JP2864781B2 - ケーブル固定具 - Google Patents
ケーブル固定具Info
- Publication number
- JP2864781B2 JP2864781B2 JP9255391A JP9255391A JP2864781B2 JP 2864781 B2 JP2864781 B2 JP 2864781B2 JP 9255391 A JP9255391 A JP 9255391A JP 9255391 A JP9255391 A JP 9255391A JP 2864781 B2 JP2864781 B2 JP 2864781B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- receiving portion
- cable
- voltage
- fixing
- low
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子機器内において配線
用のケーブルを固定するためのケーブル固定具に関し、
特に、高圧系ケーブルと低圧系ケーブルとが交差する箇
所においてそれらを固定するためのケーブル固定具に関
する。
用のケーブルを固定するためのケーブル固定具に関し、
特に、高圧系ケーブルと低圧系ケーブルとが交差する箇
所においてそれらを固定するためのケーブル固定具に関
する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のケーブル固定具の一例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【0003】電子機器内において、高圧系ケーブルと低
圧系ケーブルとが交叉する箇所においてそれらを固定す
るための従来のケーブル固定手段は、図3に示すよう
に、低圧系ケーブル2の絶縁耐圧を高圧系ケーブル5の
絶縁耐圧と同等にするため、低圧系ケーブル2に絶縁テ
ープ15を巻付け、それらを交叉させてそれぞれを固定
具16によって固定部材3に固定するか、高圧系ケーブ
ルと低圧系ケーブルとが交叉しないように、一方のケー
ブルを迂回させて固定するという手段が採用されてい
る。
圧系ケーブルとが交叉する箇所においてそれらを固定す
るための従来のケーブル固定手段は、図3に示すよう
に、低圧系ケーブル2の絶縁耐圧を高圧系ケーブル5の
絶縁耐圧と同等にするため、低圧系ケーブル2に絶縁テ
ープ15を巻付け、それらを交叉させてそれぞれを固定
具16によって固定部材3に固定するか、高圧系ケーブ
ルと低圧系ケーブルとが交叉しないように、一方のケー
ブルを迂回させて固定するという手段が採用されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
ケーブル固定手段のうち、絶縁テープを巻付けて高圧系
ケーブルと低圧系ケーブルとを交叉させてそれぞれを固
定具によって固定部材に固定する前者の場合は、配線作
業のとき、絶縁テープの巻付け範囲や巻付け状態を一様
にすることが困難であり、作業性が悪いという欠点を有
している。また高圧系ケーブルと低圧系ケーブルとが交
叉しないように一方のケーブルを迂回させて固定する後
者の場合は、配線の距離を最短にすることができないと
いう欠点を有している。
ケーブル固定手段のうち、絶縁テープを巻付けて高圧系
ケーブルと低圧系ケーブルとを交叉させてそれぞれを固
定具によって固定部材に固定する前者の場合は、配線作
業のとき、絶縁テープの巻付け範囲や巻付け状態を一様
にすることが困難であり、作業性が悪いという欠点を有
している。また高圧系ケーブルと低圧系ケーブルとが交
叉しないように一方のケーブルを迂回させて固定する後
者の場合は、配線の距離を最短にすることができないと
いう欠点を有している。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のケーブル固定具
は、互いにその中央部の背面を接触させて配設されて回
転軸によってそれらの交叉角度が変えられるように配設
された半円筒状の第一受部および第二受部と、前記第一
受部および第二受部に入れたケーブルのそれぞれを結束
して固定する結束部材とを備えており、更に、前記第二
受部の中央部の側面から下方に突出し外側の側面に横方
向の溝を設けた爪部を備えている。
は、互いにその中央部の背面を接触させて配設されて回
転軸によってそれらの交叉角度が変えられるように配設
された半円筒状の第一受部および第二受部と、前記第一
受部および第二受部に入れたケーブルのそれぞれを結束
して固定する結束部材とを備えており、更に、前記第二
受部の中央部の側面から下方に突出し外側の側面に横方
向の溝を設けた爪部を備えている。
【0006】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0007】図1は本発明の一実施例を示す斜視図、図
2は図1の実施例のによってケーブルを固定した状態を
示す断面図である。
2は図1の実施例のによってケーブルを固定した状態を
示す断面図である。
【0008】図1において、半円筒状の第一受部1aお
よび第二受部1bは、互いにその中央部の背面を接触さ
せて配設されており、回転軸1dによってそれらの交叉
角度が変えられるようになっている。第二受部1bの中
央部の側面から下方に、爪部1cが突出しており、この
爪部1cの外側の側面に横方向の溝1eが設けられてい
る。
よび第二受部1bは、互いにその中央部の背面を接触さ
せて配設されており、回転軸1dによってそれらの交叉
角度が変えられるようになっている。第二受部1bの中
央部の側面から下方に、爪部1cが突出しており、この
爪部1cの外側の側面に横方向の溝1eが設けられてい
る。
【0009】このように構成したケーブル固定具によっ
て高圧系ケーブルと低圧系ケーブルとを固定部材に固定
するときは、図2に示すように、低圧系ケーブル2を第
一受部1aの中に収容して結束部材4aで固定し、高圧
系ケーブル5を第二受部1bの中に収容して結束部材4
bで固定する。次に、第二受部1bの爪部1cを固定部
材3の穴3aに挿入して溝1eの中に固定部材3を入れ
る。これによって高圧系ケーブル5と低圧系ケーブル2
との絶縁耐圧を確保して容易に固定部材3に対して固定
することができる。第一受部1aの第二受部1bに対す
る角度は、回転軸1dによって高圧系ケーブル5と低圧
系ケーブル2との交叉角度に一致させる。
て高圧系ケーブルと低圧系ケーブルとを固定部材に固定
するときは、図2に示すように、低圧系ケーブル2を第
一受部1aの中に収容して結束部材4aで固定し、高圧
系ケーブル5を第二受部1bの中に収容して結束部材4
bで固定する。次に、第二受部1bの爪部1cを固定部
材3の穴3aに挿入して溝1eの中に固定部材3を入れ
る。これによって高圧系ケーブル5と低圧系ケーブル2
との絶縁耐圧を確保して容易に固定部材3に対して固定
することができる。第一受部1aの第二受部1bに対す
る角度は、回転軸1dによって高圧系ケーブル5と低圧
系ケーブル2との交叉角度に一致させる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のは、半円
筒状の第一受部および第二受部を互いにその中央部の背
面を接触させて配設し、回転軸によってそれらの交叉角
度が変えられるようにし、第一受部および第二受部にそ
れぞれ低圧系ケーブルと高圧系ケーブルとを入れて結束
部材で固定し、第二受部を固定部材に対して固定するよ
うにすることにより、高圧系ケーブルと低圧系ケーブル
との絶縁耐圧を確保して容易に固定部材に対して固定す
ることができるという効果がある。
筒状の第一受部および第二受部を互いにその中央部の背
面を接触させて配設し、回転軸によってそれらの交叉角
度が変えられるようにし、第一受部および第二受部にそ
れぞれ低圧系ケーブルと高圧系ケーブルとを入れて結束
部材で固定し、第二受部を固定部材に対して固定するよ
うにすることにより、高圧系ケーブルと低圧系ケーブル
との絶縁耐圧を確保して容易に固定部材に対して固定す
ることができるという効果がある。
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1の実施例によってケーブルを固定した状態
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図3】従来のケーブル固定具の一例を示す斜視図であ
る。
る。
1a 第一受部 1b 第二受部 1c 爪部 1d 回転軸 1e 溝 2 低圧系ケーブル 3 固定部材 4a 結束部材 4b 結束部材 5 高圧系ケーブル 15 絶縁テープ 16 固定具
Claims (2)
- 【請求項1】 互いにその中央部の背面を接触させて配
設されて回転軸によってそれらの交叉角度が変えられる
ように配設された半円筒状の第一受部および第二受部
と、前記第一受部および第二受部に入れたケーブルのそ
れぞれを結束して固定する結束部材とを備えることを特
徴とするケーブル固定具。 - 【請求項2】 互いにその中央部の背面を接触させて配
設されて回転軸によってそれらの交叉角度が変えられる
ように配設された半円筒状の第一受部および第二受部
と、前記第一受部および第二受部に入れたケーブルのそ
れぞれを結束して固定する結束部材と、前記第二受部の
中央部の側面から下方に突出し外側の側面に横方向の溝
を設けた爪部とを備えることを特徴とするケーブル固定
具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9255391A JP2864781B2 (ja) | 1991-04-24 | 1991-04-24 | ケーブル固定具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9255391A JP2864781B2 (ja) | 1991-04-24 | 1991-04-24 | ケーブル固定具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04323897A JPH04323897A (ja) | 1992-11-13 |
JP2864781B2 true JP2864781B2 (ja) | 1999-03-08 |
Family
ID=14057596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9255391A Expired - Lifetime JP2864781B2 (ja) | 1991-04-24 | 1991-04-24 | ケーブル固定具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2864781B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7495166B2 (en) * | 2004-08-25 | 2009-02-24 | Pioneer Corporation | Sound processing apparatus, sound processing method, sound processing program and recording medium which records sound processing program |
JP2020119911A (ja) * | 2017-05-16 | 2020-08-06 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 配線構造、複合配線構造、配線部材、及びモータケース |
-
1991
- 1991-04-24 JP JP9255391A patent/JP2864781B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04323897A (ja) | 1992-11-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2864781B2 (ja) | ケーブル固定具 | |
US5212346A (en) | Electrical junction box | |
JP3036644B2 (ja) | 電力ケーブル接続部 | |
JP2001313102A (ja) | 分岐装置 | |
JPH09330621A (ja) | 多連接ケーブル | |
JPH0357073Y2 (ja) | ||
KR0157505B1 (ko) | 분기배선용 클립 | |
JPS5919350Y2 (ja) | コ−ドの短絡防止装置 | |
JPH08306238A (ja) | 単相3線式屋内配線用ケ−ブル | |
JPH10241756A (ja) | 電気ケーブルの結線部絶縁構造 | |
JPH11191441A (ja) | 電線の回転防止構造 | |
JPH0271914U (ja) | ||
JPS5874721U (ja) | フラツトケ−ブル | |
JPH0260444A (ja) | 極数変換形電動機 | |
JPS58106924U (ja) | 誘導電器巻線 | |
JP2000134781A (ja) | 回転体接続装置 | |
JPH02174530A (ja) | 小型電動機固定子の絶縁構造及び巻線端末処理方法 | |
JPH10327526A (ja) | ケーブルのスペーサ | |
JPH09107622A (ja) | ケーブル分岐接続体 | |
JP2001126557A (ja) | ワイヤハーネスの製造方法およびワイヤハーネス | |
JPS6065488A (ja) | プラグインダクト | |
JP2001135171A (ja) | 線材束の配線用治具 | |
JPH0432039U (ja) | ||
JPS6055211U (ja) | 閉鎖配電盤 | |
JPH05122821A (ja) | 屋内配線構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19981117 |