JP2879892B2 - マンホ―ル等用足掛具の取付装置 - Google Patents

マンホ―ル等用足掛具の取付装置

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JP2879892B2 JP8248491A JP24849196A JP2879892B2 JP 2879892 B2 JP2879892 B2 JP 2879892B2 JP 8248491 A JP8248491 A JP 8248491A JP 24849196 A JP24849196 A JP 24849196A JP 2879892 B2 JP2879892 B2 JP 2879892B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、足踏部とその両側
に位置する側部とを有し、これら足踏部と側部とを芯金
とそれを覆う合成樹脂で形成したマンホ―ル等用足掛具
の取付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来,足踏部とその両側に位置する側部
とを有し、これら足踏部と側部とを芯金とそれを覆う合
成樹脂で形成したマンホ―ル等用足掛具におけるその取
付装置として、例えば実公平4ー4040号公報に示す
ような、両側部から鈎状の脚部を延出させ、この鈎状の
脚部をマンホ―ル等の壁に形成した足掛具固定用の孔内
に挿入して接着材で固めて足掛具を固定するようにした
ものがある。また、両側部から直線状に延びる脚部をマ
ンホ―ル等の壁に形成した足掛具固定用の孔内に挿入し
て接着材で固めて足掛具を固定するようにしたものもあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記脚部を
鈎状にしたものでは、該脚部を挿入するためのマンホ―
ル等の壁に形成する孔径が大きなものとなり、その穿孔
作業が容易ではなく過分の労力を要すると共に多量の接
着材を必要とし、且つ接着材のみによる足掛具の固定で
あるため、該足掛具の長期使用により前記接着材による
固定が壊れて足掛具がガタ付くことがある。また、前記
直線状に延びる脚部を用いたものにおいても、マンホ―
ル等の壁に形成する孔と脚部とは接着材のみで連結され
ることから、足掛具の長期使用により前記接着材による
固定が壊れてこれまた足掛具がガタ付く虞が過分にあ
る。
【0004】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、マンホ―ル等の壁に形成する孔と足掛具とを該
孔にフィットしたバネとねじと接着材とで連結すること
によって、足掛具がマンホ―ル等の壁に確実に取付ら
れ、足掛具が取付け時に垂れ下がることがなく且つ長期
の使用に耐え得るようなマンホ―ル等用足掛具の取付装
置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明におけるマンホ―ル等用足掛具の取付装置
は、側部端から芯金をさらに延伸させ、該芯金の先端部
にねじを設けると共に、該ねじと前記側部端との間に複
数の接着材挿入通路を形成したカプラ保持部材を側部の
合成樹脂と一体に成形し、該カプラ保持部材の外周に接
着材挿入口を有するカプラを装着し、該カプラの外周に
接着材逆流防止リブを形成し、前記ねじの外周にコイル
スプリングを配置したことを特徴とするものである。
【0006】また、前記ねじの外周に配置したコイルス
プリングにかえて、ねじの外周に複数の板ばねを配置し
たことを特徴とするものである。
【0007】また、前記ねじの外周に配置したコイルス
プリングにかえた、外周に複数のひれを有する鞘を前記
カプラと一体に構成したことを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】図1ないし図4は本発明の一実施
例に関するものであり、図1は足掛具にカプラを装着す
る前の状態の足掛具の平面図、図2はその正面図、図3
はその側面図、図4はマンホ―ル壁に取付け時の足掛具
要部の平面図である。
【0009】図において、1は足掛具の全体を示すもの
であり、該足掛具1は、足踏部2とその両側に位置する
側部3,3で構成され、これら足踏部2と側部3とは平
面視略コ字状をした鉄製の芯金4にポリプロピレン等の
合成樹脂5を防錆被覆してなるものである。
【0010】前記芯金4は側部端6からさらに延伸さ
れ、該芯金4の先端部にはねじ7が螺設されている。そ
して、該ねじ7と前記側部端6との間には複数の接着材
挿入通路8,8…を形成したカプラ保持部材9が側部3
の合成樹脂5と一体に成形されている。
【0011】また、10は前記カプラ保持部材9の外周
に装着されるカプラであり、該カプラ10には、その外
周に突出した接着材逆流防止リブ11が形成されている
と共に、接着材挿入口12および空気抜き口13を備え
ている。
【0012】そして、前記カプラ10が足掛具1に形成
したカプラ保持部材9に装着した状態で、前記ねじ7の
外周にコイルスプリング14が配置されるようになって
いる。
【0013】以上のような構成からなる足掛具1の取付
装置において、足掛具1を例えばマンホ―ルの壁15に
固定取付ける場合には、マンホ―ルの壁15に所定の間
隔で大小2段の孔16を穿設する。この孔16の径は、
小径部が前記コイルスプリング14のコイル径とほぼ等
しく、大径部が前記カプラ10の径とほぼ等しい大きさ
である。
【0014】そして、前記カプラ10をカプラ保持部材
9に装着し、ねじ7の外周にコイルスプリング14を配
置した状態で、足掛具1に設けたカプラ10の接着材逆
流防止リブ11が前記孔16の大径部に位置するように
足掛具1の脚部を孔16内に挿入する。この状態では、
足掛具1はコイルスプリング14とカプラ10によって
マンホ―ルの壁15の孔16にほぼ水平に仮装着された
ことになる。
【0015】次いで、前記カプラ10に形成した接着材
の挿入口12から接着材を圧入すると、接着材は接着材
挿入通路8,8…を通り、孔16内のねじ7およびコイ
ルスプリング14と接触すると共に孔16内に充満し、
該孔16内の空気はカプラ10に形成した空気抜き口1
3から排出されると共に、該接着材の圧入時にカプラ1
0の外周から溢流しようとする接着材は前記接着材逆流
防止リブ11によってその溢流が防止される。このよう
にして孔16内に充填された接着材はすぐに凝固する。
したがって、孔16と足掛具1とは該孔16にフィット
したコイルスプリング14とねじ7と接着材とで連結さ
れることになり、足掛具1は、マンホ―ルの壁15に確
実に固定される。そして、この作業をマンホ―ルの壁1
5の上下方向に順次行えばマンホ―ル内に足掛具1,1
…が上下に整列した状態で固定取付けられることにな
る。
【0016】図5および図6は本発明に係る他の実施例
を示すものであり、図5はマンホ―ル壁に取付け時の足
掛具要部の平面図、図6は板ばねの平面図である。
【0017】この実施例では、前記コイルスプリング1
4を用いた実施例に代えて板ばね24を用いた点で構成
が相違するのみで、その余の構成はコイルスプリング1
4を用いた実施例と実質的に同一であるので、同一符号
を付してその詳細な説明を省略する。
【0018】この実施例における板ばね24は、ねじ7
の先端27に接着材等によって固着される十文字片21
と該十文字片21の各先端からねじ7に沿うばね片22
とで構成されている。そして、該ばね片22がマンホ―
ルの壁15に穿設された孔16の小径部に当接されるこ
とによって足掛具1は板ばね24とカプラ10によって
マンホ―ルの壁15の孔16にほぼ水平に仮装着された
ことになる。
【0019】図7は本発明に係るさらに他の実施例を示
すものであり、図5,6に示す板ばね24とばね片に相
違があるのみで、その余の構成は実質的に同一であるの
で、同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
【0020】この実施例における板ばね34は、ねじ7
の先端27に当接される十文字片31と該十文字片31
の各先端からねじ7に沿う屈折ばね片32とで構成され
ている。そして、該屈折ばね片32の凹部33がねじ7
の谷部に係合されて板ばね34はねじ7に固定され、ま
た屈折ばね片32の凸部35がマンホ―ルの壁15に穿
設された孔16の小径部に当接されることによって、足
掛具1は板ばね34とカプラ10によりマンホ―ルの壁
15の孔16にほぼ水平に仮装着されたことになる。
【0021】図8および図9は本発明に係るさらに他の
実施例を示すものであり、図8はマンホ―ル壁に取付け
時の足掛具要部の平面図、図9はカプラの断面図であ
る。
【0022】この実施例では、前記コイルスプリング1
4を用いた実施例に代えて、外周に複数のひれを有する
鞘をカプラと一体に構成した点で構成が相違するのみ
で、その余の構成はコイルスプリング14を用いた実施
例と実質的に同一であるので、同一符号を付してその詳
細な説明を省略する。
【0023】この実施例におけるカプラ40には、前記
コイルスプリング14に対応するような、外周に複数の
ひれ41を有する鞘42が該カプラ40と一体に構成さ
れている。したがって、該カプラ40をカプラ保持部材
9に装着した足掛具1の脚部をマンホ―ルの壁15の孔
16に挿入し、該孔16の小径部に複数のひれ41を当
接させることによって、足掛具1はひれ41とカプラ4
0によりマンホ―ルの壁15の孔16にほぼ水平に仮装
着されたことになる。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、側部端から芯金をさら
に延伸させ、該芯金の先端部にねじを設けると共に、該
ねじと前記側部端との間に複数の接着材挿入通路を形成
したカプラ保持部材を前記側部の合成樹脂と一体に成形
し、該カプラ保持部材の外周に接着材挿入口を有するカ
プラを装着し、該カプラの外周に接着材逆流防止リブを
形成し、前記ねじの外周にコイルスプリングを配置した
ので、足掛具は、コイルスプリングとカプラによりマン
ホ―ルの壁の孔にほぼ水平に仮装着され得、また接着材
挿入口からの接着材の圧入によって、前記孔と足掛具と
は該孔にフィットしたコイルスプリングとねじと接着材
とで連結されることになり、足掛具は、マンホ―ルの壁
に確実に固定され得ることから、足掛具が長期の使用に
耐え得るような安全なマンホ―ル等用足掛具の取付装置
となる。
【0025】そして、前記ねじの外周に配置したコイル
スプリングにかえて、ねじの外周に複数の板ばねを配置
した場合にも、コイルスプリングを用いたものと同等に
効果を奏し得るマンホ―ル等用足掛具の取付装置とな
る。
【0026】さらに、前記ねじの外周に配置したコイル
スプリングにかえた、外周に複数のひれを有する鞘を前
記カプラと一体に構成した場合には、コイルスプリング
を用いたものと同等に効果を奏し得ると共に、構成部品
点数の削減が可能となり、取付作業が簡略されるマンホ
―ル等用足掛具の取付装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例に係る足掛具にカプラ
を装着する前の状態の足掛具の平面図である。
【図2】図2はその正面図である。
【図3】図3はその側面図である。
【図4】図4はマンホ―ル壁に取付け時の足掛具要部の
平面図である。
【図5】図5は本発明の他の実施例に係りマンホ―ル壁
に取付け時の足掛具要部の平面図である。
【図6】図6は板ばねの平面図である。
【図7】図7は本発明のさらに他の実施例に係りマンホ
―ル壁に取付け時の足掛具要部の平面図である。
【図8】図8は本発明のさらに他の実施例に係りマンホ
―ル壁に取付け時の足掛具要部の平面図である。
【図9】図9はそのカプラの断面図である。
【符号の説明】
1 足掛具 2 足踏部 3 側部 4 芯金 5 合成樹脂 6 側部端 7 ねじ 8 接着材挿入通路 9 カプラ保持部材 10 カプラ 11 接着材逆流防止リブ 12 接着材挿入口 14 コイルスプリング 15 マンホ―ルの壁 16 孔 24,34 板ばね 41 ひれ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】足踏部とその両側に位置する側部とを有
    し、これら足踏部と側部とを芯金とそれを覆う合成樹脂
    で形成したマンホ―ル等用足掛具において、前記側部端
    から前記芯金をさらに延伸させ、該芯金の先端部にねじ
    を設けると共に、該ねじと前記側部端との間に複数の接
    着材挿入通路を形成したカプラ保持部材を前記側部の合
    成樹脂と一体に成形し、該カプラ保持部材の外周に接着
    材挿入口を有するカプラを装着し、該カプラの外周に接
    着材逆流防止リブを形成し、前記ねじの外周にコイルス
    プリングを配置したことを特徴とするマンホ―ル等用足
    掛具の取付装置。
  2. 【請求項2】前記ねじの外周に配置したコイルスプリン
    グにかえて、ねじの外周に複数の板ばねを配置したこと
    を特徴とする請求項1記載のマンホ―ル等用足掛具の取
    付装置。
  3. 【請求項3】前記ねじの外周に配置したコイルスプリン
    グにかえた、外周に複数のひれを有する鞘を前記カプラ
    と一体に構成したことを特徴とする請求項1記載のマン
    ホ―ル等用足掛具の取付装置。
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JP4733082B2 (ja) * 2007-08-03 2011-07-27 三山工業株式会社 コンクリート躯体へのステップの取付方法及び装置
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