JP2868704B2 - 大樽ストレッチデラベラー - Google Patents
大樽ストレッチデラベラーInfo
- Publication number
- JP2868704B2 JP2868704B2 JP2713195A JP2713195A JP2868704B2 JP 2868704 B2 JP2868704 B2 JP 2868704B2 JP 2713195 A JP2713195 A JP 2713195A JP 2713195 A JP2713195 A JP 2713195A JP 2868704 B2 JP2868704 B2 JP 2868704B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- barrel
- label
- stretch
- delabeler
- otaru
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Cleaning In General (AREA)
- Labeling Devices (AREA)
Description
ラベルを自動的に剥す大樽ストレッチデラベラーに関す
る。
大樽(例えば7リットル樽)を洗浄してデラベル(ラベ
ル剥し)するのは、一々人手に頼ってナイフ等で剥して
機械化されていなかった。
大樽の人手によるデラベルでは極めて生産性が悪く、か
つ、作業に危険性を伴うものであった。とくに、ビール
の大樽には7リットル、15リットル、20リットル及
び25リットルと異なった種類があってその高さの差も
約150mmと大きく、また、7リットル樽の場合に
は、とくにその形状から樽の腹部に貼付したラベルのズ
レが多く発生していてデラベルが極めて困難であった。
そのため、ラベル除去率が極めて低かった。
ベルのもつ問題点に鑑みてなされたもので、自動的に搬
送コンベアで送られてくる異なった種類の大樽のラベル
の有無と位置をセンサー等で検出してカッティング部分
をラベルの貼付位置に合せて自動的にデラベルする大樽
ストレッチデラベラーを提供することを目的としてい
る。
搬送コンベアと、旋回して搬送された大樽を一旦停止さ
せる待機ストッパーと、該待機ストッパーに隣接して設
けられ大樽の腹部に貼付されたラベルの有無及び所定位
置からのズレを検出する装置と、大樽が所定の向きにあ
るか否かを検出する装置と、ラベルが無い大樽あるいは
所定の向きになっていない大樽を排除する装置と、待機
位置から搬送されてきた大樽をセンタリングする装置
と、センタリングされた大樽を把持して回転させる装置
と、大樽に貼付されたラベルを吸引して引張る装置と、
吸引されたラベルを加熱しつつカットする装置、とから
なる大樽ストレッチデラベラーに関する。
機ストッパーにより一旦待機位置に待機させられた大樽
は、ラベルの有無、ズレ、大樽の向きなどを検出装置に
より検知され、ラベルの無いあるいは向きの異なる大樽
は系外へ排除され、正常な大樽は次のラベル剥し位置へ
搬送される。このラベル剥し位置では、大樽はセンタリ
ング装置によってセンタリングされ、把持装置によりス
ピアバルブを把持されて回転させられつつ、ラベル部に
当接したラベル吸引管によりラベルは吸引されて引張ら
れ、かつ、ヒートカッターにより加熱されながらカット
されて大樽より剥され系外へ排除される。
一実施例を添付した図面に基づいて説明する。
ストレッチデラベラーは、主に本体フレーム1、待機ス
トッパー4、センサーS、ラベル吸引管10、ヒートカ
ッター11、センタリングストッパー5、エアチャック
28、から構成されている。
ル剥しの対象となる大樽Bは、図5に示すように、その
本体部B′頂部に配設されたスピアバルブDとからな
り、その腹部には生産者、商品名を表示するラベルLが
貼付されている。ここでは、7、15、20及び25リ
ットルの大樽がデラベル(ラベル剥し)の対象となる。
送コンベア(例えば、トップチエンコンベア)Cの両側
には門型をした本体フレーム1が配設され、この本体フ
レーム1に大樽ストレッチデラベラーの主要機器が配設
されている。このデラベラーの平面図である図3から明
らかなように、大樽Bの搬送方向(→印で示す)から、
順に、まず、一対の待機ストッパー4,4が本体ベース
3上に取付けられている。この本体ベース3は本体フレ
ーム1に立設された案内バー23a,23cとラック2
3bにより昇降自在に型替用ベース2及びリニアブッシ
ュ24を介して支承されている。ここで、型替用ベース
2は、これに固設されたリニアモーター23の回転駆動
によりモーター軸に固着されたピニオンギアとラック2
3bとの噛合いにより昇降されるようになっている。搬
送コンベアCの両側であってストレッチデラベラーの入
口には、本体ベース3上に待機ストッパー4が、図1に
示すベアリング17によって支承されたアームシャフト
8を中心として回動自在にかつ搬送されてくる大樽Bを
一旦停止できるように配設されている。
設されたシリンダブラケット6に揺動自在にエアシリン
ダー18が取付けられ、このエアシリンダー18のピス
トンロッドには待機ストッパー4のリングボール20が
枢着されている。このリングボール20は待機ストッパ
ー4の三又状アームの一つに取付けられ、他のアームに
は大樽Bを案内し、かつ一旦停止させるローラ4a,4
bが枢着されている。ここで、搬送コンベアCによって
搬送されてきた大樽Bは一旦閉じている待機ストッパー
4のローラ4aによって停止させられ、これと隣接して
配設されている図6に示すようなセンサーS(一定の間
隔をおいて搬送コンベアCに沿直に三段に設けられてい
る例えばタッチセンサー)によって大樽Bの腹部のラベ
ルL貼付の有無及び逆さ樽(スピアバルブDが上方を向
いていない状態)の有無を検出する。ラベルLの貼付及
び逆さ樽でない場合には、次のラベル剥し位置に大樽B
が残っていないことを確認してから検出した大樽Bを待
機ストッパー4をエアシリンダー18を空気圧回路(図
示なし)により開制御して開き搬送コンベアCの動きと
待機ストッパー4のローラ4bの押し出し作用により次
