JP2879553B2 - 内層解舒用紙管 - Google Patents

内層解舒用紙管

Info

Publication number
JP2879553B2
JP2879553B2 JP9202232A JP20223297A JP2879553B2 JP 2879553 B2 JP2879553 B2 JP 2879553B2 JP 9202232 A JP9202232 A JP 9202232A JP 20223297 A JP20223297 A JP 20223297A JP 2879553 B2 JP2879553 B2 JP 2879553B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper tube
outer peripheral
paper
inner layer
inner peripheral
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP9202232A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1129263A (ja
Inventor
純吉 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tanaka Shikan Co Ltd
Original Assignee
Tanaka Shikan Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tanaka Shikan Co Ltd filed Critical Tanaka Shikan Co Ltd
Priority to JP9202232A priority Critical patent/JP2879553B2/ja
Publication of JPH1129263A publication Critical patent/JPH1129263A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2879553B2 publication Critical patent/JP2879553B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H75/00Storing webs, tapes, or filamentary material, e.g. on reels
    • B65H75/02Cores, formers, supports, or holders for coiled, wound, or folded material, e.g. reels, spindles, bobbins, cop tubes, cans, mandrels or chucks
    • B65H75/04Kinds or types
    • B65H75/08Kinds or types of circular or polygonal cross-section
    • B65H75/10Kinds or types of circular or polygonal cross-section without flanges, e.g. cop tubes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/50Storage means for webs, tapes, or filamentary material
    • B65H2701/53Adaptations of cores or reels for special purposes
    • B65H2701/532Tearable or frangible cores or reels

Landscapes

  • Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
  • Storing, Repeated Paying-Out, And Re-Storing Of Elongated Articles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、糸、紐、帯状布等
の捲装物を巻回する紙管で、さらに詳しくは、紙管に巻
回された捲装物を内側から解舒できるように、紙管を容
易に除去できるようにした内層解舒用紙管に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来から、紙管に巻回された糸、紐、帯
状布等の捲装物は、紙管を回転させることにより外面か
ら解舒しているが、解舒の際に捲装物と捲装物が接触し
て抵抗が生じ、傷がつくばかりでなく、高速での取り出
しが困難であった。特に曲げ、捩れに弱い炭素繊維糸や
ガラス繊維糸等では外面からの取り出しには適さなかっ
た。
【0003】そのため、炭素繊維糸やガラス繊維糸等の
捲装物の解舒は、捲装物を巻回した紙管を取り除いてか
ら、捲装物の内側より解舒することが行なわれている。
そのようなボビンの1例として、図9、図10に示す特
開平8−239166号公報記載に示されるようなもの
が提案されている。
【0004】このボビン21は、胴部の表面の軸方向に
完全に切開いた1本のスリット22と内周面に2本以上
の切込み部23が施されており、捲装物Kの巻回後、ス
リット22の両側端22a、22aを内側に折り込むと
共に、切込み部23の部分を内方側に折って、ボビン2
1を内側に折り込んで抜き取り可能としたものが提案さ
れている。
【0005】しかしながら、このボビン21は、軸方向
に設けられたスリット22の存在で、スリット22の端
部が開口して隙間が生じたり、あるいは、両端が重なっ
たりすることがあり、ボビン21の表面に段差や欠損部
が生じ、巻回時に糸条等の捲装物Kの、特にボビン21
の表面に当たる部分が傷ついたり、折り癖等がつく等の
問題点があった。
【0006】また、スリット22と切込み部23が設け
られているので、糸条等の捲装物の巻回で大きな圧力が
かかると、ボビン21自体が変形したり、潰れたりして
安定した巻取りができないばかりでなく、ボビン21を
除去する場合にも、折り込まなければならず手間を要す
ると言った問題点があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
問題を解決することを課題として研究開発されたもの
で、糸条等の捲装物の巻取りを円滑にできると共に、傷
つけることもなく、紙管自体にスリットや切込み部等の
特別な加工を施すことなく、内周面の帯状紙を引張るだ
けで、極めて簡単に紙管を分解して取り除くことがで
き、捲装物を内側から円滑に解舒できる内層解舒用紙管
を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決し、そ
の目的を達成する手段として、本発明では、外周面を構
成する外周面帯状紙と内周面を構成する内周面帯状紙を
幅方向にずらして重合し、接目が重ならないように螺旋
条に巻回したスパイラル紙管であって、外周面帯状紙の
接目に沿って外周面帯状紙と内周面帯状紙を間欠的に接
着してなる内層解舒用紙管を開発し、採用した。
【0009】また、本発明では上記のように構成した内
層解舒用紙管において、間欠的に接着される部分は、四
角形、斜角形、円形等の形状に接着剤塗着面が塗着形成
されている内層解舒用紙管を開発し、採用した。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明すれば、1は内層解舒用紙管本体
で、この内層解舒用紙管本体1は、外周面を構成する外
周面帯状紙2と内周面を構成する内周面帯状紙3の2枚
を幅方向にずらして重合し、外周面接目2aおよび内周
面接目3aが重ならないように螺旋状に巻回し、外周面
帯状紙2と内周面帯状紙3を接着剤で接着して形成され
たものである。
【0011】外周面を構成する外周面帯状紙2と内周面
を構成する内周面帯状紙3は、図示しないが、それぞれ
上端辺と下端辺が平行となるように傾斜状に切り落とさ
れた一定幅の平行四辺形に形成された同一形状で同一寸
法のものである。
【0012】外周面帯状紙2と内周面帯状紙3の重合
は、図2に示すように、所定幅Nを接着剤塗着面4と
し、他側辺の細幅Lを無接着剤面5とした内周面帯状紙
3の該他側辺の無接着剤面5に、外周面帯状紙2の一側
辺を重合し、その重合部の内周面帯状紙3の表面に寸法
Mの接着剤塗着面6が間欠的に塗着形成され、外周面帯
状紙2の接目2aに沿う内周面帯状紙3の表面と外周面
帯状紙2の裏面とが接着されている。
【0013】外周面接目2aに沿って内周面帯状紙3の
表面に塗布される接着剤塗着面6の形状は、図2に示す
四角形に限らず、図3のA、Bに示す斜角形、円形等種
々の形状のものが用いられ、特に斜角形の場合は、分離
する方向に沿って角度を付けると容易に接着剤塗着面6
の部分から分離できるのでより好ましい。
【0014】このように構成された内層解舒用紙管の使
用状態を説明すれば、糸条等の巻取り時においては、従
来の紙管と同様に紙管の外周面に糸条が巻回される。こ
の時、胴部の表面にスリットや切込み部がないので、安
定した状態で捲装物を巻回できると共に、傷つけること
なく巻回できて紙管自体が変形したり、潰れたりするこ
ともない。
【0015】巻回された後、紙管本体1を取り除いて捲
装物を内側より解舒するには、図5〜図6に示すよう
に、内周面帯状紙3の一端部Bを剥がし、その先端を指
で摘んで引っ張ればその部分が細幅Lの無接着剤面5で
あるから、何ら抵抗感なくスムーズに引き出すことがで
き、続いて引っ張ると、外周面接目2aに沿って間欠的
に接着された寸法Mの接着剤塗着面6から順次剥がされ
ていき、紙管本体1を容易に分解してテープ状に取り出
すことができるものである。この操作によって捲装物の
みとなり、内側から引き出せば、捲装物が静止の状況で
内側より解舒でき、炭素繊維糸やガラス繊維糸等の解舒
に極めて便利になる。
【0016】この内層解舒用紙管本体1は、例えば、図
7に示すようにして製造される。すなわち、機台10よ
り回転自在に突設したマンドレル11の軸線方向の左右
の傾斜位置に外周面と内周面の帯状紙2、3を配置し、
内周面の帯状紙3の裏面を接着剤槽12に軸架した間欠
歯塗布ローラ13に接触させて通過させ、所定幅Nの接
着剤塗着面4と、寸法Mの間欠的な接着剤塗着面6が塗
着形成されて巻回され、その上面の一側辺に外周面帯状
紙2が重合接着して、循環回動するベルト14により巻
締められて強力に接着がおこなわれ、その後、回転刃1
5により一定寸法lの内層解舒用紙管1が得られる。
【0017】以上、本発明の主要な実施の形態について
説明したが、本発明は、これらの実施の形態に限定され
るものではなく、発明の目的を達成でき且つ発明の要旨
を逸脱しない範囲内で種々の設計変更が可能であること
は当然である。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明は、外周面を構成す
る外周面帯状原紙と内周面を構成する内周面帯状原紙を
幅方向にずらして重合し、接目が重ならないように螺旋
条に巻回したスパイラル紙管であって、外周面帯状紙の
接目に沿って外周面帯状紙と内周面帯状紙を部分的に接
着してなる内層解舒用紙管に係るものであるから、次の
ような優れた効果を達成することができる。
【0019】.内層解舒用紙管本体の胴部表面には、
従来のようなスリットや切込み部等が施されていないの
で、紙管の表面に当たる糸条等の捲装物を傷つけたり、
折り癖をつけるることなく巻回できると共に、巻圧によ
る紙管の変形や潰れることがなく、安定した状態で巻回
できる。 .外周面帯条紙と内周面帯状紙を重合接着して螺旋状
に巻回すると言う簡単な手段だけで、特別な加工を施す
ことなく、容易に紙管を分解して取り除くための内層解
舒用紙管を形成できる。 .内層解舒用紙管の取り除きは、内周面帯状紙の端部
を摘んで引き出せば、無接着面から外周接目に沿って接
着されている間欠接着部が順次剥がされていき、円滑に
自動的に一端部の内周面帯状紙もテープ状に引き出され
取り除きが極めて簡易に行なえる。
【0020】また、請求項2の発明においては、四角
形、斜角形、円形等の形状に接着剤塗着面が塗着形成さ
れているから、外周面帯条紙の裏面と内周面帯状紙表面
とが接合されると共に、内周面帯状紙を引き出す時には
剥離が確実となって容易に引き出せるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の内層解舒用紙管の斜視図である。
【図2】外周面帯条紙と内周面帯状紙の重合状態を示す
平面図である。
【図3】別な間欠接着部を表す平面図である。
【図4】内層解舒用紙管を形成する過程の説明図であ
る。
【図5】内層解舒用紙管の剥離除去を示す説明図であ
る。
【図6】内層解舒用紙管の剥離除去を示す斜視図であ
る。
【図7】内層解舒用紙管の製造方法を示す平面図であ
る。
【図8】接着剤塗布ローラの平面図である。
【図9】従来の内層解舒用紙管の斜視図である。
【図10】従来の内層解舒用紙管を折り込んだ状態の斜
視図である。
【符号の説明】
1 内層解舒用紙管本体 2 外周面帯状紙 2a 外周面接目 3 内周面帯状紙 3a 内周面接目 6 接着剤塗着面

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周面を構成する外周面帯状紙と内周面
    を構成する内周面帯状紙を幅方向にずらして重合し、接
    目が重ならないように螺旋条に巻回したスパイラル紙管
    であって、外周面帯状紙の接目に沿って外周面帯状紙と
    内周面帯状紙を間欠的に接着してなる内層解舒用紙管。
  2. 【請求項2】 間欠的に接着される部分は、四角形、斜
    角形、円形等の形状に接着剤塗着面が塗着形成されてい
    る請求項1に記載の内層解舒用紙管。
JP9202232A 1997-07-10 1997-07-10 内層解舒用紙管 Expired - Fee Related JP2879553B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9202232A JP2879553B2 (ja) 1997-07-10 1997-07-10 内層解舒用紙管

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9202232A JP2879553B2 (ja) 1997-07-10 1997-07-10 内層解舒用紙管

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1129263A JPH1129263A (ja) 1999-02-02
JP2879553B2 true JP2879553B2 (ja) 1999-04-05

Family

ID=16454155

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9202232A Expired - Fee Related JP2879553B2 (ja) 1997-07-10 1997-07-10 内層解舒用紙管

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2879553B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2955848B1 (fr) 2010-02-01 2012-03-09 Georgia Pacific France Mandrin de support pour un produit en feuille enroule autour de celui-ci et rouleau equipe d'un tel mandrin
KR101252423B1 (ko) 2012-09-14 2013-04-12 (주)코아텍 권취용 지관 및 이의 제조 장치
CN103099576A (zh) * 2012-12-10 2013-05-15 张晶 卷纸
AU2014414325B2 (en) 2014-12-19 2017-07-27 Essity Operations France A tearable core, a roll comprising such a core and a tearable core manufacturing method
KR102190408B1 (ko) * 2020-08-31 2020-12-11 이기령 인출팁을 갖는 권취롤용 지관

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1129263A (ja) 1999-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2595452B2 (ja) 接着テープ巻回体
US8080300B2 (en) Tape roll tab application method and article
JP2879553B2 (ja) 内層解舒用紙管
JP2009046315A (ja) 長手方向に折られたマスキング材からなるロール及び該ロールの形成方法
TWI222859B (en) Roll type adhesive cleaner and method for producing the same
EP0767122B1 (en) Wound roll and closure strip assembly
CN101754712B (zh) 清扫用具
JP2001163529A (ja) 内層解舒用複合筒
JP2000007228A (ja) 材料ラップロ―ル、該材料ラップロ―ルを製造する方法および該方法を実施するための装置
JP3417875B2 (ja) 粘着テープクリーナ用ロール体の製造方法
JP2002128180A (ja) シートロール包装物及びシートロールの包装方法
JP3339437B2 (ja) 半導体ボンディングワイヤー端部のテープ止め方法および巻き取りスプール
JP3284283B2 (ja) 巻取紙の紙継ぎ準備方法およびその連結用テープ
JP4805402B1 (ja) 粘着テープロールおよび同粘着テープロールの製造方法ならびに製造装置
JPH11216096A (ja) ロ−ル式粘着クリ−ナ及びその製造方法
TW200916315A (en) Clean-release tape core
US11046541B2 (en) Dispenser cartridge and wiper with cord
JP2002068294A (ja) 梱包開封構造
JP2003061884A (ja) 粘着性ゴミ取りロ−ル
JP3534734B2 (ja) ウェブロールの紙継用仕立処理構造
JP3873244B2 (ja) 糸条巻取筒
KR200381539Y1 (ko) 지관
JP6138329B1 (ja) 紙管に合成樹脂製の平紐がレコード巻されてなるテープ巻体
JP2013233282A (ja) 清掃用粘着ロール
JP5205491B2 (ja) 粘着テープロール

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080129

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090129

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees