JP2876418B2 - 車両用リヤハッチ構造 - Google Patents

車両用リヤハッチ構造

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    • E05Y2900/50Application of doors, windows, wings or fittings thereof for vehicles
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    • E05Y2900/544Tailboards, tailgates or sideboards opening downwards
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
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    • E05Y2900/546Tailboards, tailgates or sideboards opening upwards

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  • Window Of Vehicle (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、車両後端に設けられたリヤハッチの構造に
関する。
〔従来技術〕
従来、ワゴン車或いはライトバン等の車両後端にリヤ
ハッチを有する車両において、ハードハッチとガラスの
みから成るグラスハッチとを組み合わせてリヤハッチと
するものが知られている(例えば実開昭1−106315号公
報参照)。
また、車両後端のリヤハッチを上下に分割して設け、
上部リヤハッチをガラス製のグラスハッチとして上方に
開放可能とし、下部リヤハッチをハードハッチとして下
方に開放できるようにしたリヤハッチ構造が知られてお
り、第10図に基づいて説明すると、車両aの後端に形成
された開口の上半部に上方に開放できるグラスハッチb
を設け、下半部にハードハッチcを下方に開放できるよ
うに設ける。
グラスハッチbは開口上端にヒンジ止めされており、
開口両側に配設されたダンパーステーdによって開閉速
度が調整され、グラスハッチbの車室内側下端にストラ
イカsが設けられている。
ハードハッチcは開口下端にヒンジiで支持されてお
り、開口両側に配設されたダンパーステーeによって開
閉速度が調整され、ハードハッチcの上端にグラスハッ
チbのストライカsと係合するグラスハッチロックfが
上向きに設けられ、ハードハッチcを閉めた後にグラス
ハッチbが閉じられてストライカsがグラスハッチロッ
クfと係合し、ロックされる。
ハードハッチcの車幅方向両側面にハードハッチロッ
クgが設けられ、ハードハッチcの閉止時に車両aの開
口の車幅方向両側面に設けられたハードハッチストライ
カhと係合する。
ハードハッチcの車外側上端にアウタハンドルjが設
けられ、リンクkを介して、ハードハッチロックgの解
錠を行い、また、アウタハンドルjの近傍にキーシリン
ダから成るグラスハッチロックレリーズmを設け、リン
クnを介して、グラスハッチロックfの解錠を行うもの
である。
この構成により、開動作の際には、ハードハッチcの
グラスハッチロックレリーズmを操作してグラスハッチ
ロックfを解錠した後、グラスハッチbを上方に開き、
次にアウタハンドルjを操作してハードハッチロックg
を解錠してハードハッチcを下方に開くものである。
また、閉動作の際には、ハードハッチcを閉じてハー
ドハッチロックgをロックした後、グラスハッチbを閉
じてグラスハッチロックfをロックするものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来のリヤハッチ構造において
は、閉動作の際に、グラスハッチbとハードハッチcと
が操作可能であるために、先にグラスハッチbを閉めて
から、ハードハッチcを閉じるという誤操作を行う恐れ
があり、このような誤操作を行うと、グラスハッチbの
外側をハードハッチcのグラスハッチロックfが強打す
ることになって、グラスハッチbを破損する恐れがある
という問題があった。
本発明の目的は、上記問題点を解決し、ハードハッチ
の開閉操作時にグラスハッチを破損する恐れの無い車両
用リヤハッチ構造を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明の車両用リヤハッチ
構造は、リヤハッチが、上方へ開放するグラスハッチ
と、下方へ開放するハードハッチとから成り、ハードハ
ッチの開操作時にグラスハッチを開方向に移動させ得る
とともに、グラスハッチ及びハードハッチの閉止時にグ
ラスハッチの下端部がハードハッチの上端部に外方側か
ら重なるように移動させる該グラスハッチの支持機構を
有するものである。
また、ハードハッチの開操作時にグラスハッチを上方
に平行移動させることにより、グラスハッチを開方向に
移動させる駆動手段を設けると良いものである。
さらに、ハードハッチの開操作時にグラスハッチの下
端を強制的に車外方向に移動させることにより、グラス
ハッチを開方向に移動させるスプリング等の駆動手段を
設けても良いものである。
〔作用〕
上記のように構成された本発明の車両用リヤハッチ構
造においては、リヤハッチを開閉操作する際に、ハード
ハッチの開操作により、グラスハッチが開方向に移動し
てハードハッチの先端のグラスハッチロックが描く軌跡
から外れて位置するものであるから、ハードハッチのみ
の下方への開閉動作を行っても、ハードハッチのグラス
ハッチロックがグラスハッチを強打することがなくなる
ものである。
また、ハードハッチの開操作時にグラスハッチを上方
に平行移動させると、確実にグラスハッチの下端がハー
ドハッチの先端の描く軌跡から外れて位置することにな
り、ハードハッチによるグラスハッチの破損を防止する
ものである。
さらに、グラスハッチを開方向に移動させる駆動手段
により、ハードハッチの開操作時にグラスハッチの下端
を強制的に車外方向に移動させるために、グラスハッチ
の下端がハードハッチの先端の描く軌跡から外れて位置
することになり、ハードハッチによるグラスハッチの破
損を防止するものである。
〔実施例〕
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図乃至第5図において、本発明の第1実施例につ
いて説明すると、車体1の後端に開口を設けてリヤハッ
チを開閉自在に設けたものであり、リヤハッチは上方へ
開放する上半分のグラスハッチ2と、下方へ開放する下
半分のハードハッチ3とに分割されている。
ハードハッチ3の車室外上端にアウタハンドル4が設
けられており、アウタハンドル4の1回目の引き上げ操
作でオンするスイッチ(図示せず)が設けられ、該スイ
ッチに一端が接続されたケーブル5が配設されている。
グラスハッチ2の上端は上部ヒンジ6の自由端側に設
置された回転軸60で回動可能に軸支されており、該上部
ヒンジ6は車体1に装着された回転軸62により回動可能
に支持され、上部ヒンジ6を回転軸62周りに回動させる
モータ7が設置され、上記ケーブル5の他端がモータ7
に接続されている。
また、上部ヒンジ6の回動が終了した後、アウタハン
ドル4の2回目の引き上げ操作を行うと、ハードハッチ
3の側面に突出しているハードハッチロック8を引き込
んでロックを解除させるものである。
グラスハッチ2の下端付近の両側にロック機構10が設
けられており(第5図参照)、ロック機構10に対応する
車体1の開口両側に下部ヒンジ9が回転軸92周りに回動
自在に設けられ、下部ヒンジ9の自由端にピンタイプの
ストライカ91が設けられて上記グラスハッチ2のロック
機構10と係合するようにされている。
動作について説明すると、アウタハンドル4の1回目
の引き上げ操作でスイッチがオンし、モータ7が作動し
て上部ヒンジ6を回転軸62周りに61で示す位置まで回動
させる(第2図参照)。
上部ヒンジ6の回動により、グラスハッチ2が所定量
(例えば50mm)だけ上方に平行移動され、グラスハッチ
2のロック機構10と係合している下部ヒンジ9が移動す
るグラスハッチ2に引かれて回転軸92周りに上方に回動
する。
上部ヒンジ6及び下部ヒンジ9が回動すると、両者の
自由端側で支持されているグラスハッチ2が車体1の開
口から離れることになり、グラスハッチ2は上方に平行
移動した状態(第1図符号21参照)となって、グラスハ
ッチ2の下端がハードハッチ3の開閉動作で描くハード
ハッチ3の先端の軌跡から外れ、グラスハッチ2のロッ
ク機構10をストライカ91から離脱させることにより、グ
ラスハッチ2を上方に平行移動した状態21から開放状態
22まで自由に回動させることができるものである。
次に、上部ヒンジ6の回動が終了した後、アウタハン
ドル4の2回目の引き上げ操作を行うと、ハードハッチ
ロック8を引き込んでロックを解除するから、ハードハ
ッチ3を自由に開閉することができるものである。
なお、ハードハッチ3を閉めた状態では、グラスハッ
チ2のロック機構10をストライカ91から離脱させること
により、グラスハッチ2を自由に開閉することができ
る。
両ハッチ2,3を閉止する際は、ハードハッチ3を閉じ
てロックし、その後グラスハッチ2を下方に回動させ、
さらに下方に平行移動させることにより、グラスハッチ
の下端部をハードハッチの上端部に外方側から重ねさせ
る。
上述のとおり、リヤハッチを開閉操作する際、ハード
ハッチ3の開操作によりグラスハッチ2が上方に平行移
動し、グラスハッチ2の下端がハードハッチ3の先端の
グラスハッチロック31が描く軌跡から外れて位置するも
のであるから、ハードハッチ3のみの下方への開閉動作
を行っても、ハードハッチ3のグラスハッチロック31が
グラスハッチ2を強打することがなくなり、グラスハッ
チ2の破損を確実に防止することができる。
次に、第2実施例について説明すると、第6図(a)
〜(c)において、グラスハッチ2の上端は、回転軸が
上下に移動できるヒンジ12で車体1の上部に支持されて
おり、ダンパーステー11が設けられている。
第6図(a)に示されたグラスハッチ2の開放状態か
ら、グラスハッチ2のみを閉じると、ダンパーステー11
の有する急激な動きに対する減衰力が反力として、グラ
スハッチ2を押上げる方向に作用し、ヒンジ12が枢着さ
れているヒンジ12の回転軸を上方に移動させ、グラスハ
ッチ2をΔXだけ上方の位置に支持する(第6図(b)
参照)。
グラスハッチ2の上方への移動量ΔXは、ハードハッ
チ3の上端に設けられたグラスハッチロック31の高さΔ
Y以上の値(ΔX≧ΔY)となっている。
このグラスハッチ2をΔXだけ上方の位置に支持され
た状態でハードハッチ3を閉じると、グラスハッチロッ
ク31はグラスハッチ2に当たること無く、スムーズに閉
じることができる。
ハードハッチ3を完全に閉じた後にグラスハッチ2を
下方に移動させ、完全に閉止する(第6図(c)参
照)。
この構成によると、簡単な構造で、確実に閉操作の手
順を間違えることなく行えるものであり、グラスハッチ
2の破損を防止することができる。
第7図(a)〜(c)において、上記ヒンジの一具体
例について説明すると、ヒンジ12は、車体1に固定され
た固定ヒンジ121と、グラスハッチ2に固定されてグラ
スハッチ2とともに移動する移動ヒンジ122と、両ヒン
ジ121,122を連結するジョイント123とから成り、ジョイ
ント123は両端が両ヒンジ121,122に回転軸で回動可能に
連結されている。
第7図(a)に示されたグラスハッチ2の開放状態に
おいては、ジョイント123が固定ヒンジ121に対して上向
きに回動し、移動ヒンジ122を上方に移動させている。
上記開放状態から、グラスハッチ2のみを閉じると、
ダンパーステー11の有する急激な動きに対する減衰力が
反力として、グラスハッチ2を押上げる方向に作用し、
ジョイント123が固定ヒンジ121に対して下向きに回動す
るのを阻止して、移動ヒンジ122を上方位置に保持して
(第7図(b)参照)、前記第6図(b)に示されるグ
ラスハッチ2を押上げた状態に保持し、グラスハッチ2
を破損することなく、ハードハッチ3の閉止操作を行う
ことができるようにする。
ハードハッチ3を完全に閉じた後にグラスハッチ2を
下方に移動させ、完全に閉止すると、ジョイント123が
固定ヒンジ121に対して下向きに回動し、移動ヒンジ122
を下方に移動させる(第7図(c)参照)。
さらに、ヒンジの他の具体例を第8図(a)〜(c)
について説明すると、ヒンジ120は、車体1に固定され
た固定ヒンジ14と、グラスハッチ2に固定されてグラス
ハッチ2とともに移動する移動ヒンジ13とから成り、上
記固定ヒンジ14には両端に係止部を有する弧状に形成さ
れたガイド孔141が設けられており、移動ヒンジ13に設
けられたスライドピン131がガイド孔141に摺動自在に係
合されている。
第8図(a)に示されたグラスハッチ2の開放状態に
おいては、移動ヒンジ13のスライドピン131がガイド孔1
41上端に移動して係止されている。
上記開放状態から、グラスハッチ2のみを閉じると、
ダンパーステー11の有する急激な動きに対する減衰力が
反力として、グラスハッチ2を押上げる方向に作用し、
スライドピン131がガイド孔141上端に係合された状態を
保持し(第8図(b)参照)、前記第6図(b)に示さ
れるグラスハッチ2を押上げた状態に保持し、グラスハ
ッチ2を破損することなく、ハードハッチ3の閉止操作
を行うことができるようにする。
ハードハッチ3を完全に閉じた後にグラスハッチ2を
下方に移動させ、完全に閉止すると、スライドピン131
がガイド孔141内を摺動してガイド孔141の下端の係止部
に移動し、移動ヒンジ13を下方に移動させる(第8図
(c)参照)。
この構成により、グラスハッチ2の閉操作時には、ダ
ンパーステーの減衰力が反力として作用して、グラスハ
ッチ2のヒンジ軸を強制的に上方に移動させることによ
り、グラスハッチ2を閉止する際には一時的にグラスハ
ッチ2を上方に移動させるから、意識してグラスハッチ
2を下降させなくては完全な閉止状態を得ることができ
ず、グラスハッチ2を完全に閉止する前にハードハッチ
3を閉じることにより、ハードハッチ3によるグラスハ
ッチ2の破損を防止するものである。
第9図(a)において、第3実施例について説明する
と、上方に開放されるグラスハッチ201下端にストライ
カ203が設けられ、該ストライカ203と係合してロックす
るグラスハッチロック401が下方に開放されるハードハ
ッチ301の上端に設けられている。
ハードハッチ301の上部外側にアウターハンドル41が
配設され、リンクまたはケーブル等でグラスハッチロッ
ク401に連結されており、該アウターハンドル41の操作
によってグラスハッチロック401及びハードハッチ301の
ロックの両方を解除するものである。
グラスハッチ201の上部に対応する車体1の後部開口
の側縁に、グラスハッチ201を車外方向に付勢するリフ
トアップスプリング100が設置されており、アウターハ
ンドル41の操作によってグラスハッチロック401及びハ
ードハッチ301の両方のロックを解除すると、該リフト
アップスプリング100がグラスハッチ201を車外方向に押
圧し、グラスハッチ201を開方向に移動させ、車体1の
後部開口両側に配設されたダンパーステー(図示せず)
の減衰力と釣り合って符号202の位置に停止させる。
なお、リフトアップスプリング100の構造は、例えば
第9図(b)に示すように、先端にグラスハッチ201に
当接してこれを押圧する押圧部を有するロッド101を、
車体1の後部開口の側縁フランジ104を貫通させて進退
自在に設け、フランジ104の裏面に配設した支持ブラケ
ット103で支持されたスプリング102により、車外方向に
付勢されている。
この構成により、ハードハッチ3の開操作時にグラス
ハッチロックのロックを解除すると、グラスハッチ2を
開方向に移動させる駆動手段(リフトアップスプリング
100)によりグラスハッチ2を押圧して、グラスハッチ
2の下端を強制的に車外方向に移動させるために、グラ
スハッチ2の下端をハードハッチ3の先端の描く軌跡か
ら外れて位置させて、ハードハッチ3によるグラスハッ
チ2の破損を防止することができるものである。
〔発明の効果〕
本発明は上述のとおり構成されているので、以下に記
載する効果を奏する。
リヤハッチを開閉操作する際に、ハードハッチの開操
作により、グラスハッチが開方向に移動して、グラスハ
ッチの下端がハードハッチの先端のグラスハッチロック
が描く軌跡から外れて位置するものであるから、ハード
ハッチのみの下方への開閉操作を行っても、ハードハッ
チ上端のグラスハッチロックがグラスハッチを強打する
ことがなく、グラスハッチを破損する恐れが無いもので
ある。
また、グラスハッチを上方に平行移動させることによ
り、確実にグラスハッチの下端をハードハッチの先端の
描く軌跡から外れて位置させ、ハードハッチによるグラ
スハッチの破損を防止することができるものである。
さらに、グラスハッチを開方向に移動させる駆動手段
により、ハードハッチの開操作時にグラスハッチの下端
を強制的に車外方向に移動させるために、グラスハッチ
の下端をハードハッチの先端の描く軌跡から外れて位置
させて、ハードハッチによるグラスハッチの破損を防止
することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す側面図、第2図は同
じくポップアップ機構の説明図、第3図は同じく要部拡
大斜視図、第4図及び第5図は同じく動作説明図、第6
図(a)〜(c)は第2実施例の動作説明図、第7図
(a)〜(c)は第2実施例におけるヒンジの一具体例
を示す動作説明図、第8図(a)〜(c)は同じくヒン
ジの他の具体例を示す動作説明図、第9図(a)は第3
実施例を示す側面図、第9図(b)は第9図(a)のB
部拡大図、第10図は、本発明を適用するリヤハッチの構
造を示す斜視図である。 1……車体、 2……グラスハッチ、 3……ハードハッチ、 4……アウタハンドル、 5……ケーブル、 6……ヒンジ、 7……モータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 直紀 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツ ダ株式会社内 (72)発明者 杉原 馨 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツ ダ株式会社内 (72)発明者 松浦 恭一 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツ ダ株式会社内 (56)参考文献 実開 平3−123716(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60J 5/10 E05D 15/40 E05F 5/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リヤハッチ構造であって、リヤハッチが上
    方へ開放するグラスハッチと、下方へ開放するハードハ
    ッチとから成り、ハードハッチの開操作時にグラスハッ
    チを開方向に移動させ得るとともに、グラスハッチ及び
    ハードハッチの閉止時にグラスハッチの下端部がハード
    ハッチの上端部に外方側から重なるように移動させる該
    グラスハッチの支持機構を有することを特徴とする車両
    用リヤハッチ構造。
  2. 【請求項2】ハードハッチの開操作時にグラスハッチを
    上方に平行移動させることにより、グラスハッチを開方
    向に移動させる駆動手段を有することを特徴とする請求
    項(1)記載の車両用リヤハッチ構造。
  3. 【請求項3】ハードハッチの開操作時にグラスハッチの
    下端を強制的に車外方向に移動させることにより、グラ
    スハッチを開方向に移動させる駆動手段を有することを
    特徴とする請求項(1)記載の車両用リヤハッチ構造。
JP2080900A 1990-03-30 1990-03-30 車両用リヤハッチ構造 Expired - Lifetime JP2876418B2 (ja)

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