のラベル剥し(デラベル)場所へ送りこむようになって
いる。
0、ヒートカッター11及び一対のセンタリングストッ
パー5が配設されている。まず、所定のラベル剥し場所
に大樽Bをセンタリングさせるために、図3に示すよう
に、一対のセンタリングストッパー5が本体ベース3上
に、シリンダブラケット7、これに揺動自在に取付けら
れたエアシリンダー19、このエアシリンダー19のピ
ストンロッドに取付けられたリングボール21を介して
旋回自在に取付けられている。ここで、センタリングス
トッパー5はエアシリンダー19により開閉されて、待
機位置から搬送コンベアCとその両側のガイドバー9に
案内されて送られてきた大樽Bをそのローラ5aにより
一旦受け止めて所定の剥し位置にセンタリングする。さ
らに、ガイドバー9は型替用ベース2に固設されたエア
シリンダ22に連結されていて、リニアガイド25に案
内されて15〜25リットル樽から7リットル樽へ型替
えをする場合に樽径の相違(約25mm)を調整するため
にガイドバー9の幅を加減するようになっている。
に示すように、所定の高さにセンサーSにより検出さ
れ、かつ、本体ベース3の昇降によってセットされた大
樽Bの腹部に貼付されたラベルLを吸引する吸引管10
と吸引したラベルLを加熱しながら剥すヒートカッター
11が配設されている。吸引管10は、本体ベース3に
取付けられたブラケット12に立設されていて、大樽B
の腹部にその口部が近接して、別途設けられた空気吸引
源(例えばブロアー)によりラベルLの端部を吸引す
る。とくに、吸引管10はブラケット12に立設された
スライドパック26に沿ってエアシリンダー34の作用
により大樽Bの腹部に対して出入りするようになってい
る。さらに、ヒートカッター11は、吸引管10ととも
に出入りするとともに、その受け部に内蔵されたバネ
(図示せず)によって常時付勢されている。
リングされた大樽Bの中心に対して上部に図1と図2に
示すように樽回転用ヘッドフレーム13が配設されてい
る。
動部ベース14が取付けられていて、フレーム13の頂
部に設けられたシャフトブラケット15とロータリーボ
ールスプライン29を介してシャフト16を回転自在に
支承するようになっている。そして、このシャフト16
の先端にはエアチャック28が取付けられていて、エア
シリンダー27の作動により昇降して、大樽Bのスピア
バルブDを把持する。
ケット15には、パイポニック減速機31が配置されて
いて、タイミングプーリー32とタイミンクベルト33
により大樽Bを例えば一回転半大樽Bを回転させてラベ
ルLを剥すようになっている。
レッチデラベラーの作用について説明する。
次送られてきた大樽Bは、先ず、待機位置で待機ストッ
パー4により一旦停止され、樽の大きさ、ラベルの有無
とズレ及び逆さ樽か否かをセンサーSにより検知する。
例えば7リットルの大樽の場合には、この検知結果によ
りリニアドモーター23を駆動させて所定の位置に型替
用ベース2を昇降させてセットして大樽Bを次の剥し位
置へ待機ストッパー4をエアシリンダー18を作動させ
て開き送りこむ。かりに、ラベルが貼付されていない場
合あるいは逆さ樽の場合には作業者に適宜方法により警
報を発して知らせ、そのままスルーさせて系外へ別途設
けた排除装置により排除する。
リングストッパー5の一対のローラ5aにその腹部が当
接されてセンタリングされた後、エアチャック28が降
下して大樽BのスピアバルブDを把持し、ラベル吸引管
10とヒートカッター11をラベルLに当接させ、ラベ
ルを吸引しつつラベルの加熱を行うとともに、エアチャ
ック28を回転させて大樽Bを回転させつつ(例えば1
回転半)、ヒートカッター11によりラベルLを引っ張
り(ストレッチ)つつ剥す。剥したラベルLはラベル吸
引管10によりブロアー等により吸引して系外へ排除す
る。ラベル剥し(デラベル)が完了した大樽Bは、セン
タリングストッパー5をエアシリンダー19を作動させ
て開いて、搬送コンベアCにより次の作業位置へ搬出す
る。
完了する。
れば、異なった種類の大樽に貼付されたラベルの有無及
びその貼付位置をそのズレを考慮して検出して極めて容
易かつ確実に剥すことができ、従来の手作業に比べてラ
ベル除去率が極めて向上(例えば約95%のラベル除去
率を達成した)する。その結果、ラベル剥し作業に伴う
危険性が軽減されるとともに、生産性が顕著に向上す
る。
側面図。
図。
のIII-III 矢視線に沿った横断面図。
を上部より見た平面図。
ーでデラベル(ラベル剥し)の対象となる大樽(7リッ
トル)の斜視図。
視図。
Claims (2)
- 【請求項1】大樽を搬送する搬送コンベアと、 旋回して搬送された大樽を一旦停止させる待機ストッパ
ーと、 該待機ストッパーに隣接して設けられ大樽の腹部に貼付
されたラベルの有無及び所定位置からのズレを検出する
装置と、 大樽が所定の向きにあるか否かを検出する装置と、 ラベルが無い大樽あるいは所定の向きになっていない大
樽を排除する装置と、 待機位置から搬送されてきた大樽をセンタリングする装
置と、 センタリングされた大樽を把持して回転させる装置と、 大樽に貼付されたラベルを吸引して引張る装置と、 吸引されたラベルを加熱しつつカットする装置、とから
なる大樽ストレッチデラベラー。 - 【請求項2】前記ラベルの有無及び所定位置からのズレ
を検出する装置が搬送コンベアに対して沿直方向に所定
の間隔をもって配設された複数のタッチセンサーからな
る請求項1記載の大樽ストレッチデラベラー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2713195A JP2868704B2 (ja) | 1995-02-15 | 1995-02-15 | 大樽ストレッチデラベラー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2713195A JP2868704B2 (ja) | 1995-02-15 | 1995-02-15 | 大樽ストレッチデラベラー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08215656A JPH08215656A (ja) | 1996-08-27 |
JP2868704B2 true JP2868704B2 (ja) | 1999-03-10 |
Family
ID=12212507
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2713195A Expired - Fee Related JP2868704B2 (ja) | 1995-02-15 | 1995-02-15 | 大樽ストレッチデラベラー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2868704B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102006017407A1 (de) | 2006-04-13 | 2007-10-18 | Khs Ag | Verfahren sowie Vorrichtung zum Behandeln von Flaschen oder dergleichen Behälter |
WO2016202344A1 (en) * | 2015-06-19 | 2016-12-22 | Troels Jakobsen | Label removing method and system |
CN106829101B (zh) * | 2017-03-10 | 2019-02-26 | 上海冀晟自动化成套设备有限公司 | 钢桶撕胶封纸系统 |
CN109552815A (zh) * | 2018-12-28 | 2019-04-02 | 广州甲宝机械有限公司 | 一种玻璃罐传送机的传送机构及其使用方法 |
-
1995
- 1995-02-15 JP JP2713195A patent/JP2868704B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08215656A (ja) | 1996-08-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI445501B (zh) | 貝類固定及打開裝置與其方法 | |
JP3844497B2 (ja) | 容器からの収縮スリーブまたは全周ラベルの剥離方法および装置 | |
JP2868704B2 (ja) | 大樽ストレッチデラベラー | |
CN108820414A (zh) | 玻璃贴标及识别装置 | |
WO1995000853A1 (fr) | Appareil de maintien et de transfert d'un recipient d'extraction | |
JPWO2010109535A1 (ja) | フィルムオープナー及びフィルム被嵌システム | |
JP3761305B2 (ja) | ケーシング入り食品のケーシング除去方法及びその装置 | |
JP3187713B2 (ja) | 帯状物切断除去装置 | |
US3898898A (en) | Method and apparatus for opening barrels | |
TWM529346U (zh) | 撕膜機器 | |
JP5730906B2 (ja) | フィルム被嵌装置 | |
CN214690619U (zh) | 一种全自动除膜机 | |
CN210284910U (zh) | 一种圆瓶表面贴标机的气泡消除装置 | |
JP7095494B2 (ja) | 整列反転クリーナー | |
US4038785A (en) | Method and apparatus for transferring and operating on articles | |
KR200177639Y1 (ko) | 스크랩 밴드의 자동 그립퍼 장치 | |
JP7316448B2 (ja) | 除骨装置および除骨方法 | |
CN217879202U (zh) | 一种产品表面瑕疵在线检测设备 | |
CN213801900U (zh) | 一种标牌在线传送装置 | |
JP2572204B2 (ja) | 芋の不用部自動除去方法及び装置 | |
US4978081A (en) | Method and apparatus for disposing the yarn end of a package in a further handling disposition | |
CN212951524U (zh) | 医疗耗材商品贴标设备、医疗耗材商品出入库设备 | |
JP2995563B2 (ja) | グリーンタイヤの自動搬送装置 | |
CN218133372U (zh) | 一种金属检测装置 | |
JPH10194387A (ja) | キャップシール除去装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081225 Year of fee payment: 10 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081225 Year of fee payment: 10 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081225 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091225 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121225 Year of fee payment: 14 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131225 Year of fee payment: 15 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |