JP2876905B2 - ヘッドアクチュエータ - Google Patents

ヘッドアクチュエータ

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JP2876905B2 JP17655692A JP17655692A JP2876905B2 JP 2876905 B2 JP2876905 B2 JP 2876905B2 JP 17655692 A JP17655692 A JP 17655692A JP 17655692 A JP17655692 A JP 17655692A JP 2876905 B2 JP2876905 B2 JP 2876905B2
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孝弘 西倉
正則 住原
克 武田
貴志 野島
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、VTR(ビデオテープ
レコーダ)等の自動トラッキング装置に用いられるバイ
モルフ型素子を用いたヘッドアクチュエータに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、VTR等の記録再生装置の高機能
化、高画質化が進められ、通常再生時と共に特殊再生時
にも記録画像信号をノイズレス再生するための高性能な
ヘッドアクチュエータが求められている。
【0003】以下に、従来の磁気ヘッド装置について説
明する。図5は特開昭55−139630号公報に示さ
れた従来の磁気ヘッド装置の概観図である。同図におい
て、回転ヘッド方式のヘリカルスキャン型VTRは、一
般にヘッドドラムに一定の傾斜角をもって巻き付けられ
た磁気テープ上に、テープの走行速度や回転ヘッドの回
転速度に応じて傾斜した記録トラックが形成される。
【0004】しかし、磁気テープ上の磁気信号を、スチ
ル、スローモーション、倍速やリバースモードなどの記
録時の速度と異なる速度で再生する場合、磁気ヘッドの
走査軌跡が記録トラックと異なった傾斜で走査されるた
め、磁気ヘッドは記録トラックから外れて走査すること
になる。これは、ガードバンドノイズやクロストークを
生じ再生画像劣化の原因となり、大きな問題となってい
た。
【0005】そこで上述の回転ヘッド方式VTRにおい
ては、各種特殊再生モードにおいても磁気ヘッドが正確
に記録トラック上を走査できるように、ヘッドを変位さ
せるためのトラッキング用のヘッドアクチュエータを備
えている。例えば、図6に示すようなバイモルフ型素子
(バイモルフ板)を用いたヘッドアクチュエータがあ
る。
【0006】以下に図6を参照しながら、ヘッドアクチ
ュエータの構造と動作原理について説明する。22はバ
イモルフ板、23はヘッド基台、24aと24bはバイ
モルフ板22を構成する圧電セラミック、25は中間電
極を兼ねた中央補強金属板である。同図において、バイ
モルフ板22はヘッド基台23などの固定部に固定支持
された片持ち梁構造であり、自由端に磁気ヘッド26が
取り付けられている。
【0007】このバイモルフ板22の固定部側部分22
Bでは圧電セラミック24a、24bが中央補強金属板
25を介して貼合わされ、先端部側部分22Aは、中央
補強金属板25を介することなく接着剤で貼合わされて
構成されている。
【0008】上記のように構成されたバイモルフ板22
は、中央補強金属板25が介在した部分22Bの圧電セ
ラミックの外表面に設けた電極27、28によって、バ
イモルフ板22に撓み変位を生じさせ、22A部分の圧
電セラミックに設けた電極29、30でバイモルフ板2
2の22A部分を同一方向に変位するように駆動するも
のである。
【0009】上記構造において、電極27、28による
撓み変位により、磁気ヘッド26と磁気テープ31との
相対位置を変え、電極29、30によりバイモルフ板2
2を磁気テープ31方向に変位させる。これにより、磁
気テープ31と磁気ヘッド26との間隔を常に一定に保
つため接触圧の安定化がはかれ、磁気ヘッド26のトラ
ッキングによる記録・再生信号の低下を防止できるもの
である。しかし、磁気へッド26と磁気テープ31との
傾斜によって生じるスペーシング角による記録・再生信
号の劣化の問題は解消されていない。
【0010】上記問題を解決するために、特開昭57−
60528号公報に示されているヘッドアクチュエータ
がある。以下に図7を用いて詳細に説明する。
【0011】図7において、32は第1のバイモルフ
板、33は第2のバイモルフ板、34は第1のバイモル
フ板32を第2のバイモルフ板33で固定端部において
挟持した第1の電気−機械変換素子、35は第3のバイ
モルフ板、36は第4のバイモルフ板、37は第3のバ
イモルフ板35を第4のバイモルフ板36で固定端部お
いて挟持した第2の電気−機械変換素子、38は第1と
第2の電気−機械変換素子の各自由端を連結する断面形
状がコ字状のヘッド支持部材、39はヘッド支持部材3
8上に貼付けられた磁気ヘッドである。
【0012】同図のヘッドアクチュエータにおいて、第
1〜第4のバイモルフ板を構成する各a側の圧電セラミ
ックを伸ばし、各b側の圧電セラミックを縮めるように
各圧電セラミックに電界を印加することと、それとは逆
の電界を印加することを交互に繰り返すことにより、第
1と第2の電気−機械変換素子を図7のCの方向に変位
させるものである。
【0013】一般に、バイモルフ板の変位量ξ(数1)
と共振周波数f(数2)は、以下の関係で示される。
【0014】
【数1】
【0015】
【数2】
【0016】ここで、d31は圧電定数、lは圧電体長、
tは圧電体厚、ρは圧電体の密度でs11は圧電体のヤン
グ率である。上記(数1)(数2)の関係から、共振周
波数と変位量は相反する形状効果を持っている。
【0017】しかし、上記構成によって、第2と第4の
バイモルフ板33、36により、第1と第2のバイモル
フ板32、35で得られる変位を拡大させるとともに、
電気−機械変換素子の共振周波数を下げずにより大きな
変位が得られる構成とできるものである。また、第1と
第2の電気−機械変換素子を互いに連結するヘッド支持
部材38により、磁気ヘッド39が磁気テープ40に対
して平行に移動する事ができるため、磁気ヘッド39と
磁気テープ40とのスペーシング角をほとんどゼロとす
ることが可能で、記録・再生信号の劣化を大幅に改善で
きるものである。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成のヘッドアクチュエータでは、金属材料や炭素繊
維系の材料からなる弾性シム材を用いている。金属材料
弾性シム材を用いた場合には、ヘッドを付けているバイ
モルフ板の先端変位量が比較的小さいことと、シム材と
圧電体との接着の信頼性が低いという課題がある。ま
た、炭素繊維系材料弾性シム材を用いた場合には、シム
材料のばらつきによる特性ばらつきと、シム材と圧電体
との接着の信頼性が低く、またヘッド重量による特性低
下が大きいという課題がある。
【0019】本発明は、上記課題を解決したヘッドアク
チュエータを提供することを目的とするものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のヘッドアクチュエータは、弾性シム材にスリ
ットを形成した構造を用いることにより、上記課題を解
決したものである。
【0021】
【作用】本発明の構成により、弾性シム材にスリットを
形成することにより、スリットに垂直方向の剛性が小さ
くなり、共振周波数を余り低下させずに変位量の拡大を
実現する。また、圧電体の接着性は優れているので、弾
性シム材にスリットを形成したことにより圧電体と弾性
シム材の接着性を向上することができる。
【0022】加えて、金属材料を弾性シム材として用い
ることにより、材料のばらつきによる素子の信頼性をも
向上させる事が可能である。
【0023】
【実施例】
(実施例1)以下本発明の実施例1について、図面を参
照しながら説明する。
【0024】図1(a)は、本発明の実施例1のヘッド
アクチュエータの断面図である。同図(a)において、
1は第1の圧電体、2は第2の圧電体で、3は弾性シム
材、4は第1の圧電体1と第2の圧電体2を弾性シム材
3の両面に貼合わせて構成したバイモルフ型素子、5は
バイモルフ型素子4を固定する固定台、6はヘッド支持
部材で7は磁気ヘッドである。
【0025】同図(a)において、第1と第2の圧電体
1、2を、少なくとも変形方向には高い弾性率を有し、
同図(b)に示すように変形方向にスリット8を形成し
た例えばリン青銅、インバーやチタン等の金属材料から
なる弾性シム材3の両面に、接着等により貼付けてバイ
モルフ素子4を形成する。このバイモルフ素子4を固定
台5に固定する。そして、バイモルフ素子4の自由端に
ヘッド支持部材6をどちらか一方の圧電体に接着固定
し、その先端に磁気ヘッド7を設けた構成とするもので
ある。
【0026】次に、図2(a)、(b)、(c)の動作
説明図を用いてその動作原理を説明する。同図(b)に
おいて、第1の圧電体1と第2の圧電体2の分極軸は図
に示すように弾性シム材3の方向に向いている。ここで
第1の圧電体1に、その分極軸方向の電界を印加すると
分極軸方向に伸びるため圧電体は長さ方向に縮み、同図
(a)に示すように上に変位する。逆の場合は、同図
(c)に示すように、その反対の変位を生じる。
【0027】これにより、第1の圧電体と第2の圧電体
の外側の電極間に電界を印加すれば、印加電界の極性に
応じてバイモルフ型素子4は、図中のC方向に上下に変
位することになる。しかし、通常、圧電体には抗電場
(圧電性が無くなる電界強度)が存在するため上述のよ
うな駆動方法は用いず、分極する方向の電界のみを印加
する片側駆動法か、抗電場以内までの電界がかかるよう
にダイオードを設けて抗電場までは第1と第2の圧電体
の両方を駆動し、それ以上の電界では片側駆動する駆動
法でバイモルフ型素子4を変位させている。
【0028】以上のように本実施例によれば、弾性シム
材3にスリット8を長さ方向に均一に形成したことによ
り、スリットに平行方向の剛性を低下させることなくス
リットに垂直方向の剛性を低下させることにより、共振
周波数をほとんど低下させることなくバイモルフ型素子
の先端変位量の拡大が実現でき、高性能のヘッドアクチ
ュエータが得られる。
【0029】また、弾性シム材3にスリット8を形成す
ることにより、接着性の優れた圧電同士の接着を行うこ
とができるので接着性が向上し、バイモルフ型素子の信
頼性を向上させることが可能である。
【0030】さらに、独立したスリット8を形成した弾
性シム材3を用いることにより、スリットに垂直な方向
の剛性もある程度残すことが可能となり、弾性シム材3
の強度を維持することができる。これにより、バイモル
フ素子の耐負荷性を維持しつつ特性を向上させることが
できる。
【0031】加えて、例えばリン青銅、インバーやチタ
ン等の金属材料を弾性シム材として用いることにより、
バイモルフ素子の材料によるばらつきを小さくでき、素
子の信頼性をも向上させることが可能である。
【0032】なお、ここでは長さ方向に均一にスリット
を作成したが、放射状にスリットを形成した場合も同様
の効果が得られる。
【0033】(実施例2)図3(a)は、本発明の実施
例2のヘッドアクチュエータの断面図である。同図
(a)において、実施例2は実施例1のバイモルフ型素
子とヘッド支持部材と磁気ヘッドからなるヘッドアクチ
ュエータを2組用いて、互いに平行となるように構成
し、各自由端部をヘッド支持部材等を介して連結し、磁
気ヘッドを設けた構成とするものであり、本構成により
実施例1にはない大きな効果を生じるものである。
【0034】以下、本発明の実施例2について、図面を
参照しながら説明する。9は第1の圧電体、10は第2
の圧電体で、11は第1の弾性シム材、12は第1の圧
電体9と第2の圧電体10を第1の弾性シム材11の両
面に貼合わせて構成した第1のバイモルフ型素子、13
は第3の圧電体、14は第4の圧電体で、15は第2の
弾性シム材、16は第3の圧電体13と第4の圧電体1
4を第2の弾性シム材15の両面に貼合わせて構成した
第2のバイモルフ素子、17は第1と第2のバイモルフ
型素子を固定する固定台、18は第1と第2のバイモル
フ素子を連結するヘッド支持部材で19は磁気ヘッドで
ある。
【0035】同図(a)において、第1と第2の圧電体
9、10および第3と第4の圧電体13、14を、少な
くとも変形方向には高い弾性率を有し、同時に、同図
(b)に示すようにスリット20、21を長さ方向に均
一に形成した例えばリン青銅、インバーやチタン等の金
属材料からなる第1および第2の弾性シム材11、15
の両面に接着等により貼付けて第1と第2のバイモルフ
素子12、16を形成する。この第1と第2のバイモル
フ型素子12、16を所定の間隔を設け、互いに平行に
なるように配置して固定台17に固定する。
【0036】つぎに、第1と第2のバイモルフ型素子1
2、15の各自由端同士をヘッド支持部材18をどちら
か一方の圧電体に接着固定することにより互いに平行に
連結し、その先端に磁気ヘッド19を設けた構成とする
ものである。
【0037】次に、図4(a)、(b)、(c)の動作
説明図を用いて、その動作原理を説明する。同図におい
て、基本的な動作原理は図2で説明したものと同じであ
り、ここでは、実施例2で新たに加わる動作について以
下に説明する。
【0038】図4(a)、(c)から、第1と第2のバ
イモルフ型素子の自由端を連結するように設けられたヘ
ッド支持部材18の曲がり部18aの長さは、第1と第
2のバイモルフ素子の変形時においても変化しないた
め、図に示すように磁気ヘッド19は磁気テープに対し
て、平行に移動する。これによって、磁気ヘッド19と
磁気テープ間のスペーシング角がほぼゼロとなるので、
記録・再生信号の劣化を未然に防止できるものである。
【0039】以上のように本発明の実施例2によれば、
バイモルフ型素子の弾性シム材構造を採用することによ
り、実施例1と同様の効果を得ることができる。
【0040】そして、2組のバイモルフ型素子をヘッド
支持部材で平行に連結することにより、磁気ヘッドと磁
気テープとのスペーシング角をほぼゼロとできるため、
記録・再生信号の劣化を防止し、より高性能で高画質を
達成できるヘッドアクチュエータを得ることができる。
また、2組のバイモルフ型素子の平行構造により、ヘッ
ド質量等の負荷による共振周波数の低下等の特性に与え
る影響を大きく改善できる。さらに、各圧電体の厚みバ
ラツキなどに起因する撓み変形と直交する方向の変形に
より生じる磁気ヘッドのねじれを、平行構造により矯正
することができ、つねに磁気ヘッド位置が安定、かつ磁
気テープとの相対位置の矯正などの取り付け調整が容易
なヘッドアクチュエータを得ることができる。
【0041】なお、ここでは長さ方向に均一にスリット
を作成したが、放射状にスリットを形成した場合も同様
の効果が得られる。
【0042】
【発明の効果】上述したように本発明は、弾性シム材に
スリットを形成することにより、スリットに垂直方向の
強度が弱くなり、変位を阻害する変形の励起が困難とな
る。これにより共振周波数を余り低下させずに変位量が
拡大され、変位量を改善したより高性能のヘッドアクチ
ュエータが得られた。
【0043】また、弾性シム材にスリットを形成したこ
とにより、圧電体と弾性シム材の間の接着面積が拡大さ
れ、圧電体と弾性シム材間の接着性が向上し、バイモル
フ素子の信頼性を向上させることが可能となった。
【0044】さらに、スリットを形成した弾性シム材を
用いることにより、スリットに垂直な方向のポアソン結
合を残すことが可能となり、弾性シム材の見かけの強度
を向上させることが可能となったため、耐負荷性も向上
した。
【0045】加えて、例えばリン青銅、インバーやチタ
ン等の金属材料を弾性シム材として用いることにより、
バイモルフ素子の材料によるばらつきを小さくでき、素
子の信頼性をも向上させる事ができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のヘッドアクチュエータの図
【図2】同実施例のヘッドアクチュエータの動作原理を
示す図
【図3】本発明の実施例2のヘッドアクチュエータの図
【図4】同実施例のヘッドアクチュエータの動作原理を
示す図
【図5】従来例の磁気ヘッド装置の概観図
【図6】従来例のヘッドアクチュエータの断面図
【図7】従来例の別のヘッドアクチュエータの断面図
【符号の説明】
1、9、13 第1の圧電体 2、10、14 第2の圧電体 3、11、15 弾性シム材 4、12、16 バイモルフ素子 5、17 固定台 6、18 ヘッド支持部材 7、19 磁気ヘッド 8、20、21 スリット 22、32、33 バイモルフ板 25 中央補強金属板 34、38 電気−機械変換素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武田 克 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 野島 貴志 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 川崎 修 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭56−98883(JP,A) 特開 昭56−83983(JP,A) 実開 平1−20756(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 5/592

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】分極軸方向の上下表面に電極を形成した第
    1の圧電体と第2の圧電体を弾性シム材を介して貼合わ
    せてバイモルフ型素子を構成し、前記バイモルフ型素子
    の片端を支持固定して片持ち梁状となし、前記弾性シム
    材にスリットを形成し、前記バイモルフ型素子の自由端
    に磁気ヘッドを設けたことを特徴とするヘッドアクチュ
    エータ。
  2. 【請求項2】分極軸方向の上下表面に電極を形成した第
    1の圧電体と第2の圧電体を第1の弾性シム材を介して
    貼合わせた第1のバイモルフ型素子と、第3の圧電体と
    第4の圧電体を第2の弾性シム材を介して貼合わせた第
    2のバイモルフ型素子を有し、前記第1と第2バイモル
    フ型素子を互いに平行になるよう配置し、前記第1と第
    2バイモルフ型素子の片端を固定支持した片持ち梁状と
    なし、少なくとも前記第1と第2の弾性シム材にスリッ
    トを形成し、前記第1と第2のバイモルフ型素子の自由
    端をヘッド支持部材を介して互いに連結し、前記ヘッド
    固定部材に磁気ヘッドを設けたことを特徴とするヘッド
    アクチュエータ。
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