JP2883124B2 - 火災感知器 - Google Patents

火災感知器

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、マイクロコンピュータを備えて火災やガス
漏れ等の監視を行う火災感知器に関し、広くは火災感知
器が接続される中継器等をも含めた端末機器に関する。
[従来技術及び問題点] 例えば、ポーリング方式の火災警報装置においては、
アナログ式やオン・オフ式の煙感知器、熱感知器、ガス
感知器、さらにそれら感知器を接続する感知器用中継器
等の各種端末機器が火災受信機に混在して接続されてい
る。これら各端末機器には、マイクロコンピュータが内
蔵され、その端末機器の種別に応じた固有のプログラム
を格納したROM(リード・オンリ・メモリ)も内蔵され
ている。そしてマイクロコンピュータのROMには、搭載
する端末機器の種別に対応したプログラムが書込まれ、
ROMにプログラムが記憶された段階では該端末機器に搭
載されたマイクロコンピュータの用途は特定されてい
る。従って、端末機器に応じた種別以外のプログラムを
記憶したROMが誤って搭載された場合には、誤動作が生
じる。
例えば、搭載するマイクロコンピュータとして1チッ
プ・マイクロコンピュータを使用する場合、その1チッ
プ・マイクロコンピュータの中にはMPU(マイクロプロ
セッサ・ユニット)とROMとRAM(ランダム・アクセス・
メモリ)とが内蔵され、異なったプログラムが書込まれ
たROMを内蔵する1チップ・マイクロコンピュータの外
観が同じ場合がある。この場合には、その判別が煩雑で
あり、端末機器に搭載すべき1チップ・マイクロコンピ
ュータの誤選択が発生し易いという問題がある。
このような問題を解決する従来技術として、特開昭63
−230182号公報には、感知器の種別に対応する光電式ア
ナログ式感知器用プログラム、アナログ熱感知器プログ
ラム等のプログラムをあらかじめROM内に格納してお
き、これらプログラムの中から使用するものを、プリン
ト基板の配線パターンあるいはスイッチにより選択して
マイクロプロセッサ・ユニットに接続できるようにし、
これにより感知器の種別に関係なく1チップ・マイクロ
コンピュータを使用できるようにすることが開示されて
いる。
このようにこの特開昭のものはROMに複数のプログラ
ムを格納させ、その中から使用するプログラムを指定
し、この指定されたプログラムをマイクロプロセッサ・
ユニットに接続するようにしているので、1つのマイク
ロコンピュータを共用することができ、マイクロコンピ
ュータの選択ミスによる誤動作は発生しないという利点
はある。
一方、例えば、光電式アナログ式感知器の火災判断方
式は一通りではなく、レベル法(アナログ量が一定値以
上になったとき火災と判定する)、レベル+ディレー法
(アナログ量が一定値以上になりかつそれが一定時間以
上継続したとき火災と判定する)、積分法(アナログ量
が一定値以上となっているとき、或る時間内におけるア
ナログ量と上記一定値との差の総和が或る値以上になっ
たとき火災と判定する)等の各種の火災判断方式があ
る。
また、このような各火災判断方式においても、各感知
器個別にもしくは設置場所等により感度が異なるため、
火災判別を行うアナログ量の評価基準値もしくは火災閾
値がそれぞれ異なる。
従って、上記特開昭においては、感知器の種別はもと
より火災判断の方式、評価基準値ごとにほぼ同じような
多数のプログラムをROM内に記憶させなければならず、R
OMのメモリ容量の点から同一のマイクロコンピュータも
しくはマイクロプロセッサで対応できる場合は限られて
くる。
このように上記従来技術では、感知器の種別ごとばか
りでなく、火災判断方式、評価基準値ごとにプログラム
を用意しなければならないという問題点がある。
[問題を解決するための手段] 従って、本発明の目的は、減光式用基本プログラム、
光電式用基本プログラム、イオン化式用プログラム(以
上は煙感知器の場合)や熱式用基本プログラム(熱感知
器の場合)等のように、検知対象の違いや物理的検知方
式の違いごとに基本プログラムを、また、具体的処理方
法の違いごとに処理方式を、そして感知器個々もしくは
設置場所等ごとに異なる感度を、ROM内に記憶させると
共に、その中から使用する基本プログラム、処理式、感
度をそれぞれ指定し、この指定されたもののみをマイク
ロプロセッサに接続するようにして、あらゆる状況に同
じ信号処理手段で対処できるようにすることにある。
そのため、本発明によれば、火災現象検出手段により
検出される火災現象の物理量情報を信号処理して火災判
断に必要な火災情報を得るための信号処理手段を有する
火災感知器において、 互いに異なる複数の基本プログラム、処理方式、感度
を記憶してある記憶手段と、 前記複数ずつの基本プログラム、処理方式、感度の中
からそれぞれ使用する基本プログラム、処理方式、感度
を指定する指定手段と、該指定手段によって指定された
基本プログラム、処理方式、感度を前記記憶手段から選
択して、送信プログラム等の他のプログラムと一緒にリ
ンクさせて前記信号処理手段に結合する選択・相結合手
段と、 を備えたことを特徴とする火災感知器が提供される。
具体的態様によれば、前記信号処理手段はマイクロプ
ロセッサを内蔵し、前記基本プログラムを指定する指定
手段は、前記マイクロプロセッサが搭載される当該火災
感知器のプリント基板の配線パターンであり、前記処理
方式及び感度を指定する指定手段はスイッチである。
また、前記信号処理手段は、前記記憶手段と、前記マ
イクロプロセッサと、前記選択・結合手段とを有するマ
イクロコンピュータである。
[作用] 感知器内の記憶手段、例えばROMに、互いに異なる複
数の部品化された基本プログラムや処理方式、感度を効
率良く記憶させ、それらの中から使用するもののみをマ
イクロプロセッサに接続できる。これにより検知対象の
違い、物理的検知方式の違い、感度の違いに伴うより多
くの状況に同一のマイクロプロセッサで対応できる。
また、例えば指定手段をスイッチとすれば、スイッチ
操作により簡単に処理方式及び感度の設定変更が行える
ため、設置場所の周囲の環境変化に対し容易に対応でき
る。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図に基づいて説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示すブロック回路図で
あり、火災感知器SEが光電式アナログ感知器である場合
の例を示している。
図において、光電式アナログ感知器SEは、プリント基
板Pと、発光ダイオード(LED)51と、受光素子(PD)5
2と、を有する。
プリント基板Pは、マイクロコンピュータ(CPU)10
と、定電圧開路20と、発光素子駆動回路30と、増幅器31
と、A/D変換器(アナログ・ディジタル変換器)32と、
送受信回路40と、を有する。
CPU10は、該CPU10全体の制御を行うMPU(マイクロプ
ロセッサ・ユニット)11と、複数の処理プログラムや具
体的な処理方式、感度等を記憶するROM(リード・オン
リ・メモリ)12と、データを一時的に記憶する等の作業
用メモリとして使用されるRAM(ランダム・アクセス・
メモリ)13と、端子(ポート)t1〜t9と、を有して示さ
れている。
第2図には、ROM12に格納されているCPUのメモリ・マ
ップの一例が示されており、アドレスA0から始まる初期
化プログラム(初期値設定プログラムや、基本プログラ
ム、処理方式、感度の選択、結合プログラム)と、アド
レスA1から始まる感知器の各種別の基本プログラム(煙
感知器の場合のアナログ減光式用基本プログラム、煙感
知器の場合のアナログ光電式用基本プログラム、煙感知
器の場合のアナログ・イオン化式用基本プログラム、ア
ナログ熱感知器用基本プログラム、アナログ・ガス感知
器用基本プログラム、等)と、アドレスA2から始まる各
種別ごとの具体的な処理方式(レベル法、レベル+ディ
レー法、積分法等)と、アドレスA3から始まる各種別ご
との具体的な感度と、アドレスA4から始まる送信プログ
ラムや受信プログラム等のその他のプログラム等が記憶
されている。
端子t1〜t3の各々は、配線パターンにより+または−
電圧端子のいずれかに接続され、各端子t1〜t3の+電圧
端子(H)または−電圧端子(L)への接続の組合わせ
により、第2図のアドレスA1から始まる領域内の基本プ
ログラムのいずれかが選択され、該接続の組合わせと選
択される基本プログラムとの対応関係の例が第2図の対
応表(a)に示されている。
端子t4〜t6は、それぞれ処理方式指定スイッチSWA
各H−Lスイッチ部sw4〜sw6を介して+または−電圧端
子のいずれかに接続され、 端子t7〜t9は、それぞれ感度指定スイッチSWBの各H
−Lスイッチ部sw7〜sw9を介して+または−電圧端子の
いずれかに接続され、 各H−Lスイッチ部をH側にすればCPL10の対応の端
子を+電圧端子に接続し、L側にすればCPU10の対応の
端子を−電圧端子に接続する。
各端子t4〜t6の+電圧端子(H)または−電圧端子
(L)への接続の組合わせにより、第2図のアドレスA2
から始まる領域内の処理方式のいずれかが選択され、該
接続の組合わせと選択される処理方式との対応関係の例
が第2図の対応表(b)に示されており、 同様に、各端子t7〜t9の+電圧端子(H)または−電
圧端子(L)への接続の組合わせにより、第2図のアド
レスA3から始まる領域内の感度のいずれかが選択され、
該接続の組合わせと選択さゑれる感度との対応関係の例
が第2図の対応表(c)に示されている。
CPU10の端子t1〜t3と+電圧端子または−電圧端子と
を結ぶプリント基板の配線、並びに端子t4〜t9を同じく
+電圧端子または−電圧端子に接続する各指定スイッチ
SWA、SWBは、ROM12に記憶されている複数の処理プログ
ラムや処理方式、感度等の内の1つを指定するための指
定手段の一例である。
また、MPU11は、電源投入時または初期設定時に、上
記指定手段によって指定された処理プログラム等をROM1
2から選択してMPU11に接続する選択結合手段の一例であ
る。
なお、本実施例の場合、第1図に示す光電式アナログ
感知器SEのプリント基板PにCPU10を搭載すると、その
端子t1のみに+電圧(H)が印加され、それ以外の端子
t2、t3には−電圧(L)が印加される。再度、第2図を
参照すると、対応表(a)から、端子t1だけがHである
場合はアナログ用の光電式用基本プログラムが採用され
るべきであるのが分かる。本実施例では光電式の場合を
説明しているが、配線パターンにより他の種々の基本プ
ログラムを採用し得るのが理解されよう。
また、処理方式は、第1図を参照すると、端子t4〜t6
が処理方式指定スイッチSWAによりいずれもLにされて
いるので、第2図の対応表(b)から、本実施例の場
合、処理方式1のレベル法が採用されるのが分かる。
感度は、端子t8だけがHであるように第1図には示さ
れているので、第2図の対応表(c)から感度3が採用
される。
次に、上記実施例の動作について説明する。
第3A図及び第3B図は、上記実施例の一般的な動作を示
すフローチャートである。
まず、電源を投入し(ステップ300)、初期設定を行
い(ステップ302)、CPU10の端子t1〜t3(感知器種別
[タイプ]設定用すなわち基本プログラム設定用のポー
ト)の状態を読込んで(ステップ304)、端子t1〜t3
それぞれが「H」か(+電圧が印加されているか)、
「L」か(−電圧が印加されているか)を判断する(ス
テップ306〜320)。この判断は、ROM12内の初期プログ
ラムによって実行される。
第2図の対応表(a)に一例が示されている端子t1
t3のH、Lの8等りの組合わせの内のいずれかがステッ
プ306〜320で決定されるが、もしいずれも決定されなけ
れば(ステップ320のNO)、何等かの異常を示すために
プログラムは終了する(ステップ323)。第1図の実施
例では組合わせはH、L、Lであるので(ステップ308
のYES)、アナログ用の光電式用基本プログラムが選択
される(ステップ309)。
次に、処理方式を決定するために端子t4〜t6の状態が
読込まれて(ステップ330)、それぞれのH、Lが判断
される(ステップ332〜346)。
第2図の対応表(b)に一例が示されている端子t4
t6のH、Lの8等りの組合わせの内のいずれかがステッ
プ332〜346で決定されるが、もしいずれも決定されなけ
れば(ステップ346のNO)、同様にプログラムは終了す
る(ステップ323)。第1図の実施例では組合わせは
L、L、Lであるので(ステップ332のYES)、処理方式
1のレベル法が選択される(ステップ333)。
最後に、感度を決定するために端子t7〜t9の状態が読
込まれて(ステップ350)、それぞれのH、Lが判断さ
れる(ステップ352〜366)。
第2図の対応表(c)に一例が示されている端子t7
t9のH、Lの8等りの組合わせの内のいずれかがステッ
プ352〜366で決定されるが、もしいずれも決定されなけ
れば(ステップ366のNO)、同様にプログラムは終了す
る(ステップ323)。第1の実施例では組合わせはL、
H、Lであるので(ステップ356のYES)、感度3が選択
される(ステップ357)。
以上のようにして、ROM12内の基本プログラム、処理
方式、及び感度が決定されてしまうと、それら選択され
たものが、ROM12内の送信プログラム等の他のプログラ
ムと一緒にMPU11にリンクされ(ステップ370)、以後は
このようにしてリンクされたプログラムや送信プログラ
ム等の実行により(ステップ372)、火災監視等が行わ
れていく。リンクされた基本プログラムの1周期が終了
するごとに、設定変更を行うための初期化命令の有無が
判定され(ステップ374)、初期化命令が有ればステッ
プ302からの初期値設定処理に戻る。
本実施例におけるように端末機器が光電式アナログ感
知器のための光電式用基本プログラムに基づいて動作す
る場合、CPU10から所定タイミングで発光素子駆動回路3
0に駆動信号が供給され、これによりLED51は所定時間間
隔で点滅され、LED51からの光の煙による散乱光を受光
素子すなわちPD52が受け、その出力信号を増幅器31で増
幅し、A/D変換器32がディジタル信号に変換する。この
ディジタル信号をCPU10が受取り、所定の信号処理(上
記光電式用基本プログラムに基づいて行う信号処理)を
行った後に、送受信回路40から信号線を介して図示しな
い火災受信機に送出される。
第1図には、光電式アナログ感知器SEの一例を示して
おりCPU10が搭載されている。熱式感知器、イオン式感
知器、減光式感知器等の場合、それに使用するプリント
基板及び使用部品が異なるが、どの感知器であっても同
じCPU10を使用する点では共通する。この場合、端子t1
〜t3の内、+電圧ラインに接続される端子の組合わせが
異なる。すなわち、各感知器のプリント基板における+
電圧ラインと端子t1〜t3との間の配線パターンが異な
る。この配線パターンによって、その感知器に必要な基
本プログラムを指定している。この基本プログラムの指
定の仕方は、火災感知器に限らず、中継器の場合も同様
である。
基本プログラムを指定した後、処理方式並びに感度に
ついては設置場所の条件等に従って任意にスイッチSWA
及びSWBにより指定し得る。
なお、上記実施例では、火災感知器での検出値をアナ
ログ量で図示しない火災受信機に送出し、火災判別は該
アナログ量に基づいて火災受信機で行うといういわゆる
アナログ式の火災感知器について説明しているが、検出
値に基づいて火災判別を火災感知器で行い、火災判別の
結果、火災と判定された場合に火災受信機に火災信号を
送出する型のいわゆるオン・オフ型の火災感知器にも適
用可能であり、例えばアナログ型及びオン・オフ型の双
方に適用する場合には、ROM12のアドレスA1から始まる
領域に、アナログの各種別の基本プログラムと共に、オ
ン・オフ用の基本プログラム(煙探知器の場合にはオン
・オフ減光式用基本プログラム、オン・オフ光電式用基
本プログラム、オン・オフ・イオン化式用基本プログラ
ムや、オン・オフ熱感知器用基本プログラム、オン・オ
フ・ガス感知器用基本プログラム、等)も格納するよう
にすれば良い。
また、上記実施例では、指定された基本プログラム、
処理方式、感度を、電源投入時または初期設定時に選択
・結合してマイクロプロセッサに接続するようにしたも
のを示したが、例えば、端子t1〜t3の配線パターンによ
って指定された基本プログラムが実行されるごとにスイ
ッチSWA及びSWBの状態を読込み、指定された処理方式、
感度を読込んで処理することもできるし、また、初期プ
ログラム(第2図の初期化プログラムではなくOSに近い
プログラムで、例えばタイマによって3秒ごとに実行さ
れる)が実行されるごとに配線パターン並びにスイッチ
状態を読込み、指定された基本プログラム、処理方式、
感度を読込んで処理するようにすることもできる。
さらに、上記実施例は、端子t1〜t3についてはプリン
ト基板の配線パターンを変えることによって、所望の基
本プログラムを指定するようにしているが、配線パター
ンで処理プログラムを指定する代わりに、端子t4〜t9
指定と同様に、プリント基板にディップ・スイッチを設
け、このディップ・スイッチの調整によって基本プログ
ラムを指定するようにしても良い。
[発明の効果] 以上、本発明によれば、感知器内の記憶手段、例えば
ROMに、互いに異なる複数の部品化された基本プログラ
ムや処理方式、感度を効率良く記憶させ、それらの中か
ら使用するもののみをマイクロプロセッサに接続できる
ように構成したので、検知対象の違いや、物理的検知方
式の違い、処理方式の違い、感度の違いに伴うより多く
の状況に同一のマイクロプロセッサで対応でき、特に、
指定手段にスイッチを用いれば、スイッチ操作により簡
単に処理方式及び感度の設定変更が行えるため、設置場
所の周囲の環境変化に対し容易に対応できるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例による火災感知器を示すブロ
ック回路図、第2図は、第1図のCPUのメモリ・マップ
の一例を示す図、第3A図及び第3B図は、本発明の動作を
説明するためのフローチャート、である。図において、
SEは火災感知器、Pはプリント基板、10はCPU、11はMP
U、12はROM、13はRAM、SWAは処理方式指定スイッチ、SW
Bは感度指定スイッチ、である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G08B 21/00 G08B 23/00 530A 23/00 530 25/00 510Z 25/00 510 G06F 15/21 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G08B 17/00 G08B 17/06 G08B 21/00 G06F 15/21 G06F 9/06 G08B 25/00 G08B 23/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】火災現象検出手段により検出される火災現
    象の物理量情報を信号処理して火災判断に必要な火災情
    報を得るための信号処理手段を有する火災検知器におい
    て、 互いに異なる複数の基本プログラム、処理方式、感度を
    記憶してある記憶手段と、 前記複数ずつの基本プログラム、処理方式、感度の中か
    らそれぞれ使用する基本プログラム、処理方式、感度を
    指定する指定手段と、 該指定手段によって指定された基本プログラム、処理方
    式、感度を前記記憶手段から選択して、送信プログラム
    等の他のプログラムと一緒にリンクさせて前記信号処理
    手段に結合する選択・結合手段と、 を備えたことを特徴とする火災感知器。
  2. 【請求項2】前記信号処理手段はマイクロプロセッサを
    内蔵し、前記基本プログラムを指定する指定手段は、前
    記マイクロプロセッサが搭載される当該火災感知器のプ
    リント基板の配線パターンであり、前記処理方式及び感
    度を指定する指定手段は、スイッチである特許請求の範
    囲第1項記載の火災感知器。
  3. 【請求項3】前記信号処理手段は、前記記憶手段と、前
    記マイクロプロセッサと、前記選択・結合手段とを有す
    るマイクロコンピュータである特許請求の範囲第1項ま
    たは第2項記載の火災感知器。
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