JP2877570B2 - 電子写真感光体 - Google Patents

電子写真感光体

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JP2877570B2
JP2877570B2 JP3193178A JP19317891A JP2877570B2 JP 2877570 B2 JP2877570 B2 JP 2877570B2 JP 3193178 A JP3193178 A JP 3193178A JP 19317891 A JP19317891 A JP 19317891A JP 2877570 B2 JP2877570 B2 JP 2877570B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真感光体、特に
は感光体の端部を利用した位置出しやシールに有効な電
子写真感光体に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真感光体は、一般に導電性の円筒
状基体上に光導電体の被膜を設けることにより構成され
る。この被膜は、蒸着或は塗布などによって形成され
る。最近は、有機光導電体の進歩、改良により、これら
の有機材料を成膜性のある樹脂バインダーに分散或は溶
解して塗布することにより感光体の被膜を形成するケー
スが増えつつある。
【0003】ところで、感光体を電子写真装置に組み込
んだ場合、感光体には各種プロセス部材が配置される。
その中で、感光体端部に配置されるものとして例えば、
現像工程におけるトナー供給体と感光体との間隙を位置
出しするためのスペーサー、或はクリーニング工程にお
ける廃トナーの漏れを防止するためのシール部材等があ
る。これらの部材は感光体の端部に突き当てることによ
りその機能を発現するため、一般的にはその部分の感光
層を除去することが多い。これは、感光層の強度が基体
に比べて概して低かったり、或は成膜の工程上、端部の
被膜形状が平滑でない場合が多いといった理由による。
従って、一旦形成された被膜を除去する技術が要求され
る。従来は、塗布膜の場合は例えば乾燥工程の前で溶剤
により剥離する、また、蒸着の場合は、例えばテープに
よるマスキングなどの手段を用いている。しかし、前者
の場合は、剥離の巾寸法の精度が悪かったり、塗膜を溶
剤で処理するためにダレが生じて剥離の端面が盛り上が
ったりする欠点がある。また後者の場合も、マスキング
端面の被膜の盛り上がりは避けられない。このような盛
り上がりは、感光体端部に配置された突き当て部材と干
渉し、不具合を生じる。また、剥離寸法の精度が低い
と、そのラティチュードを吸収するために必要以上に感
光体及び装置全体のサイズを大きく設計しなければなら
ない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は感光層が存在していない円筒の端部における円筒表
面精度の不足の点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は円筒上に感光層
を有する電子写真感光体において、該円筒の少なくとも
一方の端部における感光層および円筒表面が切削によ
り、感光層は剥離され、円筒表面は平滑研磨されてなる
ことを特徴とし、これによって、円筒端部の表面精度の
向上が可能になったものである。
【0006】端部を削る方法としては、回転させた感光
体に砥石、或は切削バイトのような研磨部材を当接させ
る。このとき感光層だけではなく、基体の円筒も同時に
研磨する。これは突き当て部材の当接する円筒部分の平
滑度を研磨により上げることで、より安定したプロセス
を提供するためである。円筒の削り込み量としては表面
精度を出す上で5μm以上が好ましい。また、削り込み
量があまり大きくなると感光層との段差が大きくなりす
ぎるため、シール部材を配置したときのシール性が低下
する。更に円筒自体の肉厚が薄くなるため、強度が低下
するので好ましくない。この点から、200μm以下が
好ましい。また、円筒端部の削られた表面の平滑性は、
十点平均粗さ(Rz)で5μm以下、特には3μm以下
が好ましい。(基準長さ=2.5mm)次に、本発明の
具体的な態様を示す。導電性の円筒としては、アルミニ
ウム、銅、ステンレス等の金属材料が用いられるが、ア
ルミニウムまたはアルミニウム合金が好ましい。これ
は、切削加工性に優れているためである。具体的には、
A1−Mn合金(分類記号3000番系)、A1−Mg
−Si合金(分類記号6000番系)が好適である。
【0007】この円筒の上に感光層が設けられる。有機
光導電体を用いる感光層としては、公知の光導電材料
を、溶剤とともに成膜性を有する樹脂に分散、或は溶解
し、これを塗布、乾燥することにより形成する。一般的
には、機能を分離した複数の層の積層構造をとることが
多い。さらに、感光層の補助機能として、被覆層、中間
層、バリア層等が適宜加えられる。これらの被膜全体の
膜厚は、おおよそ10〜100μである。これらの各層
はディッピング、スプレー等公知の塗布手段により塗設
される。この際に、基体の少なくとも一端側は端部まで
塗膜が形成されてしまう。
【0008】次に、図1に感光体の切削工程の概略図を
示す。1−aは、切削装置に組み込まれた状態で、感光
体1には、円筒11とその上に設けられた感光層12か
らなり、チャッキング部材3により保持され、図示され
ない駆動系により回転できる。感光体の端部には切削部
材2が配置され、感光体の回転とともに感光層に接触
し、図示されない駆動系により矢印方向に移動すること
により切削を行なう。1−bは切削後の状態を示す。
【0009】切削のバイトとしては、被削物である感光
層の塗膜は概して低い硬度であるので、円筒に合わせて
材料、形状など一般的なものを使用すればよい。切削角
は、塗膜のはがれを考慮すると図1の1−aに示すよう
に90°より小さい角度が好ましい。切り込み量ついて
は、塗膜の厚みと基体の削り込み量から決定される。そ
の他の各種条件については適宜設定すればよい。
【0010】図2に、本発明の電子写真感光体を電子写
真装置に組み込んだ状態の概略を示す。感光体1の回り
に配置されるプロセス部材の中で、現像剤(トナー)供
給体4、及びクリーニングブレード6を例にとって説明
する。トナー供給体4の両端には、感光体1とのギャッ
プを一定に保つための位置出し部材5が接合され、且つ
感光体の円筒露出部分に当接されている。一方、クリー
ニングブレード6のエッジが感光体の感光層領域に当接
されている。ここで除去されたトナーがクリーナー容器
外に漏れないように、クリーニングブレード6の両端に
シール部材7が配置され、感光層の端部、及び基体露出
部分にまたがって圧接されている。位置出し部材5は、
一般的には成型された樹脂、シール部材7は、一般的に
は発泡弾性体材料にて構成される。その他、帯電部材が
当接される場合もある。
【0011】図3に感光体を用いた一般的な転写式電子
写真装置の概略構成を示した。
【0012】図において、101は感光体であり、軸1
01aを中心に矢印方向に所定の周速度で回転駆動され
る。該感光体101はその回転過程で帯電手段102に
よりその周面に正または負の所定電位の均一帯電を受
け、次いで露光部103にて不図示の像露光手段により
光像露光L(スリット露光・レーザービーム走査露光な
ど)を受ける。これにより感光体周面に露光像に対応し
た静電潜像が順次形成されていく。
【0013】その静電潜像はついで現像手段104でト
ナー現像されそのトナー現像が転写手段105により不
図示の給紙部から感光体101と転写手段105との間
に感光体の回転と同期取りされて給送された転写材Pの
面に順次転写されていく。
【0014】像転写を受けた転写材Pは感光体面から分
離されて像定着手段108へ導入されて像定着を受けて
複写物(コピー)として機外へプリントアウトされる。
【0015】像転写後の感光体の表面はクリーニング手
段6にて転写残りトナーの除去を受けて清浄面化され
て、さらに、前露光手段107により除電処理されて繰
り返して像形成に使用される。
【0016】感光体の均一帯電手段102としてはコロ
ナ帯電装置が一般に広く使用されている。また転写装置
105にもコロナ転写手段が一般に広く使用されてい
る。電子写真装置として、上述の感光体や現像手段、ク
リーニング手段などの構成要素のうち、複数のものを装
置ユニットとして一体に結合して構成し、このユニット
を装置本体に対して着脱自在に構成しても良い。例え
ば、帯電手段、現像手段およびクリーニング手段の少な
くとも1つを感光体とともに一体に支持してユニットを
形成し、装置本体に着脱自在の単一ユニットとし、装置
本体のレールなどの案内手段を用いて着脱自在の構成に
しても良い。このとき、上記の装置ユニットのほうに帯
電手段および/または現像手段を伴って構成しても良
い。
【0017】また、光像露光Lは、電子写真装置を複写
機やプリンターとして使用する場合には、原稿からの反
射光や透過光、あるいは、原稿を読取り信号化し、この
信号によりレーザービームの走査、LEDアレイの駆
動、または液晶シャッターアレイの駆動などにより行な
われる。
【0018】また、ファクシミリのプリンターとして使
用する場合には、光像露光Lは受信データをプリントす
るための露光になる。図4はこの場合の1例をブロック
図で示したものである。
【0019】コントローラ111は画像読取部110と
プリンター119を制御する。コントローラ111の全
体はCPU17により制御されている。画像読取部から
の読取データは、送信回路113を通して相手局に送信
される。相手局から受けたデータは受信回路112を通
してプリンター119に送られる。画像メモリには所定
の画像データが記憶される。プリンタコントローラ11
8はプリンター119を制御している。114は電話で
ある。
【0020】回線115から受信された画像(回線を介
して接続されたリモート端末からの画像情報)は、受信
回路112で復調された後、CPU17は画像情報の複
号処理を行ない順次画像メモリ116に格納される。そ
して、少なくとも1ページの画像がメモリ116に格納
されると、そのページの画像記録を行なう。CPU17
は、メモリ116より1ページの画像情報を読み出しプ
リンタコントローラ118に複合化された1ページの画
像情報を送出する。プリンタコントローラ118は、C
PU17からの1ページの画像情報を受け取るとそのペ
ージの画像情報記録を行なうべく、プリンタ119を制
御する。
【0021】尚、CPU17は、プリンタ119による
記録中に、次のページの受信を行なっている。
【0022】以上の様に、画像の受信と記録が行なわれ
る。
【0023】
【実施例】
(実施例1)30φ、260mm、肉厚0.75mmの
アルミニウム円筒を基体とした。これに、以下の材料よ
り構成される塗料を円筒上に順次浸漬法で積層塗布し、
乾燥して感光層を形成した。 (1)導電性被覆層:酸化スズ及び酸化チタンの粉末を
フェノール樹脂に分散したものを主体とする。膜厚18
μ (2)下引層:変性ナイロン、及び共重合ナイロンを主
体とする。膜厚1.0μ (3)電荷発生層:可視光域に吸収を持つジスアゾ顔料
をアクリル樹脂に分散したものを主体とする。膜厚0.
2μ (4)電荷輸送層:ホール搬送性を有するスチルベン化
合物をポリカーボネート樹脂に溶解したものを主体とす
る。膜厚25μ
【0024】なお、浸漬塗布の際に、円筒上端から5m
mの位置まで塗料に浸漬し、その部分はアルミニウムを
露出させた状態にした。一方、下側は、円筒下端まで塗
膜を形成した。
【0025】次に、この感光体を旋盤にチャッキング
し、以下の条件で切削を行なった。 研磨部材:ダイヤモンドバイト、コンパックス6000 送り速度:1.5mm/sec 切り込み量:70μm 切削角:45° ワーク回転数:2000rpm 感光層剥離巾:5mm
【0026】このようにして感光体を10本作成した。
これらの剥離寸法をチェックしたところ、その振れ巾は
0.5mm以内であった。また、円筒端部の削られた表
面のRZは2.5μmであった。次に、これらの感光体
を図2に示すような構成を一部に有する電子写真装置に
組み込んで、画像をプリントした。なお、電子写真装置
においてトナー供給体と感光体とのギャップは250
μ、位置出し部材のキャップ部分の厚みは180μm、
感光体当接部分の巾は3mmである。この位置出し部材
の材質はポリアセタールである。また、シール部材は感
光体の両端より1mmの位置から巾7mmに渡って配置
されており、その材質は発泡ポリウレタンである。
【0027】感光体のうち1本については、10000
枚の耐久試験を行なった。いずれの場合も画像は良好で
感光体に配置された各種プロセス部材も良好に作用して
いた。
【0028】(比較例1)実施例1と同様に感光体を作
成したが、各層について塗料の乾燥前にゴムブレードに
より5mm巾で塗料をかき取った。この際に、除去をよ
り容易にするために塗料に用いた溶剤をゴムブレードに
供給しながら行なった。その他は実施例1と同様に、1
0本作成した感光体の画像評価、及び1本については耐
久評価を行なった。なお、これらの剥離寸法はチェック
したところ、その振れ巾は±2mmであり、ばらつきが
大きいものであった。一方、画像に関しては、いくつか
の不具合が発生した。すなわち、(1)剥離の際に溶剤
によってダレが生じ、位置出し部材と当接する部分に塗
膜が残ってしまったために、トナー供給体と感光体との
ギャップが一定に保たれず、現像ムラの大きい画像とな
った。(2)剥離端部の感光層に盛り上がりが生じ、位
置出し部材と干渉するために同様な現像ムラとなった。
(3)このような感光層の盛り上がりがあるため、耐久
した際にシール部材が十分にトナーをシールし切れずに
徐々に漏れだして装置内を汚染したり、シール部材がち
ぎれたりする現象が生じた。
【0029】(実施例2)実施例1と同様な円筒上に感
光層の塗膜を設けた後、同様に浸漬塗布の下側を下記の
条件で切削剥離した。 研磨部材:ダイヤモンドバイト、コンパックス6000 送り速度:1.5mm/sec 切り込み量:100μm 切削角:60° ワーク回転数:2000rpm 感光層剥離巾:8mm
【0030】この感光体について、実施例1と同様な電
子写真装置に組み込んで評価を行なった。その結果、初
期、及び耐久も含めた画像の品質は十分に高いものであ
った。なお、円筒端部の削られた表面のRZは3.5μ
mであった。
【0031】(実施例3)実施例1と同様な円筒上に感
光層の塗膜を設けた後、同様に浸漬塗布の下側を下記の
条件で切削剥離した。 研磨部材:炭化ケイ素砥石 送り速度:0.5mm/sec 切り込み量:100μm 切削角:45° ワーク回転数:1000rpm 感光層剥離巾:5mm
【0032】この感光体について、実施例1と同様な電
子写真装置に組み込んで評価を行なった。その結果、初
期、及び耐久も含めた画像の品質は十分に高いものであ
った。
【0033】(実施例4)80φ、360mm、肉厚
1.1mmのアルミニウム円筒を基体とした。これに、
実施例1で示した材料より構成される塗料を基体上に順
次スプレー法で積層塗布し、乾燥して感光層を形成し
た。塗膜が基体の全域にわたって付着した感光体が得ら
れた。この感光体について、実施例1と同様な条件で感
光体の両端を切削剥離した。ただし、剥離巾は11mm
とした。このようにして感光体を10本作成した。これ
らの剥離寸法をチェックしたところ、その振れ巾は0.
5mm以内であった。また、円筒端部の削られた表面の
Zは2μmであった。次に、これらの感光体を図2に
示すような構成を一部に有する電子写真装置に組み込ん
で、画像をプリントした。なお、電子写真装置において
トナー供給体と感光体とのギャップは300μm、位置
出し部材のキャップ部分の厚みは200μm、感光体当
接部分の巾は4mmである。この位置出し部材の材質は
ポリアセタールである。また、シール部材は感光体の両
端より1mmの位置から巾15mmに渡って配置されて
おり、その材質は発泡ポリウレタンである。
【0034】感光体のうち1本については、50000
枚の耐久試験を行なった。いずれの場合も画像は良好
で、感光体に配置された各種プロセス部材も良好に作用
していた。
【0035】(比較例2)実施例4と同様に感光層の塗
布を行なったが、その際に円筒にあらかじめ11mmの
巾でテープを巻き、マスキング処理を施した。感光層を
全層成膜した後、テープをはがして塗膜を剥離した。
【0036】この感光体は、塗膜の剥離端部が盛り上が
っているため、クリーナーシールからのトナー漏れが著
しく、装置内の汚れ、及びそれに伴う出力用紙の汚れと
いった不具合が発生した。
【0037】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明の感光体は
常に安定して高品質な画像を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】感光体端部の切削工程の概略図である。
【図2】本発明による感光体を電子写真装置に組み込ん
だ状態の概略図である。
【図3】本発明による感光体を適用した転写式電子写真
装置の概略構成図である。
【図4】本発明による感光体を適用した電子写真装置を
プリンターとして使用したファクシミリのブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 感光体 2 切削部材 3 チャッキング部材 4 トナー供給体 5 位置出し部材 6 クリーニングブレード 7 シール部材 11 円筒 12 感光層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 穴山 秀樹 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 相野谷 英之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−192951(JP,A) 特開 昭60−170858(JP,A) 特開 昭60−97361(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 21/00 350 - 352 G03G 21/16 G03G 5/00 - 5/16

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒上に感光層を有する電子写真感光体
    において、該円筒の少なくとも一方の端部における感光
    層および円筒表面が切削により、感光層は剥離され、円
    筒表面は平滑研磨されてなることを特徴とする電子写真
    感光体。
  2. 【請求項2】 円筒表面の削られた厚さが5μm以上で
    あることを特徴とする請求項1の電子写真感光体。
  3. 【請求項3】 感光層が有機光導電体および樹脂バイン
    ダーを含む塗料を塗布して形成されたものであることを
    特徴とする請求項1および請求項2の電子写真感光体。
  4. 【請求項4】 帯電手段、現像手段およびクリーニング
    手段の少なくとも1つを感光体とともに一体に支持して
    ユニットを形成し、装置本体に着脱自在の単一のユニッ
    トとした装置ユニットにおいて、感光体が円筒上に感光
    層を有しており、該円筒の少なくとも一方の端部におけ
    る感光層および円筒表面が切削により、感光層は剥離さ
    れ、円筒表面は平滑研磨されてなることを特徴とする装
    置ユニット。
  5. 【請求項5】 円筒表面の削られた厚さが5μm以上で
    あることを特徴とする請求項4の装置ユニット。
  6. 【請求項6】 感光層が有機光導電体および樹脂バイン
    ダーを含む塗料を塗布して形成されたものであることを
    特徴とする請求項4および請求項5の装置ユニット。
  7. 【請求項7】 感光体、潜像形成手段、形成した潜像を
    現像する手段および現像した像を転写材に転写する手段
    を有する電子写真装置において、感光体が円筒上に感光
    層を有し、該円筒の少なくとも一方の端部における感光
    層および円筒表面が切削により、感光層は剥離され、円
    筒表面は平滑研磨されてなることを特徴する電子写真装
    置。
  8. 【請求項8】 円筒表面の削られた厚さが5μm以上で
    あることを特徴とする請求項7の電子写真装置。
  9. 【請求項9】 感光層が有機光導電体および樹脂バイン
    ダーを含む塗料を塗布して形成されたものであることを
    特徴とする請求項7および請求項8の電子写真装置。
  10. 【請求項10】 感光体、潜像形成手段、形成した潜像
    を現像する手段および現像した像を転写材に転写する手
    段を備えた電子写真装置およびリモート端末からの画像
    情報を受信する受信手段を有するファクシミリにおい
    て、感光体が円筒上に感光層を有し、該円筒の少なくと
    も一方の端部における感光層および円筒表面が切削によ
    り、感光層は剥離され、円筒表面は平滑研磨されてなる
    ことを特徴するファクシミリ。
  11. 【請求項11】 円筒表面の削られた厚さが5μm以上
    であることを特徴とする請求項10のファクシミリ。
  12. 【請求項12】 感光層が有機光導電体および樹脂バイ
    ンダーを含む塗料を塗布して形成されたものであること
    を特徴とする請求項10および請求項11のファクシミ
    リ。
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