JP2873777B2 - コンクリート均し装置 - Google Patents
コンクリート均し装置Info
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- 238000009499 grossing Methods 0.000 claims 1
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- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 4
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- 238000005266 casting Methods 0.000 description 1
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- On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンクリート均し装置、
特にスクリューオーガーを用いたコンクリート均し装置
に関するものである。
特にスクリューオーガーを用いたコンクリート均し装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、スクリューオーガーを用いたコン
クリート均し装置としては例えば特公平3−27703
号公報や特公平3−27705号公報に示すものが知ら
れている。
クリート均し装置としては例えば特公平3−27703
号公報や特公平3−27705号公報に示すものが知ら
れている。
【0003】このような従来のコンクリート均し装置
は、装置本体にスイング機構を介して支持されるスイン
グアームと、このスイングアームの前端部に装着され
て、水平面上を往復スイングされコンクリートをその軸
方向の一端側に押し出す一方向回転スクリューと、この
スクリューのスイング方向の後方部位に取着させた振動
兼コンクリート仕上げプレートとを有し、コンクリート
均し作業を行なう際には上記一方向回転スクリューをス
イングアームにより水平面上でスイングし、打設部位に
分配されたコンクリートを上記一方向回転スクリューの
軸方向の一端側へ押し出しながら振動兼コンクリート仕
上げプレートによってコンクリート表面を仕上げるもの
である。
は、装置本体にスイング機構を介して支持されるスイン
グアームと、このスイングアームの前端部に装着され
て、水平面上を往復スイングされコンクリートをその軸
方向の一端側に押し出す一方向回転スクリューと、この
スクリューのスイング方向の後方部位に取着させた振動
兼コンクリート仕上げプレートとを有し、コンクリート
均し作業を行なう際には上記一方向回転スクリューをス
イングアームにより水平面上でスイングし、打設部位に
分配されたコンクリートを上記一方向回転スクリューの
軸方向の一端側へ押し出しながら振動兼コンクリート仕
上げプレートによってコンクリート表面を仕上げるもの
である。
【0004】また、この公報には、クローラを有する走
行車体のほぼ中央に垂直軸を設け、この垂直軸に設置し
た水平アームの先端にスクリューオーガーを設置して、
アームを垂直軸に添い上下させて均し高さ調整と、引揚
げを行なうものが示されている。
行車体のほぼ中央に垂直軸を設け、この垂直軸に設置し
た水平アームの先端にスクリューオーガーを設置して、
アームを垂直軸に添い上下させて均し高さ調整と、引揚
げを行なうものが示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のコンクリー
ト均し装置は、上記一方向回転スクリューを一方及び他
方向にスイングしながらコンクリートを均すものである
ためコンクリートの押し出しについては特に問題はない
が、コンクリート均し装置を一方向に直線状に送り、隣
接する区域に移動してから他方向に反転せしめながらコ
ンクリートを均す場合には問題を生ずる。
ト均し装置は、上記一方向回転スクリューを一方及び他
方向にスイングしながらコンクリートを均すものである
ためコンクリートの押し出しについては特に問題はない
が、コンクリート均し装置を一方向に直線状に送り、隣
接する区域に移動してから他方向に反転せしめながらコ
ンクリートを均す場合には問題を生ずる。
【0006】即ち、図7において作業場内のコンクリー
ト面1上における右から左に向かう方向の均し作業では
コンクリートは、均し作業によりコンクリート均し装置
2のスクリューオーガー3の軸方向の一端側に、図7に
おいて上方に押し出されるようになる。従って、作業場
内のコンクリート面1の端部でコンクリート均し装置2
を隣接する上方の区域に移動してから他方向に反転して
前回の均し部の上方区域を連続して均し作業を行なうよ
うにする場合、若し図8に示すスクリューオーガー3の
回転方向がそのままの場合にはスクリューオーガー3に
よってコンクリートは軸方向に、図7において下方に押
し出されるようになり、前工程で押し出されたコンクリ
ートを連続して図7において上方の区域に送ることはで
きないようになる。
ト面1上における右から左に向かう方向の均し作業では
コンクリートは、均し作業によりコンクリート均し装置
2のスクリューオーガー3の軸方向の一端側に、図7に
おいて上方に押し出されるようになる。従って、作業場
内のコンクリート面1の端部でコンクリート均し装置2
を隣接する上方の区域に移動してから他方向に反転して
前回の均し部の上方区域を連続して均し作業を行なうよ
うにする場合、若し図8に示すスクリューオーガー3の
回転方向がそのままの場合にはスクリューオーガー3に
よってコンクリートは軸方向に、図7において下方に押
し出されるようになり、前工程で押し出されたコンクリ
ートを連続して図7において上方の区域に送ることはで
きないようになる。
【0007】上記の不都合を解消するためにはコンクリ
ート均し装置2が反転する都度、そのスクリューオーガ
ー3の回転方向を変えるようにすれば良い。
ート均し装置2が反転する都度、そのスクリューオーガ
ー3の回転方向を変えるようにすれば良い。
【0008】然しながらスクリューオーガー3の回転方
向を変えた場合、図8の如くコンクリート均し装置2の
前進方向と同一方向に進むようスクリューオーガー3が
回転する際、即ち反時計方向回転の場合には、コンクリ
ートをすくい上げ、図9の如く前進方向と反対方向に進
むようスクリューオーガー3が回転する際はコンクリー
トを引込み、スクリューオーガー3によって押し出され
るコンクリートの量、即ち切り込み深さが、H1 とH2
に示すように互いに異なるようになり、均された後のコ
ンクリート面のレベルが不均一となる。
向を変えた場合、図8の如くコンクリート均し装置2の
前進方向と同一方向に進むようスクリューオーガー3が
回転する際、即ち反時計方向回転の場合には、コンクリ
ートをすくい上げ、図9の如く前進方向と反対方向に進
むようスクリューオーガー3が回転する際はコンクリー
トを引込み、スクリューオーガー3によって押し出され
るコンクリートの量、即ち切り込み深さが、H1 とH2
に示すように互いに異なるようになり、均された後のコ
ンクリート面のレベルが不均一となる。
【0009】また、上記従来のコンクリート均し装置で
は、スクリューオーガーが作業場の床面に布設された鉄
筋格子による凹凸や、鉄筋の作業重量によるたわみ、打
込まれたコンクリートの起伏によって走行につれて上下
動した場合、これを正しく吸収することができず均され
た後のコンクリート面のレベルが不均一となる欠点があ
った。
は、スクリューオーガーが作業場の床面に布設された鉄
筋格子による凹凸や、鉄筋の作業重量によるたわみ、打
込まれたコンクリートの起伏によって走行につれて上下
動した場合、これを正しく吸収することができず均され
た後のコンクリート面のレベルが不均一となる欠点があ
った。
【0010】本発明は上記の欠点を除くようにしたもの
である。
である。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のコンクリート均
し装置は、スクリューオーガーと、このスクリューオー
ガーを直線往復移動せしめるための手段と、上記スクリ
ューオーガーの移動を反転する都度上記スクリューオー
ガーの回転方向を変える手段と、上記回転方向を変えた
とき上記スクリューオーガーによるコンクリート切り込
み深さを変える手段とより成り、上記コンクリート切り
