JP2871006B2 - 作業情報伝達システム - Google Patents

作業情報伝達システム

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JP2871006B2
JP2871006B2 JP2173409A JP17340990A JP2871006B2 JP 2871006 B2 JP2871006 B2 JP 2871006B2 JP 2173409 A JP2173409 A JP 2173409A JP 17340990 A JP17340990 A JP 17340990A JP 2871006 B2 JP2871006 B2 JP 2871006B2
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

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  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、実行すべき作業内容に応じた複数の作業ス
テーションがワーク移送方向にシーケンシャルに配置さ
れた作業ラインの作業ステーション間の作業情報伝達シ
ステムに関するものである。
(従来の技術) 例えば自動車の組立ラインの如き所定のワーク生産作
業ラインにおいて、直列に配列して配置された種々の作
業用設備に対してコンピュータを内蔵したブース側サブ
シーケンス制御ユニットを設け、斯かるサブシーケンス
制御ユニットに対し、ホストコンピュータより各設備が
順次行うべき動作についてのワークIDに応じたシーケン
ス制御を行うようにして、作業工程の自動化を図ること
が知られている。このようなシーケンス制御が行なわれ
る際には、上記ホストコンピュータ側のシーケンス制御
ユニットのメモリに内蔵されているシーケンス制御プロ
グラムが上記ブース側サブシーケンス制御ユニットにロ
ードされ、当該ブース側サブシーケンス制御ユニット
が、上記自動車等生産ラインにおける個々の生産動作に
ついての各シーケンス制御が行なわれるべき各ステーシ
ョンの設備単位、即ち、各シーケンス制御対象設備の動
作制御の各段階を上記ホスト側からのシーケンス制御プ
ログラムに従って逐次合理的に進めていくようになって
いる(例えば特開昭61−108079号公報参照)。
そして、上記のように複数のシーケンス制御対象設備
が配置され自動化が図られた自動車等生産ラインにおい
て、それに沿って搬送されていく各ワークに対し、一連
の作業工程における作業が上記複数のシーケンス制御対
象設備の夫々により順次自動的に行なわれるにあたって
は、実際上各作業工程においてワークに対する作業の結
果に不具合が生じる可能性がある。従って、通常、複数
のシーケンス制御対象設備が設置されて自動化が図られ
た上記のような生産ラインには、修正作業ステーション
が設けられ、上記複数のシーケンス制御対象設備の夫々
により行なわれた作業の結果に不具合が生じたワークが
当該修正作業ステーションに搬入されて、上記ワークに
対する不具合を解消するための修正作業が施されるよう
に構成される。この場合において、上記ワークにおける
作業結果の不具合は、例えば、各シーケンス制御対象設
備に対応するブース側サブシーケンス制御ユニットにお
いてワークに対する作業状態をあらわす作業状態データ
が形成される。そして、その作業状態データが解析され
ることにより具体的に不具合が検出され、また、修正作
業ステーションにおいては、該検出された不具合データ
が次の作業ステーションに順次伝達されて、当該ステー
ションに搬入されたワークにその不具合に応じた修正作
業が人間作業によって施されるようになっている。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上記複数の修正作業ステーションには、各
ステーション毎に指示された作業内容指示情報にもとい
て所定の作業を行うための例えばトルクレンチ等の所定
のツール手段が設けられているが、該ツール手段での作
業は当該ツール手段に対応して作業者に作業内容を教示
するための不具合データ表示部(CRTディスプレイ)に
表示されている特定車両のみを対象として適正な作業が
行なわれなければならない。
しかし、上記複数の修正作業ステーションは、それぞ
れ所定の間隔を置いて直列方向に連続して並設されてい
るために、作業者の作業速度如何によっては当該修正作
業ステーション内だけで上記指示された不具合内容の全
てを修正し終えることができず、次の修正作業ステーシ
ョン側に移動する車両を同次の修正作業ステーション側
まで追いながら作業を継続するということも往々にして
生じ得る。
その結果、本来各修正作業ステーション毎に作業内容
を優先順位を付して振り分け、或る修正作業ステーショ
ンで完了しなかった作業をツール手段で検知確認し次の
修正作業ステーションに割り当てて行くというような作
業遂行システムを採用した場合に、次の修正作業ステー
ションに供給する作業内容指示情報が誤ったものとなっ
てしまう問題がある。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記の問題を解決することを目的としてな
されたもので、先ずワーク確認手段を備え、ワーク毎に
個別に設定された作業内容指示情報に基き当該ワークの
搬送方向に沿って配置された作業内容を異にする複数の
作業ステーションにより順次作業を行って行くに際し、
上記複数の作業ステーションは各々上流側前段の作業ス
テーションの作業完了内容に基いた作業指示情報により
作業を行うようにしてなる作業自動遂行システムにおい
て、上記複数の作業ステーションの各作業ステーション
間に作業指示情報形成のためのデータ感知がない不感領
域を設けて構成されている。
そして、上記複数の作業ステーションは、具体的には
ロボットによる自動組付作業ステーションと人手による
修正作業ステーションとからなり、上記不感領域は修正
作業ステーション間に対応して設けられている。
また上記修正作業ステーションの内の所定の修正作業
ステーションには、修正すべき不具合情報表示手段が設
けられており、該不具合情報表示手段は、対象ワークが
当該修正作業ステーションから次の作業ステーション側
に移動しても所定時間内それまでの不具合情報の表示を
継続するようになっている。
また、上記不具合情報表示手段が設けられた修正作業
ステーションには、さらに作業結果チェック手段が設け
られており、該作業結果チェック手段のチェック機能
は、上記不具合情報表示手段の不具合情報の表示が切換
えられた後も所定時間内不感状態に置かれるようになっ
ている。
また、上記構成には、さらに不具合データ読取手段が
設けられ、該不具合データ読取手段は、対象となるワー
クの不具合内容に応じて修正のための優先順位および修
正作業ステーションを決定し、その上で不具合情報表示
手段の不具合情報表示データを作成するようになってい
る。
(作 用) 上記本発明の作業情報伝達システムの構成では、先ず
連続する複数の作業ステーションの各作業ステーション
間に作業指示情報形成のための感知がない不感領域を設
けているので、上記各作業ステーションの本来の作業領
域でない境界領域や次の作業ステーションの作業領域に
移行したツール手段の検知、確認操作によって、形成さ
れる作業内容指示情報の内容が変動するようなことがな
くなる。
そして、上記複数の作業ステーションは、具体的には
ロボットによる自動組付作業ステーションと人手による
修正作業ステーションとからなっており、上記不感領域
は修正作業ステーション間に対応して設けられている。
このように連続する複数の作業ステーションの各修正
作業ステーション間に作業指示情報形成のための感知が
ない不感領域を設けると、各修正作業ステーションの本
来の修正作業領域でない境界領域や次の修正作業ステー
ションの修正作業領域に移行した修正用ツール手段の検
知、確認操作によって、形成される作業内容指示情報の
内容が変動するようなことがなくなる。
また上記修正作業ステーションの内の所定の修正作業
ステーションには、修正すべき不具合情報表示手段が設
けられており、該不具合情報表示手段は、対象ワークが
当該修正作業ステーションから次の作業ステーション側
に移動しても所定時間内それまでの不具合情報の表示を
継続するようになっている。
このようにすると、例えば修正作業の完了やチェック
に要する時間に作業者の個人差があっても適切に対応で
きるようになり、誤った作業が行われたり、誤った作業
結果確認データが生じるような恐れがなくなる。
また、上記不具合情報表示手段が設けられた修正作業
ステーションには、さらに作業結果チェック手段が設け
られており、該作業結果チェック手段のチェック機能
は、上記不具合情報表示手段の不具合情報の表示が切換
えられた後も所定時間内不感状態に置かれるようになっ
ている。
このようにすると、実際の修正作業が完了し、確実に
作業結果がチェックされるまで十分な時間不具合内容を
確認照合し得るので、上記の作用がより確実に実現され
るようになる。
また、上記構成には、さらに不具合データ読取手段が
設けられており、該不具合データ読取手段は、対象とな
るワークの不具合内容に応じて修正のための優先順位お
よび修正作業ステーションを決定し、その上で不具合情
報表示手段の不具合情報表示データを作成するようにな
っている。
その結果、該構成によれば効率的で正確な修正作業を
行うことが可能となる。
(発明の効果) 従って、本発明の作業情報伝達システムによると、各
作業ステーション毎への効率的な作業内容の割当てとそ
の遂行状況に応じた正確な次作業ステーションへの作業
内容指示情報の形成と伝達が可能となり、能率的で信頼
度の高い自動化作業ステーションを提供することができ
るようになる。
(実施例) 第1図〜第17図は、本発明の実施例に係る自動車の組
立ラインに於ける作業内容指示装置の構成および作用を
示している。
先ず第1図は、同本実施例に於ける自動車の組立ライ
ン1の全体的な構成(設備のレイアウト構成)を示して
いる。該本実施例の自動車の組立ライン1は、自動車の
車体の最終的な組立完成ラインとして構成されており、
例えばハンガーフレーム等の搬送手段に吊持されて移載
されてくる自動車の車体(ボデー)に対して例えばエン
ジンやサスペンション、フューエルタンク、ラジエータ
等のアッセンブリをボルトなどのネジ締結部材を使用し
て同車体側に締結することによって組付ける自動機によ
る組付作業ステーションおよび人間作業によるそれらの
修正作業ステーションを直列に配設して構成されてい
る。
すなわち、該自動車の組立ライン1は、第1図から明
らかなように、大別すると、(1)車体の搬入位置決め
ステーショ1A、(2)エンジン、サスペンション等の組
付部品搬入ステーショ1B、(3)ロボット作業による自
動機組付作業ステーション1C、(4)人間系の作業によ
る第1のバックアップ修正ラインとしての上回り手直し
作業ステーション1D、(5)トップシーリングの張設等
上回りの補助作業ステーション1E、(6)同じくもうひ
とつの人間系の作業による第2のバックアップ修正ライ
ンである下回り手直し作業ステーション1F、(7)組付
完了車体の返送ステーション1G、(8)組付部品サブパ
レット、搭載ステーション1H、(9)部品調整作業ステ
ーション1I等の複数の作業ステーショを備えて構成され
ている。
先ずメインラインとも言うべき上記ロボット作業によ
る車体組付ラインである自動機組付作業ステーション1C
は、その前段側に上述した車体搬入位置決めステーショ
ン1Aと組付部品搬入ステーショ1Bとを有し、該車体搬入
位置決めステーション1Aの所でオーバヘッド型の車体移
送ライン3の車体搬入用ガイドレール3aによって第1図
に示すような方向にガイドされて搬送されてくる自動車
の車体6が上記車体搬入位置決めステーション1Aのライ
ン上に図示のようにスイッチバックスタイルで先ずNo1
ポジションに搬入される。ここでの自動車の車体6は、
例えば塗装は完了しているが、組付ワークとしてのエン
ジン、サスペンション、フューエルタンク、ラジエー
タ、ストラツト、スライディングルーフ、トップシーリ
ング等の各種車両構成部分が未だ組付けられていない状
態のものが対象となっている。
該搬入状態の車体6は、例えば第2図に示されている
ように上記車体移送ライン3の搬入用ガイドレール3aに
対して昇降シリンダ21a,21aを備えた昇降式のハンガー
フレーム21を介して吊持された状態で上記車体搬入位置
決めステーション1A上のNo1ポジション位置まで搬送さ
れてくる。
そして、その後、同車体搬入位置決めステーション1A
上の上記No1ポジションからNo2ポジションに移る過程で
上記車体6は下方に降ろされて図示しないリフターに載
せられ、やがてNo3ポジションに到ってリフター上での
車体の正確な位置決めと該位置決め状態の計測が行なわ
れる。そして、その上で次に上記リフターによりリフト
された状態で次段の組付部品搬入ステーション1BのNo4
ポジション上に移送される。
該組付部品搬入ステーション1BのNo4ポジション上に
は、後述する組付部品サブパレット搭載ステーション1H
で前側のサブパレット5a上に予じめフロントサスペンシ
ョンを組付けたエンジン14が、また後側のサブパレット
5b上にリアサスペンション15が各々搭載され、続く部品
調整作業ステーション1Iで当該搭載部品の位置その他を
正確に調整されたワーク搬送用のワークパレット(メイ
ンパレット)13が横方向から順次移送されてくるように
なっており、上記のように上方側に車体6が移送された
時には下方側に同ワークパレット13が対応するようにな
っている。
そして、該組付部品搬入ステーション1B以降の当該自
動車組立ライン1のライン構造は、例えば第2図および
第3図に詳細に示すように、先ずワークパレット13と該
ワークパレット13を搬送するワークパレット搬送装置17
とから構成されている。ワークパレット搬送装置17は、
上部側に上記ワークパレット13の下面を支持する多数の
支持ローラ23,23・・を備えた左右一対のガイド部24L,2
4Rと、該ガイド部24L,24Rに沿って平行に沿設された一
対の搬送レール25L,25Rと、それぞれが上記ワークパレ
ット13を係止するパレット係止部26を有し、各々上記搬
送レール25L,25Rに沿って自由に移動するように構成さ
れた左右一対のパレット搬送台27L,27Rと、該パレット
搬送台27L,27Rを上記搬送レール25L,25Rに沿って駆動す
る図示しないリニアモータ機構とから構成されている。
そして、上記の如く組付部品搬入ステーション1BのNo
4ポジション上には、第2図の如く、上方側の車体6に
対し下方側にエンジン14とリアサスペンション15とを搭
載したワークパレット13が同期して対応するように搬入
され、次の自動機組付作業ステーション1C側の最初の作
業ポジションであるNo5ポジションの所でリフターによ
り車体6が下降されやがて同リフターから車体6が外さ
れて第2図において右寄りのNo5ポジションに図示する
ように車体および部品の両者が正確にドッキングされ
る。
すなわち、自動機組付作業ステーションには、フロン
トサスペンション及びリアサスペンション15の組付け時
において、フロントサスペンションにおける図示しない
ストラット及びリアサスペンション15におけるストラッ
ト15Aを夫々支持して組付姿勢をとらせる一対の左右前
方側クランプアーム30L及び30R、及び同じく一対の左右
後方側クランプアーム31L及び31Rがそれぞれ設けられて
いる。そして、上記左右前方側クランプアーム30L及び3
0Rは、夫々固定基台35L及び35R上において、それらの先
端部がフロントサスペンションのストラットに係合した
状態のもとで、例えば前後左右に移動可能に形成されて
いるとともに、左右後方のクランプアーム31L及び31R
が、夫々固定基台37L及び37R上において、それらの先端
部がリアサスペンション15におけるストラット15Aに係
合した状態のもとで前後左右に移動可能となるように構
成されていて、左右前方クランプアーム30L及び30R、及
び左右後方クランプアーム31L及び31Rが、上述したドッ
キング装置40を形成している。
また、搬送レール25L及び25Rにそれぞれ平行に伸びて
設置された一対のスライドレール41L及び41Rと、該スラ
イドレール41L及び41Rに沿ってスライドする可動部材42
と、該可動部材42を駆動するモータ43等から成るスライ
ド装置45とが設けられており、このスライド装置45にお
ける可動部材42には、ワークパレット13上に設けられた
可動エンジン支持部材(図示は省略されている)に係合
する係合手段46が設けられている。スライド装置45は、
上記オーバヘッド式の移載装置16における昇降ハンガー
フレーム21により支持されたボディ11に、ワークパレッ
ト13上に配されたエンジン14、フロントサスペンション
及びリアサスペンション15が組み合わされる際、その係
合手段46が昇降パレット基準ピン47により位置決めされ
たワークパレット13上の可動エンジン支持部材に係合し
た状態で前後移動せしめられ、それにより、車体6に対
してエンジン14を前後移動させて、車体6とエンジン14
との干渉を回避するように構成されている。
さらに、上記の如く車体6に組み合わされたエンジン
14及びフロントサスペンションを締結するためのボルト
又は螺子締め作業を行うロボット48A、及び同じく車体
6に組み合わされたリアサスペンション15を締結するた
めのボルト又は螺子締め作業を行うロボット48Bが各々
配置されている。
そして、上記のようにしてワークパレット側組付部品
とのドッキングが完了した車体6は、順次自動機組付作
業ステーション1CのNo6〜No14の各作業ステーション
(ポジション)に所定の時間間隔で移行される。
すなわち、上記のような構造を有して構成された自動
機組付作業ステーション1Cは、上述のNo5作業ステーシ
ョンからNo14ステーションまでの例えば10組の単位作業
ステーションを備え、上記車体6とエンジン14等組付部
品とのドッキング作業(No5)のほか、エンジン又はフ
ロントサスペンションマウント用ボルト締め作業(No
6)、フューエルタンク取付用ボルト締め作業(No7)ス
トラット取付用ボルト締め作業(No8)、リアコンビネ
ーションランプ又はラジエータ等取付ボルト締め作業
(No10)、スライディングルーフ取付用ボルト締め作業
(No11)等の各種の自動機系のボルト締め作業が上記の
ようなロボットを使用して順次実施されて行くようにな
っている。
また、該自動機組付作業ステーション1C以降には、該
自動機組付作業ステーション1CのNo5〜No14の各作業ポ
ジションで行なわれた車両上回り及び下回りの各手直し
作業ステーション1D,1Fとそれらの中間に位置する補助
作業ステーション1E、更に2種の手直し作業も終了した
組付完了車体を所定の位置に移送又は返送する組付完了
車体返送ステーショ1Gが、それぞれ設けられている。
先ず上述の上回り手直し作業ステーション1Dは、たと
えば第1図および第12図に示すようにNo15〜No19の5つ
の単位作業ステーションを有し、その内の少なくとも3
つの作業ステーションNo16,No17,No18には、各々不具合
データ表示用CRT7a〜7cと該不具合データ表示用CRT7a〜
7cの表示内容に基いて増し締め等の手直し作業を行う例
えば3本1組の第1〜第3トルクレンチユニットTWR1
TWR3とが設けられている。この場合、上記不具合データ
表示用CRT7a〜7cは、例えば第14図に示されるように、
対象となっている車両のコミットNoと車種、不具合
個所と不具合ポイント、不具合メッセージ等を不具合
情報として表示するようになっている。
一方、符号LS1〜LS6は、それぞれリミットスイッチで
あり、上記No15〜No19ポジションへのワークパレット1
3,13・・の搬入を検出するようになっている。
ところで、この場合、上記リミットスイッチLS2〜LS5
の各々がONになると、それは新しい車体6が搬入された
ことを示す訳であるから、本来上記各リミットスイッチ
LS2〜LS5のONと同時に各修正作業ステーションの不具合
データ表示用CRT7a〜7cの表示画面も新しい車体に切り
替えれば良いように思われる。
しかし、後に説明しているように人間の作業には相当
にランダムな面があり、修復作業そのものの完了に要す
る時間差や修復対象の修復状態チェックに要する時間差
などから、有る修復作業ステーションから次の修正作業
ステーションへの作業の“追っかけ”ということが生じ
る。その場合、修復対象や修復順序、修復個所の確認順
序なども全て上記不具合データ表示用CRT7a〜7cの表示
に基いてなされる。
従って、余りに早くCRTの表示画面を切り替えると、
誤った作業、誤った作業結果確認データがメモリに入力
されてしまう恐れが生じる。
そこで、本実施例では例えば第12図に示すように、各
リミットスイッチLS2〜LS5がONになってから実際に不具
合データ表示用CRT7a〜7cの表示画面が切り替えられる
までに、所定の遅延時間tcを設定する一方、作業結果チ
ェック時のトルクレンチユニットTWR1〜TWR3の各入力
は、上記遅延時間tc経過後一定時間ts内は不感状態とな
るように制御するようになっている。この制御は、例え
ばNo16修正作業ステーションのトルクレンチユニットTW
R1について言うと、上記No16修正作業ステーション又は
No17修正作業ステーションが上記ts時間内にあるときに
当該トルクレンチユニットTWR1を不感状態となるように
制御する。
上記補助作業ステーション1Eは、たとえばNo20とNo21
の2つの単位作業ステーションを備え、車室内トップシ
ーリングの張設など車体上回りの修正作業完了を前提と
する仕上げ的な最終組付作業を実行する。
さらに、車両下回り手直し作業ステーション1Fは、先
ずNo23〜No27の少なくとも5つ単位作業ステーションを
有するとともに上記上回り手直し作業ステーション1Dの
場合と同様に第13図に示すように不具合データ表示用CR
T8a〜8d、不具合ポイント修正用の4本1組みのトルク
レンチユニットTWR4〜TW7とがそれらに対応して各々設
けられている。また、上記各作業ステーションNo23〜No
27へのワークパレット13,13・・の搬入を検出するため
のリミットスイッチLS9〜LS13も同様に設けられてい
る。そして、該下回り手直し作業ステーション1Fでも、
上述の上回り手直し作業ステーション1Dの構成と全く同
様に後述する不具合データ表示システムおよびCRT切り
替え遅延時間tc、並びにトルクレンチ不感領域tsが各々
設けられている。
ところで、上記自動機組付作業ステーション1Cの上記
車体移載装置16、ワークパレット搬送装置17、ドッキン
グ装置40、スライド装置45、ロボット48A,48Bは、全て
車体6又は組付部品14,15との関係で所定のシーケンス
制御を実行するシーケンス制御対象設備である。
また、上記車体上回り手直し作業ステーション1Dおよ
び車体下回り手直し作業ステーション1Fの不具合データ
表示用CRT7a〜7c,8a〜8dは、周辺の付属設備を含めて修
正作業用表示制御ユニットとして考えることができる。
この結果、上記自動機組付作業ステーション1Cおよび
上回り手直し作業ステーション1D、下回り手直し作業ス
テーション1Fの各々のシステムは、例えば第4図および
第5図のような形のシステムブロックで表わすことがで
きる。
すなわち、先ず第4図の自動機組付作業ステーション
1Cと下回り手直し作業ステーション1Fとの組合せについ
て説明すると、第1図から明らかなように本実施例で
は、先ずエンジン14、リアサスペンション15、フューエ
ルタンク等の細分化された個別の単位作業ステーション
No5〜No16が複数組(10組)存在する。従って、それら
に対応して複数組のシーケンス制御対象設備51a〜51jが
設けられてい。
そして、該複数のシーケンス制御対象設備51a〜51j
(51a〜51fは図示省略)には、それぞれシーケンス制御
および作業結果記録ユニット52a〜52j(52a〜52fは図示
省略)が各々対応して設けられている。
また、自動機組付作業ステーション1C側の最後の単位
作業ステーションNo14に続く上回り手直し作業ステーシ
ョン1D側No15作業ステーションは、上記自動機組付作業
ステーション1Cで組付けられた上記エンジン14、リアサ
スペンション15等の組付状態の良否を判定し、該判定結
果から不具合をデータを読み取り、該読み取った不具合
データをその個所とポイントに応じて続くNo16からNo18
までの第1〜第3の各単位作業ステーションに対応して
設けられている第1〜第3の修正作業用表示制御ユニッ
ト54a〜54cに各々優先順位を付した上で分配され供給さ
れる。そのために、上記シーケンス制御および作業結果
記録ユニット52a〜52j、修正作業用表示制御ユニット54
a〜54cは、それぞれネットワークインタフェース55,55
・・、57,57・・、データ通信回線56,58を介して上記不
具合データ読み取り分配ユニット53aと相互に接続され
ている。
一方、上記車両生産ラインに沿って移動し、車体6を
搬送する上記ワークパレット13には、第6図に示される
如く、その側面部にデータ・キャリア60が固定されてい
る。データ・キャリア60は、メモリ部、信号処理回路部
及び送受信コイル部を内蔵し、該送受信コイル部と外部
のコイルとの電磁誘導結合を通じて、外部から供給され
るデータの同送受信コイル部を介してのメモリ91a部へ
の同データの格納、及び、メモリ91a部に格納される当
然データの同送受信コイル部を介しての外部への供給を
任意に行えるものとなっている。そして、該データ・キ
ャリア60におけるメモリ部は、例えば、第9図に示され
ている如く、その上記各組立作業ステーションに対応す
る部分が、全体で6〜8KBの記憶容量を有して形成され
ていて、生産情報データが格納された記憶領域PDと、及
び各ポジションの組付作業ステーションにおける複数の
組立作業の夫々についての作業結果に関するデータが個
別に格納される記憶領域SD1,SD2,SD3・・・SDn(該領域
のメモリ部を第10図では、符号91aで表している)との
2つに区分されており、さらに、記憶領域SD1,SD2,SD3
・・・SDnの夫々が、例えば記憶領域SDnについて作業デ
ータが格納される細分記憶領域CCmと、作業結果に不具
合を生じた箇所をあらわす不具合箇所データが格納され
る細分記憶領域CPmと、及び作業結果の不具合に関する
不具合データ格納される細分記憶領域CCと、不具合箇所
データが格納される記憶領域CPと、及び不具合データが
格納される細分記憶領域CDとに各々区分されたものとな
っている。
そして、上記シーケンス制御および作業結果記録ユニ
ット52a〜52jの各々(52nで代表)は、例えば第6図に
示すようにワークパレット13側シーケンス制御対象設備
51n(51a〜51jを51nで代表)に対してシーケンス制御信
号を供給するシーケンス制御出力部61と、上記シーケン
ス制御対象設備51nに故障が生じた時に、当該故障を検
出して故障個所を特定するとともに、正常状態に復帰さ
せるための動作制御を行う故障診断・復帰制御部62と、
データ処理部63とを備え、それらを相互にデータの送受
が可能なように双方向接続するとともに上記データ処理
部63をネットワークインターフェース55を介して上述の
ようにデータ回線56に接続している。
さらに、上記データ処理部63には上述のワークパレッ
ト13に固定されたデータ・キャリア60に格納されたデー
タを読み取るためのコイルを内蔵した読取ヘッド部64、
及びワークパレット13に固定されたデータ・キャリア60
にデータを書き込むためのコイルを内蔵した書込ヘッド
部65の2つのヘッドが、書込・読取ヘッド部66を介して
接続されている。書込・読取ヘッド部66は、読取ヘッド
部64に読取動作状態をとらせて補助作業ステーション1E
に供給する動作、及び書込ヘッド部65に書込動作状態を
とらせて、データ処理部63から送出されるデータを、デ
ータ・キャリア60における所定の記憶領域もしくは細分
記憶領域に格納する動作の2つの動作を必要に応じて行
うものとする。
また、不具合データ読取分配ユニット53には、第7図
に示される如く、ワークパレット13に固定されたデータ
・キャリア60に格納されたデータを読み取るための読取
ヘッド部64が、読取ヘッド制御部67を介してデータ処理
・分配部68に接続され、該データ処理・分配部68を介し
てネットワークインターフェース55にデータの送受を行
うべく接続されている。読取ヘッド制御部67は、読取ヘ
ッド部64に読取動作状態をとらせて、データ・キャリア
60における所定の細分記憶領域に格納された不具合箇所
データ及び不具合データをデータ処理・分配部68に供給
する動作を行い、またデータ処理・分配部68は、読取ヘ
ッド制御部67を通じて供給される不具合箇所データ及び
不具合データに応じて、修正分配データを形成し、それ
をデータ通信回線58に送出するようになっている。
さらに、修正作業用表示制御ユニット54a,54b及び54c
の夫々は、例えば第8図に修正作業用表示制御ユニット
54aが例にとられて示されているように、ネットワーク
・インターフェース57を介してデータ通信回線58とデー
タの送受を行うべく接続された表示制御・データ入力部
69、及び表示制御・データ入力部69からの表示制御信号
が供給され、その表示制御信号に応じた表示をCRT7a〜7
cを用いて行う情報表示部を備えたものとなっている。
このようにして本発明の実施例に係る生産工程管理方
法の一例による工程管理が行なわれる。そして、車両が
最終的に組み立てられるにあたっては、先ず、車体6及
びそれに組み付けられた各種の構成部品が載置されたワ
ークパレット13が、自動車組立ライン部1に沿って移動
せしめられ、やがて車体6及びそれに組み付けられた各
種の構成部品が、自動機組付作業ステーション1Cの各作
業ステーションに順次搬入されて、上記シーケンス制御
及び作業結果記録ユニット52a〜52jにより夫々シーケン
ス制御されるシーケンス制御対象設備51a〜51jの各々に
よる作業が施されるようになっている。この場合におい
て、上記シーケンス制御および作業結果記録ユニット52
a〜52jの夫々を、そのデータ処理部63が、必要に応じ
て、上記書込・読取ヘッド部66に対し、その読取ヘッド
部64に信号を送ってワークパレット13のデータ・キャリ
ア60における当該組立作業ステーションに対応する部分
の記憶領域PDに格納された生産情報データの読取りを行
わせる状態をとり、同書込・読取ヘッド部66を通じて供
給されるデータ・キャリア60からの生産情報データに基
づく制御データが、シーケンス制御出力部61に供給され
て、当該シーケンス制御出力部61が、上記シーケンス制
御対象設備51a〜51jにデータ処理部63から制御データに
応じた動作をとるようにする。一方、このとき、上記デ
ータ処理部63は、上記シーケンス制御出力部61からの、
それにより制御されるシーケンス制御対象設備51a〜51j
による、ワークパレット13に載置された車体6及びそれ
に組み付けられた各種の構成部品に対する作業の結果を
あらわすデータを得てそれを判別する。そして、その結
果により、上記書込・読取ヘッド制御部66を作動させ、
上記書込ヘッド部65にワークパレット13のデータ・キャ
リア60内における当該組立作業ステーションに対応する
部分の記憶領域SD1〜SDmのうちのそのときの組立作業に
対応するもの(対応記憶領域)に対する書込みを行わせ
る状態となす。そして、判別したデータが作業結果が適
正であることをあらわすものである場合には、それが作
業データとしてデータ・キャリア60における当該組立作
業ステーションに対応する部分の対応記憶領域における
細分記憶領域CCに書き込まれるようになし、また、他方
判別したデータが作業結果に不具合が生じていることを
あらわすものである場合に、車体6及び上記それに組み
付けられた各種の構成部品における不具合が生ぜしめら
れた箇所をあらわす不具合箇所データが、データ・キャ
リア60における当該組立作業ステーションに対応する部
分の対応する記憶領域における細分記憶領域CPに書き込
まれるようにするとともに、そのときの不具合に関する
不具合データがデータ・キャリア60における当該組立作
業ステーションに対応する部分の対応記憶領域における
細分記憶領域CDに書き込まれるようになす。
このようにして、ワークパレット13に固定されたデー
タ・キャリア60における当該組付作業ステーションに対
応する部分の対応記憶領域に対するデータの書き込みが
順次行なわれる。そして自動機組付作業ステーション1C
のNo5〜No14の作業ステーションの夫々において、上記
シーケンス制御対象設備51a〜51jの各々によるワークパ
レット13上に載置された車体6及びそれに組み付けられ
た各種の構成部品が各々載置された状態で、その組立ラ
イン部からデータ読出ステーションQS1部へと移動させ
られる。そして、車体6及びそれに組み付けられた各種
の構成部品が搭載された上記ワークパレット13を、例え
ば第4図において2点鎖線により示される如くに、先ず
データ読出ステーションQS1(No15ステーション)に位
置せしめた後、続いて該データ読出ステーションQS1
配された不具合データ読取分配ユニット53aを、第7図
のデータ処理・分配部68が、上記読取ヘッド制御部67に
制御信号を供給して、上記読取ヘッド部64により上記ワ
ークパレット13のデータ・キャリア60における各組付作
業ステーションに対応する部分の記憶領域SD1〜SDmに対
応するデータの読取りを行わせる状態となし、データ・
キャリア60における各組立作業ステーションに対応する
部分の記憶領域SD1〜SDmの夫々における細分記憶領域CP
及びCDから、当該車両の不具合箇所データと不具合デー
タとが、同読取ヘッド部64によって読取られ、上記読取
ヘッド制御部67を通じてデータ処理・分配部68内に供給
されるようになす。このとき、上記データ処理・分配部
68は、上記読取ヘッド制御部67を通じで供給される当該
車両の不具合箇所データと不具合ポイント、不具合内容
データ等に基づいて、車体6及びそれに組付けられた各
種の構成部品に対して、該作業結果の不具合を解消する
ために施されるべき修正作業を認識判断し、該認識され
た修正作業内容についての以下の各修正作業ステーショ
ンNo16,No17,No18に対する作業の割り振りを行い、その
上で同車体6及びそれに組付けられた各種の構成部品に
対する当該作業の修正作業の修正作業ステーションNo1
6,No17,No18に対する割振りをあらわす各作業ステーシ
ョン毎の修正作業分配データを、データ通信回線58側に
送出する。このようにして不具合データ読取分配ユニッ
ト53aにおけるデータ処理・分配部68から、データ通信
回線58に修正作業分配データが送出されると、先ず修正
作業ステーションNo16に配置された修正作業用表示制御
ユニット54aにおける第8図の表示制御・データ入力部6
9により、該修正作業分配データ中の上記修正作業ステ
ーションNo16に対して割振られた修正作業をあらわすデ
ータが、ネットワークインターフェース57を通じてブー
ス側シーケンス制御ユニットに取り込まれ、上記表示制
御・データ入力部69において取り込まれたデータに応じ
た表示制御信号が形成されて、該信号が上述した不具合
データ表示用CRT(不具合データ表示部)7aに供給され
る(第14図参照)。それにより、同不具合データ表示用
CRT7aにおいて、車体6及びそれに組み付けられた各種
の構成部品に対して修正作業ステーションNo16において
施されるべき修正作業の内容、対象が表示される。
同様にして、修正作業ステーションNo17に配置された
修正作業用表示制御ユニット54bにおける表示制御・デ
ータ入力部69により、修正作業分配データ中の修正作業
ステーションNo17に対して割振られた修正作業をあらわ
すデータが、ネットワークインターフェース57を通じて
取り込まれ、同表示制御・データ入力部69において取り
込まれたデータに応じた表示制御信号が形成されて、不
具合データ表示用CRT7bに供給され、それにより、同CRT
7bにおいて、車体6及びそれに組み付けられた各種の構
成部品に対して修正作業ステーションNo17において施さ
れるべき修正作業が表示される。さらに、修正作業ステ
ーションNo18に配された修正作業用表示制御ユニット54
cにおける表示制御・データ入力部69により、修正作業
分配データ中の同修正作業ステーションNo18に対して割
り振られた修正作業をあらわすデータが、ネットワーク
インターフェース57を通じて取り込まれ、当該表示制御
・データ入力部69において取り込まれたデータに応じた
表示制御信号が形成されて、不具合データ表示用CRT7c
に供給され、それにより、同CRT7cにおいて、車体6及
びそれに組付けられた各種の構成部品に対して同修正作
業ステーションNo18において施される修正作業が表示さ
れる。
そして、次に上記ワークパレット13を車体6及びそれ
に組み付けられた各種の構成部品が載置された状態で、
上記データ読出ステーションQS1から修正ライン部No16
へと移動させ、車体6及びそれに組み付けられた各種の
構成部品が搭載されたワークパレット13が、第4図にお
いて一点鎖線13により示される如くに、修正作業ステー
ションNo16に位置せしめられた後、修正作業ステーショ
ンNo16において、車体6及びそれに組み付けられた各種
の構成部品に対しての、修正作業用表示制御ユニット54
aにおける不具合データ表示用CRT7aにおける表示に従っ
た修正作業を行う。そして、該修正作業が終了したと
き、修正作業用表示制御ユニット54aにおける表示制御
・データ入力部69を通じて修正作業の終了をあらわす終
了データを修正作業用表示制御ユニットコントローラ70
aに入力し、それにより上記CRT7aにおける修正作業情報
の表示を消す。
続いて、車体6及びそれに組み付けられた各種の構成
部品が搭載されたワークパレット13が、次の修正作業ス
テーションNo17に移行せしめられた後、該修正作業ステ
ーションNo17において、車体6及びそれに組み付けられ
た各種の構成部品に対しての、修正作業用表示制御ユニ
ット54bにおけるCRT7bによる表示に従った修正作業を行
い、その修正作業が終了したとき、修正作業用表示制御
ユニット54bにおける表示制御・データ入力部69を通じ
て修正作業の終了をあらわす終了データを修正作業用表
示制御ユニットコントローラ70bに入力して、CRT7bにお
ける修正作業の表示を消す。さらに、車体6及びそれに
組み付けられた各種の構成部品が搭載されたワークパレ
ット13が、修正作業ステーションNo18に移行せしめられ
た後、修正作業ステーションNo18において、車体6及び
それに組み付けた各種の構成部品に対しての、修正作業
用表示制御ユニット54cにおけるCRT7cによる表示に従っ
た修正作業を行い、その修正作業が終了したとき、修正
作業用表示制御ユニット54bにおける表示制御・データ
入力部69を通じて修正作業をあらわす終了データを修正
作業用表示制御ユニットコントローラ70cに入力して、C
RT7cにおける修正作業の表示を消し、車体6及びそれに
組み付けられた各種の構成部品における、組立ライン部
における作業結果の不具合を解消する。
なお、修正作業ステーションNo16あるいはNo17におい
て、車体6及びそれに組み付けられた各種の構成部品に
対しての、修正作業用表示制御ユニット54aあるいは54b
におけるCRT7a,7bに表示された修正作業の全てを終了す
ることができず、その一部が残された場合には、修正作
業用表示制御ユニット54aもしくは54bにおける各表示制
御・データ入力部69を通じて、修正作業ステーションNo
16あるいはNo17において終了することができなかっ修正
作業に関するデータを、1ステップ次のステーションで
ある修正作業ステーションNo17における修正作業用表示
制御ユニット54bあるいは修正作業ステーションNo18に
おける修正作業用表示制御ユニット54cに向けて各々送
出して、修正作業用表示制御ユニット54bあるいは54cに
おけるCRT7a,7bに、修正作業ステーションNo16あるいは
No17において終了することができなかった各修正作業が
表示されるようになし、修正作業ステーションNo16ある
いはNo17において残された修正作業を、その後につづく
修正作業ステーションNo17あるいはNo18において行うよ
うになっている。
すなわち、上述した不具合データ読み取り分配ユニッ
ト53aは、例えば第10図に示すように、不具合データ読
み取りステーションQS1で上記データ・キャリア60のメ
モリ部91aにシリアルに蓄積された不具合データ(例え
ばA〜L)を読み取り、第1の修正作業ステーションNo
16、第2の修正作業ステーションNo17、第3の修正作業
ステーションno18の各々を例えばその表示内容92aに示
すように、どの修正作業ステーションで、どの個所のど
のポイントの修正作業を行うか、その優先順位を決定
し、該決定された優先順位データに基づいてシーケンス
制御信号をデータ回線、ネットワークインターフェスを
介して上記第1〜第3の各修正作業ステーションNo16、
No17、No18の各対応する修正作業用表示制御ユニット54
a〜54cに入力し、具体的に不具合データ表示用CRT7a〜7
cに表示するように構成されている。
上記第1〜第3の修正作業ステーションNo16〜No18の
各々には、例えば第12図に示すように、各々トルク値を
異にする3本のトルクレンチT1〜T3を1組として備えた
トルクレンチユニットTWR1、TWR2、TWR3が設置されてお
り、該トルクレンチユニットTWR1〜TWR3は、それぞれ上
記修正作業用表示制御ユニットコントローラ70a〜70cに
第15図に示す如く、電機−機械的に連係されている。
すなわち、上記3本のトルクレンチT1〜T3の各々は、
所定のフックスイッチLS1〜LS3を介して係止されるよう
になっており、また対応する表示ランプLA1〜LA3が設け
られており、そのON,OFFによって使用すべきツールとし
てのトルレンチが特定指示されるようになっている。そ
して、上記表示ランプLA1〜LA3の表示に従って正確に該
当するトルクレンチT1〜T3が取られて修正作業がなされ
ると、上記フックスイッチLST1〜LST3がOFFとなるの
で、これにより正しく指示通りのトルクレンチT1〜T3
使用されたことが確認される。一方、そして、同トルク
レンチによる修正作業が完了すると、上記フックスイッ
チLST1〜LST3がONになるので、それによって修正作業が
完了したことが検知される。そして、これらの状態は全
て上述の不具合データ表示用CRT7a〜7cに表示される。
他方、何等かの事情で、適正に上記修正作業が完了し
なかった場合には、順に次の修正作業ステーション(又
は以後の空いている修正作業ステーション)に作業指示
データを入力する。これは、後に第16図について説明す
るのと同じように、上記各修正作業ステーションNo16〜
No18の各々に修復確認開始スイッチ(第16図PB1〜PB3
が設けられており、上記不具合データ表示用CRT7a〜7c
に表示された不具合個所、不具合ポイントを修復した
後、上記修復確認開始スイッチPB1〜PB3を押して、それ
に応じて示されるCRT7a〜7c上の順序に従って上記修復
状態を同3本のトルクレンチT1〜T3で確認して行くこと
によってなされる。
ところで、上記不具合データ表示用CRT7a〜7cのディ
スプレイ画面は、先にも触れたが例えば第14図のように
なっており、上述した様にコミットNoおよび車種、
不具合個所および不具合ポイント、不具合メッセージ
の少なくとも3種類の情報が各々具体的に表示されるよ
うになっている。そして、上記不具合ポイントの表示
は、例えば(a)不具合有り・・・赤丸、(b)不具合
有り、かつ現在位置している修正作業ステーションで修
復すべきもの・・・赤2重丸、(c)不具合が有った
が、既に修復を完了したもの・・・黒丸、(d)不具合
なし・・・表示しない、の様な形で表示を行う。
また、上記不具合ポイントの表示態様では表現するこ
とができない不具合の内容をメッセージの形で表現す
る。
そして、上記の場合、各修正作業ステーションNo15、
No16、No17、No18の各作業幅は、最大ケーブル長を規制
することにより、あくまでも各作業ステーションの3本
のトルクレンチT1〜T3が届く範囲内に限定され、他の作
業ステーションに対する作業の“追っかけ”が生じない
ようにしており、また上記各作業ステーション間にはCR
T7a〜7c画面の切り替わり途中には不感帯tcを設け、誤
って不具合状態が感知され、誤った修正指令が次のステ
ーション側に伝達されることがないようになっている。
一方、上記のようにして、車体上回りの手直しが完了
した車両は、続いて、上述した補助作業ステーション1E
に進み、該補助作業ステーション1Eで車室内トップシー
リングの貼設等車体上回りの最終組付作業を行った後、
最終的に車体下回りの手直し作業ステーション1Fに進
む。
該車体下回りの手直し作業ステーション1Fは、例えば
第11図、第13図、第17図に示されているように、第1〜
第4の4組の単位修正作業ステーションNo23〜No26に対
し、例えば各々4本で1組の第1〜第4の各トルクレン
チユニットTWR4〜TWR7が設置されている。該トルクレン
チユニットTWR4〜TWR7は、先に述べた上回り手直し作業
ステーション1Dの場合と全く同ように構成されており、
各ステーションで使用されるトルクレンチT1〜T4の何れ
かが表示ランプLA1〜LA4の点灯によって特定されるよう
になっている。そして、該特定指示されたトルクレンチ
が使用されると、その事実がフックスイッチLS1〜LS4
OFF→ON→OFFによって示され、それによって当該ステー
ションの修正作業の完了が検知される。この場合の各修
正作業ステーションNo23〜No26への分配(第11図)、そ
れに基づく各不具合データ表示用CRT8a〜8dの不具合デ
ータの表示用態様(第14図)、リミットスイッチLS9〜L
S12によるワークパレット13,13・・の確認(第16図)等
の作用も全て上記上回り手直し作業ステーション1Dのも
のと同様である。また、この場合にも各修正作業ステー
ションNo23、No24、No25、No26、の間には、一定の遅延
時間(ワークパレット移動確認用のリミットスイッチLS
9〜LS12がONになってから、CRTの画面が切りかわるまで
の遅延時間)tcを設置しているとともに修正作業結果の
検知をしないトルクレンチ用の不感領域tsが設けられて
おり、先の場合同様次ステーションへの正確かつ確実な
作業結果の検出と同作業完了情報の伝達が可能となるよ
うに考慮されている。
なお、第16図において、符号PB1〜PB4は、上述したも
のと同様のそれぞれ修復確認開始スイッチである。該修
復確認開始スイッチPB1〜PB4は、上記各該当する修正作
業ステーションの指示された不具合ポイントを修正した
後、同スイッチPB1〜PB4を押すと、確認ポイントが順々
に不具合データ表示用CRT8a〜8dに表示される。従っ
て、該表示順にしたがって、トルクレンチT1〜T4で順次
不具合状態を確認して行けばよい。そして、不具合があ
れば、それが以後の修正作業ステーションに対し不具合
ポイントとして修正指示が出される。上記修復確認開始
スイッチPB1〜PB4は、ネットワークインターフェース72
とデータ回線73に接続されている。
一方、このようにして車両上回り、下回り全ての構成
部品の組付と組付部の手直し作業が完了すると、やがて
組付完了車体6を支持したワークパレット13はNo27とス
テーションに移送され、その移送と到着がリミットスイ
ッチLS13,LS14によりタイミング良く検出される。そし
て、さらにNo28の作業ステーションに進んでリフターに
載せられた後、最終的にNo29作業ステーションに進み、
ここで、ハンガーフレームに吊持されて先に述べた車体
移送ライン3の組付完了車体返送用ガイドレール3bに指
示されて第1図矢印(ロ)方向に移送されて行く。
そして、その結果、上記No29作業ステーションのワー
クパレット13は、何等搭載物のない空の状態となる。そ
こで、該ワークパレット13は、やがて組付部品サブパレ
ット搭載ステーション1HのNo30作業ステーションに移送
され、ここで前後の各サブパレット5a,5bが横方向(第
1図図示上方側)に抜かれ、その側方部側の組付部品搭
載ステーション1Hで、前側サブパレット5a上にフロント
サスペンション及びエンジン14が、また後側サブパレッ
ト5b上にはリアサスペンション15が各々搭載される。該
エンジン14、サスペンション15等の組付部品が搭載し終
わる時点では、上記サブパレット5a,5bが抜かれたワー
クパレット1は、次のNo31作業ステーションに来て待機
しており、該待機中のワークパレット1に対して上記の
ようにエンジン14およびリアサスペンション15を各々搭
載したサブパレット5a,5bが嵌装されて、No32〜No36の
部品調整作業ステーション1Iをへて上述の組部品搬入ス
テーショ1B No4ポジションに移行され、上述の組付、修
正作業動作が繰り返される。このようにして、効率の良
い自動車の組立作業が実行される。
なお、第1図中の符号70は組付部品の移送ラインを示
している。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例に係る自動車生産ラインにお
ける作業情報伝達システムのライン全体のシステム構成
を示す概略ブロック図、第2図は、同生産ラインシステ
ムにおける要部の側面図、第3図は、同要部の平面図、
第4図、第5図は、各々本発明実施例装置各部のシーケ
ンス制御および作業結果記録ユニット部の構成を示すブ
ロック図、第6図は、同本発明実施例装置のシーケンス
制御および作業結果記録ユニットの構成を示すブロック
図、第7図は、本発明実施例装置の作業不具合データ読
み取り分配ユニットの詳細な構成を示すブロック図、第
8図は、本発明実施例装置の修正作業表示制御ユニット
の構成を示すブロック図、第9図は、同本発明実施例の
データキャリアの構成を示す説明図、第10図、第11図
は、本発明実施例装置の各修正作業ステーションに対す
る不具合データ分配システムを示すブロック図、第12
図、第13図は、本発明実施例装置の各修正作業ステーシ
ョンの構成を示すブロック図、第14図は、本発明実施例
装置の不具合データ表示用CRTの表示態様を示すディス
プレイ画面図、第15図は、本発明実施例装置のトルクレ
ンチユニット部の構成を示す概略図、第16図は、本発明
実施例装置の車両上回り手直し作業ステーション部の構
成を示す概略図、第17図は、本発明実施例装置の車両下
回り手直し作業ステーション部の構成を示す概略図であ
る。 1……自動車組立ライン 3……車体移送ライン 3a……搬入用ガイドレール 3b……返送用ガイドレール 5a……前側サブパレット 5b……後側サブパレット 6……車体 7a〜7C、8a〜8d……不具合データ表示用CRT 13……ワークパレット 14……エンジン 15……リアサスペンション 16……移載装置 17……ワークパレット搬送装置 51a〜51j……シーケンス制御対象設備 52a〜52j……シーケンス制御および作業結果記録ユニッ
ト 54a〜54c,74a〜74d……修正作業用表示制御ユニット 91a……メモリ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−65933(JP,A) 実開 昭64−34128(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B23P 21/00 307 B23Q 41/00 B62D 65/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワーク確認手段を備え、ワーク毎に個別に
    設定された作業内容指示情報に基き当該ワークの搬送方
    向に沿って配置された作業内容を異にする複数の作業ス
    テーションにより順次作業を行って行くに際し、上記複
    数の作業ステーションは各々上流側前段の作業ステーシ
    ョンの作業完了内容に基いた作業指示情報により作業を
    行うようにしてなる作業自動遂行システムにおいて、上
    記複数の作業ステーションの各作業ステーション間に作
    業指示情報形成のためのデータ感知がない不感領域を設
    けたことを特徴とする作業情報伝達システム。
  2. 【請求項2】複数の作業ステーションは、ロボットによ
    る自動組付作業ステーションと人手による修正作業ステ
    ーションとからなり、不感領域は修正作業ステーション
    間に対応して設けられていることを特徴とする請求項1
    記載の作業情報伝達システム。
  3. 【請求項3】所定の修正作業ステーションには、修正す
    べき不具合情報表示手段が設けられており、該不具合情
    報表示手段は、対象ワークが当該修正作業ステーション
    から次の作業ステーション側に移動しても所定時間内そ
    れまでの不具合情報の表示を継続するようになっている
    ことを特徴とする請求項2記載の作業情報伝達システ
    ム。
  4. 【請求項4】不具合情報表示手段が設けられた修正作業
    ステーションには、作業結果チェック手段が設けられて
    おり、該作業結果チェック手段のチェック機能は、上記
    不具合情報表示手段の不具合情報の表示が切換えられた
    後も所定時間内不感状態に置かれるようになっているこ
    とを特徴とする請求項3記載の作業情報伝達システム。
  5. 【請求項5】不具合データ読取手段を備え、該不具合デ
    ータ読取手段は、対象となるワークの不具合内容に応じ
    て修正のための優先順位および修正作業ステーションを
    決定し、不具合情報表示手段の不具合情報表示データを
    作成するようになっていることを特徴とする請求項3又
    は4記載の作業情報伝達システム。
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