JP2866433B2 - 光情報記憶方法、および光情報記憶担体 - Google Patents
光情報記憶方法、および光情報記憶担体Info
- Publication number
- JP2866433B2 JP2866433B2 JP6576290A JP6576290A JP2866433B2 JP 2866433 B2 JP2866433 B2 JP 2866433B2 JP 6576290 A JP6576290 A JP 6576290A JP 6576290 A JP6576290 A JP 6576290A JP 2866433 B2 JP2866433 B2 JP 2866433B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information
- area
- optical
- recording
- recorded
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、光ディスク等の光学的に大容量の情報を記
録し、再生する光情報記憶方法および光情報記憶担体に
関し、とくに論理フォーマットを記憶担体上に配置する
光情報記憶方法および光情報記憶担体の改良に関する。
録し、再生する光情報記憶方法および光情報記憶担体に
関し、とくに論理フォーマットを記憶担体上に配置する
光情報記憶方法および光情報記憶担体の改良に関する。
［従来の技術］ 近年、光ディスクに代表されるレーザ光を用いた大容
量の情報記憶担体が、広く用いられるようになってきて
いる。
量の情報記憶担体が、広く用いられるようになってきて
いる。
以下、光ディスクを例にとって説明する。光ディスク
はレーザ光の集光特性と、精密な光スポット制御技術に
よって、高密度の情報記録と媒体の可換性を実現した情
報記録媒体であり、従来の磁気メディアに代わる周辺記
録媒体として注目を浴びている。とくに最近実用化が始
まった光磁気ディスクは、情報の書き換えもでき、コン
ピュータ側からみて、従来の磁気メディアと全く同じ環
境で使用することができるため、すでに磁気メディアの
一部が光磁気ディスクに置き換えられるようになってき
ている。さらにこの様な特徴に加えて、光ディスクの製
造上の特徴を生かした。読み出し専用のROMディスクの
導入も検討され始めた。これは、CD（コンパクトディス
ク）と同じようにスタンプ技術によって大量の情報を簡
単に複製し、プログラムやデータを低コストで頷布する
のに適している。これをさらに発展させた部分ROMディ
スクが、最近注目されている。これは通常の、表面の凹
凸で情報が記録されたROMディスクに光磁気の記録膜を
形成し、ディスク上のROM部分以外のところを、ユーザ
が情報の追加、訂正に使える、いわば書き込み読み出し
自由なRAMエリアとして使用できるようにしたディスク
である。この部分ROMディスクは、今後多くの応用が考
えられている。
はレーザ光の集光特性と、精密な光スポット制御技術に
よって、高密度の情報記録と媒体の可換性を実現した情
報記録媒体であり、従来の磁気メディアに代わる周辺記
録媒体として注目を浴びている。とくに最近実用化が始
まった光磁気ディスクは、情報の書き換えもでき、コン
ピュータ側からみて、従来の磁気メディアと全く同じ環
境で使用することができるため、すでに磁気メディアの
一部が光磁気ディスクに置き換えられるようになってき
ている。さらにこの様な特徴に加えて、光ディスクの製
造上の特徴を生かした。読み出し専用のROMディスクの
導入も検討され始めた。これは、CD（コンパクトディス
ク）と同じようにスタンプ技術によって大量の情報を簡
単に複製し、プログラムやデータを低コストで頷布する
のに適している。これをさらに発展させた部分ROMディ
スクが、最近注目されている。これは通常の、表面の凹
凸で情報が記録されたROMディスクに光磁気の記録膜を
形成し、ディスク上のROM部分以外のところを、ユーザ
が情報の追加、訂正に使える、いわば書き込み読み出し
自由なRAMエリアとして使用できるようにしたディスク
である。この部分ROMディスクは、今後多くの応用が考
えられている。
このように磁気メディアに対して多くの特徴を有する