込み深さを変える手段が、上記スクリューオーガーの回
転数を変える手段であることを特徴とする。
し装置は、スクリューオーガーと、このスクリューオー
ガーを直線往復移動せしめるための手段と、上記スクリ
ューオーガーの移動を反転する都度上記スクリューオー
ガーの回転方向を変える手段と、上記回転方向を変えた
とき上記スクリューオーガーによるコンクリート切り込
み深さを変える手段とより成り、上記コンクリート切り
込み深さを変える手段が、上記スクリューオーガーの回
転数を変える手段であることを特徴とする。
【0012】
【0013】また、上記コンクリート切り込み深さを変
える手段は、基準高さに設けた発信器と、この発信器か
らの信号を受けるため上記スクリューオーガーに設けた
受信器と、この受信器からの信号により上記スクリュー
オーガーの移動手段の高さと相対的に上記スクリューオ
ーガーの高さを調節する手段とより成る。
える手段は、基準高さに設けた発信器と、この発信器か
らの信号を受けるため上記スクリューオーガーに設けた
受信器と、この受信器からの信号により上記スクリュー
オーガーの移動手段の高さと相対的に上記スクリューオ
ーガーの高さを調節する手段とより成る。
【0014】また、上記スクリューオーガーの回転方向
を変える手段は、上記スクリューオーガーの駆動軸に連
結した入力ベベルギアと、シフターと、このシフターに
よって上記入力ベベルギアの一方または他方の側面に選
択的に切り換え係合される左右のベベルギアと、この左
右のベベルギアに夫々連結される左右の伝達軸と、この
伝達軸に夫々連結された左右の駆動スプロケットと、上
記スクリューオーガーの回転軸の左右端に夫々連結され
た左右の被動スプロケットと、上記駆動スプロケットと
これに対応する上記被動スプロケット間を連結するチェ
ンとにより成り、上記シフターを左にスライドすること
によって上記駆動軸の回転を入力ベベルギア、上記左側
のベベルギア、駆動スプロケット、チェン、駆動スプロ
ケットを介してスクリューオーガーの回転軸に一方向の
回転を伝達でき、上記シフターを右にスライドすること
によって上記駆動軸の回転を入力ベベルギア、上記右側
のベベルギア、駆動スプロケット、チェン、被動スプロ
ケットを介してスクリューオーガーの回転軸に他方向の
回転を伝達できるようにされている。
を変える手段は、上記スクリューオーガーの駆動軸に連
結した入力ベベルギアと、シフターと、このシフターに
よって上記入力ベベルギアの一方または他方の側面に選
択的に切り換え係合される左右のベベルギアと、この左
右のベベルギアに夫々連結される左右の伝達軸と、この
伝達軸に夫々連結された左右の駆動スプロケットと、上
記スクリューオーガーの回転軸の左右端に夫々連結され
た左右の被動スプロケットと、上記駆動スプロケットと
これに対応する上記被動スプロケット間を連結するチェ
ンとにより成り、上記シフターを左にスライドすること
によって上記駆動軸の回転を入力ベベルギア、上記左側
のベベルギア、駆動スプロケット、チェン、駆動スプロ
ケットを介してスクリューオーガーの回転軸に一方向の
回転を伝達でき、上記シフターを右にスライドすること
によって上記駆動軸の回転を入力ベベルギア、上記右側
のベベルギア、駆動スプロケット、チェン、被動スプロ
ケットを介してスクリューオーガーの回転軸に他方向の
回転を伝達できるようにされている。
【0015】上記駆動スプロケットと被動スプロケット
より成る左右の回転伝達比が可変である。
より成る左右の回転伝達比が可変である。
【0016】また、本発明のコンクリート均し装置は、
スクリューオーガーと、このスクリューオーガーを移動
せしめるための手段と、このスクリューオーガー移動手
段に相対的に上記スクリューオーガーを上下動せしめる
自動制御手段と、上記スクリューオーガーをコンクリー
ト面から上昇せしめる手動制御手段とより成る。
スクリューオーガーと、このスクリューオーガーを移動
せしめるための手段と、このスクリューオーガー移動手
段に相対的に上記スクリューオーガーを上下動せしめる
自動制御手段と、上記スクリューオーガーをコンクリー
ト面から上昇せしめる手動制御手段とより成る。
【0017】上記スクリューオーガーの自動制御手段
は、基準高さに設けた発信器と、この発信器からの信号
を受けるため上記スクリューオーガーに設けた受信器
と、この受信器からの信号により上記スクリューオーガ
ーの移動手段の高さと相対的に上記スクリューオーガー
の高さを調節する手段とより成る。
は、基準高さに設けた発信器と、この発信器からの信号
を受けるため上記スクリューオーガーに設けた受信器
と、この受信器からの信号により上記スクリューオーガ
ーの移動手段の高さと相対的に上記スクリューオーガー
の高さを調節する手段とより成る。
【0018】上記スクリューオーガーは、手動制御手段
によって極めて短時間に上昇される。
によって極めて短時間に上昇される。
【0019】上記自動制御手段による上記スクリューオ
ーガーの上下動速度は、スクリューオーガー走行時の上
下動に追従できる程度の低速である。
ーガーの上下動速度は、スクリューオーガー走行時の上
下動に追従できる程度の低速である。
【0020】上記受信器は、高さ方向に離間した複数の
検知素子を有し、上記発信器からの信号を受信する上記
検知素子の位置に応じて上記スクリューオーガーの移動
手段の高さに相対的に上記スクリューオーガーの高さが
調節される。
検知素子を有し、上記発信器からの信号を受信する上記
検知素子の位置に応じて上記スクリューオーガーの移動
手段の高さに相対的に上記スクリューオーガーの高さが
調節される。
【0021】
【実施例】以下図面によって本発明の第1の実施例を説
明する。
明する。
【0022】図1及び図2において、4はオーガーフレ
ーム、5は走行車輪、6はスクリューオーガー3の機
台、7は上記スクリューオーガー3の本体、8はこの本
体7の上部と上記機台6の下部との間に介挿された均し
高さ調整シリンダー、9は上記スクリューオーガー3の
本体7に連結したタンパー、10はこのタンパー9の振
動モーター、11は上記オーガーフレーム4に上記スク
リューオーガー3の機台6を昇降自在に連結するための
平行リンク、12はこの平行リンク11の駆動用油圧シ
リンダー、13はユニバーサルジョイントを有する上記
スクリューオーガー3の駆動軸、14はこの駆動軸13
に回転伝達手段15を介して連結されたスクリューオー
ガー3の回転軸、16は上記機台6に対し上記スクリュ
ーオーガー3の本体7を上下動自在にガイドするガイド
シャフトを示す。
ーム、5は走行車輪、6はスクリューオーガー3の機
台、7は上記スクリューオーガー3の本体、8はこの本
体7の上部と上記機台6の下部との間に介挿された均し
高さ調整シリンダー、9は上記スクリューオーガー3の
本体7に連結したタンパー、10はこのタンパー9の振
動モーター、11は上記オーガーフレーム4に上記スク
リューオーガー3の機台6を昇降自在に連結するための
平行リンク、12はこの平行リンク11の駆動用油圧シ
リンダー、13はユニバーサルジョイントを有する上記
スクリューオーガー3の駆動軸、14はこの駆動軸13
に回転伝達手段15を介して連結されたスクリューオー
ガー3の回転軸、16は上記機台6に対し上記スクリュ
ーオーガー3の本体7を上下動自在にガイドするガイド
シャフトを示す。
【0023】本発明においては、図2及び図3に示すよ
うに、上記回転伝達手段15を例えば上記駆動軸13に
連結した入力ベベルギヤ17と、シフター18と、上記
入力ベベルギヤ17の一方及び他方の側面に係合される
左右のベベルギヤ19a,19bと、この左右のベベル
ギヤ19a,19bに夫々上記シフター18によって選
択的に切り換え連結される左右の伝達軸20a,20b
と、この伝達軸20a,20bに夫々連結された左右の
駆動スプロケット21a,21bと、上記スクリューオ
ーガー3の回転軸14の左右端に夫々連結された左右の
被動スプロケット22a,22bと、上記駆動スプロケ
ット21a,21bとこれに対応する上記被動スプロケ
ット22a,22b間を連結するチェン23a,23b
とにより構成し、上記シフター18を左にスライドする
ことによって上記駆動軸13の回転を入力ベベルギヤ1
7、上記左側のベベルギヤ19a、駆動スプロケット2
1a、チェン23a、被動スプロケット22aを介して
スクリューオーガー3の回転軸14に例えば左回りの回
転を伝達でき、上記シフター18を右にスライドするこ
とによって上記駆動軸13の回転を入力ベベルギヤ1
7、上記右側のベベルギヤ19b、駆動スプロケット2
1b、チェン23b、被動スプロケット22bを介して
スクリューオーガー3の回転軸14に例えば右回りの回
転を伝達できるようにする。また、夫々上記駆動スプロ
ケット21a,21bと被動スプロケット22a,22
bより成る左右の回転伝達比を上記切り込み深さH1 と
H 2の比に等しくし、この結果スクリューオーガー3が
何れの方向に回転してもこれによる切り込み深さが等し
くなるようにする。
うに、上記回転伝達手段15を例えば上記駆動軸13に
連結した入力ベベルギヤ17と、シフター18と、上記
入力ベベルギヤ17の一方及び他方の側面に係合される
左右のベベルギヤ19a,19bと、この左右のベベル
ギヤ19a,19bに夫々上記シフター18によって選
択的に切り換え連結される左右の伝達軸20a,20b
と、この伝達軸20a,20bに夫々連結された左右の
駆動スプロケット21a,21bと、上記スクリューオ
ーガー3の回転軸14の左右端に夫々連結された左右の
被動スプロケット22a,22bと、上記駆動スプロケ
ット21a,21bとこれに対応する上記被動スプロケ
ット22a,22b間を連結するチェン23a,23b
とにより構成し、上記シフター18を左にスライドする
ことによって上記駆動軸13の回転を入力ベベルギヤ1
7、上記左側のベベルギヤ19a、駆動スプロケット2
1a、チェン23a、被動スプロケット22aを介して
スクリューオーガー3の回転軸14に例えば左回りの回
転を伝達でき、上記シフター18を右にスライドするこ
とによって上記駆動軸13の回転を入力ベベルギヤ1
7、上記右側のベベルギヤ19b、駆動スプロケット2
1b、チェン23b、被動スプロケット22bを介して
スクリューオーガー3の回転軸14に例えば右回りの回
転を伝達できるようにする。また、夫々上記駆動スプロ
ケット21a,21bと被動スプロケット22a,22
bより成る左右の回転伝達比を上記切り込み深さH1 と
H 2の比に等しくし、この結果スクリューオーガー3が
何れの方向に回転してもこれによる切り込み深さが等し
くなるようにする。
【0024】本発明の第2の実施例においては、図1,
図2及び図4に示すように作業場内隅部のコンクリート
面1から所望の高さの個所に作業エリア全域を照射する
レーザー光や赤外光の発信器24を設け、この発信器2
4からのレーザー光や赤外光を受光する受信器25をス
クリューオーガー3の本体7上に垂設したマスト26の
上部に設け、上記均し高さ調整シリンダー8を制御して
上記受信器25が上記発信器24からのレーザー光や赤
外光を受信した高さ位置で上記スクリューオーガー3が
コンクリート面を所望のレベルに均し得るようにすると
共に、スクリューオーガー3の回転方向が変わった場
合、これを検知して上記受信器25の高さを受信器高さ
調整モーター28によって上記切り込み深さH1 とH2
の差に相当するだけスクリューオーガー3に対する相対
位置を自動的に制御してスクリューオーガー3の回転方
向にかかわらず常時コンクリートを所定に均し得るよう
にする。
図2及び図4に示すように作業場内隅部のコンクリート
面1から所望の高さの個所に作業エリア全域を照射する
レーザー光や赤外光の発信器24を設け、この発信器2
4からのレーザー光や赤外光を受光する受信器25をス
クリューオーガー3の本体7上に垂設したマスト26の
上部に設け、上記均し高さ調整シリンダー8を制御して
上記受信器25が上記発信器24からのレーザー光や赤
外光を受信した高さ位置で上記スクリューオーガー3が
コンクリート面を所望のレベルに均し得るようにすると
共に、スクリューオーガー3の回転方向が変わった場
合、これを検知して上記受信器25の高さを受信器高さ
調整モーター28によって上記切り込み深さH1 とH2
の差に相当するだけスクリューオーガー3に対する相対
位置を自動的に制御してスクリューオーガー3の回転方
向にかかわらず常時コンクリートを所定に均し得るよう
にする。
【0025】この第2の実施例によれば、上記第1の実
施例におけるように上記駆動スプロケット21a,21
bと被動スプロケット22a,22b間の回転伝達比を
互いに異ならしめることが不要となる。
施例におけるように上記駆動スプロケット21a,21
bと被動スプロケット22a,22b間の回転伝達比を
互いに異ならしめることが不要となる。
【0026】なお、オーガーフレーム4の後方に取付け
られたスクリューオーガー3は、作業場の床面に布設さ
れた鉄筋格子による凹凸や、鉄筋の作業重量によるたわ
み、打込まれたコンクリートの起状によって走行につれ
て上下動を生ずる。
られたスクリューオーガー3は、作業場の床面に布設さ
れた鉄筋格子による凹凸や、鉄筋の作業重量によるたわ
み、打込まれたコンクリートの起状によって走行につれ
て上下動を生ずる。
【0027】従って本発明の第3の実施例においては、
図5に示すように上記受信器25を高さ方向に互いに隣
接して配置した複数の受光素子より成るCCD等により
構成し、光を検知した素子の位置に応じた出力をコント
ローラ27に加え、このコントローラ27によって上記
スクリューオーガー3の上下動を補償するよう上記均し
高さ調整シリンダー8を制御せしめる。
図5に示すように上記受信器25を高さ方向に互いに隣
接して配置した複数の受光素子より成るCCD等により
構成し、光を検知した素子の位置に応じた出力をコント
ローラ27に加え、このコントローラ27によって上記
スクリューオーガー3の上下動を補償するよう上記均し
高さ調整シリンダー8を制御せしめる。
【0028】なお、均し高さ調整シリンダー8の伸縮速
度は、作業走行によって生ずる凹凸に追従する程度の低
速とし、スクリューオーガー3の上下調節に伴う慣性力
を小として停止位置精度を高めさせることによって均し
面の高さ精度を高めさせるようにするのが好ましい。
度は、作業走行によって生ずる凹凸に追従する程度の低
速とし、スクリューオーガー3の上下調節に伴う慣性力
を小として停止位置精度を高めさせることによって均し
面の高さ精度を高めさせるようにするのが好ましい。
【0029】図6は、本発明のコンクリート均し装置に
おけるコントローラ27のブロック線図を示し、8a,
8bは夫々右及び左側の均し高さ調整シリンダー、25
a,25bは夫々右及び左側のレーザー受信器、27
a,27bは夫々コントローラ27に設けたC・P・U
及びメモリー、29はオーガー回転方向切替スイッチで
ある。
おけるコントローラ27のブロック線図を示し、8a,
8bは夫々右及び左側の均し高さ調整シリンダー、25
a,25bは夫々右及び左側のレーザー受信器、27
a,27bは夫々コントローラ27に設けたC・P・U
及びメモリー、29はオーガー回転方向切替スイッチで
ある。
【0030】また、均し装置2が図4に示す作業エリア
の端部に至り、これを反転せしめる場合には、作業者の
手動操作により油圧シリンダー12を作動しスクリュー
オーガー3をコンクリート面1から浮上せしめ、均し装
置2の旋回を容易ならしめるようにする。
の端部に至り、これを反転せしめる場合には、作業者の
手動操作により油圧シリンダー12を作動しスクリュー
オーガー3をコンクリート面1から浮上せしめ、均し装
置2の旋回を容易ならしめるようにする。
【0031】なお、上記スクリューオーガー3が浮上さ
れている間は、これをセンサー(図示せず)により検知
して上記コントローラ27による均し高さ調整シリンダ
ー8の自動制御を解除せしめる。
れている間は、これをセンサー(図示せず)により検知
して上記コントローラ27による均し高さ調整シリンダ
ー8の自動制御を解除せしめる。
【0032】
【発明の効果】上記のように本発明のコンクリート均し
装置によれば、スクリューオーガーの正,逆転及び床面
の起状等の有無にかかわらずコンクリートに対する切り
込み深さを一定にでき、コンクリート天端調節後の高さ
を一定に保ち、均し高さの精度を向上できる等種々の利
益がある。
装置によれば、スクリューオーガーの正,逆転及び床面
の起状等の有無にかかわらずコンクリートに対する切り
込み深さを一定にでき、コンクリート天端調節後の高さ
を一定に保ち、均し高さの精度を向上できる等種々の利
益がある。
【図1】本発明のコンクリート均し装置の正面図であ
る。
る。
【図2】本発明のコンクリート均し装置の側面図であ
る。
る。
【図3】本発明のコンクリート均し装置のスクリューオ
ーガーの駆動手段を示す側面図である。
ーガーの駆動手段を示す側面図である。
【図4】本発明のコンクリート均し装置の発信器の説明
図である。
図である。
【図5】本発明のコンクリート均し装置の受信器の実施
例説明図である。
例説明図である。
【図6】本発明のコンクリート均し装置におけるコント
ローラのブロック線図である。
ローラのブロック線図である。
【図7】作業場におけるスクリューオーガーの運動軌跡
の説明用平面図である。
の説明用平面図である。
【図8】スクリューオーガーの進行方向と回転方向の向
きに対応するコンクリートの切り込み深さの説明図であ
る。
きに対応するコンクリートの切り込み深さの説明図であ
る。
【図9】スクリューオーガーの進行方向と回転方向の向
きに対応するコンクリートの切り込み深さの説明図であ
る。
きに対応するコンクリートの切り込み深さの説明図であ
る。
1 コンクリート面 2 コンクリート均し装置 3 スクリューオーガー 4 オーガーフレーム 5 走行車輪 6 機台 7 スクリューオーガーの本体 8 均し高さ調整シリンダー 9 タンパー 10 タンパー振動モーター 11 平行リンク 12 駆動用油圧シリンダー 13 駆動軸 14 回転軸 15 回転伝達手段 16 ガイドシャフト 17 入力ベベルギヤ 18 シフター 19a ベベルギヤ 19b ベベルギヤ 20a 伝達軸 20b 伝達軸 21a 駆動スプロケット 21b 駆動スプロケット 22a 被動スプロケット 22b 被動スプロケット 23a チェン 23b チェン 24 発信器 25 受信器 26 マスト 27 コントローラ 28 受信器高さ調整モーター 29 オーガー回転方向切替スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−287905(JP,A) 特開 平6−17536(JP,A) 特開 平5−33496(JP,A) 特開 平2−74757(JP,A) 特開 平5−148999(JP,A) 実開 平6−18553(JP,U) 実開 平5−83202(JP,U) 特公 平4−53231(JP,B2) 特公 平7−68761(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04G 21/10,21/24
Claims (6)
- 【請求項1】 スクリューオーガーと、このスクリュー
オーガーを直線往復移動せしめるための手段と、上記ス
クリューオーガーの移動を反転する都度上記スクリュー
オーガーの回転方向を変える手段と、上記回転方向を変
えたとき上記スクリューオーガーによるコンクリート切
り込み深さを変える手段とより成り、上記コンクリート
切り込み深さを変える手段が、上記スクリューオーガー
の回転数を変える手段であることを特徴とするコンクリ
ート均し装置。 - 【請求項2】 スクリューオーガーと、このスクリュー
オーガーを直線往復移動せしめるための手段と、上記ス
クリューオーガーの移動を反転する都度上記スクリュー
オーガーの回転方向を変える手段と、上記回転方向を変
えたとき上記スクリューオーガーによるコンクリート切
り込み深さを変える手段とより成り、上記スクリューオ
ーガーの回転方向を変える手段が、上記スクリューオー
ガーの駆動軸に連結した入力ベベルギアと、シフター
と、このシフターによって上記入力ベベルギアの一方ま
たは他方の側面に選択的に切り換え係合される左右のベ
ベルギアと、この左右のベベルギアに夫々連結される左
右の伝達軸と、この伝達軸に夫々連結された左右の駆動
スプロケットと、上記スクリューオーガーの回転軸の左
右端に夫々連結された左右の被動スプロケットと、上記
駆動スプロケットとこれに対応する上記被動スプロケッ
ト間を連結するチェンとにより成り、上記シフターを左
にスライドすることによって上記駆動軸の回転を入力ベ
ベルギア、上記左側のベベルギア、駆動スプロケット、
チェン、駆動スプロケットを介してスクリューオーガー
の回転軸に一方向の回転を伝達でき、上記シフターを右
にスライドすることによって上記駆動軸の回転を入力ベ
ベルギア、上記右側のベベルギア、駆動スプロケット、
チェン、被動スプロケットを介してスクリューオーガー
の回転軸に他方向の回転を伝達できるようにされている
ことを特徴とするコンクリート均し装置。 - 【請求項3】 スクリューオーガーと、このスクリュー
オーガーを移動せしめるための手段と、このスクリュー
オーガー移動手段に相対的に上記スクリューオーガーを
上下動せしめる自動制御手段と、上記スクリューオーガ
ーをコンクリート面から上昇せしめる手動制御手段とよ
り成ることを特徴とするコンクリート均し装置。 - 【請求項4】 上記スクリューオーガーの自動制御手段
が、基準高さに設けた発信器と、この発信器からの信号
を受けるため上記スクリューオーガーに設けた受信器
と、この受信器からの信号により上記スクリューオーガ
ーの移動手段の高さと相対的に上記スクリューオーガー
の高さを調節する手段とより成り、上記スクリューオー
ガーが、手動制御手段によって極めて短時間に上昇され
ることを特徴とする請求項3記載のコンクリート均し装
置。 - 【請求項5】 上記自動制御手段による上記スクリュー
オーガーの上下動速度が、スクリューオーガー走行時の
上下動に追従できる程度の低速であることを特徴とする
請求項3または4記載のコンクリート均し装置。 - 【請求項6】 上記受信器が、高さ方向に離間した複数
の検知素子を有し、上記発信器からの信号を受信する上
記検知素子の位置に応じて上記スクリューオーガーの移
動手段の高さに相対的に上記スクリューオーガーの高さ
が調節されることを特徴とする請求項3,4または5記
載のコンクリート均し装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6041723A JP2873777B2 (ja) | 1994-02-17 | 1994-02-17 | コンクリート均し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6041723A JP2873777B2 (ja) | 1994-02-17 | 1994-02-17 | コンクリート均し装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07229302A JPH07229302A (ja) | 1995-08-29 |
JP2873777B2 true JP2873777B2 (ja) | 1999-03-24 |
Family
ID=12616346
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6041723A Expired - Fee Related JP2873777B2 (ja) | 1994-02-17 | 1994-02-17 | コンクリート均し装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2873777B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2814345B2 (ja) * | 1994-02-17 | 1998-10-22 | 五洋建設株式会社 | コンクリート均し装置 |
JPH07229304A (ja) * | 1994-02-17 | 1995-08-29 | Penta Ocean Constr Co Ltd | コンクリート均し装置 |
JP5648033B2 (ja) * | 2012-09-24 | 2015-01-07 | 株式会社東洋内燃機工業社 | コンクリートフィニッシャ |
JP7297437B2 (ja) * | 2018-12-19 | 2023-06-26 | 大和ハウス工業株式会社 | コンクリート表面のレベル検査用装置、コンクリート表面のレベル検査システム、コンクリート施工方法およびコンクリートの厚み判定方法 |
CN117211174A (zh) * | 2023-08-17 | 2023-12-12 | 中国铁路广州局集团有限公司 | 一种桥梁施工用混凝土浇筑装置浇筑方法 |
-
1994
- 1994-02-17 JP JP6041723A patent/JP2873777B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07229302A (ja) | 1995-08-29 |
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