JP2877972B2 - レーザ用パワーコネクタ - Google Patents
レーザ用パワーコネクタInfo
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- JP2877972B2 JP2877972B2 JP3022474A JP2247491A JP2877972B2 JP 2877972 B2 JP2877972 B2 JP 2877972B2 JP 3022474 A JP3022474 A JP 3022474A JP 2247491 A JP2247491 A JP 2247491A JP 2877972 B2 JP2877972 B2 JP 2877972B2
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- Japan
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- optical fiber
- power connector
- laser
- scattered light
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/42—Coupling light guides with opto-electronic elements
- G02B6/4296—Coupling light guides with opto-electronic elements coupling with sources of high radiant energy, e.g. high power lasers, high temperature light sources
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/36—Mechanical coupling means
- G02B6/38—Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
- G02B6/3807—Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
- G02B6/381—Dismountable connectors, i.e. comprising plugs of the ferrule type, e.g. fibre ends embedded in ferrules, connecting a pair of fibres
- G02B6/3813—Dismountable connectors, i.e. comprising plugs of the ferrule type, e.g. fibre ends embedded in ferrules, connecting a pair of fibres for transmission of high energy beam
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- Laser Beam Processing (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレーザ用パワーコネクタ
に関し、特に炭酸ガスレーザ光を導波することができる
光ファイバを用いたパワーコネクタに関するものであ
る。
に関し、特に炭酸ガスレーザ光を導波することができる
光ファイバを用いたパワーコネクタに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、炭酸ガスレーザ用パワーコネクタ
は、例えば図5、図6に示すような構成を有している。
その詳細を説明すれば、11は炭酸ガスレーザ光を導波
できる塩化銀・臭化銀から成る銀ハライド系光ファイバ
で、ポリ四ふっ化エチレン樹脂の保護チューブ12に収
納されている。13は、光ファイバ11を数mm(5m
m程度)突き出して固定する半割りチャックであり、リ
ン青銅に金メッキを施して構成されている。14は、半
割りチャック13を圧入する入射コネクタである。
は、例えば図5、図6に示すような構成を有している。
その詳細を説明すれば、11は炭酸ガスレーザ光を導波
できる塩化銀・臭化銀から成る銀ハライド系光ファイバ
で、ポリ四ふっ化エチレン樹脂の保護チューブ12に収
納されている。13は、光ファイバ11を数mm(5m
m程度)突き出して固定する半割りチャックであり、リ
ン青銅に金メッキを施して構成されている。14は、半
割りチャック13を圧入する入射コネクタである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来の
構成では振動衝撃を受けると光ファイバ11の半割りチ
ャック13から突き出した部分が屈曲し易く、レーザ光
軸のずれを生じ、入射側で光ファイバ11が劣化すると
いう問題があった。
構成では振動衝撃を受けると光ファイバ11の半割りチ
ャック13から突き出した部分が屈曲し易く、レーザ光
軸のずれを生じ、入射側で光ファイバ11が劣化すると
いう問題があった。
【0004】そこで、光ファイバ11の突き出し長を短
くすることも考えられるが、そうすると散乱光の多い箇
所を変形又は傷付けながらチャックすることになり、散
乱光が増大し、その散乱光が金属製の半割りチャック1
3の内面で反射し、熱的に弱いテフロン樹脂の保護チュ
ーブ12の先端が溶融し、結果として光ファイバ11が
劣化するという問題があった。
くすることも考えられるが、そうすると散乱光の多い箇
所を変形又は傷付けながらチャックすることになり、散
乱光が増大し、その散乱光が金属製の半割りチャック1
3の内面で反射し、熱的に弱いテフロン樹脂の保護チュ
ーブ12の先端が溶融し、結果として光ファイバ11が
劣化するという問題があった。
【0005】本発明は上記従来の問題点に鑑み、光ファ
イバの突き出し長を短くして振動衝撃に対して強くでき
かつ散乱光による熱的な影響に対する耐久性のあるレー
ザ用パワーコネクタを提供することを目的とする。
イバの突き出し長を短くして振動衝撃に対して強くでき
かつ散乱光による熱的な影響に対する耐久性のあるレー
ザ用パワーコネクタを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のレーザ用パワー
コネクタは、光ファイバの入射側において、合成樹脂製
の保護チューブから光ファイバを突出させ、その突出さ
せた光ファイバの先端近傍部を金属保持部で保持すると
ともに、前記金属保持部の内面に赤外線吸収体を設置又
は塗布したことを特徴とする。
コネクタは、光ファイバの入射側において、合成樹脂製
の保護チューブから光ファイバを突出させ、その突出さ
せた光ファイバの先端近傍部を金属保持部で保持すると
ともに、前記金属保持部の内面に赤外線吸収体を設置又
は塗布したことを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明のレーザ用パワーコネクタによれば、光
ファイバの金属保持部からの突き出し長を短くすること
によって、振動衝撃による屈曲を無くし、光軸のずれに
よる入射側での光ファイバの劣化を防止でき、かつその
結果散乱光が増大しても金属保持部の内面の赤外線吸収
体で分散消費されるため、熱的に弱い合成樹脂の保護チ
ューブ先端に散乱光が集中して溶融するようなことがな
く、散乱光の熱的影響による光ファイバの劣化を防止で
きる。
ファイバの金属保持部からの突き出し長を短くすること
によって、振動衝撃による屈曲を無くし、光軸のずれに
よる入射側での光ファイバの劣化を防止でき、かつその
結果散乱光が増大しても金属保持部の内面の赤外線吸収
体で分散消費されるため、熱的に弱い合成樹脂の保護チ
ューブ先端に散乱光が集中して溶融するようなことがな
く、散乱光の熱的影響による光ファイバの劣化を防止で
きる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例の炭酸ガスレーザ用
パワーコネクタを図1〜図4を参照しながら説明する。
パワーコネクタを図1〜図4を参照しながら説明する。
【0009】図1において、1は炭酸ガスレーザ光を導
波できる塩化銀・臭化銀から成る銀ハライド系光ファイ
バであり、ポリ四ふっ化エチレン樹脂製の保護チューブ
2に収納されている。3は、保護チューブ2から突出さ
れた光ファイバ1の先端部近傍を固定する金属製の半割
りチャックであり、リン青銅に金メッキを施して構成さ
れている。
波できる塩化銀・臭化銀から成る銀ハライド系光ファイ
バであり、ポリ四ふっ化エチレン樹脂製の保護チューブ
2に収納されている。3は、保護チューブ2から突出さ
れた光ファイバ1の先端部近傍を固定する金属製の半割
りチャックであり、リン青銅に金メッキを施して構成さ
れている。
【0010】光ファイバ1は半割りチャック3から先端
を1mmだけ突き出した状態で固定されている。4は、
半割りチャック3を圧入する入射コネクタである。5
は、半割りチャック3の内面の内、光ファイバ1に直接
接触して固定する部分を除いた部分に塗布された赤外線
吸収体であり、炭素粉末混入エポキシ樹脂層にて構成さ
れている。
を1mmだけ突き出した状態で固定されている。4は、
半割りチャック3を圧入する入射コネクタである。5
は、半割りチャック3の内面の内、光ファイバ1に直接
接触して固定する部分を除いた部分に塗布された赤外線
吸収体であり、炭素粉末混入エポキシ樹脂層にて構成さ
れている。
【0011】以上のように構成された炭酸ガスレーザ用
パワーコネクタにおいては、光ファイバ1からの散乱光
は、図2のαの区間では半割りチャック3の内面で反射
し、その散乱光が光ファイバ1と接触しない箇所(βの
区間)で赤外線吸収体5である炭素粉末混入エポキシ樹
脂層で吸収され、そのエネルギーがリン青銅製の半割り
チャック3の熱容量を介して分散して消費される。
パワーコネクタにおいては、光ファイバ1からの散乱光
は、図2のαの区間では半割りチャック3の内面で反射
し、その散乱光が光ファイバ1と接触しない箇所(βの
区間)で赤外線吸収体5である炭素粉末混入エポキシ樹
脂層で吸収され、そのエネルギーがリン青銅製の半割り
チャック3の熱容量を介して分散して消費される。
【0012】これにより、熱的に弱いポリ四ふっ化エチ
レン樹脂の保護チューブ2の先端に散乱光が集中し、保
護チューブ2の先端部が溶融し、光ファイバ1が劣化す
るようなことを防止できる。
レン樹脂の保護チューブ2の先端に散乱光が集中し、保
護チューブ2の先端部が溶融し、光ファイバ1が劣化す
るようなことを防止できる。
【0013】また、光ファイバ1の突き出し長が1mm
と短いため、振動衝撃に対して変形しにくくなり、光軸
ずれも生じにくく信頼性が高いものとなる。
と短いため、振動衝撃に対して変形しにくくなり、光軸
ずれも生じにくく信頼性が高いものとなる。
【0014】上記実施例では、半割りチャック3からの
光ファイバ1の突き出し長を1mmとしたが、その突き
出し長を2mm以下とすれば、振動衝撃に対して十分な
機械的耐久性を確保できる。
光ファイバ1の突き出し長を1mmとしたが、その突き
出し長を2mm以下とすれば、振動衝撃に対して十分な
機械的耐久性を確保できる。
【0015】また、上記実施例では炭酸ガスレーザ用光
ファイバ1として、塩化銀・臭化銀から成る銀ハライド
系光ファイバを用いた例を説明したが、ヨウ化タリウム
・臭化タリウム等のタリウムハライド系光ファイバでも
同様である。
ファイバ1として、塩化銀・臭化銀から成る銀ハライド
系光ファイバを用いた例を説明したが、ヨウ化タリウム
・臭化タリウム等のタリウムハライド系光ファイバでも
同様である。
【0016】また、金属保持部である半割りチャック3
の材質としてリン青銅に金メッキを施したものを用いた
が、チタンやチタン合金を用いても良い。
の材質としてリン青銅に金メッキを施したものを用いた
が、チタンやチタン合金を用いても良い。
【0017】
【発明の効果】本発明のレーザ用パワーコネクタによれ
ば、光ファイバの金属保持部からの突き出し長を短くす
ることによって、振動衝撃による屈曲を無くし、入射光
軸に対する信頼性を向上でき、かつそのために散乱光が
増大しても金属保持部の内面の赤外線吸収体で分散消費
されるため、熱的に弱い合成樹脂の保護チューブ先端に
散乱光が集中して溶融するようなことがなく、散乱光の
熱的影響による光ファイバの劣化を防止できる。従っ
て、機械的及び熱的な影響に対する耐久性を向上するこ
とができる。
ば、光ファイバの金属保持部からの突き出し長を短くす
ることによって、振動衝撃による屈曲を無くし、入射光
軸に対する信頼性を向上でき、かつそのために散乱光が
増大しても金属保持部の内面の赤外線吸収体で分散消費
されるため、熱的に弱い合成樹脂の保護チューブ先端に
散乱光が集中して溶融するようなことがなく、散乱光の
熱的影響による光ファイバの劣化を防止できる。従っ
て、機械的及び熱的な影響に対する耐久性を向上するこ
とができる。
【図1】本発明の一実施例における炭酸ガスレーザ用パ
ワーコネクタの縦断面図である。
ワーコネクタの縦断面図である。
【図2】半割りチャックの平面図である。
【図3】図2のA−A線断面側面図である。
【図4】図2のB−B線断面側面図である。
【図5】従来例における炭酸ガスレーザ用パワーコネク
タの縦断面図である。
タの縦断面図である。
【図6】図5のC−C線横断面図である。
1 光ファイバ 2 保護チューブ 3 半割りチャック 5 赤外線吸収体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02B 6/02 G02B 6/10
Claims (2)
- 【請求項1】 光ファイバの入射側において、合成樹脂
製の保護チューブから光ファイバを突出させ、その突出
させた光ファイバの先端近傍部を金属保持部で保持する
とともに、前記金属保持部の内面に赤外線吸収体を設置
又は塗布したことを特徴とするレーザ用パワーコネク
タ。 - 【請求項2】 金属保持部からの光ファイバの突き出し
長を2mm以内としたことを特徴とする請求項1記載の
レーザ用パワーコネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3022474A JP2877972B2 (ja) | 1991-02-18 | 1991-02-18 | レーザ用パワーコネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3022474A JP2877972B2 (ja) | 1991-02-18 | 1991-02-18 | レーザ用パワーコネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04262887A JPH04262887A (ja) | 1992-09-18 |
JP2877972B2 true JP2877972B2 (ja) | 1999-04-05 |
Family
ID=12083717
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3022474A Expired - Fee Related JP2877972B2 (ja) | 1991-02-18 | 1991-02-18 | レーザ用パワーコネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2877972B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102385120A (zh) * | 2011-10-27 | 2012-03-21 | 中航光电科技股份有限公司 | 预连接光纤连接器 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63127206A (ja) * | 1986-11-18 | 1988-05-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光フアイバ−ケ−ブル |
-
1991
- 1991-02-18 JP JP3022474A patent/JP2877972B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102385120A (zh) * | 2011-10-27 | 2012-03-21 | 中航光电科技股份有限公司 | 预连接光纤连接器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04262887A (ja) | 1992-09-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |