JP2883115B2 - 遠隔操作装置及び遠隔操作用発信装置 - Google Patents
遠隔操作装置及び遠隔操作用発信装置Info
- Publication number
- JP2883115B2 JP2883115B2 JP22554389A JP22554389A JP2883115B2 JP 2883115 B2 JP2883115 B2 JP 2883115B2 JP 22554389 A JP22554389 A JP 22554389A JP 22554389 A JP22554389 A JP 22554389A JP 2883115 B2 JP2883115 B2 JP 2883115B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- receiving
- receiving means
- remote control
- received
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Selective Calling Equipment (AREA)
- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は遠隔操作装置、特に複数の被駆動装置を単
独で又は連続的に操作できる遠隔操作装置に関連する。
独で又は連続的に操作できる遠隔操作装置に関連する。
従来の技術 例えば、特公昭63−11509号公報に示されるように、
所定のコード番号を含む赤外線を使用してロック装置を
解錠する遠隔操作ロック制御装置は公知である。この遠
隔操作ロック制御装置は、手動操作されるスイッチを含
む発信装置と、スイッチを押圧したときに発信装置から
発射される赤外線を受信して赤外線中に含まれる所定の
コード番号を検出したときにロック装置に解錠信号を供
給する受信装置とを有する。この遠隔操作ロック制御装
置は受光装置のセンサ部に対し約1m以上離れた位置から
赤外線を発射してロック装置を解錠することができる。
このため、発信装置のスイッチ押圧による解錠操作の簡
易化と迅速化を図れる利点がある。
所定のコード番号を含む赤外線を使用してロック装置を
解錠する遠隔操作ロック制御装置は公知である。この遠
隔操作ロック制御装置は、手動操作されるスイッチを含
む発信装置と、スイッチを押圧したときに発信装置から
発射される赤外線を受信して赤外線中に含まれる所定の
コード番号を検出したときにロック装置に解錠信号を供
給する受信装置とを有する。この遠隔操作ロック制御装
置は受光装置のセンサ部に対し約1m以上離れた位置から
赤外線を発射してロック装置を解錠することができる。
このため、発信装置のスイッチ押圧による解錠操作の簡
易化と迅速化を図れる利点がある。
発明が解決しようとする課題 ところで、特定のコード番号を含む赤外線を使用して
電子機器を制御する遠隔操作技術は種々の分野で使用さ
れている。例えば、テレビジョンのチャンネル変更には
チャンネル毎に異なるコード番号を含む赤外線が発信装
置から発射される。これらのコード番号は固定された不
変の符号信号である。赤外線を識別装置に向かって発射
すると、識別装置は受信したコード番号を判別し、記憶
しかつ同一のコード番号を含む赤外線を発射することが
できる。
電子機器を制御する遠隔操作技術は種々の分野で使用さ
れている。例えば、テレビジョンのチャンネル変更には
チャンネル毎に異なるコード番号を含む赤外線が発信装
置から発射される。これらのコード番号は固定された不
変の符号信号である。赤外線を識別装置に向かって発射
すると、識別装置は受信したコード番号を判別し、記憶
しかつ同一のコード番号を含む赤外線を発射することが
できる。
これらの遠隔操作装置では、複数の被駆動装置が設け
られている場合には各被駆動装置に対応する複数のスイ
ッチが発信装置に設けられている。所望の被駆動装置を
作動するとき、対応するスイッチを操作することにより
異なる赤外線信号を発生して、所望の被駆動装置を作動
することができる。
られている場合には各被駆動装置に対応する複数のスイ
ッチが発信装置に設けられている。所望の被駆動装置を
作動するとき、対応するスイッチを操作することにより
異なる赤外線信号を発生して、所望の被駆動装置を作動
することができる。
発信装置が大形の場合には発信装置内に必要な容量の
電流を内蔵させることが可能であるが、小形の発信装置
では小さな容量の電源を内蔵しなければならない。従っ
て、例えばロック装置を操作する鍵に発信装置を取付け
る場合に大形の電源を組み込むことができない。また、
被駆動装置の数に対応する数のスイッチをこのような小
形の発信装置に取付けることも実際に不可能である。更
に、従来の遠隔操作装置では、複数の被駆動装置を連続
的に作動させる場合に異なるスイッチを個別に操作しな
ければならない欠点がある。
電流を内蔵させることが可能であるが、小形の発信装置
では小さな容量の電源を内蔵しなければならない。従っ
て、例えばロック装置を操作する鍵に発信装置を取付け
る場合に大形の電源を組み込むことができない。また、
被駆動装置の数に対応する数のスイッチをこのような小
形の発信装置に取付けることも実際に不可能である。更
に、従来の遠隔操作装置では、複数の被駆動装置を連続
的に作動させる場合に異なるスイッチを個別に操作しな
ければならない欠点がある。
そこで、この発明は、上記の問題を解消して、単一の
スイッチの操作により複数の被駆動装置を選択的に操作
できる遠隔操作装置を提供することを目的とする。
スイッチの操作により複数の被駆動装置を選択的に操作
できる遠隔操作装置を提供することを目的とする。
課題を解決するたための手段 この発明による遠隔操作装置は、例えば赤外線である
電磁波を受信する受信手段と、受信手段が受信した信号
が所定の符号信号と一致するときに第一の作動信号を発
生する第一の信号検出手段と、第一の作動信号により操
作される第一の被駆動装置と、第一の作動信号の発生後
一定時間経過した時点で受信手段が付加的信号を受信し
たときに第二の作動信号を発生する第二の信号検出手段
と、第二の作動信号により操作される第二の被駆動装置
とを有する。第一の作動信号の発生後一定時間経過前に
受信手段が電磁波を受信したとき、第二の被駆動装置の
作動を阻止する誤動作防止手段が設けられる。
電磁波を受信する受信手段と、受信手段が受信した信号
が所定の符号信号と一致するときに第一の作動信号を発
生する第一の信号検出手段と、第一の作動信号により操
作される第一の被駆動装置と、第一の作動信号の発生後
一定時間経過した時点で受信手段が付加的信号を受信し
たときに第二の作動信号を発生する第二の信号検出手段
と、第二の作動信号により操作される第二の被駆動装置
とを有する。第一の作動信号の発生後一定時間経過前に
受信手段が電磁波を受信したとき、第二の被駆動装置の
作動を阻止する誤動作防止手段が設けられる。
また、この遠隔操作装置は、受信手段が受信した電磁
波中に含まれるリーダ信号を検出してトリガ信号を発生
するリーダ信号検出手段と、所定の符号信号を記憶する
記憶手段とを含んでもよい。この場合、第一の信号検出
手段は、リーダ信号検出手段のトリガ信号に基づいて受
信手段が受信した付加的信号と記憶手段に記憶された所
定の符号信号とを比較してこれらが一致したときに第一
の作動信号を発生する。第二の信号検出手段は、リーダ
