装置15で印刷する
表印刷工程が行われ、第4図状態となる。
続いて、第1図、第5図及び第6図に示すように、型
抜き装置16により、上述の連続状態にあるラベルシート
19に対して、剥離位置を指定する平行な2本のミシン目
18を、透明ポリエチレンフィルム8には達しないよう
に、上部シート4方向から、上部シート4と下部シート
11の透明ポリプロピレンフィルム13に対して設ける一
方、剥離シート9には切り用ミシン目34を設けるミシン
目形成工程を施す。また、このミシン目形成工程の前後
において、ラベルシート19を単位片に区画するミシン目
33を設ける。
これによって、連続ラベル用紙24が形成され、さらに
移送された連続ラベル用紙24は、第1図に示すように、
巻き取りロール25に順次巻き取られるものである。
このようにして作成された連続ラベル用紙24は、隠蔽
すべき情報Zを葉書片31の重ね合わせ面側に印刷した
後、剥離シート9を剥離して粘着剤10を露出し、折り用
ミシン目32からラベル基材1を葉書片31に折り重ね、各
ミシン目33で単位片に分断すると、第7図に示すよう
に、隠蔽すべき情報Zを有する葉書30となる。この葉書
30は、前記隠蔽すべき情報Zがラベル基材1によって被
覆隠蔽された状態となる。
また、剥離シート9を剥離した際に、ポリプロピレン
フィルム3面に印刷された隠蔽すべき情報Xは、透明ポ
リプロピレンフィルム8によって保護された状態にあ
る。なお、折り用ミシン目32からラベル基材1を葉書片
31に折り重ねる作業を、各ミシン目33で単位片に分断し
た後に行ってもよい。
そして、葉書30は、ラベル基材1の2本のミシン目18
を破断し、破断端を摘んで捲り上げると、葉書片31に対
してラベル基材1が、透明ポリエチレンフィルム8を残
した状態で、透明ポリプロピレンフィルム13部分から分
離され、剥離される(第8図参照)。この剥離状態にお
いては、隠蔽されていた葉書片31の隠蔽すべき情報Zが
前記透明ポリエチレンフィルム8を通して視認可能にな
る一方、ポリプロピレンフィルム3面の隠蔽すべき情報
Xも透明ポリプロピレンフィルム13を通して視認可能と
なるものである。
なお、本発明は上述した実施例に限定されるものでは
なく、例えばアルミ箔2に換えて、ラベル基材1の裏面
に印刷を施すことにより不透光性を高めてもよく、ま
た、ラベル基材1自体の不透光性が十分高い場合にはこ
れらの加工を施す必要はない。さらに、表印刷工程を施
す時期は、重ね合わせ接着工程の前や裏印刷工程の前で
もよい。さらにまた、前記裏印刷工程においては、一定
間隔毎に所定の印刷を施すほか、連続的に所定の印刷を
繰り返し施すことも可能である。また、重ね合わせ接着
工程においては、透明ポリプロピレンフィルム13に換え
て溶融状態にある透明なポリプロピレンをポリプロピレ
ンフィルム3と透明ポリエチレンフィルム8との間に流
し込むことによって、剥離可能に接着してもよい。また
さらに、透明ポリプロピレンフィルム13や透明ポリエチ
レンフィルム8あるいはポリプロピレンフィルム3は、
他の合成樹脂を用いてもよい。また、連続ラベル用紙24
は、巻き取りロール25に換えて折り畳み装置を採用し
て、折り畳むことも可能であるほか、切断装置を用いて
単片化して作成することもできる。
〔効果〕
以上説明したところで明らかなように、本発明によれ
ば、ラベルシートを容易にかつ効率よく作成でき、ま
た、本方法で作成したラベルシートは、ラベル基材と隠
蔽すべき情報を表示する隠蔽情報表示片とが折り用ミシ
ン目を介して一体となっているので、貼着する際の位置
合わせが不要であるという効果を奏する。さらに、本方
法で作成したラベルシートは、ラベル基材が下部シート
の透明合成樹脂フィルムとともに剥離シートから剥離さ
れるので、ラベル基材の裏面側に施した裏印刷が透明合
成樹脂フィルムで保護された状態で剥離シートから剥離
されるとともに、前記ラベル基材の剥離にあたっても接
着した隠蔽情報表示片から剥離可能に接着している透明
合成樹脂層とともに剥離されるので、前記裏印刷が常に
保護されるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の好適な実施例を示し、第1図は作成工程を
概略的に示す説明図、第2図は上部シートの断面図、第
3図は下部シートの断面図、第4図は接着された上部シ
ートと下部シートを示す断面図、第5図はミシン目形成
工程後の状態を示す断面図、第6図は同状態の平面図、
第7図は作成した隠蔽すべき情報を有する葉書を示す断
面図、第8図は葉書片からラベル基材を部分的に剥離し
た状態を示す平面図である。 1……ラベル基材、3……ポリプロピレンフィルム、4
……上部シート、6……印刷装置、8……透明ポリエチ
レンフィルム、9……剥離シート、11……下部シート、
13……透明ポリプロピレンフィルム、14……熱圧着装
置、15……印刷装置、16……型抜き装置、18……ミシン
目、19……連続ラベルシート、24……連続ラベル用紙、
30……葉書、31……葉書片、32……折り用ミシン目

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ラベル基材に折り用ミシン目を介して隠蔽
    すべき情報を表示する隠蔽情報表示片を延設してなると
    ともに、前記ラベル基材の裏面側に合成樹脂フィルムが
    一体的に設けられてなる連続状の上部シートの前記合成
    樹脂フィルムの表出面に印刷を施す裏印刷工程と、透明
    合成樹脂フィルムが剥離シートに剥離可能に接着されて
    なる連続状の下部シートを、前記上部シートの前記合成
    樹脂フィルム面に前記下部シートの透明合成樹脂フィル
    ム面が対向するように配置するとともに、これら対向面
    の間に透明合成樹脂層を介在させて前記上部シートと前
    記下部シートとを剥離可能に接着して連続状のラベルシ
    ートを形成する重ね合わせ接着工程と、ラベルの剥離開
    始位置を示す平行な2本のミシン目を前記下部シートの
    前記透明合成樹脂フィルム面には達しないように前記上
    部シート方向から設けるミシン目形成工程と、からなる
    ことを特徴とする連続ラベルシートの作成方法。
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