JP2871842B2 - 炉体寸法測定装置 - Google Patents
炉体寸法測定装置Info
- Publication number
- JP2871842B2 JP2871842B2 JP31348890A JP31348890A JP2871842B2 JP 2871842 B2 JP2871842 B2 JP 2871842B2 JP 31348890 A JP31348890 A JP 31348890A JP 31348890 A JP31348890 A JP 31348890A JP 2871842 B2 JP2871842 B2 JP 2871842B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reference line
- laser beam
- coke oven
- distance
- furnace body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Coke Industry (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明はコークス炉体寸法が高温稼動による熱膨張の
為継続的に変化しているのを計測してコークス炉体の管
理を行うため地上側の基準ラインからコークス炉各窯口
の炉体測定面迄の距離を炉体に無接触で自動的に計測す
る炉体寸法測定装置に関するものである。
為継続的に変化しているのを計測してコークス炉体の管
理を行うため地上側の基準ラインからコークス炉各窯口
の炉体測定面迄の距離を炉体に無接触で自動的に計測す
る炉体寸法測定装置に関するものである。
「従来の技術」 従来コークス炉の炉体寸法は地上側にピアノ線を人手
で張ってこれを基準ラインとし基準ラインから鋼尺等を
使用して人手で計測していた。又、別方法として視準器
で基準点を割出しコークス炉体までの距離を計測してい
たがいづれの方法も多くの労力と時間が必要であり遠隔
からリアルタイムの随時計測する事は困難でかつ、計測
誤差が大であるという問題があった。
で張ってこれを基準ラインとし基準ラインから鋼尺等を
使用して人手で計測していた。又、別方法として視準器
で基準点を割出しコークス炉体までの距離を計測してい
たがいづれの方法も多くの労力と時間が必要であり遠隔
からリアルタイムの随時計測する事は困難でかつ、計測
誤差が大であるという問題があった。
「発明が解決しようとする課題」 本発明は地上側に設定された基準ラインからコークス
炉各窯口の炉体測定面までの距離を遠隔から随時且つ正
確に計測可能な炉体寸法測定装置を得ることにより炉体
管理に必要なデータを容易に得ることを目的とする。
炉各窯口の炉体測定面までの距離を遠隔から随時且つ正
確に計測可能な炉体寸法測定装置を得ることにより炉体
管理に必要なデータを容易に得ることを目的とする。
「課題を解決するための手段」 上記の目的を達成するため本発明は コークス炉の地上側に、レーザビームを鉛直面内に連
続的に回転又は所定角度俯仰揺動させ得るレーザビーム
発光器を設置し、コークス炉団方向と平行にレーザビー
ムを照射して距離測定用の基準ラインとし、炉団方向と
平行に走行する移動機械上に上記レーザビームによる基
準ラインを検出する基準ライン検出センサとコークス炉
各窯口の炉体測定面迄の距離を計測する距離センサを搭
載して、該距離センサ及び上記基準ライン検出センサに
よる計測信号を演算処理する情報処理装置を設けてなる
炉体寸法測定装置 によって構成される。
続的に回転又は所定角度俯仰揺動させ得るレーザビーム
発光器を設置し、コークス炉団方向と平行にレーザビー
ムを照射して距離測定用の基準ラインとし、炉団方向と
平行に走行する移動機械上に上記レーザビームによる基
準ラインを検出する基準ライン検出センサとコークス炉
各窯口の炉体測定面迄の距離を計測する距離センサを搭
載して、該距離センサ及び上記基準ライン検出センサに
よる計測信号を演算処理する情報処理装置を設けてなる
炉体寸法測定装置 によって構成される。
「作用」 従ってレーザビーム発光器５から照射するレーザビー
ムを回転させることによってレーザビームＬは上記基準
ライン４を含む鉛直面内を該発光器５の水平中心線の回
りに回転する。そして１回転毎に受光器10に受光するこ
とで基準ラインのずれを監視する。上記鉛直面内におい
て複数個の基準ライン検出センサ７、７がそれぞれ上記
１回転毎に上記レーザビームＬを受光する事により、そ
の位置を計測して計測信号11を発信する。この計測信号
11を情報処理装置９に送り上記鉛直面と該センサ７、７
との相対位置を演算する。この基準ラインを含む鉛直面
とセンサ７、７との相対位置は上記移動機械６とその走
行軌条12、12との相対位置によって若干変化し、この変
化のずれを計測する。又距離センサ８によって窯口３′
の炉体測定面30″までの距離が該センサ８からの照射レ
ーザビームｌの反射時間によって計測される。計測に際
しては情報処理装置９からの指令により俯仰角、水平方
向角がコントローラ13によって修正され計測信号14を発
信する。そしてこの計測信号14は情報処理装置９に送信
され、記憶されている両センサ７、８の計測信号を演算
して上記基準ライン４から上記炉体測定面３″までの距
離を計測することができる。基準ライン用のレーザビー
ム照射は回転でなく、基準ライン検出センサ７及び受光
器10が受光できる範囲の角度を連続的に俯仰揺動させて
もよい。
ムを回転させることによってレーザビームＬは上記基準
ライン４を含む鉛直面内を該発光器５の水平中心線の回
りに回転する。そして１回転毎に受光器10に受光するこ
とで基準ラインのずれを監視する。上記鉛直面内におい
て複数個の基準ライン検出センサ７、７がそれぞれ上記
１回転毎に上記レーザビームＬを受光する事により、そ
の位置を計測して計測信号11を発信する。この計測信号
11を情報処理装置９に送り上記鉛直面と該センサ７、７
との相対位置を演算する。この基準ラインを含む鉛直面
とセンサ７、７との相対位置は上記移動機械６とその走
行軌条12、12との相対位置によって若干変化し、この変
化のずれを計測する。又距離センサ８によって窯口３′
の炉体測定面30″までの距離が該センサ８からの照射レ
ーザビームｌの反射時間によって計測される。計測に際
しては情報処理装置９からの指令により俯仰角、水平方
向角がコントローラ13によって修正され計測信号14を発
信する。そしてこの計測信号14は情報処理装置９に送信
され、記憶されている両センサ７、８の計測信号を演算
して上記基準ライン４から上記炉体測定面３″までの距
離を計測することができる。基準ライン用のレーザビー
ム照射は回転でなく、基準ライン検出センサ７及び受光
器10が受光できる範囲の角度を連続的に俯仰揺動させて
もよい。
「実施例」 コークス炉１の地上２側に炉団方向ａとほぼ平行な水
平基準ライン４（第５図参照）を含む鉛直面内にレーザ
ビームＬを照射するレーザビーム回転発光器５と受光器
10とを設け、受光器10には基準ライン正常表示灯10′及
び基準ライン逸脱表示灯10″が設けられ、正常表示灯1
0′の点灯時に上記レーザビームＬは鉛直面内に入った
ことを意味する。このレーザビームＬは上記発光器５の
接線方向にかつ該発光器５の中心線ｂの回りに回転して
照射されるもので１回転毎に受光器10に検知される。こ
の発光器５と受光器10との間には基準ライン検出センサ
７、７を複数個（２個であれば足りる）配置するもので
レーザビームＬの１回転毎に該センサ７、７をそれぞれ
レーザビームＬを受光できるように該センサ７、７及び
地上側受光器10は水準位置を異にして設けられる。そし
て該センサ７、７は地上２側に敷設した軌条12上を走行
移動するコークス押出機などの移動機械６に一定の間隔
を置いて設けられる。又該移動機械６上には上記コーク
ス炉１の窯口３′の炉体測定面３″までのレーザビーム
ｌによる距離センサ８が設けられ、上記検出センサ及び
距離センサ７、８の計測信号は情報処理装置９のメモリ
ー15に記憶される。そして上記両センサ７、８からの計
測信号11、14は上記処理装置９に送信され該装置９内に
おいて距離センサ８の計測信号14は基準ラインセンサ７
の計測信号11で補正され上記鉛直面から上記炉体測定面
３″までの距離（炉体寸法）が演算される。レーザ式距
離センサの代りに光波式距離センサを使用することも可
能である。尚図中15で示すものはメモリー、16は表示
器、17は操作盤、18はプリンター、19は計測プログラム
設定器、20は計測指令信号、21は移動機械６の車輪であ
る。
平基準ライン４（第５図参照）を含む鉛直面内にレーザ
ビームＬを照射するレーザビーム回転発光器５と受光器
10とを設け、受光器10には基準ライン正常表示灯10′及
び基準ライン逸脱表示灯10″が設けられ、正常表示灯1
0′の点灯時に上記レーザビームＬは鉛直面内に入った
ことを意味する。このレーザビームＬは上記発光器５の
接線方向にかつ該発光器５の中心線ｂの回りに回転して
照射されるもので１回転毎に受光器10に検知される。こ
の発光器５と受光器10との間には基準ライン検出センサ
７、７を複数個（２個であれば足りる）配置するもので
レーザビームＬの１回転毎に該センサ７、７をそれぞれ
レーザビームＬを受光できるように該センサ７、７及び
地上側受光器10は水準位置を異にして設けられる。そし
て該センサ７、７は地上２側に敷設した軌条12上を走行
移動するコークス押出機などの移動機械６に一定の間隔
を置いて設けられる。又該移動機械６上には上記コーク
ス炉１の窯口３′の炉体測定面３″までのレーザビーム
ｌによる距離センサ８が設けられ、上記検出センサ及び
距離センサ７、８の計測信号は情報処理装置９のメモリ
ー15に記憶される。そして上記両センサ７、８からの計
測信号11、14は上記処理装置９に送信され該装置９内に
おいて距離センサ８の計測信号14は基準ラインセンサ７
の計測信号11で補正され上記鉛直面から上記炉体測定面
３″までの距離（炉体寸法）が演算される。レーザ式距
離センサの代りに光波式距離センサを使用することも可
能である。尚図中15で示すものはメモリー、16は表示
器、17は操作盤、18はプリンター、19は計測プログラム
設定器、20は計測指令信号、21は移動機械６の車輪であ
る。
「発明の効果」 本発明は上述のように構成したのでコークス炉１の炉
体寸法を遠隔から無接触で自動的にリアルタイムにかつ
迅速正確に計測し得ることにより極めて容易に炉体管理
の為のデータを得ることが出来る。
体寸法を遠隔から無接触で自動的にリアルタイムにかつ
迅速正確に計測し得ることにより極めて容易に炉体管理
の為のデータを得ることが出来る。
第１図は本発明の炉体寸法測定装置を示すブロック図、
第２図はレーザビーム回転発光器の正面図、第３図は受
光器の正面図、第４図は距離センサの側面図、第５図は
基準ラインの平面図である。 １……コークス炉、２……地上、３……窯、４……基準
ライン（第５図）、５……発光器、６……移動機械、７
……基準ライン検出センサ、ａ……炉団方向、Ｌ……レ
ーザビーム、８……距離センサ、９……情報処理装置。
第２図はレーザビーム回転発光器の正面図、第３図は受
光器の正面図、第４図は距離センサの側面図、第５図は
基準ラインの平面図である。 １……コークス炉、２……地上、３……窯、４……基準
ライン（第５図）、５……発光器、６……移動機械、７
……基準ライン検出センサ、ａ……炉団方向、Ｌ……レ
ーザビーム、８……距離センサ、９……情報処理装置。
Claims (1)
- 【請求項１】コークス炉の地上側に、レーザビームを鉛
直面内に連続的に回転又は所定角度俯仰揺動させ得るレ
ーザビーム発光器を設置し、コークス炉団方向と平行に
レーザビームを照射して距離測定用の基準ラインとし、
炉団方向と平行に走行する移動機械以上に上記レーザビ
ームによる基準ラインを検出する基準ライン検出センサ
とコークス炉各窯口の炉体測定面迄の距離を計測する距
離センサを搭載して、該距離センサ及び上記基準ライン
検出センサによる計測信号を演算処理する情報処理装置
を設けてなる炉体寸法測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31348890A JP2871842B2 (ja) | 1990-11-19 | 1990-11-19 | 炉体寸法測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31348890A JP2871842B2 (ja) | 1990-11-19 | 1990-11-19 | 炉体寸法測定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04183784A JPH04183784A (ja) | 1992-06-30 |
| JP2871842B2 true JP2871842B2 (ja) | 1999-03-17 |
Family
ID=18041920
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31348890A Expired - Fee Related JP2871842B2 (ja) | 1990-11-19 | 1990-11-19 | 炉体寸法測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2871842B2 (ja) |
-
1990
- 1990-11-19 JP JP31348890A patent/JP2871842B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04183784A (ja) | 1992-06-30 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| SU644398A3 (ru) | Устройство дл измерени и контрол положени рельсового пути | |
| US5613442A (en) | Arrangement and method for mesuring and correcting the line of a track | |
| US5157840A (en) | Method of and an equipment for determining the position of a track | |
| JPH034841B2 (ja) | ||
| TWI705230B (zh) | 車輛尺寸測量裝置及車輛尺寸測量方法 | |
| CN113201617A (zh) | 一种高炉风口平台综合巡检装置及方法 | |
| CN104964643A (zh) | 一种多功能激光铁路轨道检测仪及其检测的方法 | |
| CN114808575A (zh) | 基于扫描激光的轨道平顺度检测系统及方法 | |
| JP2871842B2 (ja) | 炉体寸法測定装置 | |
| JP3042517B1 (ja) | 貯炭山温度計測の方法とその装置 | |
| JPH0949827A (ja) | 金属板用自走式検査装置及びその走行方法 | |
| JP3219204B2 (ja) | 路面凹凸計測車 | |
| KR101221028B1 (ko) | 철도 차량과 터널 내 시설물과의 간격 측정 시스템 | |
| JP3442171B2 (ja) | 鉄道用測量装置 | |
| JP2002174519A (ja) | トンネル断面の自動測定システム | |
| JP4023988B2 (ja) | コークス炉の炉壁診断方法および診断装置 | |
| JP2002310966A (ja) | トンネル壁面の剥離検査装置 | |
| JP2013256581A (ja) | コークス炉の移動機の位置制御装置及び位置制御方法 | |
| JPH1183462A (ja) | 車輪測定装置 | |
| JPH07206378A (ja) | バケットの位置測定装置 | |
| JPH09505883A (ja) | 大きな物体の寸法を測定するための装置 | |
| JP2001221620A (ja) | 構造物表面の光走査方法 | |
| JPH0656711U (ja) | 鉄道線路の建築限界測定装置 | |
| JPH11100809A (ja) | 道路形状測定方法 | |
| RU2740485C1 (ru) | Система для определения пространственного положения железнодорожного пути |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 10 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090108 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100108 Year of fee payment: 11 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |