JP2883673B2 - インターナルポンプの逆転防止装置 - Google Patents

インターナルポンプの逆転防止装置

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JP2883673B2 JP2081019A JP8101990A JP2883673B2 JP 2883673 B2 JP2883673 B2 JP 2883673B2 JP 2081019 A JP2081019 A JP 2081019A JP 8101990 A JP8101990 A JP 8101990A JP 2883673 B2 JP2883673 B2 JP 2883673B2
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ring
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康種 天坂
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、原子炉圧力容器に取付けて炉水を強制循環
させるインターナルポンプに係り、特に駆動モータの下
部に設けた逆転防止装置の改良に関するものである。
(従来の技術) 第4図は、原子炉圧力容器1にインターナルポンプ2
を取り付けた状態を示す。同図に示すようにインターナ
ルポンプ2は、原子炉圧力容器1の下部に、複数個が円
周状に取り付けられ、第5図に示すように上方から吸込
み(矢印3)、この吸込んだ炉水を下方から吐出し(矢
印4)、この吐出した炉水が炉心5を流通するように強
制循環させる。
このインターナルポンプ2は、第6図に示すように主
インペラ部6、この主インペラ部6を駆動する水中モー
タ部7と、この水中モータ部7の下部に設けられた逆転
防止装置8で構成されている。ここで、主インペラ部6
は、ポンプ軸9に取付けた主インペラ10と、原子炉圧力
容器1の内部に取付けた案内羽根11により構成されてい
る。また、水中モータ部7は、パージ水12により原子炉
圧力容器1の炉水と完全に分離され、ポンプ軸9の下部
に嵌め込んで一体に結合したモータ軸13と、このモータ
軸13に取付けられた回転子14と、モータケーシング15の
内部に取付けられた固定子16と、モータ軸13は上ラジア
ル軸受18および下ラジアル軸受19により、補助インペラ
17は上スラスト軸受20および下スラスト軸受21により支
持されている。さらに、逆転防止装置8は、第7図に示
すように補助インペラ17の下部に一体に回転するように
固定された回転リング22と、この回転リング22と同心で
下カバー23に固定された静止リング24と、回転リング22
の内側にリテーナーリング25a,25bを介して回動自在に
取付けられ、相対する2面を円弧としたほぼ菱形状の横
断面を有する複数のカム26で構成され、回転リング22が
一方向に回転している時にはカム26は遠心力の作用で回
動して静止リング24と接触せず、逆方向に回転した時に
ばね(図示しない)の作用でカム26が復帰して静止リン
グ24に接触し、楔作用によって回転リング22の回転を停
止する機能を有し、これは一方向カムクラッチとして実
用に供されているものと同様の構成である。
このように構成された逆転防止装置8は、インターナ
ルポンプ2に対しては次のように作用する。すなわち、
インターナルポンプ2は、原子炉の安全性を高めるため
に、原子炉圧力容器1の下部に複数個取けられ、たとえ
1台または2台の運転を停止しても、残りのインターナ
ルポンプ2で安全に原子炉を運転できるように設計され
ている。しかし、この様に1台または2台のインターナ
ルポンプ2が運転を停止した場合には主インペラ10に炉
水が逆流するため、インターナルポンプ2は逆転し、振
動の原因となる。そこで、インターナルポンプ2が逆転
するのを防止し、振動が発生しないようにするために逆
転防止装置8が設けられている。
尚、第6図の27はモータ上部室、28は配管、29は熱交
換器、30は後配管、31はインペラ吸込口を示す。
(発明が解決しようとする課題) 上記したインターナルポンプの逆転防止装置には、次
の機能が要求されている。
(1)炉水が逆流するときに生じる大きな逆転トルルク
に耐えなければならない為、強固に固定されていなけれ
ばならない。
(2)定期点検のときには、逆転防止装置を分解し、点
検するため、分解が容易な構造とする必要がある。ま
た、再度組み立て時には容易に、強固に固定出来なけれ
ばならない。しかも回転体としてのバランスを崩さない
ように、芯出しを精度良く行い、組み立て後のバランス
調整が不要な構造とする必要がある。
(3)インバータ電源を用いて回転数調整するため、回
転子には微小なトルク変動を生じている。したがって、
回転子に限定される部品は、相対的な移動と磨耗を避け
るため、出来るだけ遊びの少ない状態で組み込み、芯出
しできる構造とする必要がある。
ところで、通常逆転防止装置の固定は、回転リング22と
補助インペラ17の間にキー22aを挿入して両者を図示し
ないボルトで締付け、又、静止リング24と下カバー23の
間にキー24aを挿入して両者を図示しないボルトで締付
けることにより行われている。しかしながら、寸法上の
制限から大きなキーを使用できない。したがって、大き
な逆転トルクが加わったとき、キー応力が過大とならぬ
ように、ダブルキーとしているが、分解組み立てが困難
なため、組み立て時のガタが大きくなる。その結果、取
り付け部の相対的な移動、磨耗を生じることがある。
そこで、本発明の目的は、このような問題を解決した
インターナルポンプの逆転防止装置を提供することにあ
る。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は、ポンプ軸の下部に一体に水中モータを構成
するモータ軸を設け、このモータ軸に一体に回転子を設
けると共に下部に冷却水を循環させる補助インペラを設
け、この補助インペラの下面に一体に設けた円筒状回転
体、この円筒状回転体の内側に回動自在に設けたカム及
びこのカムがポンプ軸の逆回転時に回動して接触するこ
とにより逆回転を停止する円筒状静止体を備えたインタ
ーナルポンプの逆転防止装置に於て、補助インペラと円
筒状回転体及び円筒状静止体と下カバーの間にそれぞれ
リングギア状の係止部を設けて結合したものである。
(作用) 補助インペラと逆回転防止装置の円筒状回転体及び逆
転防止装置の円筒状静止体を、それぞれリングギア状の
係止部を介して結合しているので、リングギア状の係止
部の持つ自動調心性、ノーバックラッシュ、組立ての再
現性が高く、大きなトルクを伝達できる等の効果と共に
組立作業を容易にする効果も併せて得られる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示す断面図である。
同図に示すように逆転防止装置32は、補助インペラ17
の下部に一体に回転するように取付けられた回転リング
22と、この回転リング22と同心で下カバー23に固定した
静止リング24と、回転リング22の内側にリテーナリング
25a,25bを介して回動自在に取付けられた複数のカム26
で構成されており、回転リング22と補助インペラの結合
部、静止リング24と下カバー23の結合部にはそれぞれリ
ングギア状の係止部33,34が設けられ、ボルト35,36で締
付けられ一体化されている。
リングギア状の係止部33は、外径と内径を回転リング
22には対応させており、補助インペラ17の下面に第2図
に示すように歯を設けた係止部33aと、この歯に噛み合
う歯を回転リング22の上面に設けた係止部33bで構成さ
れている。又、リングギア状係止部34は、外径と内径を
静止リング24の下部に対応させており、静止リング24の
下面に同図に示すように歯を設けた係止部34aとこの歯
に噛み合う歯を下カバー23の上面に設けた係止部34bで
構成されている。ただし、第2図及び第3図は、説明の
都合上リングギア状の係止部33,34を独立した形状で示
しており、第2図は噛み合っていない状態で、第3図は
噛み合った状態を示している。
次に、以上のように構成された実施例の作用を説明す
る。第2図に示すようにリングギア状の係止部は、円筒
の端面に歯を放射状に加工したもので、次のような特性
を持っている。
(1)自動調芯性を有するため、精度良く芯出しがで
き、組立て後のバランス作業が不要である。
(2)ガタなしで結合できる。
(3)運転中の相対的な動きが防止できる。
(4)組み立てが容易である。
(5)大きなトルクを伝えることができる。
このようにリングギアを採用することにより、大トル
クを伝達する部品をボルトで締め付けるのみで、容易に
分解、組立てすることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、補助インペラと
逆転防止装置の回転リング、逆転防止装置の静止リング
と下カバーをそれぞれリングギア状の係止部により結合
しているので、従来のキー結合に比らべ、 (1)逆転トルクによる発生するキー応力に逆転防止装
置の容量が制限されず、大きなトルクを伝達できる。
(2)分解、組み立てが容易である。
(3)芯出し作業が不要である。
(4)運転中の相対的な動きが防止できる。
のような効果を有するインターナルポンプの逆転防止装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の要部を示す断面図、第2図
は本発明の一実施例に用いるリングギア状の係止部の斜
視図、第3図は第2図に示すリングギア状の係止部が噛
み合った状態を示す説明図、第4図は本発明に関連する
インターナルポンプが原子炉圧力容器に取付けられてい
る状態を一部切断して示す斜視図、第5図は本発明に関
連するインターナルポンプの作用を示す説明図、第6図
は従来の逆転防止装置を備えたインターナルポンプの断
面図、第7図は従来の逆転防止装置の要部を示す断面図
である。 1…原子炉圧力容器、2…インターナルポンプ 9…ポンプ軸、10…主インペラ 13…モータ軸、17…補助インペラ 22…回転リング、23…下カバー 24…静止リング、26…カム 32…逆転防止装置、33,34…リングギア状の係止部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポンプ軸の下部に一体に水中モータを構成
    するモータ軸を設け、このモータ軸に一体に回転子を設
    けると共に下部に冷却水を循環させる補助インペラを設
    け、この補助インペラの下面に一体に設けた円筒状回転
    体、この円筒状回転体の内側に回動自在に設けたカム及
    びこのカムが前記ポンプ軸の逆転時に回動して接触する
    ことにより逆回転を停止する円筒状静止体を備えたイン
    ターナルポンプの逆転防止装置に於て、前記補助インペ
    ラと前記円筒状回転体との間及び前記円筒状静止体と下
    カバーの間にそれぞれリングギア状の係止部を設けて結
    合したことを特徴とするインターナルポンプの逆転防止
    装置。
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