信号検出手段のトリガ信号の発生後一定時間経過した時
点で受信手段が付加的信号を受信したときに第二の作動
信号を発生する。
波中に含まれるリーダ信号を検出してトリガ信号を発生
するリーダ信号検出手段と、所定の符号信号を記憶する
記憶手段とを含んでもよい。この場合、第一の信号検出
手段は、リーダ信号検出手段のトリガ信号に基づいて受
信手段が受信した付加的信号と記憶手段に記憶された所
定の符号信号とを比較してこれらが一致したときに第一
の作動信号を発生する。第二の信号検出手段は、リーダ
信号検出手段のトリガ信号の発生後一定時間経過した時
点で受信手段が付加的信号を受信したときに第二の作動
信号を発生する。
この発明の遠隔操作装置では、第一の信号検出手段
は、所定の符号信号を記憶する第一の記憶器と、受信手
段が受信した付加的信号と第一の記憶器に記憶された所
定の符号信号とを比較してこれらが一致したときに第一
の作動信号を発生する第一の比較器とを有する。また、
第二の信号検出手段は、所定の他の符号信号を記憶する
第二の記憶器と、第一の作動信号発生後一定時間経過し
た時点で受信手段が受信した付加的信号と第二の記憶器
内に記憶された符号信号とを比較してこれらが一致した
ときに第二の作動信号を発生する第二の比較器とを有す
る。第二の被駆動装置は、第二の比較器が発生する第二
の作動信号により操作される。
は、所定の符号信号を記憶する第一の記憶器と、受信手
段が受信した付加的信号と第一の記憶器に記憶された所
定の符号信号とを比較してこれらが一致したときに第一
の作動信号を発生する第一の比較器とを有する。また、
第二の信号検出手段は、所定の他の符号信号を記憶する
第二の記憶器と、第一の作動信号発生後一定時間経過し
た時点で受信手段が受信した付加的信号と第二の記憶器
内に記憶された符号信号とを比較してこれらが一致した
ときに第二の作動信号を発生する第二の比較器とを有す
る。第二の被駆動装置は、第二の比較器が発生する第二
の作動信号により操作される。
作用 発信装置から発射される電磁波は、リーダ信号と、リ
ーダ信号に続く符号信号と、符号信号に続く付加的信号
とを含む。リーダ信号が受信手段により受信されると、
リーダ信号検出手段はトリガ信号を発生して第一の信号
検出手段を作動させる。第一の信号検出手段は受信手段
が受信した信号と記憶手段に記憶された所定の符号信号
とを比較してこれらが一致したときに第一の作動信号を
発生する。このため、第一の作動信号により第一の被駆
動装置が作動される。第二の信号検出手段は第一の信号
検出手段が第一の作動信号を発生した後に作動される。
例えば、第二の信号検出手段はリーダ信号検出手段が発
生するトリガ信号を時間的基準としてトリガ信号の発生
後、一定時間経過時に作動される。第二の信号検出手段
の作動と同時に受信手段が電磁波の付加的信号を受信し
たとき、第二の信号検出手段は第二の作動信号を発生す
るから、第二の被駆動装置が作動される。しかし、誤動
作防止手段は、第一の作動信号の発生後一定時間経過前
に受信手段が電磁波を受信したとき、第二の被駆動装置
の作動を阻止する作用がある。
ーダ信号に続く符号信号と、符号信号に続く付加的信号
とを含む。リーダ信号が受信手段により受信されると、
リーダ信号検出手段はトリガ信号を発生して第一の信号
検出手段を作動させる。第一の信号検出手段は受信手段
が受信した信号と記憶手段に記憶された所定の符号信号
とを比較してこれらが一致したときに第一の作動信号を
発生する。このため、第一の作動信号により第一の被駆
動装置が作動される。第二の信号検出手段は第一の信号
検出手段が第一の作動信号を発生した後に作動される。
例えば、第二の信号検出手段はリーダ信号検出手段が発
生するトリガ信号を時間的基準としてトリガ信号の発生
後、一定時間経過時に作動される。第二の信号検出手段
の作動と同時に受信手段が電磁波の付加的信号を受信し
たとき、第二の信号検出手段は第二の作動信号を発生す
るから、第二の被駆動装置が作動される。しかし、誤動
作防止手段は、第一の作動信号の発生後一定時間経過前
に受信手段が電磁波を受信したとき、第二の被駆動装置
の作動を阻止する作用がある。
第二の作動信号を発生する場合に、電磁波の信号中に
所定の符号信号が含まれていることが判明しているの
で、電磁波の付加的信号は種々の態様を与えることがで
きる。例えば、第一の作動信号が発生した後、一定時間
経過時に単に発生するパルス信号、一定時間間隔で発生
する複数のパルス信号または特定の符号信号により付加
的信号を構成することが可能である。
所定の符号信号が含まれていることが判明しているの
で、電磁波の付加的信号は種々の態様を与えることがで
きる。例えば、第一の作動信号が発生した後、一定時間
経過時に単に発生するパルス信号、一定時間間隔で発生
する複数のパルス信号または特定の符号信号により付加
的信号を構成することが可能である。
実施例 以下、第1図〜第9図に基づいてこの発明の実施例で
ある赤外線式遠隔操作装置を説明する。
ある赤外線式遠隔操作装置を説明する。
まず、第1図は発信装置の回路図を示す。遠隔操作用
発信装置1、ワンチップマイクロコンピュータ(CPU)
からなる発信制御回路10と、発信制御回路10に接続され
たROM(Read Only Memory)26と、コンデンサ11を介し
て発信制御回路10の入力ポートI1に接続された一端を有
するスイッチ12と、スイッチ12の他端とグランドとの間
に並列に接続された電源13及び平滑用コンデンサ14と、
スイッチ12の一端とグランドとの間に接続されたチャタ
リング防止用コンデンサ15と、コンデンサ11の一端とグ
ランドとの間に並列に接続されたパルス成形用抵抗16及
びダイオード17と、抵抗18を介して発信制御回路10の出
力ポートO1に接続されたベース及びROM26に接続された
エミッタを有するトランジスタ19と、トランジスタ19の
コレクタとグランドとの間に直列に接続された電磁波で
ある赤外線発射用のダイオード20及び抵抗21と、発信制
御回路10の出力ポートO2とROM26との間に直列に接続さ
れた抵抗22及び発光ダイオード23と、コンデンサ11の他
端とグランドとの間に接続された抵抗24と、発信制御回
路10の入力ポートI2及びI3に接続された発振用抵抗25と
を有する。コンデンサ11はROM26に接続され、スイッチ1
2の他端は発信制御回路10の出力ポートO3に接続され
る。コンデンサ15は発信制御回路10の入力ポートI7に接
続されている。
発信装置1、ワンチップマイクロコンピュータ(CPU)
からなる発信制御回路10と、発信制御回路10に接続され
たROM(Read Only Memory)26と、コンデンサ11を介し
て発信制御回路10の入力ポートI1に接続された一端を有
するスイッチ12と、スイッチ12の他端とグランドとの間
に並列に接続された電源13及び平滑用コンデンサ14と、
スイッチ12の一端とグランドとの間に接続されたチャタ
リング防止用コンデンサ15と、コンデンサ11の一端とグ
ランドとの間に並列に接続されたパルス成形用抵抗16及
びダイオード17と、抵抗18を介して発信制御回路10の出
力ポートO1に接続されたベース及びROM26に接続された
エミッタを有するトランジスタ19と、トランジスタ19の
コレクタとグランドとの間に直列に接続された電磁波で
ある赤外線発射用のダイオード20及び抵抗21と、発信制
御回路10の出力ポートO2とROM26との間に直列に接続さ
れた抵抗22及び発光ダイオード23と、コンデンサ11の他
端とグランドとの間に接続された抵抗24と、発信制御回
路10の入力ポートI2及びI3に接続された発振用抵抗25と
を有する。コンデンサ11はROM26に接続され、スイッチ1
2の他端は発信制御回路10の出力ポートO3に接続され
る。コンデンサ15は発信制御回路10の入力ポートI7に接
続されている。
上記の構成において、スイッチ12を手動によりオンす
ると、コンデンサ11と抵抗16を介してリセットパルスが
入力ポートI1に印加される。このため、発信制御回路10
は第2図に示すシーケンスに従って作動される。所定の
シーケンスにより発信制御回路10が作動すると、出力ポ
ートO1の出力によってトランジスタ19がオンとオフを一
回又は所定回数反復する。このトランジスタ19のオン・
オフ動作は固定番号及び所定のコード番号を表示する赤
外線信号に対応する。トランジスタ19のオン・オフによ
り赤外線発射用のダイオード20が点滅する。ダイオード
20の点滅は肉眼では判別できないので、ダイオード20の
動作時に可視光線を発生する発光ダイオード23が短時間
点灯する。
ると、コンデンサ11と抵抗16を介してリセットパルスが
入力ポートI1に印加される。このため、発信制御回路10
は第2図に示すシーケンスに従って作動される。所定の
シーケンスにより発信制御回路10が作動すると、出力ポ
ートO1の出力によってトランジスタ19がオンとオフを一
回又は所定回数反復する。このトランジスタ19のオン・
オフ動作は固定番号及び所定のコード番号を表示する赤
外線信号に対応する。トランジスタ19のオン・オフによ
り赤外線発射用のダイオード20が点滅する。ダイオード
20の点滅は肉眼では判別できないので、ダイオード20の
動作時に可視光線を発生する発光ダイオード23が短時間
点灯する。
次に、第2図に示す発信制御回路10の作動シーケンス
を示す。
を示す。
ステップ100のスタートからステップ101に進み、発信
制御回路10はスイッチ12がオンしたか否か判断する。ス
イッチ12がオンされると、入力ポートI1にリセット信号
が付与される。また、第5図に示すように抵抗24の電圧
が上昇する。スイッチ12がオフのままの場合はスタート
に戻る。ステップ101においてスイッチ12がオンされる
と、ステップ102に進み、発信制御回路10は出力ポートO
1から4ミリ秒のリーダコード及びこれに続く特定の符
号信号を含むコード信号を発生する。このため、第5図
に示すように、トランジスタ19のオン・オフ動作を通じ
てダイオード20が所定のコード信号を表示する動作で点
滅を反復する。トランジスタ19がオフに切替られた時点
において、第5図に示すように、出力ポートO2から出力
を発生して、発光ダイオード23が0.05秒間点灯する。リ
セット信号が入力ポートI1に付与されると、0.5秒タイ
マが作動される(ステップ104)。ステップ105において
0.5秒経過すると、ステップ106においてスイッチ12のオ
ン状態が継続されているか否か判断される。ここでスイ
ッチ12がオフに切替られていると、ステップ106から112
にジャンプしてストップとなる。
制御回路10はスイッチ12がオンしたか否か判断する。ス
イッチ12がオンされると、入力ポートI1にリセット信号
が付与される。また、第5図に示すように抵抗24の電圧
が上昇する。スイッチ12がオフのままの場合はスタート
に戻る。ステップ101においてスイッチ12がオンされる
と、ステップ102に進み、発信制御回路10は出力ポートO
1から4ミリ秒のリーダコード及びこれに続く特定の符
号信号を含むコード信号を発生する。このため、第5図
に示すように、トランジスタ19のオン・オフ動作を通じ
てダイオード20が所定のコード信号を表示する動作で点
滅を反復する。トランジスタ19がオフに切替られた時点
において、第5図に示すように、出力ポートO2から出力
を発生して、発光ダイオード23が0.05秒間点灯する。リ
セット信号が入力ポートI1に付与されると、0.5秒タイ
マが作動される(ステップ104)。ステップ105において
0.5秒経過すると、ステップ106においてスイッチ12のオ
ン状態が継続されているか否か判断される。ここでスイ
ッチ12がオフに切替られていると、ステップ106から112
にジャンプしてストップとなる。
ステップ106においてスイッチ12が継続的にオン状態
に維持されていると、ステップ107においてリーダ信号
又はリーダ信号に近似する信号がダイオード20に4ミリ
秒付与され、赤外線信号が発生すると共に、その信号の
終了的にダイオード23が0.05秒間点灯する(ステップ10
8)。ステップ109においてタイマが作動され、50ミリ秒
経過したか否か判断される(ステップ110)。50ミリ秒
経過していると、ステップ111においてスイッチ12がオ
フに切替られたか否か判断される。ステップ111におい
てスイッチ12がオン状態に維持されていると、第2回の
ステップ107〜111の動作がスイッチ12がオフに切替られ
るまで反復される。本実施例では、コード信号に続く付
加的信号を反復するリーダ信号又はリーダ信号に近似す
る信号として構成する。ステップ111においてスイッチ1
2がオフに切替られると、ステップ112に進み、発信制御
回路10は動作モードからスタンバイ状態に切替られる。
に維持されていると、ステップ107においてリーダ信号
又はリーダ信号に近似する信号がダイオード20に4ミリ
秒付与され、赤外線信号が発生すると共に、その信号の
終了的にダイオード23が0.05秒間点灯する(ステップ10
8)。ステップ109においてタイマが作動され、50ミリ秒
経過したか否か判断される(ステップ110)。50ミリ秒
経過していると、ステップ111においてスイッチ12がオ
フに切替られたか否か判断される。ステップ111におい
てスイッチ12がオン状態に維持されていると、第2回の
ステップ107〜111の動作がスイッチ12がオフに切替られ
るまで反復される。本実施例では、コード信号に続く付
加的信号を反復するリーダ信号又はリーダ信号に近似す
る信号として構成する。ステップ111においてスイッチ1
2がオフに切替られると、ステップ112に進み、発信制御
回路10は動作モードからスタンバイ状態に切替られる。
ステップ106又は111においてスイッチ12がオフに切替
られていると、抵抗24に印加される電圧が低レベルとな
り、この電圧が入力ポートI7において検出される。従っ
て、スイッチ12がオフに切替られた後は、入力ポートI7
の信号に基づいて出力ポートO1とO2の出力を停止するこ
とができる。しかし、実際には、入力ポートI7を設けな
くても、同様の動作を行うことが可能である。即ち、入
力ポートI7がない状態でもスイッチ12をオンからオフに
切替ると、発信制御回路10は第2図に示す動作シーケン
スに従って作動されるが、トランジスタ19と発光ダイオ
ード23には電源13から電力が供給されず、またコンデン
サ15に充電された電荷のレベルは極めて小さくトランジ
スタ19及び発光ダイオード23を作動させることはできな
い。このため、スイッチ12がオフに切替られると、ダイ
オード20及び23は実際に作動しない。
られていると、抵抗24に印加される電圧が低レベルとな
り、この電圧が入力ポートI7において検出される。従っ