光ディスクであるが、媒体が可換であるため、広く普及
させるためには、その仕様の統一が必要となっている。
現在、130mm径の追記型、書き換え型の光ディスクにつ
いて、その形状、記録再生特性、物理フォーマット等の
標準化はほぼ完了しているが、記憶担体への情報の配
置、使い方について論理的に定義した規格、換言すれば
光ディスク上への実際の情報の記録方法を規定する論理
フォーマットについては、始まったばかりである。従っ
て実用化されている例では、コンピュータによって独自
にフォーマットを決めるか、或いは、磁気メディアと同
じ形式でオペレーション・システムによって決められた
フォーマットでディスクを使用している。しかしROMデ
ィスクを考えた場合、コンピュータ、或いは応用システ
ムによって、異なるディスクではなく、できるだけ同じ
ディスクが使えることが望ましく、そのためには論理フ
ォーマットの統一が必須になってきている。
光ディスクであるが、媒体が可換であるため、広く普及
させるためには、その仕様の統一が必要となっている。
現在、130mm径の追記型、書き換え型の光ディスクにつ
いて、その形状、記録再生特性、物理フォーマット等の
標準化はほぼ完了しているが、記憶担体への情報の配
置、使い方について論理的に定義した規格、換言すれば
光ディスク上への実際の情報の記録方法を規定する論理
フォーマットについては、始まったばかりである。従っ
て実用化されている例では、コンピュータによって独自
にフォーマットを決めるか、或いは、磁気メディアと同
じ形式でオペレーション・システムによって決められた
フォーマットでディスクを使用している。しかしROMデ
ィスクを考えた場合、コンピュータ、或いは応用システ
ムによって、異なるディスクではなく、できるだけ同じ
ディスクが使えることが望ましく、そのためには論理フ
ォーマットの統一が必須になってきている。
また、部分ROMディスクの場合は、ディスクによって
中に入っているROMエリアの大きさ、内容等が千差万別
であり、従って、このディスクを扱うドライバ・ソフト
ウエアもディスクによって最適なものに変える必要があ
る。
中に入っているROMエリアの大きさ、内容等が千差万別
であり、従って、このディスクを扱うドライバ・ソフト
ウエアもディスクによって最適なものに変える必要があ
る。
これに対して、従来この光ディスクを操作するための
ドライバ・ソフトウエアは光ディスクとは別の記憶媒体
上に登録され、使用されているため、多種類の光ディス
ク、特に部分ROMディスクに対応するためには内容に大
きく幅を持たせて、論理フォーマットの統一を図り、こ
れに基づいて大規模なドライバ・ソフトウエアを構成す
る必要があった。
ドライバ・ソフトウエアは光ディスクとは別の記憶媒体
上に登録され、使用されているため、多種類の光ディス
ク、特に部分ROMディスクに対応するためには内容に大
きく幅を持たせて、論理フォーマットの統一を図り、こ
れに基づいて大規模なドライバ・ソフトウエアを構成す
る必要があった。
［発明が解決しようとする課題］ このように従来の光ディスクは、可換性媒体である故
に、その仕様の統一、特に論理フォーマットの統一が望
まれているが、オペレーション・システムや応用システ
ム、ディスクの記憶内容の多様さから、これらを一つの
論理フォーマットで統一的に扱い、単一のドライバ・ソ
フトウエアで操作することは難しく、またソフトウエア
が複雑になるという重大な課題を有していた。
に、その仕様の統一、特に論理フォーマットの統一が望
まれているが、オペレーション・システムや応用システ
ム、ディスクの記憶内容の多様さから、これらを一つの
論理フォーマットで統一的に扱い、単一のドライバ・ソ
フトウエアで操作することは難しく、またソフトウエア
が複雑になるという重大な課題を有していた。
本発明は、前記従来技術の課題を解決するため、小規
模なソフトウエアのもとで動作し、かつ異なるコンピュ
ータおよび応用システムに適合できる光情報記憶方法お
よび汎用的な光情報記憶担体を提供することを目的とす
る。
模なソフトウエアのもとで動作し、かつ異なるコンピュ
ータおよび応用システムに適合できる光情報記憶方法お
よび汎用的な光情報記憶担体を提供することを目的とす
る。
［課題を解決するための手段］ 前記目的を達成するため、本発明の光情報記憶方法
は、少なくとも光学的手段によって状態が変異せずに情
報の再生のみ可能な領域と少なくとも光学的手段によっ
て状態が変異して情報の追加記録再生可能な領域とを有
する光情報記憶担体上に、情報を記録し、再生する光情
報記憶方法であって、前記記憶担体上に論理フォーマッ
トおよび前記論理フォーマットの記録位置の情報とを記
録し、前記論理フォーマットは前記情報の追加記録再生
可能な領域内にあり、かつ前記記録位置の情報で示され
る位置に記録され、前記記録位置の情報は前記記憶担体
の最内周領域あるいは最外周領域に記録することを特徴
とする。
は、少なくとも光学的手段によって状態が変異せずに情
報の再生のみ可能な領域と少なくとも光学的手段によっ
て状態が変異して情報の追加記録再生可能な領域とを有
する光情報記憶担体上に、情報を記録し、再生する光情
報記憶方法であって、前記記憶担体上に論理フォーマッ
トおよび前記論理フォーマットの記録位置の情報とを記
録し、前記論理フォーマットは前記情報の追加記録再生
可能な領域内にあり、かつ前記記録位置の情報で示され
る位置に記録され、前記記録位置の情報は前記記憶担体
の最内周領域あるいは最外周領域に記録することを特徴
とする。
また、本発明の光情報記憶方法は、少なくとも光学的
手段によって状態が変異せずに情報の再生のみ可能な領
域と少なくとも光学的手段によって状態が変異して情報
の追加記録再生可能な領域とを有する光情報記憶担体上
に、情報を記録し、再生する光情報記憶方法であって、
前記記憶担体上に複数の論理フォーマットおよび前記論
理フォーマットの記録位置の情報とを記録し、前記論理
フォーマットは前記情報の追加記録再生可能な領域内に
あり、かつ前記記録位置の情報で示される２箇所以上の
位置にそれぞれ記録し、前記記録位置の情報は前記記憶
担体の最内周領域あるいは最外周領域に記録することを
特徴とする。
手段によって状態が変異せずに情報の再生のみ可能な領
域と少なくとも光学的手段によって状態が変異して情報
の追加記録再生可能な領域とを有する光情報記憶担体上
に、情報を記録し、再生する光情報記憶方法であって、
前記記憶担体上に複数の論理フォーマットおよび前記論
理フォーマットの記録位置の情報とを記録し、前記論理
フォーマットは前記情報の追加記録再生可能な領域内に
あり、かつ前記記録位置の情報で示される２箇所以上の
位置にそれぞれ記録し、前記記録位置の情報は前記記憶
担体の最内周領域あるいは最外周領域に記録することを
特徴とする。
更に、本発明の光情報記憶担体は少なくとも光学的手
段によって状態が変異せずに情報の再生のみ可能な領域
と少なくとも光学的手段によって状態が変異して情報の
追加記録再生可能な領域とを有する光情報記憶担体であ
って、前記記憶担体上に論理フォーマットおよび前記論
理フォーマットの記録位置の情報とを記録し、前記論理
フォーマットは前記情報の追加記録再生可能な領域内に
あり、かつ前記記録位置の情報で示される位置に記録さ
れ、前記記録位置の情報は前記記憶担体の最内周領域あ
るいは最外周領域に記録されたことを特徴とする。
段によって状態が変異せずに情報の再生のみ可能な領域
と少なくとも光学的手段によって状態が変異して情報の
追加記録再生可能な領域とを有する光情報記憶担体であ
って、前記記憶担体上に論理フォーマットおよび前記論
理フォーマットの記録位置の情報とを記録し、前記論理
フォーマットは前記情報の追加記録再生可能な領域内に
あり、かつ前記記録位置の情報で示される位置に記録さ
れ、前記記録位置の情報は前記記憶担体の最内周領域あ
るいは最外周領域に記録されたことを特徴とする。
また、本発明の光情報記憶担体は、少なくとも光学的
手段によって状態が変異せずに情報の再生のみ可能な領
域と少なくとも光学的手段によって状態が変異して情報
の追加記録再生可能な領域とを有する光情報記憶担体で
あって、前記記憶担体上に複数の論理フォーマットおよ
び前記論理フォーマットの記録位置の情報とを記録し、
前記論理フォーマットは前記情報の追加記録再生可能な
領域内にあり、かつ前記記録位置の情報で示される２箇
所以上の位置にそれぞれ記録され、前記記録位置の情報
は前記記憶担体の最内周領域あるいは最外周領域に記録
されたことを特徴とする。
手段によって状態が変異せずに情報の再生のみ可能な領
域と少なくとも光学的手段によって状態が変異して情報
の追加記録再生可能な領域とを有する光情報記憶担体で
あって、前記記憶担体上に複数の論理フォーマットおよ
び前記論理フォーマットの記録位置の情報とを記録し、
前記論理フォーマットは前記情報の追加記録再生可能な
領域内にあり、かつ前記記録位置の情報で示される２箇
所以上の位置にそれぞれ記録され、前記記録位置の情報
は前記記憶担体の最内周領域あるいは最外周領域に記録
されたことを特徴とする。
［作用］ 前記本発明の構成によれば、論理フォーマットは光デ
ィスク上に定義され、コンピュータや各応用システム
は、光ディスク上の特定位置に規定された、論理フォー
マットの定義位置もしくは光ディスクのドライブ・ソフ
トウエアの記述位置を知り、これによって前記光ディス
ク上へ情報を最適に記憶させる手段を得ることができ
る。
ィスク上に定義され、コンピュータや各応用システム
は、光ディスク上の特定位置に規定された、論理フォー
マットの定義位置もしくは光ディスクのドライブ・ソフ
トウエアの記述位置を知り、これによって前記光ディス
ク上へ情報を最適に記憶させる手段を得ることができ
る。
前記本発明の好ましい構成によれば、情報の再生のみ
可能な領域と情報の追加記録再生可能な領域を有し、論
理的な情報の記憶手段の登録位置を、前記情報の追加記
録再生可能な領域に有するので、情報の再生のみ可能な
領域（ROM領域）の情報はそのままで、情報の記憶手段
を登録した領域の内容を書き換えることにより、任意に
かつ容易に、異なったコンピュータおよび応用システム
に適合した部分ROM光ディスクを形成することができ
る。
可能な領域と情報の追加記録再生可能な領域を有し、論
理的な情報の記憶手段の登録位置を、前記情報の追加記
録再生可能な領域に有するので、情報の再生のみ可能な
領域（ROM領域）の情報はそのままで、情報の記憶手段
を登録した領域の内容を書き換えることにより、任意に
かつ容易に、異なったコンピュータおよび応用システム
に適合した部分ROM光ディスクを形成することができ
る。
また前記本発明の好ましい構成によれば、論理フォー
マットの登録位置を、１箇所、或いは２箇所以上同一の
記憶担体上に有するので、たとえば複数のホストコンピ
ュータを用いる場合であっても、前記複数のホストコン
ピュータに対応することができる。
マットの登録位置を、１箇所、或いは２箇所以上同一の
記憶担体上に有するので、たとえば複数のホストコンピ
ュータを用いる場合であっても、前記複数のホストコン
ピュータに対応することができる。
［実施例］ 以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
まず、第１図を用いて、本発明の主要部を説明するた
めの参考例を説明する。第１図は本発明の主要部である
光ディスク上の各情報の記録位置を示した図である。
めの参考例を説明する。第１図は本発明の主要部である
光ディスク上の各情報の記録位置を示した図である。
第１図において、１は光ディスクを、３は光ディスク
１上のユーザ用の追加記録再生領域を、４は本参考例の
論理フォーマットを登録した領域を、５は論理フォーマ
ット登録領域４の論理的な位置が定義された領域をそれ
ぞれ示している。
１上のユーザ用の追加記録再生領域を、４は本参考例の
論理フォーマットを登録した領域を、５は論理フォーマ
ット登録領域４の論理的な位置が定義された領域をそれ
ぞれ示している。
以下、第１図の光ディスクを用いる場合の、コンピュ
ータ或いは応用システム（以下ホストと呼ぶ）の処理方
法について説明する。通常、ホストはこのような光ディ
スクをシステムが立ち上がる時に認識する。この時、従
来は光ディスク装置を操作するためのソフトウエア、す
なわちドライバ・ソフトウエアは他の記憶媒体の上にあ
り、まずこれを読み出して光ディスク装置を操作可能に
していた。
ータ或いは応用システム（以下ホストと呼ぶ）の処理方
法について説明する。通常、ホストはこのような光ディ
スクをシステムが立ち上がる時に認識する。この時、従
来は光ディスク装置を操作するためのソフトウエア、す
なわちドライバ・ソフトウエアは他の記憶媒体の上にあ
り、まずこれを読み出して光ディスク装置を操作可能に
していた。
この参考例では、ドライバ・ソフトウエアは第１図の
論理フォーマット登録領域４に登録されており、ホスト
は予め定められた位置定義領域５の情報を再生してドラ
イバ・ソフトが論理フォーマット登録領域４にあること
を認識し、このソフトウエアをシステムに付け加えるこ
とにより、以後光ディスクが使用できるようになる。位
置登録領域５の位置は予め、例えば第０トラックの第０
セクター等の、光ディスク最内周領域あるいは最外周領
域の位置に設定することができ、ホストから容易にその
情報を再生できる。
論理フォーマット登録領域４に登録されており、ホスト
は予め定められた位置定義領域５の情報を再生してドラ
イバ・ソフトが論理フォーマット登録領域４にあること
を認識し、このソフトウエアをシステムに付け加えるこ
とにより、以後光ディスクが使用できるようになる。位
置登録領域５の位置は予め、例えば第０トラックの第０
セクター等の、光ディスク最内周領域あるいは最外周領
域の位置に設定することができ、ホストから容易にその
情報を再生できる。
次に本発明の第１の実施例について説明する。第２図
は本発明の光情報記憶担体の第１の実施例の部分ROM領
域を有する光ディスク上の各情報の記録位置を示した図
である。
は本発明の光情報記憶担体の第１の実施例の部分ROM領
域を有する光ディスク上の各情報の記録位置を示した図
である。
第２図において、１は光ディスクを、２はドーナツ状
の部分ROM領域を、３は同じくドーナツ状の光ディスク
１上のユーザ用の追加記録再生領域を、４は本発明の論
理フォーマットを登録した領域であり、５は論理フォー
マット登録領域４の論理的な位置が定義された領域をそ
れぞれ示している。
の部分ROM領域を、３は同じくドーナツ状の光ディスク
１上のユーザ用の追加記録再生領域を、４は本発明の論
理フォーマットを登録した領域であり、５は論理フォー
マット登録領域４の論理的な位置が定義された領域をそ
れぞれ示している。
本実施例では論理フォーマットを登録した領域４が、
ユーザによって情報が任意に追加記録できる領域３にな
っている。このためROM領域２の情報はそのままで論理
フォーマットを登録した領域４の内容を書き換えること
により、任意にかつ容易に、異なったコンピュータおよ
び応用システムに適合した部分ROM光ディスクを形成す
ることができる。
ユーザによって情報が任意に追加記録できる領域３にな
っている。このためROM領域２の情報はそのままで論理
フォーマットを登録した領域４の内容を書き換えること
により、任意にかつ容易に、異なったコンピュータおよ
び応用システムに適合した部分ROM光ディスクを形成す
ることができる。
次に、本発明の第２の実施例について説明する。
第３図は、本発明の光情報記憶担体の第２の実施例の
部分ROM領域を有する光ディスク上の各情報の記録位置
を示した図である。
部分ROM領域を有する光ディスク上の各情報の記録位置
を示した図である。
第３図において、１は光ディスクを、２はドーナツ状
の部分ROM領域を、３は同じくドーナツ状の光ディスク
１上のユーザ用の追加記録再生領域を、４は本発明の第
１のホストに対する論理フォーマットを登録した領域
を、６は本発明の第２のホストに対する論理フォーマッ
トを登録した領域を、５は各論理フォーマット登録領域
4,6の論理的な位置が定義された領域をそれぞれ示して
いる。
の部分ROM領域を、３は同じくドーナツ状の光ディスク
１上のユーザ用の追加記録再生領域を、４は本発明の第
１のホストに対する論理フォーマットを登録した領域
を、６は本発明の第２のホストに対する論理フォーマッ
トを登録した領域を、５は各論理フォーマット登録領域
4,6の論理的な位置が定義された領域をそれぞれ示して
いる。
本実施例によると、複数のホストに対応した論理フォ
ーマットが、記憶担体上の異なる位置に各々別に登録さ
れ、それらの登録位置が位置定義領域５に統括的に定義
されている。本実施例ではホストは、記憶手段登録位置
を定義した領域５の内容を再生し、ホストの種類に合っ
た論理フォーマットを論理フォーマット登録領域４また
は６に登録された論理フォーマットの中から選択し、光
ディスク１上にそのホストに最適な形で情報を記録再生
することが可能になる。論理フォーマット登録領域４、
６は部分ROM領域２にあっても良いし、情報の追加記録
再生領域３にあっても良い。また、論理フォーマット登
録位置は対応するホストの数に合わせて３つ以上同一の
記憶担体上にあっても良い。
ーマットが、記憶担体上の異なる位置に各々別に登録さ
れ、それらの登録位置が位置定義領域５に統括的に定義
されている。本実施例ではホストは、記憶手段登録位置
を定義した領域５の内容を再生し、ホストの種類に合っ
た論理フォーマットを論理フォーマット登録領域４また
は６に登録された論理フォーマットの中から選択し、光
ディスク１上にそのホストに最適な形で情報を記録再生
することが可能になる。論理フォーマット登録領域４、
６は部分ROM領域２にあっても良いし、情報の追加記録
再生領域３にあっても良い。また、論理フォーマット登
録位置は対応するホストの数に合わせて３つ以上同一の
記憶担体上にあっても良い。
以上説明した本発明の第１、第２の実施例によれば、
光学的手段で情報を記録し、再生する記憶担体上への論
理フォーマットを、一義的に定義せず、前記論理フォー
マットを前記記憶担体上に登録し、この前記記憶担体上
に登録された論理フォーマットの登録位置を、前記記憶
担体上の特定位置に定義することにより、コンピュータ
や各応用システムは、前記記憶担体上の特定位置に規定
された、論理フォーマットの定義位置もしくは前記記憶
担体のドライブ・ソフトウエアの記述位置を知り、これ
によって前記記憶担体上へ情報を最適に記憶させる手段
を得ることができる。また、部分ROMディスク等の多種
多様な光ディスクの個々に、個別に論理フォーマットを
規定すること無く、各種の光ディスクが扱え、また今後
の光ディスクの発展に容易に対応することができる。
光学的手段で情報を記録し、再生する記憶担体上への論
理フォーマットを、一義的に定義せず、前記論理フォー
マットを前記記憶担体上に登録し、この前記記憶担体上
に登録された論理フォーマットの登録位置を、前記記憶
担体上の特定位置に定義することにより、コンピュータ
や各応用システムは、前記記憶担体上の特定位置に規定
された、論理フォーマットの定義位置もしくは前記記憶
担体のドライブ・ソフトウエアの記述位置を知り、これ
によって前記記憶担体上へ情報を最適に記憶させる手段
を得ることができる。また、部分ROMディスク等の多種
多様な光ディスクの個々に、個別に論理フォーマットを
規定すること無く、各種の光ディスクが扱え、また今後
の光ディスクの発展に容易に対応することができる。
［発明の効果］ 以上説明した本発明の光情報記憶方法および光情報記
憶担体によれば、論理フォーマットは光ディスク上に定
義され、コンピュータや各応用システムは、光ディスク
上の特定位置に規定された、論理フォーマットの定義位
置もしくは光ディスクのドライブ・ソフトウエアの記述
位置を知り、これによって前記光ディスク上に情報を最
適に記憶させる手段を得ることができるという優れた効
果を達成することができ、特に情報の再生のみ可能な領
域（ROM領域）の情報はそのままで、論理フォーマット
を登録した領域の内容を書き換えることにより、任意に
かつ容易に、異なったコンピュータおよび応用システム
に適合した部分ROM光ディスクを形成することができる
という優れた効果を達成することができる。
憶担体によれば、論理フォーマットは光ディスク上に定
義され、コンピュータや各応用システムは、光ディスク
上の特定位置に規定された、論理フォーマットの定義位
置もしくは光ディスクのドライブ・ソフトウエアの記述
位置を知り、これによって前記光ディスク上に情報を最
適に記憶させる手段を得ることができるという優れた効
果を達成することができ、特に情報の再生のみ可能な領
域（ROM領域）の情報はそのままで、論理フォーマット
を登録した領域の内容を書き換えることにより、任意に
かつ容易に、異なったコンピュータおよび応用システム
に適合した部分ROM光ディスクを形成することができる
という優れた効果を達成することができる。
また前記本発明の好ましい構成によれば、たとえば複
数のホストコンピュータを用いる場合であっても、前記
複数のホストコンピュータに対応することができるとい
う優れた効果を達成することができる。
数のホストコンピュータを用いる場合であっても、前記
複数のホストコンピュータに対応することができるとい
う優れた効果を達成することができる。
第１図は本発明の参考例を示す平面図、第２図は本発明
の第１の実施例を示す平面図、第３図は本発明の第２の
実施例を示す平面図である。 １……光ディスク、２……部分ROM領域、３……光ディ
スク上のユーザ用の追加記録再生可能領域、４、６……
情報記憶手段登録領域、５……記憶手段登録領域の位置
定義領域。
の第１の実施例を示す平面図、第３図は本発明の第２の
実施例を示す平面図である。 １……光ディスク、２……部分ROM領域、３……光ディ
スク上のユーザ用の追加記録再生可能領域、４、６……
情報記憶手段登録領域、５……記憶手段登録領域の位置
定義領域。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) G11B 20/12
Claims (4)
- 【請求項１】少なくとも光学的手段によって状態が変異
せずに情報の再生のみ可能な領域と少なくとも光学的手
段によって状態が変異して情報の追加記録再生可能な領
域とを有する光情報記憶担体上に、情報を記録し、再生
する光情報記憶方法であって、前記記憶担体上に論理フ
ォーマットおよび前記論理フォーマットの記録位置の情
報とを記録し、前記論理フォーマットは前記情報の追加
記録再生可能な領域内にあり、かつ前記記録位置の情報
で示される位置に記録され、前記記録位置の情報は前記
記憶担体の最内周領域あるいは最外周領域に記録するこ
とを特徴とする光情報記憶方法。 - 【請求項２】少なくとも光学的手段によって状態が変異
せずに情報の再生のみ可能な領域と少なくとも光学的手
段によって状態が変異して情報の追加記録再生可能な領
域とを有する光情報記憶担体上に、情報を記録し、再生
する光情報記憶方法であって、前記記憶担体上に複数の
論理フォーマットおよび前記論理フォーマットの記録位
置の情報とを記録し、前記論理フォーマットは前記情報
の追加記録再生可能な領域内にあり、かつ前記記録位置
の情報で示される２箇所以上の位置にそれぞれ記録し、
前記記録位置の情報は前記記憶担体の最内周領域あるい
は最外周領域に記録することを特徴とする光情報記憶方
法。 - 【請求項３】少なくとも光学的手段によって状態が変異
せずに情報の再生のみ可能な領域と少なくとも光学的手
段によって状態が変異して情報の追加記録再生可能な領
域とを有する光情報記憶担体であって、前記記憶担体上
に論理フォーマットおよび前記論理フォーマットの記録
位置の情報とを記録し、前記論理フォーマットは前記情
報の追加記録再生可能な領域内にあり、かつ前記記録位
置の情報で示される位置に記録され、前記記録位置の情
報は前記記憶担体の最内周領域あるいは最外周領域に記
録されたことを特徴とする光情報記憶担体。 - 【請求項４】少なくとも光学的手段によって状態が変異
せずに情報の再生のみ可能な領域と少なくとも光学的手
段によって状態が変異して情報の追加記録再生可能な領
域とを有する光情報記憶担体であって、前記記憶担体上
に複数の論理フォーマットおよび前記論理フォーマット
の記録位置の情報とを記録し、前記論理フォーマットは
前記情報の追加記録再生可能な領域内にあり、かつ前記
記録位置の情報で示される２箇所以上の位置にそれぞれ
記録され、前記記録位置の情報は前記記憶担体の最内周
領域あるいは最外周領域に記録されたことを特徴とする
光情報記憶担体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6576290A JP2866433B2 (ja) | 1990-03-15 | 1990-03-15 | 光情報記憶方法、および光情報記憶担体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6576290A JP2866433B2 (ja) | 1990-03-15 | 1990-03-15 | 光情報記憶方法、および光情報記憶担体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03266261A JPH03266261A (ja) | 1991-11-27 |
| JP2866433B2 true JP2866433B2 (ja) | 1999-03-08 |
Family
ID=13296363
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6576290A Expired - Fee Related JP2866433B2 (ja) | 1990-03-15 | 1990-03-15 | 光情報記憶方法、および光情報記憶担体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2866433B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040013314A (ko) | 2002-08-05 | 2004-02-14 | 삼성전자주식회사 | 멀티 포맷 기록 및 재생 장치와 방법, 및 저장 매체 |
-
1990
- 1990-03-15 JP JP6576290A patent/JP2866433B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03266261A (ja) | 1991-11-27 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2940208B2 (ja) | 記録再生方法、および記録再生装置、光ディスク | |
| US20060090030A1 (en) | Device and method for storing information | |
| RU2004122400A (ru) | Носитель информационной записи, способ конфигурирования его информации о версии, способ записи и воспроизведения с их использованием и устройство для его осуществления | |
| JPH056575A (ja) | 情報記憶媒体 | |
| JP3256981B2 (ja) | データ記録方法 | |
| JPS63167428A (ja) | 情報記憶装置 | |
| JP3153837B2 (ja) | ハイブリッドディスクへのデータ記録方法 | |
| JP2866433B2 (ja) | 光情報記憶方法、および光情報記憶担体 | |
| JPS62173630A (ja) | 光デイスク | |
| JPH03217972A (ja) | ファイル検索装置 | |
| JP2654558B2 (ja) | ディスクファイル装置 | |
| JPH0991879A (ja) | 情報記録再生システム及び情報記録再生方法及び情報記録媒体 | |
| US20070136516A1 (en) | Optical disc for storing both data requiring defect management and real-time av data | |
| JPS61280048A (ja) | 情報処理方法 | |
| JPH02281437A (ja) | 光ディスク媒体 | |
| JPS62128084A (ja) | 光デイスク | |
| JPS5919977Y2 (ja) | 情報記録再生装置 | |
| CN101053024A (zh) | 记录介质、用于管理该记录介质的文件系统信息的方法和装置 | |
| JPH03187043A (ja) | 光ディスク | |
| JPS62250532A (ja) | 光デイスク | |
| Starrett | In search of secondary storage. | |
| JPH01319140A (ja) | 光ディスク記録再生方法 | |
| JP2000067521A (ja) | 円盤状記録媒体 | |
| JP2000113465A (ja) | 光ディスク | |
| JPS63113870A (ja) | 情報円盤記録再生装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |