JP2868402B2 - 荷の積込方法及び装置 - Google Patents

荷の積込方法及び装置

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JP2868402B2 JP5323402A JP32340293A JP2868402B2 JP 2868402 B2 JP2868402 B2 JP 2868402B2 JP 5323402 A JP5323402 A JP 5323402A JP 32340293 A JP32340293 A JP 32340293A JP 2868402 B2 JP2868402 B2 JP 2868402B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パレット荷等の多段に
積まれた荷をトラックの荷台に積込む、荷の積込方法及
び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図10は従来の荷の積込方法を示す模式
図である。この従来技術では、荷1をパレット2からフ
ォークリフト3に受入れ、このフォークリフト3によっ
てトラック4の荷台4Aに積み込んでいる。
【0003】図11はプッシュプル方式のフォークリフ
ト3によって、荷1を荷台4Aの奥へ積込む状態を示し
たものであり、フォークリフト3のフォーク3Aを荷台
4Aに挿入した後、フォーク3A上の荷1をプッシャ装
置3Bにより荷台4Aの奥へと押込む。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来技術
では、下記〜の問題点がある。 プッシャ装置3Bでフォーク3A上の荷1を押し出す
とき、フォーク3Aから荷台4Aの奥の壁までの距離が
遠く離れているので、フォーク3Aと荷台4Aとの段差
で荷1がつまづいたとき、この荷1を支えるものがなく
荷崩れを生じてしまう(図11(B))。また、プッシ
ャ装置3Bで荷1を滑らせながら移動するので、荷1が
荷台4Aとの摩擦でつまづき易いし、少しバランスを崩
すと後ろの荷1に押されて倒れ易い。
【0005】プッシャ装置3Bで荷1を荷台4Aに押
込む際、荷1やプッシャ装置3Bが作業者の視界を遮
り、作業者が荷台4Aの奥を見通しできず、荷1が荷台
4Aの奥まで入ったかどうかわからない。このため、荷
1を押し過ぎて潰したり、押し足りなくて荷台上の次の
荷のための積込スペースを失い次の荷を積めなかったり
する(図11(C))。
【0006】フォークリフト3の旋回のために広い作
業スペースが必要になる。本発明は、荷崩れを生ずるこ
となく、荷を荷台の積込位置に積込み可能とすることを
目的とする。
【0007】また、本発明は、荷を荷台奥側の正面壁体
寄りの適宜位置に安定的に積込み可能とすることを目的
とする。
【0008】また、本発明は、荷の積込作業スペースを
小さくすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、荷を荷台の荷積込位置に積込む荷の積込方法におい
て、荷台の後端から正面壁体までの荷台長さ寸法を測定
し、ベースプレートに対して出入自在なスライドプレー
ト上の荷台側に荷を寄せて積み、ベースプレートを上記
荷台長さ寸法の測定結果に基づき荷台に挿入し、ベース
プレートの先端を荷台上の正面壁体から荷長さ分手前に
位置させた後、プッシャ装置をベースプレートの先端の
押込位置まで押込み、荷及びスライドプレートを荷台上
の正面壁体に近接して相対する荷積込位置まで移動した
後、プッシャ装置を上記押込位置に保持したまま、スラ
イドプレートを荷積込位置から引き戻すことにより、荷
を荷積込位置へ移載するようにしたものである。
【0010】
【0011】請求項2に記載の本発明は、荷台の荷積込
位置に対して進退する載荷台車と、載荷台車上に設けら
れ、荷を載せる載荷体と、載荷台車上に設けられ、載荷
体上の荷を荷積込位置に向けて押込むプッシャ装置とを
有してなり、請求項1に記載の荷の積込方法の実施に用
いる荷の積込装置において、荷台の後端から正面壁体ま
での荷台長さ寸法を測定する測距装置を備えるととも
に、載荷体が、載荷台車側に固定されたベースプレート
と、ベースプレートに対して出入自在なスライドプレー
トとからなるようにしたものである。
【0012】請求項に記載の本発明は、請求項に記
載の本発明において更に、前記スライドプレートが車輪
を備え、この車輪を介して荷台上を移動するようにした
ものである。
【0013】請求項に記載の本発明は、複数のトラッ
クの荷台積込側端を互いに揃えて停車させ、各トラック
に荷を積込む、請求項1に記載の荷の積込方法の実施に
用いる荷の積込装置において、各トラックの荷台積込側
端に沿って走行する走行体と、該走行体上で各トラック
の荷台前後方向に移動し得る載荷台車とを有するととも
に、荷台の後端から正面壁体までの荷台長さ寸法を測定
する測距装置を該走行体に備え、上記載荷台車に荷を載
せた後、上記走行体を荷を積込むトラックまで移動さ
せ、該載荷台車を該トラックの荷台内部方向へ移動し、
該載荷台車上の荷を該トラックの荷台に移載可能として
なるようにしたものである。
【0014】
【作用】請求項1に記載の本発明によれば、下記〜
の作用がある。荷台の後端から正面壁体までの荷台長
さ寸法の測定結果に基づき、プッシャ装置により荷とス
ライドプレートを荷台上の正面壁体(荷台の壁面もしく
は先行して積込済の荷の壁面)に近接して相対する荷積
込位置まで積込んだ後、プッシャ装置をそのまま保持し
ながら、スライドプレートのみを引き抜いて荷を積込む
ものとなる。従って、スライドプレートを引抜くとき、
もし荷がつまづいても、荷は荷台上の正面壁体に支えら
れるので、荷崩れしない。
【0015】プッシャ装置で押込むとき、荷台の後端
から正面壁体までの荷台長さ寸法の測定結果に基づき、
荷及びスライドプレートを荷台上の正面壁体に近接して
相対する位置まで移動する。即ち、荷のサイズによら
ず、荷を荷台奥側の正面壁体直近に積込みできる。この
ため、荷が押込まれ過ぎて潰されることがない。また、
1つの荷を積んだ後、別の荷を積み足すことができる。
また、荷台奥側の正面壁体と荷との間に隙間が空かない
ので、輸送中の荷崩れがない(荷と正面壁体との間に入
ることもてきないので、隙間を埋めて荷崩れを防ぐこと
もできない)。荷の積込み不足によって荷台上の次の荷
のための積込スペースを失うこともない。
【0016】スライドプレートに載せる荷の位置を予
めスライドプレー卜の荷台側に寄せておく。これによっ
て、荷台の後端から正面壁体までの荷台長さ寸法の測定
結果に基づき、プッシャ装置により荷を押込んで荷を荷
台上の正面壁体に近接して相対する荷積込位置に設定す
るとき、荷はスライドプレート上をその中間位置から荷
台側に滑らされる如くがなく、スライドプレートととも
に上記荷積込位置に設定される。従って、荷が上記荷積
込位置に設定される前の段階で、荷がスライドプレート
上を滑るとしたら生じ得る荷のつまづき、荷崩れの発生
を回避できる。
【0017】また、荷をスライドプレート先端側に寄せ
て積みスライドプレートを初期位置(荷台奥から荷長さ
分手前)まで移動して、プッシャ装置により荷を一定量
押し込むだけで、荷台奥の積み込み位置まで正確に移動
するので、荷を押し過ぎて潰したり、押し足りなくて積
み込みスペースを失う等がない。
【0018】請求項2に記載の本発明によれば、下記
の作用がある。荷積込装置を構成する載荷体がベース
プレートとスライドプレートとからなるようにした。従
って、荷台の後端から正面壁体までの荷台長さ寸法の測
定結果に基づき、プッシャ装置により荷とスライドプレ
ートを荷台上の正面壁体に近接して相対する荷積込位置
に押込んだ後、プッシャ装置をそのまま保持しながら、
スライドプレートのみを引き戻すことが可能となり、上
記〜を実現する装置として用いることができる。ま
た、測距装置により、荷台の正面壁体までの荷台長さ寸
法を測定し、ベースプレートの挿入量、プッシャ装置の
押込量等を設定できる。
【0019】請求項3に記載の本発明によれば、下記
の作用がある。スライドプレートに車輪を設けた。こ
れにより、荷台の後端から正面壁体までの荷台長さ寸法
の測定結果に基づき、プッシャ装置により荷を押したと
き、スライドプレートと荷との間の摩擦力aより、スラ
イドプレートと荷台との間の摩擦力bを小さくし、結果
としてスライドプレートと荷を確実に一緒に荷台上を移
動させることができる。
【0020】請求項に記載の本発明によれば、下記
の作用がある。荷積込装置がトラックの荷台積込側端
に沿って走行する走行体と、その上で荷台前後方向に移
動する載荷台車とを備えて、トラックへの荷の積込みを
行なう。このため、従来のフォークリフトの旋回スペー
ス等が不要となり、荷の積込作業スペースを小さくでき
る。また、荷積込装置がトラックの荷台積込側端に沿っ
て走行する際に、測距装置により、荷台の正面壁体まで
の荷台長さ寸法を測定し、ベースプレートの挿入量、プ
ッシャ装置の押込量等を設定できる。
【0021】
【実施例】図1は出荷設備を示す模式図、図2は荷積込
装置を示す模式図、図3は載荷体を示す模式図、図4は
荷移載手順(1) 〜(4) を示す模式図、図5は荷積込手順
(1) 〜 (3)を示す模式図、図6は荷積込手順(4) 〜 (6)
を示す模式図、図7は荷積込手順(7) 〜 (9)を示す模式
図、図8は荷積込手順(10)を示す模式図、図9は本発明
例における荷積込作業スペースを示す模式図、図10は
従来例における荷積込作業スペースを示す模式図、図1
1は従来例の荷積込方法を示す模式図である。
【0022】(A) 出荷設備(図1) 出荷設備10は、荷1をパレット2から移し替える荷移
載装置20と、荷1をトラック4の荷台4Aに積込む荷
積込装置30とで構成される。
【0023】尚、トラック4は、荷積込装置30の走行
経路に沿うトラックヤードに配置されている。
【0024】荷移載装置20は、フォークリフト3によ
りパレット荷姿の荷1を供給され、荷1のみを荷積込装
置30へ移載する。
【0025】荷積込装置30は、荷移載装置20から荷
1を受取り、荷1を積込もうとするトラック4まで運
び、荷1をトラック4の荷台4Aに積込む。
【0026】(B) 荷1(図1) パレット荷姿は、パレット2上にスリップシート(樹脂
製のシート)2Aを敷き、その上に段ボール箱やプラス
チックコンテナ等の荷1を積み重ねたものである。
【0027】パレット2の大きさは、ここでは約 2.2m
である。パレット荷姿の種類は2種類ある。
【0028】 2.2m分にわたって荷を積付けたもの
(大荷姿)。
【0029】上記の半分の 1.1mだけ荷を積付けた
もの(小荷姿)。このパレット荷姿の種類はもっと多く
ても良いし、1種類でも良い。ここで2種類としたの
は、トラック4のサイズに合わせて荷1を効率良く収納
するためである。配送用の2トントラックのサイズは
ショート、標準、ロングの3種類あり、それぞれに
対して上記荷姿を ショート:大荷姿を1枚 標準:大荷姿を1枚と小荷姿を1枚 ロング:大荷姿を2枚 のように積むと荷台4Aに丁度収まるようになってい
る。
【0030】(C) トラックの配置(図1) 出荷設備10のトラックヤードでは、複数のトラック4
の荷台積込側端を互いに揃えて、荷積込装置30の走行
経路に対向させて停車させる。この際、トラック4を位
置決め用のライン5に平行に停止させる。位置決め用の
ライン5は、荷積込装置30の走行方向と直角方向に引
いてある。これは、荷積込装置30が荷1を出退及び押
込む方向にトラック4の荷台4Aの前後方向を合わせる
ためである。ここでは、荷積込装置30が走行方向と直
角方向に荷1を出退しているので、ライン5も直角方向
に引いてある。荷1の出退方向は走行方向に対して斜め
にすることも可能であり、その場合、ライン5も斜めに
引く。
【0031】(D) 荷移載装置(図1、図4) 荷移載装置20は、荷受コンベヤ21と荷移載用プッシ
ャー22と、荷受台23とを有する。
【0032】荷受コンベヤ21は、フォークリフト3か
らパレット荷姿の荷1を受入れ、このパレット荷姿をプ
ッシャ22の前面に運ぶ。
【0033】荷移載用プッシャ22は、パレット荷姿の
スリップシート2Aを押えるシート押え爪(不図示)を
有し、このシート押え爪でスリップシート2Aを押えた
状態で、プッシャ22によりシート2A上の荷1だけを
荷受台23の側に押し出す。
【0034】荷受台23は、荷積込装置30の走行経路
の荷受入端に対向して配置され、荷積込装置30の後述
する載荷体61を支える。このとき、載荷体61を構成
するスライドプレート63の上面がパレット荷姿のスリ
ップシート2Aの上面とほぼ同じ高さ(厳密にはスライ
ドプレート63の上面を少し低くして、コンテナ等の荷
1の乗り移りを良くする)となるように設定される。
【0035】尚、荷受コンベヤ21の荷受台23に臨む
側部フレームには可倒式の渡しプレート24が取付けら
れ、荷受台24上に設定された載荷体61のスライドプ
レート63と荷受コンベヤ21上のパレット2との隙間
を、荷1の乗移り時にこの渡しプレート24によって埋
め、荷1がこの隙間でつまづく如くを防止する。
【0036】(E) 荷積込装置(図1、図2、図3) 荷積込装置30は、トラックヤードに停車されるトラッ
ク4の荷台積込側端に沿って走行する走行体31を備え
る。走行体31は、レール32に載架される車輪33を
備え、走行用モータ34により駆動される。
【0037】荷積込装置30は、走行体31上でトラッ
ク4の荷台前後方向に移動(荷台4Aの荷積込位置に対
して進退)し得る載荷台車35を備える。走行体31は
台車用レール36を備えている。載荷台車35は、台車
用レール36に載架される車輪37を備え、台車走行用
モータ38により駆動される。
【0038】荷積込装置30は、載荷台車35にマスト
フレーム41を支持している。マストフレーム41は、
マストフレーム支軸42を介して、載荷台車35に傾動
自在に支持され、チルト用シリンダ43により傾斜角度
を変えられる。このマストフレーム41には、昇降フレ
ーム44がガイドレール45とカムフォロワ46を介し
て昇降自在に設けられている。昇降フレーム44の昇降
量は、昇降用シリンダ47により任意に変えることがで
きる。
【0039】荷積込装置30は、昇降フレーム44に、
プッシャ装置51と載荷体61とを設けている。
【0040】プッシャ装置51は、プッシャ用シリンダ
52により伸縮せしめらるパンタグラフ53の先端部に
プッシャ板54を取付け、このプッシャ板54を出退可
能としている。プッシャ装置51は、載荷体61上の荷
1を荷積込位置に向けて押込む。
【0041】載荷体61は、昇降フレーム44に固定さ
れるベースプレート62と、荷1を載せられてベースプ
レート62に対して出入自在なスライドプレート63と
からなり、スライドプレート63上に荷1を載せられる
(図3)。
【0042】ベースプレート62は、ローラ64を備
え、この上にスライドプレート63を出入自在に支持し
ている。即ち、プッシャ装置51がスライドプレート6
3上の荷1を荷積込位置に向けて押込むとき、スライド
プレート63はベースプレート62から引き出されて荷
1と一緒に荷積込位置に向けて移動する。
【0043】スライドプレート63は車輪65を備え、
この車輪65を介してトラック4の荷台4A上を軽快に
移動できる。尚、スライドプレート63はトラック4の
荷台4A上を軽快に移動できるものであれば、車輪65
に限らず、荷台4Aに相対する空気吹出装置等を有する
ものであっても良い。プッシャ装置51がスライドプレ
ート63上の荷1を押したとき、スライドプレート63
と荷1とが一緒に移動するように、荷1とスライドプレ
ート63との間の摩擦力aよりスライドプレート63と
荷台4Aとの間の摩擦力bの方が小さくなれば良い。
【0044】また、荷積込装置30は、ベースプレート
62から引き出されたスライドプレート63を引き戻す
ため、スライドプレート引き戻し用のチェーン66をス
ライドプレート63のマストフレーム側端部に取付けて
ある。昇降フレーム44に設けた巻取装置67によりチ
ェーン66を巻取り、スライドプレート63を引き戻
す。巻取られたチェーン66は、チェーン受68に引掛
けられて、絡まないように格納される。尚、巻取装置6
7はモータ67Aにより駆動される。また、巻取装置6
7とスライドプレート63との間のチェーン66は、不
図示のチェーンガイドによりガイドされる。
【0045】スライドプレート63の先端には、壁体検
出用リミットスイッチ71が設けられている。このリミ
ットスイッチ71は、プッシャ装置51がスライドプレ
ート63上の荷1を押込んだとき、この荷1とともに移
動するスライドプレート63が荷台4A上の正面壁体
(荷台4Aの奥の壁面4B、もしくは先行して積込済の
荷1の壁面1B)に近接して相対する荷積込位置に到達
したことを検出する。
【0046】ベースプレート62の下面の、荷台前後方
向に沿う3位置にはリミットスイッチ72A〜72Cが
設けられている。このリミットスイッチ72A〜72C
は、荷台4Aの上面を検出し、荷台4Aに荷1を移載す
るとき、ベースプレート62を荷台4Aの上面に隙間な
く添わせるために用いられる。
【0047】尚、荷積込装置30において、走行体31
の荷台側端部には測距装置81が設けられている。測距
装置81は、荷積込装置30が走行経路を荷受入端から
荷1を積込もうとするトラック4まで移動する過程で、
該測距装置81が該トラック4の荷台4Aの正面を通過
するときにレーザー等により、該トラック4の荷台4A
の後端から正面壁体(壁面4B)までの荷台長さ寸法L
を測定する。
【0048】以下、荷移載装置20による荷移載手順
と、荷積込装置30による荷積込手順について説明す
る。
【0049】荷移載手順(図4) (1) 荷受コンベヤ21にパレット荷姿を置く(図4
(A))。フォークリフト3によりコンベヤ21上にパ
レット荷姿の荷1を置くと、コンベヤ21は、荷1をプ
ッシャ22の正面に運ぶ。
【0050】(2) 荷積込装置30の載荷体61を荷受台
23上に移動する(図4(B))。
【0051】荷積込装置30は、荷1を受取るために載
荷台車35を前進して、載荷体61のベースプレート6
2及びスライドプレート63を荷受台23上に移動す
る。ベースプレート62の下面のリミットスイッチ72
A〜72Cのうち根本側(マストフレーム41側)のリ
ミットスイッチ72Cが荷受台23の上面を検出するま
で、ベースプレート62を下降した後、前端側のリミッ
トスイッチ72Aが荷受台23の上面を検出するまでベ
ースプレート62を前方に傾け(チルトし)、ベースプ
レート62を荷受台23の上面に倣わせる。このとき、
スライドプレート63の上面がパレット荷姿のスリップ
シート2Aの上面とほぼ同じ高さになる(厳密にはスラ
イドプレート63の上面を少し低くして、コンテナ等の
荷1の乗り移りを良くする)。
【0052】(3) パレット2上の荷1だけを受け取る
(図4(C))。荷移載用プッシャ22の図示していな
いシート押え爪によりスリップシート2Aを押えて、荷
移載用プッシャ22によりスリップシート2Aの上の荷
1(コンテナや段ボール箱)だけを押し、スライドプレ
ート63の上に移し替える。このとき、荷1は、スライ
ドプレート63の先端側に寄った状態になるように、予
め荷1をパレット2の上に積んでおく。
【0053】(4) パレット2を排出する(図4
(D))。荷積込装置30は、スライドプレート63上
に荷1を受取った後、載荷台車35を後退させ、載荷体
61のベースプレート62及びスライドプレート63を
荷受台23の上から戻り移動させる。また、荷受コンベ
ヤ21により空パレット2を排出する。
【0054】(荷積込手順)(図5〜図8) (1) 荷1を積込もうとするトラック4まで移動する(図
5(A))。作業者は積込みを開始する際、積込もうと
するトラック4のタイプ(ショート、標準、ロング)及
びトラック停止位置番号を荷積込装置30の制御装置に
入力する。
【0055】次に、前述のようにして荷積込装置30に
荷1を受取った後、この荷積込装置30を荷1を積込も
うとするトラック4まで移動する。このとき、測距装置
81により目標のトラック4の荷台長さ寸法Lを測定す
る。測距装置81は前述の如く荷積込装置30の走行体
31により取付けられており、荷受台23から目標のト
ラック4へ走行する途中で測距装置81がトラック4の
荷台4A正面を通過する際にレーザー等により測定す
る。
【0056】測距結果によって、トラック4のタイプが
制御装置に入力されたデータと合っているかを照合し、
間違っていれば、表示により作業者に知らせる。例え
ば、標準タイプと入力したのにショートであれば、その
ことが警告され、作業者は、次に小の荷1を積めないこ
とを理解する。従って、小の荷1を別のトラック4に積
むか判断する。このことは詳述すると以下の如くであ
る。即ち、標準タイプのトラック4には、大の荷を1枚
と小の荷を1枚載せることができる。そして、これを見
込んで、予め大の荷と小の荷を組み合わせて積むよう
に、小のほうが先に届ける店への品物、大はその次に届
ける店の品物という具合に積付けておく。従って、標準
タイプと思っていた場合、大の荷を積んだ後、更にそれ
と対になる小の荷を積む必要があるが、もし、間違って
ショートタイプのトラックに大の荷を積み込んでしまう
と、それと対の小の荷を積めなくなる。従って、このよ
うなことがないように、違っていた場合は、別の標準タ
イプのトラックにその荷を積むか、その荷を一旦降ろし
て、別のショートタイプ用の荷を持ってくるかを作業者
が判断するものとするのである。
【0057】測距結果が合っている場合、荷1をトラッ
ク4に積込む。荷積込装置30は、目標のトラック4を
設定すると、自動的に移動し、目標のトラック4の荷台
4Aに位置決めされるが、この際、トラック4を検出し
て停止するのではなく、各位置決め用のライン5に対応
して設けたドグを参照して停止するようになっている。
従って、トラック4が位置決めライン5からずれている
場合、トラック荷台4Aに正確に位置決めされ得ない。
この場合は、荷積込装置30を手動で走行させて調整す
る。
【0058】(2) 載荷台車35を移動し、載荷体61を
荷台4Aに挿入する(図5(B))。
【0059】載荷台車35をトラック荷台4A側へ移動
して、荷1と載荷体61を荷台4Aの内部へ挿入する。
【0060】この際、荷台4Aの奥から荷の長さk1
αを残すようにする。上記で荷台長さLを測定したの
で、載荷台車35を 移動量=(L−(k1 +α))+a …(1) (a:荷台端面とスライドプレート63の先端との距離
(一定))だけ移動することとなる(荷長さkは大:
2.2m、小: 1.1m)。
【0061】また、載荷体61を荷台4Aの内部へ挿入
したとき、ベースプレート62の姿勢は荷台4Aに沿う
ように自動調整される。即ち、ベースプレート62を荷
台4Aの上面より少し上にし、載荷体61の先端を少し
持ち上げた状態で荷台4Aの内部へ載荷体61を挿入す
ると、ベースプレート62の中央のリミットスイッチ7
2Bが荷台4Aの上面を検出するまで、載荷体61を下
降し、次に、先端のリミットスイッチ72Cが荷台4A
の上面を検出するまで、載荷体61を傾斜させて、ベー
スプレート62の姿勢を荷台4Aの上面に沿わせる。
【0062】(3) プッシャ装置51で荷1をベースプレ
ート63ごと押込む(図5(C))。
【0063】プッシャ装置51により荷1を押す。荷1
を押すとスライドプレート63がベースプレート62上
を滑り、荷1とともに荷台4A内へ移動する。
【0064】スライドプレート63は車輪65を備える
ので荷台4の上をスムーズに移動できる。このとき、荷
1とスライドプレート63は密着しているので、ずれな
い。
【0065】プッシャ装置51のストロークは 2.2m以
上あり、スライドプレート63の先端のリミットスイッ
チ71が荷台4Aの奥の壁面4Bを検出したとき、プッ
シャ装置51の押出し動作を停止することで、スライド
プレート63の先端を荷台奥壁面4Bまで正確に挿入で
きる。
【0066】尚、プッシャ装置51のストロークを(2.
2m+α)として、フルストローク押し出しても良い。こ
の場合も同様にスライドプレート63の先端を荷台奥壁
面4Bまで正確に挿入できる。ここで、リミットスイッ
チ71を用いる方法を取るのは、荷台長さの測定が正確
に行なわれなかった場合にも荷1を荷台奥まで確実に挿
入可能とするためである。
【0067】尚、荷1の積込作業中も荷台4Aに対する
ベースプレート62の姿勢調整を行なう。荷1を積込む
と荷台4Aが荷の重みで下がるので、リミットスイッチ
72B、72Cの奥によりこれを検出したときは、積込
作業を一時中断して前述(2)のベースプレート62の姿
勢調整を行なう。これは、作業を一時中断せずにベース
プレート62の姿勢を荷台4Aのレベルに常に追従する
ようにしても良い。ここでは、荷台4Aの下降が急激に
起こるため、ベースプレート62の姿勢の追従が間に合
わなかった場合、ベースプレート62とスライドプレー
ト63が互いに折れる如くになって、スライドプレート
63の引き戻しをスムーズに行なえなくなる危険がある
ので中断するようにしている。
【0068】(4) ベースプレート63を引き戻し、荷1
を降ろす(図6(A))。プッシャ装置51の位置をそ
のままに保持してスライドプレート63を引き戻し、荷
1を荷台4Aに降ろす。
【0069】荷1はその場に降ろされるので、荷台4A
の上を押されて荷台4Aとの摩擦力により前のめりに倒
れることがない。また、荷1はスライドプレート63の
前端側に寄せて積まれているので、荷1の直近に荷台4
Aの奥の壁面4Bがある。従って、スライドプレート6
3と荷台4Aとの段差により荷1が倒れようとしても、
壁4Bに寄りかかって支えられるので倒れずに済む。
【0070】また、荷1が前から順に荷台4Aに乗移っ
ていくので、荷台4Aが「とん、とん」と下がっていく
が、ベースプレート62が荷台4Aの上面より高くなる
と、このベースプレート62と荷台4Aの上に設けられ
ているスライドプレート63とが互いに折れる如くにな
ってスライドプレート63をベースプレート62から引
き戻す動作がスムーズに行なえなくなるので、この場合
にも前述(2) のベースプレート62の姿勢調整を行な
い、ベースプレート62の姿勢を荷台4Aの上面に沿わ
せる。
【0071】(5) プッシャ装置51及び載荷台車35を
戻す(図6(B))。プッシャ装置51を縮めるととも
に、載荷台車35を元の位置まで戻し、更に荷1を積む
場合には次の荷1を受取りに荷移載装置20に対する荷
受入端まで移動して荷1を受取る。
【0072】(6) 更に積込む荷1を受取り、トラック4
まで移動する(図6(C))。更に荷1を積み足す場合
(標準、或いはロングのトラック4)、同様に、荷1は
スライドプレート63の先端側に寄せて積まれる。
【0073】(7) 載荷台車35を移動する(図7
(C))。前記(1) で測定した荷台長さLと積み込んだ
荷の長さK1 から載荷体61を挿入する位置を決め、載
荷台車35を荷台4Aに向けて移動する。
【0074】荷の長さk2 は、 1.1mなので、 移動量=L−k1 −(k2 +α)+a …(2) だけ載荷台車35を移動すると、既に積んだ荷1Aとス
ライドプレート63の先端の間に荷長さk2 +αだけ隙
間を残して載荷体61を挿入することができる。
【0075】(8) プッシャ装置51で荷1をスライドプ
レート63ごと押込む(図7(B))。
【0076】プッシャ装置51で荷1を押して、荷1と
スライドプレート63を荷台4Aの内部に挿入する。
【0077】この場合も前記(3) と同様にスライドプレ
ート63の先端のリミットスイッチ71が荷1を検出し
たときにプッシャ装置51の押込み動作を静止する。
【0078】また、前述と同様に、プッシャ装置51の
フルストロークを(2.2m+α)としてフルストローク押
出しても良い。
【0079】(9) スライドプレート63を引き戻し、荷
1を降ろす(図7(C))。プッシャ装置51の位置を
そのまま保持してスライドプレート63を引き戻し、荷
1を荷台4Aに降ろす。
【0080】(10)プッシャ装置51及び載荷台車35を
戻す(図8)。プッシャ装置51及び載荷台車53を戻
し、次のトラック4へのサービスを行なう。
【0081】以下、本実施例の作用について説明する。
荷台4Aの後端から正面壁体までの荷台長さ寸法Lの
測定結果に基づき、プッシャ装置51により荷1とスラ
イドプレート63を荷台4A上の正面壁体(荷台4Aの
壁面4Bもしくは先行して積込済の荷1の壁面1B)に
近接して相対する荷積込位置まで積込んた後、プッシャ
装置51をそのまま保持しながら、スライドプレート6
3のみを引き抜いて荷1を積込むものとなる。従って、
スライドプレート63を引抜くとき、もし荷1がつまづ
いても、荷1は荷台4A上の正面壁体に支えられるの
で、荷崩れしない。
【0082】プッシャ装置51で押込むとき、荷台4
Aの後端から正面壁体までの荷台長さ寸法Lの測定結果
に基づき、荷1及びスライドプレート63を荷台4A上
の正面壁体に近接して相対する位置まで移動する。即
ち、荷1のサイズによらず、荷1を荷台4A奥側の正面
壁体直近に積込みできる。このため、荷1が押込まれ過
ぎて潰されることがない。また、1つの荷1を積んだ
後、別の荷1を積み足すことができる。また、荷台4A
奥側の正面壁体と荷1との間に隙間が空かないので、輸
送中の荷崩れがない(荷1と正面壁体との間に入ること
もできないので、隙間を埋めて荷崩れを防ぐこともでき
ない)。荷1の積込み不足によって荷台4A上の次の荷
1のための積込スペースを失うこともない。
【0083】スライドプレート63に載せる荷1の位
置を予めスライドプレート63の荷台4A側に寄せてお
く。これによって、荷台4Aの後端から正面壁体までの
荷台長さ寸法Lの測定結果に基づき、プッシャ装置51
により荷1を押込んで荷1を荷台4A上の正面壁体に近
接して相対する荷積込位置に設定するとき、荷1はスラ
イドプレート63上をその中間位置から荷台4A側に滑
らされる如くがなく、スライドプレート63とともに上
記荷積込位置に設定される。従って、荷1が上記荷積込
位置に設定される前の段階で、荷1がスライドプレート
63上を滑るとしたら生じ得る荷1のつまづき、荷崩れ
の発生を回避できる。
【0084】また、荷1をスライドプレート63先端側
に寄せて積みスライドプレート63を初期位置(荷台4
A奥から荷長さ分手前)まで移動して、プッシャ装置5
1により荷1を一定量押し込むだけで、荷台4A奥の積
み込み位置まで正確に移動するので、荷1を押し過ぎて
潰したり、押し足りなくて積み込みスペースを失う等が
ない。
【0085】荷積込装置30を構成する載荷体61が
ベースプレート62とスライドプレート63とからなる
ようにした。従って、荷台4Aの後端から正面壁体まで
の荷台長さ寸法Lの測定結果に基づき、プッシャ装置5
1により荷1とスライドプレート63を荷台4A上の正
面壁体に近接して相対する荷積込位置に押込んだ後、プ
ッシャ装置51をそのまま保持しながら、スライドプレ
ート63のみを引き戻すことが可能となり、上記〜
を実現する装置として用いることができる。また、測距
装置81により、荷台4Aの正面壁体までの荷台4A長
さ寸法を測定し、ベースプレート62の挿入量、プッシ
ャ装置51の押込量等を設定できる。
【0086】スライドプレート63に車輪65を設け
た。これにより、荷台4Aの後端から正面壁体までの荷
台長さ寸法Lの測定結果に基づき、プッシャ装置51に
より荷1を押したとき、スライドプレート63と荷1と
の間の摩擦力aより、スライドプレート63と荷台4A
との間の摩擦力bを小さくし、結果としてスライドプレ
ート63と荷1を確実に一緒に荷台上を移動させること
ができる。
【0087】荷積込装置30がトラック4の荷台積込
側端に沿って走行する走行体31と、その上で荷台前後
方向に移動する載荷台車35とを備えて、トラック4へ
の荷の積込みを行なう。このため、従来のフォークリフ
トの旋回スペース等が不要となり、荷1の積込作業スペ
ースを小さくできる。また、荷積込装置30がトラック
Aの荷台積込側端に沿って走行する際に、測距装置81
により、荷台4Aの正面壁体までの荷台4A長さ寸法を
測定し、ベースプレート62の挿入量、プッシャ装置5
1の押込量等を設定できる。
【0088】出荷設備10においてトラックヤードの前
面に用意される積込装置の移動スペースは、本発明の図
9において、従来例の図10に比して1/2.5 (40%)程
度で足りるものとなる。
【0089】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、荷崩れを
生ずることなく、荷を荷台の積込位置に積込み可能とす
ることができる。
【0090】また、本発明によれば、荷を荷台奥側の正
面壁体寄りの適宜位置に安定的に積込み可能とすること
ができる。
【0091】また、本発明によれば、荷の積込作業スペ
ースを小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は出荷設備を示す模式図である。
【図2】図2は荷積込装置を示す模式図である。
【図3】図3は載架体を示す模式図である。
【図4】図4は荷移載手順(1)〜(4)を示す模式図
である。
【図5】図5は荷積込手順(1)〜(3)を示す模式図
である。
【図6】図6は荷積込手順(4)〜(6)を示す模式図
である。
【図7】図7は荷積込手順(7)〜(9)を示す模式図
である。
【図8】図8は荷積込手順(10)を示す模式図であ
る。
【図9】図9は本発明例における荷積込作業スペースを
示す模式図である。
【図10】図10は従来例における荷積込作業スペース
を示す模式図である。
【図11】図11は従来例の荷積込方法を示す模式図で
ある。
【符号の説明】
1 荷 4 トラック 4A 荷台 30 荷積込装置 31 走行体 35 載荷台車 51 プッシャ装置 61 載荷体 62 ベースプレート 63 スライドプレート81 測距装置

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷を荷台の荷積込位置に積込む荷の積込
    方法において、荷台の後端から正面壁体までの荷台長さ寸法を測定し、 ベースプレートに対して出入自在なスライドプレート上
    の荷台側に荷を寄せて積み、 ベースプレートを上記荷台長さ寸法の測定結果に基づき
    荷台に挿入し、ベースプレートの先端を荷台上の正面壁
    体から荷長さ分手前に位置させた後、プッシャ装置をベ
    ースプレートの先端の押込位置まで押込み、荷及びスラ
    イドプレートを荷台上の正面壁体に近接して相対する荷
    積込位置まで移動した後、 プッシャ装置を上記押込位置に保持したまま、スライド
    プレートを荷積込位置から引き戻すことにより、荷を荷
    積込位置へ移載することを特徴とする荷の積込方法。
  2. 【請求項2】 荷台の荷積込位置に対して進退する載荷
    台車と、 載荷台車上に設けられ、荷を載せる載荷体と、 載荷台車上に設けられ、載荷体上の荷を荷積込位置に向
    けて押込むプッシャ装置とを有してなり、 請求項1に記載の荷の積込方法の実施に用いる荷の積込
    装置において、 荷台の後端から正面壁体までの荷台長さ寸法を測定する
    測距装置を備えるとともに、 載荷体が、載荷台車側に固定されたベースプレートと、
    ベースプレートに対して出入自在なスライドプレートと
    からなることを特徴とする荷の積込装置。
  3. 【請求項3】 前記スライドプレートが車輪を備え、こ
    の車輪を介して荷台上を移動するものである請求項2記
    載の荷の積込装置。
  4. 【請求項4】 複数のトラックの荷台積込側端を互いに
    揃えて停車させ、各トラックに荷を積込む、請求項1に
    記載の荷の積込方法の実施に用いる荷の積込装置におい
    て、 各トラックの荷台積込側端に沿って走行する走行体と、
    該走行体上で各トラックの荷台前後方向に移動し得る載
    荷台車とを有するとともに、荷台の後端から正面壁体ま
    での荷台長さ寸法を測定する測距装置を該走行体に備
    え、 上記載荷台車に荷を載せた後、上記走行体を荷を積込む
    トラックまで移動させ、該載荷台車を該トラックの荷台
    内部方向へ移動し、該載荷台車上の荷を該トラックの荷
    台に移載可能としてなることを特徴とする荷の積込装
    置。
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