て、スイッチ12がオフに切替られた後は、入力ポートI7
の信号に基づいて出力ポートO1とO2の出力を停止するこ
とができる。しかし、実際には、入力ポートI7を設けな
くても、同様の動作を行うことが可能である。即ち、入
力ポートI7がない状態でもスイッチ12をオンからオフに
切替ると、発信制御回路10は第2図に示す動作シーケン
スに従って作動されるが、トランジスタ19と発光ダイオ
ード23には電源13から電力が供給されず、またコンデン
サ15に充電された電荷のレベルは極めて小さくトランジ
スタ19及び発光ダイオード23を作動させることはできな
い。このため、スイッチ12がオフに切替られると、ダイ
オード20及び23は実際に作動しない。
第3図は受信装置2の回路図を示す。受信装置2は、
受信手段としてのセンサ回路40と、センサ回路40からの
信号を受信する受信制御回路41と、受信制御回路41の出
力により作動されるロック制御回路42とを有する。セン
サ回路40はワンチップの受光回路50と、受光回路50で受
信した赤外線信号を増幅して受信制御回路41に供給する
増幅回路51とを有する。増幅回路51は2つのトランジス
タ52と53とを有する。センサ回路40の正側ライン54は受
信制御回路41の出力ポートO1に接続され、センサ回路40
の負側ライン55は接地される。正側ライン54と負側ライ
ン55には平滑用のコンデンサ56と57が並列に接続され
る。また、正側ライン54は表示用発光ダイオード58及び
抵抗59を介して受信制御回路41の出力ポートO2に接続さ
れる。
受信手段としてのセンサ回路40と、センサ回路40からの
信号を受信する受信制御回路41と、受信制御回路41の出
力により作動されるロック制御回路42とを有する。セン
サ回路40はワンチップの受光回路50と、受光回路50で受
信した赤外線信号を増幅して受信制御回路41に供給する
増幅回路51とを有する。増幅回路51は2つのトランジス
タ52と53とを有する。センサ回路40の正側ライン54は受
信制御回路41の出力ポートO1に接続され、センサ回路40
の負側ライン55は接地される。正側ライン54と負側ライ
ン55には平滑用のコンデンサ56と57が並列に接続され
る。また、正側ライン54は表示用発光ダイオード58及び
抵抗59を介して受信制御回路41の出力ポートO2に接続さ
れる。
トランジスタ52のエミッタは正側ライン54、ベースは
受光回路50及びコレクタはトランジスタ53のベースに接
続される。トランジスタ53のエミッタは負側ライン55及
びコレクタはダイオード60を介して受信制御回路41の入
力ポートI1に接続されると共に、ダイオード61を介して
トランジスタ62のベースに接続される。トランジスタ62
のエミッタは電源に接続され、コレクタはリセット回路
63を介して受信制御回路41の入力ポートI7に接続され
る。リセット回路63はトランジスタ62のエミッタとグラ
ンドとの間に接続された抵抗64と、トランジスタ62のエ
ミッタと入力ポートI7との間に接続されたコンデンサ65
と、入力ポートI7とグランドとの間に並列に接続された
抵抗66とダイオード67とを有する。
受光回路50及びコレクタはトランジスタ53のベースに接
続される。トランジスタ53のエミッタは負側ライン55及
びコレクタはダイオード60を介して受信制御回路41の入
力ポートI1に接続されると共に、ダイオード61を介して
トランジスタ62のベースに接続される。トランジスタ62
のエミッタは電源に接続され、コレクタはリセット回路
63を介して受信制御回路41の入力ポートI7に接続され
る。リセット回路63はトランジスタ62のエミッタとグラ
ンドとの間に接続された抵抗64と、トランジスタ62のエ
ミッタと入力ポートI7との間に接続されたコンデンサ65
と、入力ポートI7とグランドとの間に並列に接続された
抵抗66とダイオード67とを有する。
受信制御回路41はワンチップマイクロコンピュータで
構成されたCPUであり、センサ回路40が受信した信号が
所定の符号信号と一致するときに出力ポートO3又はO4か
ら第一の作動信号を発生する第一の信号検出手段と、第
一の作動信号の発生後一定時間経過した時点で受信手段
が付加的信号を受信したときに第二の作動信号を発生す
る第二の信号検出手段とを有する。また、受信制御回路
41には第一の作動信号の発生後一定時間経過前にセンサ
回路40が赤外線を受信したとき、第二の被駆動装置の作
動を阻止する誤動作防止手段及びセンサ回路40が受信し
た赤外線中に含まれるリーダ信号を検出してトリガ信号
を発生するリーダ信号検出手段が設けられる。
構成されたCPUであり、センサ回路40が受信した信号が
所定の符号信号と一致するときに出力ポートO3又はO4か
ら第一の作動信号を発生する第一の信号検出手段と、第
一の作動信号の発生後一定時間経過した時点で受信手段
が付加的信号を受信したときに第二の作動信号を発生す
る第二の信号検出手段とを有する。また、受信制御回路
41には第一の作動信号の発生後一定時間経過前にセンサ
回路40が赤外線を受信したとき、第二の被駆動装置の作
動を阻止する誤動作防止手段及びセンサ回路40が受信し
た赤外線中に含まれるリーダ信号を検出してトリガ信号
を発生するリーダ信号検出手段が設けられる。
受信制御回路41は後述する第4図に示すシーケンスに
従って動作される。受信制御回路41の入力ポートI2〜I4
にはROM68が接続される。ROM68には固定番号が記憶され
ている。受信制御回路41の出力ポートO3とO4にはドライ
バ回路としてのトランジスタ70と71がそれぞれ抵抗72と
73を介して接続されている。トランジスタ70のコレクタ
はリレー74のコイル75を介して電源に接続され、エミッ
タは接地される。同様に、トランジスタ71のコレクタは
リレー76のコイル77を介して電源に接続され、エミッタ
は接地される。リレー74と76の各3接点のうち、接点74
aと76aは電源に接続される。接点74bと76bは接地され
る。接点74cと76cは運転席側のロック装置を駆動するモ
ータ80の両端子に接続される。モータ80には逆起電力防
止用制御器81が接続される。また、受信制御回路41の入
力ポートI5及びI6はロック装置のロック状態及びアンロ
ック状態を検知する状態検出装置82に接続される。状態
検出装置82は図示しないスイッチを有し、このスイッチ
はロック装置のロック操作及びアンロック操作時に切り
換えられる。出力ポートO5は運転席側以外のロック装置
を駆動するモータ83に接続されている。モータ80は第一
の被駆動装置を構成し、モータ83は第二の被駆動装置を
構成する。
従って動作される。受信制御回路41の入力ポートI2〜I4
にはROM68が接続される。ROM68には固定番号が記憶され
ている。受信制御回路41の出力ポートO3とO4にはドライ
バ回路としてのトランジスタ70と71がそれぞれ抵抗72と
73を介して接続されている。トランジスタ70のコレクタ
はリレー74のコイル75を介して電源に接続され、エミッ
タは接地される。同様に、トランジスタ71のコレクタは
リレー76のコイル77を介して電源に接続され、エミッタ
は接地される。リレー74と76の各3接点のうち、接点74
aと76aは電源に接続される。接点74bと76bは接地され
る。接点74cと76cは運転席側のロック装置を駆動するモ
ータ80の両端子に接続される。モータ80には逆起電力防
止用制御器81が接続される。また、受信制御回路41の入
力ポートI5及びI6はロック装置のロック状態及びアンロ
ック状態を検知する状態検出装置82に接続される。状態
検出装置82は図示しないスイッチを有し、このスイッチ
はロック装置のロック操作及びアンロック操作時に切り
換えられる。出力ポートO5は運転席側以外のロック装置
を駆動するモータ83に接続されている。モータ80は第一
の被駆動装置を構成し、モータ83は第二の被駆動装置を
構成する。
上記の構成において、第1図に示す遠隔操作用発信装
置1のスイッチ12を作動したときに赤外線発射用のダイ
オード20から発生する赤外線は、第4図のステップ121
において受光回路50により受光される。即ち、ステップ
120のスタートからステップ121に進み、受光回路50は赤
外線信号を受信したか否か判断する。受光回路50が赤外
線信号を受信すると、受光回路50により発生する信号は
増幅回路51を介して受信制御回路41の入力ポートI1に供
給される。これと同時に、増幅回路51がオンになると、
トランジスタ62がオンになる。このため、リセット回路
63を介して受信制御回路41の入力ポートI7にトリガ信号
が印加され、受信制御回路41が起動される。そこで、受
信制御回路41は記憶手段により入力ポートI1に供給され
る受光信号を記憶する。これと同時に又はその後、受信
制御回路41はROM68内に記憶された固定番号をRAM(Rand
om Access Memory)等の記憶手段内に読み出す。
置1のスイッチ12を作動したときに赤外線発射用のダイ
オード20から発生する赤外線は、第4図のステップ121
において受光回路50により受光される。即ち、ステップ
120のスタートからステップ121に進み、受光回路50は赤
外線信号を受信したか否か判断する。受光回路50が赤外
線信号を受信すると、受光回路50により発生する信号は
増幅回路51を介して受信制御回路41の入力ポートI1に供
給される。これと同時に、増幅回路51がオンになると、
トランジスタ62がオンになる。このため、リセット回路
63を介して受信制御回路41の入力ポートI7にトリガ信号
が印加され、受信制御回路41が起動される。そこで、受
信制御回路41は記憶手段により入力ポートI1に供給され
る受光信号を記憶する。これと同時に又はその後、受信
制御回路41はROM68内に記憶された固定番号をRAM(Rand
om Access Memory)等の記憶手段内に読み出す。
ここで、受信制御回路41内に設けられた比較手段によ
り、受光回路50を通じて供給された遠隔操作用発信装置
1の信号に含まれるコード信号と、ROM68内に記憶され
たコード信号とが比較される(ステップ122)。受信し
たコード信号と読み出したコード信号が一致しないとき
はスタートに戻される。逆に、これらの固定番号が一致
したとき、ステップ123において受信制御回路41の出力
ポートO3又はO4から出力が発生する。この場合に、状態
検出装置82がアンロック状態を検出するときは、出力ポ
ートO3からロック信号を発生して、トランジスタ70をオ
ンする。このため、第一の被駆動装置としてのモータ80
がロック方向に作動される。逆に、状態検出装置82がロ
ック状態を検出するとき、出力ポートO4からアンロック
信号を発生して、トランジスタ71をオンする。このた
め、モータ80が逆にアンロック方向に作動される(ステ
ップ123)。
り、受光回路50を通じて供給された遠隔操作用発信装置
1の信号に含まれるコード信号と、ROM68内に記憶され
たコード信号とが比較される(ステップ122)。受信し
たコード信号と読み出したコード信号が一致しないとき
はスタートに戻される。逆に、これらの固定番号が一致
したとき、ステップ123において受信制御回路41の出力
ポートO3又はO4から出力が発生する。この場合に、状態
検出装置82がアンロック状態を検出するときは、出力ポ
ートO3からロック信号を発生して、トランジスタ70をオ
ンする。このため、第一の被駆動装置としてのモータ80
がロック方向に作動される。逆に、状態検出装置82がロ
ック状態を検出するとき、出力ポートO4からアンロック
信号を発生して、トランジスタ71をオンする。このた
め、モータ80が逆にアンロック方向に作動される(ステ
ップ123)。
次に、ステップ124において0.5秒タイマが作動され、
ステップ125に進む。ステップ125において0.5秒経過し
たか否か判断され、0.5秒経過したときはステップ126に
おいてその時点で赤外線信号を受信したか否か判断す
る。ステップ126において赤外線信号を受信したとき、
受信した信号が所定の信号か否か判断される(ステップ
127)。この信号が所定の信号の場合はステップ128にお
いて第二の被駆動装置としてのモータ83を駆動してステ
ップ129のストップに進む。
ステップ125に進む。ステップ125において0.5秒経過し
たか否か判断され、0.5秒経過したときはステップ126に
おいてその時点で赤外線信号を受信したか否か判断す
る。ステップ126において赤外線信号を受信したとき、
受信した信号が所定の信号か否か判断される(ステップ
127)。この信号が所定の信号の場合はステップ128にお
いて第二の被駆動装置としてのモータ83を駆動してステ
ップ129のストップに進む。
ステップ125において0.5秒経過しないとき、ステップ
130に進み、赤外線信号を受信したか否か判断する。こ
こで、赤外線信号を受信すると、正規の赤外線信号では
ないと判断して、ステップ130から129へジャンプする。
従って、この場合は第二の被駆動装置としてのモータ83
を駆動することはできない。ステップ130において、赤
外線信号を受信しないと、ステップ125に戻る。ステッ
プ130は誤動作防止手段を構成する。
130に進み、赤外線信号を受信したか否か判断する。こ
こで、赤外線信号を受信すると、正規の赤外線信号では
ないと判断して、ステップ130から129へジャンプする。
従って、この場合は第二の被駆動装置としてのモータ83
を駆動することはできない。ステップ130において、赤
外線信号を受信しないと、ステップ125に戻る。ステッ
プ130は誤動作防止手段を構成する。
この発明の上記実施例は種々の変更が可能である。例
えば、発信装置1と受信装置2との間で使用する付加的
信号は第5A図(A)に示すように、コード信号に続きコ
ード信号とは異なるが同一の付加的信号を反復して発生
してもよい。また第5A図(B)は異なる付加的信号を発
生する場合を示す。この場合に付加的信号は所定の関数
式により表わされる信号でもよいし、異なる任意の信号
の組合せでもよい。
えば、発信装置1と受信装置2との間で使用する付加的
信号は第5A図(A)に示すように、コード信号に続きコ
ード信号とは異なるが同一の付加的信号を反復して発生
してもよい。また第5A図(B)は異なる付加的信号を発
生する場合を示す。この場合に付加的信号は所定の関数
式により表わされる信号でもよいし、異なる任意の信号
の組合せでもよい。
第1図及び第3図では、発信装置1と受信装置2とを
マイクロコンピュータで構成する例を示したが、第6図
〜第9図に示すようにディスクリート回路としても構成
することが可能である。これらの図面では第1図及び第
3図に示す部分と同一の箇所には同一の符号を付して説
明を省略する。
マイクロコンピュータで構成する例を示したが、第6図
〜第9図に示すようにディスクリート回路としても構成
することが可能である。これらの図面では第1図及び第
3図に示す部分と同一の箇所には同一の符号を付して説
明を省略する。
第6図は発信装置1をディスクリート回路で構成した
例を示す。
例を示す。
即ち、スイッチ12はワンショットマルチバイブレータ
150及びタイマ151のエネーブル/ディスエーブル端子
(E/D)に接続される。ワンショットマルチバイブレー
タ150は符号信号発生器152、オアゲート154及びタイマ1
51に接続される。ワンシヨットマルチバイブレータ150
とタイマ151との間にはダイオード153が設けられる。符
号信号発生器152はオアゲート155を介してトランジスタ
19のベースに接続される。また、タイマ151の出力端子
はワンショットマルチバイブレータ156を介してオアゲ
ート154及び155に接続される。オアゲート154はワンシ
ョットマルチバイブレータ158に接続され、ワンショッ
トマルチバイブレータ158の反転出力端子は発光ダイオ
ード23に接続される。符号信号発生器152には所定のコ
ード信号を発生する符号信号記憶器157が接続される。
150及びタイマ151のエネーブル/ディスエーブル端子
(E/D)に接続される。ワンショットマルチバイブレー
タ150は符号信号発生器152、オアゲート154及びタイマ1
51に接続される。ワンシヨットマルチバイブレータ150
とタイマ151との間にはダイオード153が設けられる。符
号信号発生器152はオアゲート155を介してトランジスタ
19のベースに接続される。また、タイマ151の出力端子
はワンショットマルチバイブレータ156を介してオアゲ
ート154及び155に接続される。オアゲート154はワンシ
ョットマルチバイブレータ158に接続され、ワンショッ
トマルチバイブレータ158の反転出力端子は発光ダイオ
ード23に接続される。符号信号発生器152には所定のコ
ード信号を発生する符号信号記憶器157が接続される。
上記の構成において、スイッチ12をオンすると、ワン
ショットマルチバイブレータ150がパルスを発生し、こ
のパルスはオアゲート154、符号信号発生器152及びタイ
マ151に与えられる。また、タイマ151はそのE/D端子が
低レベルの電圧の場合に作動モードにある。従って、ワ
ンショットマルチバイブレータ158が出力を発生して発
光ダイオード23が瞬時点灯する。また、符号信号発生器
152は符号信号記憶器157に記憶されたコード信号を読出
し、オアゲート155を通じてトランジスタ19のベースに
コード信号を付与する。このため、トランジスタ19は所
定のコード信号に対応してオン・オフ動作を行うから、
ダイオード20はこれに対応して赤外線信号を発生する。
また、タイマ151はスイッチ12がオンした後、一定時間
経過したときに出力を停止するから、このときワンショ
ットマルチバイブレータ156はパルスを発生して、オア
ゲート155及び154に与える。従って、ダイオード20及び
発光ダイオード23がオンする。
ショットマルチバイブレータ150がパルスを発生し、こ
のパルスはオアゲート154、符号信号発生器152及びタイ
マ151に与えられる。また、タイマ151はそのE/D端子が
低レベルの電圧の場合に作動モードにある。従って、ワ
ンショットマルチバイブレータ158が出力を発生して発
光ダイオード23が瞬時点灯する。また、符号信号発生器
152は符号信号記憶器157に記憶されたコード信号を読出
し、オアゲート155を通じてトランジスタ19のベースに
コード信号を付与する。このため、トランジスタ19は所
定のコード信号に対応してオン・オフ動作を行うから、
ダイオード20はこれに対応して赤外線信号を発生する。
また、タイマ151はスイッチ12がオンした後、一定時間
経過したときに出力を停止するから、このときワンショ
ットマルチバイブレータ156はパルスを発生して、オア
ゲート155及び154に与える。従って、ダイオード20及び
発光ダイオード23がオンする。
ワンショットマルチバイブレータ156がオンすると、
スイッチ12がオン状態の間はタイマ151は再び作動を行
い、ワンショットマルチバイブレータ156の反復動作に
より、ダイオード20及び発光ダイオード23が反復して作
動される。
スイッチ12がオン状態の間はタイマ151は再び作動を行
い、ワンショットマルチバイブレータ156の反復動作に
より、ダイオード20及び発光ダイオード23が反復して作
動される。
第7図は第6図とは異なる実施例を示す。即ち、ワン
ショットマルチバイブレータ156の代わりに、第二の信
号検出手段として第二の符号信号発生器160及び第二の
符号信号発生器160に記憶された付加的信号であるコー
ド信号を与える第二の符号信号記憶器161が接続され
る。従って、第二の符号信号記憶器に所望の信号を記憶
させることにより種々の形態の付加的信号を発生させる
ことが可能である。
ショットマルチバイブレータ156の代わりに、第二の信
号検出手段として第二の符号信号発生器160及び第二の
符号信号発生器160に記憶された付加的信号であるコー
ド信号を与える第二の符号信号記憶器161が接続され
る。従って、第二の符号信号記憶器に所望の信号を記憶
させることにより種々の形態の付加的信号を発生させる
ことが可能である。
第8図は受信制御回路41をディスクリート回路で構成
した例を示す。センサ回路40はリーダ信号検出器171
と、第一の比較器172と、アンドゲート164及び169に接
続される。リーダ信号検出器171はセンサ回路40で受信
した赤外線信号に含まれるリーダ信号を検出して第一の
比較器172にトリガ信号を付与する。第一の比較器172が
トリガ信号を受信したときには第一の記憶器173に記憶
されたコード信号とセンサ回路40で受信したコード信号
を比較し、一致した時に第一の被駆動装置であるモータ
80に第一の作動信号を送出する。また、RSフリップフロ
ップ167をセット状態に切替る。
した例を示す。センサ回路40はリーダ信号検出器171
と、第一の比較器172と、アンドゲート164及び169に接
続される。リーダ信号検出器171はセンサ回路40で受信
した赤外線信号に含まれるリーダ信号を検出して第一の
比較器172にトリガ信号を付与する。第一の比較器172が
トリガ信号を受信したときには第一の記憶器173に記憶
されたコード信号とセンサ回路40で受信したコード信号
を比較し、一致した時に第一の被駆動装置であるモータ
80に第一の作動信号を送出する。また、RSフリップフロ
ップ167をセット状態に切替る。
また、リーダ信号検出器171のトリガ信号はタイマ163
を作動する。タイマ163が作動する間にセンサ回路40が
赤外線信号を受信すると、アンドゲート164が出力を発
生して、タイマ165を介してトランジスタ166が一定時間
オンとなるので、第一の比較器172が第一の作動信号を
出力した後、センサ回路40が赤外線信号を受信しても第
二の被駆動装置であるモータ83に第二の作動信号を付与
することができない。タイマ163がオンしているとき、
赤外線信号がセンサ回路40が受信されないときは、タイ
マ163のオフ時にワンショットマルチバイブレータ170が
出力を発生する。ワンショットマルチバイブレータ170
の出力と同期してセンサ回路40が赤外線信号を受信する
と、アンドゲート169がオンとなり、第二の被駆動装置
としてのモータ83に第二の作動信号を付与する。RSフリ
ップフロップ167はその後タイマ168の出力で自動的にセ
ット状態からリセット状態に切替られる。上述のように
アンドゲート164、タイマ165及びトランジスタ166は誤
動作防止手段として機能する。
を作動する。タイマ163が作動する間にセンサ回路40が
赤外線信号を受信すると、アンドゲート164が出力を発
生して、タイマ165を介してトランジスタ166が一定時間
オンとなるので、第一の比較器172が第一の作動信号を
出力した後、センサ回路40が赤外線信号を受信しても第
二の被駆動装置であるモータ83に第二の作動信号を付与
することができない。タイマ163がオンしているとき、
赤外線信号がセンサ回路40が受信されないときは、タイ
マ163のオフ時にワンショットマルチバイブレータ170が
出力を発生する。ワンショットマルチバイブレータ170
の出力と同期してセンサ回路40が赤外線信号を受信する
と、アンドゲート169がオンとなり、第二の被駆動装置
としてのモータ83に第二の作動信号を付与する。RSフリ
ップフロップ167はその後タイマ168の出力で自動的にセ
ット状態からリセット状態に切替られる。上述のように
アンドゲート164、タイマ165及びトランジスタ166は誤
動作防止手段として機能する。
第9図は受信制御回路41の他の実施例を示す。この実
施例は第7図の発信制御回路10の実施例に対応して、セ
ンサ回路40とアンドゲート169との間に第二の比較器180
が設けられる。第二の比較器180には付加的信号を記憶
する第二の記憶器181が接続される。また、第二の比較
器180のE/D端子にはトランジスタ166のコレクタ及びワ
ンショットマルチバイブレータ170が接続される。
施例は第7図の発信制御回路10の実施例に対応して、セ
ンサ回路40とアンドゲート169との間に第二の比較器180
が設けられる。第二の比較器180には付加的信号を記憶
する第二の記憶器181が接続される。また、第二の比較
器180のE/D端子にはトランジスタ166のコレクタ及びワ
ンショットマルチバイブレータ170が接続される。
上記の構成において、リーダ信号検出器171が発生す
るトリガ信号によりタイマ163が作動され、タイマ163の
信号停止時にワンショットマルチバイブレータ170がパ
ルスを発生する。このパルスにより第二の比較器180は
センサ回路40で受信する付加的信号と、第二の記憶器18
1内に記憶した信号とを比較し、これらが一致したとき
にアンドゲート169に出力を送出する。このため、第二
の被駆動装置としてのモータ83が駆動される。タイマ16
3の作動時にセンサ回路40が赤外線信号を受信すると、
アンドゲート164が出力を発生して、タイマ165が作動さ
れる。このため、トランジスタ166がオンとなるから、
第二の比較器180は作動されず、第二の作動信号はアン
ドゲート169から出力されない。
るトリガ信号によりタイマ163が作動され、タイマ163の
信号停止時にワンショットマルチバイブレータ170がパ
ルスを発生する。このパルスにより第二の比較器180は
センサ回路40で受信する付加的信号と、第二の記憶器18
1内に記憶した信号とを比較し、これらが一致したとき
にアンドゲート169に出力を送出する。このため、第二
の被駆動装置としてのモータ83が駆動される。タイマ16
3の作動時にセンサ回路40が赤外線信号を受信すると、
アンドゲート164が出力を発生して、タイマ165が作動さ
れる。このため、トランジスタ166がオンとなるから、
第二の比較器180は作動されず、第二の作動信号はアン
ドゲート169から出力されない。
赤外線を使用して遠隔操作用発信装置1と受信装置2
との間を連絡したが、赤外線以外に通常の可視光、電波
等種々の電磁波を使用することができる。また、第一の
被駆動装置及び第二の被駆動装置は自動車用ロック装置
に限定されず、ライトコントロール装置、エアコンディ
ショナ、電子機器等他の種々の装置に応用できることは
理解されよう。
との間を連絡したが、赤外線以外に通常の可視光、電波
等種々の電磁波を使用することができる。また、第一の
被駆動装置及び第二の被駆動装置は自動車用ロック装置
に限定されず、ライトコントロール装置、エアコンディ
ショナ、電子機器等他の種々の装置に応用できることは
理解されよう。
発明の効果 この発明によれば、発信装置のスイッチを操作したと
きにコード信号及び付加的信号を含む電磁波が直列的に
出力するので、スイッチの押圧時間を制御することによ
り単数及び複数の被駆動装置の作動を選択することがで
きる。このため、発信装置を小形に作ることが可能とな
る。
きにコード信号及び付加的信号を含む電磁波が直列的に
出力するので、スイッチの押圧時間を制御することによ
り単数及び複数の被駆動装置の作動を選択することがで
きる。このため、発信装置を小形に作ることが可能とな
る。
第1図はこの発明による遠隔操作装置に使用する発信装
置の回路図、第2図は第1図に示す発信装置の動作を表
わすフローチャート、第3図はこの発明による遠隔操作
装置に使用する受信装置の回路図、第4図は第3図に示
す受信装置の動作を表わすフローチャート、第5図は送
信装置から受信装置に送信される信号形態を示すタイム
チャート、第5A図は送信装置から受信装置に送信される
他の信号形態を示すタイムチャート、第6図及び第7図
はそれぞれ送信装置の他の実施例を示す回路図、第8図
及び第9図はそれぞれ受信装置の他の実施例を示す回路
図である。 1……発信装置、2……受信装置、10……発信制御回
路、12……スイッチ、13……電源、20……ダイオード
(赤外線発生手段)、40……センサ回路(受信手段)、
80……モータ(第一の被駆動装置)、83……モータ(第
二の被駆動装置)、152……符号信号発生器(第一の信
号検出手段)、157……符号信号記憶器(第一の信号検
出手段)、160……第二の符号信号発生器、161……第二
の符号信号記憶器、166……トランジスタ(誤動作防止
手段)、169……アンドゲート、171……リーダ信号検出
器、172……第一の比較器、173……第一の記憶器、180
……第二の比較器、181……第二の記憶器
置の回路図、第2図は第1図に示す発信装置の動作を表
わすフローチャート、第3図はこの発明による遠隔操作
装置に使用する受信装置の回路図、第4図は第3図に示
す受信装置の動作を表わすフローチャート、第5図は送
信装置から受信装置に送信される信号形態を示すタイム
チャート、第5A図は送信装置から受信装置に送信される
他の信号形態を示すタイムチャート、第6図及び第7図
はそれぞれ送信装置の他の実施例を示す回路図、第8図
及び第9図はそれぞれ受信装置の他の実施例を示す回路
図である。 1……発信装置、2……受信装置、10……発信制御回
路、12……スイッチ、13……電源、20……ダイオード
(赤外線発生手段)、40……センサ回路(受信手段)、
80……モータ(第一の被駆動装置)、83……モータ(第
二の被駆動装置)、152……符号信号発生器(第一の信
号検出手段)、157……符号信号記憶器(第一の信号検
出手段)、160……第二の符号信号発生器、161……第二
の符号信号記憶器、166……トランジスタ(誤動作防止
手段)、169……アンドゲート、171……リーダ信号検出
器、172……第一の比較器、173……第一の記憶器、180
……第二の比較器、181……第二の記憶器
Claims (4)
- 【請求項1】電磁波を受信する受信手段と、受信手段が
受信した信号が所定の符号信号と一致するときに第一の
作動信号を発生する第一の信号検出手段と、第一の作動
信号により操作される第一の被駆動装置と、第一の作動
信号の発生後一定時間経過した時点で受信手段が付加的
信号を受信したときに第二の作動信号を発生する第二の
信号検出手段と、第二の作動信号により操作される第二
の被駆動装置とを有することを特徴とする遠隔操作装
置。 - 【請求項2】電磁波を受信する受信手段と、受信手段が
受信した信号が所定の符号信号と一致するときに第一の
作動信号を発生する第一の信号検出手段と、第一の作動
信号により操作される第一の被駆動装置と、第一の作動
信号の発生後一定時間経過した時点で受信手段が付加的
信号を受信したときに第二の作動信号を発生する第二の
信号検出手段と、第二の作動信号により操作される第二
の被駆動装置と、第一の作動信号の発生後一定時間経過
前に受信手段が電磁波を受信したとき、第二の被駆動装
置の作動を阻止する誤動作防止手段とを有することを特
徴とする遠隔操作装置。 - 【請求項3】電磁波を受信する受信手段と、受信手段が
受信した電磁波中に含まれるリーダ信号を検出してトリ
ガ信号を発生するリーダ信号検出手段と、所定の符号信
号を記憶する記憶手段と、リーダ信号検出手段のトリガ
信号に基づいて受信手段が受信した信号と記憶手段に記
憶された所定の符号信号とを比較してこれらが一致した
ときに第一の作動信号を発生する第一の信号検出手段
と、第一の作動信号により操作される第一の被駆動装置
と、リーダ信号検出手段のトリガ信号の発生後一定時間
経過した時点で受信手段が付加的信号を受信したときに
第二の作動信号を発生する第二の信号検出手段と、第二
の作動信号により操作される第二の被駆動装置とを有す
ることを特徴とする遠隔操作装置。 - 【請求項4】電磁波を受信する受信手段と、所定の符号
信号を記憶する第一の記憶器と、受信手段が受信した信
号と第一の記憶器に記憶された所定の符号信号とを比較
してこれらが一致したときに第一の作動信号を発生する
第一の比較器と、第一の作動信号により操作される第一
の被駆動装置と、所定の他の符号信号を記憶する第二の
記憶器と、第一の作動信号の発生後一定時間経過した時
点で受信手段が受信した付加的信号と第二の記憶器内に
記憶された符号信号とを比較してこれらが一致したとき
に第二の作動信号を発生する第二の比較器と、第二の作
動信号により操作される第二の被駆動装置とを有するこ
とを特徴とする遠隔操作装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22554389A JP2883115B2 (ja) | 1989-08-31 | 1989-08-31 | 遠隔操作装置及び遠隔操作用発信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22554389A JP2883115B2 (ja) | 1989-08-31 | 1989-08-31 | 遠隔操作装置及び遠隔操作用発信装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0387480A JPH0387480A (ja) | 1991-04-12 |
JP2883115B2 true JP2883115B2 (ja) | 1999-04-19 |
Family
ID=16830942
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22554389A Expired - Fee Related JP2883115B2 (ja) | 1989-08-31 | 1989-08-31 | 遠隔操作装置及び遠隔操作用発信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2883115B2 (ja) |
-
1989
- 1989-08-31 JP JP22554389A patent/JP2883115B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0387480A (ja) | 1991-04-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4835407A (en) | Automotive antitheft key arrangement | |
US4733215A (en) | Remote control apparatus for a property protection device | |
US6956460B2 (en) | Transmitter for operating rolling code receivers | |
US5479156A (en) | Vehicle security system responsive to short and long range transmitters | |
US6825774B1 (en) | Device for influencing the operating status of an electronic appliance | |
GB2177152A (en) | Radio wave signal controlled lock arrangement | |
JPH04345545A (ja) | 車内照明の遠隔操作機能を備えた車両の多重制御装置 | |
JP2883115B2 (ja) | 遠隔操作装置及び遠隔操作用発信装置 | |
AU650551B2 (en) | Vehicle immobilizer with override means | |
US20020130788A1 (en) | Remote controlled door lock system | |
KR100195841B1 (ko) | 원격 제어 장치 및 원격 제어 방법 | |
GB2333388A (en) | Portable remote control unit | |
JP2854351B2 (ja) | 自動車用遠隔操作装置 | |
JP2534097B2 (ja) | 遠隔操作ロック制御装置 | |
JP2602080B2 (ja) | 遠隔操作装置 | |
JP2768976B2 (ja) | 遠隔操作装置 | |
JP3403765B2 (ja) | 遠隔操作装置 | |
JP2534133B2 (ja) | 電子錠装置 | |
JP2602103B2 (ja) | 遠隔操作マスターキーシステム | |
JP2000160896A (ja) | 車両用遠隔操作装置 | |
JPH0810955B2 (ja) | 車輌用錠のリモ−トコントロ−ル用送信装置 | |
GB2310747A (en) | Vehicle security system | |
JPH08254049A (ja) | 車両用負荷制御装置 | |
JPH0817505B2 (ja) | 遠隔操作装置 | |
JP3129790B2 (ja) | 遠隔操作装置及びコード符号書込方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |