JP2854351B2 - 自動車用遠隔操作装置 - Google Patents

自動車用遠隔操作装置

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JP2854351B2 JP30652689A JP30652689A JP2854351B2 JP 2854351 B2 JP2854351 B2 JP 2854351B2 JP 30652689 A JP30652689 A JP 30652689A JP 30652689 A JP30652689 A JP 30652689A JP 2854351 B2 JP2854351 B2 JP 2854351B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は自動車用遠隔操作装置、特に遠隔操作によ
りドアロック装置を作動すると同時に換気を行うことの
できる自動車用遠隔操作装置に関連する。
従来の技術 例えば、特公昭63−11509号公報に示されるように、
所定のコード番号を含む赤外線を使用してロック装置を
解錠する遠隔操作ロック制御装置は公知である。この遠
隔操作ロック制御装置は、手動操作されるスイッチを含
む発信装置と、スイッチを押圧したときに発信装置から
発射される赤外線を受信して赤外線中に含まれる所定の
コード番号を検出したときにロック装置に解錠信号を供
給する受信装置とを有する。この遠隔操作ロック制御装
置は受光装置のセンサ部に対し約1m以上離れた位置から
赤外線を発射してロック装置を解錠することができる。
このため、発信装置のスイッチ押圧による解錠操作の簡
易化と迅速化を図れる利点がある。
発明が解決しようとする課題 ところで、夏季にドアが施錠された自動車内に乗車す
るとき、日光により車内が加熱されて異常な高温に達し
ているときがある。このような場合には、キーによりド
アを解錠した後、ドアを開扉して、イグニッションスイ
ッチをオンしてエアコンディショナを作動させなければ
ならない。また、車内に滞留する高温の空気を車外に排
気するためパワウィンド装置を作動してウィンドを開放
しなければならない。エアコンディショナ装置及びパワ
ウィンド装置はイグニッションスイッチに接続されてい
るので、これらの装置を作動するにはイグニッションス
イッチをオンに切替なければならない。しかし、日光に
より車内の空気が加熱されている状態では、ドアを開扉
して、イグニッションスイッチをオンしてエアコンディ
ショナを作動させるとき、身体の一部が車内の高温空気
に暴露されるので、不快感を感ずる。
そこで、この発明は、上記の問題を解消して、遠隔操
作によりドアロック装置を作動すると同時に換気を行う
ことのできる自動車用遠隔操作装置を提供することを目
的とする。
課題を解決するための手段 この発明による自動車用遠隔操作装置は、例えば赤外
線である電磁波を受信する受信手段と、受信手段が受信
した信号が所定の符号信号と一致するときに第一の作動
信号を発生する第一の信号検出手段と、第一の作動信号
により操作されるドアロック装置と、第一の作動信号の
発生後一定時間経過した時点において受信手段が第二の
受信を受信したときに第二の作動信号を発生する第二の
信号検出手段と、イグニッションスイッチがオフ状態に
おいて第二の作動信号に基づき作動されるパワウィンド
装置及びブロア装置とを有する。
この発明による自動車用遠隔操作装置は、更に第二の
作動信号の発生後一定時間経過した時点において受信手
段が第三の信号を受信したときに第三の作動信号を発生
する第三の信号検出手段とが設けられ、パワウィンド装
置は第三の作動信号により閉鎖作動される。
作 用 発信装置から発射される電磁波は、リーダ信号と、リ
ーダ信号に続く符号信号と、符号信号に続く第一の付加
的信号及び第一の付加的信号に続く第二の付加的信号と
を含む。リーダ信号検出手段が受信手段により受信され
ると、リーダ信号検出手段はトリガ信号を発生して第一
の信号検出手段を作動させる。第一の信号検出手段は受
信手段が受信した信号と記憶手段に記憶された所定の符
号信号とを比較してこれらが一致したときに第一の作動
信号を発生する。このため、第一の作動信号によりドア
ロック装置が作動される。第二の信号検出手段は第一の
信号検出手段が第一の作動信号を発生した後に作動され
る。例えば、第二の信号検出手段はリーダ信号検出手段
が発生するトリガ信号を時間的基準としてトリガ信号の
発生後、一定時間経過時に作動される。第二の信号検出
手段の作動と同時に受信手段が電磁波の第一の付加的信
号を受信したとき、第二の信号検出手段は第二の作動信
号を発生するから、パワウィンド装置が自動的に開放作
動されかつブロア装置が自動的に作動される。
第一の付加的信号を受信した後一定時間経過した時点
で第三の信号検出手段が第三の付加的信号を受信したと
きにパワウィンド装置は自動的に閉鎖作動される。この
ように運転者は車内に入ることなく、ドアロック装置、
パワウィンド装置及びブロア装置を作動することが可能
となる。
実 施 例 以下、第1図〜第5図に基づいてこの発明の実施例で
ある赤外線式自動車用遠隔操作装置及び遠隔操作用発信
装置を説明する。
まず、第1図は発信装置の回路図を示す。遠隔操作用
発信装置1は、ワンチップマイクロコンピュータ(CP
U)からなる発信制御回路10と、発信制御回路10に接続
されたROM(Read Only Memory)26と、コンデンサ11を
介して発信制御回路10の入力ポートI1に接続された一端
を有するスイッチ12と、スイッチ12の他端とグランドと
の間に並列に接続された電源13及び平滑用コンデンサ14
と、スイッチ12の一端とグランドとの間に接続されたチ
ャタリング防止用コンデンサ15と、コンデンサ11の一端
とグランドとの間に並列に接続されたパルス成形用抵抗
16及びダイオード17と、抵抗18を介して発信制御回路10
の出力ポートO1に接続されたベース及びROM26に接続さ
れたエミッタを有するトランジスタ19と、トランジスタ
19のコレクタとグランドとの間に直列に接続された電磁
波である赤外線発射用のダイオード20及び抵抗21と、発
信制御回路10の出力ポートO2とROM26との間に直列に接
続された抵抗22及び発光ダイオード23と、コンデンサ11
の他端とグランドとの間に接続された抵抗24と、発信制
御回路10の入力ポートI2及びI3に接続された発振用抵抗
25とを有する。コンデンサ11はROM26に接続され、スイ
ッチ12の他端は発信制御回路10の出力ポートO3に接続さ
れる。コンデンサ15は発信制御回路10の入力ポートI7
接続されている。
上記の構成において、スイッチ12を手動によりオンす
ると、コンデンサ11と抵抗16を介してリセットパルスが
入力ポートI1に印加される。このため、発信制御回路10
は第2図に示すシーケンスに従って作動される。所定の
シーケンスにより発信制御回路10が作動すると、出力ポ
ートO1の出力によってトランジスタ19がオンとオフを一
回又は所定回数反復する。このトランジスタ19のオン・
オフ動作は固定番号及び所定のコード番号を表示する赤
外線信号に対応する。トランジスタ19のオン・オフによ
り赤外線発射用のダイオード20が点滅する。ダイオード
20の点滅は肉眼では判別できないので、ダイオード20の
動作時に可視光線を発生する発光ダイオード23が短時間
点灯する。
次に、第2図に示す発信制御回路10の作動シーケンス
を示す。
ステップ100のスタートからステップ101に進み、発信
制御回路10はスイッチ12がオンしたか否か判断する。ス
イッチ12がオンされると、入力ポートI1にリセット信号
が付与される。また、第5図に示すように抵抗24の電圧
が上昇する。スイッチ12がオフのままの場合はスタート
に戻る。ステップ101においてスイッチ12がオンされる
と、ステップ102に進み、発信制御回路10は出力ポートO
1から4ミリ秒のリーダコード及びこれに続く特定の符
号信号を含むコード信号を発生する。このため、第1図
に示すように、トランジスタ19のオン・オフ動作を通じ
てダイオード20が所定のコード信号を表示する動作で点
滅を反復する。トランジスタ19がオフに切替られた時点
において、第1図に示すように、出力ポートO2から出力
を発生して、発光ダイオード23が0.05秒間点灯する。リ
セット信号が入力ポートI1に付与されると、0.5秒タイ
マが作動される(ステップ104)。ステップ105において
0.5秒経過すると、ステップ106においてスイッチ12のオ
ン状態が継続されているか否か判断される。ここでスイ
ッチ12がオフに切替られていると、ステップ106から112
にジャンプしてストップとなる。
ステップ106においてスイッチ12が継続的にオン状態
に維持されていると、ステップ107においてリーダ信号
又はリーダ信号に近似する信号がダイオード20に4ミリ
秒付与され、赤外線信号が発生すると共に、その信号の
終了時にダイオード23が0.05秒間点灯する(ステップ10
8)。ステップ109においてタイマが作動され、50ミリ秒
経過したか否か判断される(ステップ110)。50ミリ秒
経過していると、ステップ111においてスイッチ12がオ
フに切替えられたか否か判断される。ステップ111にお
いてスイッチ12がオン状態に維持されていると、第2図
のステップ107〜111の動作がスイッチ12がオフに切替ら
れるまで反復される。本実施例では、コード信号に続く
付加的信号を反復するリーダ信号又はリーダ信号に近似
する信号として構成する。ステップ111においてスイッ
チ111がオフに切替られると、ステップ112に進み、発信
制御回路10は動作モードからスタンバイ状態に切替られ
る。
ステップ106又は111においてスイッチ12がオフに切替
られていると、抵抗24に印加される電圧が低レベルとな
り、この電圧が入力ポートI7において検出される。従っ
て、スイッチ12がオフに切替られた後は、入力ポートI7
の信号に基づいて出力ポートO1とO2の出力を停止するこ
とができる。しかし、実際には、入力ポートI7を設けな
くても、同様の動作を行うことが可能である。即ち、入
力ポートI7がない状態でもスイッチ12をオンからオフに
切替ると、発信制御回路10は第2図に示す動作シーケン
スに従って作動されるが、トランジスタ19と発光ダイオ
ード23には電源13から電力が供給されず、またコンデン
サ15に充電された電荷のレベルは極めて小さくトランジ
スタ19及び発光ダイオード23を作動させることはできな
い。このため、スイッチ12がオフに切替られると、ダイ
オード20及び23は実際に作動しない。
第3図は受信装置2の回路図を示す。受信装置2は、
受信手段としてのセンサ回路40と、センサ回路40からの
信号を受信する受信制御回路41と、受信制御回路41の出
力により作動されるロック制御回路42とを有する。セン
サ回路40はワンチップの受光回路50と、受光回路50で受
信した赤外線信号を増幅して受信制御回路41に供給する
増幅回路51を有する。増幅回路51は2つのトランジスタ
52と53とを有する。センサ回路40の正側ライン54は受信
制御回路41の出力ポートO1に接続され、センサ回路40の
負側ライン55は接地される。正側ライン54と負側ライン
55には平滑用のコンデンサ56と57が並列に接続される。
また、正側ライン54は表示用発光ダイオード58及び抵抗
59を介して受信制御回路41の出力ポートO2に接続され
る。
トランジスタ52のエミッタは正側ライン54、ベースは
受光回路50及びコレクタはトランジスタ53のベースに接
続される。トランジスタ53のエミッタは負側ライン及び
コレクタはダイオード60を介して受信制御回路41の入力
ポートI1に接続されると共に、ダイオード61を介してト
ランジスタ62のベースに接続される。トランジスタ62の
エミッタは電源に接続され、コレクタはリセット回路63
を介して受信制御回路41の入力ポートI7に接続される。
リセット回路63はトランジスタ62のコレクタとグランド
との間に接続された抵抗64と、トランジスタ62のコレク
タと入力ポートI7との間に接続されたコンデンサ65と、
入力ポートI7とグランドとの間に並列に接続された抵抗
66とダイオード67とを有する。
受信制御回路41はワンチップマイクロコンピュータで
構成されたCPUであり、センサ回路40が受信した信号が
所定の符号信号と一致するときに出力ポートO3又はO4
ら第一の作動信号を発生する第一の信号検出手段と、第
一の作動信号の発生後一定時間経過した時点において受
信手段が第2の信号を受信したときに第二の作動信号を
発生する第二の信号検出手段とを有する。また、受信制
御回路41には第一の作動信号の発生後一定時間経過前に
センサ回路40が赤外線を受信したとき、第二の被駆動手
段の作動を阻止する誤動作防止手段及びセンサ回路40が
受信した赤外線中に含まれるリーダ信号を検出してトリ
ガ信号を発生するリーダ信号検出手段が設けられる。
図示しないが、受信制御回路41内にはプログラム制御
により受光回路50が受信した信号が所定の符号信号と一
致するときに第一の作動信号を発生する第一の信号検出
手段と、第一の作動信号の発生後一定時間経過した時点
において受信手段が第二の信号を受信したときに第二の
作動信号を発生する第二の信号検出手段と、第二の作動
信号の発生後一定時間経過した時点において受信手段が
第三の信号を受信したときに第三の作動信号を発生する
第三の信号検出手段と、第一〜第三のタイマ手段が設け
られる。
受信制御回路41は後述する第4図に示すシーケンスに
従って動作される。受信制御回路41の入力ポートI2〜I4
にはROM68が接続される。ROM68には固定番号が記憶され
ている。受信制御回路41の出力ポートO3とO4にはドライ
バ回路としてのトランジスタ70と71がそれぞれ抵抗72と
73を介して接続されている。トランジスタ70のコレクタ
はリレー74のコイル75を介して電源に接続され、エミッ
タは接地される。同様に、トランジスタ71のコレクタは
リレー76のコイル77を介して電源に接続され、エミッタ
は接地される。リレー74と76の各3接点のうち、接点74
aと76aは電源に接続される。接点74bと76bは接地され
る。接点74cと76cは運転席側のロック装置を駆動するモ
ータ80の両端子に接続される。モータ80には逆起電力防
止用制御器81が接続される。また、受信制御回路41の入
力ポートI5及びI6はロック装置のロック状態及びアンロ
ック状態を検知する状態検出装置82に接続される。状態
検出装置82は図示しないスイッチを有し、このスイッチ
はロック装置のロック操作及びアンロック操作の操作時
に切り換えられる。出力ポートO5は運転席側以外のロッ
ク装置を駆動する複数のモータ83に接続されている。モ
ータ80はドアロック装置を構成し、複数のモータ83はパ
ワウィンド装置及びブロア装置を構成する。また、受信
制御回路41の入力ポートI8にはイグニッションスイッチ
84が接続される。受信制御回路41の出力ポートO6には警
報器85が接続されている。
上記の構成において、第3図に示す受信装置2の作動
は第4図に示す動作シーケンスに従って作動される。遠
隔操作用発信装置1のスイッチ12を作動したときに赤外
線発射用のダイオード20から発生する赤外線は、第4図
のステップ121において受光回路50により受光される。
即ち、ステップ120のスタートからステップ121に進み、
受光回路50は赤外線信号を受信したか否か判断する。受
光回路50が赤外線信号を受信すると、受光回路50により
発生する信号は増幅回路51を介して受信制御回路41の入
力ポートI1に供給される。これと同時に、増幅回路15が
オンになると、トランジスタ62がオンになる。このた
め、リセット回路63を介して受信制御回路41の入力ポー
トI7にトリガ信号が印加され、受信制御回路41が起動さ
れる。ここで、受信制御回路41は記憶手段により入力ポ
ートI1に供給される受光信号を記憶する。これと同時に
又はその後、受信制御回路41はROM68内に記憶された固
定番号をRAM(Random Access Memory)等の記憶手段内
に読み出す。
ここで、受信制御回路41内に設けられた比較手段によ
り、受光回路50を通じて供給された遠隔操作用発信装置
1の信号に含まれるコード信号と、ROM68内に記憶され
たコード信号とが比較される(ステップ122)。受信し
たコード信号と読み出したコード信号が一致しないとき
はスタートに戻される。逆に、これらの固定番号が一致
したとき、ステップ123に進み、イグニッションスイッ
チ84がオフ状態か否か判断する。イグニッションスイッ
チ84がオンのときはステップ120に戻り、オフのときは
ステップ124に進み、受信制御回路41内に設けられた第
一のタイマが作動する。続いて、ステップ125に進み、
受信制御回路41は状態検出装置82の出力に基づいて運転
席側のドアが施錠されているか否か判断する。ドアが施
錠されているときはステップ126において、受信制御回
路41の出力ポートO6から2回出力が発生して警報器85が
2回作動される。その後、ステップ127に進み、状態検
出装置82がロック状態を検出するとき、受信制御回路41
の出力ポートO4から第一の信号を発生して、トランジス
タ71をオンする。このため、モータ80が逆に第一の方向
に作動され(ステップ127)、ドアロック装置がアンロ
ック方向に作動される。
ステップ125において運転席ドアが解錠されていると
きはステップ143に進み出力ポートO6から1回出力が発
生して、警報器85が1回作動される。続いて、ステップ
144において受信制御回路41の出力ポートO3からロック
信号を発生して、トランジスタ70をオンする。このた
め、ドアロック装置としてのモータ80がロック方向に作
動され、ステップ148のストップに進む。
ステップ127から128に進み、第一のタイマが0.5秒を
計数したか否か判断する。0.5秒に満たないと、ステッ
プ145に進み、受光回路50が赤外線信号を受信したか否
か判断する。赤外線信号を受光していないときはステッ
プ128に戻り、受光したときは正規の赤外線信号ではな
いと判断して、ステップ148に進む。
ステップ128において0.5秒経過すると、ステップ129
に進み、0.5秒経過した時点において赤外線信号を受信
したか否か判断する。0.5秒経過した時点で赤外線信号
を受信しないと、ステップ148に進み、赤外線信号を受
信すると、ステップ130に進み、受信制御回路41内に設
けられた第二のタイマが作動される。第二のタイマは1
分を計数する。これと同時に、受信制御回路41の出力ポ
ートO2から出力を発生して複数のモータ83の一方として
ブロア装置を作動すると共に、他方としてパワウィンド
装置を作動してパワウィンドを降下させる(ステップ13
2)。ブロア装置の作動によりエアコンディショナが作
動される。
続いて、ステップ133に進み、第二のタイマが1分を
計数したか否か判断する。1分を計数すると、ステップ
146に進み、ブロア装置の作動を停止する。パワウィン
ド装置はウィンドが全開状態に達すると、パワウィンド
装置のモータに流れる過電流を検出してパワウィンド装
置を自動的に停止するウィンド制御回路(図示せず)が
設けられている。ステップ146においてブロア装置の作
動が停止した後、ステップ147においてイグニッション
スイッチ84がオンに切替られたか否か判断する。オンに
切替られないと、ステップ148に進み、オンに切替られ
るとステップ141にジャンプする。
ステップ133において1分経過しないと、ステップ314
に進み、受信制御回路41の第三の信号検出手段は更に赤
外線信号を検出したか否か判断する。ここで、赤外線信
号を受信すると、ステップ135に進み、受信した赤外線
信号が所定のコード番号と一致しているか否か判断す
る。コード番号が一致していると、ステップ136に進
む。ステップ134において赤外線信号を受信しないとき
又はステップ135において受信した信号が所定のコード
番号と一致しないときはステップ131に戻る。
受信した赤外線信号が所定のコード番号と一致してい
ると、ステップ136ににおいて2秒を計数する第三のタ
イマが作動され、ステップ137において受信制御回路41
の出力ポートO5から1個の出力が発生し、警報器85が1
回作動される。続いて、出力ポートO3からロック信号を
出力し、トランジスタ70がオンとなるから、ドアロック
装置が施錠される。ステップ139では第三のタイマが2
秒を計数したか否か判断する。2秒を計数した時点で赤
外線信号を受信すると、ステップ140から141に進み、出
力ポートO6から出力が発生し、警報器85が作動される。
その後、ステップ142においてモータ83の他方に逆方向
の電流が供給され、パワウィンド装置が逆方向に作動さ
れるから、パワウィンドが閉鎖方向に移動し、ステップ
148に進む。パワウィンドは閉鎖した時点でウィンド制
御回路により自動的に停止される。
この発明の上記実施例は変更が可能である。例えば、
赤外線を使用して遠隔操作用発信装置1と受信装置2と
の間を連絡したが、赤外線以外に通常の可視光、電波等
種々の電磁波を使用することができる。
発明の効果 この発明によれば、運転者の身体の一部が車内の高温
空気に暴露されることなく、遠隔操作によりドアロック
装置を自動的に作動すると同時に自動的に換気を行うこ
とができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による遠隔操作装置に使用する発信装
置の回路図、第2図は第1図に示す発信装置の動作を表
わすフローチャート、第3図はこの発明による遠隔操作
装置に使用する受信装置の回路図、第4図は第3図に示
す受信装置の動作を表わすフローチャート、第5図は送
信装置から受信装置に送信される信号形態を示すタイム
チャートである。 1……発信装置、2……受信装置、10……発信制御回
路、12……スイッチ、13……電源、40……センサ回路
(受信手段)、
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−252877(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E05B 65/20 E05B 49/00 B60J 5/04 B60J 5/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電磁波を受信する受信手段と、受信手段が
    受信した信号が所定の符号信号と一致するときに第一の
    作動信号を発生する第一の信号検出手段と、第一の作動
    信号により操作されるドアロック装置と、第一の作動信
    号の発生後一定時間経過した時点において受信手段が第
    二の信号を受信したときに第二の作動信号を発生する第
    二の信号検出手段と、イグニッションスイッチがオフ状
    態において第二の作動信号に基づき作動されるパワウィ
    ンド装置及びブロア装置とを有することを特徴とする自
    動車用遠隔操作装置。
  2. 【請求項2】電磁波を受信する受信手段と、受信手段が
    受信した信号が所定の符号信号と一致するときに第一の
    作動信号を発生する第一の信号検出手段と、第一の作動
    信号により操作されるドアロック装置と、第一の作動信
    号の発生後一定時間経過した時点において受信手段が第
    二の信号を受信したときに第二の作動信号を発生する第
    二の信号検出手段と、イグニッションスイッチがオフ状
    態において第二の作動信号に基づき作動されるブロア装
    置及び開放作動されるパワウィンド装置と、第二の作動
    信号の発生後一定時間経過した時点において受信手段が
    第三の信号を受信したときに第三の作動信号を発生する
    第三の信号検出手段とを有し、パワウィンド装置は第三
    の作動信号により閉鎖作動されることを特徴とする自動
    車用遠隔操作装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2022194314A1 (en) 2021-03-18 2022-09-22 Skoda Auto A.S. Vehicle, additional unit for vehicle and method of switching of the vehicle vent control

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