JP2882476B2 - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置

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JP2882476B2
JP2882476B2 JP8261095A JP26109596A JP2882476B2 JP 2882476 B2 JP2882476 B2 JP 2882476B2 JP 8261095 A JP8261095 A JP 8261095A JP 26109596 A JP26109596 A JP 26109596A JP 2882476 B2 JP2882476 B2 JP 2882476B2
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和久 海瀬
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は固体撮像装置に関
し、特にフレームシャッタタイプの固体撮像装置の改良
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一垂直走査期間内において、全ての光電
変換素子の電荷を読出すことができる、いわゆるフレー
ムシャッタタイプの固体撮像装置が一般的になりつつあ
る。この種の固体撮像装置に用いられる固体撮像部10
0の構成の概略を図3に示す。
【0003】複数の光電変換素子P11〜Pmnがn行×m
列のマトリックス状に二次元的に配列されており、この
マトリックスアレイの全ての列に一対一に対応して垂直
転送レジスタ31〜3mが設けられている。第1列目に
対応して設けられている垂直転送レジスタ31の各構成
素子は、第1列目の光電変換素子P11〜P1nに夫々対応
して設けられており、対応光電変換素子の電荷を夫々取
込むものである。
【0004】これ等各構成素子に取込まれた電荷は、図
示せぬ転送パルスに同期して、この垂直転送レジスタ3
1内において、図の上方から順次下方(垂直方向)へ転
送されるようになっている。
【0005】他の第2列目〜第m列目までの各垂直転送
レジスタ32〜3mについても同様である。
【0006】これ等各垂直転送レジスタ31〜3mの各
転送出力は、2つの水平転送レジスタ4,5の各構成素
子へ取込まれ、これまた図示せぬ転送パルスに同期し
て、図の左から順次右(水平方向)へ転送され、出力バ
ッファ6,7を夫々介して導出されるようになってい
る。
【0007】この場合、水平ブランキング期間内におい
て、奇数番目(奇数行に属する)の光電変換素子の各電
荷は、水平転送レジスタ5に転送され、偶数番目(偶数
行に属する)の光電変換素子の各電荷は、水平転送レジ
スタ4に転送される。
【0008】これ等2つの水平転送レジスタ4,5に転
送された電荷は、有効映像期間内に順次出力される。す
なわち、水平転送レジスタ5からは奇数番目の光電変換
素子の電荷が、水平転送レジスタ4からは偶数番目の光
電変換素子の電荷が、夫々連続して読出されることにな
る。
【0009】図4は図3の固体撮像部100の出力信号
のタイミングチャートを示している。図4において、E
は偶数番目の光電変換素子からの出力信号、すなわち偶
数フィールドの出力信号を示し、Oは奇数番目の光電変
換素子からの出力信号、すなわち奇数フィールドの出力
信号を示している。尚、垂直同期信号の1〜5の数字は
垂直走査期間の番号を示している。
【0010】この様に、図3の構成により、一垂直走査
期間内で、奇数及び偶数番目の全ての光電変換素子の電
荷を一垂直走査期間内で読出すことが可能となってい
る。
【0011】従来、この様なフレームシャッタタイプの
固体撮像部100を用いた固体撮像装置の例としては、
図5に示す様な構成がある。この例では、固体撮像部1
00の2つの水平転送レジスタ4,5の出力(図5で
は、簡単化のために図3の出力バッファ6,7は省略し
て示している)は、映像処理回路1,2へ夫々入力され
て映像処理され、バッファ8,9を夫々介して映像出力
#1,#2として導出される様になっている。
【0012】尚、この固体撮像部100の駆動パルス2
01は撮像素子駆動回路11により生成されている。同
期信号発生回路10からの同期信号により撮像素子駆動
回路11は駆動パルス201を生成する。
【0013】図6は図5の装置の信号のタイムチャート
を示しており、1EはNo.1の垂直走査期間での偶数
番目の光電変換素子からの信号出力であり、1OはN
o.1の垂直走査期間での奇数番目の光電変換素子から
の信号出力である。
【0014】図7はフレームシャッタタイプの固体撮像
部100を用いた従来の固体撮像装置の他の例を示すブ
ロック図であり、図5と同等部分は同一符号により示し
ている。
【0015】本例においては、水平転送レジスタ4の出
力の映像処理回路1を経た信号を、遅延回路13を用い
て一垂直走査期間だけ遅延させて出力し、加算器14の
一入力としている。そして、水平転送レジスタ5の出力
の映像処理回路2を経た信号を加算器14の他入力とす
る構成である。
【0016】こうすることにより、図8に信号のタイム
チャートを示す如く、通常のインタレース走査と同一の
信号を得ることができるものである。
【0017】図5,6に示した例では、一垂直走査期間
毎に2フィールド分の信号が同時に生成されるので、通
常のインタレース走査時の2倍の情報量を得ることがで
きる。また、図7,8に示した例では、通常のインタレ
ース信号が得られるので、通常のテレビジョンモニタに
画像を表示することができる等、従来の画像処理システ
ムに容易に適合可能である。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】第1の問題点は、図
5,6の従来例では、通常のインタレースを前提とした
映像処理システムには適合できないことである。このた
め、専用の処理システムが必要となる。その理由は、2
つの系統の映像信号が同時に出力されるためである。
【0019】第2の問題点は、図7,8の従来例では、
図5,6の従来例よりも情報量が半分になってしまうこ
とである。その理由は、2つの系統の撮像素子からの映
像信号を1系統に統合しているため、一垂直走査期間お
きに信号を間引いて出力しているためである。
【0020】本発明の目的は、上記の従来例の問題点を
全て解決し、撮像部からの情報量を損なうことなく通常
のインタレース走査を前提とした映像処理システムにも
容易に適合可能な固体撮像装置を提供することである。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、複数の
光電変換素子がマトリックス状に二次元的に配列され、
これ等全ての光電変換素子の信号電荷のうち偶数行の信
号電荷を一走査期間内に第1の水平転送レジスタを介し
て導出し、前記光電変換素子の信号電荷のうち奇数行の
信号電荷を一走査期間内に第2の水平転送レジスタを介
して導出するようにした撮像部を有する固体撮像装置で
あって、前記第1の水平転送レジスタの出力を一垂直走
査期間遅延せしめる遅延手段と、前記遅延手段の出力と
前記第2の水平転送レジスタの出力とを夫々択一的に導
出する第1及び第2のスイッチ手段と、前記第1のスイ
ッチ手段が前記遅延手段の出力を導出している時に、前
記第2のスイッチ手段が前記第2の水平転送レジスタの
出力を導出するよう制御する制御手段とを含むことを特
徴とする固体撮像装置が得られる。
【0022】そして、前記制御手段は、前記第1及び第
2のスイッチ手段の各出力にインタレース映像信号出力
が得られるようにこれ等スイッチ手段の切換え制御を行
うようにしたことを特徴としており、この場合、前記制
御手段は、前記第1のスイッチ手段が前記遅延手段の出
力を導出している時に、前記第2のスイッチ手段が前記
第2の水平転送レジスタの出力を導出するよう制御する
ことを特徴としている。
【0023】また、前記撮像部は、前記光電変素子から
の信号電荷を垂直方向に転送する垂直転送部と、この垂
直転送部から転送された奇数及び偶数の各一水平ライン
分の電荷を夫々取込んで水平方向に転送する奇数及び偶
数ライン水平転送部とを有し、前記奇数及び偶数ライン
水平転送部が前記第1及び第2の水平転送レジスタであ
ることを特徴としている。
【0024】本発明の作用を述べると、2つの水平転送
レジスタの出力のうちの一方を一垂直走査期間だけ遅延
回路で遅延した信号と他方の出力信号とを夫々択一的に
導出する2つのスイッチ回路を設け、これら2つのスイ
ッチ回路を垂直走査期間毎に互いに同期して切換え制御
することで、これ等2つのスイッチ回路の出力の各々か
ら、インタレースした映像信号を得ることが可能とな
る。
【0025】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照しつつ本発明の
実施例について説明する。
【0026】図1は本発明の実施例の構成を示すブロッ
ク図であり、図3,図5及び図7と同等部分は同一符号
にて示している。図1を参照すると、固体撮像部100
の水平転送レジスタ4の出力を処理する映像処理回路1
の出力は、一垂直走査期間だけ遅延する遅延回路13へ
入力される。この遅延出力はスイッチ回路15のB接点
へ、またスイッチ回路16のA接点へ夫々印加される。
【0027】水平転送レジスタの出力を処理する映像
処理回路2の出力は、スイッチ回路15のA接点へ、ま
たスイッチ回路16のB接点へ、夫々直接印加されてい
る。これ等スイッチ回路15,16の選択出力はバッフ
ァ8,9を介して映像出力#1,#2として夫々導出さ
れる様になっている。
【0028】制御回路12は同期信号発生回路10から
の垂直同期信号を受けてスイッチ制御信号202を生成
するものであり、スイッチ回路15,16はこのスイッ
チ制御信号202により互いに同期して切換え制御され
るものとする。
【0029】図2は図1の回路の動作を示す各部信号の
タイミングチャートである。スイッチ回路15,16は
スイッチ制御信号がローレベルのとき接点A側の信号を
導出し、ハイレベルのとき接点B側の信号を導出するも
のとする。尚、図2の最下行にその状態を示しており
「A」,「B」は「A接点」,「B接点」を夫々示すも
のとする。
【0030】図1,2からも明らかな如く、バッファア
ンプ8の出力#1は、1O,1E,3O,3E,5O,
5E,…となる。同様にバッファ9の出力#2は、2
O,2E,4O,4E,6O,6E,…となる。これ等
出力#1,#2は、この様に共にインタレースしてお
り、かつ撮像部100からの情報が失われることもない
のである。
【0031】従って、バッファアンプ8,9の各出力は
通常のインタレース走査用のテレビジョンモニタに表示
することができ、従来のインタレース走査を前提とした
ビデオシステムにも容易に適合できることになるのであ
る。
【0032】
【発明の効果】叙上の如く、本発明によれば、極めて簡
単な構成にて、情報量を何等損なうことなくインタレー
ス信号を得ることができ、よって従来のインタレースを
前提としたテレビジョンモニタや映像処理システムに容
易に適応可能であるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック図である。
【図2】図1のブロックの動作を示すタイミングチャー
トである。
【図3】フレームシャッタタイプの固体撮像部の構成図
である。
【図4】図3の固体撮像部の動作を示すタイミングチャ
ートである。
【図5】図3の固体撮像部を用いた従来の固体撮像装置
の一例を示す図である。
【図6】図5の装置の動作を示すタイミングチャートで
ある。
【図7】図3の固体撮像部を用いた従来の固体撮像装置
の他の例を示す図である。
【図8】図7の装置の動作を示すタイミングチャートで
ある。
【符号の説明】
1,2 映像処理回路 4,5 水平転送レジスタ 6〜9 バッファ 10 同期信号発生回路 11 撮像素子駆動回路 12 制御回路 13 遅延回路 15,16 スイッチ回路 31〜3m 垂直転送レジスタ 100 固体撮像部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の光電変換素子がマトリックス状に
    二次元的に配列され、これ等全ての光電変換素子の信号
    電荷のうち偶数行の信号電荷を一走査期間内に第1の水
    平転送レジスタを介して導出し、前記光電変換素子の信
    号電荷のうち奇数行の信号電荷を一走査期間内に第2の
    水平転送レジスタを介して導出するようにした撮像部を
    有する固体撮像装置であって、 前記第1の水平転送レジスタの出力を一垂直走査期間遅
    延せしめる遅延手段と、前記遅延手段の出力と前記第2
    の水平転送レジスタの出力とを夫々択一的に導出する第
    1及び第2のスイッチ手段と、前記第1のスイッチ手段
    が前記遅延手段の出力を導出している時に、前記第2の
    スイッチ手段が前記第2の水平転送レジスタの出力を導
    出するよう制御する制御手段とを含むことを特徴とする
    固体撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記第1及び第2のス
    イッチ手段の各出力にインタレース映像信号出力が得ら
    れるようにこれ等スイッチ手段の切換え制御を行うよう
    にしたことを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記撮像部は、前記光電変換素子からの
    信号電荷を垂直方向に転送する垂直転送部と、この垂直
    転送部から転送された奇数及び偶数の各一水平ライン分
    の電荷を夫々取り込む前記第1及び第2の水平転送レジ
    スタとからなることを特徴とする請求項1又は2記載の
    固体撮像装置。
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