JP2872646B2 - リールシャフト装置 - Google Patents

リールシャフト装置

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JP2872646B2
JP2872646B2 JP3731797A JP3731797A JP2872646B2 JP 2872646 B2 JP2872646 B2 JP 2872646B2 JP 3731797 A JP3731797 A JP 3731797A JP 3731797 A JP3731797 A JP 3731797A JP 2872646 B2 JP2872646 B2 JP 2872646B2
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JP
Japan
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reel
shaft
reel shaft
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locking ball
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JP3731797A
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JPH10231054A (ja
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山本達雄
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Ishikawa Seisakusho Ltd
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Ishikawa Seisakusho Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、TAB(Tape A
utomated Bonding)その他のテープを
巻回したリールをリールシャフトに組付ける際、該リー
ルのリールシャフトの軸線方向に沿う組付け位置を設定
するリールシャフト装置に係り、TABその他のテープ
に対応した種々の幅のリールに対応できる装置を提供す
るものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、TAB検査機は、リールシャフ
トに着脱自在にリールを組付け、該リールに巻回したT
ABを検査部に順次送り込み、該TABに設けたパター
ン間がオープン又はショートしていないかを検査するも
のであるが、前記TABは種々の幅のものがあり、該T
ABを巻回するリールの幅もTAB毎に異なり、TAB
検査機は、幅の異なる種々のリール(TAB)に対応で
きるようにしなければならない。
【0003】然しながら、従来のTAB検査機は、リー
ルシャフトには特定の幅を備えたTAB用リール以外を
組み付ける場合は専用のスペーサ等の治具を用意しなけ
ればならない。
【0004】本発明は斯様な従来の欠点を解決する手段
として、幅の異なる、例えばTABリールなどのテープ
リールを定位置(芯出し位置)に交換治具等を使用せ
ず、組付けられる装置を提供することを目的として創案
したものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】TABその他のテープを
巻回したリールを着脱自在に組付けて回動するリールシ
ャフトに、該リールシャフトを貫通させるようにして位
置決めリングを回動および移動可能に組付け、該位置決
めリングに、コイルスプリングに付勢されて前記リール
シャフトの周側方向に突出する係止球を収設し、この係
止球が係合する案内溝と該案内溝に連通する複数の位置
決め溝を前記リールの周側に凹設し、前記案内溝は前記
リールシャフトの軸線に沿わせて、また、前記位置決め
溝は該軸線に沿う方向に並べてそれぞれ配置した構成と
する。
【0006】
【実施例】図面は本発明に係るリールシャフトのリール
位置決め装置の一実施例を示し、図1は要部の縦断面
図、図2は図1の一部欠截平面図、図3は正面図、図4
は図1の一部拡大図である。
【0007】図中、1は軸受2を介してモータ3に連け
いして、該モータ3を駆動源として回動するリールシャ
フトで、リールシャフト1は、その周側に突設したキー
4を備え、該キー4に係合溝5において摺嵌し、しか
も、該リールシャフト1を貫通させるように組合わせた
リール6を、固定装置7によって着脱自在に組付けて該
リール6を一体的に回動させ、リール6に巻回したTA
Bをリール6より導出させるものである。
【0008】図示8は、前記キー4と軸受2との間に配
して前記リールシャフト1に組付けた位置決めリング
で、リング8は、内側に配して螺子状の第二キー10に
よって一体的にしたドライブッシュ9を介してリールシ
ャフト1の外側に回動および移動可能にして、前記の通
りリールシャフト1に組付けたもので、前記キー4側の
一端8a内側を、シャフト1の外径より大径にした凹入
部11を設け、該凹入部11に前記キー4が遊嵌するよ
うにして前記一端8aに前記リール6が支障なく突き当
たるようにしてある。すなわち、リール6は、前記の通
り、キー4に係合溝5部を摺嵌するようにしてリールシ
ャフト1に係合して組付けるのであるが、その組付け位
置は、該リール6の片面が位置決めリング8の前記一端
8aに突き当たって(当接して)設定され、この組付け
位置を設定した後、リール6は、前記固定装置7を用い
てリールシャフト1に固定されるのである。
【0009】12は位置決めリング8の周側に、該位置
決めリング8の半径方向に設けた螺子孔で、該螺子孔1
2に螺子筒13を螺合して組付け、螺子筒13にはコイ
ルスプリング14と該コイルスプリング14の付勢によ
って螺子筒13より突出する係止球15を組付け、コイ
ルスプリング14に押圧された係止球15を前記ドライ
ブッシュ9を通じて前記リールシャフト1の周側に凹設
した案内溝16ないし第一、第二、第三の位置決め溝1
7A、17B、17Cに係合させてある。
【0010】なお、前記螺子筒13の両端をしぼって口
径を小さくして、該両端部の径に対して、コイルスプリ
ング14の端部を取付けた座板18、18′および係止
球15の径を大きくして該係止球15等が螺子筒13よ
り離れないようにし、かつ、係止球15は、座板18を
介してコイルスプリング14で常時押圧され、前記の通
り、案内溝16ないし位置決め溝17A、17B、17
Cに係合している。
【0011】前記案内溝16は前記リールシャフト1の
軸線に沿わせて配せられ、各位置決め溝17A、17
B、17Cはこの案内溝16に連通して前記軸線に沿う
方向に並べて配置されている。すなわち、前記位置決め
リング8をリールシャフト1に沿う方向に押圧すると、
係止球15が案内溝16に係合しているときは、位置決
めリング8はリールシャフト1に沿って移動でき、移動
後適宜の位置で位置決めリング8を回動させると、係止
球15が案内溝16中から各位置決め溝17A、17
B、17Cのいずれかに係合し、係合後はリールシャフ
ト1に沿う方向に押圧しても係止球15が位置決め溝1
7A、17B、17Cの一つに係合しているため、係止
球15を案内溝16に係合させない限り、リールシャフ
ト1に沿う方向への移動は規制されるのである。
【0012】前記第二キー10は、前記ドライブッシュ
9を通じて前記リールシャフト1の周側に形成した組付
け溝19に係合し、組付け溝19は前記案内溝16とこ
れに連なる位置決め溝17A、17B、17Cと対応す
るように位置させ、係止球15が案内溝16ないし位置
決め溝17A、17B、17Cを移動して得られる軌跡
と同様の軌跡で第二キー10は位置決めリング8に伴わ
れて組付け溝19内を移動する。
【0013】しかして、係止球15が案内溝16に係合
する位置に配して位置決めリング8をリールシャフト1
に沿わせて適所に移動させ、しかる後、位置決めリング
8を回動させると、該リング8に組付けた係止球15は
位置決め溝17A、17B、17C中の選択した適宜の
もの、図面では第一位置決め溝17Aに係合し、コイル
スプリング14の付勢によって該係止球15の位置決め
溝17Aに対する係合状態は維持され、この状態で、係
止球15が位置決め溝17Aに係合していたときに用い
るリール6を、前記の通り、リールシャフト1に組合わ
せ、他の位置決め溝17B又は17Cに係止球15を係
合させたときは、それに対応した横幅のリールを用いる
のである。
【0014】そして、適宜、リールをシャフト1に組付
けた後、該リールを前記固定装置7を用いてシャフト1
に固定する。
【0015】固定装置7は、リールシャフト1にその周
側において出没するように組付けた圧接片21をリール
6の内壁に圧接させることによって、リール6を前記シ
ャフト1に固定するようになっている。
【0016】この固定装置7を構成する圧接片21は円
筒状のリールシャフト1の周側に設けた長孔22に係合
し、シャフト1の周側に等間隔を存して三方に配され、
シャフト1を巻回したリング30によってシャフト1に
組付けてある。
【0017】圧接片21の長手方向すなわちシャフト1
の軸線に沿う方向の両端にテーパ縁aを設け、このテー
パ縁aに摺接する一対の円錐台状の駒23、23′を相
対向させて前記シャフト1内に収設し、該シャフト1の
軸線上には前記駒23、23′を貫通させた操作軸24
を配し、操作軸24の一端側には前記一方の駒23′を
受けるナット25を螺合し、他の一端側は、ばね受27
および該ばね受27に巻回した第一スプリング26を通
じて前記シャフト1より突出させ、操作レバー28を組
付けてある。
【0018】前記駒23、23′間には、前記第一スプ
リング26よりばね力の弱い第二スプリング29を配し
て前記操作軸24に巻回してある。
【0019】図1は、操作レバー28をピン31を支点
に回動させて、キー4に係合溝5においてシャフト1に
組合わせたリール6をシャフト1に固定した状態を示し
ているが、この状態に至るまで固定装置7を構成する前
記各部材は次の通りに動作する。すなわち、操作レバー
28をピン31を支点に回動させると、ばね受27に接
触していた直縁部28aに代って曲縁部28bがばね受
27に接触するため、ばね受27は操作レバー28に押
圧され、このとき第二スプリング29が第一スプリング
26より相対的にばね力を弱くしてあるため、前記の押
圧動作は、ばね受27および第一スプリング26を介し
て駒23に作用し、この結果、第二スプリング29の付
勢に抗して一対の駒23、23′は互いに近接する方向
に移動し、このため、駒23、23′は、圧接片21の
テーパー縁aに摺接して、いわばシャフト1に対して圧
接片21を押し拡げるように、シャフト1より圧接片2
1が突出する方向に該圧接片21を押圧し、この結果、
圧接片21がリール6の内壁に押圧してリール6はシャ
フト1に固定される。
【0020】なお、前記第一スプリング26は、リール
6の内径に対応するもので、駒23、23′が圧接片2
1をリール6の内壁方向に押圧させたとき、該内壁に対
して必要以上の荷重が負荷されようとしたとき、第一ス
プリング26が縮小して駒23、23′による圧接片2
1に対する押圧力を低減させ、リール6の損傷を防止す
るのである。
【0021】図中、32はリールシャフト1にねじ33
で止着したシャフトで、シャフト32はカップリング3
4を介してモータ3に連けいしてある。
【0022】なお、実施例はTAB検査機に備えたリー
ルシャフト1にTAB用リールを組付ける場合を示す
が、映写テープその他のリールを組付ける場合にもこの
発明を適用できる。
【0023】
【発明の効果】本発明は前記の通りの構成であるから、
幅径の異なるテープ用リールの位置決めを行うことがで
き、従って、幅径の異なる種々のリールに対応したリー
ルシャフト装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】要部の縦断面図。
【図2】図1の一部欠截平面図。
【図3】正面図。
【図4】図1の一部拡大図。
【符号の説明】
1 リールシャフト 6 リール 8 位置決めリング 14 コイルスプリング 15 係止球 16 案内溝 17A、17B、17C 位置決め溝

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 TABその他のテープを巻回したリール
    を着脱自在に組付けて回動するリールシャフトに、該リ
    ールシャフトを貫通させるようにして位置決めリングを
    回動および移動可能に組付け、該位置決めリングに、コ
    イルスプリングに付勢されて前記リールシャフトの周側
    方向に突出する係止球を収設し、この係止球が係合する
    案内溝と該案内溝に連通する複数の位置決め溝を前記リ
    ールの周側に凹設し、前記案内溝は前記リールシャフト
    の軸線に沿わせて、また、前記位置決め溝は該軸線に沿
    う方向に並べてそれぞれ配置した、リールシャフト装
    置。
JP3731797A 1997-02-21 1997-02-21 リールシャフト装置 Expired - Lifetime JP2872646B2 (ja)

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JPH10231054A JPH10231054A (ja) 1998-09-02
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