JP2880665B2 - 鉄塔とクライミングクレーンのマストとの連結機構 - Google Patents

鉄塔とクライミングクレーンのマストとの連結機構

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JP2880665B2
JP2880665B2 JP7140461A JP14046195A JP2880665B2 JP 2880665 B2 JP2880665 B2 JP 2880665B2 JP 7140461 A JP7140461 A JP 7140461A JP 14046195 A JP14046195 A JP 14046195A JP 2880665 B2 JP2880665 B2 JP 2880665B2
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純男 松石
泰宏 小路
格 村尾
章仁 寺本
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Kansai Denryoku KK
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Kanden Kogyo Inc
Kansai Denryoku KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄塔とクライミングク
レーンのマストとの連結機構に関し、特に鉄塔の主柱材
の間隔が狭い部分に連結できるようにした鉄塔とクライ
ミングクレーンのマストとの連結機構に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】送電塔などの鉄塔の大部分は平面視にお
いてほぼ正方形の各頂点に配置される4本の主柱材と、
各柱間の面および上下に適当な間隔を置いて設定された
主柱材間の水平面に配置されるブレースとを連結した構
造を備えている。この鉄塔を建設する方法として、鉄塔
の外側にクライミングクレーンを建設し、鉄塔の主柱材
およびブレースを順に下側から組み上げる工法が知られ
ている。
【0003】この工法を採用する場合、既に組み立てら
れた2本の主柱材をそれぞれ2本の伸縮可能な支持部材
でクライミングクレーンのマストの異なる2箇所に連結
する連結機構が用いられる。従来、この種の連結機構と
しては、例えば図9に示すように、各主柱材101 に連接
された2本の支持部材102 ・103 がクライミングクレー
ンのマスト104 の右側または左側の前後2箇所に設けた
ブラケット105 ・106 に連接されるものが知られてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来の鉄塔とクラ
イミングクレーンのマストとの連結機構によれば、マス
ト104 の後方に連接される1対の支持部材103の前端間
の距離が回転がマスト104によって制限される。したが
って、マスト104 を高くするためにマスト104 を太くす
ると、鉄塔の下方では各支持部材102 ・103 を主柱材10
1 に連結できるが、上方になって主柱材101 の左右間隔
が狭くなると各支持部材102 ・103 、特にマスト104 の
後方に連接される支持部材103 を主柱材101 に連結でき
なくなるという問題がある。
【0005】本発明は、上記の事情を鑑みて、鉄塔の主
柱材の間隔が狭い部分に連結できるようにした鉄塔とク
ライミングクレーンのマストとの連結機構を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、3本以上の主
柱材を互いにブレースで連結した鉄塔の2本の主柱材を
それぞれ2本の伸縮可能な支持部材でクライミングクレ
ーンのマストの異なる2箇所に連結する鉄塔とクライミ
ングクレーンのマストとの連結機構において、上記の目
的を達成するため、次のような手段を講じている。
【0007】すなわち、前記マストの鉄塔側の2箇所に
連結される平面視においてV字形の内単材が設けられ、
各主柱材に連結された一方の支持部材が内単材とマスト
との連結部に連結され、他方の支持部材が内単材のV字
谷底部に連結されることを特徴とするものである。
【0008】
【作用】本発明によれば、各主柱材に連結される2本の
支持部材がマストに邪魔されずよマストの軸心と鉄塔の
軸心とを通る共通中心面側に回転でき、マストの左右幅
よりも間隔が狭い各主柱材に連結することができる。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例に係る鉄塔とクライミング
クレーンのマストとの連結機構を図面に基づいて具体的
に説明すれば、以下の通りである。図4の側面図に示す
ように、送電塔1は、その軸心を中心として前後方向お
よび左右方向に等距離を置いて配置される4本の主柱材
2と、これら主柱材2間の前後左右の4面に配置される
ブレース3および上下方向に適当な間隔を置いた複数の
水平面で各主柱材2を連結する水平ブレース4とを備
え、その後方に適当な間隔を置いた位置にこの送電塔1
を建設するためのクライミングクレーン5が立設され
る。
【0010】クライミングクレーン5によって所要の高
さに吊り上げられた送電塔1の各部材、すなわち、主柱
材2、ブレース3、水平ブレース5などは、既に組み上
げた部分に仮組み、または、本組みした後、もしくは既
に組み上げた部分に設けた足場に引き取られた後、クラ
イミングクレーン5から外される。送電塔1がある程度
の高さまで組み上げられると、クライミングクレーン5
のマスト6の上部が連結機構7によって送電塔1の後側
の2本の主柱材2に連結される。
【0011】図1の平面図に示すように、この連結機構
7は、各主柱材2を挟持するクランプ8に連接される2
本の伸縮可能な支持部材9・10と、前記マスト6の送電
塔1側の左右両端の2箇所に設けたブラケット11に連結
され、平面視においてV字形に並べられる2本の内単材
12と、内単材12の前端どうしを連結するブラケット13と
を備え、各主柱材2に連結された一方の支持部材9がマ
スト6のブラケット11に連接され、他方の支持部材10が
内単材12のブラケット13に連接される。
【0012】図1と図2の平面図に示すように、各主柱
材2のクランプ8とマスト6のブラケット11との間に架
着された支持部材9は、同軸状に並べて配置される1対
の外単材14・15と、これらを互いに他方に向かって進退
させる伸縮機構16とを備え、各主柱材2のクランプ8と
内単材12との間に架着される支持部材10は、図1の平面
図に示すように、同軸状に並べて配置される1対の内単
材17a・17bと伸縮機構18とを備えている。
【0013】前記伸縮機構16は、両外単材14・15の互い
に対向する端面に固定された1対のフランジ19L・19R
と、各フランジ19L・19Rに同軸状に並べて形成された
互いに逆方向の1対の雌ねじ20L・20Rと、これら雌ね
じ20L・20Rに螺合する互いに逆方向の雄ねじ21L・21
Rを有するねじ軸21と、このねじ軸21の各雄ねじ21L・
21Rに両外単材14・15間で螺合された1対の止めナット
22L・22Rと、一方の単材14のフランジ19Rに固定さ
れ、他方の単材15のフランジ19Lに挿通される4本のボ
ルト23と、各ボルト23に螺合されるナット24と、このナ
ット24の緩み止め用の止めナット25と、前記ねじ軸21を
回転操作する手段として、前記ねじ軸21の中央部から周
方向に等間隔を置いて、径方向に突設した3本の角状の
ハンドル26とを備えている。
【0014】図3の分解斜視図に示すように、前記クラ
ンプ8は、主柱材2を挟持する円筒を2分割した1対の
クランプ本体27と、これらのクランプ本体27と主柱材2
との間に挿入される1対の部分円筒状のスペーサ28と、
クランプ本体27どうしを連結するボルト29およびナット
30とを備える。各スペーサ28は、部分円筒状に曲げられ
た例えば鉄、アルミニウムなどからなる金属板31とこれ
の凹曲面に貼着した例えば硬質ゴムからなる弾性部材32
と、金属板31の凸曲面上部に固定した落下防止用フック
33とを備える。
【0015】前記クランプ8は、最も太い主柱材2の寸
法に対応させて、前記クランプ本体27の内径を例えば、
267.4mm 、165.2mm 、101.6mm など複数種類に異ならせ
たものが用意され、各寸法のクランプ8に対して表1に
示すように厚さを異ならせた複数種類のスペーサ28が用
意される。なお、外単材14や指示部材10のクランプ8へ
の取付けを容易にするため、接合するフランジに円弧状
長孔を刻設しておく。
【0016】
【表1】
【0017】この連結機構7によってマスト6を送電塔
1に連結する方法としては、例えば次のような手順が採
用される。まず、支持部材9・10の先端に一方のクラン
プ本体27をボルトおよびナットで仮付けし、必要に応じ
てスペーサ28をクランプ本体27に支持させた後、支持部
材9の伸縮機構16と支持部材10の伸縮機構18とを操作し
て支持部材9・10の長さを調整することにより、前記一
方のクランプ本体27またはスペーサ28を主柱材2に外接
する位置まで移動させる。
【0018】ここで、伸縮機構16を短縮調整する場合に
は、止めナット22Lおよび22Rを緩めた後、ハンドル26
を例えば右ねじ方向に回転させ、両外単材14・15の間隔
を狭くした後、止めナット22Lおよび22Rを締め、これ
の前後または同時にナット24を締め込み、さらに止めナ
ット25を締め付ける。また、伸縮機構16を伸長調整する
場合には、止めナット25を緩め、ナット24を緩めた後、
ハンドル26を例えば左ねじ方向に回転させて両外単材14
・15の間隔を広げてから止めナット22Lおよび22Rを締
め込み、さらにナット24を締め込んでから止めナット25
を締め込む。
【0019】このようにしてねじ軸21が両外単材14・15
に固定され、ナット24を締め込んだ状態では、ねじ軸21
のバックラッシが取り除かれると共に、ねじ軸21の圧縮
力に耐えるジャッキ作用とボルト26の張力に耐えるター
ンバックル作用とが得られるので、支持部材9は一本の
剛体軸と同様になり、マスト8のブラケット11と主部材
2との距離が正確に一定に保持される。
【0020】他方の支持部材10の伸縮機構18も同様に構
成され、同様にして伸縮調整される。そして、同様にし
て内単材12のブラケット13と主部材2との距離が正確に
一定に保持される。前記一方のクランプ本体27を主柱材
2にほぼ外接する位置に移動させた後、他方のクランプ
本体27を主柱材2の反対側から仮付けし、必要に応じて
スペーサ28をクランプ本体27と主柱材2との間に挿入す
る。
【0021】すなわち、送電塔1の地上から所定の高さ
までの最も太い主柱材2に対してはスペーサ28を用いず
にクランプ本体27のみで主柱材2を挟持させ、その上の
次に太い主柱残2に対しては最も薄いスペーサ28をクラ
ンプ本体27と主柱材2との間に挿入してクランプ8で主
柱材2を挟持する。送電塔1の高さが高くなる程主柱材
2は段階的に細くなり、段階的に分厚いスペーサ28がク
ランプ本体27と主柱材2との間に挿入される。
【0022】このように、太さの異なる主柱材2に対し
てクランプ本体27を共通化することにより、太さに対応
して複数種類のクランプを設けていた従来に比べて全体
として安価にすることができる。また、スペーサ28の凹
曲面に弾性部材32を設けることにより、主柱材2の寸法
誤差およびクランプ8の寸法誤差を弾性部材32の弾性変
形により吸収できると共に、主部材2とクランプ8との
間の滑りを防止することができ、主柱材2を確実にクラ
ンプ8で挟持できる。
【0023】クランプ8で主柱材2を挟持した後、必要
に応じて支持部材9の伸縮機構16と支持部材10の伸縮機
構18とが微調整操作され、この後、必要に応じて、支持
部材9をクランプ8に連結するボルト・ナット、支持部
材9をマスト6のブラケット11に連結するするボルト・
ナット、支持部材10の内単材17aをクランプ8に連結す
るボルト・ナット、および支持部材10の内端部材17bを
内単材12のブラケット13に連結するボルト・ナットが順
次に(または同時に)締結される。
【0024】このようにして、マスト6と送電塔1の主
柱材2とを連結するにあたり、各主柱材2に連結される
2本の支持部材9・10はマスト6に邪魔されずマスト6
の軸心と送電塔1の軸心とを通る共通中心面側に回転で
き、図1に示すように、マスト6の左右幅よりわずかに
広い左右間隔で配置された主柱材2に連結することがで
きる。また、場合によってはさらに左右間隔が狭い主柱
材2にも連結することができる。
【0025】図5の平面図に示すように、本発明の他の
実施例に係る連結機構51では、左右両外側の支持部材52
の中間部が伸縮機構53を介在させた連結梁54で連結さ
れ、マスト55に連結されるV字形に並べた2本の内単材
56の先端に連結したブラケット57と左右両外側の支持部
材52の中間部とにわたる2本の伸縮機構58が架着され
る。
【0026】さらに、左右両外側の支持部材52の中間部
からさらに送電塔59側に別のV字形に並べられる2本の
内単材60が設けられ、これら内端材60の先端に連結した
ブラケット61と左右のクランプ62とにわたる2本の伸縮
機構63が架着される。支持部材52、連結梁54、内単材5
6、ブラケット57、内単材58、内端材60、支持部材63お
よびクランプ62が連結される節点はすべて回転可能な節
点、すなわち、滑節点であり、したがって、この連結機
構51はトラス構造となっているのである。
【0027】なお、上記伸縮機構53は上記一実施例の伸
縮機構16・18と同様に構成され、クランプ62は上記一実
施例のクランプ8と同様に構成されており、連結梁54は
必要に応じて最大伸長長さの異なる複数種類のものが用
意される。連結機構52の剛性が高められることと、支持
部材52・63、連結梁54、および内端材58の伸縮調整が必
要なことを除けば、この実施例のその他の構成、作用な
いし効果は上記の一実施例のそれらと同様であるので、
重複を避けるためこれらの説明は省略する。
【0028】また、内単材56と内単材58とは互いに逆の
位置に連結してもよく、内単材60と支持部材63との位置
を逆にすることも可能である。さらに、内単材58・63は
上記一実施例の伸縮機構16・18と同様に構成された伸縮
機構を介在させたものであってもよい。本発明のまた他
の実施例に係る鉄塔とクライミングクレーンのマストと
の連結機構では、図6の縦断正面図および図7の縦断側
面図に示すように、前記のように複数本のねじと1本の
ねじ軸を有する伸縮機構において、伸縮機構34のねじ軸
35を操作する回転操作手段36が前記ねじ軸35に固定され
た第1歯車37と、前記ねじ軸35およびボルト38に支持さ
れたギヤケース39と、このギヤケース39内に回転自在に
支持され、第1歯車37に噛み合う第2歯車40と、第2歯
車40に固定されたウォームホイール41aと、前記ギヤケ
ース39内に回転自在に支持され、ウォームホイール41a
に噛み合うウォームギヤ41bと、このウォームギヤ41b
を回転操作するクランクハンドル42とを備え、より簡単
に、楽に、かつ、ねじ軸35の回転をより正確に微調整で
きるようにしている。
【0029】この実施例のその他の構成、作用ないし効
果は上記の一実施例のそれらと同様であるので、重複を
避けるためこれらの説明は省略する。本発明のさらに他
の実施例に係る鉄塔とクライミングクレーンのマストと
の連結機構では、図8の分解斜視図に示すように、主柱
材43がアングルからなり、クランプ44は、この主柱材43
の内外に重ねられる2つのL字形のクランプ本体45・46
と、主柱材43の両縁外側で両クランプ本体45・46の間に
挟持される1対の帯板状のスペーサ47が設けられる。
【0030】このスペーサ47は、鉄、アルミニウムなど
からなる金属板48とこれの片面に貼着した硬質ゴムから
なる弾性部材49と、金属板48の上部に固定された落下防
止用のフック50とを備える。表2に示すように、上記ク
ランプ本体45・46のアングル寸法Aは主柱材43のアング
ル寸法Bに対応して複数種類設定され、スペーサ47の厚
さは主柱材43のフランジ厚さtに対応して複数種類設定
される。
【0031】この実施例では、クランプ44に主柱材43の
両縁外側で両クランプ本体45・46の間に挟持される1対
の帯板状のスペーサ47が設けられるので、断面の大きさ
が異なる複数種類の主柱材2に対してクランプ本体45・
46を共通化することにより、断面の大きさに対応してク
ランプ全体を複数種類設けていた従来に比べて全体とし
て安価にすることができる上、両クランプ本体45・46が
強く締められ過ぎること、および、これによる主柱材2
および両クランプ本体45・46の変形が防止される。
【0032】この実施例のその他の構成、作用ないし効
果は上記の一実施例のそれらと同様であるので、重複を
避けるためこれらの説明は省略する。
【0033】
【表2】
【0034】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、前記マストの鉄塔側の左右両端の2箇所に連結され
る平面視においてV字形の内単材を設け、各主柱材に連
結された一方の支持部材を内単材とマストとの連結部に
連結し、他方の支持部材を内単材のV字谷底部に連結す
るので、各主柱材に連結される2本の支持部材がマスト
に邪魔されずマストの軸心と鉄塔の軸心とを通る共通中
心面側に回転でき、マストの左右幅よりも間隔が狭い各
主柱材に連結することができる。換言すれば、各主柱材
の間隔が大幅に変化する高い鉄塔に対して設けられる太
いマストの左右幅よりも各主柱材の左右間隔を狭くする
ことができ、一層高い鉄塔の建設に最適の連結機構が得
られるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の平面図である。
【図2】本発明の一実施例の伸縮機構の平面図である。
【図3】本発明の一実施例のクランプの分解斜視図であ
る。
【図4】本発明の一実施例の側面図である。
【図5】本発明の他の実施例の平面図である。
【図6】本発明のまた他の実施例の伸縮機構の側面図で
ある。
【図7】本発明のまた他の実施例の伸縮機構の正面図で
ある。
【図8】本発明のさらに他の実施例のクランプの分解斜
視図である。
【図9】従来例の平面図である。
【符号の説明】 1…送電塔 2…主柱材 3…ブレース 4…水平ブレース 5…クライミングクレーン 6…マスト 7…連結機構 8…クランプ 9・10…支持部材 12…内単材 13…ブラケット 14・15…外単材 16…伸縮機構 17a・17b…内単材 18…伸縮機構 19L・19R…フランジ 20L・20R…雌ねじ 21…ねじ軸 21L・21R…雄ねじ 22L・22R…止めナット 23…ボルト 24…ナット 26…ハンドル 27…クランプ本体 28…スペーサ 31…金属板 32…弾性部材 34…伸縮機構 35…ねじ軸 36…回転操作手段 37…第1歯車 38…ボルト 39…第2歯車 40…支持部材 41…ねじ 42…クランクハンドル 43…主柱材 44…クランプ 45・46…クランプ本体 47…スペーサ 48…金属板 46…弾性部材 51…連結機構 52…支持部材 60…内単材 61…ブラケット 62…クランプ 64…伸縮機構 63…支持部材
フロントページの続き (72)発明者 村尾 格 大阪市北区本庄東2丁目9番18号 関電 興業株式会社内 (72)発明者 寺本 章仁 大阪市北区本庄東2丁目9番18号 関電 興業株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−167102(JP,A) 実開 昭51−68158(JP,U) 実開 昭60−152746(JP,U) 実開 昭59−167145(JP,U) 実開 昭63−64833(JP,U) 登録実用新案3017086(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04G 5/04 E04G 3/08

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3本以上の主柱材を有する鉄塔の2本の
    主柱材をそれぞれ2本の伸縮機構を介在させた支持部材
    でクライミングクレーンのマストに連結する鉄塔とクラ
    イミングクレーンのマストとの連結機構において、前記
    マストの鉄塔側の左右両端の2箇所または左右両外側の
    支持部材に連結される平面視においてV字形に並べられ
    る2本の内単材を設け、各主柱材に連結された一方の支
    持部材をマストの前記左右両端の2箇所に連結し、他方
    の支持部材を内単材のV字谷底部に連結し、各主柱材に
    連結される2本の支持部材がマストに邪魔されずマスト
    の軸心と鉄塔の軸心とを通る共通中心面側に回転できる
    ようにすることを特徴とする鉄塔とクライミングクレー
    ンのマストとの連結機構。
  2. 【請求項2】 前記支持部材が、同軸状に並べて配置さ
    れる1対の単材と、両単材の互いに対向する端面に固定
    された1対のフランジと、各フランジに形成された互い
    に逆方向の1対の雌ねじと、これら雌ねじに螺合する互
    いに逆方向の雄ねじを有するねじ軸と、このねじ軸の各
    雄ねじに両単材間で螺合された1対の止めナットと、一
    方の単材に固定され、他方の単材に設けたフランジに挿
    通されるボルトと、このボルトに螺合されるナットと、
    前記ねじ軸を回転操作する手段とを備える請求項1に記
    載の鉄塔とクライミングクレーンのマストとの連結機
    構。
  3. 【請求項3】 前記回転操作手段が前記ねじ軸に固定さ
    れた第1歯車と、前記ボルトに回転可能に支持され、第
    1歯車に噛み合う第2歯車と、前記ねじ軸およびボルト
    に支持された支持部材に回転可能に支持され、第2歯車
    に噛み合うねじを有するハンドルとを備える請求項2に
    記載の鉄塔とクライミングクレーンのマストとの連結機
    構。
  4. 【請求項4】 前記支持部材の主柱材側の端部に主柱材
    を挟持する円筒状の2分割クランプを設けると共に、こ
    の2分割クランプと主柱材との間に挿入される部分円筒
    状のスペーサを設けた請求項1ないし3のいずれか1項
    に記載の鉄塔とクライミングクレーンのマストとの連結
    機構。
  5. 【請求項5】 前記スペーサが部分円筒状に曲げられた
    金属板とこれの片面または両面に貼着した弾性部材とを
    備える請求項4に記載の鉄塔とクライミングクレーンの
    マストとの連結機構。
  6. 【請求項6】 前記両支持部材の主柱材側の端部に、L
    字形断面の主柱材を両側から挟持する1対のL字形のク
    ランプ本体と、このクランプ本体に挟持される主柱材の
    両側でクランプ本体に挟持される弾性部材を貼着し落下
    防止用フックを有する帯状のスペーサとを備えるクラン
    プが連接される請求項1ないし3のいずれか1項に記載
    の鉄塔とクライミングクレーンのマストとの連結機構。
  7. 【請求項7】 前記スペーサが金属板とこれの片面又は
    両面に貼着した弾性部材とを備える請求項6に記載の鉄
    塔とクライミングクレーンのマストとの連結機構。
JP7140461A 1995-06-07 1995-06-07 鉄塔とクライミングクレーンのマストとの連結機構 Expired - Fee Related JP2880665B2 (ja)

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