JP2869032B2 - カートリッジフィルムの保持プレート - Google Patents
カートリッジフィルムの保持プレートInfo
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- JP2869032B2 JP2869032B2 JP8044182A JP4418296A JP2869032B2 JP 2869032 B2 JP2869032 B2 JP 2869032B2 JP 8044182 A JP8044182 A JP 8044182A JP 4418296 A JP4418296 A JP 4418296A JP 2869032 B2 JP2869032 B2 JP 2869032B2
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- cartridge film
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- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03D—APPARATUS FOR PROCESSING EXPOSED PHOTOGRAPHIC MATERIALS; ACCESSORIES THEREFOR
- G03D15/00—Apparatus for treating processed material
- G03D15/001—Counting; Classifying; Marking
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
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- B65D73/0007—Packages comprising articles attached to cards, sheets or webs the articles being attached to the plane surface of a single card
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- Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、スプールに巻装し
たネガフィルム、特に現像済みのネガフィルムを収容し
側面に形成したスリットから引出し自在にしたカートリ
ッジフィルムを、効率的に保管するための保持プレート
に関する。
たネガフィルム、特に現像済みのネガフィルムを収容し
側面に形成したスリットから引出し自在にしたカートリ
ッジフィルムを、効率的に保管するための保持プレート
に関する。
【０００２】
【従来の技術】現在、現像後のネガフィルムは、管理上
の観点から複数枚に分断されネガシースに納められて保
管されているが、このような保管方法は、ネガフィルム
に傷を付易く、また経年変化を起し易いので必ずしも好
適な保管方法とは言えない。
の観点から複数枚に分断されネガシースに納められて保
管されているが、このような保管方法は、ネガフィルム
に傷を付易く、また経年変化を起し易いので必ずしも好
適な保管方法とは言えない。
【０００３】このため、現像後のネガフィルムを分断す
ることなく、元のカートリッジフィルム内にロール状に
収納して保管し又は取扱う方法が提案されている（例え
ば、特開平３−１７９３４１号、特開平５−１９４４１
号）。しかし、ネガフィルムをカートリッジフィルム内
に収納して保管するこの方法は、上記ネガフィルムを外
的要因から保護するという観点からは好ましいが、カー
トリッジフィルムが平面的でなく３次元的な形状である
ため、ネガシースによる従来の保管方法に比して効率的
な保管をする上では不利である。
ることなく、元のカートリッジフィルム内にロール状に
収納して保管し又は取扱う方法が提案されている（例え
ば、特開平３−１７９３４１号、特開平５−１９４４１
号）。しかし、ネガフィルムをカートリッジフィルム内
に収納して保管するこの方法は、上記ネガフィルムを外
的要因から保護するという観点からは好ましいが、カー
トリッジフィルムが平面的でなく３次元的な形状である
ため、ネガシースによる従来の保管方法に比して効率的
な保管をする上では不利である。
【０００４】このような問題を解決するため、これまで
にも、プリント写真を収納するアルバムの一部に、カー
トリッジフィルムの収納部を形成して、プリント写真と
共にカートリッジフィルムを効率的に保管する方法等が
提案されている（例えば、特開平７−４７７８６号）。
にも、プリント写真を収納するアルバムの一部に、カー
トリッジフィルムの収納部を形成して、プリント写真と
共にカートリッジフィルムを効率的に保管する方法等が
提案されている（例えば、特開平７−４７７８６号）。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記方法
によれば、アルバムにカートリッジフィルムを収納する
収納部を形成するためアルバムが一回り大きくなると共
に、収納するプリント写真の枚数が少ない場合にもアル
バムの厚さはカートリッジフィルムの厚さ以上となり、
アルバムを保管する場所が従来以上に必要になるという
問題があった。
によれば、アルバムにカートリッジフィルムを収納する
収納部を形成するためアルバムが一回り大きくなると共
に、収納するプリント写真の枚数が少ない場合にもアル
バムの厚さはカートリッジフィルムの厚さ以上となり、
アルバムを保管する場所が従来以上に必要になるという
問題があった。
【０００６】また、現像後のネガフィルムを収容したカ
ートリッジフィルムは、基本的には焼増し等の際のみに
必要なものであり、アルバムとは分離してカートリッジ
フィルムだけを一元的に管理したい場合もあり、このよ
うに複数のカートリッジフィルムをまとめて保管するた
めには、上記収納部付きのアルバムは必ずしも適当では
なかった。
ートリッジフィルムは、基本的には焼増し等の際のみに
必要なものであり、アルバムとは分離してカートリッジ
フィルムだけを一元的に管理したい場合もあり、このよ
うに複数のカートリッジフィルムをまとめて保管するた
めには、上記収納部付きのアルバムは必ずしも適当では
なかった。
【０００７】そこで本発明は、３次元的大きさを有する
カートリッジフィルムを納まりよく効率的に保管・管理
することができるカートリッジフィルムの保持プレート
を提供することを目的としている。
カートリッジフィルムを納まりよく効率的に保管・管理
することができるカートリッジフィルムの保持プレート
を提供することを目的としている。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項１記載の本発明は、スプールに巻装したネガフ
ィルムを収容してなると共に、このネガフィルムを側面
に形成したスリットから引出自在としてなるカートリッ
ジフィルムを保管するためのものであって、平板状の本
体には、上記カートリッジフィルムを略収納自在とする
開口部を任意の数だけ形成してなり、上記開口部には、
その内壁の対向位置に、上記カートリッジフィルムのス
プール両端に係合して該カートリッジフィルムを保持自
在とする一対の突起部を備えてなることを特徴として構
成されている。
に請求項１記載の本発明は、スプールに巻装したネガフ
ィルムを収容してなると共に、このネガフィルムを側面
に形成したスリットから引出自在としてなるカートリッ
ジフィルムを保管するためのものであって、平板状の本
体には、上記カートリッジフィルムを略収納自在とする
開口部を任意の数だけ形成してなり、上記開口部には、
その内壁の対向位置に、上記カートリッジフィルムのス
プール両端に係合して該カートリッジフィルムを保持自
在とする一対の突起部を備えてなることを特徴として構
成されている。
【０００９】また請求項２記載の本発明は、請求項１記
載の本発明において、上記開口部には、その内壁に、上
記開口部内に保持されたカートリッジフィルムのスリッ
トに係合して上記カートリッジフィルムの回転を抑止自
在とする係止部を形成してなることを特徴として構成さ
れている。
載の本発明において、上記開口部には、その内壁に、上
記開口部内に保持されたカートリッジフィルムのスリッ
トに係合して上記カートリッジフィルムの回転を抑止自
在とする係止部を形成してなることを特徴として構成さ
れている。
【００１０】またさらに請求項３記載の本発明は、請求
項１又は２記載の本発明において、上記本体には、書類
キャビネットの引き出しの側壁上端に載置されて上記保
持プレートを該引き出し内に吊下自在とする一対の鍔部
を設けてなることを特徴として構成されている。
項１又は２記載の本発明において、上記本体には、書類
キャビネットの引き出しの側壁上端に載置されて上記保
持プレートを該引き出し内に吊下自在とする一対の鍔部
を設けてなることを特徴として構成されている。
【００１１】そして請求項４記載の本発明は、請求項１
乃至３記載の本発明において、上記本体には、少なくと
もその一辺部にバインダー用孔を形成してなることを特
徴として構成されている。
乃至３記載の本発明において、上記本体には、少なくと
もその一辺部にバインダー用孔を形成してなることを特
徴として構成されている。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、本発明カートリッジフィル
ムの保持プレートの一実施形態について図面を参照して
詳細に説明する。図１は本発明に係る保持プレートＡの
一実施形態における全体斜視図、図２はその一部をカー
トリッジフィルムと共に示す斜視図である。この保持プ
レートＡは、図２に示すようなカートリッジフィルム１
０を保持自在としてなるものである。この保持プレート
Ａの説明に先立ってこれに保持されるカートリッジフィ
ルム１０の構造について簡単に説明する。
ムの保持プレートの一実施形態について図面を参照して
詳細に説明する。図１は本発明に係る保持プレートＡの
一実施形態における全体斜視図、図２はその一部をカー
トリッジフィルムと共に示す斜視図である。この保持プ
レートＡは、図２に示すようなカートリッジフィルム１
０を保持自在としてなるものである。この保持プレート
Ａの説明に先立ってこれに保持されるカートリッジフィ
ルム１０の構造について簡単に説明する。
【００１３】カートリッジフィルム１０は、図２に示す
ように、略円筒形状のカートリッジ内にネガフィルム１
１をロール状に収容したものであり、ネガフィルム１１
はカートリッジ内に回転自在に保持されたスプール１２
に巻装されている。スプール１２は、カートリッジの側
面に形成した一対の円孔１０ａ、１０ａにその両端を支
持され回転自在にされると共に、その両端は円孔１０ａ
からカートリッジの外に露出されている。このカートリ
ッジフィルム１０のカートリッジには、ネガフィルムの
幅方向に延びるスリット１０ｂが形成されており、この
スリット１０ｂからネガフィルム１１の端部が引き出さ
れカメラの撮像部に供される。本実施形態におけるカー
トリッジフィルム１０は、現像前のネガフィルムを収容
すると共に、現像後のネガフィルムを収容して保管、管
理するための容器として使用されるものである。
ように、略円筒形状のカートリッジ内にネガフィルム１
１をロール状に収容したものであり、ネガフィルム１１
はカートリッジ内に回転自在に保持されたスプール１２
に巻装されている。スプール１２は、カートリッジの側
面に形成した一対の円孔１０ａ、１０ａにその両端を支
持され回転自在にされると共に、その両端は円孔１０ａ
からカートリッジの外に露出されている。このカートリ
ッジフィルム１０のカートリッジには、ネガフィルムの
幅方向に延びるスリット１０ｂが形成されており、この
スリット１０ｂからネガフィルム１１の端部が引き出さ
れカメラの撮像部に供される。本実施形態におけるカー
トリッジフィルム１０は、現像前のネガフィルムを収容
すると共に、現像後のネガフィルムを収容して保管、管
理するための容器として使用されるものである。
【００１４】このようなカートリッジフィルム１０を保
持自在としてなる本実施形態の保持プレートＡは、３０
０×１００mm程度の長方形状の板部材たる本体１に１０
個の長方形の開口部２を２列に配置、形成してなるもの
である。これら各開口部２は、上記カートリッジフィル
ム１０より若干大きめの四角形状とされ、その内部にカ
ートリッジフィルム１０が略貫通し収納自在とされてい
る。なお、この開口部２は必ずしも１０個形成する必要
はなく、収納したいカートリッジフィルム１０の個数に
応じた任意の数だけ形成すればよい。例えば１個でもよ
く、あるいは５個、２０個等でもよい。また１０個形成
する場合であっても、５個ずつ２列に配置するのでな
く、１０個を１列に配置等してもよい。
持自在としてなる本実施形態の保持プレートＡは、３０
０×１００mm程度の長方形状の板部材たる本体１に１０
個の長方形の開口部２を２列に配置、形成してなるもの
である。これら各開口部２は、上記カートリッジフィル
ム１０より若干大きめの四角形状とされ、その内部にカ
ートリッジフィルム１０が略貫通し収納自在とされてい
る。なお、この開口部２は必ずしも１０個形成する必要
はなく、収納したいカートリッジフィルム１０の個数に
応じた任意の数だけ形成すればよい。例えば１個でもよ
く、あるいは５個、２０個等でもよい。また１０個形成
する場合であっても、５個ずつ２列に配置するのでな
く、１０個を１列に配置等してもよい。
【００１５】また、これら各開口部２内には、一対の突
起部３、４及び係止部５が備えられている。この一対の
突起部３、４は、開口部２の対向する辺にそれぞれ形成
され、互いに対向するように開口部２内に延びている。
この突起部３、４に、カートリッジフィルム１０の側面
に露出したスプール１２の両端を係合することによっ
て、カートリッジフィルム１０は、開口部２内に保持さ
れる。すなわち、突起部３、４の先端間の距離Ｌは、カ
ートリッジフィルム１０の幅Ｗよりも若干小さくされ、
該突起部３、４間にカートリッジフィルム１０のスプー
ル１２を弾発的に係合させる。特に、突起部３の両側に
は切り込み３ａ，３ａが形成され、また突起部４の両側
には切り込み４ａ，４ａが形成されているので、これら
切込み３ａ、４ａによって突起部３、４がカートリッジ
フィルム１０の装着時に弾性変形が容易とされ、装着が
一層容易にされている。なお切り込みは、必ずしも突起
部３、４の両方に設ける必要はなく、カートリッジフィ
ルム１０の装着が容易であれば、突起部３、４のいずれ
か一方にのみ設けてもよい。
起部３、４及び係止部５が備えられている。この一対の
突起部３、４は、開口部２の対向する辺にそれぞれ形成
され、互いに対向するように開口部２内に延びている。
この突起部３、４に、カートリッジフィルム１０の側面
に露出したスプール１２の両端を係合することによっ
て、カートリッジフィルム１０は、開口部２内に保持さ
れる。すなわち、突起部３、４の先端間の距離Ｌは、カ
ートリッジフィルム１０の幅Ｗよりも若干小さくされ、
該突起部３、４間にカートリッジフィルム１０のスプー
ル１２を弾発的に係合させる。特に、突起部３の両側に
は切り込み３ａ，３ａが形成され、また突起部４の両側
には切り込み４ａ，４ａが形成されているので、これら
切込み３ａ、４ａによって突起部３、４がカートリッジ
フィルム１０の装着時に弾性変形が容易とされ、装着が
一層容易にされている。なお切り込みは、必ずしも突起
部３、４の両方に設ける必要はなく、カートリッジフィ
ルム１０の装着が容易であれば、突起部３、４のいずれ
か一方にのみ設けてもよい。
【００１６】一方、上記係止部５は、突起部３、４を形
成した開口部２の辺と隣り合う辺の略中央に形成され、
上記突起部３、４と同様に、開口部２内に向けて延びて
いる。この係止部５は、開口部２内にカートリッジフィ
ルム１０を保持した際に、そのネガフィルム１１の引出
口であるスリット１０ｂに係合させて、カートリッジフ
ィルム１０の開口部２内における回転を抑止するための
ものである。すなわち、カートリッジフィルム１０は、
突起部３、４に両側を支持された状態で、図３に示すよ
うに、スリット１０ｂを係止部５に係合させて保持され
る。このようにスリット１０ｂを係止部５に係合させる
ことによって、カートリッジフィルム１０は、開口部２
内で回転することなく安定的に保持される。なお、係止
部５の両側には、上記の切込み３ａと同様に、切込み５
ａが形成してあり、スリット１０ｂへの係合時の係止部
５の弾性変形を容易にしてある。ただし、切込み５ａは
必ずしも形成しなくともよく、係止部５を弾性部材にて
形成して、この係止部５自身を弾性変形させることによ
り、係止部５がスリット１０ｂへ容易に係合するように
してもよい。
成した開口部２の辺と隣り合う辺の略中央に形成され、
上記突起部３、４と同様に、開口部２内に向けて延びて
いる。この係止部５は、開口部２内にカートリッジフィ
ルム１０を保持した際に、そのネガフィルム１１の引出
口であるスリット１０ｂに係合させて、カートリッジフ
ィルム１０の開口部２内における回転を抑止するための
ものである。すなわち、カートリッジフィルム１０は、
突起部３、４に両側を支持された状態で、図３に示すよ
うに、スリット１０ｂを係止部５に係合させて保持され
る。このようにスリット１０ｂを係止部５に係合させる
ことによって、カートリッジフィルム１０は、開口部２
内で回転することなく安定的に保持される。なお、係止
部５の両側には、上記の切込み３ａと同様に、切込み５
ａが形成してあり、スリット１０ｂへの係合時の係止部
５の弾性変形を容易にしてある。ただし、切込み５ａは
必ずしも形成しなくともよく、係止部５を弾性部材にて
