JP2874874B2 - 固形シリコーン樹脂材料およびその製造方法 - Google Patents

固形シリコーン樹脂材料およびその製造方法

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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L83/00Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon only; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L83/04Polysiloxanes

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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は固形シリコーン樹脂材料およびその製造方法
に関する。
[発明の技術的背景とその問題点] 近年、塗料業界では省資源、低公害の立場から溶剤を
全く含まない、いわゆる粉体塗料が理想の塗料として注
目されている。これは抵抗体塗料も例外ではない。
一方、電子部品の小型化、高性能化にともない抵抗体
の絶縁被膜も高レベルの品質が要求されるようになって
いる。なかでも著しいのが不燃化の要求である。エポキ
シ樹脂の粉体塗料の場合、ハロゲン系の難燃剤を添加す
るにしても特性の向上には限界がある。そこでシリコー
ン樹脂の検討がなされるようになってきている。しか
し、粉体塗料の場合、部品素子の耐熱性、作業性からそ
の熱軟化温度は低く、しかも一定に制御されなければな
らない。熱軟化温度を低く制御するためには低重合体に
する方法、(R)2SiO単位を共加水分解により導入するな
どの方法がある。しかし、これまでは再現性よく目的と
する低い軟化温度を有する固形のシリコーン樹脂を得る
ことは困難であった。しかも粉体化した場合、たとえ室
温状態であってもそれぞれの粒子が融着、すなわちブロ
ッキングしやすいという問題点があった。
[発明の目的] 本発明は優れた塗膜形成能を有し、熱軟化温度を低く
調整することができ、かつその場合でもブロッキング現
象が生じることがない固形シリコーン樹脂材料を提供す
ることを目的とする。
[発明の構成] 本発明者らは上記目的の達成のためには、熱軟化温度
の異なる2種以上のシリコーン樹脂の溶液を配合したの
ち、溶剤を除去して得られる固形のシリコーン樹脂材料
の熱軟化温度は配合比に従って直接的に変化すること、
しかもこのようにして得られる固形シリコーン樹脂材料
は熱軟化温度を低くでき、さらにブロッキング現象を防
止できること、などの点を見出し本発明を完成するに至
った。
すなわち本願発明は、 (A)RSiO3/2単位(式中Rは置換または非置換の1価
の炭化水素基を示す)90〜100モル%およびSiO2単位10
〜0モル%からなる固形シリコーン樹脂成分、ならびに (B)RSiO3/2(式中のRの意味は前記のとおりであ
る)単位70〜99モル%、SiO2単位5〜0モル%および
(R)2SiO単位(式中のRの意味は前記のとおりである)3
0〜1モル%からなる固形シリコーン樹脂成分、 から構成されることを特徴とする固形シリコーン樹脂
材料に関し、さらに RSi(X)3(式中Rの意味は前記のとおりであり、Xは
加水分解性基を示す)で示されるシラン90〜100モル%
およびSi(X)4で示されるシラン10〜0モル%を加水分解
・縮合してシリコーン樹脂を得る工程、 RSi(X)3で示されるシラン70〜99モル%、Si(X)4で示
されるシラン5〜0モル%および(R)2Si(X)2で示される
シラン(各式中Rの意味は前記のとおりであり、Xは加
水分解性基を示す)30〜1モル%からなるシランを加水
分解・縮合してシリコーン樹脂を得る工程、 前記2工程で得られたシリコーン樹脂を溶媒中で混合
する工程、ならびに 前記溶媒を除去する工程、を具備することを特徴とす
る固形シリコーン樹脂材料の製造方法に関する。
本発明で用いる(A)成分の固形シリコーン樹脂成分
は固形シリコーン樹脂材料のブロッキングを防止するこ
とに資する成分である。
(A)成分を構成するRSiO3/2単位中のRの置換また
は非置換の1価の炭化水素基としては、メチル基、エチ
ル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル
基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ド
デシル基のようなアルキル基;シクロペンチル基、シク
ロヘキシル基のようなシクロアルキル基;2−フェニルエ
チル基、2−フェニルプロピル基のようなアラルキル
基;フェニル基、トリル基のようなアリール基;ビニル
基、アリル基のようなアルケニル基;およびクロロメチ
ル基、クロロフェニル基、3,3,3−トリフルオロプロピ
ル基などのハロゲン化炭化素基を例示することができ
る。これらのなかでも原料の入手が容易であることから
メチル基またはフェニル基が好ましい。
(A)成分を構成する各構成単位の割合は、RSiO3/2
単位が90〜100モル%であり、SiO2単位が10〜0モル%
である。SiO2単位の割合が10モル%を超える場合は熱軟
化性を示さない樹脂になりやすく、軟化点の調整が困難
となるため好ましくない。SiO2単位の好ましい割合は、
2〜8モル%である。
本発明で用いる(B)成分の固形シリコーン樹脂成分
は、樹脂材料の熱軟化温度を低く保持することに資する
成分である。
(B)成分を構成する各構成単位の割合は、RSiO3/2
単位が70〜99モル%であり、SiO2単位が5〜0モル%で
あり、および(R)2SiO単位が30〜1モル%である。
(R)2SiO単位の含有量が1モル%未満であると熱軟化
温度を下げるという目的が達成できず、30モル%を超え
るとブロッキング現象が発現するために好ましくない。
また、SiO2単位の割合が5モル%を超えると熱軟化温度
が高くなりやすく、(B)成分の性能を失うので好まし
くない。SiO2単位の好ましい割合は、1〜4モル%であ
る。
(A)および(B)成分の混合量は、(A)成分100
重量部に対して(B)成分が10〜2000重量部が好まし
い。(B)成分の混合量があまり少なすぎると熱軟化温
度が高くなるため、塗布時の加熱溶解の際に基材が熱劣
化しやすいために好ましくなく、また多すぎると熱軟化
温度が低くなりすぎ、ブロッキング現象の発生を抑えら
れず、また他の顔料等の成分との分離を起こしやすくな
り、好ましくない。
(A)および(B)成分の混合量は、さらに好ましく
は(A)成分100重量部に対して(B)成分が20〜1,000
重量部である。
このような混合によって得られるシリコーン樹脂の熱
軟化温度が、50〜70℃になるように、(A)、(B)両
成分とその混合比を選択することが好ましい。
次に本発明の樹脂材料の製造方法を説明する。
第1工程はRSi(X)3およびSi(X)4を加水分解・縮合せ
しめて(A)成分のシリコーン樹脂を得る工程である。
前記式中のXは加水分解性基であり、一般にはハロゲ
ン元素、水酸基、アルコキシ基などを例示することがで
きる。これらのなかでも反応性および副生物の取り扱い
の容易さから炭素数1〜3のアルコキシ基が好ましい。
RSi(X)3で示されるシランとしては、メチルトリメト
キシシラン、メチルトリエトキシシラン、メチルトリイ
ソプロポキシシラン、フェニルトリメトキシシラン、メ
チルトリクロロシラン、メチルトリシラノールなどを例
示することができる。
Si(X)4で示されるシランとしては、テトラメトキシシ
ラン、テトラエトキシシランなどを例示することができ
る。
第1工程における各シランの使用量は、RSi(X)3が90
〜100モル%であり、Si(X)4は10〜0モル%である。
加水分解・縮合反応は、トルエン、キシレンなどの芳
香族系溶媒、メタノール、エタノールなどのアルコール
系溶媒、アセトンなどのケトン系溶媒およびこれらの混
合溶媒中で30〜80℃で10〜2時間行う。
このようにして(A)成分のシリコーン樹脂を得るこ
とができる。
第2工程はRSi(X)3、Si(X)4および(R)2Si(X)2を加水
分解・縮合して(B)成分のシリコーン樹脂を得る工程
である。
RSi(X)3およびSi(X)4としては第1工程と同じものを
例示することができる。
(R)2Si(X)2で示されるシランとしては、ジメチルジメ
トキシシラン、ジメチルジエトキシシラン、ジフェニル
ジメトキシシラン、ジフェニルジエトキシシラン、ジメ
チルジクロロシラン、ジフェニルジクロロシランなどを
例示することができる。
第2工程における各シランの使用量は、RSi(X)3が70
〜99モル%、Si(X)4が5〜0モル%および(R)2Si(X)2
30〜1モル%である。
加水分解・縮合反応は第1工程と同様にして行うこと
ができる。
このようにして(B)成分のシリコーン樹脂を得るこ
とができる。
第3工程は、第1および第2工程で得られた(A)お
よび(B)成分のシリコーン樹脂を溶媒中で混合する工
程である。
この第3工程においては、第1および第2工程で得ら
れた(A)および(B)成分の溶液をそのまま混合する
方法、またはそれぞれ脱溶媒した(A)および(B)成
分を溶媒中で混合する方法などを適用することができ
る。
第3工程で使用する溶媒としては、第1および第2工
程で使用したものと同じものを例示することができる。
第4工程は、第3工程で使用した溶媒を除去する工程
である。
溶媒の除去方法は特に制限されず、例えば減圧下、使
用した溶媒の沸点以上の温度に加熱する方法を適用する
ことができる。
さらに、得られた固形シリコーン樹脂を、ボールミ
ル、ハンマーミル、三本ロールなどを用いて粉砕して、
粉体とする。粉砕後のシリコーン樹脂粉体の平均粒径
は、3〜50μmの範囲が好ましい。
このようにして本発明の固形シリコーン樹脂材料を得
ることができるが、上記のとおり本発明の製造方法にお
いては、特に第3および第4工程の処理を行うことによ
り、得られる樹脂材料の熱軟化温度を低く調整すること
ができ、同時にブロッキング現象を防止することができ
る。
[発明の効果] 本発明の固形シリコーン樹脂材料は、熱軟化温度を低
くかつ、所望の温度に調整することができ、熱軟化温度
を低く調整した場合にもブロッキング現象が発現するこ
とがない。
本発明の固形シリコーン樹脂材料は抵抗体、パイプ鋼
管用の粉体塗料のベースレジンとして有用である。
[実施例] 以下、本発明を実施例および比較例によって説明す
る。これらの例において部は重量部を示す。
合成例1 撹拌機、コンデンサー、温度計および加熱、冷却用ジ
ャケットを備えた反応容器に500部のトルエン、800部の
メチルトリイソプロポキシシランを仕込み、均一になる
ように撹拌した。次いで、200部の市水を滴下し加水分
解を行った。その後、撹拌しつつ50℃まで昇温し、還流
状態にして温度を一定に保持しながらさらに80分間撹拌
を続けた。次いで、反応液を静置して有機層と水層を分
離させた。これに市水200部を加えて水洗した。再び静
置分離を行い、淡黄色透明なCH3SiO3/2単位100モル%か
らなるシリコーン樹脂のトルエン溶液500部を得た。こ
の溶液にさらにトルエンを加えてシリコーン樹脂量が30
重量%の溶液(L−1)とした。
合成例2 撹拌機、コンデンサー、温度計および加熱、冷却用ジ
ャケットを備えた反応容器に477部のトルエン、561部の
メチルトリイソプロポキシシランおよび58.2部のジメチ
ルジクロロシランを仕込み、均一になるように撹拌し
た。次いで、200部の市水を滴下し加水分解を行った。
その後、撹拌しつつ50℃まで昇温し、還流状態にして温
度を一定に保持しながらさらに80分間撹拌を続けた。次
いで、反応液を静置して有機層と水層を分離させた。こ
れに市水200部を加えて水洗した。再び静置分離を行
い、淡黄色透明なCH3SiO3/2単位85モル%および(CH3)2S
iO単位15モル%からなるシリコーン樹脂のトルエン溶液
500部を得た。この溶液にさらにトルエンを加えてシリ
コーン樹脂量が30重量%の溶液(L−2)とした。
合成例3 撹拌機、コンデンサー、温度計および加熱、冷却用ジ
ャケットを備えた反応容器に477部のトルエン、528部の
メチルトリイソプロポキシシランおよび77.4部のジメチ
ルジクロロシランを仕込み、均一になるように撹拌し
た。次いで、200部の市水を滴下し加水分解を行った。
その後、撹拌しつつ50℃まで昇温し、還流状態にして温
度を一定に保持しながらさらに80分間撹拌を続けた。次
いで、反応液を静置して有機層と水層を分離させた。こ
れに市水200部を加えて水洗した。再び静置分離を行
い、淡黄色透明なCH3SiO3/2単位80モル%および(CH3)2S
iO単位20モル%からなるシリコーン樹脂のトルエン溶液
500部を得た。この溶液にさらにトルエンを加えてシリ
コーン樹脂量が30重量%の溶液(L−3)とした。
合成例4 撹拌機、コンデンサー、温度計および加熱、冷却用ジ
ャケットを備えた反応容器に477部のトルエン、594部の
メチルトリイソプロポキシシランおよび38.7部のジメチ
ルジクロロシランを仕込み、均一になるように撹拌し
た。次いで、200部の市水を滴下し加水分解を行った。
その後、撹拌しつつ50℃まで昇温し、還流状態にして温
度を一定に保持しながらさらに80分間撹拌を続けた。次
いで、反応液を静置して有機層と水層を分離させた。こ
れに市水200部を加えて水洗した。再び静置分離を行
い、淡黄色透明なCH3SiO3/2単位90モル%および(CH3)2S
iO単位10モル%からなるシリコーン樹脂のトルエン溶液
(L−4)500部を得た。
合成例5 撹拌機、コンデンサー、温度計および加熱、冷却用ジ
ャケットを備えた反応容器に477部のトルエン、500部の
メチルトリイソプロポキシシラン、25部の正けい酸エチ
ルおよび77.4部のジメチルジクロロシランを仕込み、均
一になるように撹拌した。次いで、200部の市水を滴下
し加水分解を行った。その後、撹拌しつつ50℃まで昇温
し、還流状態にして温度を一定に保持しながらさらに80
分間撹拌を続けた。次いで、反応液を静置して有機層と
水層を分離させた。これに市水200部を加えて水洗し
た。再び静置分離を行い、淡黄色透明なSiO2単位3モル
%、CH3SiO3/2単位77モル%および(CH3)2SiO単位20モル
%からなるシリコーン樹脂のトルエン溶液500部を得
た。この溶液にさらにトルエンを加えてシリコーン樹脂
量が30重量%の溶液(L−5)とした。
実施例1、2、3および比較例1 第1表に示す割合でL−1、L−2、L−4およびL
−5を配合し、均一になるように撹拌した。その後、12
0℃/30Torrの条件で減圧下加熱し溶剤を除去して固形シ
リコーン樹脂材料を得た。また、L−4を同様に処理し
て比較例1の樹脂材料とした。
次に、各固形シリコーン樹脂材料をボールミルで粉砕
し、その軟化点、ブロッキング状態を測定した。その結
果を第1表に示す。なお、表中のQはSiO2単位、TはCH
3SiO3/2単位、Dは(CH3)2SiO単位をそれぞれ表わし、Q/
T/D比はモル比を表わす。
軟化点は環球法により測定した。ブロッキング状態は
25℃、相対湿度40%の環境下において、24時間放置した
後、顕微鏡により粒子の密着の有無を観察した。表示は
次のとおりである。
○:密着なし。
△:わずかに密着した粒子あり。
×:明らかな粒子の密着あり(ブロッキング状態)。
実施例4、5および比較例2、3、4 第2表に示す割合でL−1とL−3を配合し、均一に
なるように撹拌した後、実施例1と同様の方法で実施例
4および実施例5の固形シリコーン樹脂材料を得た。ま
た、L−2、L−3およびL−5のみのものを同様にし
て比較例2、3および4の樹脂材料を得た。
これらの固形シリコーン樹脂材料を用い、実施例1と
同様の評価を行った。結果を第2表に示す。
以上の結果から(CH3)2SiO単位を導入することによっ
てのみ熱軟化温度を調整したシリコーン樹脂材料は、65
℃の熱軟化温度でもブロッキングを起こしやすかった。
これに対し、本発明の固形シリコーン樹脂材料は58℃の
熱軟化温度でも室温状態でのブロッキングが防止されて
いた。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)RSiO3/2単位(式中Rは置換または
    非置換の1価の炭化水素基を示す)90〜100モル%およ
    びSiO2単位10〜0モル%からなる固形シリコーン樹脂成
    分、ならびに (B)RSiO3/2単位(式中のRの意味は前記のとおりで
    ある)70〜99モル%、SiO2単位5〜0モル%および(R)2
    SiO単位(式中のRの意味は前記のとおりである)30〜
    1モル%からなる固形シリコーン樹脂成分、 から構成されることを特徴とする固形シリコーン樹脂材
    料。
  2. 【請求項2】RSi(X)3(式中Rの意味は前記のとおりで
    あり、Xは加水分解性基を示す)で示されるシラン90〜
    100モル%およびSi(X)4で示されるシラン10〜0モル%
    を加水分解・縮合してシリコーン樹脂を得る工程、 RSi(X)3で示されるシラン70〜99モル%、Si(X)4で示さ
    れるシラン5〜0モル%および(R)2Si(X)2で示されるシ
    ラン(各式中Rの意味は前記のとおりであり、Xは加水
    分解性基を示す)30〜1モル%からなるシランを加水分
    解・縮合してシリコーン樹脂を得る工程、 前記2工程で得られたシリコーン樹脂を溶媒中で混合す
    る工程、ならびに 前記溶媒を除去する工程、を具備することを特徴とする
    固形シリコーン樹脂材料の製造方法。
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