形成して、この係止部５自身を弾性変形させることによ
り、係止部５がスリット１０ｂへ容易に係合するように
してもよい。
【００１７】上記実施形態において本体１は、弾性力の
あるプラスティックや硬質の厚紙等で形成することが好
ましい。また、上記開口部２、突起部３、４及び係止部
５は、本体１を打ち抜き加工することによって容易に形
成することができる。
あるプラスティックや硬質の厚紙等で形成することが好
ましい。また、上記開口部２、突起部３、４及び係止部
５は、本体１を打ち抜き加工することによって容易に形
成することができる。
【００１８】上記保持プレートＡの本体１には、１０個
の開口部２が形成され、１０個のカートリッジフィルム
１０が実装可能である。保持プレートＡは、カートリッ
ジフィルム１０を実装した状態で、図４に示すようにケ
ース１３内に重ねて収納することが可能である。このよ
うに複数のカートリッジフィルム１０を保持プレートＡ
に保持させ、ケース１３内に納めることによって、複数
のカートリッジフィルムを紛失することなく、効率的に
その管理ができるようになる。
の開口部２が形成され、１０個のカートリッジフィルム
１０が実装可能である。保持プレートＡは、カートリッ
ジフィルム１０を実装した状態で、図４に示すようにケ
ース１３内に重ねて収納することが可能である。このよ
うに複数のカートリッジフィルム１０を保持プレートＡ
に保持させ、ケース１３内に納めることによって、複数
のカートリッジフィルムを紛失することなく、効率的に
その管理ができるようになる。
【００１９】次に、本発明の他の実施形態における保持
プレートＢについて説明する。図５は本実施形態におけ
る保持プレートＢの斜視図、図６は図５の保持プレート
Ｂを書類キャビネット内に収納した状態の斜視図、図７
は図５の保持プレートＢをプリント写真と共にバインダ
ー内に納めた状態の斜視図である。
プレートＢについて説明する。図５は本実施形態におけ
る保持プレートＢの斜視図、図６は図５の保持プレート
Ｂを書類キャビネット内に収納した状態の斜視図、図７
は図５の保持プレートＢをプリント写真と共にバインダ
ー内に納めた状態の斜視図である。
【００２０】図５に示すように本実施形態における保持
プレートＢは、その本体１全域に、１０個の開口部２が
２列に配置して形成されると共に、その本体１の長手方
向の一辺部にはバインダー用孔７及び一対の鍔部８、８
が設けられている。各開口部２には、先の実施形態と同
様に、一対の突起部３、４及び係止部５が形成され、カ
ートリッジフィルム１０が保持できるようになってい
る。この保持プレートＢの本体１、丁度Ａ４サイズの書
類と同じ大きさの外形寸法を有しており、図６及び図７
に示すように、書類キャビネット１４やバインダー１５
に収められる構成としてある。
プレートＢは、その本体１全域に、１０個の開口部２が
２列に配置して形成されると共に、その本体１の長手方
向の一辺部にはバインダー用孔７及び一対の鍔部８、８
が設けられている。各開口部２には、先の実施形態と同
様に、一対の突起部３、４及び係止部５が形成され、カ
ートリッジフィルム１０が保持できるようになってい
る。この保持プレートＢの本体１、丁度Ａ４サイズの書
類と同じ大きさの外形寸法を有しており、図６及び図７
に示すように、書類キャビネット１４やバインダー１５
に収められる構成としてある。
【００２１】上記保持プレートＢの鍔部８、８は、本体
１の一端側で側方に突出して、本体１と一体に形成され
ており、この突出した鍔部８、８の下側には、凹部８
ａ、８ａが形成されている。２つの凹部８ａ、８ａの間
隔は、書類キャビネット１４の側壁１４ａの間隔に対応
しており、図６に示すように書類キャビネット１４内に
保持プレートＢを納めた際には、この凹部８ａ、８ａが
側壁１４ａの上端に係合して、保持プレートＢは、書類
キャビネット１４内に吊下げられた状態で保持されるこ
ととなる。従って、カートリッジフィルム１０を実装し
た複数の保持プレートＢを、立てた状態で書類キャビネ
ット１４内に保持自在とでき、効率的にカートリッジフ
ィルム１０の保管ができる。
１の一端側で側方に突出して、本体１と一体に形成され
ており、この突出した鍔部８、８の下側には、凹部８
ａ、８ａが形成されている。２つの凹部８ａ、８ａの間
隔は、書類キャビネット１４の側壁１４ａの間隔に対応
しており、図６に示すように書類キャビネット１４内に
保持プレートＢを納めた際には、この凹部８ａ、８ａが
側壁１４ａの上端に係合して、保持プレートＢは、書類
キャビネット１４内に吊下げられた状態で保持されるこ
ととなる。従って、カートリッジフィルム１０を実装し
た複数の保持プレートＢを、立てた状態で書類キャビネ
ット１４内に保持自在とでき、効率的にカートリッジフ
ィルム１０の保管ができる。
【００２２】また、本体１に形成したバインダー用孔７
は、図７に示すような任意のバインダー１５のリング１
５ａに対応して開けられており、従って保持プレートＢ
は、カートリッジフィルム１０を実装した状態で、バイ
ンダー１５内に装填することができる。本実施形態にお
いてバインダー１５には、この保持プレートＢと共にプ
リント写真を納める台紙１６を装填することができる。
これによってプリント写真とそのネガフィルムとを、一
つのバインダーに保管することができる。したがって、
この場合の開口部２の数は、バインダー１５内に収納で
きるプリント写真の数に応じて決定されてよい。すなわ
ち第一の実施態様と同様に、例えば１個でもよく、ある
いは５個、２０個等でもよい。また１０個形成する場合
であっても、５個ずつ２列に配置するのでなく、１０個
を１列に配置等してもよい。もっとも、バインダーをプ
リント写真を含めずに、保持プレートＢ専用に構成する
こともできる。また、本体１を他の大きさ、例えばＡ５
サイズにしてシステム手帳等他のサイズのバインダーに
装填できるように構成することもできる。
は、図７に示すような任意のバインダー１５のリング１
５ａに対応して開けられており、従って保持プレートＢ
は、カートリッジフィルム１０を実装した状態で、バイ
ンダー１５内に装填することができる。本実施形態にお
いてバインダー１５には、この保持プレートＢと共にプ
リント写真を納める台紙１６を装填することができる。
これによってプリント写真とそのネガフィルムとを、一
つのバインダーに保管することができる。したがって、
この場合の開口部２の数は、バインダー１５内に収納で
きるプリント写真の数に応じて決定されてよい。すなわ
ち第一の実施態様と同様に、例えば１個でもよく、ある
いは５個、２０個等でもよい。また１０個形成する場合
であっても、５個ずつ２列に配置するのでなく、１０個
を１列に配置等してもよい。もっとも、バインダーをプ
リント写真を含めずに、保持プレートＢ専用に構成する
こともできる。また、本体１を他の大きさ、例えばＡ５
サイズにしてシステム手帳等他のサイズのバインダーに
装填できるように構成することもできる。
【００２３】このようにして本実施形態における保持プ
レートＢは、複数のカートリッジフィルム１０を保持
し、これを書類キャビネットやバインダー内に効率的に
保管することができる。
レートＢは、複数のカートリッジフィルム１０を保持
し、これを書類キャビネットやバインダー内に効率的に
保管することができる。
【００２４】以上、本発明の実施形態について図面に沿
って説明したが、本発明に係るカートリッジフィルムの
保持プレートは、これら実施形態に限定されることな
く、種々の改良、変更が可能である。特に、カートリッ
ジフィルムを保持する開口部２、突起部３、４及び係止
部５の配置、形状、数並びに本体１の全体形状は、上記
図面に示された形状等に限定されることなく、特許請求
の範囲に記載した事項の範囲内において種々の変形が可
能である。極端な例を示せば、本体１を円形、楕円形あ
るいは６角形等の多角形に形成し、その中央や周囲に、
これまた円形、楕円形あるいは６角形等の多角形の開口
部２を形成してもよい。また係止部５、バインダー用孔
７又は鍔部８は、必ずしも必要ではない。
って説明したが、本発明に係るカートリッジフィルムの
保持プレートは、これら実施形態に限定されることな
く、種々の改良、変更が可能である。特に、カートリッ
ジフィルムを保持する開口部２、突起部３、４及び係止
部５の配置、形状、数並びに本体１の全体形状は、上記
図面に示された形状等に限定されることなく、特許請求
の範囲に記載した事項の範囲内において種々の変形が可
能である。極端な例を示せば、本体１を円形、楕円形あ
るいは６角形等の多角形に形成し、その中央や周囲に、
これまた円形、楕円形あるいは６角形等の多角形の開口
部２を形成してもよい。また係止部５、バインダー用孔
７又は鍔部８は、必ずしも必要ではない。
【００２５】
【発明の効果】これまで説明したように請求項１記載の
本発明によれば、平板状の本体にカートリッジフィルム
を略収納自在とする開口部を任意の数だけ形成してな
り、開口部には、その内壁の対向位置に、上記カートリ
ッジフィルムのスプール両端に係合して該カートリッジ
フィルムを保持自在とする一対の突起部を備えてなるこ
とにより、この突起部によりカートリッジフィルムを開
口部内に容易に保持・収納でき、カートリッジフィルム
を薄厚の板部材に並列配置して納まりよく保管すること
ができるという効果がある。
本発明によれば、平板状の本体にカートリッジフィルム
を略収納自在とする開口部を任意の数だけ形成してな
り、開口部には、その内壁の対向位置に、上記カートリ
ッジフィルムのスプール両端に係合して該カートリッジ
フィルムを保持自在とする一対の突起部を備えてなるこ
とにより、この突起部によりカートリッジフィルムを開
口部内に容易に保持・収納でき、カートリッジフィルム
を薄厚の板部材に並列配置して納まりよく保管すること
ができるという効果がある。
【００２６】さらに請求項２記載の本発明によれば、開
口部には、その内壁に、開口部内に保持されたカートリ
ッジフィルムのスリットに係合して上記カートリッジフ
ィルムの回転を抑止自在とする係止部を形成してなるこ
とにより、この係止部によりカートリッジフィルムが抑
止されて不用意に回転しないので、カートリッジフィル
ムを一層整然と保管・収納できる。
口部には、その内壁に、開口部内に保持されたカートリ
ッジフィルムのスリットに係合して上記カートリッジフ
ィルムの回転を抑止自在とする係止部を形成してなるこ
とにより、この係止部によりカートリッジフィルムが抑
止されて不用意に回転しないので、カートリッジフィル
ムを一層整然と保管・収納できる。
【００２７】さらにまた請求項３記載の本発明によれ
ば、本体には、書類キャビネットの引き出しの側壁上端
に載置されて保持プレートを該引き出し内に吊下自在と
する一対の鍔部を設けてなることにより、この鍔部を介
して保持プレートを引き出し内に吊下げて収納等でき、
複数枚の保持プレートの収納及び取出しを極めて容易に
できて、管理や収納を一層効率の良いものにできる。
ば、本体には、書類キャビネットの引き出しの側壁上端
に載置されて保持プレートを該引き出し内に吊下自在と
する一対の鍔部を設けてなることにより、この鍔部を介
して保持プレートを引き出し内に吊下げて収納等でき、
複数枚の保持プレートの収納及び取出しを極めて容易に
できて、管理や収納を一層効率の良いものにできる。
【００２８】しかも請求項４記載の本発明によれば、本
体には、その一辺部にバインダー用孔を形成してなるこ
とにより、このバインダー用孔を介して保持プレートを
バインダー内に閉じ込むことができ、複数枚の保持プレ
ートの収納及び取出しを書類の如く極めて容易にでき
て、管理や収納を一層効率の良いものにできる。
体には、その一辺部にバインダー用孔を形成してなるこ
とにより、このバインダー用孔を介して保持プレートを
バインダー内に閉じ込むことができ、複数枚の保持プレ
ートの収納及び取出しを書類の如く極めて容易にでき
て、管理や収納を一層効率の良いものにできる。
【図１】本発明の一実施形態における保持プレートの全
体斜視図である。
体斜視図である。
【図２】図１の一部をカートリッジフィルムと共に示す
斜視図である。
斜視図である。
【図３】図１の一部をカートリッジフィルムと共に示す
縦断面図である。
縦断面図である。
【図４】図１の保持プレートにカートリッジフィルムを
実装してケース内に収容する様子を示す斜視図である。
実装してケース内に収容する様子を示す斜視図である。
【図５】他の実施形態における保持プレートの全体斜視
図である。
図である。
【図６】図５の保持プレートにカートリッジフィルムを
実装して書類キャビネット内に収容した状態の斜視図で
ある。
実装して書類キャビネット内に収容した状態の斜視図で
ある。
【図７】図５の保持プレートにカートリッジフィルムを
実装してバインダーに閉じた状態の斜視図である。
実装してバインダーに閉じた状態の斜視図である。
Ａ、Ｂ 保持プレート １ 本体 ２ 開口部 ３、４ 突起部 ３ａ、５ａ 切込み ５ 係止部 ７ バインダー用孔 ８ 鍔部 ８ａ 凹部 １０ カートリッジフィルム １０ａ 円孔 １０ｂ スリット １１ ネガフィルム １２ スプール １３ ケース １４ 書類キャビネット １５ バインダー １５ａ リング １６ 台紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B42F 5/00 B42D 1/08 B42F 5/02 G03D 15/10
Claims (4)
- 【請求項１】 スプールに巻装したネガフィルムを収容
してなると共に、このネガフィルムを側面に形成したス
リットから引出自在としてなるカートリッジフィルムを
保管するためのものであって、 平板状の本体には、上記カートリッジフィルムを略収納
自在とする開口部を任意の数だけ形成してなり、 上記開口部には、その内壁の対向位置に、上記カートリ
ッジフィルムのスプール両端に係合して該カートリッジ
フィルムを保持自在とする一対の突起部を備えてなるこ
とを特徴とするカートリッジフィルムの保持プレート。 - 【請求項２】 上記開口部には、その内壁に、上記開口
部内に保持されたカートリッジフィルムのスリットに係
合して上記カートリッジフィルムの回転を抑止自在とす
る係止部を形成してなることを特徴とする請求項１記載
のカートリッジフィルムの保持プレート。 - 【請求項３】 上記本体には、書類キャビネットの引き
出しの側壁上端に載置されて上記保持プレートを該引き
出し内に吊下自在とする一対の鍔部を設けてなることを
特徴とする請求項１又は２記載のカートリッジフィルム
の保持プレート。 - 【請求項４】 上記本体には、少なくともその一辺部に
バインダー用孔を形成してなることを特徴とする請求項
１乃至３記載のカートリッジフィルムの保持プレート。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8044182A JP2869032B2 (ja) | 1996-02-06 | 1996-02-06 | カートリッジフィルムの保持プレート |
| DE1997102964 DE19702964A1 (de) | 1996-02-06 | 1997-01-28 | Halteplatte für Patronenfilme |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8044182A JP2869032B2 (ja) | 1996-02-06 | 1996-02-06 | カートリッジフィルムの保持プレート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09207481A JPH09207481A (ja) | 1997-08-12 |
| JP2869032B2 true JP2869032B2 (ja) | 1999-03-10 |
Family
ID=12684440
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8044182A Expired - Lifetime JP2869032B2 (ja) | 1996-02-06 | 1996-02-06 | カートリッジフィルムの保持プレート |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2869032B2 (ja) |
| DE (1) | DE19702964A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3015934B2 (ja) * | 1996-07-12 | 2000-03-06 | 株式会社サンワ技研 | フイルム収納ケース |
| EP1365963A4 (en) * | 2001-02-06 | 2005-03-16 | Scott D Smith | POUCH FOR PHOTOS AND CARTRIDGES OF FILMS |
-
1996
- 1996-02-06 JP JP8044182A patent/JP2869032B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1997
- 1997-01-28 DE DE1997102964 patent/DE19702964A1/de not_active Withdrawn
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE19702964A1 (de) | 1997-10-30 |
| JPH09207481A (ja) | 1997-08-12 |
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